JP2500473Y2 - 卵型ケ―キ - Google Patents
卵型ケ―キInfo
- Publication number
- JP2500473Y2 JP2500473Y2 JP1990401500U JP40150090U JP2500473Y2 JP 2500473 Y2 JP2500473 Y2 JP 2500473Y2 JP 1990401500 U JP1990401500 U JP 1990401500U JP 40150090 U JP40150090 U JP 40150090U JP 2500473 Y2 JP2500473 Y2 JP 2500473Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- egg
- hole
- eggshell
- sponge cake
- cake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は卵型ケーキに関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】卵型ケーキとしては卵型に焼き上げられ
た餡入ケーキの表面にホワイトチョコレートを卵殻状に
コーティングしたものが知られている。
た餡入ケーキの表面にホワイトチョコレートを卵殻状に
コーティングしたものが知られている。
【０００３】しかしながら、このような卵型ケーキは、
表面が高温に弱いホワイトチョコレートであるため、手
指にふれるとべた付き、保管、取扱上不便なうえに包装
にも工夫が必要であり、また、外見上もホワイトチョコ
レートをコーティングした卵殻では興趣に乏しいもので
あった。さらに、製作上も手の触れる機会が多いため衛
生上の問題も残されていた。
表面が高温に弱いホワイトチョコレートであるため、手
指にふれるとべた付き、保管、取扱上不便なうえに包装
にも工夫が必要であり、また、外見上もホワイトチョコ
レートをコーティングした卵殻では興趣に乏しいもので
あった。さらに、製作上も手の触れる機会が多いため衛
生上の問題も残されていた。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
するところは、実際の鶏卵その他の鳥卵を用いることに
より前記のような問題を解決し、手指にふれてもべた付
くことがなくて保管、取扱上便利なうえに包装も簡単で
あり、また、外見上も鳥卵そのものであるかの如きもの
として興趣に富んだものであり、さらに、製作上も手の
触れる機会を殆ど無くして衛生上も優れた卵型ケーキを
提供することにある。
するところは、実際の鶏卵その他の鳥卵を用いることに
より前記のような問題を解決し、手指にふれてもべた付
くことがなくて保管、取扱上便利なうえに包装も簡単で
あり、また、外見上も鳥卵そのものであるかの如きもの
として興趣に富んだものであり、さらに、製作上も手の
触れる機会を殆ど無くして衛生上も優れた卵型ケーキを
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本考案に係る卵型ケーキは、頂部に孔が設けられ、
卵殻膜を残して卵黄および卵白を排除した卵殻内に該卵
殻ごと加熱することにより卵殻膜に密接して焼き上げら
れたスポンジケーキが充填されており、前記孔をシール
により密封してあることを特徴とするものである。
した本考案に係る卵型ケーキは、頂部に孔が設けられ、
卵殻膜を残して卵黄および卵白を排除した卵殻内に該卵
殻ごと加熱することにより卵殻膜に密接して焼き上げら
れたスポンジケーキが充填されており、前記孔をシール
により密封してあることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】このような卵型ケーキは、そのまま箱詰めする
か、鳥の巣型に形成した菓子やクッション体を介して箱
詰めして流通経路にのせられる。そして、需要者は茹卵
を食するときと同様卵殻を剥き取って卵殻内で焼き上げ
られたスポンジケーキのみを食すればよい。
か、鳥の巣型に形成した菓子やクッション体を介して箱
詰めして流通経路にのせられる。そして、需要者は茹卵
を食するときと同様卵殻を剥き取って卵殻内で焼き上げ
られたスポンジケーキのみを食すればよい。
【０００７】
【実施例】次に、本考案を図示の実施例に基づいて説明
する。１は卵殻膜２を有する卵殻であって、該卵殻１は
生の鶏卵の頂部に直径５〜１０ミリの孔３を明けて卵黄
および卵白をスポンジケーキ材料とて排除したものであ
る。４は卵殻１内に充填されているスポンジケーキであ
って、該スポンジケーキ４は卵殻１内に頂部の孔３を通
じてスポンジケーキ材料を充填しオーブン内で焼き上げ
たものである。５はスポンジケーキ４が充填された卵殻
１の頂部の孔３を閉塞して密封するシールであって、該
シール５は孔３の径よりやや大きい和紙などの当て紙６
と、この当て紙６より大きい粘着性のシール本体７とよ
りなり、表面には商標その他の表示部が設けられてい
る。
する。１は卵殻膜２を有する卵殻であって、該卵殻１は
生の鶏卵の頂部に直径５〜１０ミリの孔３を明けて卵黄
および卵白をスポンジケーキ材料とて排除したものであ
る。４は卵殻１内に充填されているスポンジケーキであ
って、該スポンジケーキ４は卵殻１内に頂部の孔３を通
じてスポンジケーキ材料を充填しオーブン内で焼き上げ
たものである。５はスポンジケーキ４が充填された卵殻
１の頂部の孔３を閉塞して密封するシールであって、該
シール５は孔３の径よりやや大きい和紙などの当て紙６
と、この当て紙６より大きい粘着性のシール本体７とよ
りなり、表面には商標その他の表示部が設けられてい
る。
【０００８】しかして、このようなスポンジケーキを製
造するには、先ず、生の鶏卵の頂部に電動グラインダな
どにより直径５〜１０ミリの孔３を明けてこの孔３を通
じて内部の卵黄および卵白をスポンジケーキ材料として
の卵黄および卵白タンクに吸引排除する。なお、このタ
ンクに集められた卵黄および卵白は卵殻片が混入してい
るおそれがあるので、スポンジケーキ材料として用いる
前にミキサー掛けを行うことが好ましい。次に、空の卵
殻１は洗浄、乾燥してスポンジケーキ材料注入工程に送
り、ここで孔３を通じて小麦粉、卵黄および卵白、砂糖
などよりなる周知のスポンジケーキ材料を絞り込み、摂
氏１８０度程度に加熱されるオーブン内で３０分程度焼
き上げ、スポンジケーキ材料の膨脹により卵殻膜２に密
接したスポンジケーキ４を卵殻１内に充填し、後は孔３
からとびだしたものを拭き取ったうえ孔３をシール５に
より密封し、これを包装すればよい。
造するには、先ず、生の鶏卵の頂部に電動グラインダな
どにより直径５〜１０ミリの孔３を明けてこの孔３を通
じて内部の卵黄および卵白をスポンジケーキ材料として
の卵黄および卵白タンクに吸引排除する。なお、このタ
ンクに集められた卵黄および卵白は卵殻片が混入してい
るおそれがあるので、スポンジケーキ材料として用いる
前にミキサー掛けを行うことが好ましい。次に、空の卵
殻１は洗浄、乾燥してスポンジケーキ材料注入工程に送
り、ここで孔３を通じて小麦粉、卵黄および卵白、砂糖
などよりなる周知のスポンジケーキ材料を絞り込み、摂
氏１８０度程度に加熱されるオーブン内で３０分程度焼
き上げ、スポンジケーキ材料の膨脹により卵殻膜２に密
接したスポンジケーキ４を卵殻１内に充填し、後は孔３
からとびだしたものを拭き取ったうえ孔３をシール５に
より密封し、これを包装すればよい。
【０００９】このように構成されたものは、そのまま箱
詰めするか、鳥の巣型に形成した菓子やクッション体を
介して箱詰めして流通経路にのせ、需要者は茹卵を食す
るときと同様卵殻を剥き取って卵殻内で焼き上げられた
スポンジケーキのみを食するものであるが、卵殻１が本
物の鳥卵の殻であって、頂部の孔３はシール５により密
封されているから、ケーキであるにもかかわらず本物の
卵の如き極めて興趣に富んだ外観を呈するものであり、
また、卵殻１内に充填されているスポンジケーキ４は材
料注入後手に触れることがないうえに高温で加熱されて
焼き上げられた際に殺菌されているので、孔３がシール
５により密封されている点と相俟って極めて衛生的であ
る。さらに、殻１を剥き取る時に卵殻膜２が剥離機能を
有しているので、卵殻１が剥き取られたスポンジケーキ
４の表面は平滑で体裁もよい。
詰めするか、鳥の巣型に形成した菓子やクッション体を
介して箱詰めして流通経路にのせ、需要者は茹卵を食す
るときと同様卵殻を剥き取って卵殻内で焼き上げられた
スポンジケーキのみを食するものであるが、卵殻１が本
物の鳥卵の殻であって、頂部の孔３はシール５により密
封されているから、ケーキであるにもかかわらず本物の
卵の如き極めて興趣に富んだ外観を呈するものであり、
また、卵殻１内に充填されているスポンジケーキ４は材
料注入後手に触れることがないうえに高温で加熱されて
焼き上げられた際に殺菌されているので、孔３がシール
５により密封されている点と相俟って極めて衛生的であ
る。さらに、殻１を剥き取る時に卵殻膜２が剥離機能を
有しているので、卵殻１が剥き取られたスポンジケーキ
４の表面は平滑で体裁もよい。
【００１０】しかも、卵殻１は高温に強いので表面に手
がふれてもべた付くことがなく、保管、取扱上も便利な
うえに包装も簡単である。
がふれてもべた付くことがなく、保管、取扱上も便利な
うえに包装も簡単である。
【００１１】
【考案の効果】本考案は前記説明から明らかなように、
手指にふれてもべた付くことがなくて保管、取扱上便利
なうえには包装も簡単であり、また、外見上も鳥卵その
ものであるかの如きものとして興趣に富んだものであ
り、さらに、製作上も手の触れる機会を殆ど無くして衛
生上も優れたもので、鳥卵の殻を有効に利用するととも
に中身の卵黄、卵白を無駄無く利用できる利点と相俟
ち、実用的価値極めて大きいものがある。
手指にふれてもべた付くことがなくて保管、取扱上便利
なうえには包装も簡単であり、また、外見上も鳥卵その
ものであるかの如きものとして興趣に富んだものであ
り、さらに、製作上も手の触れる機会を殆ど無くして衛
生上も優れたもので、鳥卵の殻を有効に利用するととも
に中身の卵黄、卵白を無駄無く利用できる利点と相俟
ち、実用的価値極めて大きいものがある。
【図１】本考案の実施例を示す一部切欠斜視図である。
１ 卵殻 ２ 卵殻膜 ３ 孔 ４ スポンジケーキ ５ シール。
Claims (1)
- 【請求項１】頂部に孔(3)が設けられ、卵殻膜(2)を残し
て卵黄および卵白を排除した卵殻(1)内に該卵殻(1)ごと
加熱することにより卵殻膜(2)に密接して焼き上げられ
たスポンジケーキ(4)が充填されており、前記孔(3)をシ
ール(5)により密封してあることを特徴とする卵型ケー
キ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990401500U JP2500473Y2 (ja) | 1990-12-04 | 1990-12-04 | 卵型ケ―キ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990401500U JP2500473Y2 (ja) | 1990-12-04 | 1990-12-04 | 卵型ケ―キ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0488287U JPH0488287U (ja) | 1992-07-31 |
| JP2500473Y2 true JP2500473Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31879582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990401500U Expired - Lifetime JP2500473Y2 (ja) | 1990-12-04 | 1990-12-04 | 卵型ケ―キ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500473Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115669879A (zh) * | 2022-09-08 | 2023-02-03 | 济南仙品斋食品有限公司 | 一种馅蛋生产工艺及制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61249348A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-06 | Hiroo Nomizu | 卵菓子の製造方法及び卵菓子 |
-
1990
- 1990-12-04 JP JP1990401500U patent/JP2500473Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0488287U (ja) | 1992-07-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960202 |