JPH0533324Y2 - - Google Patents

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JPH0533324Y2
JPH0533324Y2 JP5493290U JP5493290U JPH0533324Y2 JP H0533324 Y2 JPH0533324 Y2 JP H0533324Y2 JP 5493290 U JP5493290 U JP 5493290U JP 5493290 U JP5493290 U JP 5493290U JP H0533324 Y2 JPH0533324 Y2 JP H0533324Y2
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roller
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は色紙類の縁飾テープ巻付装置に関す
る。さらに詳しくは、色紙やうちわなどの縁に装
飾として巻付けられる縁飾テープの巻付装置に関
する。
[従来の技術] 従来から、色紙やうちわの縁には装飾を目的と
した金色や銀色のテープが巻付けられている。第
7〜8図はそのような例であり、Cは色紙を、T
は縁飾テープを示している。また第9図はうちわ
の例であり、Cはうちわの本体、Tは縁飾テープ
である。
従来、縁飾テープTの巻付けは完全に手作業に
頼つている。とくに色紙やうちわには円形や四角
形だけでなく、種々の形状に変形したものがある
ことから、機械化は不可能と考えられていたから
である。
しかしながら、手作業によつても、テープが色
紙の縁からズレないように巻付けるには相当の熟
練を要し、老練な作業員が少なくなつていく一方
の今日においては、生産性が非常に劣るという問
題を解消しえないでいる。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、叙上の事情に鑑み、機械的に能率よ
く色紙類の縁飾テープを巻付ける装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の縁飾テープ巻付装置は、 色紙類を両面から挟む保持手段と、 保持手段に挟まれた色紙類を自転させる回転手
段と、 自転している色紙類の縁端面に縁飾テープの中
央部を位置させるように案内し、かつ自重によつ
て押し付けて接着させる第1手段と、 色紙類の縁端面に接着されたテープの側縁部を
色紙類の縁側部に沿わせかつ押し付けて接着させ
る第2手段とからなることを特徴とする。
なお、本明細書における「色紙類」には、本来
の色紙のほか、うちわも含む概念である。
[作用] 本考案においては、保持手段で色紙類を挟み回
転手段を操作すると、色紙類が自転する。この時
色紙類は両面が挟まれているため、横振れなどを
起こさず回転する。
第1手段は、縁飾テープの中央部を色紙類の縁
端面に案内する機能を有しているので、正確にテ
ープを色紙類の縁端面に接着させることができ
る。しかも自重によつて、テープを色紙類の縁端
面に押し付けるので、色紙類が変形タイプであつ
ても、その外周形状に追随してテープが確実に接
着していく。
そして、第2手段は中央部が既に色紙類に接着
されているテープの側縁部のみを接着するので、
位置ズレが生じず、そのため側縁部もきれいに仕
上げることができる。
本考案ではテープの接着を一度に行うのでな
く、まず中央部を仮接着し、ついで、側縁部を接
着させて本接着させるので、接着の全工程におい
て位置ズレが生じない。
したがつて、回転手段を約1回転させる間に1
個の縁飾テープを正確に巻付けることができる。
[実施例] つぎに本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1〜2図は本考案の一実施例にかかわる装置
の斜視図および側面図であり、第 3図は保持手
段の正面図である。
まず、概略の構成を第1図に基づき説明する
と、1は保持手段、2は回転手段であるハンド
ル、3は第1手段であり、アーム4、ガイド5、
転圧ローラ6を備えている。また、7,8は第2
手段9を構成する沿わせローラと押圧ローラであ
る。
保持手段1とハンドル2を第3図に基づき詳述
する。
保持手段1は円板状のデイスク11,12を備
え、一方のデイスク11は軸13に固定されてい
る。そして、他方のデイスク12は軸14に固定
されている。デイスク11,12の対向する面に
はパツド15が貼付されており、色紙類Cは、こ
の間に挟まれる。軸14の周囲にはスプリング1
6が介装されていて、常時デイスク12をデイス
ク11側に付勢している。そして、軸14の他端
はリンク17を介してペダル(図示されていな
い)に連結されており、矢印a方向に引くとデイ
スク12がデイスク11から離れるようになつて
いる。
前記軸13の他端にはハンドル2が固定されて
おり、このハンドル2を手で回転操作すると、デ
イスク11,12が色紙類Cを挟んだ状態で回転
することになる。
なお、符号18は治具を示しており、色紙類C
を容易かつ迅速にデイスク11,12に送るため
に設けられている。
つぎに第1〜2図に基づき、第1手段3の詳細
を説明する。
アーム4の基端部は支持台21に対し、水平面
および垂直面で回転自在(矢印b,cで示す)に
取り付けられている。アーム4の先端にはガイド
5がピン22で回動自在に取り付けられている。
このガイド5は2枚の板5a,5bを色紙類Cの
厚さによりやや広い間隔をあけて固定したもので
ある。そして、板5a,5bの間には転圧ローラ
6がピン23によつて支持され、さらに案内ブロ
ツク24が取り付けられている。この案内ブロツ
ク24の上端24aはテープTを転圧ローラ6に
向け案内する部分であり、下端24bは色紙類C
の端面に接するようになつている。そして、アー
ム4の先端を軸着するピン22は、案内ブロツク
24の中央を通つているので、ガイド5は転圧ロ
ーラ6と案内ブロツク24の下端24aとで2点
支持されることになる。
作業状態においては、ガイド5の2枚の板5
a,5bは色紙類Cを両側から挟むので、転圧ロ
ーラ6は色紙類Cの縁端面から外れることがな
い。
また、このガイド5には切欠き25が形成され
ている。この切欠き25は第4図に示されるよう
にカツター29を通す部分である。カツター29
はピン30で回転自在に取り付けられており、ス
プリングあるいは人手によつて、矢印d方向に動
かすと、転圧ローラ6の下方でテープTを切断す
るようになつている。
さらに、ガイド5にはテープストツパ26がピ
ス27で取り付けられている。28は引張スプリ
ングで、第1図図示の状態で、テープTを角部で
押さえて動かないようにしている。テープTの巻
付作業中は、第2図に示されるようにこのストツ
パ26は上方に向きを変え、テープTが自由に通
過するようにしておかれる。
テープTは第6図に示されるように、本体と剥
離紙Tsを積層したものであり、Tc,Toは本体部
分の中央部と側縁部を示している。
第1図に示されるように、テープTはロール
Trから供給され、アーム4の後端部で剥離紙Ts
が剥ぎ取られる。図示の如く、アーム4の後端が
角ばつていると、いつたん剥離紙Tsを剥がして、
後ろに垂らしておけば、テープTを送るにつれて
自然に剥がれていくので、手間がかからず便利で
ある。
このようにして、剥離紙Tsの剥がれたテープ
Tはアーム4上を通つてガイド5の中に通され、
沿わせブロツク24に接して下方に向きをかえ、
転圧ローラ6の下方を通つている。したがつて、
テープTの接着面は色紙類Cの縁端面に接触して
いる。
つぎに第2手段9である沿わせローラ7と押圧
ローラ8の詳細を説明する。
案内ローラ7のロール部は柔らかく変形しやす
い材質、たとえばスポンジや軟質ゴムなどで形成
されている。その支持アーム31は揺動自在に支
持されており、スプリング32でローラ7が色紙
Cに押圧されるように付勢されている。
また、押圧ローラ8は中央部に溝33が形成さ
れたものであり、その支持アーム34はスプリン
グ35で色紙Cに押圧する方向に付勢されてい
る。
前記沿わせローラ7は、スポンジなどが有する
弾力性を利用して、中央部Tcのみが接着された
テープTの側縁部Toを側縁部にまわり込ませる
役割を果たす。そして。前記押圧ローラ8は色紙
Cの側縁部に沿わされたテープTの側縁部Toを
押し付けて最終的に接着させる役割を果たすもの
である。
なお、押圧ローラ8は上述の機能を果たすこと
ができれば、第5図に示すように、2個のローラ
38を用いて、その外周面で色紙類Cの側縁部お
よびテープTを挟圧するようにしてもよいもので
ある。
本実施例の装置は以上の如く構成されているた
め、ハンドル2を約1回転半する間に色紙やうち
わに縁飾りテープTを正確に巻付けることができ
る。
すなわち、第1手段3の転圧ローラ6は、その
下方にテープTを巻き込んでおり、自重で色紙C
の縁端面に押し付ける。このとき、ガイド5で左
右の位置が決められているので、テープTの中央
部toが正確に色紙Cの縁端面に接着される。また
色紙Cが非円形の変形タイプであつてもアーム4
は揺動可能であり、ガイド5は回動可能であるの
で、アーム4やガイド5に自重によつて転圧ロー
ラ6と案内ブロツク24が追随して動き、テープ
Tを確実に接着することができる。
つぎに、沿わせローラ7が、テープTの側縁部
Toを内側へ曲げ、色紙Cの側縁部に沿わせる。
そして押圧ローラ8が側縁部Toを色紙Cに強く
押し、完全に接着させる。このようにして、縁飾
テープTの完全接着が一巡すれば、巻付けは完了
である。
そして、ストツパ26でテープTを押さえてお
き、かつたー29で作動させてテープTをカツト
すれば作業は終了する。なお、このカツトは転圧
ローラ6の下面で行われるので、次の色紙Cをセ
ツトして巻付作業を開始するときテープTの始端
が色紙の縁端面にすぐ接着するので、テープTの
セツテイングの必要がないという利点がある。し
たがつて、保持手段1で色紙Cを挟んだ後は、す
ぐハンドル2を回すだけで巻付作業が行えること
になる。
なお、上記の実施例において、ハンドル2の回
転やカツター29の作動は、モータなどの動力源
を用いて自動化してもよいものである。
[考案の効果] 本考案によれば、色紙やうちわに、たとえそれ
が変形タイプのものであつても、機械的に縁飾テ
ープを巻付けることができるので、作業能率が非
常に高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかわる巻付装置
の斜視図、第2図は前記巻付装置の側面図、第3
図は保持手段の正面図、第4図はカツターまわり
を示す部分断面平面図、第5図は押圧ローラの他
の例を示す斜視図、第6図は縁飾りテープを示す
斜視図、第7〜8図は色紙を示す正面図、第9図
はうちわを示す正面図である。 図面の主要符号、1……保持手段、2……ハン
ドル、3……第1手段、4……アーム、5……ガ
イド、6……転圧ローラ、7……沿わせローラ、
8……押圧ローラ、9……第2手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 色紙類を両面から挟む保持手段と、 保持手段に挟まれた色紙類を自転させる回転
    手段と、 自転している色紙類の縁端面に縁飾テープの
    中央部を位置させるよう案内し、かつ自重によ
    つて押し付けて接着させる第1手段と、 色紙類の縁端面に接着された縁飾テープの側
    縁部を色紙類の縁側部に沿わせ、かつ押し付け
    て接着させる第2手段と からなる色紙類の縁飾テープ巻付装置。 2 前記第1手段が、基端部を揺動自在に支持さ
    れたアームと、該アームの先端に設けられたガ
    イドおよび転圧ローラとからなり、 アームの基端部からガイドを経て転圧ローラに
    巻付けられた縁飾テープが、色紙類の縁端面に
    接触するとともに、アーム先端の自重によつて
    押し付けられるように構成されてなる請求項1
    記載の装置。 3 前記第2手段が、柔軟な材料によつて形成さ
    れたロール部によつて、縁飾りテープの側縁部
    を色紙類の側縁部に沿わせる沿わせローラと、
    沿わせられた前記側縁部を色紙類の側縁部に強
    く押し付ける押圧ローラとからなる請求項1記
    載の装置。
JP5493290U 1990-05-25 1990-05-25 Expired - Lifetime JPH0533324Y2 (ja)

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JP5493290U JPH0533324Y2 (ja) 1990-05-25 1990-05-25

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JP5493290U JPH0533324Y2 (ja) 1990-05-25 1990-05-25

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JPH0413337U JPH0413337U (ja) 1992-02-03
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JP5493290U Expired - Lifetime JPH0533324Y2 (ja) 1990-05-25 1990-05-25

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JP2567256Y2 (ja) * 1993-12-08 1998-04-02 株式会社福井洋樽製作所 紙製筒形容器の製造装置

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JPH0413337U (ja) 1992-02-03

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