JP3026856U - 枕 - Google Patents

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JP3026856U
JP3026856U JP1996000470U JP47096U JP3026856U JP 3026856 U JP3026856 U JP 3026856U JP 1996000470 U JP1996000470 U JP 1996000470U JP 47096 U JP47096 U JP 47096U JP 3026856 U JP3026856 U JP 3026856U
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pillow
acupressure
bag
chips
cloth
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JP1996000470U
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Inventor
春治 三浦
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三愛ドレス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 よりすぐれた指圧効果を得ることができ、か
つより優れた芳香を発することができて、安眠及び健康
を促進し得る枕を得ること。 【解決手段】 枕袋2中に茶、桧チップ及びヒバチップ
からなる充填材3を充填して高枕部4と低枕部5とを構
成する。枕袋2に綿(わた)6を内張する。低枕部5
は、枕袋2の上下の布を麻糸7、7…で引張る状態に縫
い付けて薄くする。高枕部4には指圧部9を構成する。
指圧部9は、セラミックボール8、8…を台布10上に
ジグザグに配列し、かつそれらの周囲に綿(わた)11
を配し、更にそれらの上に上布12を被覆し、加えて上
布12を各セラミックボール8、8…毎に区画を作るべ
く台布10に縫合し、この台布10を高枕部4の表面に
縫合して構成する。枕袋2の外側には外袋13を外装す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、就寝時に頭部をこれに載せて使用する枕であって、特に指圧にも使 用することができ、安眠を得ることができる枕に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、枕には、その内部に蕎麦殻を充填したものがあり、これが良いものとさ れてきたが、近時、それではあき足らず、蕎麦殻に加えて天然乾燥させた細い 桧の鉋削屑を充填した枕(実開平1−151762号)、茶の毛葉(茎の皮) を主体としこれに荒茶と麦とを適量混入してなる中身材料を詰めた枕(実開昭6 3−64269号)及び、矩形をなす薄層のマットの横方向手前より、それぞ れの高さ2H、3H、4Hが、2H>4H、3H<4Hの関係になるように、内 部に杉及び/又は松のチップと蕎麦殻を充填した三個の円筒状袋であって、その 高さが順に前記2H、3H、4Hである三個の円筒状袋を密着状態に並列固着し 、それら全体を包被布にて被覆した枕(実開平7−161号)が提案されている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の枕は、枕中に、蕎麦殻に加えて桧の鉋削屑を充填することで桧の香り のする枕を得、これによって使用者の安眠を得ようとするものであり、実際幾分 かその効果は得られるものと思われる。しかしそれ以上の作用効果は考えられず 、当然、指圧作用等は期待できない。
【0004】 また前記の枕は、茶をその中に充填したもので、やはり、主として使用者の 安眠を得ようとするものであり、実際幾分かその効果は得られるものと思われる 。しかしこの枕もまた前記のそれと同様に、それ以上の作用効果は考えられず 、当然、指圧作用等は期待できない。
【0005】 最後のの枕は、その形状により、仰臥して使用する者の頭部に適切にフィッ トし、かつその形状が三個の高さの異なる円筒状袋によって得られるものであり 、更にその充填材が、前記したように、杉及び/又は松のチップと蕎麦殻との混 合材であるため、それぞれに適度の手ごたえのある指圧効果が得られ、かつ杉等 による芳香と吸熱作用で安眠が得られるものであるとされ、実際、ある程度その ような作用効果が得られるものと思われる。
【0006】 本考案に於ては、従来の枕の内、特にの枕を更に越える作用効果を有する枕 を得ることを解決の課題とするものであり、より具体的には、よりすぐれた指圧 効果を得ることができるようにすること、及びより優れた芳香を得て、安眠及び 健康を促進し得る枕を得ることを解決の課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の構成の要旨とするところは、 枕袋の中に、茶、桧チップ及びヒバチップからなる充填材を充填した枕本体で あって、各々横方向に一定の厚みを持った高枕部と低枕部とからなる枕本体を構 成し、該枕本体の高枕部の表面付近には複数のセラミックボールを散在させて指 圧部を構成した枕であり、これによって前記課題を解決することができる。
【0008】 前記茶と桧チップ及びヒバチップとの割合は特定のそれに限定されないが、例 えば、4:6程度にするのが適当である。これによって優れた香りが得られるこ ととなる。また桧チップとヒバチップとの割合も特定のそれに限定されないが、 5:5程度が適当であろう。こうして優れた芳香とともに、優れた殺菌・防虫作 用等も得られる。 また前記茶は茎茶等も適当に混合するのが良い。桧チップ及びヒバチップは、 そのサイズとして種々のものを混合するのがやはり良い。このようにすることに より、枕袋の内部でそれら自体を動きにくくすることができる。
【0009】 また前記セラミックボールは種々のそれを選択使用することができるが、例え ば、活性炭セラミックボールが適当である。そのサイズは直径が15mm〜20mm 程度が指圧効果の点で適当である。
【0010】 しかして本考案の構成の枕は、一般の枕と同様に、就寝の際にこれに頭部を載 せて適切な高さを維持することができるし、頭部及びその他の部位の指圧に使用 することができる。
【0011】 先ず頭部その他の部位の指圧には、高枕部の表面付近にセラミックボールを配 して構成した指圧部を利用する。 例えば、首筋の指圧に利用する場合には、高枕部を手前側に、かつ指圧部を上 になるように枕をセットし、使用者は、首筋を、該枕の高枕部に構成した指圧部 上に載せ、後頭部を低枕部に載せる態様で仰向けになる。この状態を、その使用 者の具合に応じて15分〜60分程度維持する。こうして首筋の指圧が指圧部の セラミックボールにより適切に行ない得られ、肩こり等を解消し、健康を回復す ることができる。
【0012】 肩部の指圧に利用する場合には、他の一般の枕を併せて利用し、これに頭部を 載せた上で仰向けになり、他方、本考案の枕は、低枕部を腰側に向けた状態で高 枕部を肩部の下に配する。こうして高枕部に配した指圧部のセラミックボールに より肩部の指圧を適切に行なうことができる。なお前記一般の枕はこれに代えて 本考案の枕をもう一つ用いても良い。
【0013】 腰部の指圧に利用する場合には、他の一般の枕を併せて利用し、これに頭部を 載せた上で仰向けになり、他方、本考案の枕は、高枕部を腰部の下に配する。低 枕部は足の方向又は頭部の方向のいずれを向けても良い。こうして高枕部に配し た指圧部のセラミックボールが腰部の指圧を適切に行なうことができる。なお前 記一般の枕はこれに代えて本考案の枕をもう一つ用いても良いし、あるいはいず れも用いないでも良い。いずれも用いない場合は頭部が低くなるので若干落ち着 きが悪い程度が、全く不都合という訳ではない。
【0014】 背部の指圧に利用する場合には、他の一般の枕を併せて用い、又は本考案のも う一つの枕を後述するように一般の枕と同様に用いて、これに頭部を載せた上で 仰向けになり、他方、本考案の枕を、その高枕部を背骨の向きに沿った状態に、 即ち、通常とは交差する向きに配する。こうして指圧部のセラミックボールは背 骨付近に当接することとなり、適切な指圧が行なわれる。
【0015】 その他、高枕部に配した指圧部によって種々の指圧を自由に行なうことができ る。 なお以上の及びその他の指圧に利用する場合には、枕袋中に充填されている充 填材中の茶、桧チップ及びヒバチップからの芳香が使用者の使用感を良好にする 等の効果を併せて得られるのは云うまでもない。
【0016】 一般の枕として利用する場合は、低枕部を手前側にして、その上に使用者の頭 部を載せて就寝するとか、高枕部の指圧部を下側にし、高枕部を手前側にしてそ の上に頭部を載せて就寝する等が行ない得られる。 この場合は、枕袋中に充填されている充填材である茶、桧チップ及びヒバチッ プからの芳香が使用者の精神を安定させ、安眠効果を高めることができる。また これらの充填材による防臭防虫作用により衛生的でもあり、かつ吸湿作用により 適切な乾燥状態も得られる。また充填材により枕の固さ等も適切になり、その面 での使用感も良好となる。
【0017】 ところで、前記枕本体の低枕部は、種々の手段で、当該部位を薄く構成するこ とができるが、当該部位の複数の位置で、枕袋の上下の布を糸で引張って厚みを 調整するのが簡単であり、かつ適切に厚みを調整できるので都合が良い。またこ うすることにより、枕袋の内部に充填した茶、桧チップ及びヒバチップからなる 充填材の動きを規制することができる。
【0018】 また前記枕袋に綿(わた)を内張することにより、その内部の充填材である茶 、桧チップ及びヒバチップの動きを少なくすることができる。こうして高枕部は 厚く、体枕部は薄く保持され易くすることができる。
【0019】 前記セラミックボールは、種々の手段で前記高枕部の表面付近にセットするこ とができるが、次のように構成するのが適当である。 即ち、前記セラミックボールをクッションを有する台布上に定間隔で配列し、 各セラミックボールの周囲に綿(わた)を配するとともに、それらのセラミック ボール及び綿(わた)上に上布を被覆し、更に該上布を、各セラミックボール毎 に区画を作るべく、前記台布に結合し、この台布を前記高枕部の表面に取り付け る。 こうして簡単に、かつ位置決め正しく取り付けられ、かつ指圧に使用する際に セラミックボールが適切な強さで身体に当接するため、刺激が強過ぎるような問 題を解消できる。
【0020】 なお前記枕本体には外袋を外装することができ、こうすることにより、セラミ ックボールの突起が外観上見えなくなる利点がある。また云うまでもなく、枕本 体を汚さないようにすることができる。
【0021】
【考案の実施の形態】
以下考案の実施の形態を実施例に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。 図面は本考案の一実施例を示したもので、図1はその概略斜視図、図2は側面 断面図である。 この枕1は、図2に示すように、枕袋2中に茶、桧チップ及びヒバチップの混 合物である充填材3を充填し、図1及び図2に示すように、横方向に一定の高さ を持った高枕部4と低枕部5とを構成したものである。
【0022】 前記充填材3である茶と桧チップ及びヒバチップとの割合は、この例では、4 :6にした。桧チップとヒバチップとの割合は、5:5とした。 また前記茶としては茎茶等も適当に混合してある。桧チップ及びヒバチップは 、そのサイズとして種々のものを混合してある。
【0023】 前記枕袋2は、その内面に綿(わた)6を張ったものであり、これによって内 部に充填した充填材3の動きを少なくしているものである。 また前記低枕部5は、図1及び図2に示すように、その該当する部位の複数の 位置で、枕袋2の上下の布を麻糸7で引張る状態に縫いつけてその部位の厚みを 高枕部4より低くなるように調整する。
【0024】 また前記高枕部4の上部であって枕袋2の表面には複数のセラミックボール8 、8…を散在させて指圧部9を構成する。 上記セラミックボール8、8…は、この例では、図2〜図4に示すように、ウ ールの厚手布10a及び綿の布10bを重ねて構成した台布10上に、隣接する セラミックボール8、8間をほぼ60mmの定間隔でジグザグに配列し、各セラミ ックボール8、8…の周囲に綿(わた)11を配するとともに、それらのセラミ ックボール8、8…及び綿(わた)11上に上布12を被覆し、更に該上布12 を、各セラミックボール8、8…毎に区画を作るべく、前記台布10に縫合し、 この台布10を前記高枕部4の表面を構成している枕袋2に縫合する。こうして 指圧部9を構成する。
【0025】 なおこの例では、前記セラミックボール8、8…としては直径20mmの活性炭 セラミックボールを用いた。 更に前記枕袋2の外側には外袋13を外装した。
【0026】 しかしてこの実施例の枕1は、一般の枕と同様に、就寝の際にこれに頭部を載 せて適切な高さを維持することができるし、頭部及びその他の部位の指圧に使用 することもできる。
【0027】 先ず頭部その他の部位の指圧には、高枕部4の構成した指圧部9を利用する。 例えば、首筋の指圧に利用する場合には、図5に示すように、高枕部4を手前 側に、かつ指圧部9を上になるように枕1をセットし、使用者は、首筋を、該枕 1の高枕部4に構成した指圧部9上に載せ、後頭部を低枕部5に載せる態様で仰 向けになる。この状態を、その使用者の具合に応じて15分〜60分程度維持す る。こうして首筋の指圧が指圧部9のセラミックボール8、8…により適切に行 ない得られ、肩こり等を解消し、健康を回復することができる。
【0028】 このとき、セラミックボール8、8…は、クッション性のある台布上10に載 せてあり、その周囲にはまた綿(わた)11が配してあるので、身体の当接部位 には強過ぎない適切な刺激を与えることができるものである。またセラミックボ ール8、8…による遠赤外線の作用による健康増進作用も同時に得られる。 なおまたこのような指圧に利用する場合にも、枕袋2中に充填されている茶、 桧チップ及びヒバチップで構成される充填材3からの芳香が使用者の使用感を良 好にする等の効果を併せて得られるのも云うまでもない。
【0029】 肩部の指圧に利用する場合には、他の一般の枕を併せて利用し、これに頭部を 載せた上で仰向けになり、他方、この実施例の枕1は、低枕部5を腰側に向けた 状態で高枕部4を肩部の下に配する。こうして高枕部4に配した指圧部9のセラ ミックボール8、8…により肩部の指圧を適切に行なうことができる。
【0030】 腰部の指圧に利用する場合には、他の一般の枕を併せて利用し、これに頭部を 載せた上で仰向けになり、他方、この実施例の枕1は、高枕部4を腰部の下に配 する。低枕部5は足の方向又は頭部の方向のいずれを向けても良い。こうして高 枕部4に配した指圧部9のセラミックボール8、8…が腰部の指圧を適切に行な うことができる。
【0031】 背部の指圧に利用する場合には、他の一般の枕を併せて用い、又はこの実施例 の枕1を、後述するように一般の枕と同様に用いて、これに頭部を載せた上で仰 向けになり、他方、この実施例の枕1を、その高枕部4を背骨の向きに沿った状 態に、即ち、通常とは交差する向きに配する。こうして指圧部9のセラミックボ ール8、8…は背骨付近に当接することとなり、適切な指圧が行なわれる。
【0032】 その他、高枕部4に配した指圧部9によって種々の指圧を自由に行なうことが できる。 なお以上の及びその他の指圧に利用する場合には、前記首筋の指圧に利用する 場合に於いて説明したと同様に、枕袋2中に充填されている茶、桧チップ及びヒ バチップから構成される充填材3の芳香が使用者の使用感を良好にする等の効果 を併せて得られるのは云うまでもない。
【0033】 この実施例の枕1を、一般の枕として利用する場合は、例えば、図6に示すよ うに、高枕部4の指圧部9を下側にし、かつ高枕部4を手前側にしてその上に頭 部を載せて就寝するとか、低枕部5を手前側にして、その上に使用者の頭部を載 せて就寝するとかが行ない得られる。 なおこのとき、枕1は、枕袋2中に充填材3を充填して構成したもので、前記 麻糸7、7…により厚みは一定に保つべく規制されているが、図6に示すように 、高枕部4の膨らみは該枕1を置いた状態により、上になった方に膨らむように なり得るものである。
【0034】 なお併せてここで説明すると、前記麻糸7、7…は、枕袋2中の充填材3の移 動を防止する作用をも果たす。湿度を透過させる作用も有する。また充填材3は 、前記枕袋2に綿(わた)6を内張したことによっても動きが規制されることに なる。更にまた充填材3に於いて、それ自体の桧チップ及びヒバチップに大小の チップを混合したことによっても動きが抑制されることになるものである。
【0035】 ところで前記したような一般の枕として使用した場合は、枕袋2中に充填され ている茶、桧チップ及びヒバチップからなる充填材3からの芳香が使用者の精神 を安定させ、安眠効果を高めることができる。またこれらの充填材3による防臭 防虫作用により衛生的でもあり、かつ吸湿作用により適切な乾燥状態も得られる 。またその固さ等も適切になり、その面での使用感も良好となる。高枕部4と低 枕部5の境界付近が就寝の際、身体に触れない部分となり、ここから通風を得る ことができる。
【0036】 なお外袋13を被覆したことにより、セラミックボール8、8…の突起が外観 上見えなくなる利点がある。また云うまでもなく、枕1の本体側を汚さないよう にすることができる。
【0037】
【考案の効果】
本考案の枕によれば、肩部、腰部、背部その他の身体各部の指圧をその指圧部 のセラミックボールにより適切に行なうことができる。指圧部が高枕部に配置さ れ、高枕部の高さが適切に維持されるので、指圧に具合が良い。指圧の際にも枕 袋中の充填材から芳香があり、気分良く指圧を行なうことができる。
【0038】 前記枕本体の低枕部を、当該部位の複数の位置で、枕袋の上下の布を糸で引張 って厚みを調整した場合には、低枕部の厚みを正確に維持し得、その結果として 高枕部の厚みも正確に維持し得ることとなる。またこのように糸を配したことに より、枕袋中の充填材の移動が規制され、これによっても高枕部及び底枕部の厚 みがそれぞれ維持されることを保証することとなる。
【0039】 前記枕袋に綿(わた)を内張した場合には、枕袋中の充填材の移動を規制する ことができることとなる。これを通じて、前記したように、高枕部及び低枕部の 厚みがそれぞれ維持されることを保証することとなる。
【0040】 前記充填材に於いて、茶と、桧チップ及びヒバチップとの割合を4:6にした 場合には、より適切に芳香を得られ、安眠効果が確保でき、かつ防虫効果等もよ り適切に得られることとなる。
【0041】 前記セラミックボールをクッションを有する台布上に定間隔で配列し、各セラ ミックボールの周囲に綿を配するとともに、それらのセラミックボール及び綿上 に上布を被覆し、更に該上布を、各セラミックボール毎に区画を作るべく、前記 台布に結合し、この台布を前記高枕部の表面に取り付けた場合には、セラミック ボールを適性間隔で容易に高枕部に取り付け得るとともに、適切なクッションを 得ることができるので、指圧に使用する際の、セラミックボールによる刺激を適 切な程度にすることができる。
【0042】 前記セラミックボールとして、直径15〜20mmのそれを用いた場合には、指 圧時に痛過ぎることがなく適切な刺激を得ることができる。
【0043】 前記外袋を外装した場合には、セラミックボールの突起を目立たないようにす ることができるし、枕の本体を汚さなくて済む利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の枕を示す概略斜視図。
【図2】実施例の枕を示す側面断面図。
【図3】指圧部のみの拡大概略平面図。
【図4】指圧部のみの拡大側面断面図
【図5】肩部を指圧する状態を示した側面説明図。
【図6】通常の枕として使用する場合の一態様を示した
側面説明図。
【符号の説明】
1 枕 2 枕袋 3 充填材 4 高枕部 5 低枕部 6 綿(わた) 7 麻糸 8 セラミックボール 9 指圧部 10 台布 10a ウールの厚手布 10b 綿の布 11 綿(わた) 12 上布 13 外袋

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枕袋の中に、茶、桧チップ及びヒバチッ
    プからなる充填材を充填した枕本体であって、各々横方
    向に一定の厚みを持った高枕部と低枕部とからなる枕本
    体を構成し、該枕本体の高枕部の表面付近には複数のセ
    ラミックボールを散在させて指圧部を構成した枕。
  2. 【請求項2】 前記枕本体の低枕部は、当該部位の複数
    の位置で、枕袋の上下の布を糸で引張って厚みを調整し
    た請求項1の枕。
  3. 【請求項3】 前記枕袋に綿を内張した請求項1又は2
    の枕。
  4. 【請求項4】 前記茶と、桧チップ及びヒバチップとの
    割合を4:6にした請求項1、2又は3の枕。
  5. 【請求項5】 前記セラミックボールをクッションを有
    する台布上に定間隔で配列し、各セラミックボールの周
    囲に綿を配するとともに、それらのセラミックボール及
    び綿上に上布を被覆し、更に該上布を、各セラミックボ
    ール毎に区画を作るべく、前記台布に結合し、この台布
    を前記高枕部の表面に取り付けた請求項1、2、3又は
    4の枕。
  6. 【請求項6】 前記セラミックボールとして、直径15
    〜20mmのそれを用いた請求項1、2、3、4又は5の
    枕。
  7. 【請求項7】 前記枕本体に外袋を外装した請求項1、
    2、3、4、5又は6の枕。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045540A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Kie Ota 押圧型あんま器

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