JP2005273947A - 遠赤外線放射機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加熱されることによって遠赤外線を放射する遠赤外線放射体11aと、遠赤外線放射体11aを加熱する熱源11bとを備えた遠赤外線放射機1において、照射対象部に遠赤外線を照射する際の照射効率を向上させた遠赤外線放射機を提供すること。
【解決手段】 遠赤外線放射体11aから放射される遠赤外線を反射できる反射層13bを備え且つ遠赤外線放射体11aから本体10の外方へ延びる照射ダクト13を具備し、照射ダクト13は、少なくとも一部に蛇腹状構造を有すること。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遠赤外線を放射させる遠赤外線放射機に関するものである。
室内暖房や医療用等として使用される従来の遠赤外線放射機において、遠赤外線
を放射させる放射部は、広範囲に遠赤外線を放射させるべく、本体の外側に露出した状態で設けられている(例えば、特許文献1参照)。
図4(a)は、この種の遠赤外線放射機を示す斜視図であり、図4(b)はその正面部に設けられた遠赤外線放射ユニット近傍の縦断面図である。
図4(a)に示すように、遠赤外線放射機9は、遠赤外線を放射させる遠赤外線放射ユニット91と、遠赤外線放射ユニット91の運転動作を制御する制御部Cと、電源スイッチや温度調節キー等を有し且つ制御部Cと電気的に接続される操作部92とを備えており、遠赤外線放射ユニット91は、後述する放射体91aが本体90の外面に露出した位置に設けられている。
遠赤外線放射ユニット91は、図4(b)に示すように、加熱されることによって遠赤外線を放射する放射体91aと、制御部Cから供給される電力によって発熱する発熱体91bと、放射体91aから放射される遠赤外線を反射する反射体91cと、発熱体91bの熱が本体90の内部へ伝わるのを防止する断熱体91dとを備えており、発熱体91bは制御部Cと電気的に接続されている。
そして、操作部92の電源スイッチ(図示しない)をオンにすると、発熱体91bが発熱して放射体91aを加熱し、加熱された放射体91aから遠赤外線が放射される。このとき、遠赤外線放射ユニット91の放射体91aが本体90の外面に露出した位置に設けられているから、遠赤外線放射機9の前方の広範囲に遠赤外線を拡散させることができる。
特開2003−97811号公報(第1−6頁、第1−6図) 特開2003−51368号公報(第1−6頁、第1図)
しかしながら、上記従来の遠赤外線放射機では、図4(b)に示すように、放射体91aから放射される遠赤外線は、照射対象部P以外の範囲にも拡散されるから、照射効率が悪い。
本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
『加熱されることによって遠赤外線を放射する遠赤外線放射体と、前記遠赤外線放射体を加熱する熱源とを備えた遠赤外線放射機』において、照射対象部に遠赤外線を照射する際の照射効率を向上させた遠赤外線放射機を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、
『前記遠赤外線放射体から放射される遠赤外線を反射できる反射層を備え且つ前記遠赤外線放射体から本体の外方へ延びる照射ダクトを具備し、
前記照射ダクトは、少なくとも一部に蛇腹状構造を有する』ことである。
上記技術手段によれば、遠赤外線放射機には、遠赤外線を反射できる反射層を備え且つ赤外線放射体から本体の外方へ延びる照射ダクトが設けられているから、遠赤外線を一方向へ放射させることができる。即ち、照射対象部に対して集中的に遠赤外線を照射することができる。
また、上記照射ダクトは、少なくとも一部に蛇腹構造を有するから、照射対象部の方向に合わせて自在に屈曲させて使用することができる。
請求項2に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1において、
『前記照射ダクトは、照射ダクト内の熱が外周面へ伝わるのを防止できる断熱層を備えた』ことである。
このものでは、前記照射ダクトには、照射ダクト内の熱が外周面へ伝わるのを防止できる断熱層が設けられているから、熱源から発生する熱によって高温となる照射ダクト内側の熱が照射ダクト表面から放出されるのを防止することができる。
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
遠赤外線を照射対象部に対して集中的に照射することができるから、照射効率が向上する。また、照射ダクトを照射対象部の方向に合わせて自在に屈曲させて使用することができるから、利便性が良い。
請求項2に係る発明では、上記効果に加えて、熱源から発生する熱によって高温となる照射ダクト内側の熱が照射ダクト表面から放出されるのを防止することができるから、使用者に対する安全性が向上する。
次に、上記した本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る遠赤外線放射機の斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態に係る遠赤外線放射機の縦断面概略図である。尚、この遠赤外線放射機は、室内外の様々な場所で使用することができ、室外では、例えば、農作業で使用される耕運機の作業者の足元付近に取り付けて使用することができる。
図1に示すように、遠赤外線放射機1は、遠赤外線を放射させる遠赤外線放射ユニット11と、遠赤外線放射ユニット11の運転動作を制御する制御部Cと、電源スイッチS1や温度調節キーS2等を有し且つ制御部Cと電気的に接続される操作部12と、遠赤外線放射機1の本体10の正面から前方へ延びる蛇腹管状の照射ダクト13と、照射ダクト13を収容できる筒状の収容部14が設けられている。
遠赤外線放射ユニット11は、図2に示すように、加熱されることによって遠赤外線を放射する放射体11aと、制御部Cから供給される電力によって発熱する発熱体11bと、放射体11aから放射される遠赤外線を反射できる反射体11cと、発熱体11bの熱が本体10の内部へ伝わるのを防止できる断熱体11dとを積層させて板状に形成したものであり、前記放射体11aが本体10の正面部に形成された連結口100に臨む位置に設けられている。また、前記発熱体11bは制御部Cと電気的に接続されている。
収容部14は、前記連結口100の外周を囲うように設けられており、照射ダクト13の一端が接続され且つ連結口100と連通する接続口140を備えている。収容部14の端部141は、後述する照射ダクト13一端の外周部131を着脱自在に連結させることができる。
照射ダクト13は、可とう性材料で蛇腹状に形成された管体13aの内周面に、遠赤外線を反射できる反射層13bを設け、外周面には照射ダクト13内の熱がその外周面へ伝わるのを防止できる断熱層13cを設けたものであり、自在に伸縮および屈曲させることができる。該照射ダクト13の一端側は収容部14の接続口140に連結されており、本体10の連結口100と連通している。また、照射ダクト13の他端側は開放されており、放射体11aから放射される遠赤外線は、該開口部(以下、「放射口130」という)から放射される。放射口130の外周部131は、収容部14の端部141に着脱自在に連結させることができ、該外周部131と端部141とを連結させることによって、照射ダクト13が収容部14へ収容される。
反射層13bは、例えば、アルミニウム箔のような遠赤外線反射素材で形成されており、管体13aの内周面に被着されている。断熱層13cは、例えば、発泡ウレタンやフェルトのような断熱材で形成されており、管体13aの外周面に被着されている。
[遠赤外線放射機1の使用の実際]
このものでは、操作部12の電源スイッチS1をオンにすると、制御部Cから遠赤外線放射ユニット11の発熱体11bへ電力が供給され、発熱体11bを発熱させる。すると、この発熱体11bから放出される熱によって加熱された放射体11aから遠赤外線が放射される。このとき、放射体11aは本体10の正面部に形成された連結口100に臨む位置に設けられており、放射体11aから放射された遠赤外線は、連結口100から遠赤外線放射機1の前方へ放射されるが、連結口100は、内周面に遠赤外線を反射できる反射層13bを備えた照射ダクト13に連通しているから、遠赤外線放射機1の前方の広範囲には拡散されずに、照射ダクト13の内周面で反射しながら放射口130の方向へ導かれ、放射口130から放射される。即ち、放射口130の向かっている一方向へ集中的に放射される。
これにより、遠赤外線を照射対象部Pに対して集中的に照射することができるから、遠赤外線を広範囲に拡散させて使用するものに比べて照射効率が良い。
また、照射ダクト13は、自在に伸縮および屈曲させることができる蛇腹構造を備えたものであるから、放射口130の向きを照射対象部Pの方向に合わせて自在に変えることができる。
一方、照射ダクト13の内部は、発熱体11bから発生する熱の輻射や対流によって高温となるが、照射ダクト13の外周面には断熱層13cが設けられているから、照射ダクト13内の熱が外周面へ放出されるのを防止することができ、使用者に対する安全性が向上する。
[その他]
尚、上記実施形態において、遠赤外線放射ユニット11は、放射体11aと発熱体11bと反射体11cと断熱体11dとを積層させて板状に形成したものを説明したが、遠赤外線放射ランプを採用したものであっても良い。図3(a)に示すように、発熱体11bは、表面の一部に遠赤外線放射性セラミックである放射体11aを塗布した電球型の遠赤外線放射ランプであり、通電させることによって放射体11aから遠赤外線を放射させる。反射体11cは略半球面状に形成されており、放射体11aから放射される遠赤外線を照射ダクト13方向へ反射させるべく、発熱体11bの後部に配置されている。断熱体11dは、反射体11cと同様に略半球面状に形成されており、反射体11cの本体10側を覆っている。
また、断熱層13cは、発泡ウレタンやフェルト等の断熱材を管体13aの外周面に被着させたものを説明したが、管体13aの外周面に起毛を設けたものであっても良いし、図3(b)に示すように、管体13aの外周面にカバー13dを外嵌させて空間を形成し、該空間に空気や液体等の媒体を充填または循環させるようにしたものであっても良い。
本発明の実施の形態に係る遠赤外線放射機1の斜視図 本発明の実施の形態に係る遠赤外線放射機1の縦断面概略図 本発明のその他の実施形態の説明図 従来の遠赤外線放射機9の斜視図および遠赤外線放射ユニット91近傍の縦断面概略図
符号の説明
1・・・遠赤外線放射機
10・・・本体
11a・・・遠赤外線放射体
11b・・・熱源
13・・・照射ダクト
13b・・・反射層

Claims (2)

  1. 加熱されることによって遠赤外線を放射する遠赤外線放射体と、前記遠赤外線放射体を加熱する熱源とを備えた遠赤外線放射機において、
    前記遠赤外線放射体から放射される遠赤外線を反射できる反射層を備え且つ前記遠赤外線放射体から本体の外方へ延びる照射ダクトを具備し、
    前記照射ダクトは、少なくとも一部に蛇腹状構造を有する、遠赤外線放射機。
  2. 請求項1に記載の遠赤外線放射機において、
    前記照射ダクトは、照射ダクト内の熱が外周面へ伝わるのを防止できる断熱層を備えた、遠赤外線放射機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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