JP3087396U - 梱包用紙箱 - Google Patents

梱包用紙箱

Info

Publication number
JP3087396U
JP3087396U JP2002000192U JP2002000192U JP3087396U JP 3087396 U JP3087396 U JP 3087396U JP 2002000192 U JP2002000192 U JP 2002000192U JP 2002000192 U JP2002000192 U JP 2002000192U JP 3087396 U JP3087396 U JP 3087396U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
side plates
packing paper
separate
paper box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002000192U
Other languages
English (en)
Inventor
清美 坂井
Original Assignee
有限会社マルエス紙工
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社マルエス紙工 filed Critical 有限会社マルエス紙工
Priority to JP2002000192U priority Critical patent/JP3087396U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3087396U publication Critical patent/JP3087396U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 十分な強度を備え、耐水性、防水性などの機
能を有し、不燃物、資源ゴミとに簡単に分離でき、廃棄
処理やリサイクルに都合の良い環境に配慮した梱包用紙
箱の提供。 【解決手段】 板紙製或いは段ボール製であって、平面
矩形状の底面板の各辺端部に立ち上げ可能な側面板7,
8,9,10を各コーナー部に折り込み片29,30,
31,32を介して連設してなり、側面板の端部に内向
き水平に折曲される上面帯体11,12,13,14を
設け、上面帯体の端部に下向き垂直に折曲される内側側
面板23,24,25,26を設け、内側側面板のうち
向き合う1対の内側側面板の左右両端に折り込みフラッ
プ45,46,47,48を形成し、底面板、側面板及
び折り込み片の内面側の全体を被覆する1枚の別材シー
ト53を分離可能に貼り付けて構成する。その際、別材
シートを方形シートに作成し、両面接着テープ54,5
5,56,57をその裏面周辺部分に対して部分的に取
り付けたりする。また、別材シートに樹脂フィルムシー
ト或いはアルミ箔シートを使用したりする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は魚介類、肉、野菜、果物、花等の鮮度を有する梱包用として利用する 梱包用紙箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、魚介類、肉、野菜、果物、花等の鮮度を有する梱包用として発砲スチロ ール箱、木箱、段ボール箱等が使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、発泡スチロール箱は後処理の2次公害の為産業処分の問題があり、ま た折り畳みが出来ないので無駄な製品の置き場が必要となる。次に木箱は自然破 壊と釘止めのために後処理の問題があり、また折り畳みが出来ないので無駄な製 品の置き場が必要となる。次に段ボール箱は撥水効果はあるが耐水と防水効果が ない為、水に濡れると耐水力が弱く、箱の形が崩れて積み重ねの荷崩れが起き、 製品に傷がつきやすいという問題がある。 そこで、本考案は、係る問題点を解消した梱包用紙箱の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る梱包用紙箱は、板紙製或いは段ボール製であって、平面矩形状の 底面板の各辺端部に立ち上げ可能な側面板を各コーナー部に折り込み片を介して 連設してなり、上記側面板の端部に内向き水平に折曲される上面帯体を設け、該 上面帯体の端部に下向き垂直に折曲される内側側面板を設け、上記内側側面板の うち向き合う1対の内側側面板の左右両端に折り込みフラップを形成し、前記底 面板、側面板及び折り込み片の内面側の全体を被覆する1枚の別材シートを分離 可能に貼り付けてなることを特徴とする。この際、別材シートを方形シートに作 成し、両面接着テープをその裏面周辺部分に対して部分的に取り付けたりする。 また、別材シートに樹脂フィルムシート或いはアルミ箔シートを使用したりする 。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態について説明する。 図1は本考案に係る梱包用紙箱の組立て前の展開図である。梱包用紙箱本体1 は板紙或いは段ボール紙、及び別材シートから構成される。図2は板紙或いは段 ボール紙部分のみの展開図、図3は別材シート部分の斜視図である。
【0006】 上記梱包用紙箱本体1は次のように構成されている(図2参照)。平面矩形状 とした底面板2の各辺(4辺)端部に、垂直に折り曲げ立ち上げ可能に、折曲線 3、4、5、6を介在して、側面板7、8、9、10を各々連設させてあると共 に、上記側面板7、8、9、10の端部に帯状の上面帯体11、12、13、1 4を内向き水平に折り曲げ可能に折曲線15、16、17、18を介在して連設 させてある。
【0007】 また、上記上面帯体11、12、13、14の端部には下向き垂直に折り曲げ 可能に、折曲線19、20、21、22を介在して内側側面板23、24、25 、26を各々連設させてある。このさい、上記内側側面板23、24の巾寸法w 1は上記側面板7、8の巾寸法w2より、また上記内側側面板25、26の巾寸 法w3は上記側面板9、10の巾寸法w4より、両端がそれぞれ上記上面帯体1 1、12、13、14の巾寸法w5より小さいものとしておく。
【0008】 さらに、上記した底面板2の各コーナー部には4個の折り込み片29、30、 31、32を上記側面板7の左右両端と、側面板9、10の前端、及び側面板8 の左右両端と、側面板9、10の後端と折曲線33、34、35、36、37、 38、39、40を介して折曲自在に連設させてある。
【0009】 上記各折り込み片29、30、31、32は、出隅部を平面略L型の切欠部2 9a、30a、31a、32aに形成し、該切欠部29a、30a、31a、3 2aの谷部から対角線上に折曲線41、42、43、44を設けることで、内側 へ谷折りさせるよう形成されている。
【0010】 さらに、上記内側側面板23、24の左右両端に折り込みフラップ45、46 、47、48を、側面板9、10の内側へ折り曲げ可能に折曲線49、50、5 1、52を介在して連設させてある。なお、内側側面板23、24の両端に凹部 23a、23b、24a、24b、内側側面板25、26の両端に凸部25a、 25b、26a、26bを設け、組み立てた際、凸部25aを凹部23aに、凸 部26aを凹部23bに、凸部25bを凹部24aに、凸部26bを凹部24b に係止して戻りが阻止されるようにする。
【0011】 別材シート53は、樹脂製或いはアルミ製の1枚のシートから形成され、前記 底面板2、各側面板7、8、9、10、及び折り込み片29、30、31、32 の内面側の全体を被覆する大きさで、且つ該別材シート53の適所即ち図示例で は四辺端部及び中央箇所に対し、両面テープ54、55、56、57、58が取 り付けてある。これは剥離紙付接着剤などとすることができる。このさい、別材 シートは耐水、耐熱、耐菌などの各種シートであるが、例えば樹脂フィルムシー トを使用すると、耐水性、防水性に優れるのであり、アルミ箔シートやラミネー ト高発泡ポリシートを使用すると、遮光断熱効果を発揮するものとなる。
【0012】 次に、上記別材シート53は図1に示す如く両面テープや接着剤の剥離紙を取 り除き、底面板2、側面板7、8、9、10、及び折り込み片29、30、31 、32の内面側の全体を被覆するように取付けたものとなすのである。上記実施 例では別材シート53の裏面側への両面テープや剥離紙付接着剤を取付けたもの を示したが、紙箱本体1の底面板や側面板及び折り込み片などに取付けたものと なしておき、別材シート53を被覆するさいに夫々れの剥離紙を取り除いて貼着 されるようになしても良い。
【0013】 而して、組み立てには長さ方向を立ち上げて折り込むと同時に幅方向も折り込 んで行く(図4参照)。このさい、内側側面板25、26の端部が内側側面板2 3、24の両端部に係止されるため、内側側面板23、24、25、26の戻り が阻止されるようになっている。なお、図5は組立て完成状態の斜視図である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上の通り構成するものであって、板紙或いは段ボール製であって、 底面板のコーナーに折り込み片を有し、側面板が二重構造であるため、製箱され た状態の紙箱は、運搬や保管における外的応力や衝撃による変形や歪みに対する 十分な強度を備えている。一方、底面板、側面板及び折り込み片の内面側の全体 を被覆する1枚の樹脂フィルムシート或いはアルミ箔シートが貼り付けてあり、 従って組立て時に箱体の側方を含む全体で耐水性、防水性などの機能、また熱を 遮断する保冷効果が抜群なものとなる。
【0015】 なお、本考案に於ける上記別材シートは箱体の内面側全体にわたって貼着され ているのでなく、必要最小限となる少ない箇所へ部分的に貼着するのであり、従 って本考案の使用後は別材シートが簡単に分離可能であるため、解梱したさい該 シートの剥脱が迅速にでき、該別材シートと紙箱本体とは不燃物、資源ゴミとに 分別処理が可能となる。このことは、板紙或いは段ボールなどは古紙へのリサイ クルが容易にできるものとなる。反面、焼却するとしても有害物質は発生しない ものとなり、地球環境に配慮したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る梱包用紙箱の組立て前の展開図で
ある。
【図2】図1の板紙或いは段ボール部分の展開図であ
る。
【図3】図1の別材シート部分の斜視図である。
【図4】組立て途中の状態図である。
【図5】組立て完成状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 梱包用紙箱本体 2 底面板 3、4、5、6 折曲線 7、8、9、10 側面板 11、12、13、14 上面帯体 15、16、17、18、19、20、21、22 折
曲線 23、24、25、26 内側側面板 29、30、31、32 折り込み片 29a、30a、31a、32a 切欠部 33、34、35、36、37、38、39、40、4
1、42、43、44折曲線 45、46、47、48 折り込みフラップ 49、50、51、52 折曲線 53 別材シート 54、55、56、57、58 両面テープ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板紙製或いは段ボール製であって、平面
    矩形状の底面板の各辺端部に立ち上げ可能な側面板を各
    コーナー部に折り込み片を介して連設してなり、上記側
    面板の端部に内向き水平に折曲される上面帯体を設け、
    該上面帯体の端部に下向き垂直に折曲される内側側面板
    を設け、上記内側側面板のうち向き合う1対の内側側面
    板の左右両端に折り込みフラップを形成し、前記底面
    板、側面板及び折り込み片の内面側の全体を被覆する1
    枚の別材シートを分離可能に貼り付けてなることを特徴
    とする梱包用紙箱。
  2. 【請求項2】 別材シートを方形シートに作成し、両面
    接着テープをその裏面周辺部分に対して部分的に取り付
    けたことを特徴とする請求項1記載の梱包用紙箱。
  3. 【請求項3】 別材シートに樹脂フィルムシートを使用
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の梱包用紙
    箱。
  4. 【請求項4】 別材シートにアルミ箔シートを使用した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の梱包用紙箱。
JP2002000192U 2002-01-21 2002-01-21 梱包用紙箱 Expired - Fee Related JP3087396U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000192U JP3087396U (ja) 2002-01-21 2002-01-21 梱包用紙箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000192U JP3087396U (ja) 2002-01-21 2002-01-21 梱包用紙箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3087396U true JP3087396U (ja) 2002-08-02

Family

ID=43238753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002000192U Expired - Fee Related JP3087396U (ja) 2002-01-21 2002-01-21 梱包用紙箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3087396U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111498240A (zh) * 2019-01-30 2020-08-07 卓启明 可快速组立的容置盒

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111498240A (zh) * 2019-01-30 2020-08-07 卓启明 可快速组立的容置盒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0239941Y2 (ja)
JP3087396U (ja) 梱包用紙箱
JP2006213386A (ja) 配送用箱
JP2016222278A (ja) 被覆形の蓋付開閉箱
JP3820570B2 (ja) 組立式箱
KR101480070B1 (ko) 포장용 상자
JP3965321B2 (ja) 食品収納用簡易容器
JP3305305B2 (ja) 梱包用緩衝材
JP2003118721A (ja) 耐水性梱包用紙箱
JPH09267821A (ja) 包装用部材
JP3895835B2 (ja) 省材嵌込みパッド
KR20170131855A (ko) 내부 후벽 구조의 포장 박스
KR20090058071A (ko) 덮개가 구비된 포장상자
JPH06298243A (ja) 包装用底板
JP3019987U (ja) 収納箱
JP2541808Y2 (ja) 愛玩動物の糞尿処理具
CN112896710A (zh) 一种无需胶带密封固定的收纳纸箱
KR200355805Y1 (ko) 합성수지수납상자
JP4167035B2 (ja) 生鮮食品包装用紙製つば付容器
JPS5917781Y2 (ja) 箱の底部構造
JP3006266U (ja) 組立容器
JP3025669U (ja) 強化段ボール箱
KR200376379Y1 (ko) 합성수지 수납상자
JP4327111B2 (ja) 紙製トレー状容器
JP2014114031A (ja) 包装用容器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees