JPH08263663A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH08263663A JPH08263663A JP7068031A JP6803195A JPH08263663A JP H08263663 A JPH08263663 A JP H08263663A JP 7068031 A JP7068031 A JP 7068031A JP 6803195 A JP6803195 A JP 6803195A JP H08263663 A JPH08263663 A JP H08263663A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メニュー操作という簡単操作により容易に検
査対象ワークに最適な画像処理手順を選択することを可
能とすることで、プログラミングをしなくとも多様な画
像処理等に容易に対応できる画像処理装置を得る。 【構成】 検査対象ワークの画像を取り込むCCDカメ
ラ2と、CCDカメラ2から得られたアナログ信号であ
る映像信号をディジタル信号すなわち画像データに変換
するA/D変換手段11と、A/D変換手段11により
変換された画像データを格納する画像メモリ12と、画
像メモリ12に格納された画像データに対し、各種画像
処理や、計測処理、コマンド処理を施すCPU10と、
CPU10から得られた結果や前記検査対象ワークの計
測、認識目的や手順を表示するモニタ装置3と、モニタ
装置3を制御する表示制御手段14aと、各種データを
入力、設定する入力手段15と、処理目的対応に複数の
画像処理手順を登録する手順登録メモリ16と、を備え
た画像処理装置。
査対象ワークに最適な画像処理手順を選択することを可
能とすることで、プログラミングをしなくとも多様な画
像処理等に容易に対応できる画像処理装置を得る。 【構成】 検査対象ワークの画像を取り込むCCDカメ
ラ2と、CCDカメラ2から得られたアナログ信号であ
る映像信号をディジタル信号すなわち画像データに変換
するA/D変換手段11と、A/D変換手段11により
変換された画像データを格納する画像メモリ12と、画
像メモリ12に格納された画像データに対し、各種画像
処理や、計測処理、コマンド処理を施すCPU10と、
CPU10から得られた結果や前記検査対象ワークの計
測、認識目的や手順を表示するモニタ装置3と、モニタ
装置3を制御する表示制御手段14aと、各種データを
入力、設定する入力手段15と、処理目的対応に複数の
画像処理手順を登録する手順登録メモリ16と、を備え
た画像処理装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、産業用で用いられる
画像処理装置に関するもので、更には画像処理手順(ア
ルゴリズム)の構築にかかわるユーザーインターフェー
スに関するものである。
画像処理装置に関するもので、更には画像処理手順(ア
ルゴリズム)の構築にかかわるユーザーインターフェー
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18は従来の画像処理装置の全体構成
を示す図である。図において、1は画像処理装置本体、
2は画像入力手段としてのCCDカメラ、3は表示手段
としてのモニタ装置、4はプログラミング手段としての
キーボード、5は操作手段としてのマウス、10は中央
処理装置(以下、CPUと略す)、11はCCDカメラ
2で検査対象ワークを撮像したアナログ信号である映像
信号をディジタルデータである画像データに変換するア
ナログ/ディジタル変換手段(以下、A/D変換手段と
略す)、12はディジタルデータである画像データを格
納する格納手段としての画像メモリ、13は画像処理や
計測処理など(以下、画像処理等と略す)のプログラム
および各種データを格納するメモリ、14はいくつかの
選択項目をメニューとして表示させるなどモニタ装置3
を制御する表示制御手段、15はキーボード4およびマ
ウス5などの入力機器を接続する入力手段である。
を示す図である。図において、1は画像処理装置本体、
2は画像入力手段としてのCCDカメラ、3は表示手段
としてのモニタ装置、4はプログラミング手段としての
キーボード、5は操作手段としてのマウス、10は中央
処理装置(以下、CPUと略す)、11はCCDカメラ
2で検査対象ワークを撮像したアナログ信号である映像
信号をディジタルデータである画像データに変換するア
ナログ/ディジタル変換手段(以下、A/D変換手段と
略す)、12はディジタルデータである画像データを格
納する格納手段としての画像メモリ、13は画像処理や
計測処理など(以下、画像処理等と略す)のプログラム
および各種データを格納するメモリ、14はいくつかの
選択項目をメニューとして表示させるなどモニタ装置3
を制御する表示制御手段、15はキーボード4およびマ
ウス5などの入力機器を接続する入力手段である。
【0003】画像処理等の一般操作について説明する。
まず、CCDカメラ2で検査対象ワークを撮像したアナ
ログ信号である映像信号をA/D変換回路11に入力す
る。A/D変換回路11では、入力された映像信号をデ
ィジタルデータである画像データに変換し、変換した画
像データを画像メモリ12に格納する。CPU10は画
像メモリ12に格納されている画像データを使用して画
像処理等を実行する。表示制御手段14は、画像処理等
の結果をモニタ装置3へ出力し、モニタ装置3に表示す
る。
まず、CCDカメラ2で検査対象ワークを撮像したアナ
ログ信号である映像信号をA/D変換回路11に入力す
る。A/D変換回路11では、入力された映像信号をデ
ィジタルデータである画像データに変換し、変換した画
像データを画像メモリ12に格納する。CPU10は画
像メモリ12に格納されている画像データを使用して画
像処理等を実行する。表示制御手段14は、画像処理等
の結果をモニタ装置3へ出力し、モニタ装置3に表示す
る。
【0004】従来、画像処理等で検査対象ワークに処理
を施す場合の画像処理等の内容の決定については、 A.画像処理等の手順(アルゴリズム)を構築し、プロ
グラミングを実施する。 B.画像処理装置内に組み込まれているシステムで予め
用意してある処理項目に対応するメニューを選択する。 というものであった。
を施す場合の画像処理等の内容の決定については、 A.画像処理等の手順(アルゴリズム)を構築し、プロ
グラミングを実施する。 B.画像処理装置内に組み込まれているシステムで予め
用意してある処理項目に対応するメニューを選択する。 というものであった。
【0005】では、以下に従来の画像処理等の手順(ア
ルゴリズム)の構築例を説明する。例えば、検査対象ワ
ークの位置を画像処理等で検出する場合の手順として
は、 a.CCDカメラ2から取り込んだ画像を画像メモリ内
に格納する。 b.この格納された濃淡画像に対して、必要であればノ
イズ除去や濃度変換処理等を施した後、この濃淡画像に
対し2値化処理を施し、2値画像に変換する。この2値
画像も画像メモリに格納する。 c.更にこの2値画像に対し必要であればノイズ除去等
を施し、例えば、特徴量である重心を求め、位置を検出
する。 と言ったアルゴリズムが考えられる。このような対象ワ
ークに最適なノイズ除去を組み合わせてたアルゴリズム
は全て検査者が構築し、このアルゴリズムを基にプログ
ラムを作成していく。
ルゴリズム)の構築例を説明する。例えば、検査対象ワ
ークの位置を画像処理等で検出する場合の手順として
は、 a.CCDカメラ2から取り込んだ画像を画像メモリ内
に格納する。 b.この格納された濃淡画像に対して、必要であればノ
イズ除去や濃度変換処理等を施した後、この濃淡画像に
対し2値化処理を施し、2値画像に変換する。この2値
画像も画像メモリに格納する。 c.更にこの2値画像に対し必要であればノイズ除去等
を施し、例えば、特徴量である重心を求め、位置を検出
する。 と言ったアルゴリズムが考えられる。このような対象ワ
ークに最適なノイズ除去を組み合わせてたアルゴリズム
は全て検査者が構築し、このアルゴリズムを基にプログ
ラムを作成していく。
【0006】画像処理等の手順(アルゴリズム)のプロ
グラムの作成は、画像処理装置1が保有しているプログ
ラム編集のエディタ機能を利用して行う。 a.画像処理装置1に付属しているキーボード4を用い
てコマンドを入力する。入力されたコマンドはモニタ装
置3に画像とオーバーラップされて表示される。 b.ユーザーはモニタ装置3に表示されている画像を見
ながらコマンドを入力し、プログラムを作成していく。 c.作成されたプログラムは、画像処理装置1内のメモ
リ13に格納される。
グラムの作成は、画像処理装置1が保有しているプログ
ラム編集のエディタ機能を利用して行う。 a.画像処理装置1に付属しているキーボード4を用い
てコマンドを入力する。入力されたコマンドはモニタ装
置3に画像とオーバーラップされて表示される。 b.ユーザーはモニタ装置3に表示されている画像を見
ながらコマンドを入力し、プログラムを作成していく。 c.作成されたプログラムは、画像処理装置1内のメモ
リ13に格納される。
【0007】図19は従来の画像処理装置におけるモニ
タ装置3に位置検出アルゴリズムによるプログラミング
操作の例を表示した図である。次に、プログラミングに
よる操作を図19を用いて詳細に説明する。通常、プロ
グラミング言語は、C言語に代表されるようなコンパイ
ラ言語とBASICに代表されるようなインタプリタ言
語の2系統に大別できる。画像処理装置における処理プ
ログラミングも、その言語の使用は2分されているが、
以下BASICのようなインタプリタ言語であるものを
例として説明する。
タ装置3に位置検出アルゴリズムによるプログラミング
操作の例を表示した図である。次に、プログラミングに
よる操作を図19を用いて詳細に説明する。通常、プロ
グラミング言語は、C言語に代表されるようなコンパイ
ラ言語とBASICに代表されるようなインタプリタ言
語の2系統に大別できる。画像処理装置における処理プ
ログラミングも、その言語の使用は2分されているが、
以下BASICのようなインタプリタ言語であるものを
例として説明する。
【0008】図において、コマンド100は1台目のカ
メラから画像を読み込み画像メモリへ格納するコマン
ド、コマンド101は濃淡画像の平滑化処理を実行し、
画像メモリに格納するコマンド、コマンド102は平滑
化処理を施した画像に対して2値化処理を施し、画像メ
モリへ格納するコマンド、コマンド103は2値化され
た画像に対し、ノイズ除去(孤立点除去)を施し画像メ
モリに格納するコマンド、コマンド104は2値画像に
対するラベリング処理すなわち、2値画像の塊に対し番
号付け処理を行うコマンド、コマンド105はラベリン
グされた物体に対し重心を求め、その結果を指定された
配列に格納するコマンドで、例えば重心を求めたい物体
のラベル番号が1番であれば1番の塊について重心を求
め、結果の重心座標(X,Y)は_Gと言う配列に格納
されている。
メラから画像を読み込み画像メモリへ格納するコマン
ド、コマンド101は濃淡画像の平滑化処理を実行し、
画像メモリに格納するコマンド、コマンド102は平滑
化処理を施した画像に対して2値化処理を施し、画像メ
モリへ格納するコマンド、コマンド103は2値化され
た画像に対し、ノイズ除去(孤立点除去)を施し画像メ
モリに格納するコマンド、コマンド104は2値画像に
対するラベリング処理すなわち、2値画像の塊に対し番
号付け処理を行うコマンド、コマンド105はラベリン
グされた物体に対し重心を求め、その結果を指定された
配列に格納するコマンドで、例えば重心を求めたい物体
のラベル番号が1番であれば1番の塊について重心を求
め、結果の重心座標(X,Y)は_Gと言う配列に格納
されている。
【0009】これらコマンドは、図18のキーボード4
によって入力される。つまり、検査者は処理プログラム
を検査対象ワークの画像を見ながら試行錯誤して作成し
ていく。また、上述では濃淡ノイズ除去として平滑化フ
ィルタ、2値ノイズ除去として孤立点除去、位置検出と
して重心を用いた例を示したが、ワークの状態やワーク
の材質、照明環境等の影響でノイズ除去の必要性や、そ
の種類、処理の手順が異なる。さらに、位置検出手段も
単純な重心検出が使えない場合が発生することもあり、
ノイズ除去や特徴抽出手段等を工夫しワークに応じた最
適アルゴリズムを構築し、認識プログラムを作成する必
要がある。従って、プログラミングによる操作は、画像
処理に長けた人でなければできない場合が多い。
によって入力される。つまり、検査者は処理プログラム
を検査対象ワークの画像を見ながら試行錯誤して作成し
ていく。また、上述では濃淡ノイズ除去として平滑化フ
ィルタ、2値ノイズ除去として孤立点除去、位置検出と
して重心を用いた例を示したが、ワークの状態やワーク
の材質、照明環境等の影響でノイズ除去の必要性や、そ
の種類、処理の手順が異なる。さらに、位置検出手段も
単純な重心検出が使えない場合が発生することもあり、
ノイズ除去や特徴抽出手段等を工夫しワークに応じた最
適アルゴリズムを構築し、認識プログラムを作成する必
要がある。従って、プログラミングによる操作は、画像
処理に長けた人でなければできない場合が多い。
【0010】次に、画像処理装置内に組み込まれている
システムで予め用意してある処理項目に対応するメニュ
ーを選択することにより、画像処理等の内容を決定する
方法について説明する。
システムで予め用意してある処理項目に対応するメニュ
ーを選択することにより、画像処理等の内容を決定する
方法について説明する。
【0011】図20は従来の画像処理装置におけるモニ
タ装置3に表示されるメニューの一例を示す図である。
図において、20はモニタ装置3に表示され、マウス5
により移動選択が可能なカーソルである。メニュー操作
の場合、まずモニタ装置3にメニューとして表示される
いくつかの選択項目を選択することにより、画像処理等
の内容を決定する。モニタ装置3にメニューとして表示
されているいくつかの選択項目の中から必要な項目を指
示することにより、次ぎのメニューが表示されるので、
続いて必要な項目をマウス5を用いて指示する。このよ
うにしてメニューから必要項目を選択することにより、
処理の内容を決定していく。
タ装置3に表示されるメニューの一例を示す図である。
図において、20はモニタ装置3に表示され、マウス5
により移動選択が可能なカーソルである。メニュー操作
の場合、まずモニタ装置3にメニューとして表示される
いくつかの選択項目を選択することにより、画像処理等
の内容を決定する。モニタ装置3にメニューとして表示
されているいくつかの選択項目の中から必要な項目を指
示することにより、次ぎのメニューが表示されるので、
続いて必要な項目をマウス5を用いて指示する。このよ
うにしてメニューから必要項目を選択することにより、
処理の内容を決定していく。
【0012】図において、表示されたメニューの内、”
カメラ”の項目は、どのカメラで処理を実施するのか選
択可能にするもの、”ウインドウ”の項目は、処理領域
を設定可能にするもの、”濃淡ノイズ除去”の項目は、
濃淡ノイズ除去の種類を選択するもの、”2値ノイズ除
去”の項目は、2値ノイズ除去の種類を選択するも
の、”特徴量”の項目は、どう言った特徴量を求めるの
かを選択するものである。
カメラ”の項目は、どのカメラで処理を実施するのか選
択可能にするもの、”ウインドウ”の項目は、処理領域
を設定可能にするもの、”濃淡ノイズ除去”の項目は、
濃淡ノイズ除去の種類を選択するもの、”2値ノイズ除
去”の項目は、2値ノイズ除去の種類を選択するも
の、”特徴量”の項目は、どう言った特徴量を求めるの
かを選択するものである。
【0013】図21は、図20において”濃淡ノイズ除
去”を選択したときのプルダウンメニューが表示された
状態を示した図である。プルダウンメニューとして、平
滑化フィルタ、最大値フィルタ、最小値フィルタ、ラプ
ラシアンフィルタ、ソーベルフィルタ、未使用の6つの
選択肢があり、ユーザーはこの中から必要と思われる項
目を選択する。他の項目についても同様に、処理に必要
な全ての項目を選択することで処理内容が決定され、操
作者は特にアルゴリズムを考慮しなくても良い。
去”を選択したときのプルダウンメニューが表示された
状態を示した図である。プルダウンメニューとして、平
滑化フィルタ、最大値フィルタ、最小値フィルタ、ラプ
ラシアンフィルタ、ソーベルフィルタ、未使用の6つの
選択肢があり、ユーザーはこの中から必要と思われる項
目を選択する。他の項目についても同様に、処理に必要
な全ての項目を選択することで処理内容が決定され、操
作者は特にアルゴリズムを考慮しなくても良い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
画像処理等で検査対象ワークに処理を施す場合の画像処
理等の内容の決定において、従来のプログラミングによ
る操作では、専用のプログラムを使用して詳細な処理を
させることができるが、画像処理の知識に長けた人でな
ければ処理アルゴリズムを自ら構築し、プログラミング
を実施するのは困難であるという問題点があった。さら
に、BASIC言語のようなインタプリタ言語ならまだ
しも、C言語のようなコンパイラ言語であると、画像処
理の知識だけではなく、C言語の知識や、プログラミン
グ技法、コンパイル、デバッグなどのプログラミングに
関する知識まで必要となり、一般に画像処理装置を希望
通りに動作させるのは困難であるという問題点があっ
た。
画像処理等で検査対象ワークに処理を施す場合の画像処
理等の内容の決定において、従来のプログラミングによ
る操作では、専用のプログラムを使用して詳細な処理を
させることができるが、画像処理の知識に長けた人でな
ければ処理アルゴリズムを自ら構築し、プログラミング
を実施するのは困難であるという問題点があった。さら
に、BASIC言語のようなインタプリタ言語ならまだ
しも、C言語のようなコンパイラ言語であると、画像処
理の知識だけではなく、C言語の知識や、プログラミン
グ技法、コンパイル、デバッグなどのプログラミングに
関する知識まで必要となり、一般に画像処理装置を希望
通りに動作させるのは困難であるという問題点があっ
た。
【0015】また、従来のメニューによる操作では、処
理に必要な項目を選択するだけで画像処理装置を容易に
動作させることは可能であるが、プログラミングとは異
なり、処理内容が決まっているため、予め決められた処
理アルゴリズムによる通り一辺倒の処理しか出来ず、認
識処理が出来る場合が限定されてしまうという問題点が
あった。
理に必要な項目を選択するだけで画像処理装置を容易に
動作させることは可能であるが、プログラミングとは異
なり、処理内容が決まっているため、予め決められた処
理アルゴリズムによる通り一辺倒の処理しか出来ず、認
識処理が出来る場合が限定されてしまうという問題点が
あった。
【0016】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は多様な画像処理等
に容易に対応できる画像処理装置を得るものである。ま
た、第2の目的は複数の処理ブロックで構成された画像
処理等の手順の編集が容易な画像処理装置を得るもので
ある。さらに、第3の目的はプログラミングにより、画
像処理等の手順の処理ブロックそのものの処理が作成可
能な画像処理装置を得るものである。
ためになされたもので、第1の目的は多様な画像処理等
に容易に対応できる画像処理装置を得るものである。ま
た、第2の目的は複数の処理ブロックで構成された画像
処理等の手順の編集が容易な画像処理装置を得るもので
ある。さらに、第3の目的はプログラミングにより、画
像処理等の手順の処理ブロックそのものの処理が作成可
能な画像処理装置を得るものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像処理
装置は、検査対象ワークの画像を取り込む画像入力手段
から得られたアナログ信号である映像信号をアナログ/
ディジタル変換手段でディジタル信号すなわち画像デー
タに変換し、この変換された画像データを格納手段に格
納する。また、中央処理装置はこの格納手段により格納
された画像データに対し、各種画像処理や、計測処理、
コマンド処理を施し、この中央処理装置から得られた結
果や前記検査対象ワークの計測、認識目的や手順を表示
制御手段で制御し、表示手段に表示する。また、入力手
段により各種データを入力、設定するとともに、手順登
録記憶手段に処理目的対応に複数の画像処理手順を登録
するものである。
装置は、検査対象ワークの画像を取り込む画像入力手段
から得られたアナログ信号である映像信号をアナログ/
ディジタル変換手段でディジタル信号すなわち画像デー
タに変換し、この変換された画像データを格納手段に格
納する。また、中央処理装置はこの格納手段により格納
された画像データに対し、各種画像処理や、計測処理、
コマンド処理を施し、この中央処理装置から得られた結
果や前記検査対象ワークの計測、認識目的や手順を表示
制御手段で制御し、表示手段に表示する。また、入力手
段により各種データを入力、設定するとともに、手順登
録記憶手段に処理目的対応に複数の画像処理手順を登録
するものである。
【0018】また、ブロック登録記憶手段で画像処理手
順を構成する処理ブロックを登録し、編集手段で処理ブ
ロックの複製、移動、削除、複合化、処理ブロックの処
理内容および実行処理ブロックを選択するものである。
順を構成する処理ブロックを登録し、編集手段で処理ブ
ロックの複製、移動、削除、複合化、処理ブロックの処
理内容および実行処理ブロックを選択するものである。
【0019】また、処理内容登録記憶手段で画像処理手
順を構成する処理ブロックの処理内容を登録し、編集手
段で処理ブロックの処理内容をプログラミングするもの
である。
順を構成する処理ブロックの処理内容を登録し、編集手
段で処理ブロックの処理内容をプログラミングするもの
である。
【0020】
【作用】この発明に係る画像処理装置は、手順登録記憶
手段に登録された画像処理手順を表示手段に処理目的対
応で複数表示する。
手段に登録された画像処理手順を表示手段に処理目的対
応で複数表示する。
【0021】また、編集手段により画像処理手順を構成
する処理ブロックの複製、移動、削除、複合化、処理ブ
ロックの処理内容および実行処理ブロックを選択し、処
理ブロックをブロック登録記憶手段に登録する。
する処理ブロックの複製、移動、削除、複合化、処理ブ
ロックの処理内容および実行処理ブロックを選択し、処
理ブロックをブロック登録記憶手段に登録する。
【0022】また、編集手段により画像処理手順を構成
する処理ブロックの処理内容をプログラミングでき、処
理ブロックの処理内容を処理内容登録記憶手段に登録す
る。
する処理ブロックの処理内容をプログラミングでき、処
理ブロックの処理内容を処理内容登録記憶手段に登録す
る。
【0023】
実施例1.以下、この発明の実施例1を、図1ないし図
7を用いて説明する。図1はこの発明の一実施例である
画像処理装置の全体構成を示す図である。図において、
1aは画像処理装置本体、2は画像入力手段としてのC
CDカメラ、3は表示手段としてのモニタ装置、4はプ
ログラミング手段としてのキーボード、5は操作手段と
してのマウス、10はCPU、11はCCDカメラ2で
検査対象ワークを撮像したアナログ信号である映像信号
をディジタルデータである画像データに変換するA/D
変換手段、12はディジタルデータである画像データを
格納する格納手段としての画像メモリ、13aは画像処
理等のプログラムおよび各種データを格納するメモリ、
14aはいくつかの選択項目をメニューとして表示させ
るなどモニタ装置3を制御する表示制御手段、15はキ
ーボード4およびマウス5などの入力機器を接続する入
力手段、16は処理目的対応に複数の画像処理手順を登
録する手順登録メモリ、17は画像処理手順を構成する
処理ブロックを登録するブロック登録メモリ、18は処
理ブロックの処理内容のプログラムを格納する処理内容
登録メモリ、19は処理ブロックを編集する編集手段で
ある。
7を用いて説明する。図1はこの発明の一実施例である
画像処理装置の全体構成を示す図である。図において、
1aは画像処理装置本体、2は画像入力手段としてのC
CDカメラ、3は表示手段としてのモニタ装置、4はプ
ログラミング手段としてのキーボード、5は操作手段と
してのマウス、10はCPU、11はCCDカメラ2で
検査対象ワークを撮像したアナログ信号である映像信号
をディジタルデータである画像データに変換するA/D
変換手段、12はディジタルデータである画像データを
格納する格納手段としての画像メモリ、13aは画像処
理等のプログラムおよび各種データを格納するメモリ、
14aはいくつかの選択項目をメニューとして表示させ
るなどモニタ装置3を制御する表示制御手段、15はキ
ーボード4およびマウス5などの入力機器を接続する入
力手段、16は処理目的対応に複数の画像処理手順を登
録する手順登録メモリ、17は画像処理手順を構成する
処理ブロックを登録するブロック登録メモリ、18は処
理ブロックの処理内容のプログラムを格納する処理内容
登録メモリ、19は処理ブロックを編集する編集手段で
ある。
【0024】図2はこの発明の一実施例である画像処理
装置による画像処理等の決定の全体フローを示す図であ
る。図において、(a)は全体フロー、(b)はメイン
タスク内部の処理を示すフロー、(c)はメニュー制御
の内部処理を示すフローである。図2(a)において、
まず、a1で電源投入し、a2で内部ROM内のOSが
ブートする。a3でメインタスクが起動する。図2
(b)において、メインタスク内部の処理を示す。b1
では外部割り込み判定を行う。b2でエラーチェックを
行い、b3ではメニュー制御起動を行う。図2(c)に
おいて、c1ではカーソルアドレスを獲得し、c2では
カーソルを表示し、c3ではメニューを表示するための
メニューテーブルを操作し、c4ではメニューを表示す
る。
装置による画像処理等の決定の全体フローを示す図であ
る。図において、(a)は全体フロー、(b)はメイン
タスク内部の処理を示すフロー、(c)はメニュー制御
の内部処理を示すフローである。図2(a)において、
まず、a1で電源投入し、a2で内部ROM内のOSが
ブートする。a3でメインタスクが起動する。図2
(b)において、メインタスク内部の処理を示す。b1
では外部割り込み判定を行う。b2でエラーチェックを
行い、b3ではメニュー制御起動を行う。図2(c)に
おいて、c1ではカーソルアドレスを獲得し、c2では
カーソルを表示し、c3ではメニューを表示するための
メニューテーブルを操作し、c4ではメニューを表示す
る。
【0025】図3はこの発明の一実施例である画像処理
装置によるメニュー表示の内部処理のフローを示す図で
ある。図において、d1ではマウスクリック入力の有無
を判定し、d2ではマウスクリック入力がある場合、何
を選択したのかを判定する。d3はアプリケーション選
択時の処理、d4は編集選択時の処理、d5は保守選択
時の処理、d6は終了選択時の処理、d7は選択の処理
終了後、メニューテーブルデータ更新処理を行う。
装置によるメニュー表示の内部処理のフローを示す図で
ある。図において、d1ではマウスクリック入力の有無
を判定し、d2ではマウスクリック入力がある場合、何
を選択したのかを判定する。d3はアプリケーション選
択時の処理、d4は編集選択時の処理、d5は保守選択
時の処理、d6は終了選択時の処理、d7は選択の処理
終了後、メニューテーブルデータ更新処理を行う。
【0026】図4はこの発明の一実施例である画像処理
装置によるアプリケーション選択時のフローを示す図で
ある。図において、d1はマウスクリック入力の有無を
確認し、d2は何を選択したのか判定する。d3はアプ
リケーション選択時の処理、d4は編集選択時の処理、
d5は保守選択時の処理、d6は終了選択時の処理、d
7は姿勢検出選択時の処理、d8はワーク判別選択時の
処理、d9は文字認識選択時の処理、d10はメニュー
を表示するためのデータテーブルを更新する処理であ
る。
装置によるアプリケーション選択時のフローを示す図で
ある。図において、d1はマウスクリック入力の有無を
確認し、d2は何を選択したのか判定する。d3はアプ
リケーション選択時の処理、d4は編集選択時の処理、
d5は保守選択時の処理、d6は終了選択時の処理、d
7は姿勢検出選択時の処理、d8はワーク判別選択時の
処理、d9は文字認識選択時の処理、d10はメニュー
を表示するためのデータテーブルを更新する処理であ
る。
【0027】図5はこの発明の一実施例である画像処理
装置による姿勢検出選択時のフローを示す図である。図
において、e1はマウスクリック入力の有無を確認し、
e2は何を選択したのか判定する。e3は、手順1選択
時の処理、e4は手順1のエリア選択時の処理、e5は
手順2選択時の処理、e6は手順2のエリア選択時の処
理、24−7は手順3の処理、e8は手順3のエリア選
択時の処理、e9は手順4選択時の処理、e10は手順
4のエリア選択時の処理、e11は実行選択時の処理、
e12は終了選択時の処理、e13はメニューを表示す
るためのデータテーブルを更新する処理である。
装置による姿勢検出選択時のフローを示す図である。図
において、e1はマウスクリック入力の有無を確認し、
e2は何を選択したのか判定する。e3は、手順1選択
時の処理、e4は手順1のエリア選択時の処理、e5は
手順2選択時の処理、e6は手順2のエリア選択時の処
理、24−7は手順3の処理、e8は手順3のエリア選
択時の処理、e9は手順4選択時の処理、e10は手順
4のエリア選択時の処理、e11は実行選択時の処理、
e12は終了選択時の処理、e13はメニューを表示す
るためのデータテーブルを更新する処理である。
【0028】図6はこの発明の実施例1の画像処理装置
において、モニタ装置3に表示されているメニューの
内”アプリケーション”を選択した表示例を示す図であ
る。図において、マウス5によりカーソル20を移動さ
せモニタ装置3に表示されているカーソル20を移動さ
せ、メニューの中の”アプリケーション”を選択する
と、”アプリケーション”のプルダウンメニューとし
て”姿勢検出”、”ワーク判別”、”文字認識”と言う
3種類の検査対象ワークの処理目的が追加表示される。
更にこれら3種類の処理目的のいずれかを1つをカーソ
ル20を移動させて選択する。
において、モニタ装置3に表示されているメニューの
内”アプリケーション”を選択した表示例を示す図であ
る。図において、マウス5によりカーソル20を移動さ
せモニタ装置3に表示されているカーソル20を移動さ
せ、メニューの中の”アプリケーション”を選択する
と、”アプリケーション”のプルダウンメニューとし
て”姿勢検出”、”ワーク判別”、”文字認識”と言う
3種類の検査対象ワークの処理目的が追加表示される。
更にこれら3種類の処理目的のいずれかを1つをカーソ
ル20を移動させて選択する。
【0029】図7はこの発明の実施例1の画像処理装置
において、図6に表示されている3つの検査対象ワーク
の処理目的の内、”姿勢検出”が選択され、姿勢検出”
を行わせるための処理手順4種類を表示した例を示す図
である。図において、手順1は”画像入力”、”姿勢検
出”、”結果出力”の3つの処理ブロック、手順2は”
画像入力”、”姿勢検出”、”計測分類”、”結果出
力”の4つの処理ブロック、手順3は”画像入力”、2
つの”姿勢検出”、”比較演算”、”結果出力”の5つ
の処理ブロック、手順4は”画像入力”、2つの”姿勢
検出”、”比較演算”、”ウインドウ設定”、”計測分
類”、”結果出力”の7つの処理ブロックから構成され
ている例を示した。
において、図6に表示されている3つの検査対象ワーク
の処理目的の内、”姿勢検出”が選択され、姿勢検出”
を行わせるための処理手順4種類を表示した例を示す図
である。図において、手順1は”画像入力”、”姿勢検
出”、”結果出力”の3つの処理ブロック、手順2は”
画像入力”、”姿勢検出”、”計測分類”、”結果出
力”の4つの処理ブロック、手順3は”画像入力”、2
つの”姿勢検出”、”比較演算”、”結果出力”の5つ
の処理ブロック、手順4は”画像入力”、2つの”姿勢
検出”、”比較演算”、”ウインドウ設定”、”計測分
類”、”結果出力”の7つの処理ブロックから構成され
ている例を示した。
【0030】この手順1を実行させるには、手順1の枠
内にカーソル20を移動させて手順1を選択した後、メ
ニューの”実行”へカーソル20を移動させて選択す
る。この選択をすることにより、処理ブロック順に実施
される。手順1は、まずカメラからの画像入力を行い、
次に、姿勢検出を実施し、結果を出力すると言う手順で
実施されることになる。
内にカーソル20を移動させて手順1を選択した後、メ
ニューの”実行”へカーソル20を移動させて選択す
る。この選択をすることにより、処理ブロック順に実施
される。手順1は、まずカメラからの画像入力を行い、
次に、姿勢検出を実施し、結果を出力すると言う手順で
実施されることになる。
【0031】この実施例では、姿勢検出を行わせるため
の代表的な処理手順を手順1、手順2、手順3および手
順4というように数種類のアルゴリズムとして用意して
おき、処理したい内容によって最適な手順を選択するこ
とで、プログラミングで実行していた困難なアルゴリズ
ム構築が不要となり、今まで困難であった認識アルゴリ
ズムを考慮せずに目的に合った処理手順を選択可能にな
る。上述では、処理目的を選択すると、検査対象ワーク
に最適な複数の処理ブロックで構成された画像処理手順
が複数表示され、その中で目的に合った処理手順を選択
することで容易に画像処理等の内容の決定ができる。
の代表的な処理手順を手順1、手順2、手順3および手
順4というように数種類のアルゴリズムとして用意して
おき、処理したい内容によって最適な手順を選択するこ
とで、プログラミングで実行していた困難なアルゴリズ
ム構築が不要となり、今まで困難であった認識アルゴリ
ズムを考慮せずに目的に合った処理手順を選択可能にな
る。上述では、処理目的を選択すると、検査対象ワーク
に最適な複数の処理ブロックで構成された画像処理手順
が複数表示され、その中で目的に合った処理手順を選択
することで容易に画像処理等の内容の決定ができる。
【0032】実施例2.以下、この発明の実施例2を、
図1ないし図16を用いて説明する。図8は、図7で手
順2エリアを選択した場合、すなわち図5でf5の手順
2エリアを選択したフローを示す図である。図におい
て、g1はマウスクリック入力有無の確認をし、g2は
マウスがクリックされた位置は、処理ブロック内かどう
かのチェックを行い、処理ブロック内であれば、g3で
マウス入力はドラッグ処理であるかどうかチェックを行
う。ドラッグ処理とは、マウス5に付属しているボタン
を押しっぱなしにする処理である。ドラッグ処理であれ
ば、g4でドラッグ処理を実施し、続いてg5でカーソ
ルアドレスをチェックし、g6で処理ブロックのカーソ
ル追従処理を行わせる。
図1ないし図16を用いて説明する。図8は、図7で手
順2エリアを選択した場合、すなわち図5でf5の手順
2エリアを選択したフローを示す図である。図におい
て、g1はマウスクリック入力有無の確認をし、g2は
マウスがクリックされた位置は、処理ブロック内かどう
かのチェックを行い、処理ブロック内であれば、g3で
マウス入力はドラッグ処理であるかどうかチェックを行
う。ドラッグ処理とは、マウス5に付属しているボタン
を押しっぱなしにする処理である。ドラッグ処理であれ
ば、g4でドラッグ処理を実施し、続いてg5でカーソ
ルアドレスをチェックし、g6で処理ブロックのカーソ
ル追従処理を行わせる。
【0033】図9はこの発明の実施例2に係る画像処理
装置において、処理目的として”姿勢検出”の手順2を
選択し、目的の処理ブロックとして”計測分類”をクリ
ックした場合の表示例を示す図である。手順2を選択す
ると、手順2専用の設定エリア21が表示される。図に
おいて、目的の処理ブロックにカーソル20を移動さ
せ、クリックする。クリックすると、その処理ブロック
が2重枠で表示され、選択されたことがわかるように強
調される。さらに、設定エリア21内に、”複製”か”
削除”処理内容選択項目が表示される。図8のg3にお
いて、ドラッグ処理でない場合、g7でカーソルアドレ
スチェックを実施し、g8で処理ブロックに2重枠を表
示させる。g7およびg8は、図9で2重枠が表示され
る処理フローである。
装置において、処理目的として”姿勢検出”の手順2を
選択し、目的の処理ブロックとして”計測分類”をクリ
ックした場合の表示例を示す図である。手順2を選択す
ると、手順2専用の設定エリア21が表示される。図に
おいて、目的の処理ブロックにカーソル20を移動さ
せ、クリックする。クリックすると、その処理ブロック
が2重枠で表示され、選択されたことがわかるように強
調される。さらに、設定エリア21内に、”複製”か”
削除”処理内容選択項目が表示される。図8のg3にお
いて、ドラッグ処理でない場合、g7でカーソルアドレ
スチェックを実施し、g8で処理ブロックに2重枠を表
示させる。g7およびg8は、図9で2重枠が表示され
る処理フローである。
【0034】図10は図9において目的の処理ブロック
を複製・削除した場合の表示例を示す図であり、(a)
は目的の処理ブロックを”複製”した状態、(b)は目
的の処理ブロックをドラッグ処理している状態を示す。
図10(a)は目的の処理ブロックを”複製”した状態
であり、図9において”複製”の項目にカーソル20を
移動させて、選択した図である。”複製”を選択する
と、図9に示した2重枠で表示された処理ブロックの処
理内容と同様の処理ブロックが、以前表示されていた処
理ブロックの上に表示される。そして、以前表示されて
いた2重枠の処理ブロックは、通常の枠に戻る。
を複製・削除した場合の表示例を示す図であり、(a)
は目的の処理ブロックを”複製”した状態、(b)は目
的の処理ブロックをドラッグ処理している状態を示す。
図10(a)は目的の処理ブロックを”複製”した状態
であり、図9において”複製”の項目にカーソル20を
移動させて、選択した図である。”複製”を選択する
と、図9に示した2重枠で表示された処理ブロックの処
理内容と同様の処理ブロックが、以前表示されていた処
理ブロックの上に表示される。そして、以前表示されて
いた2重枠の処理ブロックは、通常の枠に戻る。
【0035】処理手順の順番の変更方法について説明す
る。図10(a)は目的の処理ブロックをドラッグ処理
している状態であり、移動させたい処理ブロックにカー
ソル20を移動させ、ドラッグ処理を行う。目的の処理
ブロックをドラッグ処理すると、その処理ブロックはカ
ーソル20の移動に追従して自由に動くようになる。こ
の状態で処理ブロックを希望の位置までドラッグ処理し
て移動させ、ドラッグ処理を中止(マウス5のボタンを
離す)すると、処理ブロックはカーソルから離れる。各
処理ブロックを指定しながら、処理順番を指定すると、
処理ブロックがラインで結ばれ、処理手順が確定する。
る。図10(a)は目的の処理ブロックをドラッグ処理
している状態であり、移動させたい処理ブロックにカー
ソル20を移動させ、ドラッグ処理を行う。目的の処理
ブロックをドラッグ処理すると、その処理ブロックはカ
ーソル20の移動に追従して自由に動くようになる。こ
の状態で処理ブロックを希望の位置までドラッグ処理し
て移動させ、ドラッグ処理を中止(マウス5のボタンを
離す)すると、処理ブロックはカーソルから離れる。各
処理ブロックを指定しながら、処理順番を指定すると、
処理ブロックがラインで結ばれ、処理手順が確定する。
【0036】図11は図9において目的の処理ブロック
を削除した場合の表示例を示す図であり、図9におい
て”削除”の項目を選択した図である。”削除”を選択
すると、図10に示した2重枠で表示された処理ブロッ
クの処理内容が削除される。この様に不要な処理ブロッ
クを削除することができる。
を削除した場合の表示例を示す図であり、図9におい
て”削除”の項目を選択した図である。”削除”を選択
すると、図10に示した2重枠で表示された処理ブロッ
クの処理内容が削除される。この様に不要な処理ブロッ
クを削除することができる。
【0037】図8のg2においてマウスクリックの入力
が処理ブロック外で、しかも、g9でドラッグ処理でな
い場合、g12で何を選択したのかチェックし、g13
は複製選択時の処理、g14は削除選択時の処理、それ
以外は、g15で連結線消去、g16でカーソルアドレ
スチェック、g17で処理順番表示処理、g18は処理
順番が最後かどうか判断し、最後であれば、g19で連
結線を表示する。最後でなければ、何もせず終了する。
上述は、連結線が表示されるフローである。
が処理ブロック外で、しかも、g9でドラッグ処理でな
い場合、g12で何を選択したのかチェックし、g13
は複製選択時の処理、g14は削除選択時の処理、それ
以外は、g15で連結線消去、g16でカーソルアドレ
スチェック、g17で処理順番表示処理、g18は処理
順番が最後かどうか判断し、最後であれば、g19で連
結線を表示する。最後でなければ、何もせず終了する。
上述は、連結線が表示されるフローである。
【0038】複製、移動および削除など変更を実行した
手順2を実行させるには、メニューの”実行”へカーソ
ル20を移動させて選択する。選択後、各処理ブロック
順に実施される。
手順2を実行させるには、メニューの”実行”へカーソ
ル20を移動させて選択する。選択後、各処理ブロック
順に実施される。
【0039】上述のように処理ブロックを新規で発生さ
せたり、削除したり、位置を自由に変更できることによ
り、処理手順が変更可能になる。つまり、処理ブロック
によるプログラミングが実施可能になるものである。従
って、プログラミングの知識を持たなくても、処理ブロ
ックを用いて認識アルゴリズムを構築する事で可能にな
る。
せたり、削除したり、位置を自由に変更できることによ
り、処理手順が変更可能になる。つまり、処理ブロック
によるプログラミングが実施可能になるものである。従
って、プログラミングの知識を持たなくても、処理ブロ
ックを用いて認識アルゴリズムを構築する事で可能にな
る。
【0040】図12はこの発明の実施例2の画像処理装
置において、処理目的”姿勢検出”の手順2を選択し、
複数の処理ブロックを1つの処理ブロックとしてまとめ
る場合の表示例を示す図であり、(a)は1つの処理ブ
ロックとしてまとめたい複数の処理ブロックが含まれる
ような矩形をマウス5をドラッグしながら描いた状態
を、(b)は1つにまとめられた処理ブロックのネーミ
ングを実施した状態を示す。手順2を選択すると、手順
2専用の設定エリア21が表示される。複数の処理ブロ
ックを1つの処理ブロックとしてまとめたいものに対し
て、マウス5をドラッグしながらカーソル20を移動さ
せて、その処理ブロックが含まれるような矩形を描く。
図8のg2において、マウスクリックの入力が処理ブロ
ック外の場合、g9でマウス入力はドラッグ処理かどう
かチェックし、ドラッグ処理であればg10でカーソル
アドレスをチェックし、g11で処理範囲を示す矩形を
表示する。図12で矩形を描画するフローである。
置において、処理目的”姿勢検出”の手順2を選択し、
複数の処理ブロックを1つの処理ブロックとしてまとめ
る場合の表示例を示す図であり、(a)は1つの処理ブ
ロックとしてまとめたい複数の処理ブロックが含まれる
ような矩形をマウス5をドラッグしながら描いた状態
を、(b)は1つにまとめられた処理ブロックのネーミ
ングを実施した状態を示す。手順2を選択すると、手順
2専用の設定エリア21が表示される。複数の処理ブロ
ックを1つの処理ブロックとしてまとめたいものに対し
て、マウス5をドラッグしながらカーソル20を移動さ
せて、その処理ブロックが含まれるような矩形を描く。
図8のg2において、マウスクリックの入力が処理ブロ
ック外の場合、g9でマウス入力はドラッグ処理かどう
かチェックし、ドラッグ処理であればg10でカーソル
アドレスをチェックし、g11で処理範囲を示す矩形を
表示する。図12で矩形を描画するフローである。
【0041】矩形22の作成が完了すると、設定エリア
21の最下部に”かな入力”が表示され、1つにまとめ
られた処理ブロックのネーミングを実施する。ネーミン
グは、図1に示してあるキーボード4を用いて行う。図
12(b)では、”画像入力”と、”姿勢検出”の2つ
の処理ブロックを”前処理”と言う名前で、ネーミング
した例を示したものである。
21の最下部に”かな入力”が表示され、1つにまとめ
られた処理ブロックのネーミングを実施する。ネーミン
グは、図1に示してあるキーボード4を用いて行う。図
12(b)では、”画像入力”と、”姿勢検出”の2つ
の処理ブロックを”前処理”と言う名前で、ネーミング
した例を示したものである。
【0042】図13は、図12において、”画像入力”
と”姿勢検出”との2つの処理ブロックを”前処理”と
入力した後の結果を表示した例を示す図であり、
(a)”前処理”と入力したため、図12における2つ
の処理ブロック”画像入力”、”姿勢検出”の換わり
に、”前処理”と表示された状態、(b)は1つにまと
めた”前処理”を、新規処理ブロックとしてその内容を
セーブ(保存)する状態を示したものである。
と”姿勢検出”との2つの処理ブロックを”前処理”と
入力した後の結果を表示した例を示す図であり、
(a)”前処理”と入力したため、図12における2つ
の処理ブロック”画像入力”、”姿勢検出”の換わり
に、”前処理”と表示された状態、(b)は1つにまと
めた”前処理”を、新規処理ブロックとしてその内容を
セーブ(保存)する状態を示したものである。
【0043】図13(b)は、図13(a)におい
て、”セーブ”を選択した例である。”セーブ”を選択
すると、図に示すようなセーブを実施する設定エリア2
3が表示される。設定エリア23内には、図12で設定
した処理ブロックの内容がメッセージとして”前処理=
画像入力+姿勢検出”と表示される。セーブを実施する
場合は、カーソル20を設定エリア23内の”確定”の
項目に合わせ、選択する。ロードを実施する場合も同様
で、図13(a)の状態でカーソル20を”ロード”に
合わせ、選択すると、図12の設定エリア23のメッセ
ージが”ロード”と表示され、ロードしたい処理ブロッ
ク式を選択する。(図示せず)
て、”セーブ”を選択した例である。”セーブ”を選択
すると、図に示すようなセーブを実施する設定エリア2
3が表示される。設定エリア23内には、図12で設定
した処理ブロックの内容がメッセージとして”前処理=
画像入力+姿勢検出”と表示される。セーブを実施する
場合は、カーソル20を設定エリア23内の”確定”の
項目に合わせ、選択する。ロードを実施する場合も同様
で、図13(a)の状態でカーソル20を”ロード”に
合わせ、選択すると、図12の設定エリア23のメッセ
ージが”ロード”と表示され、ロードしたい処理ブロッ
ク式を選択する。(図示せず)
【0044】図14は矩形で表示された2つのブロック
を1つの処理として変換するフローを示す図である。図
において、h1では矩形内に含まれている処理ブロック
データのセーブを行い、h2ではリターンキー入力まで
日本語入力機能を開始する。h3ではキーボード入力を
受け付け、キー入力に対しての処理を実施する。h4で
は処理ブロックデータをキー入力データと変換し、h5
では処理ブロック表示を変更する。
を1つの処理として変換するフローを示す図である。図
において、h1では矩形内に含まれている処理ブロック
データのセーブを行い、h2ではリターンキー入力まで
日本語入力機能を開始する。h3ではキーボード入力を
受け付け、キー入力に対しての処理を実施する。h4で
は処理ブロックデータをキー入力データと変換し、h5
では処理ブロック表示を変更する。
【0045】上述の様に複数の処理ブロックを1つの処
理ブロックにまとめることにより、サブルーチンとして
扱うことが可能になり、また、このまとめた処理ブロッ
クのネーミングが可能で、その名称でロード、セーブが
可能になるため、自由度が拡大し、容易に認識アルゴリ
ズムの構築が可能になり、操作性が向上する。
理ブロックにまとめることにより、サブルーチンとして
扱うことが可能になり、また、このまとめた処理ブロッ
クのネーミングが可能で、その名称でロード、セーブが
可能になるため、自由度が拡大し、容易に認識アルゴリ
ズムの構築が可能になり、操作性が向上する。
【0046】図15はこの発明の実施例2の画像処理装
置において、処理ブロックの内容変更を行う場合の表示
例を示す図である。図9に示す、処理したい処理ブロッ
クとして”姿勢検出”にカーソル20を移動させてクリ
ックし、”姿勢検出”のブロックが2重枠で表示されて
いる状態で、設定エリア21内に表示された”変更”に
カーソル13を移動させて選択すると、図15に示す様
に”姿勢検出”の内容を変更させるためのプルダウンメ
ニュー24が表示される。”姿勢検出”のプルダウンメ
ニューには、”重心”、”外接四角形中心”および”重
心+慣性主軸”の3個の項目が表示されている。”姿勢
検出”として現在選択されている処理内容には、図に示
すように”*”マークが表示される。図では、”重心”
の横に”*”マークが表示されており、”姿勢検出”の
処理内容として”重心”が選択されていることを示す。
現在選択されている処理内容である”重心”から、”重
心+慣性主軸”に変更させる場合、カーソル20を”重
心+慣性主軸”の項目まで移動させて、選択させる。こ
の処理を実行させることにより”姿勢検出”の内容が、
変更される。
置において、処理ブロックの内容変更を行う場合の表示
例を示す図である。図9に示す、処理したい処理ブロッ
クとして”姿勢検出”にカーソル20を移動させてクリ
ックし、”姿勢検出”のブロックが2重枠で表示されて
いる状態で、設定エリア21内に表示された”変更”に
カーソル13を移動させて選択すると、図15に示す様
に”姿勢検出”の内容を変更させるためのプルダウンメ
ニュー24が表示される。”姿勢検出”のプルダウンメ
ニューには、”重心”、”外接四角形中心”および”重
心+慣性主軸”の3個の項目が表示されている。”姿勢
検出”として現在選択されている処理内容には、図に示
すように”*”マークが表示される。図では、”重心”
の横に”*”マークが表示されており、”姿勢検出”の
処理内容として”重心”が選択されていることを示す。
現在選択されている処理内容である”重心”から、”重
心+慣性主軸”に変更させる場合、カーソル20を”重
心+慣性主軸”の項目まで移動させて、選択させる。こ
の処理を実行させることにより”姿勢検出”の内容が、
変更される。
【0047】”姿勢検出”だけではなく、”画像入
力”、”計測分類”、”結果出力”などの項目において
も、同様の処理でその処理内容を変更できる。上述の様
に処理ブロックの内容を変更する場合、表示されるメニ
ューに従って変更できるため、容易に処理内容が変更で
きる。つまり、認識対象ワークに最適な処理方法が選択
可能になる。
力”、”計測分類”、”結果出力”などの項目において
も、同様の処理でその処理内容を変更できる。上述の様
に処理ブロックの内容を変更する場合、表示されるメニ
ューに従って変更できるため、容易に処理内容が変更で
きる。つまり、認識対象ワークに最適な処理方法が選択
可能になる。
【0048】図16はこの発明の実施例2の画像処理装
置において、実行したい処理ブロックのみ実行させる場
合の表示例を示す図であり、(a)は実行したい処理ブ
ロックを選択する実行設定画面の表示例、(b)は図1
6(a)の状態で”実行”を選択した例である。実行し
たい処理ブロックの選択の確認は、選択した処理ブロッ
クが2重枠で確認できる。また、選択の取り消しは、再
び2重枠表示されている処理ブロックを選択することで
実行できる。実行したい処理ブロックとして選択した処
理ブロックを実行させるためには、メニュー内に表示さ
れている”実行”の項目を選択することで可能になる。
置において、実行したい処理ブロックのみ実行させる場
合の表示例を示す図であり、(a)は実行したい処理ブ
ロックを選択する実行設定画面の表示例、(b)は図1
6(a)の状態で”実行”を選択した例である。実行し
たい処理ブロックの選択の確認は、選択した処理ブロッ
クが2重枠で確認できる。また、選択の取り消しは、再
び2重枠表示されている処理ブロックを選択することで
実行できる。実行したい処理ブロックとして選択した処
理ブロックを実行させるためには、メニュー内に表示さ
れている”実行”の項目を選択することで可能になる。
【0049】図16(b)において、25は接続されて
いるカメラから入力された画像に対し、図15で指定し
た処理を施して結果を表示したもの、26は処理結果の
画像、27は重心位置、矢印28は傾きである。また、
枠25には重心座標(x,y)、傾きθ、処理速度を示
している。再び、図16(a)の実行設定画面に戻るた
めには、図16(b)下部に表示される”戻る”の項目
にカーソル20を移動させて選択する。
いるカメラから入力された画像に対し、図15で指定し
た処理を施して結果を表示したもの、26は処理結果の
画像、27は重心位置、矢印28は傾きである。また、
枠25には重心座標(x,y)、傾きθ、処理速度を示
している。再び、図16(a)の実行設定画面に戻るた
めには、図16(b)下部に表示される”戻る”の項目
にカーソル20を移動させて選択する。
【0050】上述の様に実行したい部分のみ認識処理可
能となるので、認識アルゴリズムの構築が処理結果を確
認しながら行うことができ、操作時間の短縮につなが
る。
能となるので、認識アルゴリズムの構築が処理結果を確
認しながら行うことができ、操作時間の短縮につなが
る。
【0051】実施例3.以下、この発明の実施例3を、
図1ないし図17を用いて説明する。図17はこの発明
の実施例3の画像処理装置において、プログラミングを
実施する場合の表示例を示す図である。まず、図6にお
いて、”編集”を選択すると、画像処理装置1aが保有
しているプログラミング機能(エディタ機能)を用い
て、プログラミングを実施することができる。プログラ
ミングは、図1に示したキーボード4を用いてコマンド
を入力する。図はBASICのようなインタプリタ言語
で、処理ブロックの内容を編集している例である。ま
ず、新規処理ブロックの名称を”姿勢検出”として決定
し、プログラミングを実施する。図において、行番号1
00は1番目のカメラからの画像入力を実施するコマン
ド、行番号110は平滑化(メディアンフィルタ)を実
施するコマンド、行番号120は閾値100で2値化を
実施するコマンド、行番号130は孤立点除去を実施す
るコマンド、行番号140は重心を検出するコマンド、
行番号150は慣性主軸を求めるコマンドである。これ
らのコマンドはすでに画像処理装置1a内で保有してい
る機能で、編集画面内でキーボード4から入力すること
で、その機能を用いることが可能になる。
図1ないし図17を用いて説明する。図17はこの発明
の実施例3の画像処理装置において、プログラミングを
実施する場合の表示例を示す図である。まず、図6にお
いて、”編集”を選択すると、画像処理装置1aが保有
しているプログラミング機能(エディタ機能)を用い
て、プログラミングを実施することができる。プログラ
ミングは、図1に示したキーボード4を用いてコマンド
を入力する。図はBASICのようなインタプリタ言語
で、処理ブロックの内容を編集している例である。ま
ず、新規処理ブロックの名称を”姿勢検出”として決定
し、プログラミングを実施する。図において、行番号1
00は1番目のカメラからの画像入力を実施するコマン
ド、行番号110は平滑化(メディアンフィルタ)を実
施するコマンド、行番号120は閾値100で2値化を
実施するコマンド、行番号130は孤立点除去を実施す
るコマンド、行番号140は重心を検出するコマンド、
行番号150は慣性主軸を求めるコマンドである。これ
らのコマンドはすでに画像処理装置1a内で保有してい
る機能で、編集画面内でキーボード4から入力すること
で、その機能を用いることが可能になる。
【0052】また、これら一連の処理が処理ブロック”
姿勢検出”として登録させる。予め画像処理装置本体1
a内に、メニューとして保有している場合、同一の名称
での登録はできないので、別の名称で登録させる。上述
の様にプログラミングを行い、新規で処理ブロックの認
識処理を構築することで、検査対象ワークに施す最適な
処理の設定が可能になる。
姿勢検出”として登録させる。予め画像処理装置本体1
a内に、メニューとして保有している場合、同一の名称
での登録はできないので、別の名称で登録させる。上述
の様にプログラミングを行い、新規で処理ブロックの認
識処理を構築することで、検査対象ワークに施す最適な
処理の設定が可能になる。
【0053】
【発明の効果】この発明は、以上説明した様に構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。
ているので、以下に示すような効果を奏する。
【0054】この発明によれば、手順登録記憶手段に登
録された画像処理手順を表示手段に処理目的対応で複数
表示するようにしたので、その中で目的に合った処理手
順を選択することで容易に画像処理等の内容の決定がで
きる。このため、今まで標準画像処理手順が利用できな
かった場合、専用の画像処理手順を構築しプログラミン
グをしなければならなかったが、メニュー操作という簡
単操作により容易に検査対象ワークに最適な画像処理手
順を選択することが可能になる。
録された画像処理手順を表示手段に処理目的対応で複数
表示するようにしたので、その中で目的に合った処理手
順を選択することで容易に画像処理等の内容の決定がで
きる。このため、今まで標準画像処理手順が利用できな
かった場合、専用の画像処理手順を構築しプログラミン
グをしなければならなかったが、メニュー操作という簡
単操作により容易に検査対象ワークに最適な画像処理手
順を選択することが可能になる。
【0055】また、この発明によれば、編集手段により
画像処理手順を構成する処理ブロックの複製、移動、削
除、複合化、処理ブロックの処理内容および実行処理ブ
ロックを選択し、処理ブロックをブロック登録記憶手段
に登録するようにしたので、プログラミングの知識を持
たなくても、処理ブロックの編集により容易に新規の画
像処理手順の作成が可能になる。さらに、複数の処理ブ
ロックを1つの処理ブロックにまとめサブルーチンとし
て扱うことを可能としたので、操作性が向上する。
画像処理手順を構成する処理ブロックの複製、移動、削
除、複合化、処理ブロックの処理内容および実行処理ブ
ロックを選択し、処理ブロックをブロック登録記憶手段
に登録するようにしたので、プログラミングの知識を持
たなくても、処理ブロックの編集により容易に新規の画
像処理手順の作成が可能になる。さらに、複数の処理ブ
ロックを1つの処理ブロックにまとめサブルーチンとし
て扱うことを可能としたので、操作性が向上する。
【0056】また、この発明によれば、編集手段により
画像処理手順を構成する処理ブロックの処理内容をプロ
グラミングでき、処理ブロックの処理内容を処理内容登
録記憶手段に登録するようにしたので、メニュー操作と
プログラム操作とリンクさせることができ、マウスの操
作による処理ブロックの編集による新規の画像処理手順
が容易に作成できる効果に加え、登録されていない処理
ブロックの処理内容のみをプログラミングにより作成す
ることで、複雑な処理にも対応可能な柔軟性をもった認
識アルゴリズムが容易に構築でき、操作性、処理能力を
大幅に向上することができる。
画像処理手順を構成する処理ブロックの処理内容をプロ
グラミングでき、処理ブロックの処理内容を処理内容登
録記憶手段に登録するようにしたので、メニュー操作と
プログラム操作とリンクさせることができ、マウスの操
作による処理ブロックの編集による新規の画像処理手順
が容易に作成できる効果に加え、登録されていない処理
ブロックの処理内容のみをプログラミングにより作成す
ることで、複雑な処理にも対応可能な柔軟性をもった認
識アルゴリズムが容易に構築でき、操作性、処理能力を
大幅に向上することができる。
【図1】 この発明の一実施例である画像処理装置の全
体構成を示す図である。
体構成を示す図である。
【図2】 この発明の一実施例である画像処理装置によ
る画像処理等の決定の全体フローを示す図である。
る画像処理等の決定の全体フローを示す図である。
【図3】 この発明の一実施例である画像処理装置によ
るメニュー表示の内部処理のフローを示す図である。
るメニュー表示の内部処理のフローを示す図である。
【図4】 この発明の一実施例である画像処理装置によ
るアプリケーション選択時のフローを示す図である。
るアプリケーション選択時のフローを示す図である。
【図5】 この発明の一実施例である画像処理装置によ
る姿勢検出選択時のフローを示す図である。
る姿勢検出選択時のフローを示す図である。
【図6】 この発明の実施例1の画像処理装置におい
て、モニタ装置3に表示されているメニューの内”アプ
リケーション”を選択した表示例を示す図である。
て、モニタ装置3に表示されているメニューの内”アプ
リケーション”を選択した表示例を示す図である。
【図7】 この発明の実施例1の画像処理装置におい
て、図6に表示されている3つの検査対象ワークの処理
目的の内、”姿勢検出”が選択され、姿勢検出”を行わ
せるための処理手順4種類を表示した例を示す図であ
る。
て、図6に表示されている3つの検査対象ワークの処理
目的の内、”姿勢検出”が選択され、姿勢検出”を行わ
せるための処理手順4種類を表示した例を示す図であ
る。
【図8】 図7で手順2エリアを選択した場合のフロー
を示す図である。
を示す図である。
【図9】 この発明の実施例2に係る画像処理装置にお
いて、処理目的として”姿勢検出”の手順2を選択し、
目的の処理ブロックとして”計測分類”をクリックした
場合の表示例を示す図である。
いて、処理目的として”姿勢検出”の手順2を選択し、
目的の処理ブロックとして”計測分類”をクリックした
場合の表示例を示す図である。
【図10】 図9において目的の処理ブロックを複製・
削除した場合の表示例を示す図である。
削除した場合の表示例を示す図である。
【図11】 図11は図9において目的の処理ブロック
を削除した場合の表示例を示す図である。
を削除した場合の表示例を示す図である。
【図12】 この発明の実施例2の画像処理装置におい
て、処理目的”姿勢検出”の手順2を選択し、複数の処
理ブロックを1つの処理ブロックとしてまとめる場合の
表示例を示す図である。
て、処理目的”姿勢検出”の手順2を選択し、複数の処
理ブロックを1つの処理ブロックとしてまとめる場合の
表示例を示す図である。
【図13】 図12において、”画像入力”と”姿勢検
出”との2つの処理ブロックを”前処理”と入力した後
の結果を表示した例を示す図である。
出”との2つの処理ブロックを”前処理”と入力した後
の結果を表示した例を示す図である。
【図14】 矩形で表示された2つのブロックを1つの
処理として変換するフローを示す図である。
処理として変換するフローを示す図である。
【図15】 この発明の実施例2の画像処理装置におい
て、処理ブロックの内容変更を行う場合の表示例を示す
図である。
て、処理ブロックの内容変更を行う場合の表示例を示す
図である。
【図16】 この発明の実施例2の画像処理装置におい
て、実行したい処理ブロックのみ実行させる場合の表示
例を示す図である。
て、実行したい処理ブロックのみ実行させる場合の表示
例を示す図である。
【図17】 この発明の実施例3の画像処理装置におい
て、プログラミングを実施する場合の表示例を示す図で
ある。
て、プログラミングを実施する場合の表示例を示す図で
ある。
【図18】 従来の画像処理装置の全体構成を示す図で
ある。
ある。
【図19】 従来の画像処理装置におけるモニタ装置3
に位置検出アルゴリズムによるプログラミング操作の例
を表示した図である。
に位置検出アルゴリズムによるプログラミング操作の例
を表示した図である。
【図20】 従来の画像処理装置におけるモニタ装置3
に表示されるメニューの一例を示す図である。
に表示されるメニューの一例を示す図である。
【図21】 図20において”濃淡ノイズ除去”を選択
したときのプルダウンメニューが表示された状態を示し
た図である。
したときのプルダウンメニューが表示された状態を示し
た図である。
1、1a 画像処理装置本体、 2 CCDカメラ、
3 モニタ装置、 4キーボード、 5 マウス、 1
0 CPU、 11 A/D変換手段、 12 画像メ
モリ、 13、13a メモリ、 14、14a 表示
制御手段、15 入力手段、 16 手順登録メモリ、
17 ブロック登録メモリ、 18 処理内容登録メ
モリ、 19 編集手段、 20 カーソル、 21
設定エリア、 22 矩形、 23 設定エリア、 2
4 プルダウンメニュー、25 処理結果、 26 処
理結果の画像、 27 重心位置、 28 傾きを示す
矢印。
3 モニタ装置、 4キーボード、 5 マウス、 1
0 CPU、 11 A/D変換手段、 12 画像メ
モリ、 13、13a メモリ、 14、14a 表示
制御手段、15 入力手段、 16 手順登録メモリ、
17 ブロック登録メモリ、 18 処理内容登録メ
モリ、 19 編集手段、 20 カーソル、 21
設定エリア、 22 矩形、 23 設定エリア、 2
4 プルダウンメニュー、25 処理結果、 26 処
理結果の画像、 27 重心位置、 28 傾きを示す
矢印。
Claims (3)
- 【請求項1】 検査対象ワークの画像を取り込む画像入
力手段と、この画像入力手段から得られたアナログ信号
である映像信号をディジタル信号すなわち画像データに
変換するアナログ/ディジタル変換手段と、このアナロ
グ/ディジタルディジタル変換手段により変換された画
像データを格納する格納手段と、この格納手段により格
納された画像データに対し、各種画像処理や、計測処
理、コマンド処理を施す中央処理装置と、この中央処理
装置から得られた結果や前記検査対象ワークの計測、認
識目的や手順を表示する表示手段と、この表示手段を制
御する表示制御手段と、各種データを入力、設定する入
力手段と、処理目的対応に複数の画像処理手順を登録す
る手順登録記憶手段と、を備えたことを特徴とする画像
処理装置。 - 【請求項2】 画像処理手順を構成する処理ブロックを
登録するブロック登録記憶手段と、処理ブロックの複
製、移動、削除、複合化、処理ブロックの処理内容およ
び実行処理ブロックを選択する編集手段と、を備えたこ
とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 画像処理手順を構成する処理ブロックの
処理内容を登録する処理内容登録記憶手段と、処理ブロ
ックの処理内容をプログラミングする編集手段と、を備
えたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれ
かに記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7068031A JPH08263663A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7068031A JPH08263663A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08263663A true JPH08263663A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13362035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7068031A Pending JPH08263663A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08263663A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10240898A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像処理装置 |
JP2002251603A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 画像処理プログラム作成方法およびそのシステム |
JP2007026423A (ja) * | 2005-06-17 | 2007-02-01 | Omron Corp | 画像処理装置および画像処理方法 |
JP2011191312A (ja) * | 2005-06-17 | 2011-09-29 | Omron Corp | 画像処理装置 |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP7068031A patent/JPH08263663A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10240898A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像処理装置 |
JP2002251603A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 画像処理プログラム作成方法およびそのシステム |
JP2007026423A (ja) * | 2005-06-17 | 2007-02-01 | Omron Corp | 画像処理装置および画像処理方法 |
JP2011191312A (ja) * | 2005-06-17 | 2011-09-29 | Omron Corp | 画像処理装置 |
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