JP3088942B2 - 製品パッケージ箱詰め装置 - Google Patents

製品パッケージ箱詰め装置

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JP3088942B2
JP3088942B2 JP07298382A JP29838295A JP3088942B2 JP 3088942 B2 JP3088942 B2 JP 3088942B2 JP 07298382 A JP07298382 A JP 07298382A JP 29838295 A JP29838295 A JP 29838295A JP 3088942 B2 JP3088942 B2 JP 3088942B2
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、化粧品,食品,
医薬品等の各種製品が包装された製品パッケージを、所
定の複数個数集積して箱詰めをする製品パッケージ箱詰
め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、化粧品,食品,医薬品等の各種
製品において、比較的容量が小さく軽量のものは、図1
に示すように、製品を個別に包装してパッケージ化
し、この製品パッケージ10を複数個集積して(図では
4列に整列されたものが3段に段積みされている)、出
荷用ダンボール箱等の包装箱11に箱詰めすることが行
われている。上記包装箱11は、直方体状で上面が開口
しており、長辺側の開口縁に、開口を蓋する蓋板11a
が延設され、その先端側部分が、折り曲げられて開口か
ら差し込まれる差し込み片11bに形成されている。上
記製品パッケージ10を複数個づつ集積して包装箱11
に箱詰めする作業は、製品パッケージ10が小形で軽い
ため、機械による扱いが困難である,製函された包装箱
11が空の状態ではつぶれやすいこと,包装箱11の形
状が、開口に蓋板11aが延設されていてバランスが悪
い,等の理由から、自動化が行われず、すべて人手にた
よっているのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手に
よる集積,箱詰め作業は単純作業であることから作業能
率の向上に限界がある。また、人手を増やして能率を上
げようとすれば、それだけ人件費が嵩んで製造コストに
も影響する。このため、人手による単純作業を廃止して
人員の削減と製造コストの低減を図るべく、集積,箱詰
め作業の自動化,連続化が切望されている。
【0004】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、製品パッケージの集積,箱詰め作業の自動化
および連続化を行うことのできる製品パッケージ箱詰め
装置の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の製品パッケージ箱詰め装置は、製品パッ
ケージを複数個づつ集積して上面が開口する包装箱に箱
詰めする装置であって、空の包装箱を開口上向き姿勢で
搬送し、その下流端において上記空包装箱を前倒姿勢に
反転させながら落下させる空包装箱供給コンベアと、上
記空包装箱供給コンベアから落下した空包装箱が、90
°反転した前倒姿勢を保持した状態で着地するようガイ
ドする空包装箱着地ガイドと、上記空包装箱着地位置と
は異なる所定位置に設けられる箱詰め部に上記着地した
空包装箱を位置決めする位置決め手段と、上記位置決め
された空包装箱の開口の対面に向かって製品パッケージ
を順次供給する製品パッケージ供給コンベアと、上記供
給される製品パッケージを複数個、上記空包装箱の開口
対面において、その開口形状に応じた状態に集積する製
品パッケージ集積手段と、上記集積された製品パッケー
ジ群を一括して上記空包装箱開口から内部に向かってス
ライドさせることにより箱詰めする箱詰め手段と、上記
箱詰めされた包装箱を後倒姿勢に反転させて開口上向き
姿勢に戻す包装箱反転手段と、上記反転された包装箱を
送り出す包装箱搬出手段とを備えており、上記製品パッ
ケージ集積手段が、上記製品パッケージ供給コンベアで
供給される製品パッケージを昇降させる昇降手段と、こ
の昇降手段により持ち上げられる製品パッケージとの当
接により回動して相互の間隔を開き製品パッケージを上
方に通過させたのち自重で上記間隔を元に戻すことによ
り台上に製品パッケージを積む左右一対の段積み台とを
備えているという構成をとる。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、この発明の製品パッケ
ージ箱詰め装置は、空包装箱を、空包装箱供給コンベア
により開口上向き姿勢で搬送し、この空包装箱供給コン
ベアの下流端において上記空包装箱を前倒姿勢に反転さ
せながら落下させ、90°反転させた状態で着地させ、
この着地位置とは異なる所定の箱詰め部に位置決めさせ
る。一方、上記空包装箱に箱詰めされる製品パッケージ
を、製品パッケージ供給コンベアにより順次供給し、
品パッケージが所定個数整列すると、この製品パッケー
ジ列が、昇降手段によって押し上げられ、段積み台に当
接して段積み台を上方に回動させながらそれらの間を通
過するようになっている。昇降手段が下降すると、上側
に通過した製品パッケージ列が、自重でもとの位置に戻
った段積み台の上面に架け渡されるように載置され、そ
れを繰り返すことにより、上記空包装箱の開口対面にお
いて、その開口形状に応じた状態に集積させる。そし
て、上記集積された製品パッケージ群を一括して上記空
包装箱開口から内部に向かってスライドさせて箱詰め
し、この箱詰めされた包装箱を後倒姿勢に反転させて開
口上向き姿勢に戻したのち、搬出コンベアで送り出すよ
うにしたものである。
【0007】つぎに、この発明を図面にもとづいて詳し
く説明する。
【0008】図1は、この発明の一実施形態を示す製品
パッケージ箱詰め装置である。図において、1は空の包
装箱11を開口上向き姿勢で前方に送り、1個づつ供給
する空包装箱供給コンベアであり、その下流端において
上記空包装箱11をそのまま前倒姿勢に反転させながら
落下させるようになっている。2は上記空包装箱供給コ
ンベア1から落下した空包装箱11が、90°反転した
前倒姿勢を保持した状態で着地するようにガイドする空
包装箱着地ガイドである。12は上記前倒姿勢の空包装
箱11を横方向にスライド移動させ、所定の箱詰め部に
設けられた包装箱反転装置5上に位置決めさせる位置決
め用プッシャーである。上記包装箱反転装置5は、製品
パッケージ10が箱詰めされた後の箱詰め済み包装箱3
0を、後倒姿勢に反転させて開口上向き姿勢に戻すよう
になっている。
【0009】一方、3は上記空包装箱11に箱詰めされ
る製品パッケージ10を、空包装箱11の開口の対面に
向かって順次1個づつ供給する製品パッケージ供給コン
ベアであり、4は上記製品パッケージ供給コンベア3か
ら供給される製品パッケージ10を、空包装箱11の開
口形状に応じた状態に複数個集積させる製品パッケージ
集積部である。8は上記製品パッケージ集積部により、
集積された製品パッケージ群25を一括してスライドさ
せ、包装箱反転装置5上に位置決めされた空包装箱11
内に挿入して箱詰めする挿入プッシャーである。6,7
は上記包装箱反転装置5の後方に配設された第1および
第2の搬送コンベアであり、包装箱反転装置5で反転さ
れた箱詰め済み包装箱30を受け取って、後方に搬送さ
せるようになっている。
【0010】より詳しく説明すると、空包装箱供給コン
ベア1は、空包装箱11が、開口を上面に向け蓋板11
aを後ろ側に位置させた状態で一列に並べられ、この空
包装箱11を搬送する。この空包装箱供給コンベア1の
先端寄り部の両側には、仕切り棒9aを突出させて先頭
の空包装箱11をせき止める包装箱供給シリンダー9が
設けられている。また、この包装箱供給シリンダー9か
ら所定距離を隔てた後ろ側には、図2に示すように、先
頭から2番目に位置する空包装箱11の側面を押圧して
その進行を停止させる包装箱ストッパー13が設けられ
ている。そして、上記包装箱供給シリンダー9の仕切り
棒9aが引っ込むとともに、先頭から2番目に位置する
空包装箱11の側面が包装箱ストッパー13により押圧
されることにより、空包装箱供給コンベア1の先頭に位
置する空包装箱11だけが、空包装箱供給コンベア1の
先端に送られて前倒姿勢に反転されながら落下するよう
になっている。
【0011】上記空包装箱供給コンベア1の先端部の下
側には、空包装箱着地ガイド2および固定ガイド板14
が配設されている。この空包装箱着地ガイド2は、図3
に示すように、基板2a上に、傾斜面2dを有する略三
角柱状の滑り台部2bが設けられ、この滑り台部2bの
背面に、上方に向かって延びる蓋板当接板2cが取り付
けられている。また、上記空包装箱着地ガイド2の全幅
(図示のA)は、包装箱11の幅(図1においてA0
で示す)と略同じ幅に形成され、高さ(図示のB)は、
包装箱の奥行き(図1においてB0 で示す)と略同じ
寸法に形成されている。これにより、上記空包装箱供給
コンベア1の先端から前倒姿勢に反転して落下する空包
装箱11が、その前側の上縁を上記滑り台部2bの傾斜
面2dに摺接させながら落下する。そして、底面を、上
記空包装箱着地ガイド2から所定距離隔たった固定ガイ
ド板14に当接させるとともに、蓋板11aを蓋板当接
板2cの上縁に当接させて、90°反転した前倒姿勢を
保持し、開口を前方に向けた状態で着地するようになっ
ている(図2参照)。
【0012】上記90°反転されて着地した空包装箱1
1の横には、着地した空包装箱11の側面を押圧して空
包装箱11を側方に向かってスライドさせ、所定の箱詰
め部に設けられた包装箱反転装置5上に、上記前倒姿勢
を保持したままで位置決めする位置決め用プッシャー1
2が設けられている(図1参照)。そして、上記包装箱
反転装置5上に位置決めされた空包装箱11内に、所定
個数の製品パッケージ10が集積された製品パッケージ
群25が挿入されて箱詰めされるようになっている。
【0013】また、上記包装箱反転装置5上に位置決め
された空包装箱11の開口前側には、製品パッケージ供
給コンベア3から供給をうけた製品パッケージ10を、
空包装箱11の開口に対応した状態に集積する製品パッ
ケージ集積部4が設けられている。この製品パッケージ
集積部4は、図4に示すように、上記製品パッケージ供
給コンベア3から1個づつ供給される製品パッケージ1
0を先頭のものから順に整列させる一対の製品パッケー
ジ整列台15と、この整列台15上に整列される製品パ
ッケージ10をガイドするガイド板16と、上記整列さ
れた製品パッケージ列を同時に昇降させるリフター18
と、このリフター18により持ち上げられた製品パッケ
ージ列が所定段数段積みされる一対の段積み台17とを
備えている。そして、上記製品パッケージ集積部4によ
り、製品パッケージ10を所定個数整列させるととも
に、所定段数段積みさせることにより空包装箱11の開
口形状に応じた状態に集積するようになっている。
【0014】この製品パッケージ集積部4について詳し
く説明すると、上記両段積み台17は、上記ガイド板1
6の上端縁に、蝶番19を介して回動自在に取り付けら
れ、外側の両側辺を基端に中央側が上方に回動するよう
になっている。また、上記段積み台17の、上記ガイド
板16の内側面に対応する面が、内向き傾斜する傾斜面
17aに形成され、両段積み台17の上面部同士の間に
形成される隙間(図示のC)が、製品パッケージ10の
幅(図示のD)よりも少し狭い寸法に設定されている。
そして、製品パッケージ整列台15上に製品パッケージ
10が所定個数整列すると、この製品パッケージ列が、
ガイド板16の内側面に案内されてリフター18によっ
て押し上げられ、段積み台17の傾斜面17aに当接し
て上記両段積み台17を上方に回動させながらそれらの
間を通過するようになっている。リフター18が下降す
ると、上側に通過した製品パッケージ列が、もとの位置
に戻った両段積み台17の上面に架け渡されるように載
置され、それを繰り返すことにより所定段数まで段積み
されるようになっている。図4において、20は積み重
ねられた製品パッケージ10が崩れないように、その上
面を押さえている押さえプレートである。なお、上記ガ
イド板16は、箱詰めする製品パッケージ10の大きさ
により、それらの間隔を調節することができるようにな
っている。
【0015】また、上記段積み台17の外側部分には、
内側の傾斜面17aと同じ角度の傾斜面21aを持った
切欠部21が形成されるとともに、ガイド板16の上記
切欠部21に対応する位置に、段積み台17の回動時
に、上記切欠部21の傾斜面21aに当接して当たり止
めする当たり止め板22が取り付けられている。これに
より、リフター18で押し上げられる製品パッケージ列
が段積み台17を回動させながらその間を通過する際
に、段積み台17の傾斜面17aが、ガイド板16の内
側面および挿入プッシャー8の押圧面と略面一になっ
て、段積み台17の回動が止まるようになっている。
【0016】また、図4において、23は製品パッケー
ジ群25がスライドされる際に、上記製品パッケージ群
25を渡す渡し板であり、上記製品パッケージ群25
が、この渡し板23上をスライドして包装箱反転装置5
上に位置決めされた空包装箱11の開口から一括して挿
入されるようになっている。
【0017】上記包装箱反転装置5は(図1に戻る)、
空包装箱11が位置決めされる断面L字状の位置決め板
26が、モータ27と連結され、上記空包装箱11に上
記製品パッケージ群25が挿入されて箱詰めされると、
上記モータ27が回転し、上記位置決め板26が後方に
90°反転されるようになっている。なお、図1におい
て24は製品パッケージ群25が空包装箱11に挿入さ
れる際にその両側をガイドする挿入ガイド板である。
【0018】上記包装箱反転装置5の後方には、第1お
よび第2の搬送コンベア6,7が設けられており、上記
包装箱反転装置5により90°反転され開口上向き姿勢
になった箱詰め済み包装箱30が載置され、後方に搬送
されるようになっている。また、上記第1の搬送コンベ
ア6には、箱詰め済み包装箱30の重量を測定するウエ
イトチェッカーが内蔵されており、箱詰めされた製品パ
ッケージ10の数量をカウントして箱詰めミスを発見す
るようになっている。
【0019】上記構成において、製品パッケージ10の
集積,箱詰めはつぎのようにして行われる。すなわち、
まず、図1に示すように、空包装箱供給コンベア1の上
に空包装箱11を、その開口上向き姿勢で蓋板11aが
後ろ側に位置する状態で一列に並べられて搬送される。
上記空包装箱11は、図5に示すように、包装箱ストッ
パー13により先頭から2番目に位置する空包装箱11
が停止されるとともに、包装箱供給シリンダー9が解除
されて、先頭の空包装箱11が空包装箱供給コンベア1
の先端から1個づつ落下する。上記空包装箱11は、図
6に示すように、前倒姿勢に反転しながら、空包装箱着
地ガイド2に上面開口の前端縁が、傾斜面2dに摺接す
るとともに、蓋板11aが蓋板当接板2cの上端に当接
し、底面が固定ガイド板14に当接することにより、開
口を前面に向けた前倒状態で着地する。ついで、位置決
め用プッシャー12の作動により、上記空包装箱着地ガ
イド2で所定位置に着地された空包装箱11の側面が押
圧され、横方向にスライド移動されて包装箱反転装置5
上に位置決めされる(図1参照)。
【0020】一方、製品パッケージ10は、製品パッケ
ージ供給コンベア3により1個づつ供給され、製品パッ
ケージ整列台15上に所定個数(図1では4個)整列さ
れる。ついで、製品パッケージ10が製品パッケージ整
列台15上に4個整列すると、図7および図8に示すよ
うに、リフター18が上昇し、製品パッケージ列が押し
上げられ、段積み台17を上方に回動させながらその間
を通過し、既に段積み台17上に載置されていた製品パ
ッケージ列の下側と重ねられる。さらに、リフター18
が上昇し、一番下に重ねられた製品パッケージ列が段積
み台17の上側に至ると、上記段積み台17がもとの位
置に戻る。そののち、図9に示すように、リフター18
が下降すると、製品パッケージ列が、段積み台17の上
面に段積みされて載置される。
【0021】この動作が行われる間、段積み台17の上
に載置されている製品パッケージ10の最上面は、押さ
えプレート20により一定荷重で押さえられた状態であ
り、段積みされた製品パッケージ10が崩れないように
なっている。また、製品パッケージ列が押し上げられる
際には、図10に示すように、段積み台17は上側に回
動するが、切欠部21の傾斜面21aと、当たり止め板
22とが当接して回動が止められる。この当たり止めさ
れた状態で、段積み台17の傾斜面17aが、ガイド板
16の内側面および挿入プッシャー8の押圧面と略面一
になることから、段積みされた製品パッケージ10がリ
フター18により押し上げられる時に崩れることがな
い。
【0022】ついで、所定段数(図では3段)積み重ね
られると、図11に示すように、リフター18が、製品
パッケージ群25を、渡し板23と略同じ高さまで持ち
上げるとともに、押さえプレート20が解除され、挿入
プッシャー8の押圧により上記製品パッケージ群25が
一括して横方向にスライドされ、上記渡し板23上を渡
って、包装箱反転装置5上に位置決めされている空包装
箱11の開口内に挿入され、箱詰めが行われる。このと
き、上記製品パッケージ群25の側部が挿入ガイド板2
4でガイドされて製品パッケージ群25が崩れるのを防
ぐようになっている(図1参照)。
【0023】つぎに、包装箱反転装置5が90°後方に
反転し、箱詰め済み包装箱30が、その開口上向き姿勢
に後倒されるとともに、第1の搬送コンベア6上に載置
される。第1の搬送コンベア6では、箱詰め済み包装箱
30を後方に搬送すると同時に、その重量の計測を行
い、箱詰めされた製品パッケージ10の数量をカウント
して箱詰めミスを発見するようになっている。そのの
ち、箱詰め済み包装箱30は第2の搬送コンベア7に送
られ、ここである程度ストックされる。
【0024】上記一連の動作を繰り返すことにより、製
品パッケージ10の集積と空包装箱11への箱詰めが自
動的かつ連続的に行われるようになっている。
【0025】このように、上記装置では、製品パッケー
ジ10の集積および箱詰め作業を自動的,連続的に行う
ことができるようになる。また、上記製品パッケージ集
積部4では、製品パッケージ10が製品パッケージ整列
台15上に4個整列すると、リフター18により製品パ
ッケージ10を押し上げ、段積み台17を上方に回動さ
せながらその間を通過させ、段積み台17の上面に載置
されるようにしている。このため、製品パッケージ10
の整列と段積みによる集積を自動的に行うことができる
ようになる。
【0026】しかも、上記製品パッケージ集積部4で
は、段積み動作が行われる間、段積み台17の上に載置
されている製品パッケージ10の最上面が、押さえプレ
ート20で押さえられているため、既に段積みされた製
品パッケージ10が崩れない。また、製品パッケージ1
0が押し上げられ、段積み台17が上方に回動した際、
段積み台17の傾斜面17aが、ガイド板16の内側面
および挿入プッシャー8の押圧面と面一になった状態で
上記段積み台17の回動が止められることから、段積み
された製品パッケージ10がリフター18により押し上
げられる時に崩れにくい。
【0027】なお、上記装置では、製品パッケージ集積
部4において、製品パッケージ10を4個整列させたの
ちそれを3段積み重ね、合計12個の製品パッケージ1
0で製品パッケージ群25を形成させたが、これに限定
されるものではなく、整列させる個数および段積みの段
数は、包装箱11の大きさや製品パッケージ10の大き
さ等により適宜に設定することができる。また、製品パ
ッケージ10の厚みが包装箱11の奥行きと略同じ寸法
である場合には、段積みを行わずに複数個整列させただ
けで製品パッケージ群を形成して箱詰めすることができ
る。さらに、製品パッケージ10の長さが包装箱11の
幅寸法と略同じ寸法である場合には、整列させずに段積
みさせただけで箱詰めすることができる。
【0028】このような場合も、上記一連の動作を繰り
返すことにより、製品パッケージ10の集積と空包装箱
11への箱詰めが自動的かつ連続的に行われるようにな
っている。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明の製品パッケー
ジ箱詰め装置によれば、製品パッケージの集積および箱
詰め作業を自動的,連続的に行うことができるようにな
り、単純作業の廃止と、人員の削減を達成するこができ
る。また、この発明の装置の製品パッケージ集積手段に
よれば、製品パッケージの整列,段積みによる集積を自
動的に行うことができるようになる。
【0030】つぎに、実施例について説明する。
【0031】
【実施例】図1に示す製品パッケージ箱詰め装置によ
り、化粧用コンパクトの製品パッケージの箱詰め作業を
行った。この発明の装置によれば、自動的かつ連続的に
箱詰め作業を行うことができ、結果的に、箱詰め工程の
無人化を実現することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の製品パッケージ箱詰め装置の一実施
形態を示す斜視図である。
【図2】空包装箱供給コンベアの要部を示す斜視図であ
る。
【図3】空包装箱着地ガイドを示す斜視図である。
【図4】製品パッケージ集積部の要部を示す斜視図であ
る。
【図5】空包装箱供給コンベアの作用を示す平面図であ
る。
【図6】空包装箱供給コンベアの作用を示す側面図であ
る。
【図7】製品パッケージ集積部の作用を示す側面図であ
る。
【図8】製品パッケージ集積部の作用を示す側面図であ
る。
【図9】製品パッケージ集積部の作用を示す側面図であ
る。
【図10】製品パッケージ集積部の要部の作用を示す側
面図である。
【図11】製品パッケージ集積部の作用を示す側面図で
ある。
【図12】 製品パッケージを包装箱に箱詰めした状態
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 空包装箱供給コンベア 2 空包装箱着地ガイド 3 製品パッケージ供給コンベア 4 製品パッケージ集積部 5 包装箱反転装置 6 第1の搬送コンベア 7 第2の搬送コンベア 8 挿入プッシャー 10 製品パッケージ 11 空包装箱 12 位置決め用プッシャー 25 製品パッケージ群 30 箱詰め済み包装箱

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品パッケージを複数個づつ集積して上
    面が開口する包装箱に箱詰めする装置であって、空の包
    装箱を開口上向き姿勢で搬送し、その下流端において上
    記空包装箱を前倒姿勢に反転させながら落下させる空包
    装箱供給コンベアと、上記空包装箱供給コンベアから落
    下した空包装箱が、90°反転した前倒姿勢を保持した
    状態で着地するようガイドする空包装箱着地ガイドと、
    上記空包装箱着地位置とは異なる所定位置に設けられる
    箱詰め部に上記着地した空包装箱を位置決めする位置決
    め手段と、上記位置決めされた空包装箱の開口の対面に
    向かって製品パッケージを順次供給する製品パッケージ
    供給コンベアと、上記供給される製品パッケージを複数
    個、上記空包装箱の開口対面において、その開口形状に
    応じた状態に集積する製品パッケージ集積手段と、上記
    集積された製品パッケージ群を一括して上記空包装箱開
    口から内部に向かってスライドさせることにより箱詰め
    する箱詰め手段と、上記箱詰めされた包装箱を後倒姿勢
    に反転させて開口上向き姿勢に戻す包装箱反転手段と、
    上記反転された包装箱を送り出す包装箱搬出手段とを備
    ており、上記製品パッケージ集積手段が、上記製品パ
    ッケージ供給コンベアで供給される製品パッケージを昇
    降させる昇降手段と、この昇降手段により持ち上げられ
    る製品パッケージとの当接により回動して相互の間隔を
    開き製品パッケージを上方に通過させたのち自重で上記
    間隔を元に戻すことにより台上に製品パッケージを積む
    左右一対の段積み台とを備えていることを特徴とする製
    品パッケージ箱詰め装置。
  2. 【請求項2】 上記段積み台の相対向する面が内向き傾
    斜する傾斜面に形成されている請求項1記載の製品パッ
    ケージ箱詰め装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の製品パッケージ箱詰め装
    置において、上記製品パッケージ集積手段が、製品パッ
    ケージ供給コンベアで1個づつ供給される製品パッケー
    ジを先頭のものから順に整列させる整列台を備え、製品
    パッケージを所定整列させることにより空包装箱の
    開口形状に応じた状態に集積するようになっている請求
    項1記載の製品パッケージ箱詰め装置。
  4. 【請求項4】 記製品パッケージ集積手段が、昇降手
    段により持ち上げられる製品パッケージの上面を押さえ
    る押さえプレートを備えている請求項1記載の製品パッ
    ケージ箱詰め装置。
JP07298382A 1995-11-16 1995-11-16 製品パッケージ箱詰め装置 Expired - Fee Related JP3088942B2 (ja)

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