JP4021415B2 - 保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケース - Google Patents

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Description

本発明は、音楽や映像を記録したコンパクトディスク(CD)、デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)等の円盤状記録媒体を収納する販売用のケースに関するものである。
従来の円盤状記録媒体のケースの保持手段として、中央部分を指先で押圧されることにより縮径して同記録媒体の固定を解放する構造のものがある。例えば、特許第2863317号の「コンパクト・ディスクを保持する装置」では、ケースの基部から内側に延びる2つの片持ち梁式のアームの先端にディスクの中央孔を係合させるための、中央のヒンジを介して接続されたほぼ半円形のセグメントからなるボタン部材を一体に設け、ディスクの中央孔をそのボタン部材の上においてディスクを押し下げることにより、ディスクを固定保持している。他方、ディスクが保持された状態にてボタン部材の中央部を押すと、アームが撓んで基部のほうに押されてボタン部材のリップが中央孔をくぐるので、ディスクはボタン部材との係止を解除されるように構成されている。ところが、その保持装置においては、ケースの取り扱い又は輸送時に予期せぬ大きな外力が作用してケースの中央部が圧迫された場合には、ボタン部材に固定保持されたディスクが外れてしまい、ディスクの表面を傷つける等の危惧を生ずる。
しかして、上記特許第2863317号のコンパクト・ディスクの保持装置等に類する構造に見られる欠点を改善する保持手段の提案が、特開2001−206478号公報の「ディスク用ケース」に開示されている。そのケースの保持手段は、ディスクの中央孔の位置を規制する突起部と、この突起部により規制されるディスクの中央孔の内壁に弾力的に嵌合する係止部とを備えた係合部を設け、その係止部の片持ち梁式のアームの先端に設けられたボタン部が押し下げられてディスクとの係止関係が解除される直前位置のボタン部の高さと同じくらいに突起部の高さを設けることにより、ディスクとの係止が解除されるのを防止する構造とされている。
特開2003−26271号公報の「円盤状記録媒体の収納ケース」は、本件出願人にかかるものであり、扉の裏面に設けた突起部が直接または間接的に円盤状記録媒体の上面を押圧し、保持部の押圧部の下降動作と突き上げ部の跳ね上がり動作を拮抗させることにより、円盤状記録媒体の脱盤を防止するように構成されている。
上記特許第2863317号の保持装置において、輸送時等に発生する脱盤事故により円盤状記録媒体の表面に傷がついておれば当然のことながら品質不良となり、商品価値がなくなる。また、特開2001−206478号公報に開示された保持手段においては、ボタン状部のリップがディスクの中央孔の1箇所に係合してディスクを固定保持する構成とされているため、ディスクを保持したときの安定感が良好とは言えない。特開2003−26271号公報に開示されたケース構造については、脱盤事故を防止することができるところ、扉の内側に収められる冊子を突起部で押圧するために当該冊子に押圧による痕跡が残ることが生ずることがある。
かかる状況から、輸送時等に円盤状記録媒体のケースの中央部が外力により圧迫されて保持手段の釦部が押圧された場合において、円盤状記録媒体の固定状態が簡単に解放されないような妄動防止機能を有する品質の優れたケースの商品化が望まれていた。
特許第2863317号公報 特開2001−206478号公報 特開2003−26271号公報
この発明の目的は、輸送時等における円盤状記録媒体の脱盤を防止すると共に多量生産に適する保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースを提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、コンパクトディスク等の円盤状記録媒体を本体の正面側から出し入れできるように正面の扉を開閉自由に設け、中央の釦部の仮想中心を中心として等角度で放射方向に延びる仮想線を挟むように左右一対の脚片を夫々配置し、各脚片は、その仮想線と直交する線上に配置された第1ヒンジにより一端を座部に連接されると共に、他端の薄肉に形成された第2ヒンジにより前記釦部の側壁片に夫々連接され、さらに前記一対の脚片に、円盤状記録媒体の固定用穴を係止させるための係合溝が形成された環形片を前記釦部の周囲に夫々配設すると共にその固定用穴の周縁下面に対応する跳ね上げ部を一体に形成した保持手段を設け、円盤状記録媒体の固定用穴を該保持手段の環形片に合わせて押圧することにより同記録媒体が固定され、他方、円盤状記録媒体が固定された釦部を押圧することにより、各環形片を仮想中心側に変位させつつ釦部と一緒に沈ませると同時に、前記跳ね上げ部にて円盤状記録媒体の沈む動作を抑制して同記録媒体の固定状態を解放させるように設けられた円盤状記録媒体のケースであって、
前記保持手段については、前記第1ヒンジに対して第2ヒンジが一直線状となる移動経路中のトグル死点に位置するときに、前記釦部及び環形片の頂面が当該保持部に装着された円盤状記録媒体の上面よりも低くなるように設けられ、円盤状記録媒体を収めて前記扉を閉じた状態においてケースの中央部が外力により圧迫されて前記釦部が沈む方向に押圧された場合に、その扉の裏面側が前記跳ね上げ部により押し上げられる円盤状記録媒体の上面を押圧して当該記録媒体を沈ませるように働く力と、その跳ね上げ部により第2ヒンジを介して当該釦部を押し上げるように働く力とを拮抗させることにより、釦部はトグル死点を越えて押し込まれる動作を阻止され、かつ、前記外力の減少・消滅により円盤状記録媒体を前記環形片に再び固定保持させるように構成したことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースであって、前記扉の内側部に浮上がり防止用突部を設け、その浮上がり防止用突部が、通常の高さ位置に固定保持される円盤状記録媒体の外周縁の上面にほぼ接触状に近接するように設けられていることを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項3に記載の発明は、コンパクトディスク等の円盤状記録媒体を本体の正面側から出し入れできるように正面の扉を開閉自由に設け、中央の釦部の仮想中心を中心として等角度で放射方向に延びる仮想線を挟むように左右一対の脚片を夫々配置し、各脚片は、その仮想線と直交する線上に配置された第1ヒンジにより一端を座部に連接されると共に、他端の薄肉に形成された第2ヒンジにより前記釦部の側壁片に夫々連接され、さらに前記一対の脚片に、円盤状記録媒体の固定用穴を係止させるための係合溝が形成された環形片を前記釦部の周囲に夫々配設すると共にその固定用穴の周縁下面に対応する跳ね上げ部を一体に形成した保持手段を設け、円盤状記録媒体の固定用穴を該保持手段の環形片に合わせて押圧することにより同記録媒体が固定され、他方、円盤状記録媒体が固定された釦部を押圧することにより、各環形片を仮想中心側に変位させつつ釦部と一緒に沈ませると同時に、前記跳ね上げ部にて円盤状記録媒体の沈む動作を抑制して同記録媒体の固定状態を解放させるように設けられた円盤状記録媒体のケースであって、
前記扉の内側部に浮上がり防止用突部を設け、その浮上がり防止用突部は、通常の高さ位置に固定保持される円盤状記録媒体の外周縁の上面にほぼ接触状に近接するように設けられ、円盤状記録媒体を収めて前記扉を閉じた状態においてケースの中央部が外力により圧迫されて前記釦部が押圧された場合に、前記第2ヒンジがトグル死点に位置するときの円盤状記録媒体は、前記外周縁の上面を前記浮上がり防止用突部に当接させると共に中央部を前記跳ね上げ部により押し上げられて湾曲状に弾性変形するように設けられ、かつ、前記釦部及び環形片の頂面を該中央部の上面よりもやや高くなるように設けられ、釦部をさらに押圧されたときには、トグル死点を越えて押し込まれる釦部が前記弾性変形による復元力により押し戻されるように設けられ、かつ、前記外力の減少・消滅により円盤状記録媒体を前記環形片に再び固定保持させるように構成したことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れかに記載した保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースにおいて、前記扉については、前記釦部及び環形片の頂面に対向する裏面側に窪みが設けられていることを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れかに記載した保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースにおいて、前記扉については、前記釦部及び環形片の頂面に対向する裏面側に窪みを、円盤状記録媒体の固定用穴の周縁上面に対向する裏面に適宜高さの突起部を設けたことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項6に記載の発明は、請求項1から5の何れかに記載した保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースにおいて、通常の高さ位置に固定保持される円盤状記録媒体の上面から突出する前記釦部の頂面の高さ寸法が、前記第2ヒンジの上死点からトグル死点間の移動寸法よりも小さくなるように設けられていることを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
この保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースは、保持手段の釦部及び環形片を円滑に出没作動させる構造としているので、円盤状記録媒体の着脱操作を軽快に行うことができる。また、その保持手段には妄動防止機能を備えているので、ケースの取り扱い時又は輸送時に予期せぬ大きな外力によりケースの中央部が圧迫されて釦部が沈む方向に押圧された場合において、円盤状記録媒体の脱盤を可及的に防止することができる。さらに、その保持手段はースに一体成形可能な構造とされているので、多量生産に適し、生産コストの低減化を図ることができる。
(請求項2の発明)
この保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースは、ケースの取り扱い時又は輸送時にケースの中央部が予期せぬ外力により圧迫されて釦部が沈む方向に押圧された場合において、円盤状記録媒体が跳ね上げ部により押し上げられようとするが、浮上がり防止用突部に外周縁の上面が当接して釦部の沈む動作を抑制するように作用する妄動防止機能を備えているので、円盤状記録媒体の脱盤を可及的に防止することができる。
(請求項3の発明)
この保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースにおける効果は、前述した請求項1の発明の効果に準ずるので、説明を省略する。
(請求項4の発明)
この保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースは、釦部及び環形片の上面と扉の裏面とに生ずる空間部が広く確保される構成としているので、予期せぬ外力によりケースの中央部が圧迫されたときに釦部が押圧されにくくなり、円盤状記録媒体の脱盤を防止することができる。加えて、その空間部に余裕が生ずることから、釦部及び環形片のデザイン設計の自由度が増す。
(請求項5の発明)
この保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースは、釦部及び環形片の上面と扉の裏面との空間部を広く確保する構成としているので、予期せぬ外力によりケースの中央部が圧迫されたときに釦部が押圧されにくくなり、円盤状記録媒体の脱盤の防止効果が一層高められる。加えて、扉に設けた突起部についても跳ね上げ部の跳ね上がり動作を抑制する作用を有するので、円盤状記録媒体の脱盤の防止効果が高められる。
(請求項6の発明)
この保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースは、釦部の上面と扉の裏面との空間部を広く確保する構成としていて、予期せぬ外力によりケースの釦部の中央部が圧迫されたときにトグル死点を越えて押し込まれる動作が阻止されるので、円盤状記録媒体の脱盤を防止することができる。加えて、円盤状記録媒体を保持手段から取り出す場合において、釦部の高さが低いので指先が固定用穴に引っかかり易く、円盤状記録媒体の取出し操作を円滑に行なうことができる。
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1から図5は第1実施形態例、図6及び図7は第2実施形態例、図8及び図9は第3実施形態例、図10は第4実施形態例にかかるものであって、図1は円盤状記録媒体のケースの扉を開いた状態を示す正面図、図2は保持手段の正面図、図3は図2の要部の断面図、図4は釦部が押し込まれて格納された状態を示す説明図、図5は扉に外力が作用して円盤状記録媒体の上面よりも釦部がやや低い位置にある状態を示す模式図、図6は扉に外力が作用して円盤状記録媒体の上面よりも釦部がやや高い位置にあり、浮上がり防止用突部が作用している状態を示す模式図、図7は図6の状態から釦部が少し沈んで円盤状記録媒体の上面とほぼ同じ高さとなり、円盤状記録媒体の中央部が凸状に変形している状態を示す模式図、図8は通常状態におけるケースの扉の一部と釦部及び環形片との位置関係を示す説明図、図9は扉に外力が作用して釦部が円盤状記録媒体の上面よりも少し高い位置にある状態を示す模式図、図10は扉に外力が作用して円盤状記録媒体の上面よりも釦部がやや低い位置にある状態を示す模式図である。
(第1実施形態例)
図1に示す本発明にかかる円盤状記録媒体のケースSCは販売専用の収納ケースであり、保持手段の妄動防止機能を備えている。このケースSCは、箱型形状の本体1と扉20とを合成樹脂材料により一体成形している。
その本体1には、ほぼ正方形の背部2の中央下方にデジタル・ビデオ・ディスク(DVD)等の円盤状記録媒体aの固定用穴bを嵌着させるための保持手段5を設け、その背部2の周縁に側片2aが一体に形成されている。3は保持手段5に装着される円盤状記録媒体aの外周縁cを支持するための円弧状突部であり、背部2に一体に形成されている。
図2及び図3に示すように、保持手段5については、本体1の背部2の中央に配置された円形座部5aに形成した開口部4の中央に、ほぼ三角形の釦部10の仮想中心(イ)を中心として等角度、この例では120°間隔で放射方向に延びる仮想線(ロ)を挟むように左右一対の脚片7,7を3ヵ所に配置する。各々の脚片7は、その仮想線(ロ)と直交する線(ハ)上に配置された第1ヒンジ6により一端7aを円形座部5aに設けた仮想線(ロ)と同じ方向に弾性変形可能な連結片5bによって連接されると共に、その他端7bの薄肉に形成された第2ヒンジ8によって釦部10の側壁片11の下端11aに夫々連接されている。
13は円盤状記録媒体aの固定用穴bを係止させるための係合溝15が形成された環形片である。それらの環形片13は釦部10の周囲に配置されており、第2ヒンジ8から外方に形成された凹溝12を介して左右一対の脚片7,7に一体に設けられている。9は左右一対の脚片7,7の後部に差し渡すように一体に形成された跳ね上げ部であって、各々の跳ね上げ部9は、円盤状記録媒体aの固定用穴bの周縁下面に対応するように設けられている。
上記保持手段5については、図5に示すように、第1ヒンジ6の折曲点oに対して第2ヒンジ8の折曲点が一直線状となる移動経路中のトグル死点yに位置するときに、釦部10及び環形片13の頂面が、保持手段5に装着された円盤状記録媒体aの上面よりも低くなるように設けられている。
上記本体1の左側縁には、薄肉に形成したヒンジ19aにより中央側片19の一側縁を連接する。その中央側片19の他側縁には、薄肉に形成したヒンジ19bにより正面の扉20を一体状に連接して当該扉20を開閉可能に設ける。
つぎに、上記構成になる円盤状記録媒体のケースSCにおける保持手段5の操作及び作用について説明する。
(1)保持手段5の環形片13に円盤状記録媒体aの固定用穴bを合わせてその周辺部を押圧すると、環形片13は、第1ヒンジ6及び第2ヒンジ部分8の歪み弾性変形作用により仮想中心側に変位しつつ沈んでその固定用穴bを通過させる。これとほぼ同時に、環形片13はその歪み弾性変形作用によって元の位置(第2ヒンジ8の折曲点:上死点x)に戻るので、円盤状記録媒体aは係合溝15に固定用穴bを係止されて固定保持される(図3)。
(2)他方、円盤状記録媒体aが固定された釦部10を指で押すと、環形片13は沈んで同記録媒体の固定用穴bをくぐる。円盤状記録媒体aの中央部分は環形片13と一緒に少し下降するが、固定用穴bの周縁の下面が跳ね上げ部9に当接してそれ以上の下降を抑制するため、環形片13はさらに下降して円盤状記録媒体aの固定状態が解放される。
(3)釦部10及び環形片13は、図4に示すように、円盤状記録媒体aの固定を解いた位置からさらに沈んだ位置(第2ヒンジ8の折曲点:下死点z)にて保持される。
(4)(3)の状態において、円盤状記録媒体aの固定用穴bを環形片13に合わせて当該円盤状記録媒体aを押し込むと、跳ね上げ部9が押されて環形片13が突出するので、同記録媒体aは係合溝15に係止固定される。
つぎに、取り扱い時又は輸送時に予期せぬ大きな外力により円盤状記録媒体のケースSCの中央部を圧迫されて釦部10が沈む方向に押圧された場合について説明する。
図5に示すように、前記外力による釦部10の押圧により第2ヒンジ8がトグル死点yの位置まで移動すると、釦部10の頂面は、跳ね上げ部9により押し上げられた円盤状記録媒体aの上面よりもやや低くなる。これにより、円盤状記録媒体aの上面は、ケースSCの扉20の裏面側により押圧される。しかして、この円盤状記録媒体aを沈ませるように働く力と、跳ね上げ部9により第2ヒンジ8を介して釦部10を押し上げるように働く力とが拮抗状態となる。このため、釦部10はトグル死点yを越えて押し込まれる動作を阻止され、外力が減少又は消滅することにより円盤状記録媒体aは係合溝15に再び固定保持される。
(第2実施形態例)
この円盤状記録媒体のケースは請求項3の発明に関するものであり、上記第1実施形態例で述べた保持手段5の跳ね上げ部9に対応する跳ね上げ部109の長さを少し短くすると共に扉120に浮上がり防止用突部121を設けている点が相違し、その他の構成部分については第1実施形態例と全く同じ構成とされている。
なお、第1実施形態例の構成部分と同一部分については、当該実施の形態例の説明に用いた符号に対応する符号(百番台)を図面に記載して説明を省略する。
即ち、扉120の対向する内側部120aには、当該扉120を閉じた状態で保持部105を正面から見て、その保持部105の仮想中心(イ)を通る直線上に位置するように一対の浮上がり防止用突部121,121を夫々一体に形成している(図1)。それら浮上がり防止用突部121は、通常の高さ位置に固定保持される円盤状記録媒体aの外周縁cの上面にほぼ接触状に近接するように設けられている。
なお、扉120の内側に冊子類を収めることができるように、扉120の裏面と浮上がり防止用突部121との間に隙間(図示せず)を設けることが望ましい。
この円盤状記録媒体のケースにおける円盤状記録媒体を着脱するときの保持手段105の作用については、第1実施形態例の項において説明した内容に準ずるので、ケースの取り扱い時又は輸送時に予期せぬ大きな外力によりケースの中央部が圧迫されて釦部110が沈む方向に押圧された場合の作用について説明する。
図6に示すように、前記外力による釦部110の押圧により第2ヒンジ108がトグル死点yの位置まで移動すると、釦部110及び環形片113の頂面は、円盤状記録媒体aの中央部の上面よりもやや高くなる。そして、円盤状記録媒体aは、外周縁cの上面を浮上がり防止用突部121に当接させ、かつ、中央部を跳ね上げ部109により押し上げられて湾曲状に弾性変形する。このときには、浮上がり防止用突部が釦部の沈む動作を抑制するように機能し、前記外力が減少・消滅することにより、円盤状記録媒体aは係合溝15に再び固定される。
また、図7に示すように、釦部110が図6の押圧状態からさらに押圧されたときには、トグル死点yを越えて押し込まれる釦部110は円盤状記録媒体aの弾性変形による復元力により押し戻されるように動作する。そして、前記外力が減少・消滅することにより、円盤状記録媒体aは係合溝15に再び固定される。
(第3実施形態例)
この円盤状記録媒体のケースは請求項5の発明に関するものであり、保持手段205の釦部210及び環形片213の頂面に対向する扉220の箇所に窪み222を、円盤状記録媒体aの固定用穴bの周縁上面に対向する同箇所に突起部223を設けている点が相違し、その他の構成部分については第1実施形態例と全く同じ構成とされている。
なお、第1実施形態例の構成部分と同一部分については、当該実施の形態例の説明に用いた符号に対応する符号(二百番台)を図面に記載して説明を省略する。
図8に示すように、扉220の裏面220b側には、釦部210及び環形片213の頂面に対向する箇所に所定深さの窪み222が形成されている。また、この扉220の裏面220bには、円盤状記録媒体aの固定用穴bの周縁上面に対向する箇所に適宜高さの突起部223が一体に形成されている。
この円盤状記録媒体のケースにおける円盤状記録媒体を着脱するときの保持手段205の作用については、第1実施形態例の項において説明した内容に準ずるので、ケースの取り扱い時又は輸送時に予期せぬ大きな外力によりケースの中央部が圧迫されて釦部210が沈む方向に押圧された場合の作用について説明する。
図9に示すように、前記外力による釦部210の押圧により第2ヒンジ208がトグル死点yの直前位置まで移動すると、釦部210の頂面は、跳ね上げ部9により少し押し上げられた円盤状記録媒体aの上面よりもまだ高い位置にある。この状態において、その外力が減少又は消滅すると、環形片213が第1ヒンジ206及び第2ヒンジ部分208の歪み弾性変形作用により元の位置に戻るので、円盤状記録媒体aは係合溝215に再び固定保持される。
図9に示す状態から釦部210がさらに押圧されて第2ヒンジ208がトグル死点yの位置まで移動すると、円盤状記録媒体aの上面は、扉220の突起部223よって押圧される。しかして、この円盤状記録媒体aを沈ませるように働く力と、跳ね上げ部209により第2ヒンジ208を介して釦部210を押し上げるように働く力とが拮抗状態となる。このため、釦部210はトグル死点yを越えて押し込まれる動作を阻止され、外力が減少又は消滅することにより円盤状記録媒体aは係合溝215に再び固定保持される。
(第4実施形態例)
この円盤状記録媒体のケースは請求項6の発明に関するものであり、図10に示すように、保持手段305の釦部310の頂面が、通常の高さ位置に固定保持される円盤状記録媒体aの上面から突出する高さ寸法Tを、前記第2ヒンジ308の上死点xからトグル死点yの間の移動寸法Nよりも小さくなるように設ける点が相違し、その他の構成部分については第1実施形態例と全く同じ構成とされている。
なお、第1実施形態例の構成部分と同一部分については、当該実施の形態例の説明に用いた符号に対応する符号(三百番台)を図面に記載して説明を省略する。
この円盤状記録媒体のケースにおいて、取り扱い時又は輸送時に予期せぬ大きな外力により当該ケースの中央部を圧迫された場合の保持手段305の作用について説明する。
図10に示すように、上記外力により釦部310が押圧されて第2ヒンジ308がトグル死点yの位置まで移動すると、その釦部310の沈む動作に連動する跳ね上げ部309により円盤状記録媒体aが押し上げられ、ケースの扉(図示せず)の裏面が当該円盤状記録媒体aの上面を押圧する。このときに、この円盤状記録媒体aを沈ませるように働く力と、跳ね上げ部309により第2ヒンジ308を介して釦部310を押し上げるように働く力とが拮抗状態となる。
しかして、釦部310の頂面の高さ寸法Tが第2ヒンジ308の上死点xからトグル死点yの間の移動寸法Nよりも小さく設けられていて、釦部310のトグル死点yを越えて押し込まれる動作が阻止されるため、円盤状記録媒体aの脱盤が生じない。
以上に述べた通り、本発明の保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケースによれば、輸送時等における円盤状記録媒体の脱盤を可及的に防止することができる。加えて、円盤状記録媒体を着脱自由とする保持手段はケースに一体成形可能な構造とされているので、多量生産に適し、生産コストの低減化を図ることができる。
図1から図5は第1実施形態例、図6及び図7は第2実施形態例、図8及び図9は第3実施形態例、図10は第4実施形態例にかかるものである。
円盤状記録媒体のケースの扉を開いた状態を示す正面図 保持手段の正面図 図2の要部の断面図 釦部が押し込まれて格納された状態を示す説明図 扉に外力が作用して円盤状記録媒体の上面よりも釦部がやや低い位置にある状態を示す模式図 扉に外力が作用して円盤状記録媒体の上面よりも釦部がやや高い位置にあり、浮上がり防止用突部が作用している状態を示す模式図 図6の状態から釦部が少し沈んで円盤状記録媒体の上面とほぼ同じ高さとなり、円盤状記録媒体の中央部が凸状に変形している状態を示す模式図 通常状態におけるケースの扉の一部と釦部及び環形片との位置関係を示す説明図 扉に外力が作用して釦部が円盤状記録媒体の上面よりも少し高い位置にある状態を示す模式図 扉に外力が作用して円盤状記録媒体の上面よりも釦部がやや低い位置にある状態を示す模式図
符号の説明
SC・・・円盤状記録媒体のケース
a・・・円盤状記録媒体
b・・・固定用穴
c・・・外周縁
1・・・本体
2・・・背部
5・・・保持手段
5a・・・座部
(イ)・・・仮想中心
(ロ)・・・仮想線
(ハ)・・・線
6・・・第1ヒンジ
7・・・脚片
8・・・第2ヒンジ
x・・・第2ヒンジ8の折曲点:上死点
y・・・第2ヒンジ8の折曲点:トグル死点
z・・・第2ヒンジ8の折曲点:下死点
9・・・跳ね上げ部
10・・・釦部
13・・・環形片 15・・・係合溝
20・・・扉
105・・・保持手段
110・・・釦部
113・・・環形片
120・・・扉
121・・・浮上がり防止用突部
205・・・保持手段
210・・・釦部
213・・・環形片
220b・・・(扉の)裏面
222・・・窪み
223・・・突起部
305・・・保持手段
310・・・釦部
313・・・環形片
T・・・通常の高さ位置に固定保持される円盤状記録媒体の上面から突出する釦部の頂面の高さ寸法
N・・・第2ヒンジの上死点xからトグル死点yの間の移動寸法

Claims (6)

  1. コンパクトディスク等の円盤状記録媒体を本体の正面側から出し入れできるように正面の扉を開閉自由に設け、中央の釦部の仮想中心を中心として等角度で放射方向に延びる仮想線を挟むように左右一対の脚片を夫々配置し、各脚片は、その仮想線と直交する線上に配置された第1ヒンジにより一端を座部に連接されると共に、他端の薄肉に形成された第2ヒンジにより前記釦部の側壁片に夫々連接され、さらに前記一対の脚片に、円盤状記録媒体の固定用穴を係止させるための係合溝が形成された環形片を前記釦部の周囲に夫々配設すると共にその固定用穴の周縁下面に対応する跳ね上げ部を一体に形成した保持手段を設け、円盤状記録媒体の固定用穴を該保持手段の環形片に合わせて押圧することにより同記録媒体が固定され、他方、円盤状記録媒体が固定された釦部を押圧することにより、各環形片を仮想中心側に変位させつつ釦部と一緒に沈ませると同時に、前記跳ね上げ部にて円盤状記録媒体の沈む動作を抑制して同記録媒体の固定状態を解放させるように設けられた円盤状記録媒体のケースであって、
    前記保持手段については、前記第1ヒンジに対して第2ヒンジが一直線状となる移動経路中のトグル死点に位置するときに、前記釦部及び環形片の頂面が当該保持部に装着された円盤状記録媒体の上面よりも低くなるように設けられ、
    円盤状記録媒体を収めて前記扉を閉じた状態においてケースの中央部が外力により圧迫されて前記釦部が沈む方向に押圧された場合に、その扉の裏面側が前記跳ね上げ部により押し上げられる円盤状記録媒体の上面を押圧して当該記録媒体を沈ませるように働く力と、その跳ね上げ部により第2ヒンジを介して当該釦部を押し上げるように働く力とを拮抗させることにより、釦部はトグル死点を越えて押し込まれる動作を阻止され、かつ、前記外力の減少・消滅により円盤状記録媒体を前記環形片に再び固定保持させるように構成したことを特徴とする保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケース。
  2. 前記扉の内側部に浮上がり防止用突部を設け、その浮上がり防止用突部が、通常の高さ位置に固定保持される円盤状記録媒体の外周縁の上面にほぼ接触状に近接するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載した保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケース。
  3. コンパクトディスク等の円盤状記録媒体を本体の正面側から出し入れできるように正面の扉を開閉自由に設け、中央の釦部の仮想中心を中心として等角度で放射方向に延びる仮想線を挟むように左右一対の脚片を夫々配置し、各脚片は、その仮想線と直交する線上に配置された第1ヒンジにより一端を座部に連接されると共に、他端の薄肉に形成された第2ヒンジにより前記釦部の側壁片に夫々連接され、さらに前記一対の脚片に、円盤状記録媒体の固定用穴を係止させるための係合溝が形成された環形片を前記釦部の周囲に夫々配設すると共にその固定用穴の周縁下面に対応する跳ね上げ部を一体に形成した保持手段を設け、円盤状記録媒体の固定用穴を該保持手段の環形片に合わせて押圧することにより同記録媒体が固定され、他方、円盤状記録媒体が固定された釦部を押圧することにより、各環形片を仮想中心側に変位させつつ釦部と一緒に沈ませると同時に、前記跳ね上げ部にて円盤状記録媒体の沈む動作を抑制して同記録媒体の固定状態を解放させるように設けられた円盤状記録媒体のケースであって、
    前記扉の内側部に浮上がり防止用突部を設け、その浮上がり防止用突部は、通常の高さ位置に固定保持される円盤状記録媒体の外周縁の上面にほぼ接触状に近接するように設けられ、
    円盤状記録媒体を収めて前記扉を閉じた状態においてケースの中央部が外力により圧迫されて前記釦部が押圧された場合に、前記第2ヒンジがトグル死点に位置するときの円盤状記録媒体は、前記外周縁の上面を前記浮上がり防止用突部に当接させると共に中央部を前記跳ね上げ部により押し上げられて湾曲状に弾性変形するように設けられ、かつ、前記釦部及び環形片の頂面を該中央部の上面よりもやや高くなるように設けられ、釦部をさらに押圧されたときには、トグル死点を越えて押し込まれる釦部が前記弾性変形による復元力により押し戻されるように設けられ、かつ、前記外力の減少・消滅により円盤状記録媒体を前記環形片に再び固定保持させるように構成したことを特徴とする保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケース。
  4. 前記扉については、前記釦部及び環形片の頂面に対向する裏面側に窪みが設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載した保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケース。
  5. 前記扉については、前記釦部及び環形片の頂面に対向する裏面側に窪みを、円盤状記録媒体の固定用穴の周縁上面に対向する裏面に適宜高さの突起部を設けたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載した保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケース。
  6. 通常の高さ位置に固定保持される円盤状記録媒体の上面から突出する前記釦部の頂面の高さ寸法が、前記第2ヒンジの上死点からトグル死点間の移動寸法よりも小さくなるように設けられていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載した保持手段の妄動防止機能を備えた円盤状記録媒体のケース。
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