JP3083668U - 装飾用のチェーン

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(57)【要約】【課題】通称「オメガ」型チェーンに関し、新しい加工
による面の仕上げ方法を提供することである。【解決手段】角錐形状のダイヤモンドを付けた工具に
て、チェーンの面を打刻する仕上げ方法を特徴とする。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、通称「オメガ（ＯＭＥＧＡ）」型の装飾目的チェーンに関し、通常は、ネックレス、ブレスレット、及び一般的な金細工製品の製造に使用される。

【０００２】

【従来の技術】

通称「オメガ」型チェーンの面の仕上げとして、地肌の光沢面そのまま、又は、サテン加工仕上げ等が施されていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は、通称「オメガ」型チェーンに関し、新しい加工による面の仕上げ方法を提供することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、角錐形状のダイヤモンドを付けた工具にて、チェーンの面を打刻する仕上げ方法を最も主要な特徴とする。

【０００５】

【考案の実施の形態】

通称「オメガ」型チェーンの面の仕上げ方法として、従来にない面の輝きときらめきを得るという目的を実現した。

【０００６】

【実施例】

図１，２は、通称「オメガ」型チェーンに新しい加工による面の仕上げを施した状態を示す。図３は、角錐形状のダイヤモンドを付けた工具を示す。

【０００７】通称「オメガ」型チェーンの面１，１’の両面共にに仕上げ加工を施す場合と通称「オメガ」型チェーンの面２，２’の片面２のみに仕上げ加工を施す場合とがある。

【０００８】角錐形状のダイヤモンド２０を付けた工具１０により、通称「オメガ」型チェーンの面を打刻すると、金素材よりダイヤモンドが硬度があるため、角錐形状の鏡面の凹みが発生する。この角錐形状の鏡面の凹みにより、光を当てると、ダイヤモンドのような面の輝きときらめきを得ることができる。

【０００９】

【考案の効果】

以上説明したように本考案の仕上げ加工方法は、従来にない面の輝きときらめきを得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】角錐形状のダイヤモンドを付けた工具により、
両面を打刻仕上げした通称「オメガ」型チェーンの平面
図である。

【図２】角錐形状のダイヤモンドを付けた工具により、
片面を打刻仕上げした通称「オメガ」型チェーンの平面
図である。

【図３】角錐形状のダイヤモンドを付けた工具である。

【符号の説明】

１チェーン本体２チェーン本体１０角錐形状のダイヤモンドを付けた工具２０角錐形状のダイヤモンド部

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ネックレス、ブレスレット等に使用され
る通称「オメガ」型チェーンにおいて、先端に角錐形状
のダイヤモンドを付けた工具にて打刻し、輝きときらめ
きを際ださせるよう加工したチェーン。
【請求項２】請求項１に記載のチェーンにおいて、前
記チェーンの第１面は、先端に三角錐形状のダイヤモン
ドを付けた工具にて打刻し、前記チェーンの第２面は打
刻を施さない地肌のままの面としたチェーン。