JP2003174916A - 肩ベルトおよび肩ベルト付き鞄 - Google Patents
肩ベルトおよび肩ベルト付き鞄Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の肩ベルトの利点を維持しながら片方の
肩にかかる鞄等の重量の負担を軽減でき、ずれにくく
し、安定にして装着することができる肩ベルトを提供す
る。 【解決手段】 片側の肩にかけ、鞄に対して着脱自在に
連結するためのなす環15が2カ所設けられているベル
ト本体11と、そのベルト本体11に連結されているル
ープ状の補助ベルト12とからなる肩ベルト10。補助
ベルト12には分離自在に連結することができるワンタ
ッチ連結具21、さらにスライド式の長さ調節機構22
が設けられている
肩にかかる鞄等の重量の負担を軽減でき、ずれにくく
し、安定にして装着することができる肩ベルトを提供す
る。 【解決手段】 片側の肩にかけ、鞄に対して着脱自在に
連結するためのなす環15が2カ所設けられているベル
ト本体11と、そのベルト本体11に連結されているル
ープ状の補助ベルト12とからなる肩ベルト10。補助
ベルト12には分離自在に連結することができるワンタ
ッチ連結具21、さらにスライド式の長さ調節機構22
が設けられている
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鞄に用いる肩ベルト
および肩ベルト付き鞄に関する。
および肩ベルト付き鞄に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ショルダーバッグ等に用いられる
片方の肩にかける肩ベルトが知られている。このような
肩ベルトで鞄を保持する場合、鞄の重量が片方の肩にの
み加わるので、その肩にかかる負担は大きい。また、用
いられている肩ベルトは、通常、鞄を右側に保持する場
合は右肩に肩ベルトをかけるが、肩は外側で下っている
ので、ずれやすく落とすことがある。
片方の肩にかける肩ベルトが知られている。このような
肩ベルトで鞄を保持する場合、鞄の重量が片方の肩にの
み加わるので、その肩にかかる負担は大きい。また、用
いられている肩ベルトは、通常、鞄を右側に保持する場
合は右肩に肩ベルトをかけるが、肩は外側で下っている
ので、ずれやすく落とすことがある。
【0003】他方、リュックサックなどの背負いベルト
が知られている。この背負いベルトは双方の肩をほぼ均
等に支えるので片方の肩の負担は少なく、しかもすべる
ことはない。しかし、両肩にかけたり、はずしたりする
手間が面倒である。さらに持ち運んでいる途中に、鞄の
中身を鞄から出し入れすることは困難である。
が知られている。この背負いベルトは双方の肩をほぼ均
等に支えるので片方の肩の負担は少なく、しかもすべる
ことはない。しかし、両肩にかけたり、はずしたりする
手間が面倒である。さらに持ち運んでいる途中に、鞄の
中身を鞄から出し入れすることは困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の肩ベ
ルトの利点を維持しながら片方の肩にかかる鞄等の重量
の負担を軽減でき、ずれにくくし、安定にして装着する
ことができる肩ベルトおよび肩ベルト付き鞄を提供する
ことを技術課題としている。
ルトの利点を維持しながら片方の肩にかかる鞄等の重量
の負担を軽減でき、ずれにくくし、安定にして装着する
ことができる肩ベルトおよび肩ベルト付き鞄を提供する
ことを技術課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の肩ベルト(請求
項1)は片側の肩にかけるためのベルト本体と、そのベ
ルト本体に連結されているループ状の補助ベルトとから
なることを特徴としている。補助ベルトに、分離自在に
連結するための連結手段が介在されているものが好まし
い(請求項2)。さらに前記補助ベルトに長さ調節機構
が設けられているものが好ましい(請求項3)。前記肩
ベルトの本体は、その両端を鞄に一体に固着してもよい
が、鞄に対して着脱自在に連結するための連結具を、ベ
ルト本体の2ヶ所に設けるのが好ましい(請求項4)。
補助ベルトに連結手段が設けられている場合は、その補
助ベルトをベルト本体の中心に連結させてもよく(請求
項5)、さらに連結手段が鞄に着脱自在に連結するため
の連結具を兼ねているものでもよい(請求項6)。
項1)は片側の肩にかけるためのベルト本体と、そのベ
ルト本体に連結されているループ状の補助ベルトとから
なることを特徴としている。補助ベルトに、分離自在に
連結するための連結手段が介在されているものが好まし
い(請求項2)。さらに前記補助ベルトに長さ調節機構
が設けられているものが好ましい(請求項3)。前記肩
ベルトの本体は、その両端を鞄に一体に固着してもよい
が、鞄に対して着脱自在に連結するための連結具を、ベ
ルト本体の2ヶ所に設けるのが好ましい(請求項4)。
補助ベルトに連結手段が設けられている場合は、その補
助ベルトをベルト本体の中心に連結させてもよく(請求
項5)、さらに連結手段が鞄に着脱自在に連結するため
の連結具を兼ねているものでもよい(請求項6)。
【0006】
【作用および発明の効果】本発明の肩ベルト(請求項
1)は、ベルト本体を一旦片方の肩にかけた後、ループ
状の補助ベルトを他方の肩にかけることにより、両肩に
かけることができる。この場合、本来ずれやすい肩ベル
トを安定に装着することができ、通常は片方の肩のみに
かかる鞄等の重量の負担を両肩に分担することができ
る。さらにリュックサックなどの背負いベルトとは異な
り、鞄を背負うのではなく、ショルダーバッグのように
肩ベルトを肩にかけて、鞄を脇部分に保持することがで
きる。これにより、鞄の持ち運びしている際に鞄の中身
を取り出したり、鞄に物等を入れたりすることができ
る。すなわち、通常のショルダーバッグやリュックサッ
クと異なる、新しい鞄の持ち方を提案する肩ベルトであ
る。
1)は、ベルト本体を一旦片方の肩にかけた後、ループ
状の補助ベルトを他方の肩にかけることにより、両肩に
かけることができる。この場合、本来ずれやすい肩ベル
トを安定に装着することができ、通常は片方の肩のみに
かかる鞄等の重量の負担を両肩に分担することができ
る。さらにリュックサックなどの背負いベルトとは異な
り、鞄を背負うのではなく、ショルダーバッグのように
肩ベルトを肩にかけて、鞄を脇部分に保持することがで
きる。これにより、鞄の持ち運びしている際に鞄の中身
を取り出したり、鞄に物等を入れたりすることができ
る。すなわち、通常のショルダーバッグやリュックサッ
クと異なる、新しい鞄の持ち方を提案する肩ベルトであ
る。
【0007】補助ベルトの途中に分離自在に連結するた
めの連結手段を介在させた肩ベルト(請求項2)では、
両肩にかけている状態から、補助ベルトの連結手段を分
離するだけで、片側の肩にベルト本体をかけた状態にな
る。そのためループ状の補助ベルトから腕全体を抜く必
要がなく、リュックサックに比べると簡単に他方の肩か
ら補助ベルトをはずすことができる。
めの連結手段を介在させた肩ベルト(請求項2)では、
両肩にかけている状態から、補助ベルトの連結手段を分
離するだけで、片側の肩にベルト本体をかけた状態にな
る。そのためループ状の補助ベルトから腕全体を抜く必
要がなく、リュックサックに比べると簡単に他方の肩か
ら補助ベルトをはずすことができる。
【0008】補助ベルトの途中にスライド式の長さ調節
機構を設ける場合(請求項3)は、補助ベルトを長くし
た状態で他方の肩にかけ、その後、長さを縮めるだけで
体にフィットさせ、快適に鞄を持ち運ぶことができる。
機構を設ける場合(請求項3)は、補助ベルトを長くし
た状態で他方の肩にかけ、その後、長さを縮めるだけで
体にフィットさせ、快適に鞄を持ち運ぶことができる。
【0009】ベルト本体に着脱自在に連結するための連
結具を設けることにより、さまざまな鞄に対して、この
新しい鞄の持ち方を実現することができることになる
(請求項4)。
結具を設けることにより、さまざまな鞄に対して、この
新しい鞄の持ち方を実現することができることになる
(請求項4)。
【0010】分離自在の連結手段を備えた補助ベルトを
ベルト本体の中心に連結させた肩ベルト(請求項5)
は、補助ベルトを他方の肩にかけるという本来の肩ベル
トの利点を維持し、かつ補助ベルトを鞄の取っ手につな
ぐことで背負いベルトとしても併用できる。さらに、連
結手段には鞄に連結する連結具を兼ねさせることによ
り、いろんな使用形態にも使用することができ、取っ手
がない鞄にも背負いベルトとして適用させることができ
る(請求項6)。
ベルト本体の中心に連結させた肩ベルト(請求項5)
は、補助ベルトを他方の肩にかけるという本来の肩ベル
トの利点を維持し、かつ補助ベルトを鞄の取っ手につな
ぐことで背負いベルトとしても併用できる。さらに、連
結手段には鞄に連結する連結具を兼ねさせることによ
り、いろんな使用形態にも使用することができ、取っ手
がない鞄にも背負いベルトとして適用させることができ
る(請求項6)。
【0011】本発明の肩ベルト付き鞄(請求項7)は前
述の肩ベルトの利点を発揮することができる。
述の肩ベルトの利点を発揮することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に図面に基づいて本発明の好ま
しい実施の形態を説明する。図1は本発明の肩ベルトの
一実施形態を示す図面である。図2は図1の補助ベルト
の部分を表す図面である。図3aは図1で表した肩ベル
ト10を着用した正面図である。図3bは図1で表した
肩ベルト10を着用した背面図である。図4aは図3a
の補助ベルトの部分であって補助ベルトの長さ調節機構
22によって長さを調節する前の図面である。図4bは図
3aの補助ベルトの部分であって、補助ベルトの連結手
段で分離した後の図面である。図5は本発明の肩ベルト
の他の実施形態を表す。図6は本発明の肩ベルトのさら
に他の実施形態を示す図面である。図7a、図7b、図
7c、図7dはそれぞれ図6の肩ベルトを鞄と連結させ
た一形態図である。図8aは図7bで表した肩ベルトを
つけた鞄を着用した正面図である。図8bは図7bで表
した肩ベルトをつけた鞄を着用した背面図である。
しい実施の形態を説明する。図1は本発明の肩ベルトの
一実施形態を示す図面である。図2は図1の補助ベルト
の部分を表す図面である。図3aは図1で表した肩ベル
ト10を着用した正面図である。図3bは図1で表した
肩ベルト10を着用した背面図である。図4aは図3a
の補助ベルトの部分であって補助ベルトの長さ調節機構
22によって長さを調節する前の図面である。図4bは図
3aの補助ベルトの部分であって、補助ベルトの連結手
段で分離した後の図面である。図5は本発明の肩ベルト
の他の実施形態を表す。図6は本発明の肩ベルトのさら
に他の実施形態を示す図面である。図7a、図7b、図
7c、図7dはそれぞれ図6の肩ベルトを鞄と連結させ
た一形態図である。図8aは図7bで表した肩ベルトを
つけた鞄を着用した正面図である。図8bは図7bで表
した肩ベルトをつけた鞄を着用した背面図である。
【0013】図1は本発明の肩ベルトの一実施形態を示
している。この肩ベルト10はベルト本体11と補助ベ
ルト12からなる。ベルト本体11は長短の2つの部分
11a、11bに分かれている。各部分11a、11b
の端部同士はリング状の連結具13で連結されている。
補助ベルト12は、その両端が連結具13に連結され、
それによりループ状になっている。ベルト本体11をさ
まざまな人の体格にあわせることができるように従来公
知の長さ調節具14を設けている。このものはベルト本
体11の自由端、その長さ調節具14に通し、さらになす
環15で折り返し、端部を長さ調節具14でベルト本体
11に止めることで摩擦を利用して長さを調節するもの
である。ベルト本体の各部分11a、11bの先端部に
は鞄等に着脱できるよう、着脱自在に連結するためのな
す環15を連結具として設けている。なす環15はフッ
クと、そのフックの出口部を閉じるばね片とから構成さ
れる従来公知のものである。
している。この肩ベルト10はベルト本体11と補助ベ
ルト12からなる。ベルト本体11は長短の2つの部分
11a、11bに分かれている。各部分11a、11b
の端部同士はリング状の連結具13で連結されている。
補助ベルト12は、その両端が連結具13に連結され、
それによりループ状になっている。ベルト本体11をさ
まざまな人の体格にあわせることができるように従来公
知の長さ調節具14を設けている。このものはベルト本
体11の自由端、その長さ調節具14に通し、さらになす
環15で折り返し、端部を長さ調節具14でベルト本体
11に止めることで摩擦を利用して長さを調節するもの
である。ベルト本体の各部分11a、11bの先端部に
は鞄等に着脱できるよう、着脱自在に連結するためのな
す環15を連結具として設けている。なす環15はフッ
クと、そのフックの出口部を閉じるばね片とから構成さ
れる従来公知のものである。
【0014】図2は図1の肩ベルトにおいてベルト本体
11に連結されているループ状の補助ベルト12の拡大
図である。補助ベルト12は各部分12a、12bから
なり、それぞれの基端部は補助リング13に巻着し、先
端部には分離自在に連結するためのワンタッチ連結具2
1を連結手段として設けており、それぞれ挿入側21b
と受け入れ側21aを有し、一対である。このワンタッ
チ連結具21は、挿入側21bのばね作用で係合片を拡
げ、受け入れ側21aに引っ掛けることで連結させる公
知の器具である。さらに、補助ベルト12にはスライド
式の長さ調節機構22を設けている。このスライド式の
長さ調節機構22は、ベルト本体11の長さ調節具14
と実質的に同じものであるが、端部12cを長さ調節具
22で止めず、自由端として残しているものである。そ
のため、その端部12cを引っ張ることで簡単に体に合
わせることができる。
11に連結されているループ状の補助ベルト12の拡大
図である。補助ベルト12は各部分12a、12bから
なり、それぞれの基端部は補助リング13に巻着し、先
端部には分離自在に連結するためのワンタッチ連結具2
1を連結手段として設けており、それぞれ挿入側21b
と受け入れ側21aを有し、一対である。このワンタッ
チ連結具21は、挿入側21bのばね作用で係合片を拡
げ、受け入れ側21aに引っ掛けることで連結させる公
知の器具である。さらに、補助ベルト12にはスライド
式の長さ調節機構22を設けている。このスライド式の
長さ調節機構22は、ベルト本体11の長さ調節具14
と実質的に同じものであるが、端部12cを長さ調節具
22で止めず、自由端として残しているものである。そ
のため、その端部12cを引っ張ることで簡単に体に合
わせることができる。
【0015】図3aおよび図3bは、図1で表した肩ベ
ルト10を着用した状態を示している。ベルト本体11
を鞄をかけるほうの肩にかけ、ついで他方の肩に補助ベ
ルト12をかける。図のように補助ベルト12を肩にか
けることによりベルト本体11が補助ベルト12をかけ
ている肩の方に引っ張られる事がわかる。これにより、
鞄等のずれおよび脱落を防止する。図3a、図3bにも
あるように、ベルト本体11の連結具13は背中側にく
るように用いるのが好ましいが、正面にくるように用い
ても構わない。
ルト10を着用した状態を示している。ベルト本体11
を鞄をかけるほうの肩にかけ、ついで他方の肩に補助ベ
ルト12をかける。図のように補助ベルト12を肩にか
けることによりベルト本体11が補助ベルト12をかけ
ている肩の方に引っ張られる事がわかる。これにより、
鞄等のずれおよび脱落を防止する。図3a、図3bにも
あるように、ベルト本体11の連結具13は背中側にく
るように用いるのが好ましいが、正面にくるように用い
ても構わない。
【0016】図4aは肩ベルトを着用した際、補助ベル
トのスライド式長さ調節機構22によって長さの調節を
する前の図面である。図4bのように、スライド式長さ
調節具22は補助ベルト12をかけている肩の正面側に
現れるようになるものが好ましい、さらにワンタッチ連
結具21の下側(12b)にくるようになるものが好ま
しい。これにより、図4aのように補助ベルト12の長
さを長くした状態で肩にかけると、容易にかけることが
できる。そして補助ベルト12の折り返した部分12c
を引き下げるだけで余っている部分が吸収され、体にフ
ィットする。したがって長さ調節の操作が容易で、しか
も楽に体に合わせることができる。
トのスライド式長さ調節機構22によって長さの調節を
する前の図面である。図4bのように、スライド式長さ
調節具22は補助ベルト12をかけている肩の正面側に
現れるようになるものが好ましい、さらにワンタッチ連
結具21の下側(12b)にくるようになるものが好ま
しい。これにより、図4aのように補助ベルト12の長
さを長くした状態で肩にかけると、容易にかけることが
できる。そして補助ベルト12の折り返した部分12c
を引き下げるだけで余っている部分が吸収され、体にフ
ィットする。したがって長さ調節の操作が容易で、しか
も楽に体に合わせることができる。
【0017】図4bは肩ベルトを着用した際、補助ベル
ト12のワンタッチ連結具21で補助ベルト12を分離
した後を示している。図4bのように分離自在に連結す
るためのワンタッチ連結具21は補助ベルト12をかけ
ている肩の正面側に現れるようになるものが好ましい。
これにより、簡単に、補助ベルトの肩からの分離が可能
になる。ワンタッチ連結具21に代えてボタン、面ファ
スナー、なす環など他の公知の連結手段を用いてもよ
い。さらに、連結手段と長さ調節機構の両方を兼ねるボ
タン、または複数個の孔があり、孔に差し込ませる差込
棒を有するベルトなどを用いてもかまわない。前記連結
具13はある程度強度のあるものである限り他の素材で
形成することができ、連結具を用いずに、縫着により一
体にしてもよい。
ト12のワンタッチ連結具21で補助ベルト12を分離
した後を示している。図4bのように分離自在に連結す
るためのワンタッチ連結具21は補助ベルト12をかけ
ている肩の正面側に現れるようになるものが好ましい。
これにより、簡単に、補助ベルトの肩からの分離が可能
になる。ワンタッチ連結具21に代えてボタン、面ファ
スナー、なす環など他の公知の連結手段を用いてもよ
い。さらに、連結手段と長さ調節機構の両方を兼ねるボ
タン、または複数個の孔があり、孔に差し込ませる差込
棒を有するベルトなどを用いてもかまわない。前記連結
具13はある程度強度のあるものである限り他の素材で
形成することができ、連結具を用いずに、縫着により一
体にしてもよい。
【0018】図5は本発明の肩ベルトの他の実施形態を
示しており、このものはリング状の連結具13をベルト
本体11の先端に設けている。この場合、ベルト本体1
1はひとつの部分で構成される。さらに、連結具13は
ベルト本体のどの部分に設置されているもかまわない。
さらに、本図面では、補助ベルトの両端を一点で連結さ
せているが、二点で連結したものであってもよい。その
際、ベルト本体は3つの部分に分かれることになる。
示しており、このものはリング状の連結具13をベルト
本体11の先端に設けている。この場合、ベルト本体1
1はひとつの部分で構成される。さらに、連結具13は
ベルト本体のどの部分に設置されているもかまわない。
さらに、本図面では、補助ベルトの両端を一点で連結さ
せているが、二点で連結したものであってもよい。その
際、ベルト本体は3つの部分に分かれることになる。
【0019】図6の肩ベルト30は、補助ベルト12を
ベルト本体11の中心近辺に連結させ、2本の補助ベル
トの部分12a、12bの先端になす環31を取り付け
ている。他の構成は図1の肩ベルト10と実質的に同じ
である。この肩ベルト30をそれぞれ違う形で鞄32と
連結させたもの、すなわち肩ベルト付き鞄を図7a、図
7b、図7c、図7dに示している。
ベルト本体11の中心近辺に連結させ、2本の補助ベル
トの部分12a、12bの先端になす環31を取り付け
ている。他の構成は図1の肩ベルト10と実質的に同じ
である。この肩ベルト30をそれぞれ違う形で鞄32と
連結させたもの、すなわち肩ベルト付き鞄を図7a、図
7b、図7c、図7dに示している。
【0020】図7aは本発明で提案した鞄の持ち方を実
施する際の肩ベルトと鞄32の関係図であり、ベルト本
体のなす環15を鞄32の両側の連結環33に連結して
いる。このものは図1の場合と同様に、ベルト本体11
を鞄をかけるほうの肩にかけ、ループ状の補助ベルト1
2を他方の肩にかける。
施する際の肩ベルトと鞄32の関係図であり、ベルト本
体のなす環15を鞄32の両側の連結環33に連結して
いる。このものは図1の場合と同様に、ベルト本体11
を鞄をかけるほうの肩にかけ、ループ状の補助ベルト1
2を他方の肩にかける。
【0021】図7bは本発明で提案した鞄の持ち方を実
施する際の肩ベルト30と鞄32の別図である。補助ベ
ルトの一方の部分12aのなす環31を鞄32の連結環
33に連結している。このものはベルト本体11の部分
11bを鞄32をかけるほうの肩にかけ、ベルト本体1
1のもう一方の部分11aと補助ベルトの一方の部分1
2aによってできたループの中に腕を通し、ベルト本体
11のもう一方部分11aを他の肩にかけて用いる。
施する際の肩ベルト30と鞄32の別図である。補助ベ
ルトの一方の部分12aのなす環31を鞄32の連結環
33に連結している。このものはベルト本体11の部分
11bを鞄32をかけるほうの肩にかけ、ベルト本体1
1のもう一方の部分11aと補助ベルトの一方の部分1
2aによってできたループの中に腕を通し、ベルト本体
11のもう一方部分11aを他の肩にかけて用いる。
【0022】図7cは図6の肩ベルト30を背負いベル
トとして用いる時の肩ベルト30と鞄32の関係図であ
る。このものは補助ベルトの一方の部分12aを鞄32
の取っ手34に通し、その上でなす環31同士を連結し
て用いる。このように連結することでベルト本体部分1
1aと補助ベルト部分12aによってできるループと、
ベルト本体部分11bと補助ベルト部分12bによって
できるループとに左右の腕を通し、リュックサックのよ
うに両肩に背負うことができる。(図8a、図8b参
照)
トとして用いる時の肩ベルト30と鞄32の関係図であ
る。このものは補助ベルトの一方の部分12aを鞄32
の取っ手34に通し、その上でなす環31同士を連結し
て用いる。このように連結することでベルト本体部分1
1aと補助ベルト部分12aによってできるループと、
ベルト本体部分11bと補助ベルト部分12bによって
できるループとに左右の腕を通し、リュックサックのよ
うに両肩に背負うことができる。(図8a、図8b参
照)
【0023】図7dは図6の肩ベルト30を背負いベル
トとして用いるときの肩ベルト30と鞄32の別図であ
る。このものは補助ベルトの部分12aとベルト本体の
部分11aを鞄32の一方の連結環33に連結し、ベル
ト本体のもう一方の部分11bとベルト本体のもう一方
の部分11bを鞄32のもう一方の連結環33に連結し
ている。このように連結することで、図7cと同じよう
にベルト本体の部分と補助ベルトの部分とでループがで
き、それらを腕に通すことで、両肩に背負うことができ
る。
トとして用いるときの肩ベルト30と鞄32の別図であ
る。このものは補助ベルトの部分12aとベルト本体の
部分11aを鞄32の一方の連結環33に連結し、ベル
ト本体のもう一方の部分11bとベルト本体のもう一方
の部分11bを鞄32のもう一方の連結環33に連結し
ている。このように連結することで、図7cと同じよう
にベルト本体の部分と補助ベルトの部分とでループがで
き、それらを腕に通すことで、両肩に背負うことができ
る。
【図1】 本発明の肩ベルトの一実施形態を示す図面で
ある。
ある。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 図3aは図1の肩ベルトを着用した正面図であ
り、図3bは図1の肩ベルトを着用した背面図である。
り、図3bは図1の肩ベルトを着用した背面図である。
【図4】 図4aは図3の補助ベルトの長さ調節機構に
よって長さを調節する前の図面であり、図4bは図3の
補助ベルトの連結手段で分離した後の図面である。
よって長さを調節する前の図面であり、図4bは図3の
補助ベルトの連結手段で分離した後の図面である。
【図5】 本発明の肩ベルトの他の実施形態を示す図面
である。
である。
【図6】 本発明の肩ベルトのさらに他の実施形態を示
す図面である。
す図面である。
【図7】 図7aは図6の肩ベルトを鞄と連結させた一
形態図であり、図7bは図6の肩ベルトを鞄と連結させ
た別の形態図であり、図7cは図6の肩ベルトを鞄と連
結させた別の形態図であり、図7dは図6の肩ベルトを
鞄と連結させた別の形態図である。
形態図であり、図7bは図6の肩ベルトを鞄と連結させ
た別の形態図であり、図7cは図6の肩ベルトを鞄と連
結させた別の形態図であり、図7dは図6の肩ベルトを
鞄と連結させた別の形態図である。
【図8】 図8aは図6の肩ベルトを背負いベルトとし
て用いた時の正面図であり、図8bは図6の肩ベルトを
背負いベルトとして用いた時の背面図である。
て用いた時の正面図であり、図8bは図6の肩ベルトを
背負いベルトとして用いた時の背面図である。
10 肩ベルト
11 ベルト本体
11a ベルト本体の部分
11b ベルト本体の部分
12 補助ベルト
12a 補助ベルト
12b 補助ベルトの部分
12c 補助ベルトの部分
13 リング状連結具
14 長さ調節具
15 なす環
21 ワンタッチ連結具
21a 分離自在に連結するための連結具、受け入れ側
21b 分離自在に連結するための連結具、挿入側
22 スライド式の長さ調節機構
30 肩ベルト
31 なす環
32 鞄
33 リング状連結具
34 鞄の取っ手
Claims (7)
- 【請求項1】 片側の肩にかけるためのベルト本体と、
そのベルト本体に連結されているループ状の補助ベルト
とからなる肩ベルト。 - 【請求項2】 前記補助ベルトに、分離自在に連結する
ための連結手段が介在されている、請求項1記載の肩ベ
ルト。 - 【請求項3】 前記補助ベルトにスライド式の長さ調節
機構が設けられている、請求項1記載の肩ベルト。 - 【請求項4】 前記ベルト本体の2ヶ所に鞄に対して着
脱自在に連結するための連結具が設けられている、請求
項1記載の肩ベルト。 - 【請求項5】 前記補助ベルトをベルト本体の中心近辺
に連結させている請求項2記載の肩ベルト。 - 【請求項6】 前記連結手段が鞄に着脱自在に連絡する
ための連結具を兼ねている請求項5記載の肩ベルト。 - 【請求項7】 鞄と、前記ベルト本体がその鞄に連結さ
れた請求項1、2、3、4、5または6記載の肩ベルト
とからなる肩ベルト付鞄。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001377704A JP2003174916A (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 肩ベルトおよび肩ベルト付き鞄 |
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JP2001377704A JP2003174916A (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 肩ベルトおよび肩ベルト付き鞄 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2003174916A (ja) |
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- 2001-12-11 JP JP2001377704A patent/JP2003174916A/ja active Pending
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