JP3853007B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、工場の生産ラインなどで検査やロボットの目などの目的で用いられる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、工場の生産ラインなどで多数の画像処理装置が使用されており、このような画像処理装置は、以下の3種類に大別される。
(1)単一画像処理手段のみの処理装置(面積の大小による物体有無検査等)、(2)複数の画像処理手段をユーザーが組み合わせることで所定目的の認識処理を行う汎用的な処理装置、
(3)専用目的ソフトウエアが予め組み込まれている処理装置。
【0003】
上記(2)に挙げた汎用的な画像処理装置は、たとえば図4に示したようなものであり、ユーザーが、画像処理コマンド群1から、コマンド種別選択及び実行順序入力部2を用いて適切なコマンド種別を選択し、その実行順序を入力すると、入力されたコマンドおよびその実行順序はコマンド実行順序格納部3に格納され、装置運用時に、コマンド実行順序格納部3に格納されているコマンドシーケンス(実行順序)に従い、コマンドシーケンス実行部4においてコマンドが実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような従来の汎用的な画像処理装置では、特に多数の画像処理手段を組み合わせて使用する場合に、パラメータの微調整や不具合のメンテナンスが大変な作業になる。つまり、パラメータ微調整およびメンテナンスを行う際には、コマンド実行順序格納部3に格納されているコマンドシーケンスの内、設定したように結果を出力しないコマンドがどれであるかをまず特定し、特定されたコマンドのパラメータを、設定したように結果が出力されるように調整しなければならず、コマンド数が多いと、不具合のあるコマンドを特定するのに非常に手間がかかる。
【0005】
この場合、全てのコマンドの実行結果を観測するのは大変なので、不具合のありそうなコマンドを選択してその実行結果を観測するのが望ましいが、同種のコマンドが多数存在する時には選択したコマンドを区別して観測しにくく、コマンドシーケンスを変更した時には選択したコマンドの認識が容易でない。
【0006】
本発明は上記課題を解決するもので、多数のコマンドすなわち多数の画像処理手段を組み合わせて使用する場合も、不具合のある画像処理手段を容易に特定できる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載の画像処理装置は、検査対象物を撮像し、撮像した画像の良否およびその画像における検査対象物の良否を判定し、良否判定結果を出力する画像処理手段と、前記画像処理手段において実行すべきコマンドおよびその実行順序と前記コマンドに付されるコメントとを入力する入力手段と、前記入力手段において入力されたコマンドに基づき前記画像処理手段を逐次駆動する制御手段と、前記入力手段で入力されたコマンドおよびコメントと前記画像処理手段で出力された良否判定結果とを受信し、受信した良否判定結果を、それを導出したコマンドに付されたコメントとともに表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の画像処理装置は、表示手段を、所定のコメントが付されたコマンドにより導出された良否判定結果を選択的に表示するように構成したことを特徴とする。
【0009】
上記した構成によれば、同一名のコマンドでも異なったコメントが付されているので、表示された良否判定結果がどのコマンドに基づくものであるか区別可能であり、このコメント表示は、コマンドを削除挿入してコマンドシーケンスを変更しても変化しない。したがって、複数の画像処理手段を組み合わせて使用する場合も、不具合がありそうだと選定した画像処理手段のコマンド実行結果を容易に観測でき、該当する画像処理手段に対して調整やメンテナンスの処置を速やかにとれる。操作としては、従来に較べてコメント入力を増やすだけであり、非常に容易である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態における画像処理装置を示すブロック図であり、図4を用いて説明した従来の装置と同様の作用を有する部材に図4と同じ符号を付している。
【0011】
図1において、ユーザーが、画像処理コマンド群1から、コマンド種別選択及び実行順序入力部2により適切なコマンドを選択し、その実行順序を入力すると、入力されたコマンドおよびその実行順序はコマンド実行順序格納部3に格納される。
【0012】
このとき、コメント入力部5により、コマンドに対応するコメントおよびコマンド実行結果表示の要否を入力すると、入力された情報はコメント格納部6に格納される。
【0013】
これにより、装置運用時に、コマンド実行順序格納部3に格納されているコマンドシーケンスに従って、コマンドシーケンス実行部4においてコマンドが逐次実行されて、検査対象物が撮像され、撮像した画像の良否およびその画像における検査対象物の良否が判定され、良否結果がコマンド実行結果として出力される。そして、コメント及び良否結果表示部7において、コメント格納部6に格納された情報と、コマンドシーケンス実行部4において出力された情報とに基づき、コマンド、コメント、コマンド実行結果が表示される。
【0014】
つまり、コマンドシーケンス実行部4が前記特許請求の範囲における画像処理手段に相当し、コマンド種別選択及び実行順序入力部2とコメント入力部5とが同入力手段に相当し、コメント及び良否結果表示部7が同表示手段に相当している。
【0015】
以下、画像の良否判定に関する設定および表示例を挙げて具体的に説明する。図2において、コメント入力画面21は、コマンド種別選択及び実行順序入力部2とコメント入力部5とにおいて入力された情報を表示し、結果表示画面22は、コメント及び良否結果表示部7において出力された情報を表示している。図からわかるように、結果表示画面22は、コメント入力画面21に表示された情報の内、コメントの存在するステップのコマンドについてのみ、コメントとコマンド実行結果を表示している。
【0016】
このときのコメント及び良否結果表示部7の動作を、図3に示したフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ番号1として入力され実行された情報(#31)について、#32においてコメントの有無が判断され、コメントが存在していないのでnが選択される。そして、#33においてステップ終了の要否が判断され、他のステップが存在しているのでnが選択される。そして、#34においてステップ番号を1増やすように設定される。
【0017】
次に、ステップ番号2として入力され実行された情報について、#32においてコメントの有無が判断され、X位置検出というコメントが存在しているのでyが選択され、#35においてこのコメントを表示するように設定される。そして、#36においてコマンド結果の良否が判断され、ここでは良と判断されているためyが選択され、#37においてコメントの後にOKを表示するように設定される。そして、#33においてステップ終了の要否が判断され、他のステップが存在しているのでnが選択される。そして、#34においてステップ番号を1増やすように設定される。
【0018】
次に、ステップ番号3として入力され実行された情報について、#32においてコメントの有無が判断され、Y位置検出というコメントが存在しているのでyが選択され、#35においてこのコメントを表示するように設定される。そして、#36においてコマンド結果の良否が判断され、ここでは否と判断されているためnが選択され、#38においてコメントの後にNGを表示するように設定される。そして、#33においてステップ終了の要否が判断され、他のステップが存在しているのでnが選択される。そして、#34においてステップ番号を1増やすように設定される。
【0019】
最後に、ステップ番号4として入力され実行された情報について、#32においてコメントの有無が判断され、コメントが存在していないのでnが選択される。そして、#33においてステップ終了の要否が判断され、他のステップが存在していないのでyが選択され、#39において処理の終了が認識される。
【0020】
この結果、図2の結果表示画面22には、ステップ1,ステップ4については何ら表示されず、ステップ2のコマンド実行結果についてX位置検出OKが表示され、ステップ3のコマンド実行結果についてY位置検出NGが表示される。
【0021】
このとき、ステップ2およびステップ3は同一名称のコマンドであるが、コメントが付されているためいずれのコマンドの実行結果であるのか結果表示画面22で区別可能である。
【0022】
また、コマンドの削除挿入によりコマンドシーケンスを変更しても、コマンドおよびそれに付すコメントを変更しない限り表示は変化しないので、どのコマンドの実行結果であるのか結果表示画面22で区別可能である。
【0023】
なお、操作としては従来よりコメント入力を増やすだけであり、非常に容易に設定できる。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、画像処理手段より出力される良否判定結果を、その良否判定結果を導出したコマンドに付したコメントとともに表示するようにしたので、多数のコマンドすなわち多数の画像処理手段が存在する場合も、不具合がある画像処理手段を容易に特定でき、速やかに対処できる。操作としては、従来よりコメント入力を増やすだけであり、非常に容易に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1に示した画像処理装置におけるコメント入力画面および結果表示画面を示す説明図。
【図3】図2に示したコメント入力画面および結果表示画面に対応するコメント及び良否結果表示部7の動作を示すフローチャート。
【図4】複数の画像処理手段を組み合わせた従来の汎用的な画像処理装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1 画像処理コマンド群
2 コマンド種別選択及び実行順序入力部
3 コマンド実行順序格納部
4 コマンドシーケンス実行部
5 コメント入力部
6 コメント格納部
7 コメント及び良否結果表示部
Claims (2)
- 検査対象物を撮像し、撮像した画像の良否およびその画像における検査対象物の良否を判定し、良否判定結果を出力する画像処理手段と、前記画像処理手段において実行すべきコマンドおよびその実行順序と前記コマンドに付されるコメントとを入力する入力手段と、前記入力手段において入力されたコマンドに基づき前記画像処理手段を逐次駆動する制御手段と、前記入力手段で入力されたコマンドおよびコメントと前記画像処理手段で出力された良否判定結果とを受信し、受信した良否判定結果を、それを導出したコマンドに付されたコメントとともに表示する表示手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
- 表示手段は、所定のコメントが付されたコマンドにより導出された良否判定結果を選択的に表示するように構成したことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
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JP03825297A JP3853007B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP03825297A JP3853007B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 画像処理装置 |
Publications (2)
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JPH10240898A JPH10240898A (ja) | 1998-09-11 |
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Family
ID=12520129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03825297A Expired - Lifetime JP3853007B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 画像処理装置 |
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- 1997-02-24 JP JP03825297A patent/JP3853007B2/ja not_active Expired - Lifetime
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