JP3084750U - 反射式遠赤外線ヒーター - Google Patents

反射式遠赤外線ヒーター

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JP3084750U JP2001006128U JP2001006128U JP3084750U JP 3084750 U JP3084750 U JP 3084750U JP 2001006128 U JP2001006128 U JP 2001006128U JP 2001006128 U JP2001006128 U JP 2001006128U JP 3084750 U JP3084750 U JP 3084750U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠赤外線発生筒体を加熱させる電熱線自体の
伸張による弛み、断線等を防止し、また発生照射させる
遠赤外線によって暖房効率を著しく向上でき、可視光線
を遮断して被照射者の眼に対する損傷を与えないように
する。 【解決手段】 加熱した電熱線18によって電熱源15
から発生した遠赤外線を反射板12によって反射させて
加熱暖房する発熱ユニット10を備えている。電熱源1
5は、反射板12に支持固定した台座13に嵌め合わせ
固定すると共に、外周側面に螺旋状の収納溝17を形成
した耐熱性の装着筒体16と、この装着筒体16の収納
溝に嵌め合わせて装着筒体16に巻回装着した電熱線1
8と、電熱線18周囲を囲繞することで装着筒体16を
覆う遠赤外線発生筒体20とを備えて成る。遠赤外線発
生筒体20は、装着筒体16における電熱線18を巻回
装着した部分を覆うに足りる内径を備えた石英管の外周
側面に遠赤外線発生層21をコーティングして成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は発生反射される遠赤外線によって効率的に暖房可能とする反射式遠 赤外線ヒーターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から電気による発熱を利用した各種の暖房器具が提案されている。例えば 図4に示すように、適当な載置面に置かれる盤状のスタンド101上に支柱10 2を立設すると共に、この支柱102上部に、前面が耐熱性ネット材にて成る安 全ガード114によって覆われている椀状の反射板112の湾曲中心部に電熱源 115を配置して成る発熱ユニット110を、例えば左右に揺動自在に連結して 設けた反射式ヒーターがある。
【0003】 このヒーターにおける発熱ユニット110の電熱源115構成は、例えば図示 を省略した熱照射用のハロゲンランプを使用したり、図4乃至図6に示されるよ うに発熱されるニクロム線の如き電熱線118を使用したりしている。図4に示 す電熱源115構成は、反射板112面に固定される台座111に、周面に電熱 線118を巻回したほぼ中空な裁頭円錐状の発熱支持体116を固定して成り、 発熱支持体116は前部を大径に、後部を小径にすると共にその外周面に螺旋状 に配した収納溝117内に電熱線118を嵌め入れるようにして巻回して成るも のである。図5に示す電熱源115構成は、同じく反射板112面に固定される 台座111に、周面に電熱線118を巻回すると共に外周が耐熱性ネット製の筒 体121によって囲繞されるようにしたほぼ中空な裁頭円錐状の発熱支持体11 6を固定して成り、発熱支持体116は前部を大径に、後部を小径にすると共に その外周面に螺旋状に配した収納溝117内に電熱線118を嵌め入れるように して巻回したものである。図6に示す電熱源115構成は、同じく反射板112 面に固定される台座111に、内部にニクロム線その他の電熱体119を封入し た石英筒管122を、その前後で前面板123と台座111との間に配装してあ る支持パイプ124に長ボルトを挿通させることによってネジ止めしたものであ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこうした従来の電熱源115構成によると、ハロゲンランプによる場 合には照射光が強力なために照射される人体においての皮膚を損傷させる虞が大 きいばかりでなく、熱エネルギーが光エネルギーとして消費される割合が高いた めに熱損失が大きく、熱効率が低いと共に、電力消費量が大きく費用的に割高と なるものである。図4に示す発熱支持体116外周に電熱線118を巻回するも のとした場合には供給される電力によって電熱線118が発熱されるに伴い電熱 線118自体が伸張し、しかも発熱支持体116自体が反射板112に対して直 立するように水平面に沿った突出状であるために電熱線118自体が下方に弛む ものとなり、切断される虞もあった。更には電熱線118は発熱によって赤色化 し、反射板112によって反射されるときに照射を受ける被照射者が反射板11 2を見てしまうと、熱反射と相俟って眼に悪影響があるから、好ましいものでは なく、また露出されていることで熱損失が大きいものである。図5に示すものと した場合には図4に示すものと同様に電熱線118自体が伸張されたとしても、 その伸張による弛み、断線等の不都合はネット製の筒体121内に保持されるこ とで防止され得るものとなってはいる。ところが電熱線118の発熱に伴い筒体 121自体も赤色化するから、反射板112による反射によって同様に被照射者 の眼に対する悪影響は避けがたいばかりでなく、その反射照射熱は皮膚を損傷さ せる虞がある。図6に示す石英筒管内蔵式の場合には石英筒管122によって発 生される遠赤外線で人体に対する直接の熱照射で人体を深部から暖める上では良 好であっても、反射効率が悪く、十分な暖房作用が得られないものであった。
【0005】 そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、供 給される電力によって電熱線を介して発熱させるもその電熱線自体の伸張による 弛み、断線等を防止でき、また遠赤外線を発生照射させることで人体に対してそ の深部から暖めさせるものとして暖房効率を著しく向上でき、可視光線を遮断す ることで被照射者の眼に対して損傷を与えることがない等の熱エネルギーへの変 換効率が高く、暖房効率を大きく向上できる反射式遠赤外線ヒーターを提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、加熱される電熱源15か ら発生した遠赤外線を反射板12によって反射させて加熱暖房する発熱ユニット 10を備えたもので、電熱源15は耐熱性の装着筒体16の外周を覆うように電 熱線18を巻回すると共に、電熱線18周囲を囲繞することで装着筒体16を遠 赤外線発生筒体20にて覆って成るものである。 電熱源15は、反射板12に支持固定される台座13に嵌め合わせ固定される と共に、外周に螺旋状の収納溝17を形成した装着筒体16と、この装着筒体1 6の収納溝17に嵌め合わせて装着筒体16に巻回装着した電熱線18と、電熱 線18周囲を囲繞することで装着筒体16を覆う遠赤外線発生筒体20とを備え て成るものとできる。 装着筒体16は、前部にフランジ16Aを備え、外周に電熱線18を収納巻回 するように螺旋状に形成した収納溝17を外周側面に形成すると共に、反射板1 2に固定支持される台座13前部に嵌め合わせられたベース座部19に嵌め合わ せる嵌め合い底部16Bを後部に設けて筒状に形成することができる。 遠赤外線発生筒体20は、装着筒体16における電熱線18を巻回装着した部 分を覆うに足りる内径を備えた石英管の外周側面に遠赤外線発生層21をコーテ ィングして成るものとできる。
【0007】 以上のように構成されたこの考案に係る反射式遠赤外線ヒーターにあって、発 熱ユニット10の電熱源15に対する電力の供給は、発熱ユニット10の電熱線 18を発熱させ、この電熱線18周囲を囲繞している遠赤外線発生筒体20を経 て遠赤外線を発生させ、反射板12に反射させて所定の被照射面、被照射者等に 遠赤外線を浸透させて暖める。 電熱線18は筒状の装着筒体16の外周を囲繞巻回していることで装着筒体1 6の外周全域で加熱され、装着筒体16を覆っている遠赤外線発生筒体20から はその外周面にコーティング形成した遠赤外線発生層21の全域から遠赤外線を 照射させ、反射板12を経て前方に満遍なく照射させる。 遠赤外線発生筒体20は装着筒体16に巻回装着した電熱線18を囲繞して装 着筒体16を覆っていることで、加熱によって電熱線18自体が弛み、伸張する ことがあっても遠赤外線発生筒体20自体でそれを阻止させ、電熱線18が装着 筒体16外周に形成の収納溝17に嵌め入れられていること相俟ち、巻回装着状 態を維持させる。 遠赤外線発生筒体20自体は電熱線18の巻回部分を覆った状態で装着筒体1 6のフランジ16A後面とベース座部19前面との間で挟まれて装着され、前後 にがたつかされずに電熱線18を確実に覆っている。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下図1乃至図3を参照してこの考案の一実施の形態を説明すると、図におい て示される符号1は適当な机上面、テーブル面、床面その他の適当な載置場所に 載置される平面で例えば円盤状、矩形盤状等を呈するスタンドであり、このスタ ンド1上には、スタンド1と一体状にして立設形成した支柱2上部には発熱ユニ ット10を配置してある。この発熱ユニット10は必要があれば後述するユニッ ト座体11内に設けた図示を省略した揺動機構によって左右、上下方向等に所定 角度範囲内で適当に首振り作用を付与するようにすることもできる。なお図中符 号3はスタンド1上面前部に配した操作スイッチ、4は同じく強弱選択スイッチ 、5はスタンド1自体が転倒したときに電源を遮断するよう、スタンド1底面で 出没式に設けた転倒時遮断スイッチである。
【0009】 発熱ユニット10は、支柱2上部に連繋支持されるほぼボックス状のユニット 座体11と、このユニット座体11前部に、前面側が窪んだ湾曲面となっている 椀状の反射板12と、この反射板12のほぼ中心部に配置固定された台座13と 、この台座13に連繋支持した電熱源15とを備えて成る。そして電熱源15は 、例えば陶磁器製の耐熱性の装着筒体16の外周を覆うように電熱線18を巻回 すると共に、電熱線18周囲を囲繞するようにして装着筒体16を遠赤外線発生 筒体20にて覆って成るものである。なお図中符号14は、電熱源15その他を 反射板12の前面を覆う格子状、ネット状の安全ガードである。
【0010】 台座13は前部が小径で、後部が大径の裁頭円錐筒状にした例えばステンレス 材にて形成され、これの底部には放熱孔13Aが開穿されている。そして、この 放熱孔13Aに臨ませて、電熱源15による過熱状態を検出し、過熱状態にある ときには電源を遮断するバイメタルの如き安全器6が反射板12表面に配置固定 されている。なお放熱孔13Aは、図示を省略したが、台座13の周側壁に例え ばスリット状にして台座13の前後方向、周方向に沿って配列形成することもで きる。
【0011】 またこの台座13自体は、図2、図3に示すように電熱源15の基部に貫挿し た例えば長ボルト15A等によって電熱源15自体を反射板12にネジ止めさせ る際の台部材となり、また電熱源15の電熱線18に接続される電力リード線1 8Aを、台座13内部に配置した細パイプ状の案内管18Bを経て反射板12背 部にあるユニット座体11に挿通案内させるようになっている。台座13の外表 面は、反射性が良好なるようにすることで電熱源15から放射される遠赤外線を 反射板12と共に前方に効率的に反射できるように、好ましくは鏡面仕上げのも のとしてある。
【0012】 電熱源15において、装着筒体16は筒状を呈し、前部にフランジ16Aを備 え、外周側面に電熱線18を収納巻回するように螺旋状に形成した収納溝17を 外周側面に形成すると共に、台座13前部に嵌め合わせられた例えば陶磁器製の 耐熱性のベース座部19の前部における嵌め合い凹所内に嵌め合わせる嵌め合い 底部16Bを後部に設けて成るものである。ベース座部19は、前部に装着筒体 16後部を嵌め合わせる凹部を、後部に台座13前部に嵌め合わせる突部を夫々 形成して成り、嵌め合い底部16Bに貫挿した取付ボルト19Aをベース座部1 9にネジ止めすることで装着筒体16とベース座部19とを一体化してあると共 に、ベース座部19自体を貫挿させた上記長ボルト15Aによって反射板12に ネジ止めすることで電熱源15自体を反射板12にしっかりと取付支持できるよ うにしてある。
【0013】 電熱線18は装着筒体16外周側面に形成した収納溝17に嵌め入れ収納する ことで装着筒体16外周に螺旋状に巻回装着されており、図示のようにコイル状 になった二重螺旋構成のものとした例えばニクロム線としてある。
【0014】 遠赤外線発生筒体20は図示のように、装着筒体16における電熱線18を巻 回装着した部分を覆うに足りる内径を備えた石英管の外周側面に遠赤外線発生層 (セラミックスコーティング層)21をコーティングして成り、装着筒体16前 部のフランジ16A後面とベース座部19前面との間で挟まれることで前後にぶ れたり、スライドしたり等のがたつきがないようにしてある。遠赤外線発生筒体 20における遠赤外線発生層21は、石英管の外周側面を加熱溶融状態となるよ うにしておいて、加熱されることで遠赤外線を発生させるセラミック粉末粒子を 溶融状態にある石英管の外周側面に噴射することにより加熱付着させて形成する のである。その形成に際しては、図示を省略したが例えば火炎噴射型のトーチ燃 焼器によって、水素ガスと酸素ガスとの混合によって得られる火炎を噴射して石 英管の外周側面を加熱しておき、その混合火炎中にセラミック粉末粒子を供給し て石英管の外周側面に噴出付着させてほぼ黒色を呈する遠赤外線発生層21を形 成するのである。
【0015】 こうすることで石英管の外周側面に付着形成した遠赤外線発生層21は、石英 管と一体化し、剥離されることがなく、所定肉厚例えばほぼ100μm〜300 μmとすることでエネルギー発生効率が良好なものとなると共に、石英管自体の 損傷防止に役立てることができる。
【0016】 次にこれの使用の一例を説明するに、図1に示すように適当な載置面上にスタ ンド1によって立脚状に配置セットする一方、操作スイッチ3による電源の投入 によって電熱源15を発熱させると共に、強弱選択スイッチ4による強弱の選択 等によって適当な暖房温度に設定させるのである。そうすると、電熱源15の加 熱によって発生される遠赤外線は反射板12によって前方に反射されて、被照射 者に遠赤外線を照射させて暖めるのである。出願人による実験によれば、100 V電源によって加熱した場合、この考案のものは820Wで人体の深部まで十分 に遠赤外線が浸透し、十分な暖かさを感じさせたのに対し、例えば従来例におけ る図4におけるものは900Wでも人体表面のみを暖めるにすぎず、熱線を生じ させるのみであった。
【0017】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成されているために、供給される電力によって電熱 線18を介して発熱させるもその発熱に際して電熱線18自体が伸張することが あっても、遠赤外線発生筒体20内に収納保持されたままとなるから、電熱線1 8自体の弛み、断線等を防止できる。また加熱される遠赤外線発生筒体20によ って発生された遠赤外線が反射板12に反射され人体等に照射されることになる と、人体をその深部から暖めさせるものとして暖房効率を著しく向上できるので ある。しかも電熱線18が加熱しても、その加熱による可視光線は遠赤外線発生 筒体20によって遮断されることで被照射者の眼に対して損傷を与えることがな いのであり、熱エネルギーへの変換効率が高く、暖房効率を大きく向上できるの である。
【0018】 すなわちこれはこの考案において、加熱される電熱源15から発生した遠赤外 線を反射板12によって反射させて加熱暖房する発熱ユニット10を備え、電熱 源15は耐熱性の装着筒体16の外周を覆うように電熱線18を巻回すると共に 、電熱線18周囲を囲繞することで装着筒体16を遠赤外線発生筒体20にて覆 って成るからであり、これによって、電熱線18の加熱伸張に伴う弛み、断線の 防止、遠赤外線の照射効率を高めることに伴う暖房効率の向上、電熱線18の加 熱により発生する可視光線の遮断で被照射者の眼に対する保護等を図り得るので ある。
【0019】 また電熱源15は、反射板12に支持固定した台座13に嵌め合わせ固定され 、外周側面に螺旋状の収納溝17が形成された装着筒体16と、この装着筒体1 6の収納溝17に嵌め合わせて装着筒体16に巻回装着された電熱線18と、電 熱線18周囲を囲繞することで装着筒体16を覆っている遠赤外線発生筒体20 とを備えているから、電熱線18の加熱は遠赤外線発生筒体20を経て外部に遠 赤外線を発生照射させるものとなり、この遠赤外線を反射板12を介して前方に 満遍なく、確実に照射させることができる。しかも遠赤外線発生筒体20は電熱 線18を覆っていることで電熱線18自体の伸張を確実に阻止するばかりでなく 、電熱線18が収納溝17に嵌め合い状にすることで巻回されていることを弛ま せることなくそのまま保持し、断線を生じさせる慮もなく、外部からの衝撃その 他に対しても電熱線18を十分に保護しているのである。
【0020】 装着筒体16は、前部にフランジ16Aを備え、後部に反射板12に固定支持 した台座13前部に嵌め合わせたベース座部19に嵌め合わせる嵌め合い底部1 6Bを設けてあるから、このフランジ16A後面とベース座部19前面との間で 挟み込むようにして前後にがたつかされずに電熱線18を確実に覆った状態で遠 赤外線発生筒体20を装着支持できることも発熱ユニット10の保護の万全性を 図るのである。しかもこれによって、遠赤外線発生筒体20の外周面にコーティ ング形成した遠赤外線発生層21の全域から満遍なく遠赤外線を発生照射させる ことができる。
【0021】 そしてまた遠赤外線発生筒体20の外周面には遠赤外線発生層21をコーティ ング形成してあるから、電熱線18の加熱によって生じる可視光線を遠赤外線発 生筒体20外部に照射させずに遮断でき、反射板12を経て被照射者等に照射さ れるときには眼に悪影響を与えず、これを見ることがあっても眼を損傷させず、 いわゆる眼に優しいものとできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施の形態を示す一部切欠斜視図
である。
【図2】同じく要部の断面図である。
【図3】同じく要部の分解斜視図である。
【図4】従来例の要部斜視図である。
【図5】同じく他の従来例の要部分解斜視図である。
【図6】同じく他の従来例の一部切欠要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…スタンド 2…支柱 3…操作スイッチ 4…強弱選択ス
イッチ 5…転倒時遮断スイッチ 6…安全器 10…発熱ユニット 11…座体 12…反射板 13…台座 13A…放熱孔 14…安全ガー
ド 15…電熱源 15A…長ボル
ト 16…装着筒体 16A…フラン
ジ 16B…嵌め合い底部 17…収納溝 18…電熱線 18A…電力リ
ード線 18B…案内管 19…ベース座
部 20…遠赤外線発生筒体 21…遠赤外線
発生層 110…発熱ユニット 111…台座 112…反射板 115…電熱源 116…発熱支持体 118…電熱線 119…電熱体 121…筒体 122…石英筒管 123…前面板 124…支持パイプ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱される電熱源から発生した遠赤外線
    を反射板によって反射させて加熱暖房する発熱ユニット
    を備えた反射式遠赤外線ヒーターにおいて、電熱源は耐
    熱性の装着筒体の外周を覆うように電熱線を巻回すると
    共に、電熱線周囲を囲繞することで装着筒体を遠赤外線
    発生筒体にて覆って成ることを特徴とする反射式遠赤外
    線ヒーター。
  2. 【請求項2】 電熱源は、反射板に支持固定される台座
    に嵌め合わせ固定されると共に、外周側面に螺旋状の収
    納溝を形成した装着筒体と、この装着筒体の収納溝に嵌
    め合わせて装着筒体に巻回装着した電熱線と、電熱線周
    囲を囲繞することで装着筒体を覆う遠赤外線発生筒体と
    を備えて成る請求項1に記載の反射式遠赤外線ヒータ
    ー。
  3. 【請求項3】 装着筒体は、前部にフランジを備え、外
    周に電熱線を収納巻回するように螺旋状に形成した収納
    溝を外周側面に形成すると共に、反射板に固定支持され
    る台座前部に嵌め合わせられたベース座部に嵌め合わせ
    る嵌め合い底部を後部に設けて筒状に形成してある請求
    項1または2に記載の反射式遠赤外線ヒーター。
  4. 【請求項4】 遠赤外線発生筒体は、装着筒体における
    電熱線を巻回装着した部分を覆うに足りる内径を備えた
    石英管の外周側面に遠赤外線発生層をコーティングして
    成る請求項1乃至3のいずれかに記載の反射式遠赤外線
    ヒーター。
  5. 【請求項5】 加熱される電熱源から発生した遠赤外線
    を反射板によって反射させて加熱暖房する発熱ユニット
    を備えた反射式遠赤外線ヒーターにおいて、電熱源は耐
    熱性の装着筒体の外周を覆うように電熱線を巻回すると
    共に、電熱線周囲を囲繞することで装着筒体を遠赤外線
    発生筒体にて覆って成り、電熱源は、反射板に支持固定
    される台座に嵌め合わせ固定されると共に、外周側面に
    螺旋状の収納溝を形成した装着筒体と、この装着筒体の
    収納溝に嵌め合わせて装着筒体に巻回装着した電熱線
    と、電熱線周囲を囲繞することで装着筒体を覆う遠赤外
    線発生筒体とを備えて成り、またこの電熱源の装着筒体
    は、前部にフランジを備え、外周に電熱線を収納巻回す
    るように螺旋状に形成した収納溝を外周側面に形成する
    と共に、反射板に固定支持される台座前部に嵌め合わせ
    られたベース座部に嵌め合わせる嵌め合い底部を後部に
    設けて筒状に形成してあり、遠赤外線発生筒体は、装着
    筒体における電熱線を巻回装着した部分を覆うに足りる
    内径を備えた石英管の外周側面に遠赤外線発生層をコー
    ティングして成ることを特徴とする反射式遠赤外線ヒー
    ター。
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