JP3084843B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JP3084843B2 JP3084843B2 JP03280545A JP28054591A JP3084843B2 JP 3084843 B2 JP3084843 B2 JP 3084843B2 JP 03280545 A JP03280545 A JP 03280545A JP 28054591 A JP28054591 A JP 28054591A JP 3084843 B2 JP3084843 B2 JP 3084843B2
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- Japan
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- image processing
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、計測対象物を撮像した
画像情報が入出力され画像処理により該対象物を計測す
る機能と、装置本体の検査用等の特殊機能とを有した画
像処理装置に関する。
画像情報が入出力され画像処理により該対象物を計測す
る機能と、装置本体の検査用等の特殊機能とを有した画
像処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、計測対象物を撮像した画像情
報を画像処理することにより該対象物を計測する機能を
有した画像処理装置において、製品の出荷検査時やメン
テナンス時にメーカ側が使用するハードチェックプログ
ラム等の特殊機能（以下、これを隠し機能という）を搭
載したものがある。このハードチェックプログラムと
は、出荷時やメンテナンス時に動作させるプログラムで
あり、各メモリへのリード・ライトテストや画像処理装
置に搭載されているＬＳＩの動作テストを行なうプログ
ラムである。しかしながら、ユーザが直接このような画
像処理装置における隠し機能を不用意に実行すると支障
が生じることがあるので、通例では、複雑なキーボード
操作やコマンド入力やパスワード等の入力によって始め
て動作させることができるようになっている。
報を画像処理することにより該対象物を計測する機能を
有した画像処理装置において、製品の出荷検査時やメン
テナンス時にメーカ側が使用するハードチェックプログ
ラム等の特殊機能（以下、これを隠し機能という）を搭
載したものがある。このハードチェックプログラムと
は、出荷時やメンテナンス時に動作させるプログラムで
あり、各メモリへのリード・ライトテストや画像処理装
置に搭載されているＬＳＩの動作テストを行なうプログ
ラムである。しかしながら、ユーザが直接このような画
像処理装置における隠し機能を不用意に実行すると支障
が生じることがあるので、通例では、複雑なキーボード
操作やコマンド入力やパスワード等の入力によって始め
て動作させることができるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の画像
処理装置においては、サービスマンが操作するにしても
操作性が悪く使用しづらい、出荷時の検査等に使用する
場合、操作に手間がかかり作業能率が悪い、ユーザが誤
ってシステムを起動してしまう場合がある、といった問
題がある。本発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、画像処理装置のメモリに予めある特
定の画像を登録しておき、カメラ等にから取り込んだ画
像をパターンマッチング等の照合により両者が一致した
ときにのみ、隠し機能を実行できるようにしたことによ
り、操作性及び作業能率の向上を図った画像処理装置を
提供することを目的とする。
処理装置においては、サービスマンが操作するにしても
操作性が悪く使用しづらい、出荷時の検査等に使用する
場合、操作に手間がかかり作業能率が悪い、ユーザが誤
ってシステムを起動してしまう場合がある、といった問
題がある。本発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、画像処理装置のメモリに予めある特
定の画像を登録しておき、カメラ等にから取り込んだ画
像をパターンマッチング等の照合により両者が一致した
ときにのみ、隠し機能を実行できるようにしたことによ
り、操作性及び作業能率の向上を図った画像処理装置を
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、計測対象物を撮像した画像情報が入出力さ
れ画像処理により該対象物を計測する機能と、装置本体
の検査用等の特殊機能とを有した画像処理装置におい
て、予めある特定の画像に関する情報を登録したメモリ
と、撮像した画像情報と該特定画像に関する登録情報と
を照合する画像照合手段とを備え、前記の照合の結果、
両者が一致していると認識されたとき装置本体の動作モ
ードが前記特殊機能を実行するモードに変化するように
したものである。
に本発明は、計測対象物を撮像した画像情報が入出力さ
れ画像処理により該対象物を計測する機能と、装置本体
の検査用等の特殊機能とを有した画像処理装置におい
て、予めある特定の画像に関する情報を登録したメモリ
と、撮像した画像情報と該特定画像に関する登録情報と
を照合する画像照合手段とを備え、前記の照合の結果、
両者が一致していると認識されたとき装置本体の動作モ
ードが前記特殊機能を実行するモードに変化するように
したものである。
【０００５】
【作用】上記構成において、メモリに予めある特定の画
像に関する情報を登録しておき、撮像した画像情報を該
特定画像に関する登録情報と画像照合手段により照合
し、この照合の結果、両者が一致していると認識された
とき、装置はハードチェックプログラム等の特殊機能を
実行するモードに変化する。
像に関する情報を登録しておき、撮像した画像情報を該
特定画像に関する登録情報と画像照合手段により照合
し、この照合の結果、両者が一致していると認識された
とき、装置はハードチェックプログラム等の特殊機能を
実行するモードに変化する。
【０００６】
【実施例】本発明のシステム構成例を図１に示す。本シ
ステムは、計測対象物を撮像する画像入力装置としての
ＴＶカメラ２と、このＴＶカメラ２からの画像信号が入
力される画像処理装置３と、この画像処理装置３からの
画像出力を表示する画像表示装置４（ビデオモニタ）か
ら構成される。
ステムは、計測対象物を撮像する画像入力装置としての
ＴＶカメラ２と、このＴＶカメラ２からの画像信号が入
力される画像処理装置３と、この画像処理装置３からの
画像出力を表示する画像表示装置４（ビデオモニタ）か
ら構成される。
【０００７】画像処理装置３のブロック構成を図２に示
す。ＴＶカメラ２から入力された画像は、例えば８ビッ
トのＡ／Ｄ変換器５によりデジタル化され、そのまま画
面制御部６を通った後、例えば８ビットのＤ／Ａ変換器
７によりアナログ化されてビデオモニタ４等にその画像
が表示される。画像処理（画像照合を含む）を実行する
ためのＣＰＵ８は、所定のプログラムが格納されたＲＯ
Ｍ９、ＲＡＭ１０等とメインＣＰＵバス１１を介して接
続されている。メニュー操作によりメインＣＰＵバス１
１に繋がる計測部１１には、計測情報、例えば撮像画像
の面積等が入力され、面積値の計測が行われる。また、
計測部１１には倍率を登録しておき、該計測部１１は計
測した面積値に倍率の補正を行なった値を一致検出回路
１２に出力する。一致検出回路１２はコンパレータ等で
なり、ＣＰＵ８より指定された特定の値、ここでは所定
の登録図形の面積値が設定されており、計測部１１から
入力された値とを比較し、一致すれば割込み信号ｄをＣ
ＰＵ８に対して出力する。ＣＰＵ８は、割り込み信号ｄ
が入力された時に、ＲＯＭ９にメモリされた所定の登録
図形とのパターンマッチングを行ない、パターンマッチ
ングすると、特殊機能のプログラムが起動可能となるよ
うに構成されている。
す。ＴＶカメラ２から入力された画像は、例えば８ビッ
トのＡ／Ｄ変換器５によりデジタル化され、そのまま画
面制御部６を通った後、例えば８ビットのＤ／Ａ変換器
７によりアナログ化されてビデオモニタ４等にその画像
が表示される。画像処理（画像照合を含む）を実行する
ためのＣＰＵ８は、所定のプログラムが格納されたＲＯ
Ｍ９、ＲＡＭ１０等とメインＣＰＵバス１１を介して接
続されている。メニュー操作によりメインＣＰＵバス１
１に繋がる計測部１１には、計測情報、例えば撮像画像
の面積等が入力され、面積値の計測が行われる。また、
計測部１１には倍率を登録しておき、該計測部１１は計
測した面積値に倍率の補正を行なった値を一致検出回路
１２に出力する。一致検出回路１２はコンパレータ等で
なり、ＣＰＵ８より指定された特定の値、ここでは所定
の登録図形の面積値が設定されており、計測部１１から
入力された値とを比較し、一致すれば割込み信号ｄをＣ
ＰＵ８に対して出力する。ＣＰＵ８は、割り込み信号ｄ
が入力された時に、ＲＯＭ９にメモリされた所定の登録
図形とのパターンマッチングを行ない、パターンマッチ
ングすると、特殊機能のプログラムが起動可能となるよ
うに構成されている。
【０００８】上述のＲＯＭ９にメモリさせる所定図形
は、本装置の動作モードを、特殊機能（隠し機能）を実
行するモードに変化させるためのものである。この隠し
機能実行モードでは、例えば、製品の出荷時等に画像処
理装置内のメモリのリード・ライトチェック等を行なう
ためのプログラムを起動することができる。このＲＯＭ
９に登録させる図形の例を図３、図４に示している。こ
こに、パターンマッチングにより、図３に示した図形Ｆ
１が認識された場合には、例えば、メモリのリード・ラ
イトチェックプログラムが起動可能となり、図４に示し
た図形Ｆ２が認識された場合には、例えば、ＬＳＩの動
作チェックプログラムが起動可能となるような設定とす
ればよい。
は、本装置の動作モードを、特殊機能（隠し機能）を実
行するモードに変化させるためのものである。この隠し
機能実行モードでは、例えば、製品の出荷時等に画像処
理装置内のメモリのリード・ライトチェック等を行なう
ためのプログラムを起動することができる。このＲＯＭ
９に登録させる図形の例を図３、図４に示している。こ
こに、パターンマッチングにより、図３に示した図形Ｆ
１が認識された場合には、例えば、メモリのリード・ラ
イトチェックプログラムが起動可能となり、図４に示し
た図形Ｆ２が認識された場合には、例えば、ＬＳＩの動
作チェックプログラムが起動可能となるような設定とす
ればよい。
【０００９】本装置の起動に際しては、事前に計測時の
倍率を計測部１１に設定し、また、登録図形と同じ図形
が描かれた用紙を用意しておく。図５に本処理動作のフ
ローチャートを示す。まず、対象物の計測を行う（＃
１）。この計測は前記用紙の画像をＴＶカメラ２から取
り込むことにより行う。次いで、計測終了かを調べ（＃
２）、終了であれば動作を終えるが、終了でなければ、
割込み信号ｄがあるかを調べる（＃３）。割込み信号ｄ
がなければ＃１に戻るが、あれば登録図形とのパターン
マッチングを行う（＃４）。さらに、登録図形と同一で
あるかを調べ（＃５）、同一でなければ＃１に戻るが、
同一であれば、チェックプログラムを実行する（＃
６）、その後、処理終了かを調べて（＃７）、終了でな
ければ＃１に戻り、同様の動作を繰り返し、終了であれ
ば動作を終える。
倍率を計測部１１に設定し、また、登録図形と同じ図形
が描かれた用紙を用意しておく。図５に本処理動作のフ
ローチャートを示す。まず、対象物の計測を行う（＃
１）。この計測は前記用紙の画像をＴＶカメラ２から取
り込むことにより行う。次いで、計測終了かを調べ（＃
２）、終了であれば動作を終えるが、終了でなければ、
割込み信号ｄがあるかを調べる（＃３）。割込み信号ｄ
がなければ＃１に戻るが、あれば登録図形とのパターン
マッチングを行う（＃４）。さらに、登録図形と同一で
あるかを調べ（＃５）、同一でなければ＃１に戻るが、
同一であれば、チェックプログラムを実行する（＃
６）、その後、処理終了かを調べて（＃７）、終了でな
ければ＃１に戻り、同様の動作を繰り返し、終了であれ
ば動作を終える。
【００１０】上記実施例によれば、最初に登録図形の面
積値の一致を調べ、一致した場合に割込みを発生させ、
次いで登録図形とのパターンマッチングを行っているの
で、比較的処理に時間を要する図形パターンマッチング
を頻繁に行うことは避けることができ、従って、処理動
作が遅くなるようなことはなくなる。なお、本発明は上
記実施例構成に限られず種々の変形が可能であり、例え
ば、割込み動作に入るチェック対象として計測図形の面
積とは別の特徴量を用いてもよく、また、最初から図形
形状の照合を行うようにしてもよい。
積値の一致を調べ、一致した場合に割込みを発生させ、
次いで登録図形とのパターンマッチングを行っているの
で、比較的処理に時間を要する図形パターンマッチング
を頻繁に行うことは避けることができ、従って、処理動
作が遅くなるようなことはなくなる。なお、本発明は上
記実施例構成に限られず種々の変形が可能であり、例え
ば、割込み動作に入るチェック対象として計測図形の面
積とは別の特徴量を用いてもよく、また、最初から図形
形状の照合を行うようにしてもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特定の画
像を撮像、計測して図形照合を実行することにより、隠
し機能を実行できるので、（１）サービスマン等による
検査用等の特殊機能（隠し機能）に入るための操作が極
めて簡単となる、（２）出荷時やメンテナンス時におけ
る検査等に使用する場合にも作業能率を上げることがで
きる、（３）ユーザが誤って隠し機能を起動して異常状
態を引き起こすことがなくなる、といった効果が得られ
る。
像を撮像、計測して図形照合を実行することにより、隠
し機能を実行できるので、（１）サービスマン等による
検査用等の特殊機能（隠し機能）に入るための操作が極
めて簡単となる、（２）出荷時やメンテナンス時におけ
る検査等に使用する場合にも作業能率を上げることがで
きる、（３）ユーザが誤って隠し機能を起動して異常状
態を引き起こすことがなくなる、といった効果が得られ
る。
【図１】本発明が実施されるシステムの構成図である。
【図２】本発明の一実施例による画像処理装置のブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
【図３】登録図形の例を示す図である。
【図４】登録図形の例を示す図である。
【図５】本装置の処理動作を示すフローチャートであ
る。
る。
８ ＣＰＵ（画像照合手段） ９ ＲＯＭ（メモリ） １１ 計測部 １２ 一致検出回路
Claims (1)
- 【請求項１】 計測対象物を撮像した画像情報が入出力
され画像処理により該対象物を計測する機能と、装置本
体の検査用等の特殊機能とを有した画像処理装置におい
て、予めある特定の画像に関する情報を登録したメモリ
と、撮像した画像情報と該特定画像に関する登録情報と
を照合する画像照合手段とを備え、前記の照合の結果、
両者が一致していると認識されたとき装置本体の動作モ
ードが前記特殊機能を実行するモードに変化するように
したことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03280545A JP3084843B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03280545A JP3084843B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 画像処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05127938A JPH05127938A (ja) | 1993-05-25 |
| JP3084843B2 true JP3084843B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=17626559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03280545A Expired - Fee Related JP3084843B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3084843B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008305133A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Kyocera Mita Corp | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP03280545A patent/JP3084843B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05127938A (ja) | 1993-05-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000606 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |