JPH0496184A - 自動検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、製品の組立て／ＩＩ！装検査を自動化した自
動検査装置に関する。

［従来の技術］ 従来、製品の組立て／蟻装状態を検査するためには、図
面やスペックに基づいて実際の製品の状態を目視により
比較検査していた。

第３図はその検査状態を示すもので、検査員口らが第３
図（１）に示す実機と第３図（２）に示す図面とを目視
により比較し、検査していた。

［発明が解決しようとする課題］ しかして、従来のように検査員が目視により製品実機と
図面、スペック等とを比較検査する方法にあっては、検
査に要する時間がかかるだけでなく、検査員の熟練度、
整理／心理状態及び環境等によって検査結果にばらつき
、エラーをおこす可能性があった。

本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、検査員を必要とせずに製品の確
実な検査を短時間のうちに行なうことが可能な自動検査
装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段及び作用］本発明は、予め
製品の組立図面データやスペックデータをファイルとし
て記憶させておき、実際の製品の組立状態をビデオカメ
ラにより撮像し、得られたビデオ画像データを画像処理
を施した上で記憶している上記組立図面データ及びスペ
ックデータと比較照合し、比較結果をプリントアウト等
によって出力するようにしたもので、検査員なしで確実
に短時間のうちに製品の検査を実行できる。

［実施例コ 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例に係る自動検査装置の構成を
示すもので、同図中、１１が組立てられた製品実機であ
り、この製品実機１１を複数のビデオカメラ１２により
各種角度から撮像する。これらビデオカメラ１２で得ら
れた画像データは一括して画像処理装置１３に入力され
る。この画像処理装置１３にはまた、多数の図面／スペ
ックデータを記憶した図面／スペックデータファイル１
４から図面／スペックデータが読出される。

画像処理装置１３は、内部に３次元処理部１３ａ１検索
部１３ｂ、照合部１３ｃ及び判定部Ｌ３ｄを備えている
。ビデオカメラ１２から入力した複数の画像入力は３次
元処理部１３ａにより３次元処理されてビデオ画像とな
り、このビデオ画像が外部のＴＶモニタ１５に出力され
て表示される一方、照合部１３ｃにも送出される。一方
、図面／スペックデータファイル１４に記憶されている
多数の図面／スペックデータの中から、ビデオカメラ１
２で得られた画像入力に該当するものが画像処理装置１
３内の検索部１３ｂにより検索され、照合部１３ｃに送
られる。

照合部１３ｃは３次元処理部１３ａからのビデオ画像と
検索部１３ｂからの図面／スペックデータとを照合比較
し、相違点の抽出及び寸法測定を行なって照合結果を判
定部１３ｄに送る。判定部Ｌ３ｄは、照合部１３ｃから
の照合結果を基に、知識データファイル１６に記憶され
ている知識データを考慮して検査判定を行ない、その判
定結果をプリンタＩ７によりプリントアウトさせると共
に、ビデオフロッピーディスク（図では「ビデオＦＤＪ
と示す）１８に書込み記憶させ、また、カラープリント
１９としてビデオ画像をプリントアウトする。

画像処理装置１３による以上の処理は、画像処理用のソ
フトウェアや判定用のソフトウェアその他システム動作
用のソフトウェアを記憶したシステムフロッピーディス
ク（図では［システムＦＤＪと示す）２０から画像処理
装置１３がこれらソフトウェアを読込むことにより実行
するものである。

上記のような構成にあって、画像処理装置１３内の照合
部１３ｃは、３次元処理部１３ａからのビデオ画像と検
索部１３ｂからの図面／スペックデータとをファジー推
論を用いて照合比較し、相違点の抽出及び寸法測定を行
なうものである。また、この照合結果を判定する判定部
１３ｄは、照合部１３ｃからの照合結果を基に、知識デ
ータファイル１６に記憶されている知識データを考慮し
て許容されている公差、ばらつき等を考慮してＡＩ（人
工知能）により検査判定を行なうものである。この判定
部１３ｄによる判定結果はＴＶモニタ１５で表示出力さ
れ、プリンタＩ７により検査成績表の形でプリントアウ
トされると共に、ビデオフロッピーディスク１８、カラ
ープリント１９として保管する。

なお、上記一実施例では、組立てられた製品実機１１の
検査を行なう自動検査装置を示したが、次に部品の検査
を行なう他の実施例による自動検査装置について第２図
を用いて説明する。

第２図はその構成を示すもので、基本的な構成は第１図
に示したものと同様であるので、同一部分には同一符号
を付してその説明は省略する。

しかして、部品２１を複数のビデオカメラ１２により各
種角度から撮像すると共に、材質確認センサ２２により
部品２１の材質の検知情報を得、これらを−括して画像
処理装置１３に入力する。ビデオカメラ１２から入力し
た複数の画像入力と材質確認センサ２２により部品２１
の材質の検知情報は画像処理装置１３内の３次元処理部
１３ａにより３次元処理されてビデオ画像となり、この
ビデオ画像が外部のＴＶモニタ１５に出力されて表示さ
れる一方、照合部１３ｃに送出される。一方、図面／ス
ペックデータファイル１４に記憶されている多数の図面
／スペックデータの中から、ビデオカメラ１２で得られ
た画像入力に該当する部品の図面／スペックデータが画
像処理装置１３内の検索部１３ｂにより検索され、照合
部１３ｃに送られる。照合部１３ｃは３次元処理部Ｈａ
からのビデオ画像と検索部１３ｂからの図面／スペック
データとを照合比較し、確認された材質がスペックに合
致するか否かの照合と相違点の抽出及び寸法測定を行な
って照合結果を判定部１３ｄに送る。

［発明の効果］ 以上に述べた如く本発明によれば、予め製品の組立図面
データや部品のスペックデータ等をファイルとして記憶
させておき、実際の製品の組立状態をビデオカメラによ
り撮像し、得られたビデオ画像データを画像処理を施し
た上で記憶している上記組立図面データ及びスペックデ
ータと比較照合し、比較結果をプリントアウト等によっ
て出力するようにしたので、検査員なしで確実に短時間
のうちに製品の検査を実行できる自動検査装置を提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る構成を示す図、第２図
は本発明の他の実施例に係る構成を示す図、第３図は従
来の検査方法を説明する図である。 １１・・・製品実機、１２・・・ビデオカメラ、１３・
・・画像処理装置、１４・・・図面／スペックデータフ
ァイル、１５・・・ＴＶモニタ、１６−知識データファ
イル、１７・・・プリンタ、１８・・・ビデオフロッピ
ーディスク、Ｉ９・・・カラープリント、２ｏ・・・シ
ステムフロッピーディスク、２１・・・部品、２２・・
・材質確認センサ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 製品の組立状態をビデオ画像データとして撮像するビデ
   オカメラと、 製品の組立図面データ及びスペックデータを記憶する記
   憶手段と、 上記ビデオカメラで得られたビデオ画像データと上記記
   憶手段に記憶されている組立図面データ及びスペックデ
   ータとを比較照合する比較手段と、この比較手段で得ら
   れた比較結果を出力する出力手段と を具備したことを特徴とする自動検査装置。