JP3090358U - ベルト - Google Patents

ベルト

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JP3090358U
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宏一 平井
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宏一 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックル1で固定された部分から延びた第2
帯4の先端側が、ブラブラと自由に振れるのを防止し、
操作性のよいベルトを提供する。 【解決手段】 バックル1を有する第1帯2と、バック
ルピン1aと係合する複数の固定穴3を長手方向に沿っ
て設けた第2帯4からなり、バックルピン1aを固定穴
3に係合することにより第1帯2、第2帯4を連結する
ベルトにおいて、第1帯2に長手方向に沿って自在に動
く環5を嵌装し、環5の突起部8には第1ホック6を取
付け、第1ホック6と着脱自在に係合する第2ホック7
を第2帯4の先端部4aに取付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はカメラケース、ハンドバック等を吊り下げる際に使用されるベルトや 腰ベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9にかかるベルトの従来の一例を示す。 第1帯2の先端部2aには、バックルピン1aを有するバックル1が固定され ている。第2帯4には、複数の固定穴3が長手方向に沿って複数開けられている 。第2帯4をバックル1に通し、バックルピン1aを固定穴3に挿入することに より第2帯4がバックル1に固定され、第1帯2と第2帯4が連結する。また、 バックルピン1aを挿入する固定穴3の位置を変えることにより、連結したベル トの全長を変えることができる。すなわち第2帯4の先端部4aに近い固定穴3 にバックルピン1aを挿入すれば、第1帯2と第2帯4の重なりが少なくなり、 ベルト全長は長くなる。逆にバックルピン1aを第2帯4の先端部4aから離れ た固定穴3に挿入すれば、第1帯2と第2帯4の重なりが多くなり、ベルト全長 は短くなる。また、第1帯2には長手方向に沿って自在に動く通称サルカワと呼 ばれる環5が嵌装されている。第2帯4の先端部4aを環5に通すことにより、 第2帯4の先端部4aが第1帯2に拘束され、第2帯4がブラブラと自由に振れ るのを防止する。また環5は第1帯2の長手方向に沿って自在に動くので、ベル トの長さをどのように調整したときでも第2帯4の先端部4aを拘束することが できる。
【0003】 図10は従来の腰ベルトの例を示す。帯2は、一端にバックル1を有し、更に 長手方向に沿って該バックル1のバックルピン1aと係合する複数の固定穴3を 設けている。バックルピン1aと固定穴3を任意の位置で係合することにより、 帯2が形成する輪の径を任意に調整できる。図10の例は図9の例における第1 帯2、第2帯4を1本の帯2に置き換え、全長のかわりに径を調整するものであ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来のベルトにおいては、第2帯4の先端部4aを環5により第1帯 2に拘束し、第2帯4の先端部4aの振れを防止するようにしている。しかし環 5は第1帯2に沿って移動可能であるため、環5が第2帯4からはずれたり(図 11(a))、逆にバックル1側に移動して、第2帯4の先端部4aの拘束が不 十分になり易く、第2帯4の先端部4aの振れを確実に抑えることが困難であっ た(図11(b))。そのため、使用中に第2帯4の先端部4aがブラブラと振 れ、使用者に当たるなど邪魔になり易く、操作性を損なう問題があった。 本考案の目的は、第2帯先端部の振れを確実に拘束できる操作性の良いベルト を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、環に第1ホックを取付けると共に第1ホックと着脱自在に係合す る第2ホックを第2帯の先端部に設けることにより達成される。
【0006】 また環の一部に突起部を設け、突起部に第1ホックを取付けることにより達成 される。
【0007】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。 図1に本考案ベルトの一実施形態を示す。第1帯2の先端部2aにはバックル ピン1aを有するバックル1が固定されている。第2帯4には複数の固定穴3が 長手方向に沿って設けられている。また第1帯2には、長手方向に沿って自在に 動く環5が嵌装されている。環5の一部の、第1帯A2に沿う方向に延びた突起 部8には、第1ホック6が取付けられている。一方、第2帯4の先端部4aには 第1ホック6と係合可能な第2ホック7が取付けられている。
【0008】 図2(a)は第1帯2と第2帯4を連結した使用時の外観を示し、図2(b) は環5周辺の断面図である。第2帯4の先端部4aをバックル1に通し、バック ルピン1aを固定穴3に挿入することにより、第2帯4をバックル1に固定し第 1帯2、第2帯4を連結する。
【0009】 ベルト全体の長さを変えるには、バックルピン1aに挿入する固定穴3の位置 を変える。すなわちベルト全長を長くする時は、第2帯4の先端部4aに近い固 定穴3にピン1aを挿入し、第1帯2と第2帯4の重なりを少なくした状態で連 結する。逆にベルト全長を短くする時は、バックルピン1aを第2帯4の先端部 4aから離れた位置にある固定穴3に挿入し、第1帯2と第2帯4の重なりを多 くした状態で連結する。第1帯2と第2帯4を連結した後、第2帯4の先端部4 aを環5に通し、第2帯4を第1帯2に拘束する。更に、第1ホック6と第2ホ ック7を係合し、第2帯4と環5を固定する。
【0010】 この結果、第2帯4の先端部4aは環5により第1帯2に拘束され、第2帯4 がブラブラと振れることがなくなる。
【0011】 また、環5と第2帯4は第1ホック6、第2ホック7の係合により連結されて いるので、環5が動いて第2帯4の先端部4aからはずれたり、バックル1側に 移動して第2、帯4の先端部4aの拘束が不十分となることがない。
【0012】 環5は第1帯2に沿って任意の位置に移動可能であり、ベルトの長さを調整し 、第2帯4の先端部4aの位置が変わった時も、第2帯4の先端部4aに追従し 第1帯2に拘束することができる。従って、第2帯4は第1帯2に確実に拘束さ れるので、ベルトの使用中に、第2帯4の先端部4aがブラブラと自由に振れて 使用者に当たるなど邪魔になるのを防止でき、ベルトの操作性が向上する。
【0013】 第1ホック6は突起部8に設けてあるので、指でつまみやすくまた持ち上げや すいので、第1ホック6と第1ホック7の係合着脱が容易にできる。
【0014】 本考案の別の効果として、固定穴3やバックル1が破損した場合でも、第1ホ ック6と第2ホック7が係合しているので第1帯2と第2帯4が直ちに分離して しまうことがない(図3)。
【0015】 図4は本考案のベルトをカメラケース10の肩掛けストラップ9に使用した他 の実施形態を示す。このような肩掛けストラップ9は、様々な使用者の身長、使 用方法に対応し使い易い長さに調整できるように、長さ調整範囲を広く設定する 必要がある。そのためには、ベルトの最大長さを確保するために第1帯2、第2 帯4を十分な長さとし、第2帯4の固定穴3を、第2帯4の長手方向に広範囲に 渡って設けることで、広い調整範囲を確保できる。そのためベルトを短くすると 、バックル1から第2帯4の先端部4aまでの長さが特に長くなり非常に邪魔に なるが、本考案ベルトによれば、第1帯4の先端部4aが図示を省略したホック を介して第1帯2に係合しているので、第2帯4の先端部4aが振れることは防 止される。
【0016】 図5は本考案を腰ベルトに採用した実施形態を示す。1本の帯2の両端に第1 ホック6を突起部8に取付けた環5及び第2ホック7を設けたものである。
【0017】 図6は、第2帯4の先端部4aと環5の、他の実施形態を示す。環5に設けた ピン11と第2帯4の先端部4aに開けた穴12を使用するようにしたものであ る。すなわちホック6、7の代りにピン11と穴12を使用するもので、機能、 効果は上記したホック6、7を使用する場合と同様であるが、製造コストを低く することができる。
【0018】 図7は、前記ホック6、7の代りにマジックテープ13を使用したものである 。
【0019】 図8は環5に突起部8を設けることなく第1ホック6を取付けた実施形態であ る。構造が簡略化されるので、製造コストを低くすることができる。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、環に第1固着具を取付けると共に、第1固着具 と着脱自在に係合する第2固着具を第2帯の先端部に設けたので、第2帯先端部 の振れを確実に抑えた操作性の良いベルトを提供することができる。
【提出日】平成14年7月11日(2002.7.11)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 図7は、前記ホック6、7の代りに面ファスナー13を使 用したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ベルトの一実施形態を示す外観図であ
る。
【図2】図1の第1帯と第2帯を連結した使用状態を示
す外観図(a)及び部分断面図(b)である。
【図3】図1において固定穴が破損した状態を示す外観
図である。
【図4】本考案をカメラケース吊り下げるベルトに採用
した実施形態を示すベルト(a)及びベルトを装着した
カメラケースの外観図である。
【図5】本考案を腰ベルトに採用した他の実施形態を示
すベルトの外観図である。
【図6】本考案ベルトの他の実施形態を示す外観図
(a)及びその断面図(b)である。
【図7】本考案ベルトの更に他の実施形態を示す外観図
(a)及び断面図(b)である。
【図8】本考案のベルトの更に他の実施形態を示す外観
図(a)及び断面図(b)である。
【図9】従来のベルトの一例(a)及び連結状態を示す
外観図である。
【図10】従来の腰ベルトの一例を示す外観図である。
【図11】従来のベルトの不具合を説明する外観図であ
る。
【符号の説明】
1 バックル 1a バックルピン 2 第1帯 3 固定穴 4 第2帯 5 環 6 第1ホック 7 第2ホック 8 突起部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月11日(2002.7.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にバックルを有する第1帯と、バッ
    クルのピンと係合する複数の固定穴を長手方向に沿って
    設けた第2帯からなり、前記バックルピンを前記固定穴
    に係合することにより前記第1帯、第2帯を長手方向に
    連結すると共に前記バックルピンと係合する前記固定穴
    の位置を変えることにより連結した帯の全長を任意に調
    整できるようにしたベルトであって、前記第1帯に長手
    方向に沿って自在に動く環を嵌装すると共に該環に第1
    固着具を取付け、更に前記第2帯の端部に前記第1固着
    具と着脱自在に係合する第2固着具を取付けたことを特
    徴とするベルト。
  2. 【請求項2】 一端にバックルピンを有し、該バックル
    ピンと係合する複数の固定穴を長手方向に沿って設けた
    帯からなり、前記バックルピンと前記固定穴を任意の位
    置で係合することにより、任意の径の輪を得るようにし
    たベルトであって、前記帯に長手方向に沿って自在に動
    く環を嵌装すると共に該環に第1固着具を取付け、前記
    帯の前記バックルピンを有しない他端部に前記第1固着
    具と着脱自在に係合する第2固着具を取付けたことを特
    徴とするベルト。
  3. 【請求項3】 前記環の一部に突起部を設けると共に該
    突起部に前記第1固着具を取付けたことを特徴とする請
    求項1または2記載のベルト。
  4. 【請求項4】 前記第1固着具及び第2固着具をそれぞ
    れ着脱可能なホックとしたことを特徴とする請求項1〜
    2に記載のベルト。
  5. 【請求項5】 前記第1固着具及び第2固着具をそれぞ
    れ着脱可能なマジックテープとしたことを特徴とする請
    求項1〜2に記載のベルト。
  6. 【請求項6】 前記第1固着具及び第2固着具をそれぞ
    れ着脱可能なピン及び穴としたことを特徴とする請求項
    1〜3に記載のベルト。
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