JP3084067U - カゴ付自転車用防雨シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は雨の日の自転車走行を従来の防雨具
より安全且つ広範囲に乗車人の下半身や履物、荷物等を
雨から防ぎ着脱、収納、保管を簡単にする。 【解決手段】 本考案は自転車のハンドルに２と３を架
設し、１の防雨シートをカゴ前部から両ハンドルにかけ
て覆う様に装着するだけなので、非常に手間がかからず
乗車人の下半身、履物等を広範囲に雨から防ぎ、風の抵
抗が少なく安全且つ収納保管が便利である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、自転車のカゴから両ハンドルを利用し、シートに装着したゴムの張 りにより自転車前部を覆うため乗車人の下半身、履物、荷物等を雨から広範囲に 保護し着脱保管を簡単にするものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、雨天時の自転車走行中において傘は勿論長靴や雨合羽を利用していたが 非常に着脱保管に手間が掛かり特に通勤通学時は不便であった。又、実登２５７ ８７６５参照の様に取付けが複雑な物や風の抵抗を受け安い構造の為車道や歩道 での走行が非常に危険である。

【０００３】

【考案の解決しようとする課題】

雨の日の自転車走行は一般に、傘のみの走行が多いため、カゴの中に有る荷物や 乗車人の下半身、及び履物等が濡れやすかった。又、長靴、合羽等従来の防雨具 を使用する時には着脱に手間が掛かり、実登２５７８７６５による防雨具は走行 中、風の抵抗を受けやすく安全性に欠ける。従って防雨具はなるべく安全な装置 で走行に支障が無く、着脱、収納保管を簡単にしたい。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案はビニールの淵周り全体と縦中央部にゴムを装着している為、ゴムの張 りにより、カゴ前部から両ハンドルを覆う様にシートを被せるだけなので風によ る抵抗を受けにくく安全、且つ着脱が簡単に出来る。ハンドルグリップの突端に 付けた円板はブレーキ操作を妨げないためのものであり、ハンドルの中央にフレ ーム状に針金等の金具を立て、ビニールを張り広げることにより、広範囲に乗車 人を雨から防ぐことが出来る。この防雨シートはビニールとゴムだけで出来てお り、折りたためば小さなビニール袋に収納出来、保管が簡単である。又、円板は ハンドルグリップの突端に若干の穴が空いているのを利用し、そこに円板の中心 に付けた突起を差し込むだけなので装着が簡単であり、そのまま付けていてもハ ンドル操作に差し支えない。又、ハンドル中央部のフレーム状に立てた金具はそ のまま吊り下げて嵌め置く事も出来、邪魔にならない。

【０００５】

【考案の実施の形態】

両ハンドルグリップのゴム突端の穴を利用し円板の中心に付けた突起を差し、 ハンドル中央部にシート補助金具をフレーム状に立て、防雨シートをカゴから両 ハンドルに覆う様に装着する。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図に従って一実施例を説明する。２の補助金具を立て３の円板を両ハ ンドルグリップ突端の穴に指し込み１の防雨シートをカゴ前下部から、ハンドル 中央部に立てたフレーム状の金具を覆う様に被せて装着する。

【図面の簡単な説明】

【図１】シート補助金具と円板を使用し防雨シートを装
着した自転車の側面図である。

【図２】図１の正面図である。

【図３】ハンドルグリップ突端に円板を差しこみ装着し
た拡大図である。

【図４】ハンドル中央部にフレーム状に金具を立てた状
態の拡大図である。

【符号の説明】

１ 防雨シート ２ シート補助金具 ３ 円板

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 自転車前部のカゴから両ハンドルに掛け
   て、ビニールの淵周り全体と縦中央部にゴムを装着した
   シートで覆い、補助具として両ハンドルグリップの端に
   付けた円板でゴム付シートの張りによるブレーキ操作を
   妨げず、ハンドル中央部にフレーム状に金具を立て、ビ
   ニールシートを被せることによりカゴの中に有る荷物及
   び乗車人の下半身、履物等を広範囲に雨から防ぎ、着
   脱、収納、保管が安全且つ簡単に出来る事を特徴とする
   カゴ付自転車用防雨シート
2. 【請求項２】上記のビニールシートはカゴの大きさや
   形、又ハンドルの長さや高さが違う様々なカゴ付き自転
   車でもシートの広がりが可能な限り対応出来、必要に応
   じてカゴ側面に金具等を用いてシートを広げる事も出来
   るので、更に広範囲に防雨出来ることを特徴とする請求
   項１記載のカゴ付自転車用防雨シートである。