JP3010980U - 枕 - Google Patents

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JP3010980U
JP3010980U JP1994014898U JP1489894U JP3010980U JP 3010980 U JP3010980 U JP 3010980U JP 1994014898 U JP1994014898 U JP 1994014898U JP 1489894 U JP1489894 U JP 1489894U JP 3010980 U JP3010980 U JP 3010980U
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pillow
container
bag
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JP1994014898U
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光雄 紙谷
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株式会社日本リビングサービス
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に心地よい使用感を維持するとともにリラ
ックス効果のある枕を提供することで穏やかな安眠を可
能にしてストレスを解消する。 【構成】 ひのき等の木材から形成される木材チップA
と、円筒形状の小袋1aおよびこの小袋1aより大きい
外形を有し小袋1aを介して並列に連結される二体の円
筒形状の大袋1bと、を備え、木材チップAを充填する
通気性を有した袋部材1と、伸縮自在で内部に中空部を
有し、伸縮時において内部気体を流出入させる収納部材
9およびこの収納部材9に収納される香りを保持した香
り保持材10とからなる芳香手段Bと、を備えて構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、枕に関し、詳しくは常に心地よい使用感を維持するとともにリラ ックス効果のある枕に関するものである。
【0002】
【考案の背景】
ストレス社会と言われるように、今日では社会人、学生、主婦はもちろん、子 供に至るまで生活の中に何らかの緊張、苛立ち、不安等の精神的な苦痛を感じる 人が多くなってきている。こうしたストレスを解消するにはそのストレスの直接 的な原因を解決することが最も望ましことであるが、ストレスの直接的な原因が 容易に解決できないことは多くの人に共通する問題である。
【0003】 また、ストレスは日々の生活の中で少しづつ蓄積されていくことが指摘されて おり、たとえ小さなストレスであっても毎日のように繰り返されると思わぬ不都 合を招くことになる。こうした繰り返されるストレスから起こる問題として、例 えば、寝付きが悪い、熟睡できない、夜中にたびたびトイレに起きる、身体の疲 れが取れない等が考えられる。 そしてこれらの不都合は取り立てて病気として対処する必要はないが安易に考 えていると種々の病気を誘発することになる。
【0004】 また、上述の不都合とは別に、食欲の低下、煙草やお酒の量の増加等にもスト レスが関係していることが指摘されており、今日においては明確な原因が分から ない頭髪の減少も、その主原因がストレスであると言われている。 このようにストレスは、身体に多くの悪影響を与え、このストレスが過度に蓄 積されれば、神経性胃炎、ノイローゼ、不眠症、うつ病等、適正な治療が必要な 病気にまで進行することになる。
【0005】 このため、日々の生活のなかでストレスを緩和する必要があり、今日では家庭 内において気軽に使用できるストレス緩和商品も多く販売されている。特に入浴 剤、芳香剤等、人が心地よいと感じる香りによりストレスを緩和させる商品は安 価であることもあり親しまれている。 人間は本来他の動物に比べて臭いに対して鈍感であると言われているが、臭い が人間の精神面に与える影響は大きいものである。例えば、短時間であっても人 が悪臭を感じると、自律神経である交換神経が緊張を起こし脈拍数が増加する、 あるいは血圧が上昇する等の生理的なマイナスの現象を引き起こすことが医学的 にも確認されている。
【0006】 このように悪臭が人間の精神面に与える悪影響が大きいのと同様に、人が好ま しいと感じる香りが精神面に与える向上的な作用も大きいものである。例えば、 ラベンダー、カモミール等の草花の香りは、精神をリラックスさせる作用があり 、イギリスの看護婦は、睡眠薬が使用できない患者に対して、これらの香料を用 いて眠らせるようにする等、良い結果が出ている。
【0007】 ところで、上述の入浴剤、芳香剤等の商品は、好ましい香りを放出するように 工夫されているが、商品を効果的にアピールするために揮発性の強い溶剤を使用 してその香りを故意に強調して刺激臭にしてしまう、あるいは見栄えをよくする ために着色料を加えその香りを人工的なものとしてしまう等、適正なリラックス 作用が発揮されないこともある。
【0008】 一方、家庭内で使用する上述の商品とは別に、樹木の多い山道を散歩する等、 樹木が自然に発する香りにより精神をリラックスさせる、いわゆる「森林浴」が ストレスの解消に非常に効果的であることが確認されており、「森林浴」による リラックス作用の高さが雑誌等により紹介されている。 しかしながら、こうした森林浴は容易に楽しむことができないという欠点があ る。すなわち、森林浴を楽しむには休日を利用しての遠出を余儀なくされ、多く の時間と費用とを消費することになる。また、せっかく「森林浴」によって精神 をリラックスさせても、長距離の歩行によって身体が疲労してしまう等の不都合 もあり、「森林浴」を気軽に楽しむことはできなかった。
【0009】
【考案の概要】
この考案に係る枕は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、枕を 、ひのき等の木材から形成される木材チップと、円筒形状の小袋およびこの小袋 より大きい外形を有し小袋を介して並列に連結される二体の円筒形状の大袋とを 備え前記木材チップを充填する通気性を有した袋部材と、伸縮可能で、内部に中 空部を有し、伸縮時において内部気体を流出入させる収納部材およびこの収納部 材に収納される香りを保持した香り保持材とからなる芳香手段と、を備えて構成 する。
【0010】 以上のように構成された枕は、袋部材の小袋と大袋とによりの凹部と凸部を形 成し、この凹部と凸部とにより睡眠時において理想的な姿勢を無理なくとること ができ適正な睡眠を可能にする。 また、木材チップおよび芳香手段から心地よい香りを放出させ、この香りによ って精神をリラックスさせることができる。そして、袋部材に充填される木材チ ップは頭部および首部からの汗を吸収するとともに適正な恒温作用によって心地 良い使用感を与えることができる。 すなわち、この考案に係る枕は、リラックス作用と心地良い使用感により適正 な睡眠を可能にすることでストレスを解消することができる。
【0011】
【実施例】
図面にもとづいてこの考案の実施例を説明する。図1ないし図4は、この考案 に係る枕の一実施例を示す図である。 図1は、枕を示す一部切欠外観斜視図であり図において1は袋部材で、この袋 部材1は、通気性の良い網シートにより形成されている。 また、Aは袋部材1に充填される木材チップであり、この木材チップAは網シ ートにより形成される袋部材1から流出してしまうことがないように所定の大き さを有している。 そして、Bは芳香手段であり、この芳香手段Bは香りを保持する香り保持材1 0と、この香り保持材10を収納する収納部材9とからなっていて、収納部材9 は前記袋部材1に縫い付けられている。
【0012】 また、3は外袋であり、この外袋3は滑らかな布地により形成されていて、袋 部材1を収納するようになっている。 ところで、前記袋部材1は、円筒形状の小袋1aと、この小袋1aより大きい 外形を有し、図に示すように小袋1aを介して並列に設けられる二体の円筒形状 の大袋1b、1bと、により形成されている。 なお、この袋部材1は、図2に示すように開口部6を備えた網袋に平行に二本 の縫い目7a、7aを設けることで前記の小袋1aおよび大袋1b、1bを形成 していて、開口部6にはチャック2が設けられている。 そして、前記木材チップAは袋部材1の開口部6から袋部材1の小袋1aおよ び大袋1b、1b内に充填され、この木材チップAが充填されたこれら各袋は図 1に示すように略円筒形状となる。
【0013】 図3は、この考案に係る枕の使用状態を示す図であり、木材チップAが充填さ れた袋部材1は、図に示すように大袋1b、1bの間に介在される小袋1aによ り、頭部(後頭部)を受け止めるように当接する凹部4と、首(図では首後部) に当接する凸部5と、を形成することができる。 そしてこの凹部4と凸部5によって、従来の枕と比較し頭部を下げて首部を上 げた姿勢、すなわち人が直立している際の自然な姿勢を無理なくとることができ 、気道を開くことによって「いびき」を防止する等、睡眠時の呼吸を楽にするこ とができる。また、図には示さないが、横を向いて睡眠をとった場合であっても 、凹部4は頭部をしっかりと受け止めて、姿勢をまっすぐにすることができ上述 のように呼吸を楽にすることができる。
【0014】 なお、睡眠時の姿勢は、頭部が水平状態から5度前後、前方に傾いた姿勢が最 も理想的であると言われ、この枕は、枕を使用する各人の体型に応じて、袋部材 1内に充填する木材チップAの量を調節することによって理想的な姿勢がとれる ように枕の形状を容易に調節することが可能である。 この枕は以上説明したように、睡眠時において人が直立している際の自然な姿 勢を無理なくとることができ、「寝ちがえ」等を防止するとともに気道を開いて 呼吸を楽にし「いびき」等を解消して、穏やか睡眠を可能にする。
【0015】 一方、袋部材1内に充填される上述の木材チップAは、次のような作用をなし て枕使用者の睡眠をより快適にすることができる。 すなわち、袋部材1に充填されている木材チップAは、人工的に形成されたス ポンジ等の充填材と異なり、自然な弾力と感触を使用者に与えることができる。 また、高温多湿の日本の気候には木造家屋が適していると言われるように、木 材は外気の湿度に応じて多量の水分を吸収し、また放出する性質があるので、木 材のチップを充填した枕は睡眠時において頭部および首部から発汗する汗を速や かに吸収し、また未使用時においてその吸収した汗を放出し、常にさわやかな使 用感を保つことができる。
【0016】 そして、木材チップAは、冬は暖かく、夏は涼しく、人体に心地よい使用感を 与えることができるとともに、優れた恒温性を有しており、枕使用時において枕 の温度を23度以上に上げることがなく、いわゆる「頭寒足熱」作用により、快 適な睡眠を可能にする。 そしてまた、木材チップAは、枕の使用時に木材の香りを漂わせ、「森林浴」 の作用により精神をリラックスさせることができ、穏やかな睡眠を可能にする。
【0017】 ところで、この木材チップをひのき(桧)のチップにすることで、さらに次の ような効果がある。 すなわち、ひのきは上述の木材と同様、人体に有効な作用を有していることは もちろん、ひのきには殺菌効果のある成分(ヒノキエキス)が含まれている。 このひのきの成分は院内感染等で問題となっている毒性の強いMRSA(メチ シリン耐性黄色ブドウ球菌)等を死滅させる等の強力な殺菌効果を有している。 また、このひのきの成分は、抗炎症作用、細胞賦活作用等があり、アトピー性 皮膚炎、火傷等に対しても良好な作用をなす。したがって、ひのきのチップを袋 部材1に充填した枕を使用すれば、皮膚病の緩和、予防をなすことができる。 また、ひのきの伐採業を営む樵には、従来から頭髪の薄いものが少ない等の理 由から、ひのきの成分は発毛剤としても使用されており、ひのきチップが充填さ れた枕を使用すれば発毛効果もある。 そしてまた、ひのきは精神をリラックスさせる成分(フィトンチッド)を含ん でおり、この成分とひのき独特の心地よい香りとにより自立神経の働きを正常に し、良好な森林浴効果を得ることができ快適な安眠を可能する。
【0018】 一方、図1に示す芳香手段Bも睡眠時において心地よい香りを放出して快適な 睡眠を可能にすることができる。 図4は図1に示した芳香手段Bを示す図であり、芳香手段Bの収納部材9は、 スポンジ、厚手の布地等、弾力を有しある程度の気体を吸収する材質により形成 されていてる。なお、この収納部材9は四角形に形成されていて、一辺を除いて U字形状に袋部材1に縫い付けられていて、香り保持材10を挿入可能な開口部 9aを備えている。 また、この収納部材9内に収納される香り保持材10は、液体を吸収する機材 、例えば和紙、コットン、木片、コルク、布等と、この機材にしみ込まされる、 木材、草花等から抽出した香料液と、により構成されて心地よい香りを放つこと ができるようになっている。そしてこの香り保持材10は前記収納部材9よりも 僅かに小さい形状をなしていて、収納部材9内に容易に挿入可能となっている。
【0019】 以上の構成からなる芳香手段Bは、枕の使用時において次のような作用をなし 睡眠を心地よいものにすることができる。 すなわち、芳香手段Bの収納部材9は、香り保持材10の香りを吸収し、この 収納部材9に頭部の重み(圧力)が加わった際に収縮してその吸収していた香り (空気)を放出することができる。これにより枕の使用者は心地良い香りによっ てリラックスすることができる。そして、収納部材9は頭部による圧力が解除さ れると、再び所定の厚みまで復帰し、香り保持材10の香りを吸収することがで きる。
【0020】 また、収納部材9の開口部9aから香り保持材10の一部が突出するように香 り保持材10を収納部材9に挿入しておけば、芳香手段Bに頭部の重みが加わら ない状態であっても香り保持材10から常に香りを放出させるようにすることが できる。 なお、香り保持材10の香りが弱くなった場合には、収納部材9から香り保持 材10を取り出して香料液を補充すれば良い。
【0021】 一方、図5は、芳香手段の第2実施例を示す図であり、この芳香手段は、ゴム 材等の弾性部材により形成される収納部材としての容器14と、この容器14内 に収納される香料液を含んだ上述の香り保持材10と、によって構成されている 。そして、容器14は図に示すように円形の器12と、この器12に密着可能な 円形の蓋13と、により構成されていて、器12の周面には常時においては閉状 態となる弁としての切れ目S(スリット)が等間隔をおいて複数個上下方向に形 成されている。 この芳香手段は、前記の木材チップAとともに袋部材1内に収納される、ある いは袋部材1の上面に載せられ、袋部材1とともに外袋3内に収納されるように 枕にセットされる。 なお、11は一端を容器14に連結し、他端につまみ部11aを備えた引き出 し紐であり、この引き出し紐はつまみ部11aを芳香手段が収納される袋部材1 あるいは外袋3から突出させておくことで、芳香手段を容易に引き出すことがで きるようになっている。
【0022】 この芳香手段は、枕の使用時において、寝返り等で頭部の重み(圧力)が加わ ると、図5(b)に示すように器12を収縮し、器12の側面に形成された切れ 目Sを僅かに開いて内部のエアー、すなわち香り保持材10の香りを放出するこ とができる。そして圧力が解除されれば器12は元の状態に復帰するまで切れ目 Sから所定量の外部エアーを流入し、その後再び切れ目Sを閉状態にする。 すなわち、この芳香手段は、睡眠時において寝返り等によって圧力が加わった 場合のみ香りを放出するので香り保持材10の寿命を長くすることが可能である 。もちろん、香り保持材10の香りが弱くなった場合には容器14から香り保持 材10を取り出して香料液2を補充すれば良い。 なお、この実施例では、容器14に形成する弁を、常時においては閉状態とな る切れ目(スリット)により構成した例を示したが、容器に形成する弁を、常時 においては空気を流動させることはなく、容器内の加圧・減圧時にのみ空気を流 出入させる小孔により構成しても良い。
【0023】 一方、図6は、芳香手段の第3実施例を示す図である。図において20はゴム 材等の弾性部材により形成された収納部材としてのパイプ体であり、D1、D2 はこのパイプ体20の両開口部にそれぞれ密着(螺合)するゴム材等の弾性部材 から形成される蓋部材である。そしてこれら蓋部材D1、D2には常時は閉状態 となる弁としての切れ目S(スリット)が形成されている。 また、10はパイプ体20内に格納される香料液を含んだ上述の香り保持材で あり、この香り保持材10はパイプ体20の形状に合わせて長手に形成されてい る。
【0024】 そしてこの芳香手段は、図6(b)に示すように、頭部の左右に蓋部材D1、 D2が位置するように袋部材1上にセットされ、枕の使用時において次のような 作用をなす。 図6(b)に示すように、芳香手段のパイプ体20は、頭部の重みによって頭 部と接する部分が圧縮し頭部を中心に左右に分離された状態となる。そして、使 用者が寝返りをうつと頭部の位置、すなわちパイプ体20の分離位置が左右いづ れかに移動(図では右方向に移動)し、移動方向側にあるパイプ体20(図にお いては右側)は圧縮され、内部のエアー(香り)を蓋部材D2の切れ目から使用 者の鼻先へ放出する。なお、所定量のエアー放出後、蓋部材D2の切れ目は閉状 態に復帰する。 一方、頭部位置(分離位置)の移動方向とは逆側のパイプ体20(図において は左側)は容量が多くなるようにその形状が変化するので蓋部D1の切れ目から 外部エアーを吸引し、所定量のエアーを吸引した後その切れ目は閉状態に復帰す る。
【0025】 この芳香手段は、枕使用者が寝返りをうつ度に心地よい香りを放出することが でき、枕未使用時においては香りを放つことはないので、香り保持材10の寿命 を長く維持することができる。もちろん、この香り保持材10は蓋体を取り外せ ばパイプ体20から取り出すことができるので、放出される香りが弱くなった場 合には香料液を補充すれば良い。 なお、この実施例では、パイプ体に形成する弁を、常時においては閉状態とな る切れ目(スリット)により構成した例を示したが、パイプ体に形成する弁を、 常時においては空気を流動させることはなく、パイプ体内の加圧・減圧時にのみ 空気を流出入させる小孔により構成しても良い。
【0026】
【考案の効果】
この考案に係る枕は、以上説明したように、枕を、ひのき等の木材から形成さ れる木材チップと、円筒形状の小袋およびこの小袋より大きい外形を有し小袋を 介して並列に連結される二体の円筒形状の大袋とを備え、木材チップを充填する 通気性を有する袋部材と、伸縮可能で、内部に中空部を有し、収縮時において内 部気体を流出入させる収納部材およびこの収納部材に収納される香りを保持した 香り保持材とからなる芳香手段と、を備えて構成したので、枕の使用時において 次のような効果がある。 すなわち、枕の袋部材は、頭部が当接する凹部と、首部が当接する凸部とを形 成し、睡眠時において人が直立している際の自然で理想的な姿勢を無理なくとる ようにすることができ「寝ちがい」、「いびき」等を防止して適正な睡眠を可能 にする。
【0027】 また、芳香手段および木材チップによって、睡眠時に心地よい香りを漂わせ、 自立神経の働きを正常にし、精神をリラックスさせることで穏やかな睡眠を可能 にする。 そしてまた、木材チップは、頭部および首部から発汗する汗を吸収するととも に優れた恒温性によって理想的な「頭寒足熱」作用を可能にし、常にさわやかな 使用感を提供することができる。 この考案に係る枕は、以上説明した各作用の相乗効果によって、枕使用者を心 身ともにリラックスさせることができ、穏やかで心地よい睡眠を可能にすること でストレスを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る枕の一実施例を示す一部切欠外
観斜視図である。
【図2】図1に示した枕の袋部材を示す外観斜視図であ
る。
【図3】図1に示した枕の使用状態を示す説明側面図で
ある。
【図4】図1に示した枕に設けられる芳香手段を示す外
観斜視図である。
【図5】芳香手段の第2実施例を示す説明斜視図であ
る。
【図6】芳香手段の第3実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 袋部材 1a 小袋 1b 大袋 9 収納部材 10 香り保持材 A 木材チップ B 芳香手段 S 切れ目(弁)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ひのき等の木材から形成される木材チッ
    プと、 円筒形状の小袋およびこの小袋より大きい外形を有し小
    袋を介して並列に連結される二体の円筒形状の大袋とを
    備え、前記木材チップを充填する通気性を有した袋部材
    と、 伸縮可能で、内部に中空部を有し、伸縮時において内部
    気体を流出入させる収納部材およびこの収納部材に収納
    される香りを保持した香り保持材とからなる芳 香手段と、を備えて構成したことを特徴とする枕。
  2. 【請求項2】 前記芳香手段の収納部材は、中空部を備
    えた弾性材からなる容器に、中空部内の加圧・減圧時に
    おいて空気を流出入させる弁を備えて構成したことを特
    徴とする請求項1記載の枕。
  3. 【請求項3】 前記芳香手段の収納部材は、中空部を備
    えた弾性材からなる筒状の容器と、 この容器の両端部に設けられ、容器の中空部内の加圧・
    減圧時におて空気を流出入する一対の弁と、 を備えて構成し、 この収納部材を、一対の弁が前記袋部材の左右に配置さ
    れるよう袋部材上に設置するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の枕。
JP1994014898U 1994-11-09 1994-11-09 Expired - Lifetime JP3010980U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11313740A (ja) * 1998-03-05 1999-11-16 Mapepe Unit:Kk
JP2018052564A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 大日本印刷株式会社 香り放出機能付き箱体とブランク板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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