JP3091689U - 容器入り温泉卵 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 温泉卵を容器に入れることで、温泉卵の販売
を可能にする。 【解決手段】 容器１内に、卵黄のみを加熱凝固させた
鶏卵２と、スプーン４と、小袋入りタレ５とを入れ、さ
らに容器をラップ８に収納したことにより、駅売店等で
の温泉卵の販売を可能にする。また、この容器入り温泉
卵を購入して、食べる場合は、ラップ８から容器１を取
り出して、蓋６をはぎ取り、鶏卵２、スプーン４、小袋
入りタレ５を取り出してから、鶏卵２の殻をむき中身を
容器１にあける。次いで、小袋を破りタレ５を容器１内
に注ぎ、スプーン４を用いて鶏卵を食べる。食べ終わっ
たら、残った鶏卵２の殻、タレの小袋５、スプーン４を
容器１に入れて廃棄する。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、駅売店等での販売を可能にした容器入りの温泉卵に関する。 【０００２】 【従来の技術】 従来、固くゆでた鶏卵すなわちゆで卵は、駅売店等で販売されていた。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、卵白がやわらくて卵黄のみを加熱凝固させたいわゆる温泉卵は 、駅売店等では販売されなかった。それは温泉卵の卵白がやわらかいため、殻を むいた後、いったん容器等に移しかえてからでないと食べられないためであった 。そこで、本考案は、温泉卵に容器を添付することで、駅売店等での販売を可能 にすることを目的とした。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために、本考案は、２以上の容器内に、緩衝紙に包んだ卵 黄のみを加熱凝固させた鶏卵と、スプーン及び小袋入りタレとを入れ、蓋で密閉 した後、前記２以上の容器の底にトレーを敷設して全体をラップで覆ったことを 特徴とする。 【０００５】 【考案の実施の形態】 図１は本考案に係る容器入り温泉卵の中身を示す断面図である。図において 、１はカップ形の容器であり、それぞれ容器１ごとに、卵黄のみを加熱凝固させ た鶏卵２と、これを包む緩衝紙３と、プラスチック製のスプーン４と、小袋入り のタレ５が入れられた後に被せる蓋６と、トレー７を敷設して、全体をラップ８ で覆う。この鶏卵２は、６５度〜６８度のお湯で３０分加熱されて卵黄のみが凝 固し、卵白がやわらかいままの温泉卵である。 【０００６】 通常、容器１、緩衝紙３，スプーン４及びタレ５は使用前に加熱殺菌される。 それにより、この容器入り温泉卵は冷蔵状態で２週間の賞味が可能となる。この 容器入り温泉卵を食べる場合は、ラップ８を剥いで容器１を取り出し、緩衝紙３ に包まれた鶏卵２、スプーン４、タレ５を取り出してから、鶏卵２の殻をむき中 身を容器１にあける。次いで、小袋を破りタレ５を容器１内に注ぎ、スプーン４ を用いて鶏卵２を食べる。食べ終わったら、鶏卵２の殻、緩衝紙３，タレ５の小 袋、スプーン４を容器１に入れて、廃棄すればよい。このようにして、２以上の 容器に入れた温泉卵をトレー等で一つにまとめて、駅売店や温泉地等のみやげ物 屋での販売が可能となる。 なお、上述の図示例では、２個の容器１をトレー７及びラップ８でつないでい たが、３個以上の容器をつなぐ場合もある。 【０００７】 【考案の効果】 以上述べたように本考案によれば、２以上の容器内に緩衝紙に包んだ卵黄のみ を加熱凝固させた鶏卵と、スプーンと、小袋入りタレとを入れ、前記２以上の容 器を蓋で密閉した後、トレーでつないでラップで覆ったことにより、一まとまり で駅売店等で温泉卵を販売することが可能となる。また、この容器入り温泉卵を 購入して、食べる場合は、ラップを開いて容器を取り出し、蓋を取り、鶏卵、ス プーン、小袋入りのタレを取り出してから、緩衝紙を開いて鶏卵の殻をむき中身 を容器にあける。次いで、小袋を破りタレを容器内に注ぎ、スプーンを用いて鶏 卵を食べる。食べ終わったら、残った鶏卵の殻、緩衝紙、タレの小袋、スプーン を容器に入れて廃棄すればよい。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案に係る容器入り温泉卵の中身を示す断面
図である。 【符号の説明】 １ 容器 ２ 鶏卵 ３ 緩衝紙 ４ スプーン ５ タレ ６ 蓋 ７ トレー ８ ラップ

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 ２以上の容器内に、緩衝紙に包んだ卵黄
   のみを加熱凝固させた鶏卵と、スプーン及び小袋入りタ
   レとを入れ、蓋で密閉した後、前記２以上の容器の底に
   トレーを敷設して全体をラップで覆ったことを特徴とす
   る容器入り温泉卵。