JP3086060U - 梱包袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持台紙を用いることなく、サイズの異なる
部品などを動き回ることなく確実にひとまとめに梱包す
ることができる、梱包袋を提供する。 【解決手段】 梱包袋１０の外袋１２は、長方形状の外
袋本体１４を含む。外袋本体１４は、その中に外袋収納
部１６を有し、その上端部に外袋開口部１８を有する。
外袋本体１４の上端部の一部分から延びて、外袋ふた片
２０が形成される。外袋ふた片２０の内表面には、外袋
ふた片用接着剤層２２が形成される。外袋１２には、中
袋２４が収納される。中袋２４は長方形状の中袋本体２
６を含む。中袋本体２６は、その中に中袋収納部２８を
有し、その上端部に中袋開口部３０を有する。中袋本体
２６の上端部の一部分から延びて、中袋ふた片３２が形
成される。中袋ふた片３２の内表面には、中袋ふた片用
接着剤層３４が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は梱包袋に関し、特に、たとえばレール付きファイルのファイルおよ びレールというようにサイズの異なった複数の部品などを梱包する梱包袋に関す る。

【０００２】

【従来の技術】

図５は従来の梱包袋の一例を示す図解図である。図５に示す梱包袋１は縦長の 長方形状の袋本体２を含む。袋本体２は、その中に収納部３を有し、その下端部 に収納部３に通じる開口部４を有する。また、袋本体２の下端部には、帯状のふ た片５が形成される。ふた片５は、合成樹脂で袋本体２と一体的に形成される。 さらに、ふた片５の内表面には、粘着剤からなる接着剤層６が形成される。接着 剤層６は、袋本体２の開口部４をふた片５で覆った状態でふた片５の内表面を袋 本体２の外表面に接着するためのものである。

【０００３】 この梱包袋１には、たとえば複数のレール付きファイルがファイルおよびレー ルに分解された状態で収納される。そこで、レール付きファイルについて説明す る。図６に示すように、レール付きファイル１００は、ファイル１０２およびレ ール１０４からなる。ファイル１０２は、合成樹脂からなる１枚の矩形状のシー トを２枚重ねに折り曲げることによって形成される。また、レール１０４は、合 成樹脂で柱状に形成され、その一端から他端にわたって断面３角形状の溝１０４ ａを有する。レール１０４は、ファイル１０２の折曲部１０２ａなどを挟むため のものである。このレール付きファイル１００には、たとえば書類が、ファイル １０２の間で折曲部１０２ａに接近するように配置される。その状態で、ファイ ル１０２の折曲部１０２ａが、レール１０４の溝１０４ａに通され、レール１０ ４で挟まれる。それによって、書類は、レール１０４およびファイル１０２で挟 まれる。

【０００４】 上述の梱包袋１の収納部３に複数のレール付きファイル１００をファイル１０ ２とレール１０４とに分解した状態で収納すると、ファイル１０２に対してレー ル１０４が動き回り、それらが擦れ合って損傷し、商品価値が低下してしまうお それがある。 このように複数の部品で構成されている商品を複数の部品に分解して収納する 場合、最大サイズの部品が入る袋に最大サイズから最小サイズまでの部品を収納 するが、最小サイズの部品はその袋の中で動き回ることになり、部品どうしが擦 れ合って損傷するおそれがある。

【０００５】 また、部品を支持するためにさまざまな工夫がされている。たとえば、図７に 示すように、厚紙からなる支持台紙７に２つの孔８が形成され、それらの孔８に 複数のレール１０４が通され、支持台紙７がファイル１０２の端部に沿って折り 曲げられる。それによって、梱包袋１内でレール１０４が支持されている。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、上述のように支持台紙を用いてレールを支持しても、梱包袋内でレ ール付きファイルのファイルに対してレールが動いてしまい、それらが擦れ合っ て損傷し、レール付きファイルの商品価値を低下してしまうおそれがある。 また、上述のように支持台紙を用いれば、レールを支持台紙の孔に通す作業お よび支持台紙をファイルの端部に沿って折り曲げる作業が必要になるとともに、 支持台紙が厚紙からなり嵩張るので支持台紙を収納部に収納しにくく、さらに、 破棄する場合に材料の異なる袋本体と支持台紙とを分別する必要がある。

【０００７】 それゆえに、この考案の主たる目的は、支持台紙を用いることなく、サイズの 異なる複数の部品などを動き回ることなく確実にひとまとめに梱包することがで きる、梱包袋を提供することである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

この考案にかかる梱包袋は、外袋および中袋を含む梱包袋であって、外袋は、 その中に外袋収納部を有し、その端部に外袋収納部に通じる外袋開口部を有する 外袋本体と、外袋本体の端部の一部分から延びて形成された外袋ふた片とを含み 、中袋は、その中に中袋収納部を有し、その端部に中袋収納部に通じる中袋開口 部を有し、外袋収納部に収納された中袋本体と、中袋本体の端部の一部分から延 びて形成され、中袋開口部を覆った状態で内表面が外袋本体の外表面に中袋ふた 片用接着剤層で接着された中袋ふた片とを含み、外袋ふた片は、外袋開口部およ び中袋ふた片を覆った状態で、内表面が外袋本体の外表面および中袋ふた片の外 表面に外袋ふた片用接着剤層で接着された、梱包袋である。 この考案にかかる梱包袋では、たとえば、外袋本体は矩形状に形成され、外袋 本体の一端部に外袋開口部を有し、外袋ふた片は外袋本体の外袋開口部を有する 一端部の一部分から延びて形成され、中袋本体は矩形状に形成され、中袋本体の 一端部に中袋開口部を有し、中袋ふた片は中袋本体の中袋開口部を有する一端部 の一部分から延びて形成され、中袋本体における中袋本体の一端部に平行する方 向の幅は、外袋本体における外袋本体の一端部に平行する方向の幅より狭い幅に 形成され、中袋本体は、中袋開口部が外袋開口部とほぼ平行するように外袋収納 部に収納され、中袋ふた片は、外袋本体の外袋ふた片が形成された部分以外の部 分に接着されてもよい。 また、この考案にかかる梱包袋では、たとえば、中袋本体における中袋本体の 一端部に直交する方向の長さは、外袋本体における外袋本体の一端部に直交する 方向の長さとほぼ同じ長さに形成されてもよい。 さらに、この考案にかかる梱包袋では、たとえば、外袋ふた片は外袋本体と合 成樹脂で一体的に形成され、中袋ふた片は中袋本体と合成樹脂で一体的に形成さ れ、中袋ふた片用接着剤層は粘着剤からなり、外袋ふた片用接着剤層は粘着剤か らなる。

【０００９】 この考案にかかる梱包袋には、外袋収納部に、たとえばレール付きファイルの ファイルなどのサイズの大きい部品が収納される。また、中袋収納部には、たと えばレール付きファイルのレールなどのサイズの小さい部品が収納される。さら に、外袋収納部には、サイズの小さい部品を収納した中袋本体が収納される。 中袋ふた片は、中袋開口部を覆った状態で、その内表面が外袋本体の外表面に 中袋ふた用接着剤層で接着される。それによって、中袋が外袋に固定される。こ の場合、サイズの小さい部品は、中袋本体および中袋ふた片間のテンションで中 袋に強固に固定される。そのため、サイズの小さい部品が中袋内で動き回ること が防止されるとともに、中袋が外袋内で動き回ることが防止される。 外袋ふた片は、外袋開口部および中袋ふた片を覆った状態で、その内表面が外 袋本体の外表面および中袋ふた片の外表面に外袋ふた用接着剤層で接着される。 それによって、サイズの大きい部品は、外袋本体および外袋ふた片間のテンショ ンで外袋に強固に固定される。そのため、サイズの大きい部品が外袋内で動き回 ることが防止される。 この考案にかかる梱包袋では、サイズの大きい部品およびサイズの小さい部品 が、外袋および中袋にそれぞれ収納されるので、交じり合わない。 しかも、この考案にかかる梱包袋では、サイズの大きい部品およびサイズの小 さい部品が、それぞれ固定されるので、擦れ合って損傷することがない。 また、この考案にかかる梱包袋では、請求項２のように中袋本体の幅を外袋本 体の幅より狭い幅に形成すれば、中袋本体を外袋収納部に収納しやすいという別 の効果も奏する。 さらに、この考案にかかる梱包袋では、請求項３のように中袋本体の長さを外 袋本体の長さとほぼ同じ長さに形成すれば、中袋が外袋本体および外袋ふた片間 で外袋に強固に固定されるという別の効果も奏する。 また、この考案にかかる梱包袋では、請求項４のように外袋本体、外袋ふた片 、中袋本体および中袋ふた片を合成樹脂で形成すれば、それらを破棄する場合に 分別する必要がないという別の効果も奏する。

【００１０】 この考案の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。

【００１１】

【考案の実施の形態】

図１はこの考案にかかる梱包袋の一例を示す図解図である。図１に示す梱包袋 １０は外袋１２を含む。外袋１２は縦長の長方形状の外袋本体１４を含む。外袋 本体１４は、その中に外袋収納部１６を有する。外袋収納部１６は、レール付き ファイル１００のファイル１０２に対応した形状および大きさに形成される。さ らに、外袋本体１４は、その上端部に外袋開口部１８を有する。外袋開口部１８ は、外袋収納部１６に通じる。

【００１２】 また、外袋本体１４の上端部の一部分たとえば片面側部分から延びて、帯状の 外袋ふた片２０が形成される。外袋ふた片２０は、合成樹脂で外袋本体１４と一 体的に形成される。さらに、外袋ふた片２０の内表面には、たとえば粘着剤から なる外袋ふた片用接着剤層２２が形成される。外袋ふた片用接着剤層２２は、外 袋本体１４の外袋開口部１８を外袋ふた片２０で覆った状態で外袋ふた片２０の 内表面を外袋本体１４の外表面および後述の中袋ふた片３２の外表面に接着する ためのものである。

【００１３】 外袋１２には、中袋２４が収納される。中袋２４は縦長の長方形状の中袋本体 ２６を含む。中袋本体２６の上端部に直交する方向の長さは、外袋本体１４の上 端部に直交する方向の長さとほぼ同じ長さに形成される。また、中袋本体２６の 上端部に平行する方向の幅は、外袋本体１４の上端部に平行する方向の幅より狭 い幅に形成される。中袋本体２６は、その中に中袋収納部２８を有する。中袋収 納部２８は、５つのレール付きファイル１００のレール１０４を平行に並べた形 状および大きさに対応した形状および大きさに形成される。さらに、中袋本体２ ６は、その上端部に中袋開口部３０を有する。中袋開口部３０は、中袋収納部２ ８に通じる。

【００１４】 また、中袋本体２６の上端部の一部分たとえば片面側部分から延びて、中袋ふ た片３２が形成される。中袋ふた片３２は、外袋１４の材料と同じ合成樹脂で、 中袋本体２６と一体的に形成される。さらに、中袋ふた片３２の内表面には、た とえば粘着剤からなる中袋ふた片用接着剤層３４が形成される。中袋ふた片用接 着剤層３４は、中袋本体２６の中袋開口部３０を中袋ふた片３２で覆った状態で 中袋ふた片３２の内表面を外袋本体１４の外表面に接着するためのものである。

【００１５】 この梱包袋１０には、図２に示すように、外袋収納部１６に、５つのレール付 きファイル１００のファイル１０２が重ねられた状態で収納される。また、中袋 収納部２８には、５つのレール付きファイル１００のレール１０４が平行に並べ られた状態で収納される。さらに、中袋開口部３０が外袋開口部１８とほぼ平行 するように、外袋収納部１６には、５本のレール１０４を収納した中袋本体２６ が収納される。

【００１６】 そして、図３に示すように、中袋ふた片３２は、中袋開口部３０を覆った状態 で、その内表面が、外袋ふた片２０が形成された部分以外の部分で、外袋本体１ ４の外表面に中袋ふた用接着剤層３４で接着される。それによって、中袋２４が 外袋１２に固定される。この場合、５本のレール１０４は、中袋本体２６および 中袋ふた片３２間のテンションで中袋２４に強固に固定される。そのため、レー ル１０４が中袋２４内で動き回ることが防止されるとともに、中袋２４が外袋１ ２内で動き回ることが防止される。

【００１７】 さらに、図４に示すように、外袋ふた片２０は、外袋開口部１８および中袋ふ た片３２を覆った状態で、その内表面が外袋本体１４の外表面および中袋ふた片 ３２の外表面に外袋ふた用接着剤層２２で接着される。それによって、中袋２４ およびファイル１０２は、外袋本体１４および外袋ふた片２０間のテンションで 外袋１２に強固に固定される。そのため、中袋２４およびファイル１０２が外袋 １２内で動き回ることが防止される。

【００１８】 また、この梱包袋１０では、５つのレール付きファイル１００のファイル１０ ２およびレール１０４が、外袋１２および中袋２４内にそれぞれ収納されるので 、交じり合わない。

【００１９】 しかも、この梱包袋１０では、５つのレール付きファイル１００のファイル１ ０２およびレール１０４が、それぞれ固定されるので、擦れ合って損傷すること がない。

【００２０】 また、この梱包袋１０では、中袋本体２６の幅が外袋本体１４の幅より狭い幅 に形成されているので、中袋本体２６を外袋収納部１６に収納しやすい。

【００２１】 さらに、この梱包袋１０では、中袋本体２６の長さが外袋本体１４の長さとほ ぼ同じ長さに形成されているので、中袋２４が外袋本体１４および外袋ふた片２ ０間で外袋１２に強固に固定される。

【００２２】 また、この梱包袋１０では、外袋本体１４、外袋ふた片２０、中袋本体２６お よび中袋ふた片３２が合成樹脂で形成されているので、それらを破棄する場合に 分別する必要がない。

【００２３】 さらに、この梱包袋１０では、支持台紙を用いないので、レールを支持台紙の 孔に通す作業や支持台紙をファイルの端部に沿って折り曲げる作業などの面倒な 作業が不要であるとともに、厚紙からなる支持台紙を収納する必要もない。

【００２４】 なお、上述の梱包袋１０では、外袋本体１４および中袋本体２６がそれぞれ縦 長の長方形状に形成されているが、それらはたとえば正方形状や横長の長方形状 などの他の矩形状などに形成されてもよい。

【００２５】 また、上述の梱包袋１０では、外袋収納部１６がレール付きファイル１００の ファイル１０２に対応した形状および大きさに形成され、中袋収納部２８が５つ のレール付きファイル１００のレール１０４を平行に並べた形状および大きさに 対応した形状および大きさに形成されているが、それらの形状や大きさは収納さ れる部品などの形状や大きさに応じて変更されてもよい。

【００２６】 さらに、上述の梱包袋１０では、外袋本体１４の上端部に外袋開口部１８を有 し、外袋本体１４の上端部の一部分から延びて外袋ふた片２０が形成されている が、外袋開口部は外袋本体の上端部以外の端部に有し、その端部の一部分から延 びて外袋ふた片が形成されてもよい。同様に、中袋開口部は中袋本体の上端部以 外の端部に有し、その端部の一部分から延びて中袋ふた片が形成されてもよい。

【００２７】 また、上述の梱包袋１０では、粘着剤からなる外袋ふた片用接着剤層２２が外 袋ふた片２０の内表面に形成されているが、外袋ふた片用接着剤層は、外袋ふた 片の内表面に対応する外袋本体の外表面および内袋ふた片の外表面に形成されて いてもよく、また、薄い基材の両面に粘着剤を塗布した両面接着性基材からなる ものであってもよい。

【００２８】 さらに、上述の梱包袋１０では、粘着剤からなる中袋ふた片用接着剤層３４が 中袋ふた片３２の内表面に形成されているが、中袋ふた片用接着剤層は、中袋ふ た片の内表面に対応する外袋本体の外表面に形成されてもよく、また、薄い基材 の両面に粘着剤を塗布した両面接着性基材からなるものであってもよい。

【００２９】

【考案の効果】

この考案によれば、支持台紙を用いることなく、サイズの異なる部品などを動 き回ることなく確実にひとまとめに梱包することができる、梱包袋が得られる。 また、請求項２に係る考案では、中袋本体を外袋収納部に収納しやすいという 別の効果も奏する。 さらに、請求項３に係る考案では、中袋が外袋本体および外袋ふた片間で外袋 に強固に固定されるという別の効果も奏する。 また、請求項４に係る考案では、外袋本体、外袋ふた片、中袋本体および中袋 ふた片を破棄する場合に分別する必要がないという別の効果も奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案にかかる梱包袋の一例を示す図解図で
ある。

【図２】図１に示す梱包袋にレール付きファイルを収納
する途中の状態を示す図解図である。

【図３】図１に示す梱包袋の図２に示す状態から中袋ふ
た片を閉じた状態を示す図解図である。

【図４】図１に示す梱包袋の図３に示す状態から外袋ふ
た片を閉じた状態を示す図解図である。

【図５】従来の梱包袋の一例を示す図解図である。

【図６】レール付きファイルを示す図解図である。

【図７】図５に示す梱包袋に支持台紙を用いた状態を示
す図解図である。

【符号の説明】

１０ 梱包袋 １２ 外袋 １４ 外袋本体 １６ 外袋収納部 １８ 外袋開口部 ２０ 外袋ふた片 ２２ 外袋ふた片用接着剤層 ２４ 中袋 ２６ 中袋本体 ２８ 中袋収納部 ３０ 中袋開口部 ３２ 中袋ふた片 ３４ 中袋ふた片用接着剤層 １００ レール付きファイル １０２ ファイル １０２ａ 折り曲げ部 １０４ レール １０４ａ 溝

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 外袋および中袋を含む梱包袋であって、 前記外袋は、 その中に外袋収納部を有し、その端部に前記外袋収納部
   に通じる外袋開口部を有する外袋本体、および前記外袋
   本体の前記端部の一部分から延びて形成された外袋ふた
   片を含み、前記中袋は、 その中に中袋収納部を有し、その端部に前記中袋収納部
   に通じる中袋開口部を有し、前記外袋収納部に収納され
   た中袋本体、および前記中袋本体の前記端部の一部分か
   ら延びて形成され、前記中袋開口部を覆った状態で内表
   面が前記外袋本体の外表面に中袋ふた片用接着剤層で接
   着された中袋ふた片を含み、 前記外袋ふた片は、前記外袋開口部および前記中袋ふた
   片を覆った状態で、内表面が前記外袋本体の外表面およ
   び前記中袋ふた片の外表面に外袋ふた片用接着剤層で接
   着された、梱包袋。
2. 【請求項２】 前記外袋本体は矩形状に形成され、 前記外袋本体の一端部に前記外袋開口部を有し、 前記外袋ふた片は前記外袋本体の前記外袋開口部を有す
   る前記一端部の一部分から延びて形成され、 前記中袋本体は矩形状に形成され、 前記中袋本体の一端部に前記中袋開口部を有し、 前記中袋ふた片は前記中袋本体の前記中袋開口部を有す
   る前記一端部の一部分から延びて形成され、 前記中袋本体における前記中袋本体の前記一端部に平行
   する方向の幅は、前記外袋本体における前記外袋本体の
   前記一端部に平行する方向の幅より狭い幅に形成され、 前記中袋本体は、前記中袋開口部が前記外袋開口部とほ
   ぼ平行するように前記外袋収納部に収納され、 前記中袋ふた片は、前記外袋本体の前記外袋ふた片が形
   成された部分以外の部分に接着された、請求項１に記載
   の梱包袋。
3. 【請求項３】 前記中袋本体における前記中袋本体の前
   記一端部に直交する方向の長さは、前記外袋本体におけ
   る前記外袋本体の前記一端部に直交する方向の長さとほ
   ぼ同じ長さに形成された、請求項２に記載の梱包袋。
4. 【請求項４】 前記外袋ふた片は前記外袋本体と合成樹
   脂で一体的に形成され、 前記中袋ふた片は前記中袋本体と合成樹脂で一体的に形
   成され、 前記中袋ふた片用接着剤層は粘着剤からなり、 前記外袋ふた片用接着剤層は粘着剤からなる、請求項１
   ないし請求項３のいずれかに記載の梱包袋。