JP2913303B2 - 高周波機器 - Google Patents

高周波機器

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JP2913303B2 JP63282867A JP28286788A JP2913303B2 JP 2913303 B2 JP2913303 B2 JP 2913303B2 JP 63282867 A JP63282867 A JP 63282867A JP 28286788 A JP28286788 A JP 28286788A JP 2913303 B2 JP2913303 B2 JP 2913303B2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、衛星放送の中間周波信号などを取り扱う高
周波機器に関する。
(従来の技術) ケース内に電子部品が搭載されたプリント基板を収容
して形成される高周波機器は、信号の入力或いは出力用
の端子とプリント基板との接続距離をできるだけ短くし
て信号の無用な損失を防止している。
例えば特開昭56−118280号公報に示された接栓装置の
ように、端子の中心導体及び外部導体をそれぞれプリン
ト基板上の接続すべき位置と直接に半田付け接続する技
術を用いて組み立てた高周波機器がある。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の高周波機器にあっては、端子の中心導体及
び外部導体を、プリント基板上の接続すべき位置に近付
けるためには、プリント基板を接栓と同じ高さになるよ
う取り付けるのが理想的ではあるが、丈の高い電子部品
をプリント基板に搭載した場合、ケースに大型化し、不
経済である。
そこで例えば実開昭61−183082号公報に記載のよう
に、中心導体を略直角に曲げ、ケース底面にそのケース
底面と並行に配置したプリント基板に対して電気的接続
を図った構造がある。
しかしこのような構造では、接栓座とプリント基板と
の間のシールドが不完全であるため、高周波信号の損失
が大きく、高周波機器として充分な性能を発揮できな
い。
又、実開昭55−162880号公報に記載のように、中心導
体の突出した部分を金属ケースで完全に覆うことが提案
されており、それによれば確かにシールド機能を完璧な
ものにすることができる反面、大型で、組み付け作業が
煩雑化するし、密閉構造のため内部の接続状況を確認す
ることができないから実用性に乏しく、一般的な高周波
機器ではそこまでシールド機能は要求されてはいない。
そこで本発明は、入力及び出力端子の少なくとも一方
とプリント基板との接続部分での無用な信号の損失を防
ぎ、プリント基板をケースの底面に底面と並行配置して
大型の電子部品を効率よくプリント基板上に搭載しても
ケースが大型化せず、組み付けが容易で必要且つ充分な
シールド機能を発揮させることを目的とする。
(問題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を解決するために開発された高周
波機器であって、その構成は、ケース本体内に、そのケ
ース底面と並行にプリント基板を収容し、前記ケース本
体の側面パネルに、入力端子と出力端子の少なくともい
ずれか一方を備える高周波機器にあって、前記ケース本
体の側面パネルに備えた端子は接栓座から成り、その接
栓座は突出部を略直角に折り曲げることにより垂下片が
形成された中心導体と、突出部を前記中心導体の折り曲
げられた位置より基端側で折り曲げることにより脚部が
形成された外部導体とを有し、前記垂下片の先端部と前
記脚部先端の突片とをそれぞれ前記プリント基板に電気
的に接続し、更に、中央部を略直角に折り曲げて形成さ
れた金属のアース板が、一端を前記接栓座の半田付け部
に、又他端を前記プリント基板にそれぞれ電気的に接続
することによって前記中心導体を、その中心導体におけ
るプリント基板側と反対側のみを覆った状態で併設され
ていることにある。
(作用) プリント基板に種々の電子部品を搭載し、それら電子
部品相互を電気的に接続すると共に、外部導体の脚部に
おける先端部の突片を。プリント基板のアース導体に半
田付けし、中心導体における垂下片の先端部をプリント
基板の信号中継用ランド部に半田付けすることにより、
接栓座をプリント基板に組み付け、中央部を直角に折り
曲げ形成された金属のアース板の他端をプリント基板の
アース導体に、又一端を接栓座の半田付け部にそれぞれ
半田付けする。
この状態において、接栓座とアース板とはプリント基
板上に自立される。
そこでケース本体のパネルに接栓座を止付けると共
に、プリント基板をケース本体の底部に、底面と並行に
止付けることにより、高周波機器の主要部が完成され
る。
前記接栓座は高周波機器の入力端子や出力端子として
利用される。
即ち、BSコンバータなどの高周波機器では出力端子と
なり、BSチューナなどの高周波機器では入力端子となる
し、BSブースタやBSブースタ用電源にあっては、接栓座
は2個設けられ、一方が入力端子、他方が出力端子とな
る。
(実施例) 以下本件発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図において、1は高周波機器として例
示する衛星ブースター用電源で、蓋を取って示したもの
であり、2はケース本体で、鉄板を加工して形成してあ
る。
3は前面パネル、4は後面パネルを夫々示す。
又5はプリント基板で、ブレーカー6やその他の電子
部品7が搭載されている。
更に8は入力端子、9は出力端子、共に同じ構成の同
軸接栓座により成っている。
これら入力端子8は出力端子9において、10は外部機
器と接続するための同軸ケーブルの先端部に取付けられ
た接栓螺合用のねじ部を示す。
11は鍔部、12はねじ孔、13は、外部導体の突出部を、
後述する前記中心導体の折り曲げられた位置より基端側
で折り曲げることにより形成された脚部、14はプリント
基板への当付部、15及び16は突片を夫々示す。上記の10
乃至16から成る部材によって入力端子8及び出力端子9
を成す接栓座の外部導体17が構成されている。
18は中心導体で、一枚の金属板をプレス加工して形成
してある。
19はピン受部、20は、中心導体の突出部を略直角に折
り曲げることにより形成された垂下片を夫々示し、その
垂下片20の幅寸法は、例えば2.5mmにしてある。
21は中心導体18を外部導体17から絶縁保持する為の絶
縁体を示し、22はピン挿通孔を示す。
23はアース板で、金属板をプレス加工して断面L字形
に形成してある。
24は持出片。25は支持片で、共に中心導体18の幅寸法
よりも広い幅寸法、例えば7.5mmにしてある。
26は支持片25の基部に形成された突片を示す。
27はプリント基板5を支持する為のスペーサを示す。
このスペーサ27の略中央部から一方の側は他方の側よ
りも細径となっていて、雄ねじが刻設されたねじ部28と
なっている。
29はナットで、ねじ部28と螺合する。
また31はACプラグ、32は電源コード、33は電源スイッ
チ、34は電源トランスを夫々示す。
次に上記の衛星ブースター用電源の組立て方法につい
て説明する。
(イ)先ず後面パネル4が一体に形成されたケース本体
2に前面パネル3を組付ける。
(ロ)前面パネル3に電源スイッチ33を組付け、ケース
本体2には電源トランス34を取り付ける。
(ハ)電源コード32を用いて、ACプラグ31と電源スイッ
チ33と電源トランス34とを第1図に示すように結線す
る。
(ニ)プリント基板5にブレーカー6やその他の電子部
品7を組付ける。
(ホ)プリント基板5に入力端子8や出力端子9となる
接栓座を取付ける。
この際には透孔35に突片15、透孔36に突片16、透孔37
に垂下片20の先端部を夫々挿通し、突片15及び16の夫々
の先端部をプリント基板5に設けたアース導体に半田付
け38する。
また垂下片20の先端部もプリント基板5に設けられた
信号中継用のランド部と半田付け38する。
(ヘ)プリント基板5に立設した上記の二つの接栓座に
対して夫々アース板23を被せ着ける。
この際には先ずアース板23の二つの突片26を夫々プリ
ント基板5上に穿設した透孔39,39に挿通する。
するとアース板23の持出片24が接栓座の半田付け部40
に重なるので持出片24の先端部と半田付け部40とを半田
付けすると共に、突片26の先端部プリント基板5に設け
たランド部と半田付け38する。
(ト)プリント基板5に設けた図示外の透孔にスペーサ
27のねじ部28を挿通し、ナット28を螺合させることによ
ってスペーサ27をプリント基板5に止付ける。
(チ)後面パネルに設けた二つの透孔41の夫々にプリン
ト基板5に固定された上記の接線座の夫々のねじ部10を
挿通する。
各接栓座の取付部分において透孔42とねじ孔12が重合
する。
ねじ棒43を用いて後面パネル4に入力端子8及び出力
端子9となる接栓座を取り付ける。
(リ)スペーサ27をねじ棒30を用いてケース本体2に止
付けることにより、プリント基板5をケース本体2に組
付ける。
上記の様にして組立てられた衛星ブースター用電源の
等価回路図は第4図に示すとおりである。
尚、前記第1図乃至第3図において示された部材に対
応するものには同一の符号を付して示し、重複する説明
は省略する。
44はチョークコイル、45はコンデンサを示し、夫々前
述のプリント基板5上に搭載されている。
入力端子8から出力端子9には衛星ブースターから送
られてくる76〜1335MHzの高周波信号が伝えられる。
一方ACプラグ31からの100Vの商用交流は電源トランス
34で20〜30Vの低圧交流に変換されてブレーカー6とチ
ョークコイル44を通り、入力端子8から前段の衛星ブー
スターに供給される。
第5図の実線は上記の構成の衛星ブースター用電源の
高周波に対する通過損失特性を示すものである。
参考のためアース板23を設けない時の通過損失特性を
同じ第5図に点線で示す。
この図から、高周波信号のうち1035〜1335MHzのBS−I
F帯の高周波信号に対して特に実線の特性が波線の特性
よりも損失が少なく優れていることがわかる。
尚接栓座の中心導体18とアース板23との間隔は1.5mm
とした。
上記実施例の高周波機器にあってはアース板23と中心
導体18との間隔を広く設定したり狭く設定したりするこ
とによって通過損失の周波数特性の調整を行うことがで
きる。
この場合には高周波機器の組立て時に中心導体18に対
して絶縁物によりなるチューブを被せるようにするとよ
い。
第6図はアース板の異なる例を示す斜視図であり、前
記実施例と同一あるいは機能均等のものには同一の符号
にアルファベットのeを付して示し、重複する説明は省
略した。
46は持出片24eの先端部に設けられた止着片を示し、
この止着片46には前述のねじ棒43と螺合するねじ孔47が
設けてある。
この構成のアース板23eを使用すれば、接栓座の鍔部1
1をパネル4に止付ける際にアース板23eと鍔部11の半田
付け部40との電気的接続も同時に行うことができる。
尚この場合には接栓座の鍔部11に設けられたねじ孔12
はねじのない透孔であればよい。
以上は高周波機器として衛星ブースター用電源を例に
とり説明したが、BSコンバーターやBSチューナー、BSブ
ースター(衛星ブースター)も上記と同様の構成にする
ことができる。
(発明の効果) 以上のように本発明は、接栓座がケース本体のパネル
の略中央の高さに取り付けられる高周波機器では、プリ
ント基板をケース本体の底部、即ち前記接栓座より低い
位置に配置でき、その結果、大型の電子部品であって
も、効率よくケース内に収容できる。
そしてその場合においては、入力端子或いは出力端子
を成す接栓座とプリント基板との接続部が、一端を前記
接栓座の半田付け部に、又他端を前記プリント基板にそ
れぞれ電気的に接続されたアース板により、中心導体を
その中心導体におけるプリント基板側と反対側のみを覆
った状態にて併設された構造によって、実用上において
必要且つ充分なシールド効果が発揮され、高周波信号の
損失が防止され、而も中心導体の接続状態を容易に確認
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は高周波機
器として示す衛星ブースター用電源の蓋を外して示した
平面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は衛
星ブースター用電源の要部分解斜視図、第4図は衛星ブ
ースター用電源の等価回路図、第5図は特性図、第6図
はアース板の変更例を示す説明図である。 1……衛星ブースター用電源(高周波機器)、2……ケ
ース本体、4……後面パネル、5……プリント基板、6
……ブレーカー、8……接栓座(入力端子)、9……接
栓座(出力端子)、13……脚部、16,16……突片、17…
…外部導体、18……中心導体、20……垂下片、23……ア
ース板、25……支持片、26……突片、27……スペーサ、
29……ナット、30……ねじ棒、40……半田付け部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 17/00 - 17/04 H01R 9/05 H01R 13/648 H04N 5/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体内に、ケース底面と並行にプリ
    ント基板を収容し、前記ケース本体の側面パネルに、入
    力端子と出力端子の少なくともいずれか一方を備える高
    周波機器にあって、前記ケース本体の側面パネルに備え
    た端子は接栓座から成り、その接栓座は突出部を略直角
    に折り曲げることにより垂下片が形成された中心導体
    と、突出部を前記中心導体の折り曲げられた位置より基
    端側で折り曲げることにより脚部が形成された外部導体
    とを有し、前記垂下片の先端部と前記脚部先端の突片と
    をそれぞれ前記プリント基板に電気的に接続し、更に、
    中央部を略直角に折り曲げて形成された金属のアース板
    が、一端を前記接栓座の半田付け部に、又他端を前記プ
    リント基板にそれぞれ電気的に接続することによって前
    記中心導体を、その中心導体におけるプリント基板側と
    反対側のみを覆った状態で併設されていることを特徴と
    する高周波機器。
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