JP3086430U - スケッチボックス - Google Patents

スケッチボックス

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JP3086430U
JP3086430U JP2001007877U JP2001007877U JP3086430U JP 3086430 U JP3086430 U JP 3086430U JP 2001007877 U JP2001007877 U JP 2001007877U JP 2001007877 U JP2001007877 U JP 2001007877U JP 3086430 U JP3086430 U JP 3086430U
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JP
Japan
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folded
fold
lid
piece
locking
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Application number
JP2001007877U
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Inventor
英男 渡辺
Original Assignee
株式会社ミューズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スケッチブックと同じように利用でき、使用
が済んだとき簡単に廃棄できる文房具を得る。 【解決手段】 型紙1aに横長四角形の画板部2を区画
し、上部に天部4aと蓋部4、両側部に側面部6aと前
折り部6、下部に底部3aと前面部3と折込み部5を連
設し、蓋部4に舌状の切れ目7aによって係止片7を形
成し、前面部3に切れ目による係止口8aを設けて可撓
片8を形成する。前折り部6、6を手前に折り、前面部
3をその上に折り重ね、折込み部5を前折り部6、6の
裏側に折り込むと、画板部2と折込み部5の間に画用紙
をいれる空間ができる。この状態で可撓片8は上向きに
なり、蓋部4を折り曲げると、係止片7も上向きになり
係止口8aの上に重なるから、蓋部4と共に係止片7を
少し下げ、可撓片8に沿って係止口8aに差し込めば蓋
部4は閉じられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、画用紙を収容することができ、且つ画板と同様に画用紙の台にする ことができるスケッチ用のボックスに関し、従来のスケッチブックの代わりに利 用することができるものである。
【0002】
【従来の技術】
図画学習や写生に使用されるスケッチブックは、表裏の表紙と多数枚の画用紙 を重ねて、コイル状金属線の綴じワイヤで綴り、その厚みによって画板の機能を もたせている。このスケッチブックが使用済みになって、ごみとして廃棄する場 合は、資源再利用のために、紙と綴じワイヤを分離して廃棄することを、ごみ処 理をする自治体から求められている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記スケッチブックから綴じワイヤを分離するためには、綴じワイヤを抜き取 るか、表紙と画用紙を破り取るかしなければならないが、綴じワイヤは、コイル バネのように強度が大で変形しにくいので抜き難い。また表紙と画用紙を綴じワ イヤから破り取ろうとしても、これら紙類もかなり丈夫で枚数が多いため、容易 には破れない。最近の小中学校においては、不要になったスケッチブックが校内 に放置されていることが多く、これを廃棄するためには、表紙、画用紙と綴じワ イヤの分離する作業を教職員がしなければならず、部数が多いため処理に苦労を している。
【0004】 本考案は、従来のスケッチブックの前記の不便な点を改善し、多数枚の画用紙 を備蓄してスケッチブックと同様に使用できるが、資源の分別をせずに容易に廃 棄できる文房具を得ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記課題の解決手段は、各請求項に記載のとおりであり、請求項1の手段は、 横長の長方形の画板部の上部に天部と蓋部を折り目を介して屈伸自在に連設し、 画板部の両側に画板部よりやや短い側面部と前折り部を折り目を介して連設し、 画板部の下部に底部と前面部と折込み部を折り目を介して連設した型紙を、1枚 の板紙より形成し、前記蓋部に、閉蓋時に上向きになる係止片を、切れ目を設け て形成し、前記前面部に、前記係止片が入る係止口を、切れ目を設けて形成し、 前記前折り部と前面部を画板部の内側に折り曲げ、折込み部を前折り部の上縁で 前折り部の内側に折り込んで仕上げることを特徴とする。
【0006】 この手段によれば、1枚の板紙から画用紙の収容部と蓋部を係止する部分が形 成され、全体を画板として使用することができる。
【0007】 また請求項2の手段は、請求項1において、前記折込み部に、表面側に突出す る多数の押出し線を形成して蛇腹部としたことを特徴とする。この手段によれば 、収容部に入れた画用紙の移動を、蛇腹部の弾力と摩擦で抑制することができる 。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1、図2において、 1は本考案のスケッチボックスで、2はその画板部、3は前面部、4は蓋部であ り、全体が1枚の型紙から作られる。図3で符号1aはその型紙を示し、裏面側 を上にして展開されており、再生紙などの1枚の板紙から切り抜かれる。図中2 は横長の四角形の画板部であり、その表面側が画板として用いられる。
【0009】 画板部2の上部にには、天部4aと蓋部4が押し型で形成した折り目4a1, 4a2を介して連設され、画板部2の下部には、底部3aと前面部3が折り目3 a1,3a2を介して連設され、前面部3には更に折込み部5が連設されている 。各折り目は、型紙1aの表面側に溝、裏面側に凸条を押し型で形成したもので あり、裏面側を内側にする折り曲げを容易にするためのものである。
【0010】 折込み部5には、折り目と同じ凹凸条を多数設けて滑り止めとした蛇腹部5a が形成されている。また画板部2の両側には、側部6aと前折り部6が折り目6 a1,6a2を介して連設されており、その上縁6bは、天部4aより少し低く されている。
【0011】 そして蓋部4の上部寄りには、舌状の係止片7が切れ目7aによって下向きに 形成され、前面部3の下部寄りには、浅い上向きコ字形の係止口8aが切り込ま れ、この係止口8aによって短い可撓片8が形成されている。型紙1aをボック ス状に折り曲げたとき、前記係止片7は上向きになり、可撓片8も上向きになる と共に、係止片7の基部は係止口8aに重なる。
【0012】 型紙1aからスケッチボックス1を形成する順序は、次のとおりである。先ず 前折り部6を折り目6a1,6a2で前側に折り、次に前面部3を折り目3a1 ,3a2で上向きに折る。そして、折込み部5を、蛇腹部5aの凹凸条の一つを 利用して前折り部6の上縁6bに沿って折り、前折り部6の内側に挿入する。こ の状態は、図4、図5に示すとおりであり、折込み部5と画板部2の間に、上向 きの開口部9と収容部10が形成され、ここに画用紙11を収容させることがで きる。
【0013】 折込み部5を折込む際に、折込み部5を急角度でに屈曲することなく、前面部 3から画板部2側へ斜めに伸びるように緩やかに曲げるのが好ましく、折込みも 容易である。このように折込むことにより、蛇腹部5aが画用紙11に弾力的に 接触し、且つ蛇腹面の摩擦が作用するため、画用紙11の枚数が少なくても、収 容部10内で滑って移動するのを抑制できる。
【0014】 次に蓋部4を、折り目4a1,4a2で前側に折れば、図1で示すように開口 部9を覆うことができ、この状態で係止片7は係止口8aに重なるから、蓋部4 の天部4aを押して係止片7の先端を係止口8aの下方まで移動させ、係止片7 を指頭で押して可撓片8と共に撓ませ、天部4aの押しを解除すると、係止片7 は、可撓片8に沿って係止口8aに下から挿入され、蓋部4は係止される。
【0015】 この状態で、係止片7の基部は、係止口8の口縁と交差して突き当たり、蓋部 4が上方へ動くのを阻止しているから、蓋部4の係止状態は維持される。したが って、携帯の際に蓋部4を下端から支えて、蓋部4に上向きの力を作用させるよ うなことがあっても、この力は、係止片7の係止量が大になるように作用するか ら、蓋部4の解放は生じない。
【0016】 このスケッチボックス1を画板として使用するときは、画用紙を出して蓋部4 を閉じ、画板部2を上向きにしてここに画用紙を載置すればよく、この状態で画 用紙を指で押さえ又は粘着テープで仮止めして絵を描くことができる。
【0017】 なお、前記の実施の形態において、折込み部5に蛇腹部5aを形成することな く平面のままとして、折込み部5の弾力のみを画用紙11に作用させるようにし てもよいし、係止口8aをコ字形とせず弓形又は直線状として、係止片7を差し 込む際に、係止口の下側部分を少し撓ませて差し込むようにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上のとおり、請求項1の手段によれば、多数の画用紙を収容、保持できると 共に画板として使用でき、使用済みになったとき、そのまま画用紙と共に紙資源 としてリサイクルに回すことができるから、図画用として便利である上に、廃棄 処分が極めて容易になる効果がある。
【0019】 また請求項2の手段によれば、折込み部の蛇腹部によって、収容した画用紙の 移動を抑制できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の形態の前面斜視図
【図2】 同じく背面斜視図
【図3】 型紙の展開図
【図4】 開蓋状態の前面図
【図5】 同じく側面図
【符号の説明】
1 画板部 3 前面部 2 蓋部 5 前面部 3 前折り部 7 係止片 8a 係止口 9 入口 10 収容部 11 画用紙

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長の長方形の画板部の上部に天部と蓋
    部を折り目を介して屈伸自在に連設し、画板部の両側に
    画板部よりやや短い側面部と前折り部を折り目を介して
    連設し、画板部の下部に底部と前面部と折込み部を折り
    目を介して連設した型紙を、1枚の板紙より形成し、前
    記蓋部に、閉蓋時に上向きになる係止片を、切れ目を設
    けて形成し、前記前面部に、前記係止片が入る係止口
    を、切れ目を設けて形成し、前記前折り部と前面部を画
    板部の内側に折り曲げ、折込み部を前折り部の上縁で前
    折り部の内側に折り込んで仕上げることを特徴とするス
    ケッチボックス。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記折込み部に、表
    面側に突出する多数の押出し線を形成して蛇腹部とした
    ことを特徴とするスケッチボックス。
JP2001007877U 2001-12-04 2001-12-04 スケッチボックス Expired - Lifetime JP3086430U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109501511A (zh) * 2019-01-09 2019-03-22 刘柏越 一种便携式绘画板

Cited By (2)

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