JP3086233U - タオル - Google Patents

タオル

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JP3086233U
JP3086233U JP2001007662U JP2001007662U JP3086233U JP 3086233 U JP3086233 U JP 3086233U JP 2001007662 U JP2001007662 U JP 2001007662U JP 2001007662 U JP2001007662 U JP 2001007662U JP 3086233 U JP3086233 U JP 3086233U
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towel
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義繼 西田
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義繼 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手の握力が弱い人々や手に障害がある人で
も、身体を洗ったり乾布摩擦をするときなどタオルを上
手に使いこなせ、また容易に異なる擦肌感を出すように
する。 【解決手段】 このタオルAでは、タオル地を手袋状に
裁断し、周囲を縫着して手袋本体1を形成する。この手
袋本体1は、表面部2のタオル地を柔らかい繊維を用い
て作られた柔生地区画3として形成すると共に、裏面部
4のタオル地を堅い繊維を用いて作られた堅生地区画5
として形成したものである。また、前記手袋本体1は親
指入れ部6と他の指入れ部7とを区別して各々形成する
と共に、該親指入れ部6を他の指入れ部7の両側に一対
形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、入浴時や身体の乾布摩擦を行う際に用いられるタオルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のタオルでは、タオル地の全体の形状が矩形に形成されており、 また、タオル地の全体を同じ材質の繊維を用いて作ることによって、そのタオル 地の全体に同じ堅さを付与していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記矩形に形成されたタオルを使用して身体を洗ったり乾布摩擦を するときなどは、一般にタオルを折り畳んで身体を洗ったり、或いは矩形のタオ ルの両端を手で握り、タオルの長手方向にタオルを動かすことによって使用して いた。 しかし、年のいった人など手の握力が弱い人々や手に障害がある人々にとっては 上記矩形のタオルを上手に使いこなすことができなかった。
【0004】 本考案は以上の状況に鑑みてなされたものであり、手の握力が弱い人々や手に 障害がある人々にとっても、身体を洗ったり乾布摩擦をするときなどにタオルを 上手に使いこなすことを目的とする。
【0005】 また、本考案は、容易に異なる擦肌感を出すことのできるタオルを提供するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るタオルは、タオル地を手袋状に形成し、手袋本体として構成した ものである。これによると、タオル地により手袋状に形成したことから、手を手 袋状に形成した手袋本体の中に挿入して身体を洗ったり乾布摩擦をすることがで き、手の握力が弱い人々や手に障害がある人々にとっても、身体を洗ったり乾布 摩擦をするときなどにタオルを上手に使いこなすことができる。
【0007】 本考案では、タオル地により手袋状に形成した手袋本体の表面部または裏面部 のどちらか一方面部を柔らかい繊維を用いて作られた柔生地区画として形成する と共に、他方面部を堅い繊維を用いて作られた堅生地区画として形成しているこ とが望ましい。このものによると、手袋状に形成した手袋本体の一方面部或いは 他方面部に反転さえすれば、力の入れ具合を加減しなくても、タオルの使う場所 を堅生地区画とするか柔生地区画とするかによって異なった擦肌感を出せるよう になる。即ち、タオル地の堅生地区画で肌を擦ると、その堅生地区画の繊維が肌 に擦れ合うときに大きな抵抗を生じて擦肌感が強くなる(ハードになる)のに対 し、タオル地の柔生地区画で肌をこすったときには、その柔生地区画の繊維が肌 に擦れ合うときにそれほど大きな抵抗を生じないので擦肌感が弱くなる(ソフト になる)ものである。
【0008】 本考案では、前記手袋本体を親指入れ部と他の指入れ部とを区別して各々形成 すると共に、該親指入れ部を他の指入れ部の両側に一対形成していることが望ま しい。このものによると、親指入れ部を他の指入れ部と区別して形成しているこ とから、親指に力がはいりやすく、かつ手の平部全体を円滑に使用することがで きる。 また、該親指入れ部を他の指入れ部の両側に一対形成していることから、この手 袋本体を、一方面部或いは他方面部に交互に反転させて使用しても、常に親指入 れ部を存在させることができるという利点がある。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施形態のタオルAを示した斜視図である。また、図2は同タ オルAを示した平面図である。
【0010】 このタオルAでは、表面部と裏面部を構成するタオル地を手袋状に裁断し、周 囲を縫着して手袋本体1を形成する。この手袋本体1は、表面部2のタオル地を 柔らかい繊維を用いて作られた柔生地区画3として形成すると共に、裏面部4の タオル地を堅い繊維を用いて作られた堅生地区画5として形成したものである。
【0011】 また、前記手袋本体1は親指入れ部6と他の指入れ部7とを区別して各々形成 すると共に、該親指入れ部6を他の指入れ部7の両側に一対形成している。
【0012】 堅生地区画5を形成している繊維の織り方ないし編み方と柔生地区画3を形成し ている繊維の織り方ないし編み方とには、同じ織り方ないし編み方が採用されて いる。図示したタオルAのタオル地では、図2のように横糸11と経糸12とが 用いられており、タオル地の幅方向に等ピッチで並んでいる経糸12に横糸11 が所定のパターンで絡まっている。
【0013】 このタオルAにおいて、堅生地区画5を形成している横糸11や経糸12、柔 生地区画3を形成している横糸11や経糸12は、多数の繊維が寄り集まって形 成されている。そして、堅生地区画5を形成している横糸11と柔生地区画3を 形成している横糸11とは、それらを形成している繊維の材質が同一であるけれ ども、その断面形状が異なっている。たとえば、材質にはどちらの繊維もポリプ ロピレンが採用されているけれども、堅生地区画5の横糸11の繊維の断面形状 が三角形になっているのに対し、柔生地区画3の横糸11の繊維の断面形状は円 形になっている。このように、堅生地区画5を形成している繊維と柔生地区画3 を形成している繊維とが異なる断面形状を有していると、両者の材質や本数が同 じであり、また、単位デニールで表現される両者の太さが同じ程度であっても、 それらの断面形状の相違により、堅生地区画5が柔生地区画3よりも堅くなる。 繊維の断面形状を異ならせることによって堅生地区画5を柔生地区画3よりも堅 くしたい場合、上記した断面形状の組合せに限定されることはなく、様々な異な る幾何学的断面形状の組合せを採用することが可能である。
【0014】 タオル地を形成している横糸11の繊維の材質に同じものを用いる場合、堅生 地区画5と柔生地区画3とに異なる堅さを与える手段としては、上記のように断 面形状を異ならせる手段のほか、堅生地区画5と柔生地区画3とに同じ材質を用 い、そのタオル地を形成する繊維の本数を変えることも有効である。たとえばポ リプロピレン繊維を用いる場合にあっては、堅生地区画5の横糸11と柔生地区 画3の横糸11との断面形状を同一とし、かつ、太さをどちらも1000デニー ルとした場合、その本数を、堅生地区画5で50本、柔生地区画3で100本と すると、肌を擦ったときの抵抗が堅生地区画5と柔生地区画3とで異なるように なる。 また、堅生地区画5の横糸11と柔生地区画3の横糸11との断面形状を同一 または異にし、堅生地区画5の横糸11の太さを太く、柔生地区画3の横糸11 の太さを細くし、かつ堅生地区画5の横糸11の数を少なく、柔生地区画3の横 糸11の数を多くすることにより、肌を擦ったときの抵抗が堅生地区画5と柔生 地区画3とで異なるようにすることができる。
【0015】 堅生地区画5と柔生地区画3とでそれらを形成している繊維の材質を異ならせ るという手段も採用することができる。この手段は、麻、スフ、絹、綿といった 天然繊維を用いる場合に有効であり、天然繊維の種類を異ならせ、それぞれの天 然繊維の特徴を生かして堅生地区画5と柔生地区画3との堅さを変えることが可 能である。たとえば、麻やスフを用いて堅生地区画5を形成し、絹を用いて柔生 地区画3を形成することにより、堅生地区画5が柔生地区画3よりも堅くなる。
【0016】 以上説明した実施形態のタオルAにおいて、堅生地区画5を使って身体の肌を 擦ると、堅生地区画5と肌との抵抗が大きいためにハードな擦肌感が得られる。 これに対し、柔生地区画3を使って身体の肌を擦ると、柔生地区画3と肌との抵 抗がそれほど大きくないためにソフトな擦肌感が得られる。
【0017】 上記説明した実施形態の手袋本体1は、表面部2のタオル地を柔らかい繊維を 用いて作られた柔生地区画3として形成すると共に、裏面部4のタオル地を堅い 繊維を用いて作られた堅生地区画5として形成したものであるが、表面部2のタ オル地を堅い繊維を用いて作られた堅生地区画5として形成し、裏面部4のタオ ル地を柔らかい繊維を用いて作られた柔生地区画3として形成してもよい。
【0018】 また、上記説明した実施形態の手袋本体1は、親指入れ部6と他の指入れ部7 とを区別して各々形成しているが、この他の指入れ部7を一つの指挿入部とする のでなく、それぞれの指が独立して挿入できるように形成した他の指入れ部7と して構成してもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るタオルは、タオル地により手袋状に形成した手袋 本体として構成したものである。したがって、タオル地により手袋状に形成した ことから、手を手袋状に形成した手袋本体の中に挿入して身体を洗ったり乾布摩 擦をすることができ、手の握力が弱い人々や手に障害がある人々にとっても、身 体を洗ったり乾布摩擦をするときなどタオルを上手に使いこなすことができる。
【0020】 また、本考案では、タオル地により手袋状に形成した手袋本体の表面部または 裏面部のどちらかの一方面部を柔らかい繊維を用いて作られた柔生地区画として 形成すると共に、他方面部を堅い繊維を用いて作られた堅生地区画として形成さ れている。 したがって、手袋状に形成した手袋本体の一方面部或いは他方面部に反転さえ すれば、力の入れ具合を加減しなくても、タオルの使う場所を堅生地区画とする か柔生地区画とするかによって異なった擦肌感を出せるようになる。即ち、タオ ル地の堅生地区画で肌を擦ると、その堅生地区画の繊維が肌に擦れ合うときに大 きな抵抗を生じて擦肌感が強くなる(ハードになる)のに対し、タオル地の柔生 地区画で肌をこすったときには、その柔生地区画の繊維が肌に擦れ合うときにそ れほど大きな抵抗を生じないので擦肌感が弱くなる(ソフトになる)ものである 。
【0021】 さらに、本考案では、前記手袋本体を親指入れ部と他の指入れ部とに区別して 各々形成すると共に、該親指入れ部を他の指入れ部の両側に一対形成されている 。 したがって、親指入れ部を他の指入れ部と区別して形成していることから、親 指に力がはいりやすく、かつ手の平部全体を円滑に使用することができる。 また、該親指入れ部を他の指入れ部の両側に一対形成していることから、この手 袋本体を、一方面部或いは他方面部に交互に反転させて使用しても、常に親指入 れ部を存在させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態のタオルの斜視図である。
【図2】本考案の実施形態のタオルの平面図である。
【符号の説明】
A タオル 1 手袋本体 2 表面部 3 柔生地区画 4 裏面部 5 堅生地区画 6 親指入れ部 7 他の指入れ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タオル地を手袋状に形成し、手袋本体と
    して構成したことを特徴とするタオル。
  2. 【請求項2】 タオル地により手袋状に形成した手袋本
    体の表面部または裏面部のどちらか一方面部を柔らかい
    繊維を用いて作られた柔生地区画として形成すると共
    に、他方面部を堅い繊維を用いて作られた堅生地区画と
    して形成したことを特徴とするタオル。
  3. 【請求項3】 前記手袋本体を親指入れ部と他の指入れ
    部とを区別して各々形成すると共に、該親指入れ部を他
    の指入れ部の両側に一対形成したことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載のタオル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013208142A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Yoko Ishii 毛髪乾燥用手袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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