JP3088973B2 - L字型タイル形成用の連結紙貼着装置 - Google Patents

L字型タイル形成用の連結紙貼着装置

Info

Publication number
JP3088973B2
JP3088973B2 JP20844397A JP20844397A JP3088973B2 JP 3088973 B2 JP3088973 B2 JP 3088973B2 JP 20844397 A JP20844397 A JP 20844397A JP 20844397 A JP20844397 A JP 20844397A JP 3088973 B2 JP3088973 B2 JP 3088973B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tiles
paper
tile
gap
ruler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20844397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1134029A (ja
Inventor
利次 松浦
康裕 水野
Original Assignee
有限会社フレックス技研
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社フレックス技研 filed Critical 有限会社フレックス技研
Priority to JP20844397A priority Critical patent/JP3088973B2/ja
Publication of JPH1134029A publication Critical patent/JPH1134029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3088973B2 publication Critical patent/JP3088973B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一辺を面取りした
二枚のタイルを突き合わせてL字型に接着するL字型タ
イルの製造方法に使用するものであって、二枚のタイル
を繋ぎ合わせる連結紙を、タイルの表面に自動的に貼着
する連結紙貼着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、L字型タイルを製造するのに、図
7に示したように、一辺を面取りした二枚のタイルT,
Tを使用し、その面取り部同士を突き合わせて接着剤で
接着する方法がある。この方法は、タイルT,Tの表面
にテープ状の連結紙Pを貼着して二枚を屈曲自在に繋ぎ
合わせ、図7二点鎖線のように一方のタイルTを起こし
て接着剤で接着し、その後に連結紙Pを剥がす。なお、
連結紙Pの両端に延長部PPが余分に設けられている
が、この延長部PPは、折り曲げてタイルT,Tの側面
をカバーし、もって接着剤の漏れ出しを防止するもので
ある。
【0003】しかして、従来、前記タイルT,Tに連結
紙Pを貼り付けるための連結紙貼着装置が例えば実開平
7−34134号公報に記載されている。この連結紙貼
着装置は、図8に示したように、箱形の本体100と、
本体100に差し渡したガイドバー101と、そのガイ
ドバー101上で往復直線運動可能なテーブル102
と、テーブル102の中央に設けた逃がし溝103と、
本体100に取り付けられテーブル102の逃がし溝1
03の始端部中央に臨むように立設した隙間定規104
と、テーブル102の下側に設けた連結紙供給機構10
5と、本体100に取り付けられテーブル102の逃が
し溝103の後端に臨む位置に設置した回転ブラシ10
6と、から概略構成される。
【0004】上記連結紙貼着装置は、先ず最初に、二枚
のタイルT,Tを隙間定規104を間に挟むようにして
テーブル102の始端部に裏向きにして並べ、その状態
でテーブル102を前方に押し出す。隙間定規104は
本体100に取り付けられていて不動であるから、テー
ブル102と一緒にタイルT,Tが動くと直ぐに隙間定
規104から外れる。そうすると、タイルT,T同士の
間に隙間定規104が抜けた僅かな隙間ができる。この
隙間がタイルT,T同士を屈曲させるための折り曲げ代
になる。一方、テーブル102の動きに連動して連結紙
供給機構105が作動し、連結紙Pが逃がし溝103の
下側から供給されてタイルT,T表面に貼り付けられ
る。そしてさらに、テーブル102が移動するとタイル
T,Tが回転ブラシ106の上を通過し、このとき連結
紙Pが擦られてタイルT,Tに強く貼り付く。
【0005】本発明の目的は、隙間定規で作ったタイル
同士の隙間が狂わない連結紙貼着装 置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、一面に粘着層を設けたテープ状の連結紙
と、少なくとも一辺を面取りしたタイル二枚を搬送面に
並べて移動させる搬送手段と、搬送手段の上流部であっ
て搬送面と垂直且つ搬送方向と平行になるように設置し
た薄板状の隙間定規と、搬送面に載ったタイルを前記隙
間定規に向けて付勢するリニアブラシとを備え、前記搬
送手段の搬送面に二枚のタイルを載せて前記隙間定規を
間に挟む状態にして搬送させるとともに、その隙間定規
によって形成された隙間を跨ぐように連結紙を貼り付け
て両タイルを繋ぎ合わせ、この時、リニアブラシでタイ
ルを隙間定規に押し付けながら搬送させるとともにタイ
ルを隙間定規に押し付けた状態のまま連結紙の貼り付け
を開始させるようにしたL字型タイル形成用の連結紙貼
着装置を提供する。
【0007】本発明の連結紙貼着装置は、連結紙の貼り
付けが開始するまでリニアブラシがタイルを隙間定規に
押し付けているため、タイル同士の隙間が狂わない。
【0008】なお、請求項2に記載したように、前記リ
ニアブラシを、タイルに当接する先部より後部が高い前
傾姿勢にして取り付けるようにするとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、図1は連結紙貼着装置の
斜視図、図2は一部拡大斜視図Z1を含む全体正面図、
図3は要部の正面図、図4は一部を拡大した要部正面
図、図5は拡大図Z2を含む図3のX−X線断面図、図
6は押圧手段の要部を示す分解斜視図、図7はタイルを
裏返しにした斜視図である。
【0010】連結紙貼着装置1は、搬送手段2を含む装
置基台3と、その装置基台3に移動可能に取り付けた貼
着ユニット4で概略構成される。
【0011】前記装置基台3は、図2に示すように、メ
インフレーム5と、そのメインフレーム5上に設置した
コンベアフレーム6とからなる。コンベアフレーム6の
両端にはチェーンホイール7,7が回転自在に取り付け
られている。前記搬送手段2は、多数の搬送板2aをピ
ン接合してエンドレスに繋げたコンベアであり、搬送板
2aの裏側にあるチェーン2bを前記チェーンホイール
7に巻き掛け、チェーンホイール7の回転で図2におい
て時計方向に周回する。搬送手段2には、角柱形状の係
合部材2cが搬送板2aの上面に等ピッチで多数本固着
してある。搬送手段2はチェーンホイール7間の上側が
搬送面であり、図2において紙面に向かって左側が上流
部、同じく右側が下流部である。
【0012】その他、装置基台3には貼着ユニット4を
摺動自在に支えるガイドシャフト8が三本設けられ、ま
た、コンベアフレーム6の上端にはタイルTを搬送板2
aの中央に向けて付勢するリニアブラシ9,9が設けら
れている。なお、このリニアブラシ9,9は、コンベア
フレーム6に対してボルト10で締め付け固定されてお
り、このボルト10を緩めてスライドさせることでサイ
ズの異なるタイルTにも対応し得る。また、コンベアフ
レーム6には連結紙Pを切断するカッター11が設けら
れているが、その詳細は後述する。
【0013】次ぎに貼着ユニット4について説明する。
貼着ユニット4は、前記装置基台3のガイドシャフト8
に摺動自在に取り付けた取付プレート12と、その取付
プレート12の前面に上流部側から順に配置した、隙間
定規13と、連結紙Pと、押さえブラシ14と、貼着ロ
ーラ15と、回転ブラシ16と、押圧手段17と、切断
用カバー部18とからなる。
【0014】前記隙間定規13は、例えば厚さ約0.2
mmの金属製薄板であり、取付プレート12と一体の定規
アーム13aによって吊り支えられている。隙間定規1
3は、搬送手段2の搬送面の垂直上方に位置し、自己の
底辺と前記搬送面との間に、タイルTの厚み以下であっ
て前記搬送板2aの係合部材2cの高さ以上の間隔が設
けてある。従って、隙間定規13は、搬送手段2には一
切接触しないが、搬送面に載せたタイルTには接触し得
る。また、隙間定規13は、図4に示したように搬送手
段2の下流部側に向かって先細りの形状になっており、
その先が前記貼着ローラ15の下に僅かに潜り込むよう
に設定してある。なお、隙間定規13は、定規アーム1
3aが取付プレート12に対して上下動自在になってお
り、調節ボルト13bを緩めれば高さ調節が行える。
【0015】前記連結紙Pは、一面に粘着層19を設け
たテープ状の長尺物であり、ロール状に巻いて取付プレ
ート12の上部に回転自在に設置してある。なお、連結
紙Pは案内プーリ20,20を介し、搬送面にあるタイ
ルTに対して粘着層19を対向させる向きに引き出され
る。
【0016】前記押さえブラシ14は、図3に示したよ
うに、隙間定規13の終端と貼着ローラ15の先端がク
ロスする位置にあり、隙間定規13を挟んで両側に設け
られている。この押さえブラシ14は、合成樹脂製の繊
維を搬送面に向けて真っ直ぐ下向きに植設したものであ
り、第一に搬送面にあるタイルTに抵抗を加えてタイル
Tの縁が係合部材2cに確実に当たるようにし、第二に
連結紙Pを貼り終えるまでタイルT,Tの間隔が狂わな
いように押さえる機能を果たす。なお、押さえブラシ1
4は、取付プレート12に対して上下動自在になってお
り、固定ネジ14aを緩めて調節ネジ14bを回すこと
で高さが自由に調節できる。
【0017】前記貼着ローラ15は、金属ホイール15
aの外周にスポンジゴム製の弾性リング15bを巻いた
ものであり、揺動自在な揺動アーム15cの自由端に回
転自在に軸着してなる。前記のように貼着ローラ15の
下には隙間定規13の先端が僅かに潜り込んでいるた
め、搬送されて隙間定規13から外れる寸前のタイルT
がこの貼着ローラ15の下を潜る。なお、揺動アーム1
5cは、取付プレート12に対して上下動自在になって
おり、固定ネジ15dを緩めて高さが自由に調節でき
る。
【0018】前記回転ブラシ16は、合成樹脂製の繊維
を円盤16aの全周に植設したものであり、図2におい
て反時計回りに常時回転し、搬送手段2で搬送されるタ
イルTの上面を擦る位置にある。なお、回転ブラシ16
は、取付プレート12に対して上下動自在になってお
り、固定ネジ16bを緩めて調節ネジ16cを回すこと
で高さが自由に調節できる。
【0019】前記押圧手段17は、液圧又はガス圧でロ
ッド17aを伸縮させるシリンダー17bと、そのロッ
ド17aの下端に取り付けた弾性体17cとからなる。
弾性体17cは、適度な硬さと弾性を兼ね備えた例えば
スポンジゴム製であり、図6に示したように、金属製の
基板17dの裏面に接着剤で固着されている。そして、
弾性体17cは、基板17dと一体にシリンダー17b
の下端に対してボルト17eで止められており、タイル
Tの大きさに合わせて基板17dごと取り替えることが
できる。
【0020】前記切断用カバー部18は、前記装置基台
3に設けたカッター11に対応するものであり、透明な
合成樹脂製の天板18aと、その天板18aの両側に垂
設した二つの押圧ブラシ18b,18cとからなる。装
置基台3のカッター11はエアシリンダーやモータなど
の駆動手段(図示せず)に直結されていて図3において
紙面と直交する方向に往復直線運動を行い、搬送手段2
の搬送面を横切る際に連結紙Pを切断する。切断用カバ
ー部18の天板18aと二つの押圧ブラシ18b,18
cは、カッター11が移動する範囲を覆うようになって
おり、カッター11による事故を防止する。また、二つ
の押圧ブラシ18b,18cは、カッター11で連結紙
Pを切断するとき、タイルTを押さえて切断の確実性を
高める役割を果たす。なお、切断用カバー部18は、取
付プレート12に対して上下動自在になっており、固定
ネジ18dを緩めて調節ネジ18eを回すことで高さが
自由に調節できる。
【0021】次ぎに本発明の連結紙貼着装置1の動作に
ついて説明する。先ず、連結紙貼着装置1を作動させる
前に、図4二点鎖線のように貼着ローラ15を上向きに
跳ね上げ、連結紙Pを引き出して案内プーリ20経由で
押さえブラシ14の間を通すとともにその先端を搬送手
段2の搬送板2aに貼り付け、その後、同図実線のよう
に貼着ローラ15を元の状態に戻す。なお、この操作は
最初に一回行うだけでよい。
【0022】次ぎに搬送手段2の上流部に、一辺を面取
りしたタイルT,T二枚を隙間定規13を間に挟むよう
にして載せる。タイルTは表面を上向きにし、また、面
取りした端縁を隙間定規13に向けるようにする。そう
すると、図5のように、コンベアフレーム6のリニアブ
ラシ9,9に押されて両タイルT,Tがそれぞれ隙間定
規13に接触する(拡大図Z2参照)。その状態で搬送
手段2を作動させると、タイルT,Tは搬送板2aに載
って移動し、最初に押さえブラシ14に当たる。この押
さえブラシ14によって搬送を妨げる向きの抵抗がタイ
ルT,Tに加わるから、タイルT,Tの縁が搬送手段2
の係合部材2cに当たっていない場合は、係合部材2c
に当たって係合するまで搬送板2aの上面をタイルT,
Tが滑る。そして、タイルT,Tの縁に係合部材2cが
当たると、係合部材2cに押されてタイルT,Tが確動
し、押さえブラシ14の下に潜り込みながら前進する。
【0023】次ぎにタイルT,Tは、図4二点鎖線のよ
うに隙間定規13の終端に達し、そのポイントでタイル
T,Tの上面に貼着ローラ15が載る。前記のように隙
間定規13と貼着ローラ15の間には連結紙Pが通って
いるため、貼着ローラ15がタイルT,Tの上面に載る
と連結紙PがタイルT,Tの表面に貼り付く。このとき
貼着ローラ15の金属ホイール15aが重錘になって連
結紙Pを適度に加圧し、また、貼着ローラ15の弾性リ
ング15bがクッション効果を発揮して連結紙Pをタイ
ルT,T表面に馴染ませる。
【0024】なお、タイルT,Tに連結紙Pが貼り付く
までの間、リニアブラシ9,9と押さえブラシ14の弾
性でタイルT,Tの動きを拘束するから、隙間定規13
で作ったタイルT,T同士の隙間が狂わない。
【0025】次ぎにタイルT,Tは、搬送板2aに載っ
て移動し、回転ブラシ16の下を潜る。回転ブラシ16
は、図2において時計回りに回転しており、連結紙Pを
擦ってタイルT,T表面に押し付ける。そしてさらに、
タイルT,Tは搬送板2aに載って移動し、押圧手段1
7の真下で止まる。この状態で押圧手段17のロッド1
7aが下降し、弾性体17cを弾性変形させながら連結
紙PをタイルT,T表面に押し付ける。そうすると、タ
イルT,T表面の凸凹に合わせて弾性体17cが変形
し、それによって連結紙PがタイルT,Tの凸凹に馴染
むから、連結紙PがタイルT,T表面に隙間無く密着す
る。
【0026】次ぎに搬送手段2が作動してタイルT,T
が再び移動し、切断用カバー部18の中に先端が入った
位置で止まる。この状態でカッター11が図3において
紙面の手前に向かって前進し、連結紙Pを切断して戻
る。そして搬送手段2が作動して再びタイルT,Tが移
動し、切断用カバー部18の中に後端を残した位置で止
まる。この状態でカッター11が作動して連結紙Pを切
断する。こうして図7に示したような、連結紙Pで繋が
り且つ両端に延長部PPがあるタイルT,Tができる。
【0027】タイルT,T…のサイズを変更する場合
は、図5において固定ネジ21を緩めて取付プレート1
2を搬送手段2を横切る方向に摺動させ、タイルTのサ
イズに合わせて固定ネジ21を締め付ければよい。そう
することにより、貼着ユニット4が一体になって移動す
る。なお、必要があればリニアブラシ9,9も移動させ
る。
【0028】なお、タイルT,T…は、係合部材2cの
間隔に合わせて搬送手段2上に連続供給すればよい。そ
うすると、図3に示したように、先行するタイルT,T
と後続のタイルT,Tが一本の連結紙Pで繋がった状態
で搬送されるが、切断用カバー部18において先行する
タイルT,Tと後続のタイルT,Tの中心で連結紙Pが
切断され、それを繰り返すことで図7のようなタイル
T,Tになる。
【0029】前記のように先行するタイルT,Tと後続
のタイルT,Tを一本の連結紙Pで繋いだ、いわゆる数
珠繋ぎの状態で搬送し、回転ブラシ16や押圧手段17
などで必要な処理を施してから、最終段階で連結紙Pを
切断するようにすると、連結紙Pの延長部PPが回転ブ
ラシ16や押圧手段17に絡まるトラブルが生じない、
という特有の効果を発揮する。ちなみに、図8に示した
従来装置は、回転ブラシ106にエアの噴出装置を付加
して延長部PPの絡み付きを防止する手段を別途講じて
いる。もちろん前記効果は、二枚のタイルT,Tを連結
紙Pで繋ぎ、連結紙Pの両端に延長部PPを形成する全
ての連結紙貼着装置に当てはまるのであって、隙間定規
13の有無は必ずしも要件でない。蓋し、タイルT,T
の接合角度が大きいときに、タイルT,T同士の隙間
(折り曲げ代)が不要な場合もあるからである。
【0030】ところで、連結紙Pで繋げたタイルT,T
は、図7二点鎖線のように屈曲させて延長部PPを折り
曲げ、その状態で面取り部に接着剤を充填して接着す
る。そのため、屈曲に際して接着剤を充填する隙間を僅
かに残すようにしているが、本発明の連結紙貼着装置1
にはそのような接着剤充填用の隙間を残してタイルT,
Tを屈曲させるためのゲージ部材22がコンベアフレー
ム6に取り付けてある。このゲージ部材22は『タイル
T,Tの仕上がり屈曲角(例えば90゜や135゜な
ど)』プラス『接着剤充填用の隙間角(例えば2゜程
度)』の頂角α(例えば前者の場合α=92゜、後者の
場合α=137゜)を有する逆さL字型治具であり、ゲ
ージ部材22に合わせてタイルT,Tを屈曲させ、その
状態で連結紙Pの延長部PPを折り曲げる。そうするこ
とによりタイルT,T間に2゜程度の隙間が正確且つ確
実にできるから、その隙間に接着剤を充填すればよい。
ゲージ部材22はコンベアフレーム6に対して着脱自在
であり、タイルの角度に合わせて適宜交換し得る。
【0031】以上、本発明を実施形態について説明した
が、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、実施形態では押圧手段17をシリンダ
ー17bで形成し、弾性体17cを上下に直線運動させ
るようにしたが、そうする以外にも弾性体17cをドラ
ム型やエンドレスなベルト型に形成し、搬送手段2と弾
性体17cの隙間をタイルTの厚みより狭くし、その隙
間を強制的に潜らせることでタイルTと連結紙Pを加圧
するようにすることもできる。また、実施形態では、回
転ブラシ16と押圧手段17を併設したが、場合により
回転ブラシ16を省略することもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明の連結紙貼着装置は、タイルをリ
ニアブラシで隙間定規に押し付けながら連結紙を貼り付
けるようにしたため、タイル同士の隙間が狂わない効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 連結紙貼着装置の斜視図である。
【図2】 一部拡大斜視図Z1を含む全体正面図であ
る。
【図3】 要部の正面図である。
【図4】 一部を拡大した要部正面図である。
【図5】 拡大図Z2を含む図3のX−X線断面図であ
る。
【図6】 押圧手段の要部を示す分解斜視図である。
【図7】 タイルを裏返しにした斜視図である。
【図8】 従来装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
P …連結紙 T …タイル 1 …連結紙貼着装置 2 …搬送手段 2a …搬送板(搬送面)9,9…リニアブラシ 13 …隙間定規
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 11/00 E04F 13/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に粘着層を設けたテープ状の連結紙
    と、 少なくとも一辺を面取りしたタイル二枚を搬送面に並べ
    て移動させる搬送手段と、 搬送手段の上流部であって搬送面と垂直且つ搬送方向と
    平行になるように設置した薄板状の隙間定規と、搬送面に載ったタイルを前記隙間定規に向けて付勢する
    リニアブラシと、 を備え、 前記搬送手段の搬送面に二枚のタイルを載せて前記隙間
    定規を間に挟む状態にして搬送させるとともに、その隙
    間定規によって形成された隙間を跨ぐように連結紙を貼
    り付けて両タイルを繋ぎ合わせ、この時、リニアブラシ
    でタイルを隙間定規に押し付けながら搬送させるととも
    にタイルを隙間定規に押し付けた状態のまま連結紙の貼
    り付けを開始させるようにしたことを特徴とするL字型
    タイル形成用の連結紙貼着装置。
  2. 【請求項2】 前記リニアブラシを、タイルに当接する
    先部より後部が高い前傾姿勢にして取り付けてなること
    を特徴とする請求項1記載のL字型タイル形成用の連結
    紙貼着装置。
JP20844397A 1997-07-16 1997-07-16 L字型タイル形成用の連結紙貼着装置 Expired - Fee Related JP3088973B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20844397A JP3088973B2 (ja) 1997-07-16 1997-07-16 L字型タイル形成用の連結紙貼着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20844397A JP3088973B2 (ja) 1997-07-16 1997-07-16 L字型タイル形成用の連結紙貼着装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19967199A Division JP2000079610A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 L字型タイル形成用の連結紙貼着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1134029A JPH1134029A (ja) 1999-02-09
JP3088973B2 true JP3088973B2 (ja) 2000-09-18

Family

ID=16556304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20844397A Expired - Fee Related JP3088973B2 (ja) 1997-07-16 1997-07-16 L字型タイル形成用の連結紙貼着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3088973B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002103322A (ja) * 2000-09-27 2002-04-09 Kurachi Atsuhisa 役物タイルの製造方法及び役物タイル接着台

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1134029A (ja) 1999-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0614582B2 (ja) ホールマスキング装置
JP3870080B2 (ja) 液晶表示パネルの製造方法及び偏光フィルム貼付け装置
JP3088973B2 (ja) L字型タイル形成用の連結紙貼着装置
CA2013334A1 (en) Method and apparatus for bonding continuous thin film to discrete base plates and film cutting apparatus therefor
JP2010023131A (ja) フィルムの貼り付け装置及び貼り付け方法
CN114302865A (zh) 板玻璃的制造方法以及板玻璃的制造装置
JP2000079610A (ja) L字型タイル形成用の連結紙貼着装置
JP2907263B2 (ja) フィルム張付装置
JPH0317748B2 (ja)
CN1028213C (zh) 切去胶合板不规则端头并粘接由此成型的斜端面的装置
CN109230707B (zh) 一种包装膜的接膜装置
JP4699680B2 (ja) ゴムシート加工装置
JP2993657B2 (ja) フィルム張付方法及び装置
JP2552286B2 (ja) 接着テ−プの貼着装置
JPH0346861Y2 (ja)
JP3068011B2 (ja) タイル紙貼り装置
JPH03270897A (ja) フィルム張付方法及びその実施装置
JPH0632768B2 (ja) 塗装装置
JPH0520485Y2 (ja)
JPH0617684Y2 (ja) 箱体の封緘機
JPS6026012Y2 (ja) パネル搬送装置
JPH082084Y2 (ja) 粘着テープの貼着装置
JP3087813U (ja) ダクトハゼロール成型機における成形用素板押し送り用のガイドロール装置
JP2601378Y2 (ja) シート材のクランプ装置
JPH0111627Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070714

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees