JP3084443U - 枕 - Google Patents

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JP3084443U
JP3084443U JP2001005788U JP2001005788U JP3084443U JP 3084443 U JP3084443 U JP 3084443U JP 2001005788 U JP2001005788 U JP 2001005788U JP 2001005788 U JP2001005788 U JP 2001005788U JP 3084443 U JP3084443 U JP 3084443U
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bag
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恒夫 山本
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ECOS., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 天然檜の木玉による頭部へのマッサージ効果
が得られ、しかも、天然檜の臭い成分の性質である大脳
皮質活性化作用や体調調整作用による安眠作用が得られ
るだけでなく、天然檜の臭い成分による消臭除菌作用を
雑菌類の繁殖防止などに役立てることのできる枕を提供
する。 【解決手段】 枕本体を形成している外袋の内部に、天
然檜の木玉71を収容した布製の木玉袋70と、天然檜
の臭い成分であるフィトンチッドのエキスを含浸させた
放臭材を収容しかつ通気孔を有する放臭ケース50とを
重ねて収容する。放臭ケース50と木玉袋70とを収容
した包み袋20の周囲にクッション材を配備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、枕、特に天然檜の臭い成分を利用することによって良好な使用感や 清潔感を得ることができるようにした枕に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、天然木や竹の木玉を袋に詰めて枕とし、その枕を使用することによって 、眠っている間に頭部へのマッサージ効果が得られるようにしたものが知られて いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、木玉を利用することによって頭部へのマッサージ効果が得られるこ とは勿論、ある種の天然木の臭い成分が持つ性質を利用することによって、寝付 き、熟睡感、寝覚めなどに関係する感覚を良好にして優れた安眠作用を発揮させ ることができ、しかも、雑菌類の繁殖を抑えて清潔に保つことのできる枕を提供 することを目的とする。
【0004】 また、本考案は、天然木の臭い成分による作用が消失してきたときなどに、そ の臭い成分の放臭源を容易に取り替えることができるようにした枕に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る枕は、頭部が載せかけられる枕本体の内部に、天然檜の木玉を収 容した布製の木玉袋と、天然檜の臭い成分であるフィトンチッドのエキスを含浸 させた放臭材を収容しかつ通気孔を有する放臭ケースとが重ねて収容されている 、というものである。
【0006】 この枕において、木玉袋の上に頭部を載せかけると、木玉袋に収容されている 天然檜の木玉が頭部を刺激して頭部に対するマッサージ作用が発揮されるように なる。また、木玉袋に収容されている木玉が発する天然檜臭や放臭材から蒸発し て放臭ケースの通気孔を通して出てくる天然檜の臭い成分によって発揮される大 脳皮質の活性化作用や体調の調整作用によって自律神経が安定し、寝付き時、睡 眠中、寝覚め時にリラックスした状態が維持されるという安眠作用が得られる。 さらに、天然檜の臭い成分が持つ消臭除菌作用によって寝具での雑菌類の繁殖が 抑えられ、当該枕などの寝具が清潔に保たれる。
【0007】 本考案では、上記放臭ケースが柔軟性を有する中空の合成樹脂成形体で形成さ れていると共に、その放臭ケースが開閉可能でかつ開放状態で上記放臭材を入替 え可能であることが望ましい。これによれば、天然檜の臭い成分であるフィトン チッドのエキスを含浸させた放臭材からの臭い成分の放出量が少なくなったとき に、その放臭材を新しいものに取り替えることができ、そうすることによって天 然檜の臭い成分の放臭量を回復させることが可能である。また、放臭ケースが中 空の合成樹脂成形体で形成されていることにより、その放臭ケースが中空の合成 樹脂成形体に特有の一定の弾力性を発揮する。そのため、包み袋の上に頭部を載 せかけたときには、その包み袋に収容されている木玉が頭部を押したときのごつ ごつした感覚(ごつごつ感)が、放臭ケースの変形によって軽減されるようにな り、頭部が痛くなったりすることがなくなる。
【0008】 本考案では、上記放臭ケースがクッション性を備えた台座部材に具備されてい る凹所に位置決め状態で嵌め込まれていると共に、この台座部材と上記放臭ケー スと上記木玉袋とが開閉可能な包み袋に取出し可能に収容されていて、この包み 袋の周囲にクッション材が配備されていることが望ましい。これによれば、包み 袋に放臭ケースと木玉袋と台座部材とが収容されているので、使用中にそれらが ばらばらになって位置ずれしてしまうという事態が起こらず、木玉袋に収容され ている木玉によるマッサージ作用や天然檜の臭い成分による安眠作用や消臭除菌 作用が損なわれない。また、包み袋の周囲に配備されているクッション材や台座 部材が発揮するクッション性によっても安眠作用が助長される。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は本考案に係る枕を一部破断してその内部を示した構造説明図、図2は包 み袋の内部を部分破断図で示した説明図、図3は放臭ケースの概略斜視図、図4 は放臭ケースの概略縦断面図である。
【0010】 この枕Aは、図示していないファスナーが取り付けられた開閉部分を有する外 袋1の内部に、包み袋20と、その包み袋20の前後及び左右に振り分けて配備 された4つのクッション袋3,4,5,6とを収容してなり、外袋1によって枕 本体が形成されている。
【0011】 図2のように、包み袋20には、不織布を一定の層厚に成形することによって クッション性を付与してなる台座部材40と、この台座部材40の中央に具備さ れた凹所41に嵌め込まれて容易に動かないように位置決めされた放臭ケース5 0と、この放臭ケース50に重ね合わされた木玉袋70とが収容されている。2 1は包み袋20の一辺に設けられた線状ファスナーであり、このファスナー21 を開くことによって上記した台座部材40、放臭ケース50及び木玉袋70を包 み袋20に出し入れすることができる。
【0012】 図3及び図4のように、上記放臭ケース50は、下側のケース本体51と、こ のケース本体51にプラスチックヒンジ52を介して連設されたカバー53とを 有する合成樹脂(たとえばポリプロピレン樹脂)の一体成形体でなり、カバー5 3には舌片状の開閉用の把手54が備わり、ケース本体51には把手54が係脱 される突起55が備わっていて、突起55から把手54を外してカバー53を開 くことによってケース本体51を全開することが可能であり、また、カバー53 を閉じて把手54を突起55に係合させることによってケース本体51をカバー 53で閉じることが可能である。また、カバー53には通気孔56が開設されて いる。この放臭ケース50には、天然檜の臭い成分であるフィトンチッドのエキ スを含浸させた放臭材80が収容されている。この放臭材80は、不織布、織布 、布、スポンジといった液体吸収性を持つ素材に、上記したフィトンチッドのエ キスを含浸させたものであり、この放臭材80から蒸発したフィトンチッドのエ キスが上記カバー53の通気孔56から放出されることによって檜臭が得られる 。
【0013】 図2のように、上記木玉袋70には、天然檜の多数の木玉71が収容されてい て、上記放臭ケース50の上部全体を覆うようにその放臭ケース50よりも大き く作られている。この木玉袋70は布製であり、その木玉袋70に収容されてい る天然檜の木玉71も檜臭を放出するので、木玉71が放出した檜臭は木玉袋7 0の外側へ出ていく。
【0014】 4つのクッション袋3,4,5,6は、フェザーやスポンジ、その他の汎用的 なクッション性を発揮する素材を収容した布袋でなり、左右のクッション袋5, 6は前後のクッション袋3,4と上記した包み袋20とを合わせた長さと同じ程 度の長さに形成されている。そのため、包み袋20と4つのクッション袋3,4 ,5,6とを収容した外袋1が、汎用的な枕と同じようなふっくらとした感じの 平面視略四角形状に形作られている。
【0015】 この実施形態では、上記した外袋1、包み袋20、クッション袋3〜6、木玉 袋70にすべて天然素材である綿を使用し、しかも、クッション袋3〜6に収容 されているクッション性を発揮する素材にはフェザーが使用されている。 図1に仮想線で示したように、この枕Aの一般的な使用状態では、頭部Hが外 袋1を介して包み袋20の上に載せかけられ、首部Nが手前側のクッション袋4 に載せかけられる。また、外袋1のファスナー側が首部Nの反対側に向けられる 。この場合、首部Nの位置が低くなり過ぎるときには、別の高さ調整用のクッシ ョン材をクッション袋4の上に重ねることによって適切な高さ調整が可能である 。
【0016】 この枕Aによれば、木玉袋70に収容されている天然檜の多数の木玉71が頭 部Hを刺激して頭部Hに対するマッサージ作用が発揮される。また、木玉袋70 に収容されている木玉71が発する檜臭や、放臭材80から蒸発して放臭ケース 50の通気孔56を通して出てくる天然檜の臭い成分が、その臭い成分の特性と して大脳皮質の活性化作用や体調の調整作用を発揮するため、使用者の自律神経 が安定し、寝付き時、睡眠中、寝覚め時にリラックスした状態が維持されるとい う安眠作用が得られる。さらに、天然檜の臭い成分の特性である消臭除菌作用に よって寝具での雑菌類の繁殖が抑えられ、当該枕などの寝具が清潔に保たれる。
【0017】 上記枕Aでは、放臭ケース50を開けて放臭材80を入れ替えることが可能で ある。そのため、経時によって放臭材80からの臭い成分の放出量(蒸発量)が 少なくなったときには、その放臭材80を新しいものに取り替えて天然檜の臭い 成分の放臭量を回復させればよい。
【0018】 また、放臭ケース50がクッション性を備えた台座部材40の凹所41に嵌め 込まれて位置決めされていて、しかも、台座部材40と放臭ケース50と木玉袋 70とが包み袋20に収容されているので、使用中に台座部材40、放臭ケース 50及び包み袋20がばらばらになって位置ずれしてしまうという事態は起こら ない。そのため、使用中に、木玉袋70に収容されている木玉71によるマッサ ージ作用や天然檜の臭い成分による安眠作用や消臭除菌作用が損なわれることは ない。また、包み袋20の周囲に配備されているクッション袋3〜6や台座部材 40が発揮するクッション性によっても安眠作用が助長される。加えて、放臭ケ ース50が中空の合成樹脂成形体で形成されているため、その放臭ケース50が 中空の合成樹脂成形体に特有の一定の弾力性を発揮する。そのため、外袋1を介 して包み袋20及び木玉袋70の上に載せかけた頭部を木玉71が押し付けると きのごつごつ感が、放臭ケース50の変形によって軽減され、そのことが、頭部 が痛くなったりすることを防いで上記した安眠作用がいっそう顕著に発揮される ようになる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る枕は、木玉による頭部へのマッサージ効果が得ら れることは勿論、天然檜の臭い成分が本来的に備えている大脳皮質活性化作用や 体調調整作用により、寝付き、熟睡感、寝覚めなどに関係する感覚が良好になっ て優れた安眠作用が得られる。しかも、天然檜の臭い成分が本来的に備えている 消臭除菌作用により、寝汗などが放つ悪臭が取り除かれ、雑菌類の繁殖が抑えら れて当該枕やその周囲の寝具が清潔に保たれるようになる。そのほか、天然木の 臭い成分による作用が消失してきたときなどに、その臭い成分の放臭源である放 臭材を容易に取り替えることができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る枕を一部破断してその内部を示し
た構造説明図である。
【図2】包み袋の内部を部分破断図で示した説明図であ
る。
【図3】放臭ケースの概略斜視図である。
【図4】放臭ケースの概略縦断面図である。
【符号の説明】
A 枕 H 頭部 1 外袋(枕本体) 3,4,5,6 クッション袋(クッション材) 20 包み袋 40 台座部材 41 凹所 50 放臭ケース 56 通気孔 70 木玉袋 71 木玉 80 放臭材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部が載せかけられる枕本体の内部に、
    天然檜の木玉を収容した布製の木玉袋と、天然檜の臭い
    成分であるフィトンチッドのエキスを含浸させた放臭材
    を収容しかつ通気孔を有する放臭ケースとが重ねて収容
    されていることを特徴とする枕。
  2. 【請求項2】 上記放臭ケースが柔軟性を有する中空の
    合成樹脂成形体で形成されていると共に、その放臭ケー
    スが開閉可能でかつ開放状態で上記放臭材を入替え可能
    である請求項1に記載した枕。
  3. 【請求項3】 上記放臭ケースがクッション性を備えた
    台座部材に具備されている凹所に位置決め状態で嵌め込
    まれていると共に、この台座部材と上記放臭ケースと上
    記木玉袋とが開閉可能な包み袋に取出し可能に収容され
    ていて、この包み袋の周囲にクッション材が配備されて
    いる請求項2に記載した枕。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180001580U (ko) * 2016-11-18 2018-05-28 김종림 경추 보호용 베개

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