JP3085453B2 - 半導体モジュール及びこれを用いたインバータ装置 - Google Patents

半導体モジュール及びこれを用いたインバータ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力用半導体素子
を用いたインバータ及びコンバータ用半導体モジュール
の実装技術に係り、特に、半導体素子を多数搭載する大
電力用半導体モジュール及びこれを用いたインバータ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大電力用のモータ制御に関して
は、GTO(Gate turn off thyristor)が用いられてき
た。しかし、最近では、電圧信号で大電流が制御できる
使い易さから、IGBT(Insulated gate bipolar tran
sistor)構造の半導体素子が鉄道車両用などの分野で用
いられるようになってきた。IGBTで大電流を制御す
る場合、一つのIGBT半導体素子に流すことのできる
電流限界値があることから、一つのパワーモジュール内
に、複数の半導体素子を並列に接続して用いられてい
る。大電流化の要求に対して、パワーモジュール内に搭
載する半導体素子の数は増大する傾向にある。素子数が
増大すると、各素子への電流バランスが重要になってく
る。搭載素子数が増えるとパワーモジュールのベース面
積もそれに伴い増大する。パワーモジュール内の半導体
素子は、一般に、絶縁性基板上に搭載される。絶縁性基
板は、一般に、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムな
どのセラミックス平板上の主面に、銅などの導電性金属
により配線回路が形成されている。この前記配線回路の
少なくとも一つの配線回路上に複数の前記半導体素子が
搭載されている。
【0003】一つの絶縁性基板上に複数の半導体素子を
搭載したパワーモジュールの前記半導体素子の配置は、
例えば、特開平8−111503 号公報に示されるように、6
個の半導体素子を実質上、二列に並べて配置する方法が
通常用いられてきた。また、特開平5−206449 号公報に
開示されているように、8個の半導体素子を4個ずつ二
列に並べて配置する方法が通常用いられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パワーモジュールに搭
載する半導体素子を増加させる場合、一つの絶縁性基板
に搭載する半導体素子の数を増やす必要がある。絶縁性
基板に多数の半導体素子、特に、6個以上の複数の半導
体素子を搭載する場合、パワーモジュールとしての電気
的特性及び機械的特性に関し、次のような課題がある。
【0005】パワーモジュールの安定動作のためには、
パワーモジュール内部に納められ、電気的に並列接続さ
れている各半導体素子へ均等に電流が流れることが必要
である。IGBT半導体素子がターンオフする際、各半
導体素子にかかる配線インダクタンスと電流変化率の積
に比例した高電圧が発生し、この高電圧によって半導体
素子が破壊する恐れがある。このため、配線インダクタ
ンスはできうる限り小さくすることが重要である。
【0006】また、コレクタ電流が流れるコレクタ端子
配線と平行に補助エミッタ端子配線やゲート端子配線が
布線されている場合、コレクタ端子配線に電流が流れる
と、前記補助エミッタ端子配線やゲート端子配線に相互
誘電導電流が生じ、各半導体素子が誤動作及び破壊する
恐れがある。
【0007】各半導体素子にかかる配線インダクタンス
が不均一であると、各半導体素子へ流れる電流が不均一
になり、一部の半導体素子に片寄って電流が流れるとス
イッチングの誤動作や延いては半導体素子の破壊につな
がる。パワーモジュールが大電流化し、搭載される半導
体素子数が増大すると、ますます、各半導体素子に流れ
る電流の均等化が重要になってくる。具体的には、パワ
ーモジュール内の複数の各半導体素子に流れる電流のバ
ランスを±10%以内に納める必要がある。このために
は、パワーモジュール内の配線経路において、配線経路
の長さによって生じるインダクタンス成分や各半導体素
子の寄生成分を均等化することが重要である。
【0008】一方、機械的特性に関しては、半導体素子
を直線上に並べて配置した場合、ワイヤボンディング時
や熱負荷時やパワーモジュールのヒートシンク取り付け
時において、絶縁性基板の主材料であるセラミックスに
クラックが生じる恐れがある。多くの半導体素子を直線
上に並べるほど、セラミックスが受ける曲げモーメント
が増大することからクラックの発生する恐れが増大す
る。絶縁性基板は、セラミックスを主材料としているた
め、寸法が大きくなるに従って、反りやうねりなどの平
坦度の変化が大きくなる。また、前記セラミックス基板
の表裏に銅などの金属箔を接合しているため、熱負荷を
繰り返し受けた場合、セラミックスと金属との熱膨脹差
により、外周部の金属箔が剥がれる恐れがある。このた
め、絶縁性基板の大きさや寸法には、実用上限界があ
り、また、長方形のように細長い形状よりも、正方形に
より近い形状が好ましい。
【0009】通常、インバータ装置に半導体モジュール
を配置する場合、インバータを小型化するために、半導
体モジュールをできうる限り隙間なく並列に並べて配置
する必要がある。半導体モジュールを並列に配置する場
合、半導体モジュール間を電気的接続するブスバー配線
はできうる限り短くすることが好ましい。これは、ブス
バー配線の長さが長くなるに従って配線インダクタンス
成分が増加し、スイッチング時にかかる電圧の変動が大
きくなることを避けるためである。また、インバータ装
置は、その用途によって、半導体モジュールを搭載する
数や配置方法が異なる。このため、半導体モジュールの
向きを180度反転させて配置する場合にも対応できる
ように、絶縁フィンやエミッタ外部接続端子やコレクタ
外部接続端子が位置しているように構成されている半導
体モジュールが好ましい。
【0010】また、保守点検を容易にするため、電流定
格が2倍のモジュールと置き換えられるように、電流定
格に比例した寸法の半導体モジュール寸法にすることが
好ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体モジュー
ルは、ベース基板と、該ベース基板の一方の面に絶縁性
基板を有し、該絶縁性基板の一方の面に複数の配線回路
を形成し、該配線回路の内、少なくとも、一つの配線回
路上に、複数の半導体素子を搭載し、該配線回路は、外
部接続端子と電気的に接続され、該絶縁性基板の半導体
素子が搭載されていない面は、ベース基板に接合された
半導体モジュールにおいて、半導体素子を搭載していな
い配線回路の外部接続端子接合部を中心にして、実質的
に等距離で複数の前記半導体素子が搭載され、前記外部
接続端子の配線と、異なる配線回路に電気的に接続され
ている第1補助端子の配線の間に、前記外部接続端子と
同じ配線回路に電気的に接続されている第2補助端子の
配線を設けた。
【0012】本発明の半導体モジュールは、絶縁性基板
の一方の面に複数の配線回路を形成し、該配線回路の
内、少なくとも、一つの配線回路上に、複数の半導体素
子を搭載し、該配線回路は、外部接続端子と電気的に接
続され、該絶縁性基板上の半導体素子が搭載されていな
い面は、ベース基板に接合された半導体モジュールにお
いて、前記絶縁性基板は、ベース基板の中心を通る仮想
線に対して、線対称に配置され、前記半導体素子は、前
記絶縁性基板の中心を通る仮想線に対して、線対称に配
置され、且つ、前記半導体素子の中心とエミッタ配線回
路上のエミッタ端子接合部の中心とを結んだ線分を半径
とした円弧の最大半径と最小半径が平均半径の±10%
以内の位置に配置され、ゲート端子配線は、エミッタ補
助端子配線より外周に配置されている。
【0013】本発明の半導体モジュールは、半導体モジ
ュールのエミッタ外部接続端子及びコレクタ外部接続端
子が、半導体モジュールの長辺方向に平行に、且つ、直
線上に、半導体モジュールの外表面に配置されている。
【0014】本発明の半導体モジュールは、半導体モジ
ュールのエミッタ外部接続端子及びコレクタ外部接続端
子が、半導体モジュールの長辺方向の中心から、半導体
モジュールの長辺方向の長さの±20%以内に配置され
ている。
【0015】本発明のインバータ装置は、前記IGBT
半導体モジュールが、半導体素子を搭載していない配線
回路の外部接続端子接合部を中心にして、実質的に等距
離で複数の前記半導体素子が搭載され、前記外部接続端
子の配線と、異なる配線回路に電気的に接続されている
第1補助端子の配線の間に、前記外部接続端子と同じ配
線回路に電気的に接続されている第2補助端子の配線を
設けた。
【0016】本発明のインバータ装置は、IGBT半導
体モジュールのエミッタ外部接続端子及びコレクタ外部
接続端子が、半導体モジュールの長辺方向に平行に、且
つ、直線上に、半導体モジュールの外表面に配置されて
いる半導体モジュールを用いた。
【0017】本発明のインバータ装置は、IGBT半導
体モジュールのエミッタ外部接続端子及びコレクタ外部
接続端子が、半導体モジュールの長辺方向の中心から、
半導体モジュールの長辺方向の長さの±20%以内に配
置されている半導体モジュールを用いた。
【0018】本発明のインバータ装置は、IGBT半導
体モジュールを並列接続したインバータ装置において、
前記IGBT半導体モジュールの短辺方向の長さが電流
定格に実質的に比例し、長辺方向は実質的に同一寸法を
有する半導体モジュールを用いた。
【0019】従来、IGBT半導体素子を用いたパワー
モジュールは、一辺の寸法が8mm以上の半導体素子を用
いた場合、一つの絶縁性基板に搭載される半導体素子の
数は、特開平8−111503 号公報に示されるように6個
や、特開平5−206449 号公報に示されるように多くとも
8個であった。
【0020】特開平5−206449 号公報のように、8個の
半導体素子を4個ずつ二列に並べて配置する方法の場
合、半導体素子の裏面が接続されるコレクタ配線パター
ンの端辺は、半導体素子の端辺に沿って形成されるた
め、絶縁性基板の長辺方向に沿って直線的に長く形成さ
れる。半導体素子数が増大し、並列に直線的に半導体素
子を配置した場合、ますます、コレクタ配線パターンの
端辺の直線部分の長さは増大する。通常、半導体素子上
のゲート電極やエミッタ電極と、絶縁性基板上のゲート
配線パターンやエミッタ配線パターンとを、ワイヤボン
ディングに接続する場合、半導体素子上のゲート電極や
エミッタ電極から配線パターン端辺に対してほぼ直角に
ワイヤを引き延ばし接続される。このワイヤボンディン
グ時にワイヤボンディング・ツールが絶縁性基板上の配
線パターンに接触する際の衝撃により、絶縁性基板が割
れる恐れがある。また、パワーモジュールをヒートシン
クに搭載する場合、通常、パワーモジュールの四隅の締
結部によりネジ止めされる。絶縁性基板の寸法が増大
し、さらに、絶縁性基板の長辺方向の長さが短辺方向長
さより1.5 倍以上長くなると、このネジ止めする際、
パワーモジュール内部の絶縁性基板に主材料であるセラ
ミックスに受ける曲げモーメントが増大することからク
ラックの発生する恐れが増大する。
【0021】これに対して、本発明では、絶縁性基板の
中心部にエミッタ配線パターンを形成し、エミッタ端子
接合部中心として、隣接する半導体素子同士の端辺が同
一線上にならないように複数の半導体素子を実質的に等
距離で配置され、特に、前記半導体素子の中心とエミッ
タ配線回路上のエミッタ端子接合部の中心とを結んだ線
分を半径とした円弧の最大半径と最小半径が平均半径の
±10%以内の位置に配置することにより、解決した。
すなわち、隣接する半導体素子同士の端辺が同一線上に
ないため、配線パターンの端辺の直線距離をできうる限
り短くすることが可能である。また、半導体素子を直線
的に並べないため、絶縁性基板の長辺方向の長さが短辺
方向長さより1.5 倍以内にすることが可能であり、よ
り正方形に近い形状にすることが可能である。これによ
り、絶縁性基板の主材料であるセラミックスに受ける曲
げモーメントが抑制でき、クラックの発生を抑制するこ
とが可能である。
【0022】また、エミッタ端子接合部を中心とし、円
弧上に半導体素子を配置しているため、エミッタ端子接
合部から半導体素子上の電極までの配線によるインダク
タンス成分を均等化することが可能である。そして、円
弧状に配置することによって、中心から最短の長さで各
半導体素子へ配線することが可能である。これにより、
パワーモジュール内の各半導体素子へ流れる電流が均等
化される。
【0023】また、従来、半導体モジュールのエミッタ
及びコレクタ外部接続端子は、特開平8−11503号公報に
示されるように、長辺方向に直角に配置されている。ま
た、半導体モジュールの短辺方向の中心より半導体モジ
ュールの短辺方向長さの20%以上片寄って配置されて
いた。このため、半導体モジュールを180度反転させ
てインバータ装置に配置する場合、エミッタ用ブスバー
配線とコレクタ用ブスバー配線の配線形状が異なること
から配線インダクタンス成分に差が生じ、スイッチング
時に発生する電圧変動がエミッタ側とコレクタ側でアン
バランスに生じる恐れがあった。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図3(a),(b),(c)に本実施例を示
す。ベース基板14の上に2枚の銅を接合した絶縁性基
板13が半田接合されている。絶縁性基板13は、絶縁
性基板の主材料として、窒化アルミニウムを用いてい
る。絶縁性基板の主材料としては、半導体素子が発生す
る熱を広げ、且つ、良好に伝熱するためには、熱伝導率
の高い材料が望ましい。これより、本発明に用いた窒化
アルミニウムの他に、酸化アルミニウムなどのセラミッ
クス材料や絶縁性を有する熱良導性複合材料などが適用
可能である。1枚の絶縁性基板13上には、コレクタ配
線パターン4,エミッタ配線パターン3及びゲート配線
パターン5が銅箔で形成されている。前記コレクタ配線
パターン4には、6個のIGBT半導体素子2と3個の
ダイオード半導体素子1が半田接合されている。配線パ
ターンは、絶縁性基板13の中心にエミッタ配線パター
ン3を配置し、その周囲にコレクタ配線パターン4を配
置した。ゲート配線パターン5は、コレクタ配線パター
ン4よりも外周に配置した。図3(a),(b)では各配
線パターンの角は、直線で形成されているように概略で
描画されているが、実際は、曲線で形成されている。
【0025】絶縁性基板13の中心に位置するエミッタ
配線パターンの中心にエミッタ配線パターン端子接合部
7を配置した。図4に示すように、IGBT半導体素子
とダィオード半導体素子は、エミッタ端子接合部7の中
心に円弧上に配置されている。図4では、絶縁性基板1
3の仮想中心線11を対称軸とした線対称に半導体素子
及び配線回路が配置されているため、半導体素子を搭載
した右半分の絶縁性基板を示してある。エミッタ配線パ
ターン端子接合部7を中心とした最近接半導体素子中心
までの距離24及び最遠方半導体素子中心までの距離2
5は、エミッタ配線パターン端子接合部7を中心とした
各半導体素子までの距離の平均値から±20%以内に位
置している。これにより、各IGBT半導体素子及びダ
イオード半導体素子の電極から、エミッタ配線パターン
端子接合部7までできうる限りの最小の長さにすること
が可能であり、且つ、各IGBT半導体素子及びダイオ
ード半導体素子の電極までの長さを実質上、均等化する
ことができる。図5に図4の回路図を示す。コレクタ配
線パターン端子接合部8から半導体素子までの配線によ
って生じるインダクタンス成分をそれぞれ1a18,2
c18,2b18,2a18,1b18として表してい
る。また、エミッタ配線パターン端子接合部7から半導
体素子までの配線によって生じるインダクタンス成分を
それぞれ71a1,72c1,72b1,72a1,7
1b1として表している。これらの配線は、絶縁性基板
13上の銅箔やワイヤ6から形成される。これらインダ
クタンス成分に実質的に差がある場合、電流変化率に比
例した電圧変動に差が生じ、スイッチングの誤動作や延
いては半導体素子の破壊が生じる。本発明によれば、前
述したように半導体素子を円弧配置にすることによっ
て、実質上、配線長さに比例する前記インダクタンス成
分1a18,2c18,2b18,2a18,1b18
及び71a1,72c1,72b1,72a1,71b
1を最小限に抑えることができ、且つ、実質上、均等化
できた。これにより、インダクタンス成分に比例して生
じる電圧変動を最小限に抑えることが可能となり、半導
体モジュールとして電気的に安定して動作することが可
能となった。図3(c)は本発明の半導体モジュールの
各端子外部接続部、すなわち、エミッタ端子外部接続部
26,コレクタ端子外部接続部27,ゲート端子外部接
続部28及び補助エミッタ端子外部接続部29から銅接
合絶縁性基板上の配線パターン上の各端子配線接合部、
すなわち、エミッタ端子配線接合部20,コレクタ端子
配線接合部21,ゲート端子配線接合部22及び補助エ
ミッタ端子配線接合部20までの端子配線を上面から見
た概略図で示してある。図6にエミッタ端子配線16の
斜視図を、図7にコレクタ端子配線17の斜視図を示し
てある。エミッタ端子配線16及びコレクタ端子配線1
7は、半導体モジュールの中心線に対して対称な形状を
している。
【0026】各半導体素子に流れる電流を測定したとこ
ろ、各半導体素子に流れる電流が平均値の±10%以内
に納まっていた。また、ダイオード半導体素子をエミッ
タ配線パターン端子接合部7及び補助エミッタ配線パタ
ーン端子接合部10に近接することが可能であるため、
ダイオード半導体素子から流れるリカバリー電流による
ゲート端子配線18への干渉を最小限に抑えることが可
能である。
【0027】また、各半導体素子を円弧形に配置したた
め、絶縁性基板13の長辺LXと短辺LYの比をLX/
LY<1.5 にすることができた。このため、絶縁性基
板13の長辺方向と短辺方向にかかる配線パターン端部
の応力に大きな差が生じないため、温度サイクル試験結
果、500回を過ぎても各配線パターンに剥離は生じな
かった。また、各半導体素子にワイヤボンディングした
後、クラック等は観察されなかった。また、パワーモジ
ュールをヒートシンクに搭載した場合でも、絶縁性基板
13にクラック等は生じなかった。
【0028】また、各半導体素子を円弧形に配置したた
め、熱の発生源を分散させたことになり、二列に半導体
素子を並べた半導体モジュールに比べ、熱が広がり易
く、熱抵抗を低減させる効果があった。
【0029】また、半導体素子を同一線上に並べないた
め、半導体モジュール作製時において、半導体素子を治
具に配置させる際、図11(a)のように、半導体素子
の間隔LCを小さくすることが可能となった。図11
(a)は本発明の実施例であり、図11(b)は従来例
である。従来は、図11(b)のように半導体素子間に
治具48の一部に突起49を設け、この突起49を半導
体素子間のガイドとして、半導体素子を治具に配置して
いた。本実施例は、半導体素子を直線的に並列に配置し
ないため、治具の角をガイドとして、半導体素子を配置
することができる。このため、突起49は不要になり、
半導体素子間隔LCを小さくすることができた。
【0030】ゲル注入口は絶縁フィン33を隔てて半導
体モジュール41の中心から対称に対角上に設け、コレ
クタ側ゲル注入口キャップ32aとエミッタ側ゲル注入
口キャップ32bを配置してある。これにより、ゲル注
入時に半導体モジュール41が傾いていた場合でも、ゲ
ル注入口からゲル表面までの距離を測定することによ
り、半導体モジュール41の傾斜を感知でき、半導体モ
ジュール41内の各端子配線、すなわち、エミッタ端子
配線16,コレクタ端子配線17,ゲート端子配線18
及び補助エミッタ端子配線23が空気中に露出すること
を防止できた。また、このコレクタ側ゲル注入口キャッ
プ32aとエミッタ側ゲル注入口キャップ32bの下に
は、エミッタ端子配線16のベース基板主面と平行な平
面部分44,コレクタ端子配線17のベース基板主面と
平行な平面部分45が半分以上かからないように設け
た。これにより、エミッタ端子配線16のベース基板主
面と平行な平面部分44,コレクタ端子配線17のベー
ス基板主面と平行な平面部分45の下側にゲルが回り込
みやすくすることによって、空気溜まりの発生を防止で
きた。
【0031】(実施例2)図8に実施例1で示した半導
体モジュール41を用いたインバータ装置の回路図を示
す。3相モータ40を駆動制御するため、インバータ・
ユニットU35,インバータ・ユニットV36及びイン
バータ・ユニットW37より構成される。前記各インバ
ータ・ユニットには、半導体モジュール回路34で示さ
れる本発明の実施例1で示した半導体モジュール41を
適用した。架線側接続部38側の半導体モジュール回路
34は、架線からの配線に半導体モジュール回路34の
コレクタ側で電気的に接続され、半導体モジュール回路
34のエミッタ側からの配線はモータ40へ電気的に接
続される。一方、接地側接続部39側の半導体モジュー
ル回路34は、接地側接続部39からの配線はエミッタ
側に電気的に接続され、半導体モジュール回路34のコ
レクタ側からの配線はモータ40へ電気的に接続され
る。本発明の実施例1の半導体モジュール41を適用し
たため、インバータ装置を小型にすることができた。本
発明の実施例1の半導体モジュール41は、エミッタ端
子外部接続部26及びコレクタ端子外部接続部27が半
導体モジュール41の長辺方向に平行に配置されている
ため、半導体モジュール41を並列に配置し、ブスバー
配線で電気的接続をとる場合、ブスバー配線の布線が容
易となり、インバータ装置の小型化にも寄与した。ま
た、絶縁フィン33は、半導体モジュール41の中心か
ら±10%以内の所に配置され、且つ、エミッタ端子外
部接続部26及びコレクタ端子外部接続部27が、長辺
方向の半導体モジュール41寸法の20%以内の距離で
絶縁フィンを中心として対称に配置した。このため、イ
ンバータ装置内のコレクタ側ブスバー配線42とエミッ
タ側ブスバー配線43の形状及び長さを実質的同等にで
きた。これにより、配線インダクタンス成分に実質的差
が生じず、スイッチング時に発生する電圧変動がエミッ
タ側とコレクタ側で±10%以内に納めることができ
た。また、図10に示すように、本発明の実施例1の半
導体モジュール41は、半導体モジュール41の短辺方
向の長さY1が電流定格に実質的に比例し、長辺方向は
実質的に同一とした半導体モジュール41の寸法を適用
した。このため、2個並列接続した半導体モジュール4
1を2倍定格半導体モジュールを1個で置き換えること
が可能となった。図10(b)の半導体モジュール46
と図10(c)の半導体モジュールは、図10(a)の
2倍定格半導体モジュールである。2倍定格半導体モジ
ュールの短辺方向長さX2は、図10(a)の半導体モ
ジュールの長辺方向長さX1と等しく、且つ、2倍定格
半導体モジュールの長辺方向長さY2は、図10(a)
の半導体モジュールの短辺方向長さY1の電流比に実質
的に比例した長さ、つまり、図10(b)及び(c)の
場合、2倍の長さになっている。実際には、半導体モジ
ュール41を2個並列に並べる場合、半導体モジュール
を取り付けるための隙間を半導体モジュール間に設けて
いるため、2倍定格半導体モジュールは、この隙間を考
慮した寸法となっている。2倍定格半導体モジュール4
6としては、図10(b)のようにエミッタ端子外部接
続部26及びコレクタ端子外部接続部27をそれぞれ1
カ所ずつ設けた。これにより、ブスバー配線との接続部
が半分に減り、保守点検が容易なインバータ装置ができ
た。また、図10(c)のように半導体モジュール41
の2倍定格半導体モジュール47として、エミッタ端子
外部接続部26及びコレクタ端子外部接続部27を半導
体モジュールの2個相当の実質的に同位置に設けた。こ
れにより、半導体モジュールの部品の共通化ができると
ともに、ブスバー配線を変えずに、半導体モジュール4
1を2倍定格半導体モジュール47に交換ができた。こ
れにより、インバータ装置として、半導体モジュールの
搭載位置やブスバー配線を変更することなく大容量半導
体モジュールを搭載することができた。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、多数の半導体素子、特に、6個以上の複数の
前記半導体素子が搭載される半導体モジュールにおい
て、各半導体素子に流れる電流を実質上均等化し、且
つ、電気特性の安定した半導体モジュール及びこれを用
いたインバータ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の上面図。
【図2】本発明の第1実施例の側面図。
【図3】(a),(b),(c)は本発明の第1実施例の一
部を示す平面図。
【図4】本発明の第1実施例を示す平面図。
【図5】本発明の第1実施例を示す回路図。
【図6】本発明の第1実施例の一部を示す概略斜視図。
【図7】本発明の第1実施例の一部を示す概略斜視図。
【図8】第2実施例を示す概略回路図。
【図9】第2実施例を示す概略平面図。
【図10】(a),(b),(c)は第2実施例を示す平面
図。
【図11】第1実施例の一部を示す概略平面図。
【符号の説明】
1…ダイオード半導体素子、1a1…第一ダイオード半
導体素子、1a2…第二ダイオード半導体素子、1b1
…第三ダイオード半導体素子、2…IGBT半導体素
子、2a1…第一IGBT半導体素子、2a2…第二I
GBT半導体素子、2b1…第三IGBT半導体素子、
2b2…第四IGBT半導体素子、2c1…第五IGB
T半導体素子、2c2…第六IGBT半導体素子、3…
エミッタ配線パターン、4…コレクタ配線パターン、5
…ゲート配線パターン、6…ワイヤ、7…エミッタ配線
パターン端子接合部、8…コレクタ配線パターン端子接
合部、9…ゲート配線パターン端子接合部、10…補助
エミッタ配線パターン端子接合部、11…仮想中心線、
12…ゲート抵抗、13…絶縁性基板、14…ベース基
板、15…ベース基板長辺方向仮想中心線、16…エミ
ッタ端子配線、17…コレクタ端子配線、18…ゲート
端子配線、19…補助エミッタ端子配線、20…エミッ
タ端子配線接合部、21…コレクタ端子配線接合部、2
2…ゲート端子配線接合部、23…補助エミッタ端子配
線接合部、24…エミッタ配線パターン端子接合部を中
心とした最近接半導体素子中心までの距離、25…エミ
ッタ配線パターン端子接合部を中心とした最遠方半導体
素子中心までの距離、26…エミッタ端子外部接続部、
27…コレクタ端子外部接続部、28…ゲート端子外部
接続部、29…補助エミッタ端子外部接続部、30…ケ
ース、31…ヒートシンク用モジュール取り付け部、3
2a…コレクタ側ゲート注入口キャップ、32b…エミ
ッタ側ゲル注入口キャップ、33…絶縁フィン、34…
IGBT半導体モジュール回路、35…インバータ・ユ
ニットU、36…インバータ・ユニットV、37…イン
バータ・ユニットW、38…架線側絶縁部、39…接地
側接続部、40…モータ、41…半導体モジュール、4
2…コレクタ側ブスバー配線、43…エミッタ側ブスバ
ー配線、44…エミッタ端子配線16のベース基板主面
と平行な平面部分、46…コレクタ端子配線17のベー
ス基板主面と平行な平面部分、46…半導体モジュール
41の2倍定格半導体モジュール、47…半導体モジュ
ール41の2倍定格半導体モジュール、48…治具、4
9…突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 九嶋 忠雄 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 小池 義彦 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 清水 英雄 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 斉藤 隆一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 鈴木 和弘 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 栗原 保敏 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 岡田 亘右 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 小泉 正博 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 梶原 良一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 薗部 幸男 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 中津 欣也 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 栗林 重久 茨城県日立市弁天町三丁目10番2号 日 立協和エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−169907(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 25/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース基板と、該ベース基板の一方の面に
    絶縁性基板を有し、 該絶縁性基板の一方の面に複数の配線回路を形成し、 該配線回路の内、少なくとも、一つの配線回路上に、複
    数の半導体素子を搭載し、 該配線回路は、外部接続端子と電気的に接続され、 該絶縁性基板の半導体素子が搭載されていない面は、ベ
    ース基板に接合された半導体モジュールにおいて、 前記絶縁性基板は、ベース基板の中心を通る仮想線に対
    して、線対称に配置され、 前記半導体素子は、前記絶縁性基板の中心を通る仮想線
    に対して、線対称に配置され、 且つ、前記半導体素子の中心とエミッタ配線回路上のエ
    ミッタ端子接合部の中心とを結んだ線分を半径とした円
    弧の最大半径と最小半径が平均半径の±10%以内の位
    置に配置され、 ゲート端子配線は、エミッタ補助端子配線より外周に配
    置されていることを特徴とする半導体モジュール。
  2. 【請求項2】ベース基板と、該ベース基板の一方の面に
    絶縁性基板を有し、 該絶縁性基板の一方の面に複数の配線回路を形成し、 該配線回路の内、少なくとも、一つの配線回路上に、複
    数の半導体素子を搭載し、 該配線回路は、外部接続端子と電気的に接続され、 該絶縁性基板の半導体素子が搭載されていない面は、ベ
    ース基板に接合された半導体モジュールにおいて、 半導体素子を搭載していない配線回路の外部接続端子接
    合部を中心にして、 実質的に等距離で複数の前記半導体素子が搭載され、 前記外部接続端子の配線と、異なる配線回路に電気的に
    接続されている第1補 助端子の配線の間に、前記外部接
    続端子と同じ配線回路に電気的に接続されている第2補
    助端子の配線を設け、 隣接する前記半導体素子の平行する端辺が同一線上に配
    置されていることを特徴とする半導体モジュール。
  3. 【請求項3】ベース基板と、該ベース基板の一方の面に
    絶縁性基板を有し、 該絶縁性基板の一方の面に複数の配線回路を形成し、 該配線回路の内、少なくとも、一つの配線回路上に、複
    数の半導体素子を搭載し、 該配線回路は、外部接続端子と電気的に接続され、 該絶縁性基板の半導体素子が搭載されていない面は、ベ
    ース基板に接合された半導体モジュールにおいて、 半導体モジュールのエミッタ外部接続端子及びコレクタ
    外部接続端子が、半導体モジュールの長辺方向に平行
    に、且つ、直線上に、半導体モジュールの外表面に配置
    されていることを特徴とする半導体モジュール。
  4. 【請求項4】ベース基板と、該ベース基板の一方の面に
    絶縁性基板を有し、 該絶縁性基板の一方の面に複数の配線回路を形成し、 該配線回路の内、少なくとも、一つの配線回路上に、複
    数の半導体素子を搭載し、 該配線回路は、外部接続端子と電気的に接続され、 該絶縁性基板の半導体素子が搭載されていない面は、ベ
    ース基板に接合された半導体モジュールにおいて、 半導体モジュールのエミッタ外部接続端子及びコレクタ
    外部接続端子が、半導体モジュールの長辺方向の中心か
    ら、半導体モジュールの長辺方向の長さの±20%以内に
    配置されていることを特徴とする半導体モジュール。
  5. 【請求項5】ベース基板と、該ベース基板の一方の面に
    絶縁性基板を有し、 該絶縁性基板の一方の面に複数の配線回路を形成し、 該配線回路の内、少なくとも、一つの配線回路上に、複
    数の半導体素子を搭載し、 該配線回路は、外部接続端子と電気的に接続され、 該絶縁性基板の半導体素子が搭載されていない面は、ベ
    ース基板に接合された半導体モジュールにおいて、 半導体モジュールの短辺方向の長さが電流定格に実質的
    に比例し、長辺方向は実質的に同一寸法を有することを
    特徴とする半導体モジュール。
  6. 【請求項6】IGBT半導体モジュールを並列接続した
    インバータ装置において、 前記IGBT半導体モジュールが、 半導体素子を搭載していない配線回路の外部接続端子接
    合部を中心にして、 実質的に等距離で複数の前記半導体素子が搭載され、 前記外部接続端子の配線と、異なる配線回路に電気的に
    接続されている第1補助端子の配線の間に、前記外部接
    続端子と同じ配線回路に電気的に接続されている第2補
    助端子の配線を設けた半導体モジュールを用いたことを
    特徴とするインバータ装置。
  7. 【請求項7】IGBT半導体モジュールを並列接続した
    インバータ装置において、 前記IGBT半導体モジュールのエミッタ外部接続端子
    及びコレクタ外部接続端子が、半導体モジュールの長辺
    方向に平行に、且つ、直線上に、半導体モジュールの外
    表面に配置されている半導体モジュールを用いたことを
    特徴とするインバータ装置。
  8. 【請求項8】IGBT半導体モジュールを並列接続した
    インバータ装置において、 前記IGBT半導体モジュールのエミッタ外部接続端子
    及びコレクタ外部接続端子が、半導体モジュールの長辺
    方向の中心から、半導体モジュールの長辺方向の長さの
    ±20%以内に配置されている半導体モジュールを用い
    たことを特徴とするインバータ装置。
  9. 【請求項9】IGBT半導体モジュールを並列接続した
    インバータ装置において、 前記IGBT半導体モジュールの短辺方向の長さが電流
    定格に実質的に比例し、長辺方向は実質的に同一寸法を
    有する半導体モジュールを用いたことを特徴とするイン
    バータ装置。
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