JP3089122B2 - 通信装置及びその制御方法 - Google Patents

通信装置及びその制御方法

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JP3089122B2 JP04331959A JP33195992A JP3089122B2 JP 3089122 B2 JP3089122 B2 JP 3089122B2 JP 04331959 A JP04331959 A JP 04331959A JP 33195992 A JP33195992 A JP 33195992A JP 3089122 B2 JP3089122 B2 JP 3089122B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばファクシミリ
装置等、通信を介して他の端末とデータの授受を行う通
信装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ等の通信を行う装置
には、使用者ごとに異なる種々のデータをあらかじめ記
憶する機能を備えているものがあった。これらデータの
登録処理には、短縮ダイアル,ユーザ電話番号,略称等
の多くの登録項目が有り、サービスマンまたはユーザの
手作業により登録処理がなされてきた。これらの登録処
理を遠隔地から行うことのできる装置も開発されてい
る。従来の遠隔データ登録は、回線を利用した通信によ
り通信装置のメモリ内のデータの読みだし又は書き込み
を行う方法であり、特公昭57−48910による短縮
ダイアル登録サービスのデータ確認手法、特公昭60−
41911による留守番電話の転送先の電話番号を書き
換える手法、特公昭61−56662によるファクシミ
リ装置の発信元印字データの登録手法等が提案されてい
る。
【0003】また、これらの登録処理を、通信装置に接
続されたホストコンピュータ等から通信装置及び回線を
介して行うものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
登録処理を公衆回線を介しての通信により行った場合、
その登録が正常に行われたか否かを確認できず、また、
遠隔地から通信によって書き換えられてもその記録が残
らないという不都合があった。
【0005】また、ホストコンピュータを用いて遠隔地
からのデータ登録を行うために、データ登録される相手
先の装置の機能をあらかじめ知っておく必要があり、ま
た、通信が終了したことをホストコンピュータから知る
必要があった。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、通信を介してのデータ登録の履歴を残すことがで
き、通信相手先の機能及び通信の状態をホストコンピュ
ータから知ることができる通信装置及びその制御方法
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の通信装置は次のような構成からなる。
【0008】通信網を介してファクシミリの遠隔データ
登録を行う通信装置であって、遠隔登録するデータを通
信網に送信する送信手段と、通信網から前記送信手段で
送信した遠隔登録するデータに対する応答データを受信
する受信手段と、前記送信手段で送信した遠隔登録する
データ及び前記受信手段で受信した応答データを履歴デ
ータとして記録する記録手段と、該記録手段により記録
した履歴データを出力する出力手段とを備える。
【0009】また、本発明の通信装置の制御方法は次の
ような構成からなる。
【0010】通信網を介してファクシミリの遠隔データ
登録を行う通信装置の制御方法において、遠隔登録する
データを通信網に送信する送信工程と、通信網から前記
送信工程で送信した遠隔登録するデータに対する応答デ
ータを受信する受信工程と、前記送信工程で送信した遠
隔登録するデータ及び前記受信工程で受信した応答デー
タを履歴データとして記録する記録工程と、該記録工程
により記録した履歴データを出力する出力工程とを備え
る。
【0011】
【作用】上記構成により、ファクシミリ装置に送信した
遠隔データ登録のデータと、その応答データとを履歴デ
ータとして記録し、それを出力する。また、通信の状態
を接続されたホスト機器に出力する。また、ファクシミ
リ装置の機能情報を読み出し、それをホスト機器に出力
する。
【0012】
【実施例】[実施例1]本発明の好適な実施例として、
ホストコンピュータに通信アダプタとしてファクシミリ
装置を接続し、それを公衆回線につないだシステムを説
明する。
【0013】図1はリモート登録システムの構成図であ
る。
【0014】ホストたるパーソナルコンピュータ(P
C)1は、通信アダプタであるファクシミリ装置2へコ
マンドとして登録データを送る。ファクシミリ装置2は
RS232Cを備えており、PC1と公衆回線とをつな
ぐ通信アダプタとして動作する。この通信アダプタはR
S232CケーブルでPCと接続されている。
【0015】端末ファクシミリ装置3はデータ登録の対
象となるファクシミリ装置であり、通信アダプタと公衆
回線で接続されている。また、ファクシミリ装置3は画
像データ等、サイズの大きなデータファイルを格納する
DRAMを有し、そこには作業領域や送受信バッファ等
に用いられる領域も備えている。 <データ登録処理の説明>データの登録に際して、ま
ず、使用者は、端末ファクシミリ3に登録するデータを
PC上のホストプログラムにより、図4のメニューに従
って入力する。PC1は、入力されたデータは、登録コ
マンドなるコマンドと共にRS232Cを介してファク
シミリ装置2にデータ送信される。
【0016】登録コマンドを受信した際の、通信アダプ
タとしてのファクシミリ装置2の動作手順を示すのが図
2の流れ図である。データ登録コマンドはファイルライ
トコマンドのバリエーションとも云え、そのコマンドを
受信すると、ステップS201において、ファイルライ
トコマンド処理の手順に従って入力されたデータからフ
ァイルを作成する。
【0017】このステップS201では、通信アダプタ
(ファクシミリ)2は、PC1からの登録データ送信に
対して、図7の様に動作する。この処理は、通信アダプ
タ2が、PC1からのファイルライトコマンドを受けと
った際の処理と同じものである。
【0018】(登録データファイルの生成)まず、これ
から作成するファイルの管理レコードを画像管理テーブ
ル上にとり、DRAMからファイル領域を獲得する。管
理レコードは、図11のように画像ファイルや登録デー
タファイル等に対応している。DRAM上に領域が獲得
できればACKを、できなければNACKをPC1に応
答する(ステップS701〜S704)。なお、登録デ
ータファイルの管理レコードを作成した際、そのファイ
ルのファイル番号をとる。
【0019】次に、RS232Cを介して得られるPC
1からのデータを、順次専用バッファに格納する。この
時、データはASCIIコードと制御コードとで、デー
タの始まりは“DT=”であり、データの終わりはQ=
eopでなくてはならない。そのため、データを受信す
ると(ステップS705)始まりが“DT=”であるこ
とをチェックし(ステップS706)、OKであれば引
き続きデータを受信する(ステップS707)。こうし
て受信したデータをバッファに格納しながら、非同期に
データを解析する。データは1ライン単位(crlf受
信で1ラインの終了を示す)でバッファからDRAM上
の画像エリアに転送される。1ライン如の処理を繰り返
してゆき、データ転送終了をもって、データファイルを
閉じる。すなわち、“crlf”を受信したなら(ステ
ップS708)、1ライン終了であるとして1ライン分
のデータをDRAMに確保したファイル中に書き込む
(ステップS709)。
【0020】なお、送信バッファは、本実施例では、図
9のRMD送信ファイルを指す。このファイルはRMD
登録データファイルと同一であり、PCからのデータの
格納領域であるとともに、端末ファクシミリ3へ送出す
る登録データの領域である。受信バッファは、図9のR
MD受信ファイルである。このファイルはRMDログフ
ァイルと同一であり、端末ファクシミリからの受信信号
及び通信アダプタの送信信号の格納領域であるととも
に、ログを記録する領域である。
【0021】また、登録データファイルは、図11に示
されているように、ファクシミリの画像通信動作時に生
成される画像ファイルと同じメモリに生成する。そのた
め、登録データと画像データとは同等に扱う事ができ、
登録データと同様の方法で端末ファクシミリ3の画像エ
リアに画像を書き込む事も可能である。
【0022】こうしてデータを処理しつつデータの末尾
に付されているQをテストし、“EOP”であれば手続
き終了としてファイルを閉じる(ステップS711)。
“EOM”または“MPS”であれば、データに続くス
テータスコマンドをPC1から受信する(ステップS7
12)。このコマンドに対して、管理レコード作成時に
割り当てたファイル番号をRS232Cを介してPC1
にステータス情報として送信する(ステップS71
3)。
【0023】図7の手順によるコマンドとその応答を示
したのが図5である。図5(a)と(b)とは連続して
おり、(c)はファイルライトコマンド51のフォーマ
ットを、(d)はステータスコマンド52の内容を示し
ている。
【0024】(ログファイルの生成)以上のようにして
ステップS201の登録データファイル生成が終了する
と、次にステップS202に進み、ログファイルをDR
AM上の画像エリアに生成する。このログファイル生成
の手順は、図12の流れ図に示されている。
【0025】ログファイルのオープンでは、まず、最新
の画像ファイル(画像ファイルとは、登録データファイ
ルやログファイルを含んだ呼称である)のファイル番号
を調べ(ステップS1201,ステップS1202)、
それに応じてファイル番号を割り当てる(ステップS1
203)。次に、登録データファイルと同じく、ログフ
ァイルの管理レコードを画像管理テーブル上にとる。そ
のために、画像管理テーブルに管理レコード領域を獲得
できるか、また、DRAM上にファイル領域を獲得でき
るかテストし(ステップS1204)、可能ならば管理
レコードを作成し(ステップS1206)、画像ファイ
ル領域にログファイルをオープンできる(ステップS1
207)。管理レコードはメンバであるファイル番号
(ファイルと1対1に対応)で管理される。また、ファ
イル番号は、新たに画像管理レコードを画像管理テーブ
ル上にとる際に、直前に作成されたファイル番号を1イ
ンクリメントした値となる。従って、登録データファイ
ルのファイル番号を100とすると、ログファイルのフ
ァイル番号は101となる(図11)。
【0026】(回線の接続及び初期設定)以上のように
して登録データファイルとログファイルとを開いたな
ら、通信アダプタ2は、ステップS203で公衆回線網
の端末ファクシミリ3に発呼する。回線がつながった
ら、ステップS204において、遠隔登録通信手順に基
づき、図13に示された300bpsのHDLCフレー
ム形式で登録データを送信信号の形に変えて送信する。
遠隔登録通信手順は、図14に示したT30.初期識別
フェーズを遠隔登録手順の導入部とする。すなわち、ス
テップS204においては、図14のメッセージ交換が
成される。このフェーズにより、引き続き行われる通信
の速度を9600bpsあるいは4800bps等の高
速手順で行うことを設定する。まず、登録データが着信
した端末ファクシミリ3は、遠隔登録機能ありの宣言を
NSF(非標準機能宣言)の中で行う。これを受けた通
信アダプタ2は、機種名の読み出し命令である機種要求
命令を端末ファクシミリ3に行い、機種宣言応答を待
つ。機種要求命令はNSS(非標準機能設定)の中で行
なわれ、機種宣言応答のNSC(非標準機能命令)を受
信すると機種宣言終了を示すMCF(メッセージ確認)
を送信する。機種宣言フェーズを終了すると、遠隔登録
手順としては、図15に示されたデータ登録フェーズへ
移行する。
【0027】(登録データファイル及びログファイルへ
の書き込み)データ登録フェーズでは、通信アダプタ2
が端末ファクシミリ3からのデータ転送要求命令である
NSFを受け、登録コマンド及び登録データであるNS
Sを送信する。通信アダプタ2はNSS送信後、端末フ
ァクシミリ3からの登録応答を待つ。NSSは登録デー
タをHDLCフレーム形式に変換したものであり、NS
SのFIF(情報フィールド)は登録データの内容であ
る。
【0028】NSSに対する端末ファクシミリ3からの
応答は肯定応答と否定応答の2つがあり、それぞれMC
FとRTN(リトレーニング否定)である。通信アダプ
タ2はMCFを受信すると、次コマンドがある場合は次
コマンドのNSSを、次コマンドが無い場合はDCN
(切断命令)を送信する。また、RTNを受信した場合
は、DCNを送信して終わるか、あるいは次コマンドの
送信をする。
【0029】以上の手順を実行するための処理をステッ
プS205以降で行うが、ステップS205でコマンド
を送信するとともに、ステップS206とステップS2
07とにおいて、送信内容と受信内容とを受信バッフ
ァ、すなわちログファイルに格納する。その際、図17
・18のように、送信内容には送信識別子として“T
X”を付加し、受信内容には受信識別子として“RX”
を付加して書き込む。
【0030】このステップS206とS207とにより
為される処理が図19のフローチャートに示されてい
る。
【0031】まず、ログファイルを開いた後(ステップ
S1901)、信号の送信であるか受信であるかをテス
トし(ステップS1902)、その結果に応じてログフ
ァイルへとデータを書き込む。送信である場合には、登
録データファイルの内容を読み出して(ステップS19
05)、識別子“TX”を付加する(ステップS190
6)。受信であれば、すなわち端末ファクシミリ3から
の信号受信時には受信信号を読み(ステップS190
7)、識別子“RX”を付加する(ステップS190
8)。その後ログファイルへとデータを書き込む(ステ
ップS1909)。なお、送信内容をログファイルに書
き込むとき、送信バッファである登録データファイルか
ら受信バッファであるログファイルへとデータを書き写
す動作をし、両方のバッファにアクセスする。送信が終
了、即ち遠隔データ登録が終了するとログファイルを閉
じる(ステップS1903)。
【0032】“TX”,“RX”の識別子は、PC1か
らの登録確認コマンドにより、ログファイルがPC1へ
とファイル送信され、PC1側で正常登録されたか否か
確認を行う際に有効となる。
【0033】このようにして送信並びに受信内容をログ
に記録したなら、前に説明した手順に従って、MCFを
受信したかステップS208でテストする。していなけ
ればDCNをファクシミリ3に送出して登録データの送
信を終了する。受信している場合には、ステップS20
9で引き続き送信するコマンドがあるかテストし、あれ
ばステップS205の登録コマンド送信から繰り返し、
なければステップS210によりDCNを送出して終了
する。
【0034】(ログファイルの読み出し)以上の手順で
作成されたログファイルを、PC1によって読み出すこ
とができる。
【0035】通信アダプタ2は、RS232Cインター
フェースを介して、PC1からの結果要求コマンド(フ
ァイルリードコマンド)に対してログファイルの内容を
送出する。結果要求コマンドはログファイルの送信を要
求するコマンドである。そのコマンドでは、PC1から
ファイル番号を指定する必要がある。PC1は先の登録
データファイル作成時に、ステータスコマンドにより、
登録データファイルのファイル番号を読み出している
(図7ステップS713)。既に説明したとおり、ログ
ファイルのファイル番号はデータファイルのファイル番
号に1インクリメントした値であるため、読み出しずみ
の登録データファイルの番号に1加算してログファイル
の番号を得ることができる。
【0036】このファイル読み出しの手順が図6に示さ
れるものである。図6(a)はメッセージのやりとり
を、(b)はファイルリードコマンド61のフォーマッ
トを示す。
【0037】図3は、PC1から画像確認コマンドを受
信した通信アダプタ2による処理の手順である。これは
図8のファイルリードコマンド処理の手順を、ログファ
イルを対象として実行するものである。
【0038】図8において、まず、コマンドにファイル
番号が付されているかテストする(ステップS80
1)。あればその番号のファイルが存在するか調べ(ス
テップS802)、存在するならPC1にACK応答を
する(ステップS804)。それに引き続き、ページス
テータスを送信し、その応答をテストする(ステップS
805・S806)。ACK応答であれば、所定のフォ
ーマットでファイルの内容を送信する(ステップS80
8〜S812)。
【0039】以上のようにして登録結果であるログファ
イルがPCに送信される事で、PC側においても、遠隔
データ登録が正常に終えた事を知ることができる。
【0040】
【他の実施例】[実施例2]第2の実施例として、端末
ファクシミリ装置3に登録されている登録データを読み
出した場合の処理を説明する。図20は、PCから登録
データの読み出しコマンドを受信した通信アダプタ2の
処理手順である。この手順は、コマンドとレスポンスの
相違、及びそれらに対する処理の若干の相違を除けば、
ほとんど実施例1で説明した登録データの設定処理と変
わらない。そのため、実施例1と共通する処理について
は簡単な説明にとどめる。
【0041】PC1は、端末ファクシミリ3から読み出
すべき登録データ項目を、PC1上のホストプログラム
により入力し(図4)、RS232Cを介して通信アダ
プタ2にデータ送信する(図5,図7)。
【0042】通信アダプタ側では、PC1からのデータ
転送に対し、順次専用バッファにデータを格納し、1ラ
インごとに登録データファイルへの書き込みを行う。デ
ータ転送終了をもって、登録データファイルを閉じる。
【0043】次に、ログファイルを生成する。登録デー
タファイル番号を100とすると、そのファイルのログ
ファイル番号は101となる。
【0044】通信アダプタ2は、公衆回線網の端末ファ
クシミリ3に発呼し、回線がつながったら遠隔登録通信
手順に基づき、300bpsのHDLCフレーム形式で
登録データを送信信号の形に変え送信を行う(図1
3)。遠隔登録通信手順は、T30.初期識別フェーズ
を遠隔登録手順の導入部とする(図14)。着信した端
末ファクシミリは、遠隔登録機能ありの宣言を、NSF
(非標準機能宣言)の中で行う。これを受けた通信アダ
プタは端末ファクシミリに機種名の読み出し命令である
機種要求命令を行い、機種宣言応答を待つ。機種要求命
令はNSS(非標準機能設定)の中で行なわれ、機種宣
言応答のNSC(非標準機能命令)を受信すると機種宣
言終了を示すMCFを送信する。機種宣言フェーズを終
了すると、遠隔登録手順としては、データ読み出しフェ
ーズへ移行する。
【0045】以上が図20のステップS2001〜S2
004で行われる。データ読みだしフェーズは、図16
に示した手順である。
【0046】図16において、データ読み出しフェーズ
では、通信アダプタ2が端末ファクシミリ3からのデー
タ転送要求命令であるNSFを受け、読み出しコマンド
であるNSSをファクシミリ3に送信する。NSS送信
後、端末ファクシミリ3からの登録応答を待つ。NSS
は読み出しデータをHDLCフレーム形式に変換したも
のである。端末ファクシミリ3からの応答は読み出しデ
ータであり、NSCである。通信アダプタ2は、このN
SCへの応答をするが、肯定応答と否定応答の2つがあ
り、それぞれ、MCF(メッセージ確認)とRTN(リ
トレーニング否定)である。応答送信後、端末ファクシ
ミリのデータ転送要求であるNSFを待つ。NSF受信
後、読み出しデータ項目があれば、NSSを送信し、無
ければDCNを送信して通信を終了する。
【0047】以上の手順を実行するための処理をステッ
プS2005以降で行うが、ステップS2005で読み
出しコマンドを送信するとともに、ステップS2006
とステップS2007とにおいて、送信内容と受信内容
とを受信バッファ、すなわちログファイルに格納する。
その際、図17・18のように、送信内容には送信識別
子として“TX”を付加し、受信内容には受信識別子と
して“RX”を付加して書き込む。このステップS20
6とS207とにより為される処理は図19のフローチ
ャートに示されている。
【0048】こうして作成されたログファイルは、PC
1からのデータ読みだし確認コマンドによってPC1に
読み出すことができる。図21はそのコマンドに対する
通信アダプタ2による処理を示したもので、その実体
は、実施例1と同じく図8に示されたファイルリードコ
マンドにおいてログファイルを指定した場合と同一のも
のである。
【0049】このようにして登録データの読み出しを行
った際にも、その履歴をログファイルとしてPCに読み
出し、結果をPC上で知ることができる。
【0050】[実施例3]図23は、図1のシステムに
おいて、PC1から通信アダプタ2に対して登録コマン
ドを送りつけた際の処理手順である。実施例1と異なる
点は、登録フェーズに移行する前に、トレーニングの手
順を経ることと、再送要求の処理を行っていることであ
る。そのため、実施例1と共通する点については詳しい
説明は省略する。
【0051】PC1は、端末ファクシミリ3に登録すべ
きデータを、PC1上のホストプログラムにより入力し
(図4)、RS232Cを介して通信アダプタ2にデー
タ送信する(図5,図7)。
【0052】通信アダプタ側2では、PC1からのデー
タ転送に対し、順次専用バッファにデータを格納し、1
ライン毎にデータファイルへの書き込みを行う。データ
転送終了をもって、データファイルを閉じる。データフ
ァイルは、一般ファクシミリによる画像転送時に生成さ
れる画像ファイルと同じDRAM上の画像エリアに生成
する(図11)。
【0053】画像ファイルはファイル番号で管理され、
登録データファイルにもファイル番号が付される。送信
バッファは本実施例では、図10のRMD送信バッファ
を指し、ここで生成したデータファイルの内容の読み出
しデータ、即ち、端末ファクシミリへ送出する登録デー
タの格納領域である。このバッファを持つ事で、再送信
時の送信データ形成、及びログファイルへのデータ書き
込みが効率的となる。
【0054】通信アダプタは、公衆回線網の端末ファク
シミリに発呼する。遠隔登録の機種宣言フェーズを遠隔
登録手順の入り口として規定し、そのもとで、9600
bps,4800bps等の高速手順で交信を行う。機
種宣言フェーズの手順は図23に示されたとおりであ
る。
【0055】着信した端末ファクシミリ3は、遠隔登録
機能ありの宣言をNSF(非標準機能宣言)の中で行
う。これを受けた通信アダプタ2は端末ファクシミリ3
に機種名の読み出し命令である機種要求命令を行い、機
種宣言応答を待つ。機種要求命令はNSS(非標準機能
宣言)の中で行なわれ、機種宣言応答のNSC(非標準
機能命令)を受信すると機種宣言終了を示すMCFを送
信する。機種宣言フェーズを終了すると、トレーニング
を行いCFR(受信準備確認)を送出したら、画像デー
タを送るのと同様に登録コマンドとデータをHDLC形
式で送信する。この場合に1回で送信できるデータ容量
は64Kbyteである。通信アダプタ2は、登録コマ
ンドを送信するとそれをログファイルに書き込む。この
要領は実施例1と同様である。
【0056】以上がステップS2201〜S2206に
よる処理手順である。
【0057】登録データを受信した端末ファクシミリ3
は、受信したデータの伝送誤りチェックをし、その結
果、伝送誤りが存在する場合には、PPR(再送要求信
号)を通信アダプタ2に送信する。通信アダプタ2は端
末ファクシミリ3からの応答を待ってそれをテストする
(ステップS2208)。PPRを受信したならば、通
信アダプタ2は、PPRに示されたフレームを再送する
(ステップS2209)。
【0058】一方、端末ファクシミリ3は、受信データ
の誤りチェックの結果、正常であったならば登録動作に
移って登録動作終了までRNRを送信し、終了するとM
CFを送信する。そのため、通信アダプタ2は、受信し
たRNRに対してRRを送信しながらMCFを受信する
まで待機する(ステップS2210)。
【0059】端末ファクシミリ3からの応答を受信する
と、それをログファイルに書き込む(ステップS221
1)。この要領は実施例1と同様である。次に、受信し
た応答がMCFであるかテストし(ステップS221
2)、MCFを受信したならば、次のデータがあるかを
調べ(ステップS2213)、あればそれを送信し、次
のデータが無ければDCNを送信して交信終了する(ス
テップS2214)。
【0060】ステップS2206からステップS221
4までの手順は図25に示された手順に従ったものであ
る。図22の手順に従えば、ログとして記録されるコマ
ンドは正しく受信されたコマンドに限られ、伝送誤りに
よって再送されたコマンドは記録されることはなく、ロ
グファイルのサイズを無用に大きくとる必要がなくな
る。
【0061】以上のようにして作成されたログファイル
は、PC1から読み出すことができる。すなわち、実施
例1と同様、通信アダプタ2は、RS232Cインター
フェースを介してのPC1からの結果要求コマンド(フ
ァイルリード)に対し、通信アダプタはログファイルの
内容を送出する(図3,図6,図8)。PC1側では、
この応答により正常に遠隔データ登録を終えた事を知り
うる。
【0062】[実施例4]図27は実施例4の通信アダ
プタによる処理手順示す。本実施例は実施例3の登録コ
マンドを読み出しコマンドに置き換えたものであり、実
施例1・2・3と共通する点も多く、それらについての
説明は省略する。
【0063】PC1は、端末ファクシミリ3に読み出し
データ項目を、PC上のホストプログラムにより使用者
等から入力され(図4)、それらデータをRS232C
を介して通信アダプタ2にデータ送信する(図5,図
7)。
【0064】通信アダプタ2では、PC1からのデータ
転送に対し、順次専用バッファにデータを格納し、1ラ
イン毎に登録データファイルへの書き込みを行う。デー
タ転送終了をもって、登録データファイルを閉じる。登
録データファイルは、一般ファクシミリ動作時に生成さ
れる画像ファイルと同様の画像エリアに生成する(図1
1)。
【0065】画像ファイルはファイル番号で管理され、
登録データファイルにもファイル番号が付される。送信
バッファは本実施例では、図10のRMD送信バッファ
を指し、ここで生成したデータファイルの内容の読み出
しデータ、即ち、端末ファクシミリへ送出する登録デー
タの格納領域である。このバッファを持つ事で、再送信
時の送信データ形成、及びログファイルへのデータ書き
込みが効率的となる。通信アダプタ2は、公衆回線網の
端末ファクシミリ3に発呼する。遠隔登録の機種宣言フ
ェーズを遠隔登録手順の入り口として規定し、そのもと
で、9600bps,4800bps等の高速手順で交
信を行う(図14)。
【0066】着信した端末ファクシミリ3は、遠隔登録
機能ありの宣言を、NSF(非標準機能宣言)の中で行
う。これを受けた通信アダプタ2は端末ファクシミリ3
に機種名の読み出し命令である機種要求命令を行い、機
種宣言応答を待つ。機種要求命令はNSS(非標準機能
宣言)の中で行なわれ、機種宣言応答のNSC(非標準
機能命令)を受信すると機種宣言終了を示すMCFを送
信する。機種宣言フェーズを終了すると、トレーニング
を行いCFR(受信準備確認)を送出したら、画像デー
タを送るのと同様に読み出しデータ項目をHDLC形式
で送信する。この場合に1回で送信できるデータ容量は
64Kbyteである。
【0067】読み出しデータを受信した端末ファクシミ
リ3からは、伝送誤りチェックの結果、伝送誤りが存在
する場合には、PPR(再送要求信号)が送信される。
PPRを受信した通信アダプタ2は、PPRの示すフレ
ームに関して再送を行う。また、端末ファクシミリ3の
誤りチェックの結果、正常であったならば、端末ファク
シミリ3は登録データの内容をHDLC形式で送信して
くる。通信アダプタ2はデータを受信し、受信データの
受信バッファ書き込み処理をする。読み出しデータ応答
がない項目があるならばMCFを送信し、全ての読み出
しデータ項目が満足されていればDCNを送信して交信
終了する。
【0068】通信アダプタ2は、端末ファクシミリと交
信しながら送信内容と受信信号を受信バッファに格納す
る。この時、送信内容には送信識別子として“TX”
を、受信信号には受信識別子として“RX”を付加し書
き込む。送信が終了、即ち遠隔データ登録終了するとロ
グファイルを閉じる(図19)。
【0069】以上の手順が図27のステップS2701
〜S2713に示されたものであり、これは図26の手
順に従った処理である。
【0070】通信アダプタ2は、RS232Cインター
フェースを介してのPC1からの結果要求コマンド(フ
ァイルリード)に対し、ログファイルの内容を送出す
る。この手順は実施例2と同様である。PC1では、こ
の応答により正常に遠隔データ登録を終えた事を知りう
る。
【0071】[実施例5]実施例5として、図1のシス
テムにおけるPC1から通信アダプタ2の通信状態を知
ることができる通信システムを説明する。
【0072】本実施例のリモート登録システムは、実施
例1〜4と同じく、図1の構成である。PC1は、通信
アダプタとして動作するファクシミリ装置2へ登録デー
タをコマンドとして送る。この通信アダプタ2はPC1
とRS232Cケーブルで接続されている。
【0073】データを登録されるべき端末ファクシミリ
装置3は、通信アダプタ2と公衆回線で接続されてい
る。 <通信アダプタによる登録コマンド処理手順>図43
は、図1のシステムにおける、PC1からの遠隔データ
登録コマンドに対する通信アダプタ2の動作手順であ
る。ファクシミリ装置3に対するデータの登録である点
は実施例1と同じであり、実施例1と同じ要領の処理に
ついては詳しい説明は省略する。
【0074】端末ファクシミリ3に登録するべき登録デ
ータはPC1上のホストプログラム(図4)により入力
され、PC1は、RS232Cを介して通信アダプタ2
に入力されたデータを登録コマンドとして送信する(図
5の手順)。これに引き続いて図43の処理が開始され
る。
【0075】まず、通信アダプタ2は、PC1からの登
録コマンドを受けると、ステップS4301において、
これから作成するファイルの管理レコードを画像管理テ
ーブル上にとり、ファイル番号を割り当て、DRAMか
らメモリを獲得し登録データファイルを生成する。この
手順は実施例1の図2ステップS201と同じ処理であ
る。
【0076】ファイル番号は画像ファイル管理番号で有
り、ファイル作成時、ファイルと一対一に付けられる。
登録データファイルは、画像伝送時に生成される画像フ
ァイルと同じ画像エリアに生成される(図11)。
【0077】通信アダプタ2は、RS232Cを介して
得られるPC1からのデータを、順次専用バッファに格
納し、データ転送終了をもって、登録データファイルを
閉じる。
【0078】次にステップS4302において、通信ア
ダプタ2は、送信開始時点で通信ステータスとして“*
***”を書き込む。通信ステータスは、DRAM上な
ど、装置の内蔵するメモリ上に割り当てられている領域
に記憶されるデータであり、通信終了時にその通信の状
態に応じて書き換えられる。そのため、通信中であるな
らば通信開始前に書き込んだ値“****”となってい
る。
【0079】次に、ステップS4303において、通信
アダプタ2は、公衆回線網の端末ファクシミリ3に発呼
する。回線がつながったら、ステップS4304で、遠
隔登録通信手順に基づき、登録データを送信信号の形に
換え送信を行う。この手順は図30に示されたとおりの
ものである。
【0080】これに対する端末ファクシミリ3からの応
答には肯定応答と否定応答の2つがあり、それぞれ、M
CF(メッセージ確認)とRTN(リトレーニング否
定)である。通信アダプタ2では、ステップS4305
でこれらファクシミリ3からの応答を受信する。
【0081】通信アダプタ2は応答を受け取るとステッ
プS4306でそれ調べる。MCFを受信すると、ステ
ップS4307に進んで次コマンドの有無を更に調べ
る。次コマンドがある場合は、次コマンドのNSSを、
次コマンドが無い場合は、ステップS4308でDCN
(切断命令)を送信する。また、RTNを受けた場合
は、DCNを送信して終わるか、あるいは次コマンドの
送信をする。
【0082】以上、ステップS4304からステップS
4308までの手順は図30(b)に従うものである。
【0083】最後に、ステップS4309において、通
信アダプタ2は、この送信(PC1のファイルライトコ
マンドにより生成した登録データファイルの端末ファク
シミリ3への送信)終了時、通信ステータスを“000
0”と書き換える。 <PCによるステータスの読み出し>一方、PC側では
ファイルライトコマンド送出以後、ステータスコマンド
を通信アダプタ2に送りつける。この読み出しのプロト
コールは図28に示したものとなるが、これらのコマン
ドについては、実施例1で説明したとおりである。ステ
ータスコマンドは、対象となるファイル番号を指定する
形式であり、ここではファイル番号は登録データファイ
ルの番号である。このステータスコマンドを、通信ステ
ータスが終了を示すまで、ある間隔をおいて送出し続け
る。
【0084】通信アダプタ2は、端末ファクシミリ3と
交信中でも、RS232Cを介してPC1からのコマン
ドに対する応答が可能で有る。PC1からのステータス
コマンドに対し、通信アダプタ2は図28のプロトコル
に基づき、図31のフローのように動作する。
【0085】図31において、通信アダプタ2は、コマ
ンドに対する応答が可能である場合はACKを送出する
(ステップS3402)。その他の異常時には、NAK
を送出する(ステップS3403)。
【0086】ACK送出後、図28(a)と(c)に示
したように、通信ステータスを応答形式にしてコマンド
応答する(ステップS3403〜S3405)。応答の
形式は、RMD送信登録データファイルのファイル番号
と、そのファイルが実行しているコマンドあるいは実行
したコマンドと、通信ステータスとから成る(図2
9)。通信ステータスはそれが格納されているメモリか
ら読みだされた値で、この応答を受けたPCは通信ステ
ータス部を見る事によって通信実行中か否かを知りう
る。すなわち、値が“****”であれば通信中であ
り、“0000”であれば終了している。
【0087】以上のような手順により、通信アダプタの
接続されたPCから、通信アダプタと端末ファクシミリ
との通信の状態を知ることができる。
【0088】[実施例6]実施例6も、図1のシステム
において実現される。
【0089】図32は、本実施例の通信アダプタ2によ
る登録コマンドの処理手順を示す。端末ファクシミリ3
に登録するべき登録データはPC1上のホストプログラ
ム(図4)を用いて入力され、RS232Cを介して通
信アダプタ2にデータ送信される。
【0090】図32において、まず、通信アダプタ2
は、PCからの登録コマンドを受けると、これから作成
するファイルの管理レコードを画像管理テーブル上にと
り、ファイル番号を割り当て、DRAMからメモリを獲
得しデータファイルを生成する。
【0091】ファイル番号は画像管理番号で有り、ファ
イル作成時、ファイルと一対一に付けられる。データフ
ァイルは、一般ファイル動作時に生成される画像ファイ
ルと同様の画像エリアに生成する(図11)。
【0092】RS232Cを介して得られるPCからの
データを、順次専用バッファに格納し、データ転送終了
をもってデータファイルを閉じる(ステップS350
1)。次に、通信アダプタ2は、送信開始時点で通信ス
テータスを“****”とする(ステップS350
2)。通信ステータスは通信終了時のみ書き換えられる
ので、通信中であるならば“****”となっている。
【0093】次に、通信アダプタ2は、公衆回線網の端
末ファクシミリ3に発呼し、回線がつながったら遠隔登
録通信手順に基づき、登録データを送信信号の形に変え
送信を行う(ステップS3504)。
【0094】端末ファクシミリ3からの応答は肯定応答
と否定応答の2つがあり、それぞれ、MCF(メッセー
ジ確認)とRTN(リトレーニング否定)である。
【0095】通信アダプタ2はMCFを受信すると、次
コマンドがある場合は、次コマンドのNSSを、次コマ
ンドが無い場合はDCN(切断命令)を送信する。ま
た、RTNを受けた場合は、DCNを送信して終わる
か、あるいは次コマンドの送信をする(ステップS35
04〜S3508)。
【0096】以上は実施例5と同じ手順であるが、本実
施例においては、ファクシミリ装置3に対してコマンド
送信中に通信エラーが発生した場合には、通信アダプタ
2は通信ステータスとしてエラー番号を書き込む(ステ
ップS3509)。このエラー番号はエラーの現象や原
因等に応じて決定される値である。
【0097】一方、PC1側ではファイルライトコマン
ド送出以後、ステータスコマンドを出す。ステータスコ
マンドは、ファイル番号を指定する形式であり、ファイ
ル番号は登録データファイルのファイル番号である(図
28)。このコマンドを、通信ステータスが終了を示す
まで、ある間隔をおいて送出し続ける。
【0098】通信アダプタ2は、端末ファクシミリ3と
交信中でも、RS232Cを介してPC1からのコマン
ド応答が可能で有り、PC1からのステータスコマンド
に対し、通信アダプタは図28のプロトコルに基づき、
図31のフローのように動作する。この手順は実施例5
と同じものである。
【0099】以上のようにして、通信アダプタ2の通信
状態あるいは、最近終了した通信状態をPC1から知る
ことができる。
【0100】[実施例7]図1は、第7の実施例のリモ
ート登録システムの構成図である。PC1は、通信アダ
プタ2であるファクシミリ装置へコマンドを送る。この
通信アダプタ2はPC1とRS232Cケーブルで接続
されている。データを登録されるべき端末ファクシミリ
装置3は、通信アダプタ2と公衆回線で接続されてい
る。
【0101】本実施例は、PC1から通信アダプタ2を
介して端末ファクシミリ3の有する機能を得ることので
きるシステムに関する。
【0102】オペレータはPC1上のホストプログラム
により、端末ファクシミリの電話番号である接続番号を
入力する。この際には、図34に例示されたメニュー画
面ににしたがってデータ入力を行う。メニューから“実
行”の項目が選択されると、PC1は、RS232Cを
介して通信アダプタ2にNSF/DIS読み出しコマン
ドを送信する。この手順は図35に示されている。。
【0103】NSF/DIS読み出しコマンドは、図5
に示されたファイルライトコマンドの特別な形で、ファ
イルライトデータコードを“NSF/DIS”とし、フ
ァイルに書き込むデータはQ(EOP)のみである。 <NSF/DIS読み出しコマンドの処理手順>図33
はNSF/DIS読み出しコマンドを受信した通信アダ
プタ2による処理手順である。
【0104】図33において、通信アダプタ2は、PC
1からのNSF/DIS読み出しコマンドを受けると、
まずステップS3301において、作成するファイルの
管理レコードを画像管理テーブル上にとり、DRAMか
らメモリを獲得する。データファイルの画像管理レコー
ドを作成し、ファイル番号をとる(図11)。そのファ
イル番号は、PC1からのステータスコマンドで、RS
232Cを介してPC1にステータス情報として送信さ
れる。この手順は図5に示したとおりである。このファ
イルを以下、NSF/DISと呼ぶ。
【0105】次に、ステップS3302において、通信
アダプタ2は、公衆回線網の相手先端末ファクシミリ3
に発呼する。
【0106】次に、ステップS3303において、NS
F/DISコマンドのパラメータを“CD=11”と指
定することにより、このファイルの属性を、RMDのN
SF/DISとする。また、現在ファイルを形成してい
るページを捨て、新たにページを設けるというファイル
の初期化を行い、ステップS3304で初期化が成功裡
に終えたか調べておく。
【0107】一方、着呼した端末ファクシミリ(通信相
手ファクシミリ装置)は、被呼側の能力を示すNSF
(非標準機能宣言),CSI(被呼端末識別),DIS
(ディジタル識別信号)を送信する。
【0108】これを受けた通信アダプタは、ステップS
3305において受信内容がDISであるかテストし、
DISであればその内容を先に生成したNSF/DIS
ファイルにステップS3306で書き込む。例として、
図42にDISのHDLCフレームを示す。ファイルに
書き込まれる内容は、フレーム中のFIFである。この
動作を図37に示す。
【0109】図37において、まず、NSF/DISフ
ァイルをオープンする(ステップS3701)。次に、
受信した信号がDISであるか否かを判断し(ステップ
S3702)、DISであったならば、受信したフレー
ムのアドレス,制御,FCF,FCSの各フィールドを
除いたフレーム長を算出しておく(ステップS370
4)。もし、DISを受信できなかった場合は、DCN
を送信して通信終了する(ステップS3703)。
【0110】次に、NSF/DISファイルに受信デー
タを示すRX識別子を書き込む(ステップS370
5)。次に、FIFのデータをBCDからアスキーへ変
換する(ステップS3710)。これは、NSF/DI
SファイルのPC1への送信時の表示の為である。変換
した内容をNSF/DISファイルへ書き込み(ステッ
プS3711)、dis_data_lenをデクリメントし(ステ
ップS3712)、FIFのデータを全てファイルに書
き込むまで繰り返す。そして、NSF/DISファイル
をクローズする(ステップS3709)。
【0111】以上の手順により、通信アダプタ2は、端
末ファクシミリ3から読み出した機能をファイルとして
保管する。 <PCからのNSF/DISファイルの読み出し>PC
1は、RS232Cインターフェースを介して、通信ア
ダプタ2にNSF/DISファイル送信を要求する。こ
の要求は、前の実施例で説明したファイルリードコマン
ドを用いて、NSF/DISファイルのファイル番号を
指定して行われる。
【0112】PC1からのファイルリードコマンドに対
し、通信アダプタはNSF/DISファイルの内容を送
出する。その結果が、図34の右半分の表示である。こ
の結果に即して、端末ファクシミリの場合は、登録項目
及び登録データ条件又は読み出しデータ項目の設定が可
能となる。また、通信相手機のファクシミリ機能を把握
する事が可能となる。
【0113】[実施例8]図1は、本実施例のリモート
登録システムの構成図である。PC1は、通信アダプタ
であるファクシミリ装置2へコマンドを送る。この通信
アダプタ2はPC1とRS232Cケーブルで接続され
ている。
【0114】データを登録されるべき端末ファクシミリ
装置3は、通信アダプタ2と公衆回線で接続されてい
る。
【0115】本実施例では、実施例7で説明したNSF
/DIS読み出しコマンドの処理とともに、実施例2の
ように遠隔登録データ読み出しコマンドのログを記録を
掃除に行う手順を説明する。
【0116】図38は、NSF/DIS読み出しコマン
ド及び登録データ読み出しコマンド通信アダプタ2の動
作手順である。
【0117】オペレータはPC1上のホストプログラム
(図34)により、端末ファクシミリ3の電話番号であ
る接続番号を入力する。次いで、“実行”項目選択によ
り、PC1は、RS232Cを介して通信アダプタ2に
NSF/DIS読み出しコマンドを送信する(図3
5)。NSF/DIS読み出しコマンドは、ファイルラ
イトコマンド(図5(c))の特別な形で、ファイルラ
イトデータコードをNSF/DISとし、ファイルに書
き込むデータはQ(EOP)のみである。
【0118】また、オペレータは、端末ファクシミリ3
から読み出すべき登録データ項目を、PC1上のホスト
プログラムによりメニューに従って入力し(図40)、
RS232Cを介して通信アダプタ2にデータ送信す
る。この手順は図5に示されているとおりである。
【0119】図38は、これら2つの入力を受けたPC
1から送りつけられたコマンドを受けた時点からの通信
アダプタ2による処理である。
【0120】図38において、通信アダプタ2は、PC
1からのNSF/DIS読み出しコマンドを受けると、
まずステップS3801でNSF/DISファイルを開
く。すなわち、作成するファイルの管理レコードを画像
管理テーブル上にとり、DRAMからメモリを獲得す
る。更に、データファイルの画像管理レコードを作成
し、ファイル番号をとる(図11)。そのファイル番号
は、PCからのステータスコマンドで、RS232Cを
介してPCにステータス情報として送信される(図
5)。このファイルを以下、NSF/DISと呼ぶ。読
み出しコマンドのパラメータ“CD=11”と指定する
ことにより、ファイルの属性を、RMDのNSF/DI
Sとする。
【0121】また、PC1からの遠隔データ登録コマン
ドに対し、ステップS3802において、登録データフ
ァイルを生成し、データの書き込みを行う。データ転送
終了をもって、データファイルを閉じる。これは前の実
施例で説明されているとおりである。
【0122】次に、ステップS3803で、通信アダプ
タ2は、公衆回線網の端末ファクシミリ3に発呼する。
引き続き、ステップS3804において、現在NSF/
DISファイルを形成しているページを捨て、新たにペ
ージを設けるというファイルの初期化を行う。その後ス
テップS3805で初期化の結果を調べる。
【0123】一方、着呼した端末ファクシミリ3は、被
呼側の能力を示すNSF(非標準機能宣言),CSI
(被呼端末識別),DIS(ディジタル識別信号)を通
信アダプタ2に対し送信する。
【0124】通信アダプタ2は端末ファクシミリ3から
の応答を受信すると、ステップS3806でDISを受
信したかテストし、そうであればステップS3807に
進んで受信内容をNSF/DISファイルに書き込む。
この要領は実施例7で説明したとおりである。
【0125】それが済むと、ステップS3808で、図
39に示された機種宣言フェーズの手順を実行する。通
信アダプタ2は、機種名の読み出し命令である機種要求
命令を行い、機種宣言応答を待つ。機種要求命令NSS
(非標準機能宣言)の中で行なわれ、機種宣言応答のN
SC(非標準機能命令)を受信すると、機種宣言終了を
示すMCFを送信する。機種宣言フェーズを終了する
と、遠隔登録手順としては、データ読み出しフェーズへ
移行する。
【0126】通信アダプタ2は、ステップS3809〜
S3811において、端末ファクシミリ3と交信しなが
ら送信内容と受信信号とをNSF/DISファイルに格
納する。この時、送信内容には送信識別子として“T
X”を、受信信号には受信識別子として“RX”を付加
して書き込む(図41)。書き込まれる内容は実施例2
と同じものであるが、ファイルはログファイルではな
く、NSF/DISファイルである。
【0127】データ読み出しフェーズでは、通信アダプ
タ2が端末ファクシミリ3からのデータ転送要求命令で
あるNSFを受け、読み出しコマンドであるNSSを送
信する。NSSは読み出しデータをHDLCフレーム形
式に変換したものであり、NSS送信後、端末ファクシ
ミリ3からの登録応答を待つ。端末ファクシミリ3から
の応答は読み出しデータであり、NSCである。
【0128】通信アダプタ2は、このNSCへの応答を
するが、肯定応答と否定応答の2つがあり、それぞれM
CF(メッセージ確認)とRTN(リトレーニング否
定)である。応答送信後、端末ファクシミリ3のデータ
転送要求であるNSFを待つ。NSF受信後、さらに読
み出しデータ項目があるかステップS3812で判定
し、あればステップS3814に進んでMCFを送信
し、無ければステップS3813においてDCNを送信
して通信を終了する。
【0129】以上の手順により、端末ファクシミリの機
能と遠隔登録データ読み出しのログをNSF/DISフ
ァイルに格納することができる。 <NSF/DISファイルの読み出し>PC1は、RS
232Cインターフェースを介して、NSF/DISフ
ァイル送信を要求する(図6)。これはファイルリード
コマンドであり、その内容は前の実施例と同様である。
【0130】すなわち、PC1からのコマンドに対し、
通信アダプタ2はNSF/DISファイルの内容を送出
する。その結果、端末ファクシミリ3の通信機能と遠隔
登録データ読み出しされた内容を知る事が可能となる。
【0131】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信網を介してファクシミリの遠隔データ登録を行った場
合、登録の際に相手端末とどのようなデータのやり取り
を行ったかを履歴データとして残し、それを出力できる
ので、容易に状況を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠隔登録におけるシステム構成の図である。
【図2】実施例における遠隔登録システムの通信アダプ
タの動作フローチャートである。
【図3】実施例における遠隔登録システムの通信アダプ
タの動作フローチャートである。
【図4】遠隔登録システムのPC画面上の登録データメ
ニューの図である。
【図5】遠隔登録システムのRS232Cを介したPC
データファイルの通信アダプタ転送コマンドフォーマッ
トの図である。
【図6】遠隔登録システムのRS232Cを介した通信
アダプタデータファイルのPC転送コマンドフォーマッ
トの図である。
【図7】遠隔登録システムのRS232Cを介したファ
イルライト時の通信アダプタ動作フローチャートであ
る。
【図8】遠隔登録システムのRS232Cを介したファ
イルリード時の通信アダプタ動作フローチャートであ
る。
【図9】遠隔登録システムの実施例1,2における通信
アダプタのRMD送受信バッファの図である。
【図10】遠隔登録システムの実施例3,4における通
信アダプタのRMD送受信バッファの図である。
【図11】通信アダプタの画像管理テーブル及び画像メ
モリの図である。
【図12】通信アダプタにおける画像管理レコード生成
のフローチャートである。
【図13】遠隔登録/読み出しで用いるコマンドとデー
タのHDLCフレームの図である。
【図14】実施例の機種宣言フェーズの通信手順モード
の図である。
【図15】実施例の遠隔登録フェーズの通信手順モード
の図である。
【図16】実施例の遠隔読み出しの通信手順モードの図
である。
【図17】実施例1のログファイルの一例の図である。
【図18】実施例2のログファイルの一例の図である。
【図19】通信アダプタにおけるログファイル生成動作
のフローチャートである。
【図20】遠隔登録システムの実施例2における通信ア
ダプタの動作フローチャートである。
【図21】遠隔登録システムの実施例2における通信ア
ダプタの動作フローチャートである。
【図22】遠隔登録システムの実施例3における通信ア
ダプタの動作フローチャートである。
【図23】実施例の機種宣言フェーズの通信手順モード
の図である。
【図24】実施例のトレーニングフェーズの通信手順モ
ードの図である。
【図25】実施例の遠隔登録フェーズの通信手順モード
の図である。
【図26】実施例の遠隔読み出しフェーズの通信手順モ
ードの図である。
【図27】RMDシステムの実施例における通信アダプ
タの動作のフローチャートである。
【図28】RMDシステムのRS232Cを介したステ
ータスコマンドフォーマットの図である。
【図29】RMDシステムのRS232Cを介したステ
ータスコマンド応答例の図である。
【図30】RMD通信手順の図である。
【図31】RMDシステムの実施例における通信アダプ
タの動作フローチャートである。
【図32】RMDシステムの実施例における通信アダプ
タの動作フローチャートである。
【図33】遠隔登録システムの実施例における通信アダ
プタの動作フローチャートである。
【図34】遠隔登録システムのPC画面上のNSF/D
IS読み出しメニューの図である。
【図35】遠隔登録システムのRS232Cを介したN
SF/DISコマンドの図である。
【図36】NSF/DIS読み出し通信手順の図であ
る。
【図37】NSF/DISファイル書き込み手順のフロ
ーチャートである。
【図38】遠隔登録システムの実施例における通信アダ
プタの動作フローチャートである。
【図39】実施例の遠隔読み出しの通信手順の図であ
る。
【図40】遠隔登録システムのPC画面上の読み出しデ
ータメニューの図である。
【図41】実施例のNSF/DISファイルへの書き込
み信号内容の図である。
【図42】受信信号のHDLフレームの図である。
【図43】遠隔登録システムの実施例における通信アダ
プタの動作フローチャートである
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(PC)、 2 通信アダプタ(ファクシミリ装置)、 3 端末ファクシミリ装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 章 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 齋藤 斉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−1653(JP,A) 特開 昭63−103596(JP,A) 特開 平2−14663(JP,A) 特開 平2−1687(JP,A) 特開 昭64−44674(JP,A) 特開 昭63−284962(JP,A) 特開 昭62−45266(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04N 1/00 107 H04N 1/32

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を介してファクシミリの遠隔デー
    タ登録を行う通信装置であって、 遠隔登録するデータを通信網に送信する送信手段と、 通信網から前記送信手段で送信した遠隔登録するデータ
    に対する応答データを受信する受信手段と、前記送信手段で送信した遠隔登録するデータ及び前記受
    信手段で受信した応答データ を履歴データとして記録す
    る記録手段と、 該記録手段により記録した履歴データを出力する出力手
    段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、通信装置外部の入出力
    機器に履歴データを出力することを特徴とする請求項1
    記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 データの入力を行う入力手段を更に備
    え、該入力手段は、前記送信手段により送信する、遠隔
    登録するデータを前記入出力機器より入力することを特
    徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段は、履歴データにおいて、
    前記送信手段で送信した遠隔登録データには送信識別子
    を、前記受信手段で受信した応答データには受信識別子
    を付加する事を特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 画像データを送信する手段を更に備え、
    遠隔登録データを画像データと同一の形式のファイルと
    して管理することを持徹とする請求項1記載の通信装
    置。
  6. 【請求項6】 G3ファクシミリ装置の300bpsの
    手順信号を用いる事を特徴とする請求項1記載の通信装
    置。
  7. 【請求項7】 G3ファクシミリ装置の9600bps
    あるいは4800bpsの画像信号を用いる事を特徴と
    する請求項1記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 遠隔登録するデータ及び履歴データはフ
    ァイルとして扱われ、遠隔登録データファイルとそれに
    対応する履歴データファイルは連続するファイル番号を
    与えられて管理されることを特徴とする請求項1記載の
    通信装置。
  9. 【請求項9】 通信網を介してファクシミリの遠隔デー
    タ登録を行う通信装 置の制御方法において、 遠隔登録するデータを通信網に送信する送信工程と、 通信網から前記送信工程で送信した遠隔登録するデータ
    に対する応答データを受信する受信工程と、 前記送信工程で送信した遠隔登録するデータ及び前記受
    信工程で受信した応答データを履歴データとして記録す
    る記録工程と、 該記録工程により記録した履歴データを出力する出力工
    程とを備えることを特徴とする通信装置の制御方法。
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