JP3090170U - プリンタ - Google Patents

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JP3090170U JP2002002997U JP2002002997U JP3090170U JP 3090170 U JP3090170 U JP 3090170U JP 2002002997 U JP2002002997 U JP 2002002997U JP 2002002997 U JP2002002997 U JP 2002002997U JP 3090170 U JP3090170 U JP 3090170U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作費が安くつき給紙トレイに収納した用紙
の横幅及び縦幅を長期にわたって確実に電気的に検知す
ること。 【構成】 筐体1内に着脱可能に配置した給紙トレイ4
が、用紙Pを載置するためのトレイ本体16と、該トレ
イ本体16内の後部と側部とにそれぞれ移動可能に配置
されて用紙Pの側縁Pa及び後縁Pbを規制して位置決
めするための側縁規制枠17と後縁規制枠18とを有し
ており、トレイ本体16に、各規制枠17,18の移動
に連動して作動する連動機構25が設けられ、該連動機
構25を介して各規制枠17,18の移動位置を検知す
る検知器S1〜S8が筐体1に設けられ、その検知器S
1〜S8の検知信号に基づいて制御部によりトレイ本体
16内に収納した用紙Pの横幅D及び縦幅Hを検知する
ようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えがレーザプリンタなどの給紙トレイ内に載置した用紙の横幅及 び縦幅を電気的に検知するようにしたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザプリンタの一例として図9に示すものがある。これは、筐体1内に、ス キャナーユニット2、トナーカートリッジ3及び給紙トレイ4が配置され、該給 紙トレイ4から筐体1の上面に形成した用紙受け凹部5に至る搬送経路Lに沿っ て給紙ローラ6、複数の搬送ローラ7、手差しローラ8、用紙ガイド板9、ホッ トロール10、押さえローラ11及び一対の排紙ローラ12が設けられ、筐体1 の開口部に前面パネル13,14が開閉可能に配置されている。
【0003】 印刷手順を説明すると、コンピュータからなる制御部より印刷信号が入力され ると、トナーカートリッジ3の感熱体ドラム3a及び攪拌体3bが回転されると 共に、給紙ローラ6及び搬送ローラ7が回転されて、給紙トレイ4内の用紙Pが 搬送経路Lに沿って搬送され、また、スキャナユニット2からレーザビームを走 査することにより、感熱体ドラム3aに静電潜像が形成され、その静電潜像に付 着したトナーが用紙Pに転写され、その用紙Pがホットロール10の下を通過す ることによりトナーが焼き付けられ、これにより印刷を完了した用紙Pが排紙ロ ーラ12により用紙受け凹部5内に排出される。
【0004】 前記給紙トレイ4は、図10及び図11に示すように、用紙Pを載置するため のトレイ本体16と、該トレイ本体16内の後部と側部とにそれぞれ移動可能に 配置した側縁規制枠17及び後縁規制枠18とを有しており、側縁規制枠17は 、トレイ本体16の底面16aに形成したガイド溝19に横方向a,b移動可能 に係合された基板部17aと、該基板部17aに一体突設した規制板部17bと からなり、後縁規制枠18は、トレイ本体16の底面16aに形成したガイド溝 20に縦方向c,d移動可能に係合された基板部18aと、該基板部18aに一 体突設した規制板部18bとからなっている。
【0005】 上記構成において、用紙Pをトレイ本体16内に載置し、側縁規制枠17を横 方向a,bに移動させて用紙Pの側縁Paに当接させると共に、後縁規制枠18 を縦方向c,dに移動させて用紙Pの後縁Pbに当接させることにより、用紙P を位置決めする。
【0006】 前記用紙Pが規格品であれば、その横幅D及び縦幅Hが予め決められているの で、該用紙Pの所定位置に正確に印刷を施すことができる。しかし、規格外の用 紙Pでは、その横幅D及び縦幅Hが広過ぎたり狭過ぎたりするので、該用紙Pの 所定位置に印刷を施すためには、その横幅D及び縦幅Hを測定して制御部に入力 する必要があり、その入力操作に手間がかかって面倒である。
【0007】 従来、前記問題点を解消する技術として特開平6−64780号公報に記載し たものがある。これは、図12に示すように、側縁規制枠17に設けたカム部材 22に対向してトレイ本体16の底面16aに横方向a,bに沿って所定間隔ご とに複数のマイクロスイッチからなる検知器Sa1〜Sa3を配置すると共に、 後縁規制枠18に設けたカム部材23に対向してトレイ本体16の底面16aに 縦方向c,dに沿って所定間隔ごとに複数のマイクロスイッチからなる検知器S a4〜Sa7を配置したものであって、その各検知器Sa1〜Sa7の検知信号 に基づいて制御部によりトレイ本体16内に収納した用紙Pの横幅D及び縦幅H を検知し、その検知値により用紙Pの所定位置に印刷を施す。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成では、トレイ本体16に多数の検知器Sa1〜Sa7を配置しており 、そのトレイ本体16に電気配線を施す必要があるので、給紙トレイ4の製作費 が高くつく。
【0009】 また、各検知器Sa1〜Sa7に接続した複数の接続端子をトレイ本体16の 外周面に設けると共に、制御部に接続した複数の接続端子を筐体1のトレイ対向 面に設け、その互いに対向する接続端子どうしを接触させるようになっているか ら、用紙Pの補充のために給紙トレイ4を筐体1に対して繰り返し抜き差しする 際の衝撃で前記各接続端子が摩耗されやすく、比較的短期間で接触不良になるお それがある。
【0010】 本考案は、上記難点に鑑み、製作費が安くつき給紙トレイに収納した用紙の横 幅及び縦幅を長期にわたって確実に電気的に検知することができるようにしたプ リンタを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、筐体内に着脱可能に配置 した給紙トレイが、用紙を載置するためのトレイ本体と、該トレイ本体内の後部 と側部とにそれぞれ移動可能に配置されて用紙の側縁及び後縁を規制して位置決 めするための側縁規制枠及び後縁規制枠とを有しており、トレイ本体内から給紙 した用紙に印刷を施すようにしたプリンタにおいて、前記トレイ本体の各側板部 に沿ってスライド可能な一対のスライドプレートと、該各スライドプレートに対 向してトレイ本体の各側板部に枢着された複数の回動レバーとを有する連動機構 が設けられ、各回動レバーの先端部に、各スライドプレートに対向するカム突起 部とトレイ本体の外部に対向する先端突起部とが互いに逆向きに形成され、該各 回動レバーのカム突起部に対向して前記各スライドプレートの所定位置に係合孔 が貫設され、前記側縁規制枠とそれに対向するスライドプレートとが連結リンク を介して連結され、前記後縁規制枠とそれに対向するスライドプレートとがその 一方に形成した連結突起部をその他方に形成した連結凹部に嵌合させることによ り連結され、前記各回動レバーの先端突起部に対向して複数の検知器が前記筐体 に設けられており、前記各規制枠の移動に連動して各スライドプレートをスライ ドさせることにより、該各スライドプレートの側面または係合孔を回動レバーの カム突起部に対向させ、各スライドプレートの係合孔にカム突起部を嵌合させた 回動レバーの先端突起部をトレイ本体内に没入させると共に、該各スライドプレ ートの側面にカム突起部を係合させた回動レバーの先端突起部をトレイ本体の外 方に突出させ、その外部に突出する回動レバーの先端突起部により検知器を作動 させ、その検知器の検知信号に基づいて制御部によりトレイ本体内に収納した用 紙の横幅及び縦幅を検知するようにしたことを特徴としている。
【0012】 上記構成によれば、用紙をトレイ本体内に載置し、各規制枠を用紙に当接させ ることにより、該各規制枠の移動に連動する連動機構及び検知器を介して制御部 により用紙の横幅及び縦幅を電気的に検知するようになっており、規格外の用紙 であっても、その用紙の所定位置に印刷を施すことができる。また、前記検知器 が筐体に設けられており、既存のトレイ本体に前記連動機構を追加するだけでよ く、そのトレイ本体に電気配線を施す必要がないので、給紙トレイを安価に製作 することができる。
【0013】 前記連動機構が一対のスライドプレートと複数の回動レバーとを有し、構造が 簡単であるから、各規制枠の移動に連動して長期にわたって確実に作動させるこ とができる。また、各検知器が筐体に設けられて給紙トレイから分離されている ので、用紙の補充のために給紙トレイを筐体に対して繰り返し抜き差しする際の 衝撃で前記各検知器が損傷され難い構造になっており、長期にわたって用紙の横 幅及び縦幅を電気的に検知することができる。
【0014】 前記側縁規制枠の横方向への移動を連結リンクを介してスライドプレートに確 実に伝達することができると共に、後縁規制枠の縦方向への移動を互いに嵌合さ せた連結突起部及び連結凹部を介してスライドプレートに確実に伝達することが できる。
【0015】 請求項2に記載の考案は、筐体内に着脱可能に配置した給紙トレイが、用紙を 収納するためのトレイ本体と、該トレイ本体内の後部と側部とにそれぞれ移動可 能に配置されて用紙の側縁及び後縁を規制して位置決めするための側縁規制枠及 び後縁規制枠とを有しており、トレイ本体内から給紙した用紙に印刷を施すよう にしたプリンタにおいて、前記トレイ本体に、前記各規制枠の移動に連動して作 動する連動機構が設けられ、該連動機構を介して前記各規制枠の移動位置を検知 する検知器が前記筐体に設けられ、その検知器の検知信号に基づいて制御部によ りトレイ本体内に収納した用紙の横幅及び縦幅を検知するようにしたことを特徴 としている。
【0016】 上記構成によれば、用紙をトレイ本体内に載置し、各規制枠を用紙に当接させ ることにより、該各規制枠の移動に連動する連動機構及び検知器を介して制御部 により用紙の横幅及び縦幅を電気的に検知するようになっており、規格外の用紙 であっても、その用紙の所定位置に印刷を施すことができる。また、前記検知器 が筐体に設けられており、既存のトレイ本体に前記連動機構を追加するだけでよ く、そのトレイ本体に電気配線を施す必要がないので、給紙トレイを安価に製作 することができる。
【0017】 請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の考案において、前記連動機構が、 トレイ本体の各側板部に沿ってスライド可能に配置され前記各規制枠に連結した 一対のスライドプレートと、該各スライドプレートに対向してトレイ本体の各側 板部に枢着された複数の回動レバーとを有し、該各回動レバーの先端部に、各ス ライドプレートに対向するカム突起部とトレイ本体の外部に対向する先端突起部 とが互いに逆向きに形成され、その各回動レバーのカム突起部に対向して前記各 スライドプレートの所定位置に係合孔が貫設され、前記各回動レバーの先端突起 部に対向して複数の検知器が前記筐体に設けられており、前記各規制枠の移動に 連動して各スライドプレートをスライドさせることにより、該各スライドプレー トの側面または係合孔を回動レバーのカム突起部に対向させ、各スライドプレー トの係合孔にカム突起部を嵌合させた回動レバーの先端突起部をトレイ本体内に 没入させると共に、該各スライドプレートの側面にカム突起部35を係合させた 回動レバーの先端突起部をトレイ本体の外方に突出させ、その外部に突出する回 動レバーの先端突起部により検知器を作動させ、その検知器の検知信号に基づい て制御部によりトレイ本体内に収納した用紙の横幅及び縦幅を検知するようにし たことを特徴としている。
【0018】 上記構成によれば、連動機構が一対のスライドプレートと複数の回動レバーと を有し、構造が簡単であるから、各規制枠の移動に連動して長期にわたって確実 に作動させることができる。また、各検知器が筐体に設けられて給紙トレイから 分離されているので、用紙の補充のために給紙トレイを筐体に対して繰り返し抜 き差しする際の衝撃で前記各検知器が損傷され難い構造になっており、長期にわ たって用紙の横幅及び縦幅を電気的に検知することができる。
【0019】 請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の考案において、前記側縁規制枠と それに対向するスライドプレートとが連結リンクを介して連結され、前記後縁規 制枠とそれに対向するスライドプレートとがその一方に形成した連結突起部をそ の他方に形成した連結凹部に嵌合させることにより連結されていることを特徴と している。
【0020】 上記構成によれば、側縁規制枠の横方向への移動を連結リンクを介してスライ ドプレートに確実に伝達することができると共に、後縁規制枠の縦方向への移動 を互いに嵌合させた連結突起部及び連結凹部を介してスライドプレートに確実に 伝達することができる。
【0021】
【考案の実施の形態】
図1及び図2は本考案の実施の一形態であるレーザプリンタを示すものであっ て、トレイ本体16に、各規制枠17,18の移動(a,b、c,d)に連動し て作動する連動機構25が設けられ、該連動機構25を介して各規制枠17,1 8の移動位置を検知するための複数のマイクロスイッチからなる横幅検知器S1 〜S4と縦幅検知器S5〜S8とが筐体1のトレイ対向面1aに対向配置されて いる。上記以外の構成は図9から図11に示す構成とほぼ同じであるから、同一 部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0022】 上記構成によれば、用紙Pをトレイ本体16内に載置し、側縁規制枠17を用 紙Pの側縁Paに当接させると共に、後縁規制枠18を用紙Pの後縁Pbに当接 させることにより、該各規制枠17,18の移動(a,b、c,d)に連動する 連動機構25及び各検知器S1〜S8を介してマイクロコンピュータからなる制 御部26(図8参照)により用紙Pの横幅D及び縦幅Hを電気的に検知するよう になっており、規格外の用紙Pであっても、その用紙Pの所定位置に印刷を施す ことができる。また、前記各検知器S1〜S8が筐体1に設けられており、既存 のトレイ本体16に連動機構25を追加するだけでよく、そのトレイ本体16に 電気配線を施す必要がないので、給紙トレイ4を安価に製作することができる。
【0023】 前記連動機構25は、図2から図7に示すように、トレイ本体16の二重壁状 に形成した各側板部16a内に縦方向c,dに沿ってスライド可能に配置された 一対のスライドプレート28,29と、該各スライドプレート28,29に対向 して各側板部16aの外壁部に貫設した開口部30に着脱可能に取り付けた支持 板31と、該各支持板31に突設した軸受部31aに架設した支軸32と、基端 部に形成した略Ω状嵌合枠部33aを支軸32に回転可能に嵌合させて縦方向c ,dに延ばした複数(この実施の形態では4本)の回動レバー33とを有し、該 各回動レバー33の先端部に、各スライドプレート28,29に対向するカム突 起部35とトレイ本体16の外部に対向する先端突起部34とが互いに逆向きに 形成され、各スライドプレート28,29の所定位置に、各回動レバー33のカ ム突起部35に対向して複数(この実施の形態では3箇所ずつ、合計12箇所) の係合孔28a,29aが貫設されている。
【0024】 図2及び図3に示すように、スライドプレート28に一体突設されて各側板部 16aの天板部に貫設した長孔36を通って上方に延びる連結ピン28bと側縁 規制枠17の規制板部17bに突設した連結ピン17cとに連結リンク37を架 設することにより、その連結リンク37を介してスライドプレート28と側縁規 制枠17とが一体的に連結されている。
【0025】 図2及び図7に示すように、後縁規制枠18の基板部18aに突設した連結突 起部18cをスライドプレート29の下縁に形成した嵌合凹部29bに嵌合させ ることにより、スライドプレート29と後縁規制枠18とが一体的に連結されて いる。
【0026】 上記構成によれば、連動機構25が一対のスライドプレート28,29と複数 の回動レバー33とを有し、構造が簡単であるから、各規制枠17,18の移動 に連動して長期にわたって確実に作動させることができる。また、各検知器S1 〜S8が筐体1に設けられて給紙トレイ4から分離されているので、用紙Pの補 充のために給紙トレイ4を筐体1に対して繰り返し抜き差しする際の衝撃で前記 各検知器S1〜S8が損傷され難い構造になっており、長期にわたって用紙Pの 横幅D及び縦幅Hを電気的に検知することができる。
【0027】 また、側縁規制枠17の横方向a,bへの移動を連結リンク37を介してスラ イドプレート28に確実に伝達することができると共に、後縁規制枠18の縦方 向c,dへの移動を互いに嵌合させた連結突起部18c及び嵌合凹部29bを介 してスライドプレート29に確実に伝達することができる。
【0028】 図8は制御部26の制御作用を示すものであって、横幅検知器S1〜S4及び 縦幅検知器S5〜S8の検知信号に基づいて各ローラ6〜8,10,12(図9 参照)や感熱体ドラム3a及び攪拌体3bなどを駆動する駆動モータ39、スキ ャナユニット2及びホットローラ10の加熱温度などを制御するものである。
【0029】 用紙Pのセット手順を説明すると、筐体1から引き抜いた給紙トレイ4のトレ イ本体16上に用紙Pを載置し、側縁規制枠17を横方向a,bに移動させて用 紙Pの側縁Paに当接させると共に、後縁規制枠18を縦方向c,dに移動させ て用紙Pの後縁Pbに当接させることにより、用紙Pを位置決めする。これによ り、各スライドプレート28,29も用紙Pの横幅D及び縦幅Hに対応した距離 だけ縦方向c,dにスライドされ、これによって、各スライドプレート28,2 9の係合孔28a,29aまたは側面28A,29Aが各回動レバー33のカム 突起部35に対向され、各スライドプレート28,29の係合孔28a,29a にカム突起部35を嵌合させた回動レバー33の先端突起部34がトレイ本体1 6内に没入され〔図4(a)参照〕、各スライドプレート28,29の側板部1 6aによりカム突起部35を押された回動レバー33の先端突起部34がトレイ 本体16の外部に突出される〔図4(b)参照〕。続いて、給紙トレイ4を筐体 1内に差し込むことにより、外部に突出する回動レバー33の先端突起部34に より対向する検知器S1〜S8が作動され、その検知器S1〜S8の検知信号に 基づいて制御部26によりトレイ本体16内に収納した用紙Pの横幅D及び縦幅 Hを検知し、その用紙Pの所定位置に印刷を施す。
【0030】
【考案の効果】
請求項1に記載の考案によれば、用紙をトレイ本体内に載置し、各規制枠を用 紙に当接させることにより、該各規制枠の移動に連動する連動機構及び検知器を 介して制御部により用紙の横幅及び縦幅を電気的に検知するようになっており、 規格外の用紙であっても、その用紙の所定位置に印刷を施すことができる。また 、前記検知器が筐体に設けられており、既存のトレイ本体に前記連動機構を追加 するだけでよく、そのトレイ本体に電気配線を施す必要がないので、給紙トレイ を安価に製作することができる。
【0031】 前記連動機構が一対のスライドプレートと複数の回動レバーとを有し、構造が 簡単であるから、各規制枠の移動に連動して長期にわたって確実に作動させるこ とができる。また、各検知器が筐体に設けられて給紙トレイから分離されている ので、用紙の補充のために給紙トレイを筐体に対して繰り返し抜き差しする際の 衝撃で前記各検知器が損傷され難い構造になっており、長期にわたって用紙の横 幅及び縦幅を電気的に検知することができる。
【0032】 前記側縁規制枠の横方向への移動を連結リンクを介してスライドプレートに確 実に伝達することができると共に、後縁規制枠の縦方向への移動を互いに嵌合さ せた連結突起部及び連結凹部を介してスライドプレートに確実に伝達することが できる。
【0033】 請求項2に記載の考案によれば、用紙をトレイ本体内に載置し、各規制枠を用 紙に当接させることにより、該各規制枠の移動に連動する連動機構及び検知器を 介して制御部により用紙の横幅及び縦幅を電気的に検知するようになっており、 規格外の用紙であっても、その用紙の所定位置に印刷を施すことができる。また 、前記検知器が筐体に設けられており、既存のトレイ本体に前記連動機構を追加 するだけでよく、そのトレイ本体に電気配線を施す必要がないので、給紙トレイ を安価に製作することができる。
【0034】 請求項3に記載の考案によれば、連動機構が一対のスライドプレートと複数の 回動レバーとを有し、構造が簡単であるから、各規制枠の移動に連動して長期に わたって確実に作動させることができる。また、各検知器が筐体に設けられて給 紙トレイから分離されているので、用紙の補充のために給紙トレイを筐体に対し て繰り返し抜き差しする際の衝撃で前記各検知器が損傷され難い構造になってお り、長期にわたって用紙の横幅及び縦幅を電気的に検知することができる。
【0035】 請求項4に記載の考案によれば、側縁規制枠の横方向への移動を連結リンクを 介してスライドプレートに確実に伝達することができると共に、後縁規制枠の縦 方向への移動を互いに嵌合させた連結突起部及び連結凹部を介してスライドプレ ートに確実に伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の一形態であるレーザプリンタ
の給紙トレイを示す斜視図である。
【図2】 同給紙トレイの平面図である。
【図3】 同連動機構の側縁規制枠付近を示す要部の分
解斜視図である。
【図4】 (a)は同回動レバーの先端突起部をトレイ
本体内に没入させた状態を示す要部の水平断面図、
(b)は回動レバーの先端突起部をトレイ本体の外部に
突出させた状態を示す要部の水平断面図である。
【図5】 図4(a)のA−A矢視図である。
【図6】 図4(a)のB−B矢視図である。
【図7】 同連動機構の後縁規制枠付近を示す要部の分
解斜視図である。
【図8】 同制御部の制御作用を示すブロック図であ
る。
【図9】 レーザプリンタの概略側面図である。
【図10】 同レーザプリンタの給紙トレイを示す斜視
図である。
【図11】 同給紙トレイの平面図である。
【図12】 従来例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 筐体 4 給紙トレイ 16 トレイ本体 17 側縁規制枠 18 後縁規制枠 18c 連結突起部 25 連動機構 26 制御部 28,29 スライドプレート 28A,29A スライドプレートの側面 29a 嵌合凹部 33 回動レバー 37 連結リンク S1〜S4 横幅検知器 S5〜S8 縦幅検知器 P 用紙 Pa 用紙の側縁 Pb 用紙の後縁

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に着脱可能に配置した給紙トレイ
    が、用紙を載置するためのトレイ本体と、該トレイ本体
    内の後部と側部とにそれぞれ移動可能に配置されて用紙
    の側縁及び後縁を規制して位置決めするための側縁規制
    枠及び後縁規制枠とを有しており、トレイ本体内から給
    紙した用紙に印刷を施すようにしたプリンタにおいて、
    前記トレイ本体の各側板部に沿ってスライド可能な一対
    のスライドプレートと、該各スライドプレートに対向し
    てトレイ本体の各側板部に枢着された複数の回動レバー
    とを有する連動機構が設けられ、各回動レバーの先端部
    に、各スライドプレートに対向するカム突起部とトレイ
    本体の外部に対向する先端突起部とが互いに逆向きに形
    成され、該各回動レバーのカム突起部に対向して前記各
    スライドプレートの所定位置に係合孔が貫設され、前記
    側縁規制枠とそれに対向するスライドプレートとが連結
    リンクを介して連結され、前記後縁規制枠とそれに対向
    するスライドプレートとがその一方に形成した連結突起
    部をその他方に形成した連結凹部に嵌合させることによ
    り連結され、前記各回動レバーの先端突起部に対向して
    複数の検知器が前記筐体に設けられており、前記各規制
    枠の移動に連動して各スライドプレートをスライドさせ
    ることにより、該各スライドプレートの側面または係合
    孔を回動レバーのカム突起部に対向させ、各スライドプ
    レートの係合孔にカム突起部を嵌合させた回動レバーの
    先端突起部をトレイ本体内に没入させると共に、該各ス
    ライドプレートの側面にカム突起部を係合させた回動レ
    バーの先端突起部をトレイ本体の外方に突出させ、その
    外部に突出する回動レバーの先端突起部により検知器を
    作動させ、その検知器の検知信号に基づいて制御部によ
    りトレイ本体内に収納した用紙の横幅及び縦幅を検知す
    るようにしたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 筐体内に着脱可能に配置した給紙トレイ
    が、用紙を載置するためのトレイ本体と、該トレイ本体
    内の後部と側部とにそれぞれ移動可能に配置されて用紙
    の側縁及び後縁を規制して位置決めするための側縁規制
    枠及び後縁規制枠とを有しており、トレイ本体内から給
    紙した用紙に印刷を施すようにしたプリンタにおいて、
    前記トレイ本体に、前記各規制枠の移動に連動して作動
    する連動機構が設けられ、該連動機構を介して前記各規
    制枠の移動位置を検知する検知器が前記筐体に設けら
    れ、その検知器の検知信号に基づいて制御部によりトレ
    イ本体内に収納した用紙の横幅及び縦幅を検知するよう
    にしたことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記連動機構が、トレイ本体の各側板部
    に沿ってスライド可能に配置され前記各規制枠に連結し
    た一対のスライドプレートと、該各スライドプレートに
    対向してトレイ本体の各側板部に枢着された複数の回動
    レバーとを有し、該各回動レバーの先端部に、各スライ
    ドプレートに対向するカム突起部とトレイ本体の外部に
    対向する先端突起部とが互いに逆向きに形成され、その
    各回動レバーのカム突起部に対向して前記各スライドプ
    レートの所定位置に係合孔が貫設され、前記各回動レバ
    ーの先端突起部に対向して複数の検知器が前記筐体に設
    けられており、前記各規制枠の移動に連動して各スライ
    ドプレートをスライドさせることにより、該各スライド
    プレートの側面または係合孔を回動レバーのカム突起部
    に対向させ、各スライドプレートの係合孔にカム突起部
    を嵌合させた回動レバーの先端突起部をトレイ本体内に
    没入させると共に、該各スライドプレートの側面にカム
    突起部35を係合させた回動レバーの先端突起部をトレ
    イ本体の外方に突出させ、その外部に突出する回動レバ
    ーの先端突起部により検知器を作動させ、その検知器の
    検知信号に基づいて制御部によりトレイ本体内に収納し
    た用紙の横幅及び縦幅を検知するようにしたことを特徴
    とする請求項2に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記側縁規制枠とそれに対向するスライ
    ドプレートとが連結リンクを介して連結され、前記後縁
    規制枠とそれに対向するスライドプレートとがその一方
    に形成した連結突起部をその他方に形成した連結凹部に
    嵌合させることにより連結されていることを特徴とする
    請求項3に記載のプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11312586B2 (en) 2019-06-24 2022-04-26 Canon Kabushiki Kaisha Sheet storage apparatus and image forming apparatus

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