JP3090236B2 - 画像信号の符号化/復号化装置 - Google Patents

画像信号の符号化/復号化装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像信号を非対称な
インパルス応答を持つフィルタに通し、このフィルタ出
力をダウンサンプルして変換係数を得る符号化装置、及
びこの符号化装置により符号化された変換係数を入力し
て、元の画像信号を復元する復号化装置に関し、特にウ
ェーブレッ卜変換など非対称な基底を持つ変換符号化に
おける画像端点の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】非対称な基底を持つ変換符号化は産業分
野においてまだ実用化されるに至っていないため、従来
画像端点における画像情報、即ち画面の枠(画枠)上の
画像情報をいかに処理していたかは明らかではない。し
かし、基底による変換と逆変換は一種のディジタルフィ
ルタ処理であるので、画像端点付近の画像情報の符号化
において画枠の外側に適当なデータを仮定して、復号に
必要な分だけ画枠外の変換係数を付加して伝送すればよ
いことは知られている
【0003】図3は、一般の一次元ウェーブレット変換
(符号化)回路を示すブロック図であり、図において、
10は高域通過フィルタ(以下、「高域フィルタ」とい
う)、30は高域フィルタ10に接続されたダウンサン
プラ、20は低域通過フィルタ(以下、「低域フィル
タ」という)、31は低域フィルタ20に接続されたダ
ウンサンプラ、11はダウンサンプラ31に接続された
高域フィルタ、32は高域フィルタ11に接続されたダ
ウンサンプラ、21はダウンサンプラ31に接続された
低域フィルタ、33は低域フィルタ21に接続されたダ
ウンサンプラ、12はダウンサンプラ33に接続された
高域フィルタ、34は高域フィルタ12に接続されたダ
ウンサンプラ、22はダウンサンプラ33に接続された
低域フィルタ、35は低域フィルタ22に接続されたダ
ウンサンプラである。
【0004】また、図4は図3に対する逆変換(復号
)回路を示すブロック図であり、74はアップサンプ
ラ、52はアップサンプラ74に接続された高域フィル
タ、75はアップサンプラ、62はアップサンプラ75
に接続された低域フィルタ、72はアップサンプラ、5
1はアップサンプラ72に接続された高域フィルタ、7
3は高域フィルタ52と低域フィルタ62に接続された
アップサンプラ、61はアップサンプラ73に接続され
た低域フィルタ、70はアップサンプラ、50はアップ
サンプラ70に接続された高域フィルタ、71は高域フ
ィルタ51と低域フィルタ61に接続されたアップサン
プラ、60はアップサンプラ71に接続された低域フィ
ルタである。
【0005】次に、偶数次数の非対称な基底を持つDa
ubechiesのウェーブレット変換を例に、動作に
ついて説明する。基底の次数を2Mとし、低域および高
域の基底をそれぞれg=(g0,g1,…,g2M−
1)、h=(h0,h1,…,h2M−1)とする。こ
こで、h0=g2M−1,h1=−g2M−2,…,h
2M−1=−g0である。また、基底は非対称であるの
で、少なくともg0≠g2M−1,g1≠g2M−2,
…,gM−1≠gMのいずれかが成り立つ。図3におい
て、低域フィルタ20〜22、高域フィルタ10〜12
はそれぞれ基底gおよびhをインパルス応答に持つディ
ジタルフィルタである。
【0006】また、g,hにおいて、要素の順序を逆に
した基底をg’=(g2M−1,g2M−2,…,g
0)、h’=(h2M−1,h2M−2,…,h0)と
するとき、図4の低域フィルタ60〜62、高域フィル
タ50〜52はそれぞれg’,h’をインパルス応答に
持つディジタルフィルタである。
【0007】図5は画像信号と変換係数のサンプル点の
配置を示す。図において、Xi(i=0,1,2,…)
は画像信号のサンプル点、W2i,Y2i,V4i,U
4i,Q8i,P8iはそれぞれ変換係数のサンプル点
である。ここで、X0を画像の端点とする。高域フィル
タ10と低域フィルタ20は画像信号Xiを高域変換係
数Wiと低域変換係数Yiに分割する。次に、ダウンサ
ンプラ30、31はそれぞれWi,Yiを2:1に間引
き、W2i,Y2iを得る。Y2iはさらに同様の処理
によりV4iとU4iに分割され、U4iはさらにQ8
i,P8iに分割される。以上より、ダウンサンプラ3
0,32,34,35からはそれぞれ変換係数W2i,
V4i,Q8i,P8iの信号系列が出力されることに
なる。この信号系列は通常、その後量子化などの処理を
経て符号化される。
【0008】次に復号側において、アップサンプラ7
0,72,74,75には、それぞれ、変換係数W2
i,V4i,Q8i,P8iの信号系列が与えられる。
アップサンプラ74,75は、変換係数Q8i,P8i
に対して信号系列の間に0を挿入する。高域フィルタ5
2と低域フィルタ62は、0挿入された信号系列に対し
て高域周波数成分と低域周波数成分を抽出する。このフ
ィルタリングにより、0挿入された部分には信号が補間
される。補間後の信号を合成することにより、アップサ
ンプラ73の入力には、変換係数U4iの信号系列が得
られる。このU4iは量子化歪などの誤差を除けば、符
号側のダウンサンプラ33から得られるU4iと正確に
一致するよう、基底g,hが定められている。アップサ
ンプラ72,73,高域フィルタ51,低域フィルタ6
1は、U4i,V4iに対して同様の処理を行い、変換
係数Y2iを得る。さらに、アップサンプラ70,7
1,高域フィルタ50,低域フィルタ60は、W2i,
Y2iから、もとの画像信号Xiを復元する。
【0009】図6は変換/逆変換の信号処理を説明する
図である。ここで、XiからW2i,Y2iへの変換/
逆変換を例に、画像端点の処理について説明する。復号
側において、アップサンプラ70にはW2i(i=0,
1,2,…)が与えられているとし、その出力には図6
に示すように、間に0が挿入された信号系列Wiが得ら
れているとする。ここで、Wi=0(i=奇数)であ
る。なお、信号系列X,Wのように大文字のアルファベ
ットによって、元の画像信号や対応する変換係数の信号
系列、即ち画枠内でサンプルされた信号系列を表わし、
小文字のアルファベットによって、画枠外に付加された
画像信号や変換係数の信号系列、即ち参照点に生成され
る新たな信号系列を表わしている。
【0010】また、高域フィルタ51と低域フィルタ6
1からY2iが出力され、アップサンプラ71により、
0補間された信号系列Yiが得られているとする。この
とき、高域フィルタ50において、W0の信号をフィル
タリングするためには、画枠外にm個の参照点w1,w
2,…,wm(m<2M)が必要である。ここで、mは
基底の形によって一意に定まる整数である。同様に、低
域フィルタ60はY0のフィルタリングのために画枠外
の2M−m−1個の参照点y1,y2,…,y2M−m
−1を必要とする。Xiはフィルタリング後の信号を合
成することによって得られるので、画枠外の変換係数が
ないとき、端点付近の画像を正確に復元することができ
ない。
【0011】次に、画枠外の変換係数wi、yiを計算
するための符号側の処理について説明する。高域フィル
タ10において変換係数wmを演算するためには、さら
にその外側の2M−m−1個の参照点xm+1,xm+
2,…,x2M−1が必要である。また、低域フィルタ
20において変換係数y2M−m−1を演算するために
は、その外側のm個の参照点x2M−m,x2M−m+
1,…,x2M−1が必要である。すなわち、いずれの
場合も画枠の外に2M−1個のサンプル点を参照点とし
てつけ加える必要がある。
【0012】変換係数V4i,Q8i,P8iでは、画
枠外の演算範囲はさらに多くなる。
【発明が解決しようとする課題】
【0013】従来の符号化装置では以上のように端点処
理が行われていたので、画枠外の変換係数を伝送しなけ
ればならず、符号化効率が劣化するなどの問題点があっ
た。さらに、符号側において、画枠外のサンプル値を定
める必要があり、この時、端点で画像の不連続が生じる
と、高域の変換係数が大きな値となって、符号発生量が
いっそう増えるなどの問題点があった。特に視覚上あま
り重要でない画像の隅において符号量が多くなるのは非
常に好ましくない性質である。
【0014】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、画枠外の変換係数を伝送する必
要のない符号化/復号化装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る符号化装
置は、入力画像信号を非対称なインパルス応答を持つフ
ィルタに通し、このフィルタ出力をダウンサンプルして
変換係数を得る符号化装置において、前記入力画像信号
の端点を中心にして参照点と対称なサンプル位置にそれ
ぞれ同じ値の変換係数を生成するための画像信号を前記
入力画像信号に付加する手段を備えたものである。
【0016】また、この発明に係る復号化装置は、符号
化装置により符号化された変換係数を入力して、元の画
像信号を復元する復号化装置において、前記画像信号の
端点を中心にして入力された変換係数の位置と対称な位
置に同じ値の変換係数を付加する手段と、前記入力され
た変換係数及び付加された変換係数をアップサンプルし
て非対称なインパルス応答を持つフィルタを通すことに
より元の画像信号を復元する手段とを備えたものであ
る。
【0017】
【作用】この発明に係る符号化装置は、画像信号の端点
を中心にして参照点と対称なサンプル位置にそれぞれ同
じ値の変換係数が生成されるように画像信号を拡張す
る。
【0018】また、この発明に係る復号化装置は、画像
信号の端点を中心にして入力された変換係数の位置と対
称な位置に同じ値の変換係数を付加することにより変換
係数を拡張する。
【0019】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を説明
する。図1は符号化装置のブロック回路図で、高域フィ
ルタ10〜12、低域フィルタ20〜22、ダウンサン
プラ30〜35は、図3に示したものと同一であり、1
00は端点演算回路である。入力信号とダウンサンプラ
31,33の出力は、端点演算回路100を介してそれ
ぞれ高域フィルタ10と低域フィルタ20、高域フィル
タ11と低域フィルタ21、高域フィルタ12と低域フ
ィルタ22に入力される。
【0020】次に動作について説明する。既に述べたよ
うに、画像信号Xiと変換係数W2i,Y2i間の変換
では、画像端点の復元のためには画枠外の変換係数がw
mおよびy2M−m−1まで必要である。また、これら
の係数を求めるためには符号側でx2M−1までの画枠
外画像を付加する必要がある。ところが、変換係数W
i,wiとYi,yiの信号系列が、それぞれ端点W
0,Y0について対称となれば、画枠外の変換係数は送
らなくても復号側で正しく再生できる。端点演算回路1
00はこのように変換係数が対称となるように画枠外の
信号をつけ加える回路である。
【0021】画枠外の信号値は次のようにして求められ
る。まず、画枠外のサンプル値をx1,x2,…,x2
M−1とおく。変換係数対称の条件から、次の数1に示
す連立方程式を得る。
【0022】
【数1】
【0023】数1はxiに関する一次式であり、変数の
数と式の数はともに2M−1個である。これをxiにつ
いて解けば、画枠外のサンプル値が一意に定まる。
【0024】端点演算回路100は、入力画像信号Xi
に数1により求めた画枠外の信号を付加して新たな信号
系列Xi+xiを作成し、これを高域フィルタ10と低
域フィルタ20に与える。高域フィルタ10と低域フィ
ルタ20は、この信号系列をフィルタリングする。この
時得られる変換係数Wi,wiとYi,yiの信号系列
は、端点W0,Y0に関して対称となる。ダウンサンプ
ラ30、31は変換係数の信号系列W,Yを2:1に間
引く。ダウンサンプラ30の出力はW2iとして符号化
されるが、この時画枠外の変換係数w,yは符号化する
必要はない。ダウンサンプラ31の出力Y2iは再度端
点演算回路100に戻される。このように、端点演算回
路100では画像端点を中心にして参照点と対称なサン
プル位置にそれぞれ同じ値の変換係数を生成するための
画像信号が付加された新たな信号系列Xi+xiが作成
される。
【0025】端点演算回路100は、リードオンリメモ
リ(ROM)等を用いてハードウェアで実現してもよい
し、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)等を用い
てソフトウェアで実現してもよい。また、数1は全ての
変換係数が対称となる条件であったが、実際に伝送され
るダウンサンプル後の変換係数に関する条件だけからx
iを決めてもよい。この場合には式の数が変数の数より
少なくなるため、xiの決め方に自由度が生じる。
【0026】実施例2. 以上の説明では、端点演算回路100への入力が画像信
Xiであったが、入力は変換係数であってもよい。図
1において、高域フィルタ11と低域フィルタ21の入
力は、前段の変換係数を端点演算回路100により端点
処理した信号系列である。端点演算回路100は前段の
ダウンサンプラ31で生成された変換係数Y2iの画枠
外の信号を削除し、別の参照点を付加して新しい信号系
列を作成する。この参照点は実施例1の場合と同じよう
に、少なくともダウンサンプラ32,33から出力され
る変換係数V4i,U4iが端点を中心にして参照点と
対称なサンプル位置にそれぞれ同じ値となる条件から求
められる。ダウンサンプラ32から出力される変換係数
V4iの信号系列のうち、画枠外の部分は符号化する必
要はない。
【0027】ダウンサンプラ33の出力は再度端点演算
回路100に戻され、同様に端点処理される。ダウンサ
ンプラ34,35から得られる変換係数Q8i,P8i
はやはり端点に関して対称となるため、画枠外の信号は
符号化しない。
【0028】実施例3. 図2は実施例1の符号化装置により符号化された変換係
数W2i,V4i,Q8i,P8iを入力して、元の画
像信号を復元する復号化装置のブロック回路図である。
図2において、高域フィルタ50〜52、低域フィルタ
60〜62、アップサンプラ70〜75は図4に示した
ものと同一であり、200は端点演算回路である。各変
換係数W2i,V4i,Q8i,P8iは端点演算回路
200を介してアップサンプラ70,72,74,75
に与えられる。また、高域フィルタ52と低域フィルタ
62、高域フィルタ51と低域フィルタ61の出力は、
端点演算回路200を介してそれぞれアップサンプラ7
3,71に与えられる。
【0029】変換係数Q8iとP8iは、アップサンプ
ラ74,75に与えられる前に、端点演算回路200で
端点処理される。変換係数は端点に関して対称となるよ
うに計算されているので、端点演算回路200は画枠内
の信号を画枠外に折り返して付加する。アップサンプラ
74,75はこの信号系列に0を挿入する。高域フィル
タ52と低域フィルタ62は0挿入された信号系列をフ
ィルタリング後、合成して変換係数U4iを得る。U4
iは再度端点演算回路200に戻される。端点演算回路
200は、U4iのうち画枠外の信号を除去し、代わり
に画枠内の信号を折り返して対称な信号系列を得る。ま
た、変換係数V4iに対してQ8i,P8iと同様の端
点処理を行う。アップサンプラ72,73、高域フィル
タ51、低域フィルタ61は端点処理されたU4i,V
4iから変換係数Y2iを復元する。
【0030】実施例4. 以上の説明では、アップサンプラ74,75、高域フィ
ルタ52、低域フィルタ62、或いはアップサンプラ7
2,73、高域フィルタ51、低域フィルタ61により
復元された信号系列は、いずれも変換係数U4i,V4
であった。しかし、復号化装置は画像信号Xiを復元
するものである。アップサンプラ70,71は、端点演
算回路200で端点処理された変換係数Y2i,W2i
の信号系列に0挿入を行う。高域フィルタ50、低域フ
ィルタ60は、0挿入された信号系列をフィルタリング
してもとの画像信号Xiを復元する。
【0031】なお、上述の全ての議論は、基底の次数が
奇数の場合にも容易に適用できることは明かである。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、変換
係数が画像端点に関して対称となるように画枠外の信号
を付加するようにしたので、画枠外の変換係数を伝送す
る必要がなく、効率のよい符号化/復号化装置が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の符号化装置のブロック回
路図である。
【図2】実施例1の復号化装置のブロック回路図であ
る。
【図3】従来の符号化装置のブロック回路図である。
【図4】従来の復号化装置のブロック回路図である。
【図5】画像信号と変換係数の信号系列を示す図であ
る。
【図6】変換/逆変換の信号処理を説明する図である。
【符号の説明】
10〜12 高域通過フィルタ 20〜22 低域通過フィルタ 30〜35 ダウンサンプラ 50〜52 高域通過フィルタ 60〜62 低域通過フィルタ 70〜75 アップサンプラ 100 符号側の端点演算回路 200 復号側の端点演算回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像信号を非対称なインパルス応答
    を持つフィルタに通し、このフィルタ出力をダウンサン
    プルして変換係数を得る符号化装置において前記入力
    画像信号の端点を中心にして参照点と対称なサンプル位
    置にそれぞれ同じ値の変換係数を生成するための画像信
    号を前記入力画像信号に加する手段を備えたことを特
    徴とする符号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の符号化装置は、前記入
    力画像信号の端点を中心にして参照点と対称なサンプル
    位置にそれぞれ同じ値の変換係数を生成するための新た
    な変換係数を前段で生成された変換係数に付加する手段
    を更に備えたことを特徴とする符号化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、又は請求項2に記載の符号化
    装置により符号化された変換係数を入力して、元の画像
    信号を復元する復号化装置において、前記画像信号の端
    を中心にして入力された変換係数の位置と対称な位置
    に同じ値の変換係数を付加する手段と、前記入力された
    変換係数及び付加された変換係数をアップサンプルして
    非対称なインパルス応答を持つフィルタを通すことによ
    り元の画像信号を復元する手段を備えたことを特徴と
    る復号化装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の復号化装置は、前記入
    力された変換係数及び付加された変換係数をアップサン
    プルした変換係数を非対称なインパルス応答を持つフィ
    ルタを通すことにより新たな変換係数を生成する手段を
    更に備えたことを特徴とする復号化装置。
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