JP3088851U - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

Info

Publication number
JP3088851U
JP3088851U JP2002001641U JP2002001641U JP3088851U JP 3088851 U JP3088851 U JP 3088851U JP 2002001641 U JP2002001641 U JP 2002001641U JP 2002001641 U JP2002001641 U JP 2002001641U JP 3088851 U JP3088851 U JP 3088851U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
rack
pinion
main body
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002001641U
Other languages
English (en)
Inventor
利隆 林田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2002001641U priority Critical patent/JP3088851U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3088851U publication Critical patent/JP3088851U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクローディング機構を装備したディス
ク記録再生装置にあって、トレイプッシュに係る負荷を
軽減して操作性の向上を図ったものを提供する。 【解決手段】 装置本体11のトレイ収納部13にレー
ル11aを設け、トレイ14には、ラック17を設ける
とともにラックの後端部を欠歯部17aとし、この欠歯
部に重なるようにラック片21をラック上に摺動自在に
取り付ける。そして、トレイの後部両側に板バネ22を
取り付ける。これにより、トレイを押し込む際には、ラ
ックとモータ20の駆動軸に連結されたピニオン18と
の噛み合いが外れているので、板バネによる付勢力に対
抗する僅かな力でトレイプッシュすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、CD(コンパクトディスク)やCD−ROM、DVD−ROM、D VD−RAM等のディスクの記録再生装置に関し、特に、ディスクローディング 機構を装備したディスク記録再生装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、CDやCD−ROM、DVD−ROM、DVD−RAM等の光ディ スクの記録再生装置は、ディスクをディスクトレイ上に載置して、このディスク が載置されたトレイを装置内に引き込んでディスクの記録再生を行う構造のもの が多い。そして、トレイを引き込んだり排出したりするディスクローディング機 構によって、トレイは水平に移動してディスク記録再生位置とディスク排出位置 の間を往復動する。このディスクローディング機構はモータによって駆動されマ イコンによって制御される。なお、排出位置にあるトレイを記録再生位置に引き 込ませるには、排出位置にあるトレイを僅かに押し込むとこの動きを検知してト レイの引き込みを開始するといったトレイプッシュ機能による方法等がある。
【0003】 図6はそのような従来のディスク記録再生装置の概略を示す外観斜視図であり 、図7は図6のディスク記録再生装置のディスクローディング機構の動作説明図 である。なお、これらの図はいずれもトレイが排出位置にあるときを表している 。装置本体1は、装置前面のパネル2に開口部3を有し、この開口部3からトレ イ4が水平に引き出されるようになっている。記録再生位置と排出位置の間のト レイ4の移動は、装置に内蔵されたモータ10とこのモータ10を制御するマイ コン(図示せず)等によって為される。
【0004】 ディスクローディング機構は、モータ10と、モータ10の駆動軸に固定され たピニオン8と、トレイ4の出し入れの方向に沿ってトレイ4の一方の側に設け られピニオン8と噛合するラック7から成っており、マイコンからの指示でモー タ10が回転しだすと、その駆動軸に固定されたピニオン8も回転を始める。こ のピニオン8の回転に従動してラック7が出し入れ方向に駆動され、これによっ てラック7が設けられたトレイ4が動き出す仕組みになっている。
【0005】 そして、装置本体側のトレイ収納部前寄り側面には、トレイ4の側面に対向す るようにリミットスイッチ5が設けられており、排出位置で停止しているトレイ 4が図7の矢印が示す向きに僅かに押し込まれたとき、トレイ4が後方に所定の 距離Dだけ移動した時点で、トレイ4後端の側面に設けられた突起9がリミット スイッチ5のレバー6に当接してスイッチが切り替わるようになっている。この リミットスイッチ5の切り替わりによってモータ10が作動してトレイ4の引き 込みが開始される。
【0006】 なお、特開2000−306309号公報には、トレイが排出位置で停止状態 にあるときに、モータに印加されているオフセット電圧がゼロとなるようにする ことで、オフセット電圧の正負の違いによるトレイプッシュ操作時の感触の違い を解消してトレイプッシュの操作力を一定にする光ディスク記録再生装置が記載 されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来のディスク記録再生装置では、トレイプッ シュする際に、オフセット電圧がゼロであるか否かに係わらず、トレイを押し込 むとトレイに設けられているラックも後方に押し込まれるが、このときラックに はピニオンが常に噛み合っているためラックに噛合しているピニオンも回される ことになる。しかも、このピニオンはモータの駆動軸に直接又はギアを介して連 結されているので駆動軸も一緒に回転させなければならない。このため、トレイ プッシュに係る負荷が大きく、操作性が良くないといった問題があった。
【0008】 なお、特開平9−282762号公報には、装置本体側に制動部材としての板 バネを配して、トレイの出し入れ動作の終了直前にこの板バネがトレイに圧接す ることで、トレイに対して摩擦による制動力を掛けるようにしたディスクローデ ィング装置が記載されているが、これは、トレイの跳ね返りを防ぐためのもので あって、トレイプッシュに係る負荷を軽減するためのものではない。
【0009】 また、特開平8−221863号公報には、装置内における再生位置で停止状 態にあるトレイを押し込むことでトレイが排出されるようにするとともに、装置 本体側に固定された保持手段としてのスプリングでもって再生位置に停止してい るトレイを保持するようにしたディスクドライブ装置が記載されているが、これ は、イジェクトボタンの代わりにトレイにその機能を待たせたものであって、ト レイプッシュに係る負荷を軽減するものではない。
【0010】 そこで、本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ト レイプッシュに係る負荷を軽減して操作性の向上を図ったディスク記録再生装置 を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案によるディスク記録再生装置は、ディスクが 載置されるトレイと、このトレイを装置本体内に出し入れ自在に駆動する駆動手 段と、前記駆動手段を制御する制御手段とを備えるディスク記録再生装置であっ て、前記トレイの一方の側に出し入れ方向に沿って第1のラックが設けられてい るとともに、この第1のラックと噛合するピニオンが前記駆動手段に連結されて おり、前記駆動手段により前記駆動手段に連結された前記ピニオンが回転し、こ の回転に連動して前記第1のラックが出し入れ方向に駆動され、これにより前記 トレイが記録再生位置と排出位置の間を移動するようになっている一方、前記排 出位置から所定の距離だけ前記トレイが押し込まれたことを検出する検出手段が 設けられており、この検出手段により前記トレイが押し込まれたことが検出され ると前記駆動手段が作動して前記装置本体内への前記トレイの引き込みが開始さ れ、一方前記検出手段により前記トレイが排出されたことが検出されると前記駆 動手段が停止するようになっているディスク記録再生装置において、 前記検出手段により前記トレイが排出されたことが検出されて前記駆動手段が 停止するのに伴って、前記ピニオンと前記第1のラックとの噛み合いが外れた後 、前記トレイを前方へ迫り出して前記排出位置にもたらす付勢手段を設けたこと を特徴としている。
【0012】 このような構成によれば、トレイプッシュする際には、第1のラックとピニオ ンとの噛み合いが外れているため、トレイプッシュに係る負荷が軽減され、付勢 力に対抗する僅かな力で押し込むことができる。
【0013】 具体的には、前記第1のラックの後端部に欠歯部を設け、この欠歯部に重なる ように第2のラックが前記第1のラックに取り付けられており、前記第2のラッ クが前記第1のラック上において所定距離内で前後方向に摺動自在となっている ようにしたり、前記付勢手段は前記トレイの後部の両側に取り付けられた一対の 板バネであり、前記検出手段により前記トレイが排出されたことが検出されて前 記駆動手段が停止するのに合わせて、前記板バネが装置本体の内壁前端に当接し ながら側方へ展開するに従って、前記トレイが前記装置本体内から迫り出すよう にすることが考えられる。また、板バネに代えて、コイルバネにより左右に突出 付勢されたローラであってもよい。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本考案の第1の実 施形態であるディスク記録再生装置のディスクローディング機構の動作説明図で あり、図2は図1のディスク記録再生装置のラック&ピニオン部分を拡大して示 す斜視図である。なお、これらの図はともにトレイが排出位置の直前まで移動し て来たときを表しており、図中の矢印はトレイの移動の向きを表している。
【0015】 図1に示すように、本実施形態では、装置本体11のトレイ収納部(ケーシン グ)13の内壁の両側に、トレイ14の側面に対向するようにトレイ14の出し 入れの方向に沿って一対のレール11aが固定されており、一方、トレイ14に は、一方の側にトレイ14の出し入れの方向に沿ってラック17(第1のラック )が設けられているとともに、トレイ14に設けられたラック17の後端部は歯 のない欠歯部17aとなっており、この欠歯部17aに重なるようにラック片2 1(第2のラック)がトレイ14のラック17上に取り付けられている。なお、 トレイ収納部13に設けられたレール11aの前端の角は面取りされている。ま た、このレール11aは後述する板バネを案内するためのものである。
【0016】 トレイ14のラック17上に取り付けられたラック片21とこのラック片21 に噛合しているピニオン18との部分の詳細を図2で説明する。ラック17の後 端部には、トレイ14の出し入れ方向(図2においては左右方向)に沿って前後 に並んで2つの係合ピン17bが固定されており、一方、ラック片21には、ラ ック17に設けられた係合ピン17bに係合する2つの係合孔21aが形成され ており、各係合孔21aは前後に細長い形状(長孔)となっている。なお、係合 孔21aの前後の長さLは、5mm程度となっている。
【0017】 なお、ラック片21に設けられた各係合孔21aをラック17の各係合ピン1 7bにそれぞれ係合させてラック片21をラック17に取り付けた際、各係合ピ ン17bが係合孔21aの両側面にそれぞれ当接しているので、ラック片21が 左右にガタつくのが防がれるとともに、係合ピン17bは係合孔21a内で前後 方向に摺動自在となっているので、ラック片21はラック17上においてトレイ 14の出し入れの方向に沿って前後に摺動自在である。この係合孔21aと係合 ピン17bの係合機構によるラック片21の前後の移動の距離は、係合孔21a の前後の長さLとほぼ同じ5mm程度であり、ラック片21の前後の長さは欠歯 部17aの長さよりも少なくとも5mm程度長いものとする。
【0018】 装置内蔵のモータ20が作動すると、モータ20の駆動軸に固定されているピ ニオン18が回りだし、この回りだしたピニオン18と噛合しているラック17 も前方へ動き出してトレイ14が装置内から引き出されるが、ピニオン18がラ ック17の欠歯部17aに対向する位置にあっても、ピニオン18はラック17 の欠歯部17aに重なるように取り付けられたラック片21と噛み合っている。
【0019】 このため、モータ20の駆動力はピニオン18を介してラック片21に伝わり 、ラック片21を前方へ押す。前方へ押されたラック片21はラック片21の係 合孔21aの後端に当接している係合ピン17bを前方へ押し、従って、係合ピ ン17bが取り付けられたラック17も前方へ押されてトレイ14が前方に引き 出される仕組みとなっている。ただし、ピニオン18が欠歯部17aに対向する 位置にあるとき、ピニオン18とラック17の噛み合いは外れている。
【0020】 また、トレイ14の後部の両側面には、一対の板バネ22が装置本体11のト レイ収納部13に設けられたレール11aに対向するように取り付けられており 、一方、トレイ14が排出位置の直前まで来たときレバー16が起き上がってリ ミットスイッチ15が切り替わるようになっており、このリミットスイッチ15 の切り替わり(第2の切り替わり)によってモータ20が停止するようになって いる。なお、リミットスイッチ15が切り替わってモータ20が停止するのに合 わせて、トレイ14に取り付けられた各板バネ22の先端部がトレイ収納部13 のレール11aの前端角部に当接するようになっている。
【0021】 そして、板バネ22は側方へ展開する向きに弾性を有しており、一対の板バネ 22の先端部が側方へハの字状に開こうとする弾性力によって、板バネ22の先 端部の側面が当接しているレール11aの前端角部が後方へ押され、後方へ押さ れたレール11aからの反作用によって板バネ22が前方へ押し出されることで 、板バネ22が取り付けられたトレイ14は、板バネ22の先端部がレール11 aの前端角部に当接しながら側方へ展開するに従って、排出位置の直前からさら に前方へ僅かに迫り出して排出位置に停止するようになっている。なお、排出位 置にあるトレイ14は、レール11aを後方へ押す板バネ22の弾性力によって 安定させられている。
【0022】 図3はトレイが排出位置で停止したときを表す動作説明図である。この図に示 すように、トレイ14の前方への移動とともに移動するのはラック17で、停止 状態にあるモータ20とピニオン18を介して連結しているラック片21は移動 しない。そして、ラック17に設けられた各係合ピン17bがラック片21の係 合孔21aの前端に当接するまで、ラック17即ちトレイ14は前方へ移動し、 係合ピン17bが係合孔21aの前端に当接することで、トレイ14の移動が止 められる。このときのトレイ14の前方への移動量は、係合孔21aの前後の長 さLとほぼ同じ5mm程度である。
【0023】 次に、排出位置にあるトレイが引き込まれるときの動作について説明する。図 4はいずれも動作説明のための図であり、図4(a)はトレイが排出位置の直前 まで押し込まれてトレイの引き込みが開始されたときを表しており、図4(b) はトレイが記録再生位置まで引き込まれたときを表している。
【0024】 排出位置で停止しているトレイ14を(図3参照)、トレイ14後端の角がリ ミットスイッチ15のレバー16を押し倒してリミットスイッチ15が切り替わ るまで押し込むと(図1参照)、このリミットスイッチ15の切り替わり(第1 の切り替わり)によってモータ20が作動してピニオン18が回りだす。このと きも、トレイ14とともに押し込まれるのはラック17で、ピニオン18と噛み 合っているラック片21は動かない。なお、トレイ14を押し込む量は5mm程 度である。
【0025】 ピニオン18が回りだすと、ピニオン18と噛み合っているラック片21だけ が後方へ動き出す。そして、後方へ動き出したラック片21は、ラック片21の 係合孔21aの前端にラック17の係合ピン17bが当接するまで移動して、係 合孔21aの前端に係合ピン17bが当接することで、ラック17とラック片2 1とが一体となって後方へ動き出し、トレイ14の引き込みが開始される(図4 (a)参照)。
【0026】 その後、モータ20の回転に連動してトレイ14が装置内に引き込まれ、図示 しないストッパにトレイ14の後端が当接するとモータ20が停止して、トレイ 14は記録再生位置に停止する(図4(b)参照)。なお、トレイ14がストッ パに当接するのに伴って、ラック片21の後端もストッパに当接することでラッ ク片21がトレイ14に対して前方へ押し戻されるようになっている。
【0027】 このようにすると、トレイプッシュ機能によってトレイ14を引き込ませる際 に、モータ20の駆動軸に連結しているピニオン18とラック17の噛み合いが 、ラック17に設けられた欠歯部17aの存在によって外れているため、ピニオ ン18やモータ20の駆動軸を回転させずに済むので、トレイプッシュに係る負 荷が軽減され、トレイ14の押し込みに要する力が板バネ22の弾性力に対抗す る僅かな力のみとなって、操作性が向上する。
【0028】 なお、トレイ14を引き込ませる方法としては、上述したようなトレイプッシ ュ機能による方法以外に、図示しないマイコンからの指示で行わせることも可能 である。その場合には、排出位置で停止しているトレイ14に対して(図3参照 )、マイコンからの指示によってモータ20が作動すると、モータ20の作動に 連動してピニオン18と噛み合っているラック片21が動き出す。このときは、 ラック片21の係合孔21aの前端にラック17の係合ピン17bが当接してい るため、ラック片21とラック17とが一体となって後方へ移動して、トレイ1 4の引き込みが開始される。
【0029】 また、トレイ14に取り付けられた板バネ22を案内するレールの形状につい て、他の実施形態を図5に示す。図5(a)は本考案の第2の実施形態を示す略 平面図であり、図5(b)は本考案の第3の実施形態を示す略平面図である。図 5(a)に示す実施形態では、装置本体11のトレイ収納部13に設けられた各 レール11bはトレイ14の引き込み側に対して側方に傾斜しており、トレイ収 納部13奥手ほど左右のレールの間隔が広くなっている。図5(b)に示す実施 形態では、レール11cの前寄り部分以外は第1の実施形態よりも左右のレール 間隔が広くなっている。
【0030】 このようにすることで、レールとレールに対向する板バネ22との距離が広が って、板バネ22がレールに及ぼす弾性力が緩和される。このため、トレイ14 の排出及び引き込みに際して、板バネ22と板バネ22を案内するレールとの摩 擦力が減少して、トレイ14の出し入れに係る負荷が軽減され、引いてはトレイ 14を駆動するモータ20に係る負担も軽減されるとともに、トレイ14の出し 入れの動作がスムーズになる。また、板バネに代えて図8に示したようなトレイ 14の両側から左右方向へ進退するローラ23を用いてもよい。このローラ23 はトレイ14内に設けられた基部24がコイルバネ25により付勢されることに より、左右の外側方へ突出するように付勢されている。このようにローラ23を 用いればトレイ14の出し入れに係る負荷がさらに軽減される。
【0031】
【考案の効果】
以上説明した通り本考案のディスク記録再生装置は、トレイプッシュする際に は、第1のラックとピニオンの噛み合いが外れており、トレイが付勢手段により 付勢されている構成としたことによって、トレイプッシュに係る負荷が軽減され 、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1の実施形態であるディスク記
録再生装置の動作説明図。
【図2】 図1のディスク記録再生装置のラック&ピ
ニオンの拡大図。
【図3】 図1のディスク記録再生装置の動作説明
図。
【図4】 図1のディスク記録再生装置の動作説明
図。
【図5】 本考案の第2、3の実施形態の略平面図。
【図6】 従来のディスク記録再生装置の外観斜視
図。
【図7】 図6の装置の動作説明図。
【図8】 付勢手段がローラである場合の要部の説明
図。
【符号の説明】
11 装置本体 11a、11b、11c レール 13 トレイ収納部 14 トレイ 15 リミットスイッチ(検出手段) 17 ラック(第1のラック) 17a 欠歯部 17b 係合ピン 18 ピニオン 20 モータ 21 ラック片(第2のラック) 21a 係合孔 22 板バネ(付勢手段)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが載置されるトレイと、このト
    レイを出し入れ自在に駆動するモータと、前記モータを
    制御するマイコンとを備え、前記トレイの一方の側に出
    し入れ方向に沿って第1のラックが設けられているとと
    もに、この第1のラックと噛合するピニオンが前記モー
    タに連結されており、前記モータの回転により前記ピニ
    オンが回転し、この回転に連動して前記第1のラックが
    出し入れ方向に駆動され、これにより前記トレイが記録
    再生位置と排出位置の間を水平に移動するようになって
    いる一方、前記排出位置から所定の距離だけ前記トレイ
    が押し込まれたとき切り替わるリミットスイッチが装置
    本体側に設けられており、このリミットスイッチの第1
    の切り替わりにより前記トレイが押し込まれたことが検
    出されると前記モータが作動して前記トレイの装置本体
    内への引き込みが開始され、一方前記リミットスイッチ
    の第2の切り替わりにより前記トレイが排出されたこと
    が検出されると前記モータが停止するようになっている
    ディスク記録再生装置において、 前記第1のラックの後端部には欠歯部が設けられている
    とともに、前記欠歯部に重なるように第2のラックが前
    記第1のラック上に取り付けられ、この第2のラックは
    長孔とピンの係合機構により前記第1のラック上におい
    て所定距離内で前後方向に摺動自在となっており、前記
    トレイの後部両側面には一対の板バネが取り付けられて
    いる一方、装置本体のケーシングには前記トレイの側面
    に対向するレールが設けられており、前記リミットスイ
    ッチの第2の切り替わりにより前記モータが停止するの
    に合わせて、前記欠歯部の存在により前記ピニオンと前
    記第1のラックとの噛み合いが外れ、前記板バネの先端
    部が前記レールの前端部に当接するとともに、側方へ展
    開しようとする前記板バネの弾性力に基づく前記レール
    からの反作用により前記トレイが前方へ迫り出して前記
    排出位置に停止するようになっていることを特徴とする
    ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスクが載置されるトレイと、このト
    レイを装置本体内に出し入れ自在に駆動する駆動手段
    と、前記駆動手段を制御する制御手段とを備えるディス
    ク記録再生装置であって、前記トレイの一方の側に出し
    入れ方向に沿って第1のラックが設けられているととも
    に、この第1のラックと噛合するピニオンが前記駆動手
    段に連結されており、前記駆動手段により前記駆動手段
    に連結された前記ピニオンが回転し、この回転に連動し
    て前記第1のラックが出し入れ方向に駆動され、これに
    より前記トレイが記録再生位置と排出位置の間を移動す
    るようになっている一方、前記排出位置から所定の距離
    だけ前記トレイが押し込まれたことを検出する検出手段
    が設けられており、この検出手段により前記トレイが押
    し込まれたことが検出されると前記駆動手段が作動して
    前記装置本体内への前記トレイの引き込みが開始され、
    一方前記検出手段により前記トレイが排出されたことが
    検出されると前記駆動手段が停止するようになっている
    ディスク記録再生装置において、 前記検出手段により前記トレイが排出されたことが検出
    されて前記駆動手段が停止するのに伴って、前記ピニオ
    ンと前記第1のラックとの噛み合いが外れた後、前記ト
    レイを前方へ迫り出して前記排出位置にもたらす付勢手
    段を設けたことを特徴とするディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のラックの後端部に欠歯部を設
    け、この欠歯部に重なるように第2のラックが前記第1
    のラックに取り付けられており、前記第2のラックが前
    記第1のラック上において所定距離内で前後方向に摺動
    自在となっていることを特徴とする請求項2に記載のデ
    ィスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段は前記トレイの後部の両側
    に取り付けられた一対の板バネであり、前記検出手段に
    より前記トレイが排出されたことが検出されて前記駆動
    手段が停止するのに合わせて、前記板バネが装置本体の
    内壁前端に当接しながら側方へ展開するに従って、前記
    トレイが前記装置本体内から迫り出すことを特徴とする
    請求項2、3のいずれかに記載のディスク記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段は前記トレイの後部の両側
    に設けられた一対のバネ付勢されたローラであり、前記
    検出手段により前記トレイが排出されたことが検出され
    て前記駆動手段が停止するのに合わせて、前記ローラが
    装置本体の内壁前端の傾斜部に当接しながら側方へ突出
    するに従って前記トレイが前記装置本体内から迫り出す
    ことを特徴とする請求項2、3のいずれかに記載のディ
    スク記録再生装置。
JP2002001641U 2002-03-26 2002-03-26 ディスク記録再生装置 Expired - Fee Related JP3088851U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002001641U JP3088851U (ja) 2002-03-26 2002-03-26 ディスク記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002001641U JP3088851U (ja) 2002-03-26 2002-03-26 ディスク記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3088851U true JP3088851U (ja) 2002-10-04

Family

ID=43240132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002001641U Expired - Fee Related JP3088851U (ja) 2002-03-26 2002-03-26 ディスク記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3088851U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050529A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Canon Inc 現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
CN114674279A (zh) * 2022-04-20 2022-06-28 孙京宁 一种一体化房屋地面沉降监测装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050529A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Canon Inc 現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
CN114674279A (zh) * 2022-04-20 2022-06-28 孙京宁 一种一体化房屋地面沉降监测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2665130B2 (ja) ディスクプレイヤメカニズム
JP3933080B2 (ja) ディスク装置
US6654334B1 (en) Disk loading device having a manual drive member for moving a drive mechanism in an eject direction
JP3088851U (ja) ディスク記録再生装置
JPH052800A (ja) テープカセツトローデイング装置
JP3988717B2 (ja) 記録媒体ドライブ装置
JPH0510748B2 (ja)
JP3326626B2 (ja) ディスク装置
JP5051382B2 (ja) ディスク装置
JPS6343827B2 (ja)
US8082557B2 (en) Disk device
JP2527178Y2 (ja) 音響再生装置
JPH11353752A (ja) ディスク装置
JPH09282762A (ja) ディスクローディング装置
JP2667843B2 (ja) テープレコーダ
JP2963007B2 (ja) ディスクプレーヤーのディスク取り出し装置
JP3026934B2 (ja) カセットイジェクト装置およびカセットテーププレーヤ
JPH10208349A (ja) ディスクプレーヤー
JP3486959B2 (ja) テーププレーヤ
JP2570831Y2 (ja) カセットテーププレーヤ
KR19980070161A (ko) 디스크로딩장치
JP2004030791A (ja) 記録メディア装置
JPH054120Y2 (ja)
JP5527508B2 (ja) ディスク装置
JP2517917B2 (ja) 記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees