JP2003274714A - 施肥装置付き田植機 - Google Patents

施肥装置付き田植機

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JP2003274714A
JP2003274714A JP2002088525A JP2002088525A JP2003274714A JP 2003274714 A JP2003274714 A JP 2003274714A JP 2002088525 A JP2002088525 A JP 2002088525A JP 2002088525 A JP2002088525 A JP 2002088525A JP 2003274714 A JP2003274714 A JP 2003274714A
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roof
fertilizer
seat
curtain
rice transplanter
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JP2002088525A
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Tomio Tanaka
富穂 田中
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨が降っている状況で施肥タンクの上蓋を開
けたとしても雨の侵入を防ぐことのできる施肥装置付き
田植機を提供する。 【解決手段】 運転座席3と機体後部に備えた苗植付け
装置6との間に施肥装置7を配設し、平面視で施肥装置
7に備えた複数の施肥タンク8全体を覆う屋根23を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転座席と機体後
部に備えた苗植付け装置との間に施肥装置を配設し、機
体に立設した支柱に運転座席を覆う屋根本体を支持して
ある田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平7−39213
号公報で開示されているように、日よけや雨よけのため
に運転座席の上方を覆う屋根を備えた田植機があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】運転座席の上方を覆う
屋根は備えられていたものの施肥タンクの上方を覆うも
のがなく、施肥タンクが雨風にさらされていたために、
雨天での作業時において、肥料を施肥タンクに供給しよ
うとして上蓋を開けた際に雨が侵入して肥料が固まるこ
とがあった。
【0004】本発明の目的は、雨が降っている状況で施
肥タンクの上蓋を開けたとしても雨の侵入を防ぐことの
できる施肥装置付き田植機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕本発明の請求項
1にかかる特徴構成は、運転座席と機体後部に備えた苗
植付け装置との間に施肥装置を配設し、機体に立設した
支柱に運転座席を覆う屋根本体を支持してある施肥装置
付き田植機において、屋根本体に補助屋根を付設して、
平面視で施肥装置に備えた複数の施肥タンク全体を覆う
屋根を構成してある点にある。
【0006】〔作用〕上記構成によれば、屋根で施肥タ
ンク全体を覆うことによって施肥タンクが雨にさらされ
ることが少なくなり、雨の日に施肥タンクに肥料を補給
しようとしても屋根によって施肥タンク内への雨の侵入
を防ぐことができる。
【0007】〔構成〕本発明の請求項2にかかる特徴構
成は、請求項1にかかるものにおいて、補助屋根の左右
端部に施肥タンクの左右側方を覆う横カーテンを吊り下
げ支持するとともに、補助屋根の後端部に施肥タンクの
後方を覆う後カーテンを吊り下げ支持してある点にあ
る。
【0008】〔作用〕上記構成によれば、請求項1と同
様の作用を備えるとともに、横カーテンや後カーテンと
によって、横殴りの雨の日の側方や後方からの雨にもさ
らされることがなく、風の強い日でも施肥タンク内への
雨の侵入を防ぐことができる。
【0009】〔構成〕本発明の請求項3にかかる特徴構
成は、運転座席と機体後部に備えた苗植付け装置との間
に施肥装置を配設し、平面視で前記運転座席と前記施肥
装置に備えた複数の施肥タンクとの全体を覆う屋根を備
え、機体前部に立設した2本の前支柱と運転座席後方に
立設した1本の後支柱とで構成したフレーム構造によっ
て屋根を支持するとともに、屋根の左右端部に施肥タン
クの左右側方を覆う横カーテンを吊り下げ支持し、屋根
の後端部に施肥タンクの後方を覆う後カーテンを吊り下
げ支持してある点にある。
【0010】〔作用〕上記構成によれば、屋根とカーテ
ンとによって上方、側方及び後方からの雨にもさらされ
ることがなく、雨風の強い日に施肥タンクに肥料を供給
しようとしても施肥タンク内への雨の侵入を防ぐことが
できる。
【0011】〔構成〕本発明の請求項4にかかる特徴構
成は、請求項3にかかるものにおいて、後カーテンを巻
き上げ可能に構成してある点にある。
【0012】〔作用〕上記構成によれば、後カーテンが
必要ない場合には巻き上げることが可能であるため、例
えば、機体前部に備えた予備苗の苗を機体後部の苗植付
け装置に補給する場合では、後カーテンを巻き上げて機
体上から苗を補給することができ、運転席と苗植付け装
置との間に位置する後カーテンが邪魔になるために苗補
給の際にわざわざ機体から降りるという行動が必要なく
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1、図5、図7に、本発明に係
る施肥装置付き田植機の一例である6条植え仕様の乗用
型田植機の全体側面が示されており、図2、図8にはそ
の全体平面が示されている。この田植機には、前輪1及
び後輪2で支持された機体に運転座席3を備えた運転部
4が配置され、機体後部に昇降リンク5を介して苗植付
け装置6が昇降自在に連結されるとともに、運転座席3
と苗植付け装置6との間に施肥装置7が備えられてい
る。
【0014】図2、図6、図8に示すように、施肥装置
7には左右方向に並設した施肥タンク8を備えてあり、
施肥タンク8から繰出し部9により肥料を繰り出し、繰
り出された肥料を送風装置10からの搬送風によってホ
ース11を介して作溝器12に供給し、作溝器12によ
って他面に形成された施肥溝に埋設するように構成され
ている。
【0015】機体の前部には、エンジン(図示せず)を
覆うボンネット13が配置されており、ボンネット13
の後方上部に前輪を操向操作する操縦ハンドル14を備
え、ボンネット13の左右下部に畦からの乗降用のステ
ップ部15が配置されるとともに、これらステップ部1
5の後部に引続いて運転部4のフロア16が配置されて
いる。前記ステップ部15の横外方には、予備苗台17
を複数段備えた予備苗載せ台18が備えられている。
【0016】この田植機には雨除け及び日除け用の屋根
23が備えられており、以下にこの屋根23とその支持
構造について請求項1及び請求項2に基づく第1実施例
を説明する。
【0017】図1、図5に示すように、左右のステップ
部15には右側及び左側の屋根支持用の支柱21が立設
されており、この支柱21は側面視で後方斜め上方に、
また、正面視で中央側に向く斜め上方に湾曲されてい
る。支柱21の上端部には、軸芯P周りで揺動自在に樹
脂製の屋根23が片持ち状に支持されており、ガスダン
パ22によって屋根23を任意の姿勢に固定可能とされ
ている。
【0018】図3、図4に示すように、屋根23は、支
柱21に支持される屋根本体24と、この屋根本体24
に付設した補助屋根25とで構成されており、屋根本体
24の外周縁は下方に折り曲げ形成され、補助屋根25
には雨樋にも兼用される凹部26が屋根本体の後部の形
状に合わせて形成されている。屋根本体24と補助屋根
25とは、屋根本体24の後部に補助屋根25を上方か
ら嵌め合わせるとともに、屋根本体24の折り曲げ部分
と補助屋根25の凹部26内側壁とを着脱可能なように
クリップ27で連結されている。そして、屋根本体と補
助屋根との大きさ、及び形状は、平面視において、屋根
本体24は運転座席3と施肥タンク8の一部を覆うとと
もに、付設した補助屋根25によって施肥タンク8の屋
根本体24では覆いきれない残りの部分を覆うように設
定されている。
【0019】また、図5、図6に示すように、補助屋根
25の左右端縁には運転座席3及び施肥タンク8の側方
を覆う横カーテン28を吊り下げ支持するとともに、補
助屋根25の後端縁には施肥タンク8の後方を覆う後カ
ーテン29を吊り下げ支持している。各カーテン28、
29はそれぞれ半透明のビニールシートで巻き上げ可能
なロールカーテンから構成されるとともに、右の横カー
テン28の後端縁と後カーテン29の右側縁、並びに、
左の横カーテン28の後端縁と後カーテン29の左側
縁、をファスナー30によって連結、分離可能とされて
いる。
【0020】〔別実施の形態〕次に、屋根とその支持構
造について、請求項3及び請求項4に基づく第2実施例
を説明する。尚、屋根44とその支持構造以外の構成は
上記実施の形態と同様の構造である。
【0021】図7、図8に示すように、左右のステップ
部15の夫々に前支柱41、41を立設し、運転座席3
と施肥タンク8との間のフロア16に後支柱42を立設
し、これら3本の支柱41、41、42によって構成し
た屋根支持フレーム(請求項3のフレーム構造に相当)
43によって樹脂製の屋根44を支持してある。この屋
根44は、平面視において、運転座席3と施肥タンク8
との全体を覆うように、大きさ及び形状を設定してあ
る。
【0022】屋根44の左右端縁には運転座席3及び施
肥タンク8の側方を覆う横カーテン45を吊り下げ支持
するとともに、屋根44の後端縁には施肥タンク8の後
方を覆う後カーテン46を吊り下げ支持してある。横カ
ーテン45は前部分と後部分とから構成されており、屋
根44には計5箇所にカーテンが備えられている。各カ
ーテン45、46はそれぞれ半透明なビニールシートで
巻き上げ可能なロールカーテンから構成するとともに、
右の横カーテン45の後端縁と後カーテン46の右側
縁、並びに、左の横カーテン45の後端縁と後カーテン
46の左側縁、さらに、横カーテン45の前部分の後端
縁と後部分の前端縁をファスナー47によって連結、分
離可能に構成してある。尚、横カーテン45における前
部分と後部分との連結箇所は運転部4への乗降箇所に位
置しており、機体側部に備えたステップ48と上下方向
に重なる箇所に位置するように設定してある。
【0023】〔別実施例〕上記第1実施例、並びに第2
実施例において、カーテン同士の連結をファスナー3
0、47によって行ったが、ファスナーに限らず面ファ
スナー、ボタン、ホック、等の連結並びに分離可能な連
結具を利用するもよい。
【0024】上記第1実施例において、屋根本体24と
補助屋根25とで施肥タンク8の全体を覆ったが、補助
屋根25のみで施肥タンク8を覆ってもよい。
【0025】
【発明の効果】従って、請求項1に記載のものであれ
ば、雨天中の作業においても雨水の侵入なく施肥タンク
への肥料の供給を行うことができるものであり、請求項
2に記載のものであれば、側方や後方からの雨の侵入も
防ぐことができる。また、請求項3に記載のものであれ
ば、請求項1,2と同様に、上方、並びに左右、後方か
らの雨の侵入を防いで、施肥タンクの肥料の供給をゆっ
くり確実に行えるとともに、請求項4に記載のものであ
れば、機体上からの苗補給作業を行いやすくなるととも
に、晴天日には後カーテンを巻き上げて換気することが
できて快適に作業することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における田植機の全体側面図
【図2】第1実施例における田植機の全体平面図
【図3】第1実施例における屋根の分解斜視図
【図4】第1実施例における屋根の断面図
【図5】第1実施例におけるカーテンを広げた状態を示
す田植機の全体側面図
【図6】第1実施例における田植機の一部切欠き背面図
【図7】第2実施例におけるカーテンを広げた状態を示
す田植機の全体側面図
【図8】第2実施例における田植機の全体平面図
【符号の説明】
3 運転座席 6 苗植付け装置 7 施肥装置 8 施肥タンク 21 屋根支持フレーム 23 屋根 24 屋根本体 25 補助屋根 28 横カーテン 29 後カーテン 41 前支柱 42 後支柱 43 屋根支持フレーム 44 屋根 45 横カーテン 46 後カーテン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転座席と機体後部に備えた苗植付け装
    置との間に施肥装置を配設し、機体に立設した支柱に運
    転座席を覆う屋根本体を支持してある施肥装置付き田植
    機であって、 前記屋根本体に補助屋根を付設して、平面視で前記施肥
    装置に備えた複数の施肥タンク全体を覆う屋根を構成し
    てある施肥装置付き田植機。
  2. 【請求項2】 前記補助屋根の左右端部に前記施肥タン
    クの左右側方を覆う横カーテンを吊り下げ支持するとと
    もに、前記補助屋根の後端部に前記施肥タンクの後方を
    覆う後カーテンを吊り下げ支持してある請求項1記載の
    施肥装置付き田植機。
  3. 【請求項3】 運転座席と機体後部に備えた苗植付け装
    置との間に施肥装置を配設し、平面視で前記運転座席と
    前記施肥装置に備えた複数の施肥タンクとの全体を覆う
    屋根を備え、機体前部に立設した2本の前支柱と運転座
    席後方に立設した1本の後支柱とで構成したフレーム構
    造によって前記屋根を支持するとともに、前記屋根の左
    右端部に前記施肥タンクの左右側方を覆う横カーテンを
    吊り下げ支持し、前記屋根の後端部に前記施肥タンクの
    後方を覆う後カーテンを吊り下げ支持してある施肥装置
    付き田植機。
  4. 【請求項4】 前記後カーテンを巻き上げ可能に構成し
    てある請求項3記載の施肥装置付き田植機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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