JP3089426B2

JP3089426B2 - テレビ用配線器具

Info

Publication number: JP3089426B2
Application number: JP01266762A
Authority: JP
Inventors: 徹山田; 英雄林; 義則鈴木
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1989-10-14
Filing date: 1989-10-14
Publication date: 2000-09-18
Anticipated expiration: 2015-09-18
Also published as: JPH03129682A

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、UHF,VHFブースタや、BS（衛星放送）コン
バータ,BSブースタの動作電源を同軸ケーブルに重畳さ
せて供給し、UHF,VHFとBSの電波の混合を行うテレビ用
配線器具に関するものである。

［従来の技術］テレビ用配線器具として、第１の端子を表側に、第２
の端子を裏側に夫々備えたものがある。第１の端子に
は、テレビから延びるアンテナ線に設けられたプラグが
接続され、第２の端子にはアンテナから延びる同軸ケー
ブルが接続されるようになっている。第２の端子として
は、普通、端子板、押え板及びこの押え板を端子板に押
し付ける端子ねじを備えたものと、Ω形の端子金具（オ
ーム金具）及びこの端子金具の両側を固定する２本のね
じを備えたものが用いられる。

前者には、同軸ケーブルの内部導体（芯線）が、端子
板と押え板の間に挟まれ、端子ねじが締め付けられて接
続され、後者には、同軸ケーブルの外部導体が、端子金
具の湾曲部に通され、２本のねじが締め付けられて接続
される。

［発明が解決しようとする課題］このテレビ用配線器具には、次のような問題を有して
いる。すなわち、１本の同軸ケーブルを接続するため
に、３本のねじを締め付けなければならず、同軸ケーブ
ルの接続が非常に面倒であるという問題、同軸ケーブル
を器具に仮止めできないので、接続が困難になるという
問題、同軸ケーブルの外部導体は普通編組線であるた
め、外部導体を端子金具に通すときに、外部導体がばら
けてしまうという問題、及び外部導体を端子金具で固定
してしまうと、同軸ケーブルは器具に固定されてしまう
ので、端子ねじを締めて内部導体を端子板に接続するの
をうっかり忘れてしまい、テレビが映らないなどのトラ
ブルが生じることがあるという問題である。

またUHF,VHFのブースタや衛星放送のコンバータやブ
ースタに電源を供給するタイプのテレビ用配線器具にお
いては、従来第10図に示すような方法で接続構成されて
いる。すなわち、U,VHFアンテナ51,52からの出力をU,VH
Fブースタ53と、BSアンテナ54からの出力を受信側に供
給するBSブースタ55とを介して４分配器56へ供給するよ
うにしている。かかるブースタ53,55には電源としてAC1
00Vが必要であり、ブースタ53,55の近くにはAC100Vのコ
ンセントが必要となるという問題を有している。つま
り、受信側からブースタ53,55へ電源を供給することが
できないということである。尚、57はテレビコンセント
である。

本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
同軸ケーブルとの接続を迅速且つ容易にできて、既存の
取付枠に容易に施工でき、しかも、アンテナ側のブース
タ等に電源を供給できるようにしたテレビ用配線器具を
提供することを目的としたものである。

［課題を解決するための手段］本発明は、壁面等に埋設された取付枠に着脱自在に取
付可能な取付手段を器具本体の側面に備え、UHF,VHF用
アンテナや衛星放送用アンテナ側に設置されているブー
スタやコンバータからの電波をそれぞれ入力側の同軸ケ
ーブルを介して受信して混合出力を出力側の同軸ケーブ
ルを介してテレビ側に供給すると共に、上記ブースタや
コンバータへ電源を供給するものであって、交流電源か
らの電線が接続される端子板と、この端子板に電線を圧
接させる鎖錠ばねと、鎖錠ばねと電線との圧接を解除す
る解除釦とからなる電源端子部を上記器具本体の背面に
設け、上記同軸ケーブルの内部導体を２枚のバネ片で挟
持する端子と、同軸ケーブルの外部導体を押え回動自在
にねじ止めされる押え板とからなる信号端子を器具本体
の背面に、各同軸ケーブルごとに設け、器具本体の大き
さを、規格化された配線器具モジュール１個分を上下方
向に３個連設したものを複数横方向に列設した大きさと
したものである。

また、請求項２では、上記器具本体の大きさを、規格
化された配線器具モジュール１個分を上下方向に３個連
設したものを５つ横方向に列設した大きさとしたもので
ある。

請求項３では、器具本体の大きさを、規格化された配
線器具モジュール１個分を上下方向に３個連設したもの
を３つ横方向に列設した大きさとしたものである。

［作用］而して、交流電源との接続は、電源端子部にて単に電
線を挿入して鎖錠ばねでもって端子板に圧接接続し、ま
た、各同軸ケーブルの接続はそれぞれ個別に設けられた
各信号端子ごとに１つの同軸ケーブルの内部導体を端子
の２枚のバネ片で挟持し、外部導体は押え板をねじ止め
して接触接続するようにし、所謂複数連タイプの大きさ
とした器具本体を既存の取付枠に取付手段を介して容易
に取り付けられるようにしている。

また、請求項２では、所謂５連タイプの大きさとした
器具本体を既存の取付枠に取付手段を介して容易に取り
付けられるようにしている。

請求項３では、所謂３連タイプの大きさとした器具本
体を既存の取付枠に取付手段を介して容易に取り付けら
れるようにしている。

［実施例］以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第
１図は全体の分解斜視図を示し、プレートが取付可能な
器具本体Ａの外殻を構成するハウジングはベース１とカ
バー２とで構成されている。ハウジング内には、UHF,VH
F用アンテナや衛星放送用アンテナ側に設置されている
ブースタやコンバータからの電波を入力側の同軸ケーブ
ルを介して受信すると共に、テレビ側に混合出力を供給
する信号端子部３と、交流電源からの電線が接続される
電源端子部４と、混合回路や電源回路を実装したプリン
ト基板５等が納装してある。

ベース１の下面つまり背面側に露出するように信号端
子部３及び電源端子部４が配置され、信号端子部３には
UHF,VHFや衛星放送の受信信号が入力される信号端子6a,
6bと、テレビ側へ信号を出力する信号端子6cとから構成
されている。信号端子6a,6b,6cは同じ構成となっている
ため、１つの信号端子6aについて説明する。第１図〜第
３図に示すように、一端側にプリント基板５の係止孔７
に挿入係止する係止爪8aと、弾性を有する一対のバネ片
8bを有する端子８は、絶縁性の保持板９の収納部9a内に
配置され、この保持板９はコ字型の固定板10にて保持固
定される。収納部9aを設けた筒部9bが固定板10の挿通孔
10aに挿通し、筒部9bの先端部を挿通孔10aより突出せし
めている。筒部9bの先端面には同軸ケーブル11の内部導
体11aが挿入する挿入孔9cが穿孔されていて、該内部導
体11aを挿入孔9cを介して端子８のバネ片8bにて挟持し
て接触接続するようにしている。

固定板10の挿通孔10aの両側には支持片12が折曲形成
され、支持片12には軸支孔12aが穿設してある。同軸ケ
ーブル11の外部導体11bを押えて接触接続を図る金属製
の押え板13は略コ字型の形成されており、両側片13aの
端部には軸支孔12aに挿入して押え板13を回動自在とす
る軸支片13bを形成している。また、押え板13にはＬ型
の固定片14が一体に形成されており、固定片14にはねじ
15を挿通させる長孔14aが穿設されている。このねじ15
をワッシャ16を介して固定板10のねじ穴17に螺着するこ
とで、押え板13が同軸ケーブル11の外部導体11bと接触
すると共に、同軸ケーブル11を押え固定することにな
る。尚、端子８はプリント基板５の信号ラインのパター
ンに接続され、また、押え板13は固定板10を介してプリ
ント基板５のアースラインと接続されるようになってい
る。

而して、同軸ケーブル11の内部導体11aを筒部9bの挿
入孔9cに挿入してバネ片8bにて挟持し、押え板13を回動
させて上述のようにねじ15で固定することで、同軸ケー
ブル11が信号端子6aに確実に接続されることになる。従
って、従来のように端子ねじを締め忘れて内部導体の接
続がなされないといったことが起こるおそれは非常に少
なくなる。また、この端子に同軸ケーブルを仮止めでき
るので、接続が楽であり、また、押え板13で同軸ケーブ
ル11の外部導体11bを押え付けるので、編組線がばらけ
るということもない。

電源端子部４は、外殻を構成するケース4aと、外部か
らの電線の導体と接触接続する端子板と、端子板の導体
を圧接させる弾性を有する鎖錠ばねと、鎖錠ばねと導体
との圧接を解除させる解除釦等から構成されている。

プリント基板５上には、ブースタやコンバータ等が接
続されていない場合に電源を遮断するためのスイッチSW
₁,SW₂が実装されている。また、出力用のトランジスタT
r₁はリード線18及びソケット19を介して接続されるよう
になっており、このトランジスタTr₁は放熱板20に取着
される。電源用のトランス21は、取付金具22にて取り付
けられ、取付金具22はねじ23によりベース１に固定され
る。

カバー２の両側にはベース１との嵌合用の弾性を有す
る係合片24が突設され、また、側面には規格化された絶
縁材からなる取付枠に取り付けための取付手段を構成す
る係止片25が突設されている。さらに、金属製の取付枠
に取り付けための凹部26も形成されている。カバー２の
正面には凹所27が凹設され、凹所27の底部にはスイッチ
SW₁,SW₂の操作部を挿通させるための孔27aが穿設してあ
る。また、電源オン表示用の発光ダイオードを臨ませる
穴28もカバー２に穿設してある。

上記のように構成された器具本体Ａは、同軸ケーブル
11や電源線が接続されるが、これらは本体Ａの背面側で
接続されるものであり、信号端子部３及び電源端子部４
は上述のように所謂速結端子構造となっているため、接
続が迅速且つ容易にできるようになっている。また、器
具本体Ａの大きさは、規格化された配線器具モジュール
１個分の大きさを３個上下方向に連設したものを、横方
向に３つ列設した大きさとし、所謂３連タイプの大きさ
としているものである。

第４図は器具本体Ａを取り付けための絶縁材からなる
取付枠29の正面図を示し、所謂３連タイプの大きさとし
た上記器具本体Ａを装着するために取付枠29の大きさを
所謂３連タイプの大きさとしている。壁面等に埋設され
る取付枠29の一方の側片には、器具本体Ａの一方の係止
片25が係合される孔状の係合部30が形成され、他方の側
片には他方の係止片25が係合する弾性を有する係合部31
が形成されている。

また、取付枠29の上下には、円形と長孔状の取付孔32,3
3が夫々穿設され、更に、取り付け用ねじ孔34が夫々穿
設されている。第５図及び第６図は器具本体Ａを取付枠
29に取り付けた状態を示している。尚、器具本体Ａは埋
込型となっている。次に、器具本体Ａの回路構成につ
いて説明する。第７図は全体の具体回路図を示し、UHF,
VHF用アンテナや衛星放送用アンテナ側に設置されてい
るブースタやコンバータからの電波を入力側の同軸ケー
ブルを介して受信して混合出力を出力側の同軸ケーブル
を介してテレビ側へ供給する混合回路41と、この混合回
路41を介してブースタやコンバータに電源を供給する電
源回路42と、電源出力短絡時に出力電流を制限する制御
回路43等で構成されている。

混合回路41は、一般的な回路で、UHF,VHFと衛星放送
からの受信信号を混合して信号端子6cから、テレビ側に
供給するものであり、また、電源回路42からのDC15Vの
電圧を、ブースタやコンバータにスイッチSW₁,SW₂及び
信号端子6a,6bを介して供給するようにしている。電源
回路42は、トランス21、整流器DB、トランジスタTr₁,Tr
₂、抵抗R₁等から構成され、トランス21の２次側には発
光ダイオードLEDが接続されていて、電源のオンオフの
表示を行うようにしている。制御回路43は、電源出力短
絡時に電源回路42からの出力電流を遮断するようにして
いるものである。

而して、電源回路42では、ツエナーダイオードZD₁の
ツエナー電圧と、トランジスタTr₁のベース・エミッタ
間電圧、及び抵抗R₁の電圧降下によりDC15Vの定電圧を
形成し、混合回路41を介してブースタやコンバータに電
源を供給するようにしている。ここで、トランス21を含
めた電源回路41の保護のために、トランジスタTr₂と抵
抗R₁により、電流制限回路を構成している。すなわち、
出力電流Ioが増加し、抵抗R₁の電圧降下がトランジスタ
Tr₂のオン電圧に達すると、トランジスタTr₂がオンし、
出力電流Ioが一定値に保たれる。そして、トランジスタ
Tr₂のオンにより、トランジスタTr₁のコレクタ電流が減
少しないように、トランジスタTr₁の電流増幅率を十分
大きくとっている。

さらに、負荷短絡時の出力電流を遮断するための制御
回路43を、ツエナーダイオードZD₂、抵抗R₃、トランジ
スタTr₃等により構成している。すなわち、出力側の短
絡時には、出力電圧は０となるため、ダイオードブリッ
ジからなる整流器DBを通してコンデンサC₁で平滑後の電
圧は、すべてトランジスタTr₁のコレクタと抵抗R₁の出
力側のａ−ｂ間にかかってくる。従って、ツエナーダイ
オードZD₂がオン電圧に達してオンし、トランジスタTr₃
のベース電流を流し、トランジスタTr₃がオンすること
により、トランジスタTr₁がオフし、出力電流が遮断さ
れる。しかし、トランジスタTr₃のコレクタ，ベース電
流により多少の電流は流れる。

第８図は、本発明の器具本体ＡをU,VHF用のブースタ3
7及びBS用コンバータ38と、分配器56との間に挿入した
場合のシステム図を示している。また分配器56からは同
軸ケーブルを夫々テレビコンセント57に接続している。
上述のように、器具本体Ａにおいては、アンテナ51,52,
54からの信号をテレビコンセント57へ送ると共に、ブー
スタ37a,37b及びコンバータ38へDC15Vを送っている。

器具本体Ａをこのように構成することで、器具本体Ａ
を埋込先行配線を行うことができ、BSホーム共聴用器具
（BSコンバータ,BSブースタ、U,VHFブースタ）に電源を
供給することができ、第８図に示すようにBSホーム共聴
システムが可能となり、電流通過経路が簡略化されるも
のである。すなわち、電流通過経路間違いによるトラブ
ルがなくなり、ホーム共聴システムが簡略化され、設定
し易くなるものである。

第９図は他の実施例を示し、器具本体Ａの大きさを、
規格化された配線器具モジュール１個分を上下方向に３
個連設したものを５つ横方向に列設した大きさとしたも
のである。すなわち、器具本体Ａの大きさを所謂５連タ
イプの大きさとしている。この場合、ベース１、カバー
２、プリント基板５等の大きさも先の実施例と比べて横
長となっている。また、スイッチSW₁,SW₂等の配置構成
も異なっている。しかし、器具本体Ａの機能は同じであ
る。また、器具本体Ａの大きさに合わせて、取付枠29の
大きさも横長の５連タイプの大きさとしている。

［発明の効果］本発明は上述のように、壁面等に埋設された取付枠に
着脱自在に取付可能な取付手段を器具本体の側面に備
え、UHF,VHF用アンテナや衛星放送用アンテナ側に設置
されているブースタやコンバータからの電波をそれぞれ
入力側の同軸ケーブルを介して受信して混合出力を出力
側の同軸ケーブルを介してテレビ側に供給すると共に、
上記ブースタやコンバータへ電源を供給するものであっ
て、交流電源からの電線が接続される端子板と、この端
子板に電線を圧接させる鎖錠ばねと、鎖錠ばねと電線と
の圧接を解除する解除釦とからなる電源端子部を器具本
体の背面に設け、上記同軸ケーブルの内部導体を２枚の
バネ片で挟持する端子と、同軸ケーブルの外部導体を押
え回動自在にねじ止めされる押え板とからなる信号端子
を器具本体の背面に、各同軸ケーブルごとに設けたもの
であるから、交流電源との接続は、電源端子部にて単に
電線を挿入して鎖錠ばねでもって端子板に圧接接続し、
また、各同軸ケーブルの接続はそれぞれ個別に設けられ
た各信号端子ごとに１つの同軸ケーブルの内部導体を端
子の２枚のバネ片で挟持し、外部導体は押え板をねじ止
めして接触接続するようにしているものであり、そのた
め、電線や同軸ケーブルとの接続が迅速且つ容易にでき
るテレビ用配線器具を提供できる効果を奏するものであ
る。また、各同軸ケーブルの内部導体は１つごとにバネ
片で挟まれ、外部導体は押え板で押え付けることで、各
同軸ケーブルの仮止めが個別にでき、各同軸ケーブルの
接続が簡単となり、編組線からなる外部導体がばらける
ことがなく、しかも、導体の接続を忘れるおそれも非常
に少ないという効果を奏するものである。また、器具本
体の大きさを、規格化された配線器具モジュール１個分
を上下方向に３個連設したものを複数横方向に列設した
大きさとしたものであるから、所謂複数連タイプの大き
さとした器具本体を既存の取付枠に取付手段を介して容
易に取り付けられることができるものであり、そのた
め、器具本体を埋込先行配線することができて、BSホー
ム共聴システムが可能となり、また、ブースタやコンバ
ータ等への電流通過経路が簡略化されるという効果を奏
するものである。

また、請求項２では、器具本体の大きさを、規格化さ
れた配線器具モジュール１個分を上下方向に３個連設し
たものを５つ横方向に列設した大きさとしたことによ
り、所謂５連タイプの大きさとした器具本体を既存の取
付枠に取付手段を介して容易に取り付けられることがで
きる。

請求項３では、器具本体の大きさを、規格化された配
線器具モジュール１個分を上下方向に３個連設したもの
を３つ横方向に列設した大きさとしたことにより、所謂
３連タイプの大きさとした器具本体を既存の取付枠に取
付手段を介して容易に取り付けられることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の全体の分解斜視図、第２図は
同上の要部斜視図、第３図は同上の要部断面図、第４図
は同上の取付枠の正面図、第５図は同上の本体を取り付
けた状態の正面図、第６図は同上の斜視図、第７図は同
上の具体回路図、第８図は同上のシステム図、第９図は
他の実施例の分解斜視図、第10図は従来例のシステム図
である。４は電源端子部、6a〜6cは信号端子、８は端子、8bはバ
ネ片、11は同軸ケーブル、11aは内部導体、11bは外部導
体、13は押え板、15はねじ、29は取付枠、Ａは器具本体
である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者鈴木義則大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内 (56)参考文献特開昭63−16583（ＪＰ，Ａ) 特開平１−132226（ＪＰ，Ａ) 特開昭63−26975（ＪＰ，Ａ) 実開昭59−123968（ＪＰ，Ｕ) 実開昭59−118281（ＪＰ，Ｕ)

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】壁面等に埋設された取付枠に着脱自在に取
付可能な取付手段を器具本体の側面に備え、UHF,VHF用
アンテナや衛星放送用アンテナ側に設置されているブー
スタやコンバータからの電波をそれぞれ入力側の同軸ケ
ーブルを介して受信して混合出力を出力側の同軸ケーブ
ルを介してテレビ側に供給すると共に、上記ブースタや
コンバータへ電源を供給するものであって、交流電源か
らの電線が接続される端子板と、この端子板に電線を圧
接させる鎖錠ばねと、鎖錠ばねと電線との圧接を解除す
る解除釦とからなる電源端子部を上記器具本体の背面に
設け、上記同軸ケーブルの内部導体を２枚のバネ片で挟
持する端子と、同軸ケーブルの外部導体を押え回動自在
にねじ止めされる押え板とからなる信号端子を器具本体
の背面に、各同軸ケーブルごとに設け、器具本体の大き
さを、規格化された配線器具モジュール１個分を上下方
向に３個連設したものを複数横方向に列設した大きさと
したことを特徴とするテレビ用配線器具。
【請求項２】器具本体の大きさを、規格化された配線器
具モジュール１個分を上下方向に３個連設したものを５
つ横方向に列設した大きさとしたことを特徴とする請求
項１記載のテレビ用配線器具。
【請求項３】器具本体の大きさを、規格化された配線器
具モジュール１個分を上下方向に３個連設したものを３
つ横方向に列設した大きさとしたことを特徴とする請求
項１記載のテレビ用配線器具。