JP3083631U - Dvd光ディスクケースのディスク係止固定構造 - Google Patents

Dvd光ディスクケースのディスク係止固定構造

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碩 明 周
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▲らい▼徳科技股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決め柱に対する押圧作用によってDVD
光ディスクを弾性片の反力により跳ね上げさせることが
できると共に、DVD底面を容易に傷まないようにする
ことができるディスク係止固定構造を提供する。 【解決手段】 連接部を介して光ディスクケースに連接
される位置決め柱と、一端が前記光ディスクケースに連
接されると共に、他端に弧度を有する接触面を形成する
複数の弾性片と、前記位置決め柱の外壁部に形成される
と共に、前記弾性片と対応するように形成される複数の
凹槽とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はDVD光ディスクケースのディスク係止固定構造に係るものであり、 特に位置決め柱に対する押圧作用によってDVD光ディスクを弾性片の反力によ り跳ね上げさせることができると共に、DVD底面を容易に傷まないようにする ことができるディスク係止固定構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
DVD光ディスクはデジタル信号をディスク表面を記録する一種の保存メディ アであり、その表面が容易に塵などの雑物に汚染され、または摩耗され、ディス ク表面のデジタル信号を破壊されるようになり、ディスクにおける情報を読み取 れないようになる。そのため、DVD光ディスクは使用されない場合ではそれを 光ディスクケースに保存され、且つディスク係止固定構造の位置決め柱によって それを安定に位置決め、塵の汚染やディスク表面と光ディスクケースと直接に接 触することによる摩耗損害を防止する。
【0003】 しかしながら、DVD光ディスクをディスクケースに保存される時に、位置決 め柱によって安定に位置決めさせる必要があるので、DVD光ディスクを取り出 そうとする場合に、不便さと邪魔を招くことがある。そのため、位置決め柱の近 傍に弾性片を設け、位置決め柱の上面部を押圧することによって弾性片によりデ ィスクを上方へ突き上げさせることによってDVDディスクを取り出す。
【0004】 図1に示すように、前記従来の光ディスク係止固定構造1aは光ディスクケー ス3aのケース体30aの中心部に形成され、且つ位置決め柱10aと複数の弾 性片11aを有し、前記位置決め柱10aは連接部100aを介してケース30 aと連接し、また、位置決め柱10aの上面部の外縁部に係止塊101aが形成 され、また、上面部にノッチ102aを形成し、ノッチ102aは位置決め柱1 0aが指で(図示せず)下方へ圧迫される時、湾曲変形してディスクを係止また は釈放する目的を図る。
【0005】 図2と図3と図4に示すように、DVD光ディスク2aがディスク係止固定構 造1aに係止される場合、DVD光ディスク2aが緊密的に弾性片11aの接触 面110aに当接され、弾性片11aを下方へ圧迫し係止塊101aに係止され るので、良好的な固定効果を有する。DVD光ディスク2aを取り出そうとする 場合、単に指(図示せず)で下方へ位置決め柱10aの上面部を圧迫するだけで DVD光ディスク2aに係止される係止塊101aを位置決め柱10aの湾曲に 従ってDVD光ディスク2aを釈放できるようになる。また、前記弾性片11a がDVD光ディスク2aの下方向きの圧迫力の反力によって作用され、DVD光 ディスク2aを弾性片11aの反力を受けて上方へ突き上げ、DVD光ディスク 2aを取り外す目的を達成する。
【0006】 しかしながら、前記DVD光ディスク2aがディスク係止固定構造1aに係止 される場合、持続的に弾性片11aの反力を受けて接触面110aを緊密的にD VD光ディスク2aの底面に圧迫し、且つ長期間の力を受ける場合ではDVD光 ディスクの底面を損なうようになり、また、DVD光ディスク2aを取り出し・ 置き入れをする場合、容易に接触面110aとDVD光ディスク2aの底面と摩 擦して傷痕をつけ、DVD光ディスク2aが傷む。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
そのため、前記から分かるように、前記の従来のDVD光ディスク係止固定構 造の場合では、実際に使用される時、明らかに不便さと欠点を有するため改善さ れる必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、位置決め柱と複数の弾性片と凹槽を有し、且つ前記凹槽が前記位置 決め柱の外壁部に形成され、且つそれぞれ前記弾性片と対応し、このような構造 によってDVD光ディスクがディスク係止固定構造に係止される時、その弾性片 の接触面が凹槽に当接出来るので、直接にDVD光ディスクと接触することはな く、弾性片の反力によってDVD光ディスクの底面部を迫り、容易に取り外す便 利性を有する、DVD光ディスクケースの光ディスク係止固定構造を提供する。
【0009】 以下に添付図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳細に説明するが 、それらの構造は本考案の一部の実施例に過ぎず、本考案の構造をそれらのみに 制限するものではない。
【0010】
【考案の実施の形態】
図5と図8とはそれぞれ本考案の斜視図と光ディスクケースに使用される場合 を示す図である。本考案はDVD光ディスクの光ディスク係止固定構造において 、そのディスク係止固定構造1は光ディスクケース3のケーシング30の中心部 に設けられ、且つ位置決め柱10を有し、且つ複数個の弾性片11と凹槽12を 有する。前記位置決め柱10は複数の連接部100を介して前記ケーシングと連 接し、両連接部100の間に弾性片11を有し、弾性片11の一端がケーシング 30に連接され、他端が弧度を有する接触面110を形成し、また、前記接触面 110は位置決め柱10の外壁部に対応する凹槽12が設けられ、且つ前記凹槽 12の内壁の一側に前記接触面110と合わせる接触面120を有し、また、位 置決め柱10の上面部の外縁部に係止塊101が形成され、また、前記上面部に ノッチ102が形成され、前記ノッチ102は位置決め柱10が指(図示せず) に下方へ向いて迫られる場合に湾曲変形してDVD光ディスク2の中心部を貫通 し、係止または釈放を実行出来る。
【0011】 図6に示すように、DVD光ディスク2がディスク係止固定構造1に係止され る場合、弾性片11の接触面110が凹槽12の接触面120を接し、単に1つ の突き上げ点111によって位置決め柱10とDVD光ディスク2の間に当接す るので、良好的な位置決め効果を保有し、且つ弾性片11の反力によって接触面 111をDVD光ディスク2に迫ることがなく、そのため、DVD光ディスクの 底面を損なうことはない。
【0012】 また、図7に示すように、DVD光ディスク2を取り出そうとする場合、弾性 片11の接触面110は単にDVD光ディスク2に突き上げ点111を接触する ので、容易にDVD光ディスク2の底面部と摩擦して傷痕を生成することはない 。
【0013】 また、図8に示すように、本考案はこの種の挟持層を有する光ディスクケース 3に利用出来、且つ場合のニーズに従ってケーシング30の数量を増加出来、光 ディスクケース3に多数のDVD光ディスクを収納できる。
【0014】
【考案の効果】
本考案のDVD光ディスクの光ディスク係止固定構造はその構造が簡単である が、効果的にDVD光ディスク2を保護出来、ディスク係止固定構造1の釈放ま たは係止による摩擦損害を有さず、且つ多くの大切なイメージ音声を記録してい る光ディスクを完璧に保存出来、且つ容易に取り出す利点を有するので、優れた 考案を形成出来る。
【0015】 前記のように、本考案は従来のDVD光ディスク係止固定構造を改善出来、D VD光ディスクの底面部を削って傷痕を生成することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光ディスクケースの一部平面図である。
【図2】従来の光ディスク係止固定構造の第1状態を示
す図である。
【図3】従来の光ディスク係止固定構造の第2状態を示
す図である。
【図4】従来の光ディスク係止固定構造の第3状態を示
す図である。
【図5】本考案の斜視図である。
【図6】本考案のディスク係止状態を示す図である。
【図7】本考案のディスク釈放状態を示す図である。
【図8】本考案を光ディスクケースに使用される場合を
示す図である。
【符号の説明】
1 ディスク係止固定構造 10 位置決め柱 100 連接部 101 係止塊 102 ノッチ 11 弾性片 110 接触面 111 上面部 12 凹槽 120 接触面 2 DVD光ディスク 3 光ディスクケース 30 ケーシング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連接部を介して光ディスクケースに連接
    される位置決め柱と、 一端が前記光ディスクケースに連接されると共に、他端
    に弧度を有する接触面を形成する複数の弾性片と、 前記位置決め柱の外壁部に形成されると共に、前記弾性
    片と対応するように形成される複数の凹槽とを有するこ
    とを特徴とするDVD光ディスクケースのディスク係止
    固定構造。
  2. 【請求項2】 前記位置決め柱の上面部にノッチが形成
    されることを特徴とする請求項1に記載のDVD光ディ
    スクケースのディスク係止固定構造。
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