JPH03101477A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファクシミリ通信により原稿画面を画信号の
形態で送受信するとともに、受信した画信号を画面情報
として記憶する画面（画信号）メモリを有するファクシ
ミリ装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種のファクシミリ装置は、受信したファクシ
ミリ画面の画信号を画面メモリに画面情報として記憶し
たのち、内容の一部を読取った人間が判断して記録紙に
記録出力させるとき、次の画信号受信のため記録出力し
画信号を消去している。

これについて、第５図および第６図を参照して説明する
。

第５図は従来の一例を示す機能ブロック図である。第５
図のファクシミリ装置は、画信号受信部８１、書込制御
部８２２画面メモ！、１９０．読取要求部９１．読取制
御部９２２画信号読取部９３゜表示部９４．記録要求部
９５．および記録部９６を有する。画信号受信部８１は
接続相手先ファクシミリ装置からファクシミリ通信手順
により画信号をページごとに受信する。書込制御部８２
は画信号受信部８１から画信号の受信通知を受けたとき
画面メモリ９０の空領域に受信画信号を書込む制御を実
行する。

第６図は読取要求および記録要求の一連の動作手順の一
例を示すフローチャートである。第３図に第４図を併せ
参照して残りのブロック機能および動作手順について説
明する。

読取要求部９１は操作者の操作により読取要求が発生（
９０１）したとき、読取制御部９２へ通知する。読取制
御部９２は読取要求部９Ｉから受けた指定に基づき、画
信号読取部９３に指示して、画面メモリ９０の指定メモ
リ領域から画信号を読み取らせ、表示部９４に表示（９
０２）させる。

次いで、操作者は表示部９４の表示を見て画面の記録要
求を操作するので、記録要求部９５が記録要求を発生（
９０３）１．て記録部９６へ通知する。

記録部９６は周知の所定の画信号読取記録手順（９０４
）を実行する。例えば、記録部９６は記録要求指示を受
信したとき、画信号読取部９３が画面メモリ９０から読
取って表示部９４に表示中の画信号を取出して記録紙に
印画記録する。手順９０４の記録が終了したとき、記録
部９６は画信号読取部９３を介して読取られた画信号を
消去（９０５）する。画信号の消去は記録部９６へ転送
の都度、画信号読取部９３が画面メモリ９０上に記録済
みの画信号を消去しても、記録終了後−括して消去して
もよい。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述のように従来のファクシミリ装置は、受信したファ
クシミリ画面を記憶するが、記憶した画信号は記録出力
したとき消去されるように構成されているので、受信者
が第３者に転送したい場合には、記録出力された記録紙
画面を原稿にしてファクシミリ送信することが必要であ
り、画面の劣化が著しいという一つの問題点があった。

本発明の第１の目的は、受信記憶した画信号を記録出力
しても消去せず、読出して送信するように構成すること
により上記問題点を解決したファクシミリ装置を提供す
ることにある。

また、上記問題点の解決により送信される画信号には受
信者であって第三者への送信者となる送信元の情報が送
信元としては含まれていないので、受信先で混乱する原
因になるという問題点が−ある。

従って、第２の目的は、受信記憶した画信号を読出して
転送するとき転送者情報を付加するように構成すること
により上記問題点を解決したファクシミリ装置を提供す
ることにある。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明によるファクシミリ装置の基本構成は、ファクシ
ミリ通信により原稿画１を画信号の形態で送受信すると
ともに受信した画信号を画面情報として記憶する画面（
画信号）メモリを有するファクシミリ装置において、受
信したファクシミリ画信号を画面ごとに前記画面メモリ
に書込む一方、満杯のとき次の画面情報を最も古く書込
んだ画面情報から消去してその空き領域に書込む書込制
御部と、読取要求の発生を受けて指定された画面情報を
読出して出力する読取制御部と、この読取制御部から画
面情報を受信して一時蓄積し表示部に画面表示する画信
号読取部と、記録要求の発生を受け前記画信号読取部が
一時記憶した画面情報から画情報を読出して記録紙に印
画記録する記録部と、ダイヤル発信により相手先まで接
続し画信号送信の指示を受けたとき前記画信号読取部が
表示した画面情報の画信号を読出して相手先へファクシ
ミリ送信するファクシミリ通信部とを有する。

また、第２の目的を達成する手段は上記ファクシミリ装
置において、原稿が所定位置にあるとき原稿画面を読み
取り電気信号による画信号に変換して一時蓄積する原稿
読取部と、前記画面メモリおよびこの原稿読取部と接続
し読取要求の発生を受けて指定された画面情報を読出し
て出力する読取制御部と、ダイヤル発信により相手先ま
で接続し画信号送信の指示を受けたとき前記読取制御部
に、まず前記原稿読取部で一時蓄積した画信号を読出さ
せ、相手先へファクシミリ送信し１次いで前記画面メモ
リから読出して表示した画面情報の画信号を読出させ相
手先へファクシミリ送信するファクシミリ通信部とを有
する。

〔作用〕

上述の手段による本発明のファクシミリ装置は、受信し
たファクシミリ画信号を記憶する画面メモリから、記憶
画信号を読出し直接相手先ファクシミリ装置へファクシ
ミリ通信により送信できる。

また、追加手段によるファクシミリ装置は、送付状原稿
を付加して上記転送画信号を送信できる。

〔実施例〕

次に、本発明のファクシミリ装置について図面を参照し
て説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す機能ブロック図、また
第２図は第１図の主要動作手順の一例を示すフローチャ
ートである。

第１図において、ファクシミリ装置は通信制御部１１お
よびファクシミリ通信部１２の通信部分１画信号受信部
、２１および書込制御部２２の受信部分、画面メモリ３
０．読取要求部３１．読取制御部３２１画信号読取部３
３および表示部３４の画信号記憶部分、記録要求部４１
および記録部４２の記録部分、並びにダイヤル発信部５
０を有する。通信制御部１１は回線を介して相手先との
通信路を確立する。ファクシミリ通信部１２は接続先の
ファクシミリ装置と直接ファクシミリ手順を実行する。

画信号受信部２１は従来同様、接続先ファクシミリ装置
からファクシミリ通信手順により画信号をページごとに
受信する。書込制御部２２は画信号受信部２１が受信し
た画信号を画面メモリ３０の領域（１）〜（Ｎ）に順次
書込む。従って、書込制御部２２は記憶領域の位置を記
憶し、領域（Ｎ）に次いで領域（１）を選択する。読取
要求部３１は画面メモリ３０の画信号を読取制御部３２
の制御により画信号読取部３３に読取らせ、表示部３４
に表示させる。読取要求部３１は画面メモリ３０の領域
に対して順次指定により読取り、表示させる。

記録要求部４１は表示部３４に表示された内容を記録す
る記録要求を発生し、記録部４２を駆動する。記録部４
２は画信号読取部３３を駆動し、表示部３４に表示され
た画信号を取込み記録する。

ダイヤル発信部５０は、ファクシミリ送信のとき相手先
のダイヤル番号を通信制御部５０に発信して相手先ファ
クシミリ装置までの通信路を形成させる。通信制御部１
１はダイヤル発信部５０からの駆動により回線を起動し
相手先ファクシミリ装置との通信路を形成したとき、通
話路をファクシミリ通信部１２に接続する。

次に第２図に第１図を併せ参照してファクシミリ通信部
同士が通信路で接続してファクシミリ画面を受信して記
憶し、次いで他の接続先ファクシミリ装置へ転送する動
作手順について説明する。

まず、ファクシミリ通信部１２は接続先からファクシミ
リ送信の要求信号を受信（１０１）するので、画信号受
信部２１を駆動して受信の許可信号を返送（１０２）す
る。この許可信号に基づいて画信号を受信するので、画
信号受信部２１は書込制御部２２を駆動し、書込制御部
２２が設定中のアドレス領域（例えば）（１）に受信画
信号を・書込む（１０３）。書込制御部２２は書込み終
了で領域アドレス（１）を−歩進（１０４）させ、次の
書込領域（２）を設定する。設定した領域に既に画信号
が記憶されている場合、手順１０３での書込みの際、書
込制御部２２が記憶中の画信号を消去したうえに書込む
。順次アドレスを進ませ、領域（Ｎ）の次に領域（１）
が設定されるので、最も古く受信した画信号から逐次更
新される。

記録に際しては、まず読取要求部３１が読取要求ボタン
の操作などで読取要求を発生（１１１）したとき、読取
制御部３２が駆動され読取要求に含まれる画面メモリ３
０の指定領域（例えば）（２）の画信号を画信号読取部
３３に読取らせて表示部３４に表示（１１２）させる。

読取要求部３１は領域指定の操作ボタンを持たず、領域
アドレスを順次−つ宛進める歩進ボタンだけでもよい。

表示部３４で表示される画信号は一ページの一部でもよ
い。表示画面の画信号は画信号読取部３３が画面メモリ
３０から一領域分読取る。表示画面を見て、転送を要求
（１１３）する場合、ダイヤル発信部５０から発呼信号
およびダイヤル番号が発信され、通信制御部１１を介し
て通信路を相手先ファクシミリ装置まで接続するダイヤ
ル発信手順（１１４）に次いで、ファクシミリ通信部１
２と接続先ファクシミリ装置と通信路を介してファクシ
ミリ通信手順（１１５）を実行し、画信号読取部３３に
読取られた画信号を送信する。すなわち、画信号読取部
３３は画面メモリ３０からだけでなく、原稿からも読取
る従来の機能をも含む。

手順１１３で記録要求が記録要求部４１から発生したと
き、表示部３４で表示され、画信号読取部３３で読取っ
た画信号を記録部４２が取込んで記録紙に記録する従来
同様の読取画信号記録手順（１１６）を実行する。

本実施例で、書込制御部が画面メモリの記録領域を順次
環状で指定して書込むと図示したが、書込制御部が書込
み順序を記憶し、満杯になったとき最も古く書込んだ領
域に新しく書込む制御であってもよい。

本実施例で表示部は、画信号読取部が画面メモリから読
取った画信号を表示し転送・記録すると説明したが、受
信画面に関する記憶領域符号・記憶番号・枚数・受信日
時・発信者符号など、受信ファクシミリに関係する情報
を記憶して表示し、この表示から転送・記録を指示して
もよい。

次に、第３図は第１図に原稿読取部を付加した一例を示
す機能ブロック図である。第３図において、第１図と同
一の構成要素には同一の番号符号を付与してその説明は
省略する。

第３図において、原稿６０が原稿読取部６１の所定位置
にあるとき、原稿読取部６１は原稿有りを読取制御部６
２に通知し、読取要求により原稿６０を読み取って出力
する。読取制御部６２は、読取要求を受信したとき指定
領域の記憶内容を取出し、画信号読取部３３は記録要求
を受信したとき表示部３４に表示した指定領域を読取制
御部６２に指示して読出し記録部４２で記録させる。

読取制御部６２は画信号読取部３３を介してファクシミ
リ通信部１２から転送要求を受信したとき、第４図に示
す動作手順が実行される。

第４図は第３図による主要動作手順の一例を示すフロー
チャートである。

まず、画面メモリ３０の領域を指定して読取り内容を画
面表示する第２図の手順１１２までが実行される。ここ
で、表示部部分を含む受信し記憶した画面情報を改めて
転送する転送要求が発生（１２１）したとき、新しい宛
名・宛先・送信元などの表紙原稿を所定位置に準備して
宛先ダイヤル符号が発信されるので、ダイヤル符号がダ
イヤル発信部５０から通信制御部１１を介して通信回線
へ送出され、宛先のファクシミリ装置まで接続する通信
路が設定される周知のダイヤル発信手順（１２２）が実
行される。この結果、ファクシミリ通信部１２が接続先
のファクシミリ装置と設定された通信路により接続され
、まず制御情報が授受される。

画信号の送信開始で、ファクシミリ通信部１２は画信号
読取部３３に送信要求を発生して通知（１２３）する。

画信号読取部３３は送信要求を受信したとき、画面に画
面メモリ３０からの画信号表示中（１２４）を確認する
と転送要求を読取制御部６２へ送信する。手順１２４で
画面表示なしは、原稿による送信の場合として、従来の
手順であり説明を省略する。

読取制御部６２は手順１２４により転送要求を受信した
とき、送信原稿ありを受信（１２５）’したのち、まず
原稿６０を原稿読取部６１により読取った画信号を画信
号読取部３３を介してファクシミリ送信する原稿送信手
順（１２６）を実行する。

原稿送信を終了したのち、読取制御部６２は画面メモリ
３０から指定領域の画信号を送信する送信手順を実行（
１２７）して転送を終了する。

上記実施例で原稿とあるのは、原稿用紙だけでなく、原
稿読取部に直結する記憶部に記憶する電子原稿でもよい
。この電子原稿の場合は第４図の手順の変更があり得る
。

上記手順は前後入れ替っても機能・作用上問題ないもの
もあり、また例えば手順１２５では送信原稿が設定され
るまで待つことになるが、ボタンなどの操作、または時
限により先に進めてもよい。

更に上記実施例による機能ブロックは、発揮する機能出
力が一致すれば、機能の分割・併合は自由であり、上記
説明により本発明が限定されるものではない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明のファクシミリ装置によれば
、受信したファクシミリ画面を、記憶する画面メモリか
ら読取り、ファクシミリ送信するように構成されている
ので、記録したものを再びファクシミリ送信することを
不要にして受信画信号をそのまま第３者へ転送すること
ができ、従って画質の低下を避けることができると共に
、更に原稿を読取って表紙としては付加送信するように
構成することにより、転送画面の送受信それぞれの側で
発呼者および被呼者を確認でき、受信文書整理の混乱を
避けることができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のファクシミリ装置の一実施例を示す機
能ブロック図、第２図は第１図による主要動作手順の一
例を示すフローチャート、第３図は第１図に機能追加し
た一実施例を示す機能ブロック図、第４図は第３図で第
１図に追加した部分の主要動作手順の一例を示すフロー
チャート、第５図は従来の一例を示す機能ブロック図、
第６図は第５図による主要動作−手順の一例を示すフロ
ーチャートである。 １１・・・・・・通信制御部、１２・・・・・・ファク
シミリ通信部、２１・・・・・・画信号受信部、２２・
・・・・・書込制御部、３０・・・・・・画面メモリ、
３１・・・・・・読取要求部、３２．６２・・・・・・
読取制御部、３３・・・・・・画信号読取部、３４゛・
・・・・・表示部、４１・・・・・・記録要求部、４２
・・・・・・記録部、６０・・・・・・原稿、６１・・
・・・・原稿読取部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ファクシミリ通信により原稿画面を画信号の形態
   で送受信するとともに受信した画信号を画面情報として
   記憶する画面（画信号）メモリを有するファクシミリ装
   置において、受信したファクシミリ画信号を画面ごとに
   前記画面メモリに書込む一方、満杯のとき次の画面情報
   を最も古く書込んだ画面情報から消去してその空き領域
   に書込む書込制御部と、読取要求の発生を受けて指定さ
   れた画面情報を読出して出力する読取制御部と、この読
   取制御部から画面情報を受信して一時蓄積し表示部に画
   面表示する画信号読取部と、記録要求の発生を受け前記
   画信号読取部が一時記憶した画面情報から画情報を読出
   して記録紙に印画記録する記録部と、ダイヤル発信によ
   り相手先まで接続し画信号送信の指示を受けたとき前記
   画信号読取部が表示した画面情報の画信号を読出して相
   手先へファクシミリ送信するファクシミリ通信部とを有
   することを特徴とするファクシミリ装置。
2. （２）原稿が所定位置にあるとき原稿画面を読み取り電
   気信号による画信号に変換して一時蓄積する原稿読取部
   と、前記画面メモリおよびこの原稿読取部と接続し読取
   要求の発生を受けて指定された画面情報を読出して出力
   する読取制御部と、ダイヤル発信により相手先まで接続
   し画信号送信の指示を受けたとき前記読取制御部に、ま
   ず前記原稿読取部で一時蓄積した画信号を読出させ、相
   手先へファクシミリ送信し、次いで前記画面メモリから
   読出して表示した画面情報の画信号を読出させ相手先へ
   ファクシミリ送信するファクシミリ通信部とを有するこ
   とを特徴とする請求項（１）記載のファクシミリ装置。