JP3087765B2 - ダウンコイラーおよび類似のもので使用される薄物材料の取り扱いシステム - Google Patents

ダウンコイラーおよび類似のもので使用される薄物材料の取り扱いシステム

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連続鋳造機のような1つまたはそれ以上の
スラブ製造装置から来る高温スラブまたはストリップ
を、インラインまたはオフラインの熱間圧延設備へと移
送するのに有用な方法と装置に関する。
本発明の背景 この分野において重要性の高い3つの特許は次のとお
りである。
米国特許第4,019,359号、1977年4月26日、カナダ製
鋼株式会社あて発行 米国特許第4,005,830号、1977号2月1日、カナダ製
鋼株式会社あて発行 米国特許第4,306,438号、1981年12月22日、カナダ製
鋼株式会社あて発行 上記の3つの特許で示された新規発明よりも前には、
高温金属ストリップの圧延の従来の方法では、インゴッ
トまたはスラブを約2300゜F(鋼の場合)まで加熱し、
それを一連の圧延スタンドを通して圧延することによっ
てそれの厚さを減らしていた。普通には、圧延は粗圧延
と仕上圧延という2段階で行われていた。
粗圧延の段階においては、スラブまたはインゴット
は、厚さが薄くなって約1インチ厚さのトランスファバ
ーになるまで、通例、1つ以上の圧延スタンドを何回か
通すことによって圧延されていた。粗圧延の段階では、
通例1つ以上の垂直エッジングミルが含まれている。
粗圧延の作業に続いて、トランスファバーはテーブル
ロールの上を1連の連続仕上圧延機列へと移送され、そ
こで所望の板厚になるまでさらに薄くされていた。
以上述べた従来の高温金属ストリップの圧延の方法に
おいては幾つかの問題、特に、トランスファバーを仕上
圧延機列に供給するために要する時間が長いことから起
こる問題が経験されていた。これらの問題に対処するた
めに、さきにリストを示した3つの特許で示された発明
が開発された。
これら3つの発明は、本質的にはストリップまたはト
ランスファバーをそれ自体の回りで巻いて、ストリップ
の中に保有された熱の大部分が保持され放散されるのを
許さないようなコアなしのコイル(つまり、中央の目が
あいているコイル)にすることができるダウンコイラー
(およびそれに改良を加えたもの)の構造と作動に関し
ている。熱が保持されるのは、ストリップまたはトラン
スファバーがそれ自体コイルに巻かれたときのコンパク
トな形態に起因している。
米国特許第4,005,830号で示された改善策は、ダウン
コイラーを、既にコイルにされたストリップのコイルほ
どきと新しいストリップのコイル巻きとを同時に行える
手段と組み合わせることに関している。それを達成する
ために、米国特許第4,005,830号は、コイルのあいてい
る目に入り込んでコイルをコイル巻き場所(ベンドロー
ラのすぐ下流にある)からより下流にあるコイルほどき
場所へと動かすために約100゜旋回することができる内
側に向いたスタブマンドレルが装着されている、コイル
の両側に1つずつピボット式に支持されたトランスファ
アームを用いることを記述し、特許請求している。この
構造での大きい利点は、コイルされたストリップをコイ
ル巻き場所においてコイルほどきし始めた上で、コイル
ほどきを行いながらコイルほどき場所へと、すなわちそ
の第2の場所でコイルほどきを完了すべく移送すること
が可能である点にある。その移送の間にコイル巻き場所
においては、新しいストリップまたはトランスファバー
のコイル巻きを始めることができる。
米国特許第4,005,830号で示された方法と装置は、以
前のものに比べて顕著な改善になっている(商業的にも
かなりの成功を収めた)が、トランスファアームを用い
る従来のシステムの下記のような不利な点に対処するに
は、さらになお改善の余地がある。
a)コイル巻きされた状態にあるときのストリップまた
はスラブの温度が高いので、コイルから側方向に放射す
る高温のエッジからのかなりの熱損失が起こる。コイル
の中空の目からも熱が放出される。米国特許第4,005,83
0号で示された発明ができたときには、熱シールドを用
いることが公知であったが、この特許における種々の要
素の配置は、高温のエッジやコイルの目からの熱損失を
実質的に制限するための密接した熱シールドが使用でき
ないようなものであった。より具体的には、トランスフ
ァアームがあることとトランスファアームがコイルの軸
に平行な側方向に動かねばならないことのために、熱シ
ールドをそれが最良に働くはずの場所つまりコイルの高
温の側方エッジのすぐ近くの場所に位置させることがで
きなくなっていた。
b)さらに、スタブマンドレルとコイルの内側の巻き層
との間の物理的接触が必要(コイルをコイル巻き場所か
らコイルほどき場所へと移送するために必要)であるこ
との故に、熱がコイルから取り去られていた。移送され
ている間にコイルは回転していたので局部的低温部分は
大いに減らされたが、この接触がある以上避けられない
熱損失が起こっていた。
c)以前に開発されたもので、さらにあった難点は、コ
イルほどきが丁度完了するときにおけるスラブまたはス
トリップの末端部のつぶれまたはしわに関するものであ
った。すなわち、コイルの内側の方の巻きはかなりきつ
く曲がっているし、コイルほどきが完了する頃には、そ
の内側の方の巻きの温度が下がっているので、そこでは
剛性がより高く平坦化に対する抵抗がより大きくなって
いる。米国特許第4,005,830号においては、コイルにな
ったストリップまたはスラブの最後の部分の延ばしつま
り平坦化は、コイルほどき場所においてコイルのあいて
いる目の中にスタブマンドレルを入れたままにしておく
ことによって達成されていた。しかし、もし、密接に近
付けた熱シールドを可能にするためにトランスファアー
ムとスタブマンドレルとが取り除かれたとしても、スト
リップまたはスラブの剛性があって曲がっている末端部
のつぶれまたは折れの問題は、やはり起こるであろうこ
とは理解されることである。
もし、トランスファアームを取り止め、その一方で、
トランスファアームの役割を果たし得るものであって側
方に近接して熱シールドを位置させることを妨げない何
らかの様式装置を設けることができるのであれば、顕著
な利便が生ずるであろうことに疑いはない。もし、それ
が達成されるならば、次に、コイルほどきされているト
ランスファバーまたはストリップの末端部が、そこでの
つぶれまたは折れが避けられるようにして平坦化され得
ることを確実にするという問題に取り組まねばならな
い。
上記の事柄はすべて本発明において対処されている。
さらに追加する関連する以前の出版物は次のとおりで
ある。
西ドイツ特許公開第2613459号、1977年10月13日公開 西ドイツ特許第3743057号、1988年9月1日付与 欧州特許出願第0327855号、89年8月16日公告 欧州特許出願第0327854号、89年8月16日公開 欧州特許出願第0320846号、89年6月21日公告 欧州特許出願第0309656号、89年4月5日公告 米国特許第4,829,656号、1989年5月16日発行 米国特許第4,703,640号、1987年11月3日発行 米国特許第4,611,988号、1986年9月16日発行 米国特許第4,528,434号、1985年7月9日発行 米国特許第4,698,897号、1987年10月13日発行。
本発明の全般的説明 本発明は、前章において述べた諸問題に対処してそれ
らを克服するものである。
具体的には、本発明はスラブまたはストリップを最終
的にインラインまたはオフラインの熱曲圧延設備へと動
かす移送工程における高温のスラブまたはストリップの
操作と取り扱いのための改善された方法および装置を提
供する。スラブまたはストリップの最初の製造について
は、インゴットを圧延する比較的に古い技術または、連
続鋳造を行う幾分より新しい技術が用いられればよい。
しかし、本発明は、高温のスラブまたはストリップが実
際に何から由来しようと、最終的に行先が何であろうと
無関係である。
より具体的に述べると、本発明はあいているコイルの
目を有する高温の金属材料のコイル(18,217,218)を取
り扱う方法であって、第1のコイル位置(18f,18i)を
決める第1のコイル支持手段(259,260)と、第2のコ
イル位置(18g)を決める第2のコイル支持手段(200,2
80,282)と、コイルを前記第1の位置(18f、18i)から
前記第2の位置(18g)へ、コイルの軸線をコイルの運
動方向に対して横方向にしたまま動かすためのコイル移
送手段(270,271,300)とを含む装置を用いており、 a)前記第1の位置(18f、18i)にコイルに置き、 続いて次の2ステップの順序にこだわらずに、 b)コイルほどきの作業を開始するステップと、 c)前記コイル移送手段を用いて前記コイルを前記第2
の位置(18g)へ移送するステップとを実施し、 その後に、 d)コイルほどき作業を完了させる、 ステップを含む方法において、 ステップc)は、前記あいているコイルの目に接触す
ることなく、また前記の目の中に何物も挿入することな
く行われ、なおステップc)は、コイル(18)の第1の
位置(18f、18i)からその第2の位置(18g)への移送
中、コイル(18)の側方エッジに密接して近い所に位置
している熱シールド手段(83)を用いることによって側
方エッジおよびコイルの目からの熱損失を制限すること
を伴っており、 ステップd)は、第2の位置(18g)の近くにおいて
コイルの軸線に平行しており軸方向に動き得るコイル開
け用ピン(202,202a,202b,202c)を設けることにより行
われ、ステップd)はさらに、コイル(18)が前記第2
の位置(18g)にあってコイルほどきの作業が終わり近
くになったとき、ピン(202,202a,202b,202c)をコイル
の目の中にコイル(18)に接触することなしに挿入する
ことが行われ、ステップd)はさらに、コイル(18)が
第2の位置(18g)から引き出されるのにつれて、コイ
ルの最後の何巻きかをピン(202,202a,202b,202c)に接
触させ、そのピン(202,202a,202b,202c)によってコイ
ル(18)の最後の部分の折れまたはつぶれが防止される
ようにして行われることを特徴とするコイルを取り扱う
方法を提供する。
さらに本発明は、あいているコイルの目を有する高温
の金属材料のコイル(18,217,218)を取り扱うための装
置であって、 第1のコイルの位置(18f、18i)を決める第1のコイ
ル支持手段(259,260)と、 第2のコイルの位置(18g)を決める第2のコイル支
持手段(200,280,282)と、 コイルを前記第1の位置(18f、18i)から前記第2の
位置(18g)へ、コイルの軸線をコイルの運動方向に対
して横方向にしたまま動かすためのコイル移送手段(27
0,271,300)とよりなる装置において、 装置がさらに、コイル(18)が動く間、側方エッジと
コイルの目とからの熱損失を制限するための、コイルが
第1の位置(18f、18i)から第2の位置(18g)へと動
く間を通してコイル(18)に密接して近い所に位置して
いる熱シールド手段(83)を含んでおり、 装置はさらに、前記第2の位置(18g)の近くにコイ
ルの軸線に平行しているコイル開け用ピン(202,202a,2
02b,202c)を含んでいて、このピンは軸方向に動くこと
ができいるので、コイル(18)が前記第2の位置(18
g)にあってコイルほどき作業が終わり近くになったと
き、そのピンがコイルの目の中にコイル(18)に接触す
ることなしに挿入され、その結果、コイル(18)が第2
の位置(18g)から引き出されるのにつれてコイルの最
後の何巻きかがピン(202,202a,202b,202c)に接触し、
そのピン(202,202a,202b,202c)がコイル(18)の最後
の部分の折れまたはつぶれを防止することを特徴とする
コイルを取り扱うための装置を提供する。
図面の全般的説明 本発明の数個の実施例が添付の図面において示されて
おり、それら図面においては、数枚の図を通して同様で
ある部材には同一の参照番号をつけてある。
第1図は、本発明が用いられ得るところの、既に形成
されたストリップまたはスラブのための処理ラインの概
念的な概略平面図である。
第2図は、第1図で示された設備の概略立面図であ
る。
第3図は、第1図と同様の概略平面図であるが、複数
の連続鋳造機を用いている場合を示す図である。
第4図と第5図は、コイルをそれらの軸線に平行な方
向にも垂直な方向にも移送する1つの方法を示している
特定の実施例の、それぞれ平面図と立面図である。
第6図は、本発明によるマンドレルなしの移送コイル
ボックスの主要部分の斜視図である。
第7図は、第5図に示した類のコイルほどき場所にお
いて、コイルほどきされているストリップまたはスラブ
の末端のつぶれ、または、しわの発生を防止するための
改善された構成を示す概略側面図である。
第8図は、第7図に示した改善の1つの実施例の概略
立面図である。
第9図は、第7図に示した改善の第2の実施例の概略
立面図である。
第10図は、均熱炉のすぐ下流にある装置の、第6図に
示したものに類似の部分の1つの実施例の概略側面図で
あって、なお、それの1つの変形を破線で示している図
である。
第11図は、本発明と共に用いられ得る熱シールドの垂
直断面図である。
図面の詳細な説明 説明を進める前に明確にしておきたいのは、ここに示
される方法と装置は薄いスラブ(上述のような)だけで
なく、種々の構成要素をもってすれば取り扱われ得るど
んな薄物材料にも適用され得ることである。ストリップ
は1つの例である。さらに、この技術開発はまた、アル
ミニウムやステンレス鋼のような他の金属や、プラスチ
ックまたは複合材料のような他の材料にも用いられ得る
ように意図されている。
ここで第1図と第2図を見ると、それらは、本発明に
より構成された装置の全体的な概略図である。
第1図において、10で示すものは、連続鋳造機(図示
せず)または同等の手段から来る薄い鋳造スラブを収容
する加熱装置または熱源なしの熱シールドである。スラ
ブは12で示されていて、それは第1図、第2図で左から
右へ動く。スラブ12は、1つの傾斜路において、複数の
ローラ14によって上方に向けて動くように導かれ、ベン
ドローラ16を経てから下向きにコイル巻きされ、支持ロ
ーラ19上に載っているコイル18を形成する。コイルの最
も内側の巻き層は実質的に円形である。
18a,18bで示されているコイル位置は、コイル18が均
熱炉20の左端(上流側)に上流側炉壁ドア(第5図に21
で示す)が引き上げられて入れられるよりも以前に、右
方へと動いている段階を示している。
炉20の中にさらにコイル位置18c,18d,18eはコイル18
が炉の中で右方へ動くことを示しているが、それはま
た、コイルが図において左から右へと動くときに炉20が
同時に複数個のコイルを収容し得るという考え方を示し
ていると見てもよい。炉20の右側端には下流側炉壁ドア
21aが設けられている(第5図参照)。
炉20の右側で、さらにコイル位置18fが、コイル18が
コイルほどきされ始めるところのコイル位置を示してい
る。参照番号22は、第1図、第2図の右側にあるが図示
されていない熱間圧延設備において圧延を開始するため
に、先端部をはがす普通型のピーラーアームを示してい
る。18gで示されているコイル位置は、そのコイルがコ
イルほどきされながら、次のコイルが位置18fに入る場
所を作るために動かされて行きつく、コイル位置18fの
下流の位置を示している。第1図、第2図に示されてい
る配置では、マンドレルなしの下向きコイル巻きの工程
は18fで示した場所(炉20のすぐ下流)から離れた場所
で行われているが、下記の説明でわかるであろうよう
に、ストリップまたはスラブが第2図に18fで示した位
置においてコイル巻きされるようにもでき、そうすれ
ば、炉20はバイパスされ、その必要が全くなくなる。
第1図において、18fと18gで示されているコイル位置
に密接して近い所に熱シールド23が示されている。
ここで第3図をみると、これは第1図に類似の図であ
るが、ここでは、3つの薄いスラブ12a,12b,12cがあっ
て、各々が別々の薄肉スラブ連続鋳造機から出てきて、
各々がベンドローラ16a,16b,16cおよび別々の支持ロー
ラ20a,20b,20cを含んでいる別々の装置においてコイル
巻きされる点が異なっている。
3つのコイル位置18aはそれぞれのコイルがダウンコ
イラー装置から右の方向に移送されている過程を示して
いる。さらに3つのコイル位置18bが矢印24とともに示
されているが、これは、コイルを、炉20の上流端の近く
まで、一度に1個づつ持ち来たすためにそれらコイルを
それらの軸線に平行な方向に移送することができる手段
(第3図には示していない)が設けられていることを示
している。
ここで第4図、第5図を見ると、それらの図はダウン
コイラーから炉20の上流端へ、そしてそこから炉の中を
通り、それからはコイルほどきステーションへ、という
コイルの移送を確実にするための特別な設備を示してい
る。
まず第5図によると、薄いスラブ12が案内路に沿って
右方斜め上方へ動くことと、その案内炉がローラ14を含
むほか、薄いスラブ12の全体または部分を包囲してそれ
が有する熱を保持させる働きをする誘導加熱ヒーター30
を含んでいることとが見られる。薄いスラブまたはスト
リップが、鋳造機から直接的に水平の経路を真直に、コ
イルボックスのベンディングロール16の中へと動いて行
くようにもできることは理解され得るであろう。
誘導加熱ヒータ30の本質的な目的は、ストリップまた
はスラブのエッジ部の温度を高めることである。望まし
い1つの実施例では、鋳鋼の薄いスラブまたはストリッ
プの全通路が熱シールドされたボックス内に入れられて
いる。代案として、ストリップまたはスラブはガスで加
熱されてもよく、それはより安価な方法であろう。ここ
での装置においては、ストリップまたはスラブの全体が
炉の中に入れられるが、熱の入力は対象物のエッジ部に
集中するということであり、したがって、ヒーター30は
誘導加熱ヒーターに限らないことが理解されよう。
第5図において、コイル18が2つの支持ローラ32,34
上に載っていて、なお案内ローラ36に当たっていること
が注目されよう。さらに、ローラ32と34がスイングフレ
ーム38によって結合されて示されていることが注目され
る。スイングフレーム38は、図で見られるように両ロー
ラ32,34の軸の間で延びている。望ましい1つの実施例
においては、スイングフレーム38はローラ32と34を回転
自由に支持していて、自らはローラ32,34の軸に平行で
あってそれらの中間にある1つの軸の回りに回転するよ
うに取り付けられている。したがって、スイングフレー
ム38は、第5図に示された位置から、ローラ32,34の一
方のものは上向き他方のものは下向きに動くように回転
し得る。
さらに第5図で見られるように、追加のスイングフレ
ーム40〜43がスイングフレーム38の右側に配置されてい
て、その各々が、スイングフレーム38について説明され
たとおりに(全くそれと同様に)機能する1対のローラ
を担持している。したがって、スイングフレーム38,40
〜43の傾動の大きさと順序を注意深く制御することによ
ってコイルを所望のどちらの方向にも移し得るというこ
とが理解されよう。各支持ローラ(炉20の両終端のロー
ラも含めて)は、一方向または両方向に駆動させられ得
る。このことは、炉20のコイルほどきの側(下流側)の
端において、つまり、コイルが圧延設備の中へと払い出
しされるところの56で示されているスイングフレームの
場合に特に有利になると考えられる。
ここで第4図と第5図を同時に見るならば、形成され
たコイルの軸線に平行な方向に溝形運搬路46が設けられ
ていることと、さらに、台車48には車輪50がついている
ので台車48は溝形運搬路46の長さ方向に動き得ることが
知られよう。第4図では、溝形運搬路46に沿う2つのあ
り得る位置にある台車48が実線で示されている。1つの
仕上圧延設備とともに3つの鋳造機械が用いられる場合
には、実際上、信頼し得るコイル移送を確保するために
は、2つの台車が設置されよう。
第5図においてはなお、スイングフレーム41と42が台
車48に載っていることが注目される。スイングフレーム
38と40の各々は3つ(各鋳造機械に1つ)あり、スイン
グフレーム43は1つだけで、それは炉20の上流端の近く
に位置していることが理解されよう。
各々のスイングフレームは、取り付け軸の回りで回転
可能なように取り付けられているが、コイルの運搬を達
成するためには、各々のスイングフレームがそれの正確
な向きを制御する案内機構を有することになる。
第4図において53で示してある部分は、炉20の中にあ
るコイルのための静的支持体である。これらの静的支持
体53は、通例の歩行ビーム構造を用いることによってコ
イルを炉20に沿って右方へと“歩行”させる。第5図に
おいて参照番号54で示している長方形のものは、歩行ビ
ームの作動を示す矢印である。典型的には、炉20の下方
にある1つの長い歩行ビーム構造が、まず、すべてのコ
イルを持ち上げてそれらの支持体53(それらは静止して
いる)から離す。それから、歩行ビームは、持ち上げら
れたすべてのコイルとともに右方に1ピッチ(長方形54
の上側の長い辺)移動し、それからコイルを次の支持体
(各コイルについて次の)上へと下ろし、そこからは左
方に1ピッチ動いて載せ位置に戻る。第4図において、
炉20の中にある参照番号53で示されたコイル用支持体
は、相異なる種々の形(パターン)になっているが、そ
れは、各コイルが動かされる度に異なった部分で支持さ
れるようにして、コイルの特定の領域にホットスポット
やコールドスポットができることを防止する。
第5図に戻るならば、炉20の下流端の近くで左から右
へと、各々が1対のローラを有しているスイングフレー
ムのさらに別のセット56が設けられていて、それは、コ
イル18fを左側の位置から18gで示した位置まで移送し、
炉20の下流端のすぐ近くの場所を空きにして、ラインに
おける次のコイルがその場所へと動かされ得るようにす
るためであるということが注目されよう。第5図の右の
方においては、右方の最終の熱間圧延機列の方に押しや
る不図示のニップロールに到着するために薄いスラブが
沿って通過する面から上方に離れた所に、特別な押えロ
ール58が設けられている。押えロール58は時計方向に力
行回転していて、それは、さきにコイルにされた薄いス
ラブの最終の部分の通過を容易にするためである。ロー
ル58を時計方向に回転させることにより、コイルの末端
部において、ニップロールに突き当たるか引っ掛かるま
たは折れてつぶれるような折りたたまれた部分ができな
いようにその部分をこすり上げる傾向が生ずる。
ここで第6図を見るならば、それは本発明の均熱炉を
必要としない1つの実施例を示しており、この場合、高
温のストリップまたはスラブ12は第1の位置18i(ここ
をコイル巻きの位置と称する)においてマンドレルのな
い下向きコイル技術を用いることによって、コイル巻き
されているストリップまたはスラブ12の下方に位置して
いる支持ロール(第6図では見えない)によって支持さ
れながらコイル巻きされる。第1の位置より下流の第2
の位置18gに1つのコイルが示されているが、そのコイ
ルはコイルほどきの最初の段階にあり、先端18hが第2
の位置18gから右方へまさに動き出そうとしている。
第6図の装置においては、内方に張り出した内側磨摩
耗用バー90がついている熱シールド83か設けられてい
る。第6図で見られるように、個々の熱シールドパネル
83a,83bは、装置にアクセスし易いようにするため(例
えば、修理などのために)、迅速容易にラインから遠の
く方向に動かし得るように垂直または水平の軸の回りの
ヒンジ取り付けとすることができる。第6図の右の方に
おいて、アングル形の熱シールド85が設けられている。
熱シールドパネル83a,83bは、内側を通過するコイルか
ら受けた放射熱の一部を表面からそのままコイルに向け
反射するとともに、残りの入射した放射熱のため自体の
温度が上昇する。そこで熱シールドパネルの温度に対応
する放射熱がコイルに向けて再放射される。このように
して、熱シールドパネルの有する放射熱に対する反射性
と再放射性とにより、前述のコイルエッジからの放射熱
を保留して熱損失を防ぐという効果が得られる。
以上により認識されることは、本発明がその幾つかの
特別な実施例の1つにおいて、連鋳作業を熱間圧延設備
から切り離す炉20の形での材料バッファ装置を提供して
いることである。さらに、上記の装置は、1つ以上の連
鋳機から来る薄いスラブを処理できる。このことは、特
に炭素鋼の製造技術に対して利用可能な技術の十分な使
用を可能にする。それは、典型的な薄いスラブ鋳造の速
度は約5m/分(50mm厚さの鋼で)あるのに対して、高圧
下タンデム圧延設備への進入速度は相当により速いから
である。このことは、熱間圧延設備の生産能力を大きく
することを可能とする。
上記において提示した設計は簡単であって、設備費と
保全費を最小にする。側方の熱シールドは良好なエッジ
温度制御を行うものと期待されるので、誘導加熱の必要
をなくすることが可能とされよう。これらの熱シールド
は、既存の従来のマンドレル型コイルボックスの改造に
用いた場合に大きな利便を生む。
第7図、8図、9図は、上述した基本的装置の、例え
ば熱間圧延設備へと払い出しするときのコイルの巻き層
を開くのに有用な改善策を開示するものであり、第2の
位置(すなわち第2図の18g)にあるコイルがほどかれ
て最後の4巻き程度になったとき、コイルは下流側へ払
い出しロールの1つの上に引かれ、第5図に58で示され
ている押えロールに当たる。比較的に厚い材料の場合に
は、このことは問題にならないであろうが、もし、コイ
ルになった材料が非常に薄いならば、最後の1巻きまた
は2巻きが押えロール58に当たってつぶれ、しわがよ
り、または折りたたまれて、一様に払い出しされない
か、引っ掛かることになる傾向がある。
第7図は、押えロール58のほか、第2の位置、すなわ
ちコイルがそこに置かれるときにまず落ち着く位置を決
めている2つの払い出しロール200を示している。第7
図で左側に示されているコイル217は、ロール200によっ
て決まる第2の位置から引き出される前のコイルの状態
を示している。この状態においてはコイル217は比較的
に多い残存巻き層を有しているので、第7図において
は、比較的に厚い壁を有するかのように示されている
(この厚さは、塗りつぶしでなくハッチングで示されて
いる)。217と218で示されているコイルの両状態は、ほ
ぼ内径を同じくしているが、左側のコイル217の方で外
径がより大きいことが見られよう。
第7図において特によく見られることは、左側の位置
にある(ロール200に接触している)コイル217の内側の
目が、右方に(下流側に)引かれて押さえロール58に当
たっているコイル218の目と重なっていることである。
重なっている領域は参照番号231により認定される。
スラブまたはストリップの末端部が押えロール58に当
たってしわがよるとか引っ掛かることを防止するため
に、コイルが最後の何巻かまで減ったとき側方の位置か
らコイルの中空の中央コアの中に挿入され得るコイル開
け用ピン202が設けられている。ピン202の位置を、第7
図に関して上述した重なり領域231の中にピン202が入る
ような位置とすることにより、コイル開けピン202が挿
入されるのがコイルが支持ローラ202との接触によって
決まる第2の位置に留まっている間であるか、あるいは
この挿入が行われるのはコイルが最後の何巻かとなり十
分に軽くなったために右側に(下流側に)引かれて押え
ロール58に当たった後であるかということは、どちらで
もよいことになる。押えロール58の上流側(すなわち、
第7図で見て押えロール58の左側)に位置しているこの
ピン202は、最後の何巻きかが右側に引かれて押さえロ
ール58に当たっているときのコイル218の最も内側の巻
き層の内側表面に近接するような位置にあることが見ら
れる。上述した説明と第7図で示されたものから明らか
なように、コイル開け用ピン202は、スラブまたはスト
リップの末端がしわがよるか引っ掛かるか、または折り
たたまれるという恐れをなくする働きをする。
第8図と第9図は、コイル開け用ピン202(第7図)
の位置を制御する機構の2つの可能な構造を示してい
る。第8図においては。空気圧または油圧シリンダー20
4のピストン206を有していて、そのピストンがスリーブ
207,208,209に案内されているコイル開け用ピ202aを制
御する。スリーブ208,209は熱シールドパネル83aによっ
て支持されることができ、他方、スリーブ207は、シリ
ンダ204をも支持しているブラケット211によって支持さ
れている。第8図に示した構造は、比較的に幅の小さい
コイルに適している。ピン202aは、コイル巻きされた材
料の内側にピンが接触しているときの摩擦を少なくする
ために、その軸線の回りで回転可能であるのが望まし
い。
第9図は、より幅の広いコイルのための両側作動の構
造を示している。第9図において、コイル218が熱シー
ルドパネル83b同志の間に閉じ込められている。第9図
においては、2つのコイル開けピン202bと202cがあっ
て、それらのピストン206b,206cを有する別々のシリン
ダー204b,204cによって制御される。この場合、各コイ
ル開け用ピン202b,202cは案内されている。ピン202bは
スリーブ210と211aを通して滑り動き、他方、ピン206c
はスリーブ213と214を通して滑り動く。図で見られるよ
うに、ピン202bと202cはコイル218の中央において相互
に連結するような形になっている。よりはっきり言うな
らば、ピン202bは同軸で一体のピン215を有していて、
そのピン215が、ピン202cにある中央の孔216の中に収容
され得るようになっている。
フレーム220と222とがシリンダー204b,204cをそれぞ
れ支持すると共にスリーブ210,214のそれぞれをも支持
するために設けられている。フレームとシリンダーの全
体が熱シールドパネル83に取り付けられて、熱シールド
パネル23と共に種々のコイル幅に合わせるために出し入
れ方向に動かされ得る。
ここで第10図を見るならば、それは、コイル巻き用ロ
ール、移送用ランプ、コイルほどき用ロールおよび放射
式ヒーターを有する熱シールドの概略側面図である。第
10図において、往復動する各ロールと移送用ランプの特
定の配置は、コイル巻き、コイル移送およびコイルほど
きの間のコイルの支持方法の1つの代案を示している。
コイル255のための第1の位置を形成している2つの
コイル巻き用クレードルロール259,260の上に載ってい
る1つのほとんど完成したコイル255が示されている。
このコイルが完成したとき(そしてなお、コイルほどき
用ロールの上にコイルが無いとき)、ロール260が位置2
62まで下げられ、ロール259が位置261まで持ち上げられ
る。完成したコイルが、ロール280と同心に旋回心軸上
に支持されたランプ270へと排出されることになる。こ
の時点には未だコイルほどきは始まっていない。
それから油圧シリンダー271がランプ270を持ち上げ、
コイルを第2の位置を決めているコイルほどき用クレー
ドルロール280,281の方へと転がす。それからは、受け
止めロール281が位置282へと下げられ、そこで、コイル
のコイルほどきが開始される。ほとんど完全にコイルほ
どきされたコイル256が示されている。
このコイル移送の実施例の大きな利点は、ロールの数
が比較的に少ないことと、それらロールのための油圧シ
ステムの制御が極めて簡単であることである。
第10図は、なお、電力(または他のもの)を用いる放
射式ヒーター250と熱シールド83cとの組み込みを示して
いる。それによる大きな利点は、コイル巻きおよびこコ
イルほどきの間に最も熱損失をこうむるところであるコ
イルのエッジおよび中央の目を温度を高める能力がある
ことにある。
第10図に示された構成は、移送ランプ270を用いない
で、その代わりに第10図で破線で示されているさらに別
のロール300を設けている構成の1つの案であることが
理解されよう。ロール300は、ランプ270と同様に機能す
べく油圧シリンダーまたは類似のものの制御下で垂直方
向に動き得るようにされる。
ここで第11図を見るならば、それは、本発明とともに
用いられ得る熱シールドの1つの断面を示している。第
11図に示されている熱シールドは、垂直部材302(第11
図においては断面ではなく立面図になっている)と水平
部材304から構成された後方枠組300を含んでいる。部材
302と304は鋼であるのが望ましい。枠組300の左側の面
に当たって、1枚のエキスパンド・メッシュ306が固定
されている。エキスパンド・メッシュ306の左側には、
典型的には厚さ50mmのセラミックファイバーボードの比
較的に厚い層308がある。
層308の左側には、典型的には厚さが約30mmの、セラ
ミックファイバー・ブランケット310がある。ブランケ
ット310の左側には、さらに、1枚の金属のエキスパン
ド・メッシュ311があって、これは309ステンレス鋼でで
きていて、310ステンレス鋼製100mm長の位置決めスタッ
ドで位置決めされている。最後に、第11図に示された構
造は、典型的には25×50mmで309ステンレス鋼製である
摩耗用リブ312を含む。
まとめ 連続鋳造された薄いスラブが1つまたはそれ以上連鋳
機から出てくると、それらのスラブは1つまたはそれ以
上のコイル巻き装置に入り、そこでスラブはベンドロー
ラを通過して、ベンドローラによりコイルの形になり始
める。スラブの先端は、典型的な場合、フォーミングロ
ールに突き当たって、このフォーミングロールがコイル
の目を形成する。薄いスラブがコイル巻き装置に供給さ
れるにつれてコイルは回転し、薄いスラブを蓄積してい
く。
コイルが所定の大きさになるまで薄いスラブが取り入
れられたならば、スラブは各連鋳機とそれぞれのコイル
巻き装置の間にある剪断機構(図示していない)によっ
て剪断される。薄いスラブが剪断された後は、先行する
スラブの末端と後続するスラブの前端との間で間隔が確
保されるように、コイル巻き装置のコイル巻き速度を増
大することができる。
本発明の1つの形式においては、コイル巻きされた薄
いスラブは均熱炉の方へ揺動フレーム法または歩行コイ
ル法といわれる、コイルを支持している前方のロールが
下げられるときにコイルを支持している後方のロールが
持ち上げられる方法で動かされる。次の支持位置におい
ては、さきの前方ロールが後方支持ロールになり、新し
いロールが前方ロールになる。この方法はなお、コイル
巻き装置と、炉の下流側所在のコイルほどき装置との間
においてコイルを移送するためにも用いられ得る。
コイルが炉の入口に到達したとき、ドアが開いてコイ
ルは炉の中に入る。炉は加熱され断熱されているか、ま
たは単に断熱されていて、炉内の雰囲気はスケール生成
を制御するために調整され得る。所望ならば、コイルは
炉に沿って前方へ(下流側へ)と、さきに説明した歩行
法によるか、または代案として普通の歩行ビームによっ
て動かされ得る。コイルが炉を通って進行するのにつれ
て、コイルの中央とエッジとの間の温度勾配が小さくな
る。
炉の中でのコイルの滞留時間はコイル前進速度と炉自
体の長さとに依存する。最小のコイル滞留時間はコイル
全体にわたる一様な温度分布を確実にするために必要な
滞留時間である。最大のコイル滞留時間は、鋳造装置の
生産率、コイルの大きさおよび炉の長さによって決ま
る。
圧延のために熱間圧延設備(図示していない)が用い
られるときには、炉から出てきた第1のコイルがコイル
ほどき場所へと移送される。コイルほどき場所は炉の端
に組み込まれていてもよいし、炉のすぐ後に位置してい
てもよい。コイルはその末端位置を決めるために回転さ
れ、ピーラーアームの助けでほどかれて熱間圧延設備の
中に入っていく。
本開示の中でさきに説明したように、下向きコイル巻
き、上向きコイル巻き、歩行ロール(スイングフレー
ム)などの幾つかの相異なる組み合わせがあり、これら
によってコイルを形成して炉の上流側へ運ぶことができ
る。
本発明の他の形式においては炉がなくなっており、コ
イルは、コイルがコイルほどきされる第2の位置の上流
側の近傍にある第1の位置において形成される。第1の
位置でコイル巻きが完了したときに、通常のピーラーア
ームまたは類似のものがスラブまたはストリップの先端
になるところ(先に末端であったところ)をはがし始
め、そのスラブまたはストリップは、下流側の熱間圧延
設備または他の適当な工程の方へと送られる。コイルほ
どきが進行する間に、コイルは、第1の位置からそこの
下流側での近傍にある第2の位置へ、あいているコイル
の目に何の接触もなく目の中に何物も挿入されることな
しに動かされる。このことは、コイルの下方にあってコ
イルの重量が上に載っている複数のロールまたはランプ
の種々の組み合わせの上げ下げによって行われる。コイ
ルが第1の位置から第2の位置へと動く間ずっと、そし
てまたコイルがそれら両位置にある間の全時間にわたっ
て側方エッジおよびコイルの目からの熱損失を制限する
ために、熱シールド手段がコイルの側方エッジに密接し
た近傍に設けられている。トランスファアームの上に取
り付けられたスタブマンドレルまたは類似のものが第1
の位置にあるコイルのあいている目の中に挿入され、そ
れから回転させられてそのコイルを第2の位置へと旋回
させるという装置においては、このような密接した熱シ
ールド手段を設けることが不可能である。トランスファ
アームまたは類似のものがあることだけで熱シールドを
位置させることができなくなり、それはあまりにも多く
の熱が失われることを意味する。
他の望ましい本発明の局面によれば、第2の位置にお
いてコイルのコイルほどきの工程が終わりに近づいてい
たとき、コイル開け用ピンが軸方向にコイルの目の中へ
コイルに接触することなしに挿入され、それにより、コ
イルの最後の何巻きかが第2の位置から下流側へと引き
出されてコイルほどきの作業が完了する間に内側の巻き
層がコイル開け用ピンに接触することとなり、そのピン
によってコイルの最終部分の折れとかつぶれが防止され
るようになる。
他の望ましい本発明の局面によれば、上述したように
コイル開け用ピンが設けられているが、さらになおコイ
ル開け用ピンの下流側に位置した押えロールが追加され
ている。この押えロールは、コイルが第2の位置に留ま
っている(第7図のロール200に接触している)間はコ
イルに接触しないが、コイルほどき作業の終わり近くに
おいてコイルが第2の位置から下流側へと引き出される
ときにはコイルに接触するように位置しているのが望ま
しい。押えロールに接触したならば、コイルの残ってい
る部分の下流側への動きが阻止されるが、このことが起
こるのは、コイルの目(引き出された位置での)がその
コイルが第2の位置にある(第7図のロール200と接触
する)ときのコイルの目の位置と重なるような場所にお
いてであるのが望ましい。その共通の領域は重なり領域
と呼ばれ、この工程の間コイル開け用ピンはコイルの目
の重なり領域の中にコイルに接触することなく挿入され
るので、接触による熱損失を最小にし、しかもストリッ
プまたはスラブの末端部がつぶされたり、しわがよった
り、または引っ掛かったりしないことを確実にしてい
る。
コイル開け用ピンを設けるならば、自由にアイドル回
転する押えロール58を用いることが可能である。もしこ
のピンが無いものとすると、押えロール58は駆動されね
ばならない。もちろん、コイル開けピンがしかるべき位
置にある限り、押えロール58が駆動されるか単にアイド
リングするかはどうでもよい。
コイル開け用ピン202を位置決めするために重なり領
域231(第7図)を用いるということは、ピン202の挿入
の正確なタイミングが、押えロール58がなかった場合ほ
どには重要でないことを意味していることが理解されよ
う。換言するならば、ピンはコイルが第2の位置から引
き出されて押えロール58に当たる前にでも後にでも挿入
され得る。
本発明の主要な特徴 1.熱保留用シールド コイル巻き、コイルの移送、はがし、およびコイルほ
どきの間に熱保留用シールドを用いることとしている。
熱シールドは、第11図に示したものと同様に、耐火材料
を保護するための摩耗用リブを設け、コイルからの放射
熱に対して反射性と再反射性とを有するパネルである。
2.下流へのコイルの移送 下流に向けてのコイルの移送は、種々のコイルを所望
の方向に移すための可動であって垂直方向に往復運動す
るロールを用いるロール移送装置(ロールの対または単
一ロール)によって達成される。代案の実施例では、1
つまたはそれ以上のロールが、スイング式に取り付けら
れたランプで置き換えられるか、または旋回心軸上に支
持されたフレームの中で相互に結合されてよい。ロール
/ランプ式の移送システムの2つの直接的利点は、a)
マンドレルへの内方の目からの熱損失がなくなること、
b)熱保留用パネルの邪魔になるものがなくなることで
ある。
3.炉 本発明の1つの実施例において用いられているコイル
用の炉の主要な機能は、コイルの幅方向の温度分布を均
一化することである。炉は、なお、上流側または下流側
の工程で問題が起こったときにコイルを貯めておくため
に利用される。炉の中のコイルの移送では、コイルの外
側の巻き層の巻き戻しを避けるために普通の歩行ビーム
法が用いられ得る。
4.はがし 第5図で22で示されているピーラーアームは、現在お
よび従来の技術に類似のものであるが、ここでの場合、
コイル巻き装置から分離されている。
5.コイルほどき 本発明の1つの局面によれば、コイルほどき装置は、
コイル開け用ピンと協同して最後の(内側の)巻き層を
案内し、真直にするためにニップロールよりも前におい
てアイドリングするか、または逆方向に回転するロール
58(第5図)を含む排出側のロール式押えシステムを用
いている。これにより、マンドレルなしでコイルほどき
が進行すること、したがって内側の巻き層からの熱損失
を最小にすることが可能になっている。マンドレルがな
いことはまた効果的な側方熱シールドが可能になる。
以上、本発明の幾つかの実施例を添付の図面の中で示
し、また説明したが、その中で添付の請求の範囲で示さ
れている本発明の本質から離れることなしに変更/変形
がなされ得ることが当業者にとっては明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニュートン、ローン ダグラス カナダ国 エル0アール 1ティー0 オンタリオ州 リンデン アールアール ナンバー2 ウッドヒル ロード 150 (72)発明者 ベイリー、フランシス イアン カナダ国 エル8エル 1エヌ2 オン タリオ州 ハミルトン ベイ ストリー ト ノース 455 (56)参考文献 特開 昭63−252604(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21C 47/34 B21B 1/46

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あいているコイルの目を有する高温の金属
    材料のコイル(18,217,218)を取り扱う方法であって、
    第1のコイル位置(18f,18i)を決める第1のコイル支
    持手段(259,260)と、第2のコイル位置(18g)を決め
    る第2のコイル支持手段(200,280,282)と、コイルを
    前記第1の位置(18f,18i)から前記第2の位置(18g)
    へ、コイルの軸線をコイルの運動方向に対して横方向に
    したまま動かすためのコイル移送手段(270,271,300)
    とを含む装置を用いており、 a)前記第1の位置(18f,18i)にコイルを置き、 続いて次の2ステップの順序にこだわらずに、 b)コイルほどきの作業を開始するステップと、 c)前記コイル移送手段を用いて前記コイルを前記第2
    の位置(18g)へ移送するステップとを実施し、 その後に、 d)コイルほどき作業を完了させる、 ステップを含む方法において、 ステップc)は、前記あいているコイルの目に接触する
    ことなく、また前記の目の中に何物も挿入することなく
    行われ、なおステップc)は、コイル(18)の第1の位
    置(18f,18i)からその第2の位置(18g)への移送中、
    コイル(18)の側方エッジに密接して近い所に位置して
    いる熱シールド手段(83)を用いることによって側方エ
    ッジおよびコイルの目からの熱損失を制限することを伴
    っており、 ステップd)は、第2の位置(18g)の近くにおいてコ
    イルの軸線に平行しており軸方向に動き得るコイル開け
    用ピン(202,202a,202b,202c)を設けることにより行わ
    れ、ステップd)はさらに、コイル(18)が前記第2の
    位置(18g)にあってコイルほどきの作業が終わり近く
    なったとき、ピン(202,202a,202b,202c)をコイルの目
    の中にコイル(18)に接触することなしに挿入すること
    が行われ、ステップd)はさらに、コイル(18)が第2
    の位置(18g)から引き出されるのにつれて、コイルの
    最後の何巻きかを(202,202a,202b,202c)に接触させ、
    そのピン(202,202a,202b,202c)によってコイル(18)
    に最後の部分の折れまたはつぶれが防止されるようにし
    て行われる、 ことを特徴とするコイルを取り扱う方法。
  2. 【請求項2】前記ステップd)は、前記第2の位置(18
    g)の下流側の近くに押えロール(58)が、 1)コイル(18)が前記第2の位置(18g)に留まって
    いる限りはコイル(18)と接触せず、 2)コイルほどき作業が終り近くになってコイルが第2
    の位置(18g)から下流の方へと引き出されるとき、コ
    イル(18)の残り部分により接触されてこの残り部分の
    目が、該コイル(18)が前記第2の位置(18g)にあっ
    たときのコイルの目と重なって重なり領域(231)を形
    成し、さらに前記ピン(202,202a,202b,202c)が、前記
    重なり領域(231)の中に挿入されることによって、コ
    イル(18)が第2の位置(18g)から引き出されて押え
    ロール(58)に当たるまではコイル(18)に接触するこ
    とがない、 ような位置に設けられて、コイル(19)の残り部分の下
    流への動きが阻止されるようにして行われる請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】ピン(202,202a,202b,202c)が自由にアイ
    ドリング回転させられる請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】さらに、コイルがコイルほどきされている
    とき、押えローラ(58)をコイル(18)の回転とは逆の
    方向に力行回転させるステップを含む請求項1ないし3
    にいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】コイルを第1の位置(18f,18i)から第2
    の位置(18g)に移送するステップが、コイルの下方で
    第1の(18f,18i)と第2の位置(18g)との間に位置し
    ている複数の支持ロールのうちの選択されたものを所定
    の順序で上げ下げすることによって達成され、コイル巻
    き作業はコイルが第1の位置(18f,18i)にある間に始
    められ、コイルほどき作業はコイルが第2の位置(18
    g)に到着した後に始められる請求項1ないし4のいず
    れか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】コイルを第1の位置(18f,18i)から第2
    の位置(18g)に移送するステップが、コイルの下方で
    第1の第2の位置の間に位置している複数の支持ロール
    (259,260)のうちの選択されたものと少なくとも1つ
    の旋回心軸上に取り付けられたランプ(270)とを、所
    定の順序で上げ下げすることによって達成され、コイル
    ほどき作業はコイルが第2の位置(18g)に到達した後
    に始められる請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】ステップb)が、前記第1のコイル位置
    (18f,18i)において前記高温の金属材料よりなる長片
    をコイル巻きするために、マンドレルのない下向きコイ
    ル巻き工程(16)を用いることを含む請求項1ないし6
    のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記熱シールド手段(83)が自体の温度に
    対応する放射熱を放射する再放射性の内側面(88)を有
    しており、それによってステップc)で行われること
    が、コイルの側方エッジからの放射熱をコイル(18)へ
    再放射することを含む請求項1ないし7のいずれか1項
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】内側面(88)が入射する放射熱に対して反
    射性であり、内側に張り出した摩耗用バーを含む請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】ステップa)で行われることが、前記高
    温の金属材料の長片を前記第1の位置(18f,18i)から
    離れた場所においてコイル巻きし、そのときはコイル
    (18)を、前記第1の位置のすぐ上流側にある均熱炉
    (20)の中を通しながらコイル巻きすることを含む先行
    請求項のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】あいているコイルの目を有する高温の金
    属材料のコイル(18,217,218を取り扱うための装置であ
    って、 第1のコイルの位置(18f,18i)を決める第1のコイル
    支持手段(259,260)と、 第2のコイルの位置(18g)を決める第2のコイル支持
    手段(200,280,282)と、 コイルを前記第1の位置(18f,18i)から前記第2の(1
    8g)へ、コイルの軸線をコイルの運動方向に対して横方
    向にしたまま動かすためのコイル移送手段(270,271,30
    0)とよりなる装置において、 装置がさらに、コイル(18)が動く間、側方エッジとコ
    イルの目とからの熱損失を制限するための、コイルが第
    1の位置(18f,18i)から第2の位置(18g)へと動く間
    を通してコイル(18)に密接して近い所に位置している
    熱シールド手段(83)を含んでおり、 装置はさらに、前記第2の位置(18g)の近くにコイル
    の軸線に平行しているコイル開け用ピン(202,202a,202
    b,202c)を含んでいて、このピンは軸方向に動くことが
    できるので、コイル(18)が前記第2の位置(18g)に
    あってコイルほどき作業を終り近くになったとき、その
    ピンがコイルの目の中にコイル(18)に接触することな
    しに挿入され、その結果、コイル(18)が第2の位置
    (18g)から引き出されるのにつれてコイルの最後の何
    巻きかがピン(202,202a,202b,202c)に接触し、そのピ
    ン(202,202a,202b,202c)がコイル(18)の最後の部分
    の折れまたはつぶれを防止する、 ことを特徴とするコイルを取り扱うための装置。
  12. 【請求項12】前記装置は、さらに前記第2の位置(18
    g)の下流側の近くに押えロール(58)が、 1)コイル(18)が前記第2の位置(18g)に留まって
    いる限りはコイル(18)と接触せず、 2)コイルほどき作業が終わり近くになってコイルが第
    2の位置(18g)から下流の方へ引き出されるとき、コ
    イル(18)の残りの部分により接触されてこの残りの部
    分の目が、該コイル(18)が前記第2の位置(18g)に
    あったときのコイルの目と重なって重なり領域(231)
    を形成し、さらに前記ピン(202,202a,202b,202c)は、
    前記重なり領域(231)の中に挿入されることによっ
    て、コイル(18)が第2の位置(18g)から引き出され
    て押えロール(58)に当たるまではコイル(18)に接触
    することがない、ような位置に設けられて、コイル(1
    8)の残り部分の下流への動きが阻止される請求項11記
    載の装置。
  13. 【請求項13】前記金属材料の長片をコイル巻きし得る
    マンドレルのない下向きコイル巻き装置(16)を含んで
    いる請求項11または12に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記熱シールド手段(83)が、入射する
    放射熱に対する反射性の内側面(88)と内側に張り出し
    た摩耗用バー(90)とを有する自体の温度に対応する放
    射熱を放射する再放射性のパネルを有しており、前記内
    側面はコイルの側方エッジからの放射熱をコイル(18)
    へ再反射させるのに適している請求項11,12および13の
    いずれか1項に記載の装置。
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