JP3089195U - ビーズ通し用針 - Google Patents
ビーズ通し用針Info
- Publication number
- JP3089195U JP3089195U JP2002002003U JP2002002003U JP3089195U JP 3089195 U JP3089195 U JP 3089195U JP 2002002003 U JP2002002003 U JP 2002002003U JP 2002002003 U JP2002002003 U JP 2002002003U JP 3089195 U JP3089195 U JP 3089195U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- holding
- beads
- yarn
- guiding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 針を構成する素材を形状記憶合金を用いて構
成し、ビーズを糸に誘導する直線状の誘導部と、糸を保
持する輪状の保持部からなる針本体を形成し、該針の保
持部と誘導部との結束部をらせん状に巻回して、端部を
固定することにより、堅牢でビーズを通しやすいビーズ
通し用針を開発・提供することにある。 【解決手段】 ビーズの糸通しに使用する針であって、
形状記憶合金を用いて、糸を保持する保持部(12)
と、ビーズを糸に誘導する誘導部(10)からなる針本
体(1)を設け、該針本体の一端部に保持部(12)を
形成し、該保持部(12)の結束部(3)を、針本体
(1)と螺旋状に巻回し、巻回した端部を固定手段
(4)で固定し、保持部(12)を、略輪状に形成する
よう記憶させ、超弾性機能を有する形状記憶合金からな
ることを特徴とするビーズ通し用針。
成し、ビーズを糸に誘導する直線状の誘導部と、糸を保
持する輪状の保持部からなる針本体を形成し、該針の保
持部と誘導部との結束部をらせん状に巻回して、端部を
固定することにより、堅牢でビーズを通しやすいビーズ
通し用針を開発・提供することにある。 【解決手段】 ビーズの糸通しに使用する針であって、
形状記憶合金を用いて、糸を保持する保持部(12)
と、ビーズを糸に誘導する誘導部(10)からなる針本
体(1)を設け、該針本体の一端部に保持部(12)を
形成し、該保持部(12)の結束部(3)を、針本体
(1)と螺旋状に巻回し、巻回した端部を固定手段
(4)で固定し、保持部(12)を、略輪状に形成する
よう記憶させ、超弾性機能を有する形状記憶合金からな
ることを特徴とするビーズ通し用針。
Description
【0001】
この考案は、ビーズ通し用針に関する。
【0002】
従来、ビーズ通し用針は、該針の一端よりビーズを糸に案内して通すと共に、 他端に係止した糸にビーズを案内・移動する必要があるため、二本の線材を用い 、それぞれ、両端を固定するか、あるいは、先端を折り曲げて二つ折りし、他端 を固定し、二本の線材の間に糸を係止するよう構成していた。
【0003】 しかしながら、ビーズには種々あり、その穴径が小径のビーズもあるため、出 来るだけ小径のビーズの穴に通る針を作る必要があった。
【0004】 しかし、針が細くなれば、なるほど,針と針との接合部の接着面積が小さくな るため、強度が弱くなり、ビーズを通した際、一定以上の力が加わると二本の接 合した針が分離してしまうという欠点があった。
【0005】
そこで、この考案は、上記の欠点を改良し、針を構成する素材を形状記憶合金 を用いて構成し、ビーズを糸に誘導する直線状の誘導部と、糸を保持する輪状の 保持部からなる針本体を形成し、該針の保持部と誘導部との結束部をらせん状に 巻回して、端部を固定することにより、堅牢でビーズを通しやすいビーズ通し用 針を開発・提供することにある。
【0006】
そのため、針を構成する素材を形状記憶合金を用いて構成し、ビーズを糸に誘 導する誘導部と、糸を保持する保持部からなる針本体を設け、該針の輪状の保持 部と直線状の誘導部との結束部に際して、該結束部をらせん状に巻回して、二本 の材をひねりあわせて結束して構成し、端部を固定手段により固定することによ り、堅牢でビーズを通しやすくしたものである。
【0007】
この考案の一実施例を図面に従って説明すると、ビーズの糸通しに使用する針 であって、形状記憶合金を用いて、糸(X)を保持する保持部(12)と、ビー ズ(Y)を糸(X)に誘導する誘導部(10)からなる針本体(1)を設け、該 針本体の一端部に保持部(12)を形成し、該保持部(12)の結束部(3)を 、針本体(1)と螺旋状に巻回し、巻回した端部を固定手段(4)で固定し、保 持部(12)を、略輪状に形成するよう記憶させ、超弾性機能を有する形状記憶 合金からなることを特徴とするビーズ通し用針から構成される。
【0008】 尚、誘導部(10)は、直線状に形成しており、保持部(12)は、略輪状に 形成しており、結束部(3)の端部の固定手段(4)は、ハンダ付けにて固定し たり、接着剤を用いて固定したりするものである。
【0009】 そして、この考案の使用方法を述べると、針本体(1)において、糸(X)を 保持する保持部(12)が、略輪状に形成されており、該保持部(12)の輪内 に糸(X)を挿通しておき、ビーズ(Y)は、針本体(1)の誘導部(10)か ら差し込み、順次、保持部(12)を通過して糸(X)に挿通するものである。
【0010】 その際、保持部(12)は、形状記憶合金で略輪状に形成するよう記憶されて おり、ビーズ(Y)を挿入して通過する際、偏平になり、これを繰り返して使用 するため、形状記憶合金はNi−Ti合金もしくはNi−Ti−Co合金を用い るのが最適である。
【0011】
この考案によると、形状記憶合金を用いて、糸(X)を保持する保持部(12 )と、ビーズ(Y)を糸(X)に誘導する誘導部(10)からなる針本体(1) を設け、該針本体の一端部に保持部(12)を形成し、該保持部(12)の結束 部(3)を、針本体(1)と螺旋状に巻回し、巻回した端部を固定手段(4)で 固定し、保持部(12)を、略輪状に形成するよう記憶させ、超弾性機能を有す る形状記憶合金からなるため、再三の使用によっても、糸(Y)を保持する保持 部(12)は、ビーズの通過によって偏平状になっても、輪状に形状を記憶され ており、糸(X)を挿入する際には、輪状となり、使用に便利であり、さらに、 Ni−Ti系の形状記憶合金を用いた場合には、極めて耐腐食性に優れている等 極めて有益なる効果を奏すものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】この考案の一実施例を示す一部欠截要部拡大図
である。
である。
1 針本体 3 結束部 4 固定手段 10 誘導部 12 保持部 X 糸 Y ビーズ
Claims (1)
- 【請求項1】 ビーズの糸通しに使用する針であって、
形状記憶合金を用いて、糸(X)を保持する保持部(1
2)と、ビーズ(Y)を糸(X)に誘導する誘導部(1
0)からなる針本体(1)を設け、該針本体の一端部に
保持部(12を形成し、該保持部(12)の結束部
(3)を、針本体(1)と螺旋状に巻回し、巻回した端
部を固定手段(4)で固定し、保持部(12)を、略輪
状に形成するよう記憶させ、超弾性機能を有する形状記
憶合金からなることを特徴とするビーズ通し用針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002003U JP3089195U (ja) | 2002-04-10 | 2002-04-10 | ビーズ通し用針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002003U JP3089195U (ja) | 2002-04-10 | 2002-04-10 | ビーズ通し用針 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3089195U true JP3089195U (ja) | 2002-10-11 |
Family
ID=43240462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002002003U Expired - Lifetime JP3089195U (ja) | 2002-04-10 | 2002-04-10 | ビーズ通し用針 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3089195U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012219390A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Bankoku Needle Mfg Co Ltd | ビーズ用糸通し具 |
-
2002
- 2002-04-10 JP JP2002002003U patent/JP3089195U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012219390A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Bankoku Needle Mfg Co Ltd | ビーズ用糸通し具 |
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