JP3069435B2 - アンテナ線引込装置の引込み線の接続構造 - Google Patents
アンテナ線引込装置の引込み線の接続構造Info
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- JP3069435B2 JP3069435B2 JP4166586A JP16658692A JP3069435B2 JP 3069435 B2 JP3069435 B2 JP 3069435B2 JP 4166586 A JP4166586 A JP 4166586A JP 16658692 A JP16658692 A JP 16658692A JP 3069435 B2 JP3069435 B2 JP 3069435B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、BS用及びUHF/V
HF用のアンテナの受信出力を混合して1本の引込み線
で屋内に引き込むアンテナ線引込装置の引込み線の接続
構造に関するものである。
HF用のアンテナの受信出力を混合して1本の引込み線
で屋内に引き込むアンテナ線引込装置の引込み線の接続
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、BS受信用テレビの普及に伴
い、従来のUHF/VHF用のアンテナ以外にBS用の
アンテナが設置される。この場合に、各アンテナ出力を
一括して屋内に引き込むことができるように、BS用及
びUHF/VHF用のアンテナの受信出力を混合して1
本の引込み線で屋内に引き込むアンテナ線引込装置が提
供されている。
い、従来のUHF/VHF用のアンテナ以外にBS用の
アンテナが設置される。この場合に、各アンテナ出力を
一括して屋内に引き込むことができるように、BS用及
びUHF/VHF用のアンテナの受信出力を混合して1
本の引込み線で屋内に引き込むアンテナ線引込装置が提
供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種のアンテナ線引込装置の引込み線を接続する接続端子
は、引込み線の芯線部をねじ締め端子にて接続し、被覆
部をΩ状の押さえ金具で押さえて引込み線の張力止めを
行うようにしていた。しかしながら、この種の従来のア
ンテナ線引込装置の引込み線の接続構造であると、接続
作業が面倒であるという問題があった。
種のアンテナ線引込装置の引込み線を接続する接続端子
は、引込み線の芯線部をねじ締め端子にて接続し、被覆
部をΩ状の押さえ金具で押さえて引込み線の張力止めを
行うようにしていた。しかしながら、この種の従来のア
ンテナ線引込装置の引込み線の接続構造であると、接続
作業が面倒であるという問題があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、引込み線の接続の省施
工化を図ることができるアンテナ線引込装置の引込み線
の接続構造を提供することにある。
あり、その目的とするところは、引込み線の接続の省施
工化を図ることができるアンテナ線引込装置の引込み線
の接続構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、挿入孔から挿入される引込み線の芯線
を内部の導電性を有する挟持部材で弾性挟持してBS用
及びUHF/VHF用のアンテナの混合出力に接続する
端子部と、この端子部の両側に設けられた軸支部に枢支
され引込み線の被覆部を引込み装置本体との間に挟持す
る押さえ金具とを備え、押さえ金具の引込み線の挟持部
の一側から引込み装置本体にねじ止めされる固定片を形
成してある。
達成するために、挿入孔から挿入される引込み線の芯線
を内部の導電性を有する挟持部材で弾性挟持してBS用
及びUHF/VHF用のアンテナの混合出力に接続する
端子部と、この端子部の両側に設けられた軸支部に枢支
され引込み線の被覆部を引込み装置本体との間に挟持す
る押さえ金具とを備え、押さえ金具の引込み線の挟持部
の一側から引込み装置本体にねじ止めされる固定片を形
成してある。
【0006】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
引込み線をいわゆる速結式で端子部に接続可能とし、引
込み線のBS用及びUHF/VHF用のアンテナの混合
出力との接続を容易とする。また、押さえ金具を回動さ
せて引込み線の被覆部を引込み装置本体との間に挟持
し、片側だけを固定片にねじ止めして固定することによ
り、従来のΩ状の押さえ金具を用いた場合のように、押
さえ金具を位置決めする必要を無くし、しかもねじ1本
で押さえ金具を固定することを可能とし、張力止め作業
も容易とする。これにより、引込み線の接続の省施工化
を図る。
引込み線をいわゆる速結式で端子部に接続可能とし、引
込み線のBS用及びUHF/VHF用のアンテナの混合
出力との接続を容易とする。また、押さえ金具を回動さ
せて引込み線の被覆部を引込み装置本体との間に挟持
し、片側だけを固定片にねじ止めして固定することによ
り、従来のΩ状の押さえ金具を用いた場合のように、押
さえ金具を位置決めする必要を無くし、しかもねじ1本
で押さえ金具を固定することを可能とし、張力止め作業
も容易とする。これにより、引込み線の接続の省施工化
を図る。
【0007】
【実施例】図1乃至図6に本発明の一実施例を示す。本
発明は図5に示すようなテレビ配線システムに適用され
るものである。このテレビ配線システムでは、VHF用
アンテナA1 とUHF用アンテナA2 の夫々の受信出力
を増幅するブースタB1 をアンテナA1 ,A2 側に設け
てある。なお、ブースタB1 ではVHF用及びUHF用
アンテナA1 ,A2 の夫々の受信出力を混合して出力す
る。また、BS用アンテナA3 には一体にBSコンバー
タCを設けてある。
発明は図5に示すようなテレビ配線システムに適用され
るものである。このテレビ配線システムでは、VHF用
アンテナA1 とUHF用アンテナA2 の夫々の受信出力
を増幅するブースタB1 をアンテナA1 ,A2 側に設け
てある。なお、ブースタB1 ではVHF用及びUHF用
アンテナA1 ,A2 の夫々の受信出力を混合して出力す
る。また、BS用アンテナA3 には一体にBSコンバー
タCを設けてある。
【0008】そして、夫々のアンテナA1 〜A3 からの
アンテナ線L1 ,L2 は本発明にかかるアンテナ線引込
装置Eを介して屋内に引き込まれる。ここで、アンテナ
線引込装置Eでは、VHF用及びUHF用アンテナ
A1 ,A2 とBS用アンテナA3との受信出力を混合し
て1本の引込み線L3 で屋内に引き込む。そして、混合
出力はBSブースタB2 で増幅し、その増幅出力はBS
分配器Dを介して各部屋に設けたBSコンセントFに分
配される。ここで、上記BSブースタB2 やBS分配器
Dは例えば廊下などに設置される。
アンテナ線L1 ,L2 は本発明にかかるアンテナ線引込
装置Eを介して屋内に引き込まれる。ここで、アンテナ
線引込装置Eでは、VHF用及びUHF用アンテナ
A1 ,A2 とBS用アンテナA3との受信出力を混合し
て1本の引込み線L3 で屋内に引き込む。そして、混合
出力はBSブースタB2 で増幅し、その増幅出力はBS
分配器Dを介して各部屋に設けたBSコンセントFに分
配される。ここで、上記BSブースタB2 やBS分配器
Dは例えば廊下などに設置される。
【0009】このようにブースタB1 をアンテナA1 ,
A2 側に備えると共に、BSコンバータCをBS用アン
テナA3 に一体に備える場合には、上述したようにブー
スタB1 あるいはBSコンバータCに電源(DC15
V)を供給する必要がある。そこで、本実施例の場合に
は、BSブースタB2 で電源を引込み線L3 に重畳して
アンテナ線引込装置Eに供給するようにしてある。そし
て、アンテナ線引込装置Eでは、図6に示すように、こ
の引込み線L3 に重畳された電圧成分を分離抽出して、
各アンテナ線L1 ,L2 に重畳する電圧重畳回路1を備
えている。ここで、電圧成分の分離抽出はチョークコイ
ルCH1 〜CH3 を用いて行い、各VHF用及びUHF
用の受信出力の入力ラインにコンデンサC1 ,C2 を挿
入して直流成分が混合回路2に印加されることを防止し
てある。なお、混合回路2の出力には結合コンデンサを
設けてあるので、この結合コンデンサで出力に直流成分
が印加されることが防止されている。このようにアンテ
ナ線L1 ,L2 を通じてBSコンバータC及びブースタ
B1 への給電を行えば、BSコンバータC及びブースタ
B1 への給電線の配線工事が不要となる。
A2 側に備えると共に、BSコンバータCをBS用アン
テナA3 に一体に備える場合には、上述したようにブー
スタB1 あるいはBSコンバータCに電源(DC15
V)を供給する必要がある。そこで、本実施例の場合に
は、BSブースタB2 で電源を引込み線L3 に重畳して
アンテナ線引込装置Eに供給するようにしてある。そし
て、アンテナ線引込装置Eでは、図6に示すように、こ
の引込み線L3 に重畳された電圧成分を分離抽出して、
各アンテナ線L1 ,L2 に重畳する電圧重畳回路1を備
えている。ここで、電圧成分の分離抽出はチョークコイ
ルCH1 〜CH3 を用いて行い、各VHF用及びUHF
用の受信出力の入力ラインにコンデンサC1 ,C2 を挿
入して直流成分が混合回路2に印加されることを防止し
てある。なお、混合回路2の出力には結合コンデンサを
設けてあるので、この結合コンデンサで出力に直流成分
が印加されることが防止されている。このようにアンテ
ナ線L1 ,L2 を通じてBSコンバータC及びブースタ
B1 への給電を行えば、BSコンバータC及びブースタ
B1 への給電線の配線工事が不要となる。
【0010】そして、本実施例ではアンテナ線L1 に電
源を供給する経路、つまりはチョークコイルCH2 ,C
H3 の間に給電入切スイッチSW1 を設けてある。この
給電入切スイッチSW1 は、VHF用及びUHF用アン
テナA1 ,A2 側にブースタB1 を用いないときにオフ
として、アンテナ線L1 を通じたブースタB1 への給電
を停止するようにしてある。このようにすれば、ブース
タB1 の未使用時におけるアンテナ線L1 のショートに
よるトラブルを防止できる。
源を供給する経路、つまりはチョークコイルCH2 ,C
H3 の間に給電入切スイッチSW1 を設けてある。この
給電入切スイッチSW1 は、VHF用及びUHF用アン
テナA1 ,A2 側にブースタB1 を用いないときにオフ
として、アンテナ線L1 を通じたブースタB1 への給電
を停止するようにしてある。このようにすれば、ブース
タB1 の未使用時におけるアンテナ線L1 のショートに
よるトラブルを防止できる。
【0011】アンテナ線引込装置Eは、図3に示すよう
に、ブースタB1 を介するUHF用及びVHF用のアン
テナA1 ,A2 からのアンテナ線L1 を接続する接続部
11aと、BSコンバータCを介するBS用アンテナA
3 からのアンテナ線L2 を接続する接続部11bとを備
えている。このアンテナ線引込装置Eのハウジング10
は、図2に示す合成樹脂製で下面が開口する箱状のベー
ス13と、このベース13の前面に開閉自在に被着され
るカバー14と、ベース13の下面に被着される裏蓋1
5とで構成されている。
に、ブースタB1 を介するUHF用及びVHF用のアン
テナA1 ,A2 からのアンテナ線L1 を接続する接続部
11aと、BSコンバータCを介するBS用アンテナA
3 からのアンテナ線L2 を接続する接続部11bとを備
えている。このアンテナ線引込装置Eのハウジング10
は、図2に示す合成樹脂製で下面が開口する箱状のベー
ス13と、このベース13の前面に開閉自在に被着され
るカバー14と、ベース13の下面に被着される裏蓋1
5とで構成されている。
【0012】上記ベース13の内部には、上述した電圧
重畳回路1や混合器2を構成する電子部品及びスイッチ
SW1 が実装されたプリント基板16と、このプリント
基板16のシールドを行うシールド板17とが収められ
る。カバー14はベース13の上端側に形成された軸受
け部18に取り付けられる軸ピン19により開閉自在に
取り付けられる。
重畳回路1や混合器2を構成する電子部品及びスイッチ
SW1 が実装されたプリント基板16と、このプリント
基板16のシールドを行うシールド板17とが収められ
る。カバー14はベース13の上端側に形成された軸受
け部18に取り付けられる軸ピン19により開閉自在に
取り付けられる。
【0013】上記プリント基板16には、各アンテナ線
L1 ,L2 及び引込み線L3 の芯線が接続される刃受ば
ね状の接続端子20を3個取り付け、この接続端子20
には芯線挿入孔21aを備える端子ケース21が被着さ
れ、アンテナ線L1 ,L2 及び引込み線L3 の芯線を端
子ケース21の芯線挿入孔21aから挿入すると、接続
端子20で芯線部が弾性挟持されてプリント基板16上
の回路と接続されるいわゆる速結構造となっている。な
お、上記端子ケース21の上面に形成された芯線挿入孔
21aの回りには、図1に示すように、芯線導入方向が
開口するコ字状の凸条21bを形成し、芯線の挿入を容
易としてある。
L1 ,L2 及び引込み線L3 の芯線が接続される刃受ば
ね状の接続端子20を3個取り付け、この接続端子20
には芯線挿入孔21aを備える端子ケース21が被着さ
れ、アンテナ線L1 ,L2 及び引込み線L3 の芯線を端
子ケース21の芯線挿入孔21aから挿入すると、接続
端子20で芯線部が弾性挟持されてプリント基板16上
の回路と接続されるいわゆる速結構造となっている。な
お、上記端子ケース21の上面に形成された芯線挿入孔
21aの回りには、図1に示すように、芯線導入方向が
開口するコ字状の凸条21bを形成し、芯線の挿入を容
易としてある。
【0014】シールド板17の各接続端子20に対応す
る位置には、端子ケース21の上部を露呈させる開口
と、この開口の両側に形成された一対の軸支片22aと
からなる軸支部22が形成され、この軸支部22でアン
テナ線L1 ,L2 及び引込み線L3 を押さえる押さえ金
具23が回動自在に取り付けられる。押さえ金具23
は、先端部に軸支片22aに回動自在に枢支される枢支
片23aが形成されている。ここで、押さえ金具23の
夫々の枢支片23aの先端は夫々外側に折曲させてあ
り、この折曲部23cを軸支部22の軸支片22aに形
成された切込み22bに挿入し、切込み22bの先端を
かしめてシールド板17に固定される。なお、この場合
に押さえ金具23が折曲部23cを支点として回動する
ようにかしめられることはいうまでもない。
る位置には、端子ケース21の上部を露呈させる開口
と、この開口の両側に形成された一対の軸支片22aと
からなる軸支部22が形成され、この軸支部22でアン
テナ線L1 ,L2 及び引込み線L3 を押さえる押さえ金
具23が回動自在に取り付けられる。押さえ金具23
は、先端部に軸支片22aに回動自在に枢支される枢支
片23aが形成されている。ここで、押さえ金具23の
夫々の枢支片23aの先端は夫々外側に折曲させてあ
り、この折曲部23cを軸支部22の軸支片22aに形
成された切込み22bに挿入し、切込み22bの先端を
かしめてシールド板17に固定される。なお、この場合
に押さえ金具23が折曲部23cを支点として回動する
ようにかしめられることはいうまでもない。
【0015】この押さえ金具23の基部の一側部にねじ
24でシールド板17のねじ孔25に螺着される固定片
23bが形成されている。なお、押さえ金具23の固定
片23bの端部と、アンテナ線L1 ,L2 及び引込み線
L3 を弾性挟持する部分の固定片23bとは反対側の端
部にはシールド板17との間に適宜間隔を設ける間隔保
持片を形成してある。また、固定片23bに形成された
間隔保持片の側部には、図1に示すように、押さえ金具
23の位置ずれを阻止する位置決め突起45を形成して
ある。なお、ねじ24は抜け止めC字状リング46を用
いて固定片23bに一体に取り付けられる。
24でシールド板17のねじ孔25に螺着される固定片
23bが形成されている。なお、押さえ金具23の固定
片23bの端部と、アンテナ線L1 ,L2 及び引込み線
L3 を弾性挟持する部分の固定片23bとは反対側の端
部にはシールド板17との間に適宜間隔を設ける間隔保
持片を形成してある。また、固定片23bに形成された
間隔保持片の側部には、図1に示すように、押さえ金具
23の位置ずれを阻止する位置決め突起45を形成して
ある。なお、ねじ24は抜け止めC字状リング46を用
いて固定片23bに一体に取り付けられる。
【0016】本実施例では、接続端子20、端子ケース
21、軸支部22及び押さえ金具23で、夫々の接続部
11a,11b,12が形成されている。ベース13は
前面に接続部11a,11b,12を前面側に露出させ
る開口25が形成され、接続部11a,11b,12を
囲うように隔壁26を形成してある。そして、アンテナ
線L1 ,L2 は隔壁26に形成されたノックアウト部2
7を破壊して隔壁26の内側に引き込まれる。なお、こ
のベース13の中央部には、屋内側に引き込まれる引込
み線L3 を通す挿通孔28を形成してあり、この挿通孔
28に対応してシールド板17、プリント基板16及び
裏蓋15にも夫々開口29、挿通孔30,31を形成し
てある。上記接続部12用の開口25と挿通孔28との
間には引込み線L3 を収める凹部39を形成し、その他
の開口25のアンテナ線L1 ,L2 の引込み側にはアン
テナ線L1 ,L2 を収める凹部38を形成してある。ま
た、スイッチSW1 をベース13の前面側から操作でき
るように、スイッチSW1 の操作つまみを露呈する操作
窓42も形成してある。
21、軸支部22及び押さえ金具23で、夫々の接続部
11a,11b,12が形成されている。ベース13は
前面に接続部11a,11b,12を前面側に露出させ
る開口25が形成され、接続部11a,11b,12を
囲うように隔壁26を形成してある。そして、アンテナ
線L1 ,L2 は隔壁26に形成されたノックアウト部2
7を破壊して隔壁26の内側に引き込まれる。なお、こ
のベース13の中央部には、屋内側に引き込まれる引込
み線L3 を通す挿通孔28を形成してあり、この挿通孔
28に対応してシールド板17、プリント基板16及び
裏蓋15にも夫々開口29、挿通孔30,31を形成し
てある。上記接続部12用の開口25と挿通孔28との
間には引込み線L3 を収める凹部39を形成し、その他
の開口25のアンテナ線L1 ,L2 の引込み側にはアン
テナ線L1 ,L2 を収める凹部38を形成してある。ま
た、スイッチSW1 をベース13の前面側から操作でき
るように、スイッチSW1 の操作つまみを露呈する操作
窓42も形成してある。
【0017】このアンテナ線引込装置Eの組立後の外観
は図3に示すようになる。なお、アンテナ線引込装置E
の背面側には防水パッキン32が取り付けられる。この
アンテナ線引込装置Eは、屋外面に埋設された埋込ボッ
クス34に取付枠33を用いて取り付けられる。この場
合、取付孔33aを通してボックスねじ35を取付片3
4aにねじ止めして取付枠33を埋込ボックス34に取
り付け、その後取付枠33に形成された固定部33bの
固定孔33cに、ベース13の挿入孔37を通して固定
ねじ36を締め付けることにより、アンテナ線引込装置
Eを屋外面に施工する。
は図3に示すようになる。なお、アンテナ線引込装置E
の背面側には防水パッキン32が取り付けられる。この
アンテナ線引込装置Eは、屋外面に埋設された埋込ボッ
クス34に取付枠33を用いて取り付けられる。この場
合、取付孔33aを通してボックスねじ35を取付片3
4aにねじ止めして取付枠33を埋込ボックス34に取
り付け、その後取付枠33に形成された固定部33bの
固定孔33cに、ベース13の挿入孔37を通して固定
ねじ36を締め付けることにより、アンテナ線引込装置
Eを屋外面に施工する。
【0018】この場合に、引込み線L3 は図3に示すよ
うに屋外側に引き出しておき、接続部12に接続する。
なお、図2に示す防水パッキン43を裏蓋15に形成さ
れた挿通孔31に嵌着し、この防水パッキン43を通し
て引込み線L3 を前面側に引き出すと、引込み線L3 の
挿入部分の防水を確実に行えて好ましい。この場合、同
軸線からなる引込み線L3 はその芯線40を剥き出し、
その先端を図4(a)に示すように折り曲げ、その折曲
げ部分を端子ケース21の芯線挿入孔21a内に挿入す
る。これにより、芯線40が接続端子20で弾性保持さ
れ、プリント基板16上の回路との接続が行われる。
うに屋外側に引き出しておき、接続部12に接続する。
なお、図2に示す防水パッキン43を裏蓋15に形成さ
れた挿通孔31に嵌着し、この防水パッキン43を通し
て引込み線L3 を前面側に引き出すと、引込み線L3 の
挿入部分の防水を確実に行えて好ましい。この場合、同
軸線からなる引込み線L3 はその芯線40を剥き出し、
その先端を図4(a)に示すように折り曲げ、その折曲
げ部分を端子ケース21の芯線挿入孔21a内に挿入す
る。これにより、芯線40が接続端子20で弾性保持さ
れ、プリント基板16上の回路との接続が行われる。
【0019】そして、図4(b)に示すように引込み線
L3 の芯線40を接続した先端部より元側の部分を押し
込むようにして凹部39内に収める。そして、押さえ金
具23を枢支片23aを支点にして回動し、引込み線L
3 の被覆部41部分を凹部39との間で挟み込む。この
状態で、固定片23bをねじ24でシールド板17にね
じ止めして、引込み線L3 の抜け止めを施す。なお、以
上の説明では引込み線L3 の接続方法について説明した
が、アンテナ線L1 ,L2 はベース2の前面側から接続
を行う点を除き、引込み線L3 の場合とほぼ同様にして
接続部11a,11bに接続される。そして、カバー1
4を閉めれば、アンテナ線引込装置Eによる配線施工が
完了する。
L3 の芯線40を接続した先端部より元側の部分を押し
込むようにして凹部39内に収める。そして、押さえ金
具23を枢支片23aを支点にして回動し、引込み線L
3 の被覆部41部分を凹部39との間で挟み込む。この
状態で、固定片23bをねじ24でシールド板17にね
じ止めして、引込み線L3 の抜け止めを施す。なお、以
上の説明では引込み線L3 の接続方法について説明した
が、アンテナ線L1 ,L2 はベース2の前面側から接続
を行う点を除き、引込み線L3 の場合とほぼ同様にして
接続部11a,11bに接続される。そして、カバー1
4を閉めれば、アンテナ線引込装置Eによる配線施工が
完了する。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のように、挿入孔から挿入
される引込み線の芯線を内部の導電性を有する挟持部材
で弾性挟持してBS用及びUHF/VHF用のアンテナ
の混合出力に接続する端子部と、この端子部の両側に設
けられた軸支部に枢支され引込み線の被覆部を引込み装
置本体との間に挟持する押さえ金具とを備え、押さえ金
具の引込み線の挟持部の一側から引込み装置本体にねじ
止めされる固定片を形成してあるので、引込み線をいわ
ゆる速結式で端子部に接続でき、引込み線のBS用及び
UHF/VHF用のアンテナの混合出力との接続が容易
であり、且つ押さえ金具を回動させて引込み線の被覆部
を引込み装置本体との間に挟持し、片側だけを固定片に
ねじ止めして固定するので、従来のΩ状の押さえ金具を
用いた場合のように、押さえ金具を位置決めする必要が
無く、しかもねじ1本で押さえ金具を固定することがで
きるので、張力止め作業も容易であり、従って引込み線
の接続の省施工化を図ることができる。
される引込み線の芯線を内部の導電性を有する挟持部材
で弾性挟持してBS用及びUHF/VHF用のアンテナ
の混合出力に接続する端子部と、この端子部の両側に設
けられた軸支部に枢支され引込み線の被覆部を引込み装
置本体との間に挟持する押さえ金具とを備え、押さえ金
具の引込み線の挟持部の一側から引込み装置本体にねじ
止めされる固定片を形成してあるので、引込み線をいわ
ゆる速結式で端子部に接続でき、引込み線のBS用及び
UHF/VHF用のアンテナの混合出力との接続が容易
であり、且つ押さえ金具を回動させて引込み線の被覆部
を引込み装置本体との間に挟持し、片側だけを固定片に
ねじ止めして固定するので、従来のΩ状の押さえ金具を
用いた場合のように、押さえ金具を位置決めする必要が
無く、しかもねじ1本で押さえ金具を固定することがで
きるので、張力止め作業も容易であり、従って引込み線
の接続の省施工化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例のアンテナ線引込装置の端子
部の構造を示す平面図である。
部の構造を示す平面図である。
【図2】アンテナ線引込装置の構造を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】アンテナ線引込装置の屋外面への施工方法の説
明図である。
明図である。
【図4】(a),(b)は引込み線の接続方法の説明図
である。
である。
【図5】テレビ配線システムの説明図である。
【図6】アンテナ線引込装置の回路図である。
E アンテナ線引込装置 L1 ,L2 アンテナ線 L3 引込み線 20 接続端子 21 端子ケース 21a 芯線挿入孔 22 軸支部 23 押さえ金具 23a 枢支片 23b 固定片 24 ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−129682(JP,A) 特開 平3−265315(JP,A) 実開 昭56−41473(JP,U) 実開 昭61−57637(JP,U) 実開 昭55−68274(JP,U) 衛星放送受信ハンドブック 第64頁〜 第67頁 平成元年2月 テレビ受信向上 委員会発行 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/02 H01P 1/213 H01R 4/38 H01R 9/28
Claims (1)
- 【請求項1】 BS用及びUHF/VHF用のアンテナ
の受信出力を混合して1本の引込み線で屋内に引き込む
アンテナ線引込装置において、挿入孔から挿入される引
込み線の芯線を内部の導電性を有する挟持部材で弾性挟
持してBS用及びUHF/VHF用のアンテナの混合出
力に接続する端子部と、この端子部の両側に設けられた
軸支部に枢支され引込み線の被覆部を引込み装置本体と
の間に挟持する押さえ金具とを備え、押さえ金具の引込
み線の挟持部の一側から引込み装置本体にねじ止めされ
る固定片を形成して成ることを特徴とするアンテナ線引
込装置の引込み線の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4166586A JP3069435B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | アンテナ線引込装置の引込み線の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4166586A JP3069435B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | アンテナ線引込装置の引込み線の接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614429A JPH0614429A (ja) | 1994-01-21 |
JP3069435B2 true JP3069435B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=15834029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4166586A Expired - Fee Related JP3069435B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | アンテナ線引込装置の引込み線の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3069435B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0792761B2 (ja) * | 1985-07-31 | 1995-10-09 | 株式会社日立製作所 | 仮想計算機システムの入出力制御方法 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP4166586A patent/JP3069435B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
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衛星放送受信ハンドブック 第64頁〜第67頁 平成元年2月 テレビ受信向上委員会発行 |
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JPH0614429A (ja) | 1994-01-21 |
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