JPH0520485Y2 - - Google Patents

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JPH0520485Y2
JPH0520485Y2 JP1989079908U JP7990889U JPH0520485Y2 JP H0520485 Y2 JPH0520485 Y2 JP H0520485Y2 JP 1989079908 U JP1989079908 U JP 1989079908U JP 7990889 U JP7990889 U JP 7990889U JP H0520485 Y2 JPH0520485 Y2 JP H0520485Y2
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thin
disk
rod
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は家屋の天井に取り付けられる竿縁を製
造する一工程で使用される竿縁等単板貼付機に関
するものである。
(従来の技術) 近年、良質材の価格高騰のため、竿縁には集形
状からなる芯材の表面に薄肉の単板を貼り付けた
ものを使用しており、この薄肉単板の貼着は人を
介して行つていたのでは作業効率が悪いため、特
開昭60−4001号公報で竿縁用単板貼付機が提案さ
れている。
そして、この竿縁用単板貼付機は、多数の円盤
等により、断面多角形の芯材の底面以外の面に、
一枚の薄肉単板を連続的に貼り付けようとするも
のである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記竿縁用単板貼付機では、芯
材に薄肉単板を貼着する際、芯材の各面を圧接し
ているだけであるので、糊によりこの薄肉単板に
シワあるいは気泡が発生することがあつた。
そして、このようなシワあるいは気泡の発生を
防止するためには、円盤を、単板を貼着していく
側から順序良く配列しなければならず、このた
め、前記円盤が多数必要となり、これら円盤の取
付スペース等の問題が生じていた。
(課題を解決するための手段) 断面多角形をなす長尺な芯材の底面以外の面に
一枚の薄肉単板を圧接して貼着するための複数の
円盤を備えた竿縁等単板貼付機において、前記円
盤を、弾性を有する樹脂材で構成するとともに、
回転軸を中心として回転自在に設ける一方、該回
転軸を芯材の貼着面に対して下流側および上方
側、または、上流側および下方側に傾斜させ、前
記円盤の一部を薄肉単板を芯材に圧接させるよう
にしたものである。
(実施例) 次に、本考案に係る竿縁等単板貼付機の一実施
例について添付図面を参照して説明する。
この竿縁等単板貼付機において、薄肉単板2の
芯材1への貼付けは(第7図参照)、第1図に示
すように、上流側から順次、圧接板3、円盤1
0,11、円筒25,26,27,28を使用
し、前記芯材1は、図示しないベルトコンベア、
回転ローラ等によつて搬送するようになつてい
る。
圧接板3は、テフロン等の樹脂材料からなり、
第4図に示すように、側片4,4の間に舌片5を
有する形状で、芯材1の搬送方向に対して傾け、
前記圧接板3とほぼ同形状の板ばね(図示せず)
によつて上方から押圧してある。
この圧接板3では、芯材1の上面にゴムのりを
塗布した薄肉単板2を貼り付け(第8図参照)、
稜線2a,2b(第9図参照)で折り曲げて芯材
1の側面に仮付けしている。
円盤10,11は、シリコンゴム等の弾性部材
からなり、その中心を図示しないばね板の先端部
に回動自在で、かつ、芯材1の側面に対して所定
方向に傾けて取り付けたものである。
前記円盤10,11は、第5図に示すように、
芯材の両側部にそれぞれ2個ずつ配置してある
(共に奥側は図示せず)。円盤10,10は、芯材
1の側面に対して上方側および下流側に傾けてあ
り、その一部を芯材1の側面に圧接させている
(図中、斜線部)。そして、前記芯材1の搬送に伴
つて矢印方向に回転し、薄肉単板2を上方から
下方に向かつて面接触しながら押圧するので、前
記薄肉単板2を上方から下方に引つ張りながら貼
着する。また、円盤11,11は、芯材1の側面
に対して下方側および上流側に傾けてあり、前記
円盤10,10と同様、一部を前記芯材1の側面
に圧接させている。したがつて、この円盤11,
11は、芯材1の搬送に伴つて矢印方向に回転
し、薄肉単板2を上方から下方に向かつて引つ張
りながら貼着する。なお、前記円盤10,11の
外径を、薄肉単板2の芯材1への貼着面の幅のほ
ぼ2倍に設定しておけば複数個設ける必要はな
く、一対のみでよい。また、この場合、前記円盤
10の一部が下方に、円盤11の一部が上方にそ
れぞれ突出することになる。そして、円盤10が
送りローラ、等に、円盤11が案内ローラ、上面
押えローラ等にそれぞれ干渉する場合でも、前述
のように2通りの取付方法があるので、十分に対
応することができる。
円筒25,…,28は、ガラス材からなり、第
6図に示すように、複数のブロツク20,…,2
3からなる固定台のブロツク23に設けた回転駆
動用のモータ(図示せず)に、正転、逆転駆動可
能に取り付けてある。前記各ブロツク20,…,
23はそれぞれ矢印方向にボルト止めして組み合
わせたものである。そして、各ブロツク20,
…,23の取付角度を変更することにより、三次
元的に前記円筒25,…,28の位置を調整可能
である。
前記円筒25,…,28のそれぞれについて、
第3図を参照して説明すると、円筒25は、上面
に平行に圧接して回転自在で、芯材1の搬送に従
つて従動回転し、一対の円筒26,26は、上面
の左右肩部に圧接して正転駆動し、円筒27,2
7は、側面の上端部に圧接して逆転駆動し、円筒
28,28は、側面に平行に圧接して逆転駆動す
るものである。
そして、これらの円筒25,…,28に薄肉単
板2を貼着した芯材1を搬送すると、各円筒2
5,…,28が薄肉単板2の表面を磨くことにな
り、その結果、薄肉単板2に艶がでて高級感が生
じる。また、磨き作業を施した箇所に、さらに円
筒により磨き作業を繰り返せば、より仕上がり状
態が良好となる。
なお、前述のようにして、芯材1の底面以外の
面に一枚の薄肉単板2が貼り付けられ、その表面
が磨かれるが、このままでは第9図中2点鎖線で
示すように、両側面の下方に薄肉単板2の耳が突
出するので、カツタ、プレーナ等で切除するか、
底面に貼り付けるようにすればよい。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案に係る
竿縁等単板貼付機では、円盤を回転自在で、か
つ、芯材の単板貼付面に対して所定方向に傾けて
いるので、芯材の搬送に伴つて、薄肉単板をその
貼着していく方向に向かつて引つ張りながら貼り
付けることになり、前記薄肉単板にシワが生じた
り、気泡が発生したりすることはない。
また、前記円盤は芯材に圧接され、適度にたわ
んでその一部を芯材の搬送方向に直交する方向の
広範囲にわたつて面接触しながら前記薄肉単板を
貼着するので、従来のように、多数の円盤を設け
る必要もなく、取付スペース等の問題も起こらな
いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る竿縁等単板貼付機の一実
施例を示す概略図、第2図は円盤群の説明図、第
3図は円筒群の説明図、第4図は圧接板の斜視
図、第5図は円筒の斜視図、第6図は円筒取付部
分の斜視図、第7図、第8図は竿縁の生産過程を
示す斜視図、第9図は完成した竿縁の斜視図であ
る。 1……芯材、2……薄肉単板、10,11……
弾性円盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面多角形をなす長尺な芯材の底面以外の面に
    一枚の薄肉単板を圧接して貼着するための複数の
    円盤を備えた竿縁等単板貼付機において、前記円
    盤を、弾性を有する樹脂材で構成するとともに、
    回転軸を中心として回転自在に設ける一方、該回
    転軸を芯材の貼着面に対して下流側および上方
    側、または、上流側および下方側に傾斜させ、前
    記円盤の一部を薄肉単板を介して芯材に圧接させ
    るようにしたことを特徴とする竿縁等単板貼付
    機。
JP1989079908U 1989-07-06 1989-07-06 Expired - Lifetime JPH0520485Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989079908U JPH0520485Y2 (ja) 1989-07-06 1989-07-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989079908U JPH0520485Y2 (ja) 1989-07-06 1989-07-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0320105U JPH0320105U (ja) 1991-02-27
JPH0520485Y2 true JPH0520485Y2 (ja) 1993-05-27

Family

ID=31624498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989079908U Expired - Lifetime JPH0520485Y2 (ja) 1989-07-06 1989-07-06

Country Status (1)

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JP (1) JPH0520485Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5294403A (en) * 1976-01-30 1977-08-09 Toppan Printing Co Ltd Method of producing hexagonal decorated board
JPS604001A (ja) * 1983-06-22 1985-01-10 永岡 伸二 竿縁用単板貼付機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5294403A (en) * 1976-01-30 1977-08-09 Toppan Printing Co Ltd Method of producing hexagonal decorated board
JPS604001A (ja) * 1983-06-22 1985-01-10 永岡 伸二 竿縁用単板貼付機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0320105U (ja) 1991-02-27

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