JP2001206478A - ディスク用ケース - Google Patents

ディスク用ケース

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JP2001206478A
JP2001206478A JP2000022129A JP2000022129A JP2001206478A JP 2001206478 A JP2001206478 A JP 2001206478A JP 2000022129 A JP2000022129 A JP 2000022129A JP 2000022129 A JP2000022129 A JP 2000022129A JP 2001206478 A JP2001206478 A JP 2001206478A
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Japan
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disk
case
locking
projection
disc
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JP2000022129A
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Hitoshi Takahashi
仁志 高橋
Shigeru Okai
滋 岡井
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケースを閉じた状態で中央部付近を圧迫して
も、収納してあるディスクとの係止関係が解除されるこ
とが無く、またケースの上蓋側を下にして落下した場合
でもディスクを係止する部分が破損しないディスク用ケ
ースを提供する。 【解決手段】 ケース全体100内に収納したディスク
135を着脱自在に保持するための係合部119を備え
たトレイ側120と、トレイ側120に対して開閉可能
なカバー側110とを有し、トレイ側120の係合部1
19は、ディスク135の中央孔136を位置規制する
突起123と、突起部123により位置規制されたディ
スク135の中央孔136の壁面136aに、付勢力を
もって嵌合係止する係止部122とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声や映像等のデー
タ信号を記録可能なディスクを収納するディスク用ケー
スに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばDVD(デジタル・ビデオ・ディ
スクあるいはデジタル・バーサタイル・ディスク)のよ
うな、多大な音声及び映像情報を記録保持するディスク
の収納ケースとしては、現在大別して2種類が用いられ
ている。その一つがいわゆるCD(コンパクト・ディス
ク)ケース様のもので、ディスクの形状がケースと同一
であることからその構成が流用されている。しかしこの
ケースでは、外見上CDとの見分けが困難なこと、ケー
ス自体が小振りで映画等を記録した場合、それらの内容
を紹介するジャケットやブックレットの大きさに限界が
あるため、もう一つのケースとしていわゆるビデオソフ
トのケースに近いサイズのケースも用いられている。
【0003】こうしたケースではディスクの取り出しを
いかに容易にするかが重要である。ディスクの標準的な
直径は12cmと比較的大きく、特に手の小さい者には
取扱いが困難である。またDVDではCDに比べ記録容
量を増大させる必要があることから、2枚のディスクを
張り合わせる構成を採用しており、その部分の剥離破損
を防止するためにディスクに不要な力を与えない係止手
段、取り外し手段が求められている。
【0004】そこで、ディスクを確実に保持しながら、
取り外しの容易なディスクケースを提供すべく、種々の
提案がなされている。特許第2863317号はこうし
た欠点を改善すべく、前述した後者のタイプのケースに
適したディスク係止手段を提案したものである。この提
案では、ディスク収納の際には、ディスクの中心孔をケ
ースのディスク受け部分近傍に置いて、その中心孔付近
を押し下げることでディスクが係止される。一方、取り
出しの際は、係止部分上端にあるボタン状部を押し下げ
ることで係止関係が解除され、前記収納の際、係止部分
にディスクが置かれたのと同じ状態になるため、取り出
しが容易であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの発明では、
以下に示すような課題〜があった。 ケースを閉じた状態で中央部付近を圧迫すると、デ
ィスクの係止が解除してしまう虞がある。すなわちケー
スを持ち歩く際などにケースを強く握りしめたりする
と、ケース上蓋が直接、あるいはケース上蓋内側に収納
されているブックレットがボタン状部を押し下げ、これ
によりディスクの係止が解除されてしまい、ケース内を
ディスクが動き回ることからディスク面を傷つけて信号
の読みとりが困難となる虞があった。
【0006】 ディスクの抜け落ちを前記ボタン状部
に突設した一対以上のリップのみで支えることから、こ
の部分に大きな荷重がかかった場合、リップが破損する
虞があった。すなわちケースの上蓋側を下にして落下し
た場合等、ディスクの抜け落ちる荷重をこのリップのみ
で受けることになり、落下の状況によってはこのリップ
に過大な荷重が作用し、その結果リップが破揖、脱落し
てしまう虞があった。このリップが破損、脱落した場
合、ディスクを保持する械能が全く失われて、前述した
種々の効果は勿論、ケースとしての機能を果たさなくな
っていた。
【0007】そこで、本発明は前記した課題を解決する
ことを目的としてなされたものであり、ケース内に収納
したディスクを着脱自在に保持するための係合部を備え
たプレート部と、前記プレート部に対して開閉可能なカ
バー部とを有するディスク用ケースであって、前記プレ
ート部の係合部は、前記ディスクの中央穴を位置規制す
る突起部と、前記プレート部から延びる腕を有し、前記
突起部により位置規制された前記ディスクの中央穴の内
壁に、付勢力をもって嵌合係止する係止部とを備えたデ
ィスク用ケースを提供することによって、ケースを閉じ
た状態で中央部付近を圧迫しても係止関係が解除するこ
とを無くし、ケースのカバー部側を下にして落下した場
合でも、前記係合部が破損して機能を失うことを回避し
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、次の(1),(2)の構成を有するディ
スク用ケースを提供する。 (1) 図1〜図3に示すように、ケース(ケース全
体)100内に収納したディスク135を着脱自在に保
持するための係合部119を備えたプレート部(トレイ
側)120と、前記プレート部120に対して開閉可能
なカバー部(カバー側)110とを有するディスク用ケ
ース100であって、前記プレート部120の係合部1
19は、前記ディスク135の中央穴(中央孔)136
を位置規制する突起部(突起)123と、前記プレート
部120から延びる腕126を有し、前記突起部123
により位置規制された前記ディスク135の中央穴13
6の内壁(壁面)136aに、付勢力をもって係止する
係止部122とを備え、前記突起部123と前記係止部
122とは前記ディスク中心に対してほぼ対向する位置
に設けられていることたことを特徴とするディスク用ケ
ース。 (2) 図2〜図4に示すように、前記プレート部12
0の底面(プレート)125から前記カバー部側110
へ延在する前記係止部122が前記プレート部側(トレ
イ側)125へ押し下げられて前記ディスク135との
係止関係が解除される直前の状態における前記プレート
部120の底面125からの前記係止部122の最大高
さHと同一あるいは少なくとも上回るように、前記プレ
ート部120の底面125からの突出する前記突起部1
23の高さhを設定したことを特徴とする請求項1記載
のディスク用ケース。上記構成を備えたディスクケース
は次の作用を行うことができる。ケース内に収納したデ
ィスクを着脱自在に保持するための係合部を備えたプレ
ート部と、前記プレート部に対して開閉可能なカバー部
とを有するディスク用ケースであって、前記プレート部
の係合部は、前記ディスクの中央穴を位置規制する前記
プレートから立設された突起部と、前記プレート部から
延びる腕を有し、前記突起部により位置規制された前記
ディスクの中央穴の内壁に、付勢力をもって係止する係
止部とを備え、前記突起部と前記係止部とは前記ディス
ク中心に対してほぼ対向する位置設けたことにより、デ
ィスクが簡単に取り出しできると同時に、ケースの上蓋
側を下にして落下した場合等に、ディスクはケースの係
止部にその一端を抑えられると共に、もう一端が突起部
に当接し全体としてこじるような運動となるため係止部
に過大な加重が加わることがなく、係止部が破損するこ
とがない。また、前記プレートから延びる突起部の高さ
が、前記係止部が押し下げられてディスク状記録媒体と
の係止閑係が解除される直前位置の前記係止部の最大高
さと同一あるいは少なくとも上回るよう配置されたこと
を特徴とするディスク用ケースとしたことにより、ケー
スを閉じた状態で係止部(実施例では腕を有するボタン
状印材)の中央部付近を圧迫しても、係止関係が解除す
る事がない。また、ディスクとの係止閑係が解除された
後でも、突起がディスクを支えるため、不用意にディス
クを落下させてしまうこともない。さらに、以下の構成
(a)(b)(c)を加えることにより、さらに以下の作
用効果を奏することができる。 (a) 上記突起部のボタン状部の係止部分上反対する
位置にある部分が、ディスク状記録媒体が係止関係を離
脱した際のボタン状部との接触点と、これに反対する位
置にあるディスク状記録媒体の最外周部ないしは内周の
無記録部分に当接する突起を結んだ直線よりも外側にま
で延びていることを特徴とする請求項1記載のディスク
用ケースとすることにより、ディスクとの係止関係が解
除された後でも、突起がディスクをより確実に支えるた
め、不用意にディスクを落下させてしまうことをより一
層防止することができる。さらに、 (b) 前記突起部の最外端にはディスク中心穴近傍の
上方に当接するリップを設けたことを特徴とする請求項
1記載のディスク用ケースとすることにより、ディスク
を係止関係を離脱した後、前記リップによりディスクが
突起部から外れ落ちることを防止するため、不用意にデ
ィスクが落下することを一層防止することができる。 (c) 上記突起部とボタン状部のそれぞれの上端を弾
性を有するエラストマーで一体として接続したことを特
徴とする請求項1記載のディスク用ケースとすることに
より、ディスク取り出し時にボタン状部を押し下げた
際、下りつつ突起部に近づくボタン状部により指先を挟
み込まれることがなく、ディスクの取り出しが容易とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について実施例を基
に説明する。図1は本発明の実施態様の一例を示す斜視
図である。ケース全体100は一体として成形されてお
り、大きくカバー側(カバー部)110、トレイ側(プ
レート部)120及びそれらを繋ぐ背部分140に分け
られる。背部分140の両側にそれぞれカバー側110
及びトレイ側120に繋がるヒンジ部分141がある。
カバー側110及びトレイ側120にはそれぞれが嵌合
する関係にあるフック111,121が設けられてい
る。またカバー側110には内側に突出する少なくとも
1個のアーム112が通常、設けられる。ディスクと共
に収納される、ディスクに記録された情報内容の使用法
や解説等を記載したブックレット(図示せず)はこのフ
ック112に挟み込まれて収納される。
【0010】一方トレイ側120にはディスク(図示せ
ず)を係止するための係止部122があり、係止部12
2に対向するようにその外周近傍に突起(突起部)12
3が設けられており、この係止部122と突起部123
とでディスクの中央孔(中央穴)を係合する係合部11
9を構成している。換言するならば、係合部119は、
ディスクの中央孔を位置規制する突起部123と、この
突起部123により位置規制されたディスクの中央孔の
内壁に付勢力をもって嵌合係止する係止部122とを備
えている。また、ディスクを所定の高さに支持する受け
部124がある。この部分は後に詳述する。ケース全体
100は該ヒンジ部分141,141で内側に屈曲し、
フック111,121が飲合することでディスク(図示
せず)を収納、保護する。
【0011】図2は係止部122を詳述するための断面
図である。係止部122はトレイ側120の底板である
プレート125からケース内側方向に延びる腕126、
その先端から垂直方向に延びディスク135の中心孔1
36の壁面(内壁)136aに係合する垂直面127、
垂直面127に連続してディスク中心孔136近傍を上
方から押さえるリップ128及びディスク取り外しの
際、係止部122を押し下げる力を受けるボタン状部1
29,該ボタン状部129からリップ128に繋がる傾
斜面130からなる。なお図に示されるディスク135
を水平維持するための受台131、傾斜面130とリッ
プ128を繋ぐ先端部132が設けられても良い。
【0012】係止部122近傍にはプレート125から
直立する突起123がある。突起123の最外壁123
aと係止部122の垂直面127とで構成される円弧の
径dはディスク135の中心孔136の直径Dを若干量
下回り、ディスク135がこれ(最外壁123aと垂直
面127とで構成される円弧の径d)を中心に回転する
のを妨げない。該突起123は、ディスク135の係止
状態においてディスク135を垂直面127に係合させ
るべくディスク135の位置を規制するものであるか
ら、図示した状態のものに限らず、複数に分割して全体
として同様の効果を得るものであればよい。
【0013】ディスク取り外しの際はボタン状部129
が下方向(トレイ側)に押し下げられる。押し下げ力P
が働いた場合の様子を断面図として図3に示す。押し下
げ力Pが働くと係止部122は腕126が弾性変形する
ことでプレート125方向に押し下げられる。一方その
間ディスク135はディスク受け部124により、当初
からの位置(水平位置)を維持しようとする。ここで垂
直面127やリップ128は突起123に近づく方向に
移動するので、リップ128の先端部132はディスク
135の中心孔136をくぐり抜けてディスク135の
下側に入り込む。次いで押し下げ力Pを解除すると係止
部分122は再び上昇するが、それに伴ってリップ12
8等が突起123から離れる方向に移動するので、もは
や係止関係に戻ることなく、リップ128にディスク1
35の一部が押し上げられた形で停止する。
【0014】この状態を示すのが図4である。既にディ
スク135と係止部122は係止関係にはないので、容
易に取り出すことが出来る。なお、ディスク135をケ
ース100に収納するには、図4と同様な状態にディス
ク135を載せ中心孔136近傍を下方向(プレート1
25方向)へ押し下げることにより、ディスク135の
中心孔136の壁面136a下端に倣って傾斜面130
が下がりながら内側に倒れ込み、ディスク135の中心
孔136が傾斜面130を越して垂直面127と接する
ようになって、係止関係が復する。
【0015】さて図5、6はディスク135を外周部で
支えて支持する場合のディスク受け部124を示す断面
図である。ディスク135外周との接触面は図5に示さ
れるように全体をテーパー面としても、あるいは図6の
ようなディスク高さを規定する平面部124aを設けて
も良い。またその配置はディスク135を囲むよう全周
に配置しても、必要部分に数個に分けて配置しても良い
のは言うまでもない。
【0016】また図7,8はディスク受け部124A,
124Bをディスク中心孔136(係合部119)近傍
に置いた場合である。なおディスク受け部124A,1
24Bをディスク135の外周部に置くか中心孔136
近傍に置くかは任意である。さて図7はプレート125
から腕状にリブ124Aaを突出させた形であり、この
リブ124Aaがボタン状部129に加えられた力によ
り適宜弾性変形するので使用感は向上する。しかし本発
明はディスク受け部の弾性に類らない構成となっている
ので、図8のような弾性変形しないディスク受け部12
4Bの形状でも問題はない。
【0017】ボタン状部129近傍に庁立する突起12
3は、その少なくとも一部の高さ(プレート125の裏
面から突起123の先端までの高さ)hが、ボタン状部
129が押し下げられてディスク135との係止関係が
解除される直前位置のボタン状部129の最大高さHと
同一あるいは少なくとも上回るように設定される(図
9)。これにより不用意にディスクとの係止関係が解除
されるのを防止する。即ちこれまでのケースでは、ケー
スを持ち歩く際などにケース)を強く握り締めたりする
と、ケース上蓋が直接、あるいはケース上蓋(カバー側
110に対応)内側に収納されているブックレットがボ
タン状部129を押し下げ、これによりディスクの係止
が解除される虞があった。本発明ではこうした荷重が加
わった場合、ディスク135との係止関係が解除される
ほどボタン状部129がカバー側110に押し下げられ
る以前に、カバー側110が突起123に当接してそれ
以上カバー側110がボタン状部129を押し下げるの
を防止する。
【0018】従って図10に示されるごとく突起123
がボタン状部129全体を囲い込む形に限られず、その
一部だけを高くしても(図11に示す突起123A)、
少なくとも一つ以上の柱状にしても(図12に示す突起
123B)問題はない。
【0019】さらに図13のように、ボタン状部129
の係止部分であるリップ128と反対する位置にある突
起123のディスク受け123bが、ディスク135が
係止関係を離脱した際のボタン状部129との接触点
と、これに反対する位置にあるディスク135の最外周
部が当接する受け部124aを結んだ直線mよりも外側
(図上左側)にまで延長する。これによりケース100
を図13のごとく縦に保持した状態、例えば左手でケー
スを支えて係止閑係を解除しても、ディスク135の中
心孔136がこのディスク受け123bに掛かり、ディ
スクが不用意に落下するのを防止することが出来る。
【0020】同様な効果を狙って図14のようなリップ
123cを突起123の先端に設けても良い。リップ1
23cの大きさはディスク135の着脱に支障のない範
囲で有れば自由に設定できる.またその取り付け位置も
上述した直線mよりも外側に位置させる必要もない。
【0021】また図15のように、突起123をプレー
ト125から離れるに従ってボタン状部129から離れ
る方向にテーパー状とすることも可能である。この場合
垂直面127とそれに対応するテーパー面により構成さ
れる円弧がディスク中心孔136の直径Dよりも若干小
さく、かつディスク着脱に支障がない範囲で有れば寸法
の詳細は自由に設定可能である。
【0022】さらにディスク外周を支持するために設け
たディスク受け部124の、ボタン状部129のリップ
128と反対する位置に、ディスク外周部を上方から抑
える抑え124aを設けることにより(図16)、突起
123にディスク受け123bやテーパーを設けた効果
が更に得られる。即ち係止関係が解除されディスク13
5がケース上に単に載っている状態に置いて、ディスク
135の一端がディスク抑え124aにより規制される
ことでディスク135の姿勢が安定し、ディスク135
の中心孔136の壁面136aが安定して突起123に
設けられたディスク受け123b等に掛かるようにな
る。
【0023】最後に図17に示すように、ボタン状部1
29と突起123の先端部をエラストマー160により
接続し、ボタン状部129と突起123間の接続部分を
薄肉としておく。これによりボタン状部129を押し下
げたとき、ボタン状部129と突起123間に指先が入
り込み、押し下げに従って両者間が狭まった際に指先が
挟み込まれる虞が無くなる。このエラストマー160は
ケース100を成形後接着またははめ込み式にして取り
付けても、いわゆる二色成形として成形時に一体として
成形しても良いのは言うまでもない。なお、本実施例は
一体として成形されたカバー、トレイ及びヒンジ部によ
り構成されるケースを中心に説明したが、上下カバーを
別体として成形し、成形後両者を組みあわせて成るケー
スや、さらにその内側に別部品としてトレイを収納する
構成としたケースに本発明を用いても同様の効果が得ら
れるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明によりケースを閉じた状態で中央
部付近を圧迫しても係止関係が解除することが無く、ケ
ースの上蓋側を下にして落下した場合等に、ディスク係
止部分が破損して機能を失うことが無い。さらにディス
ク取り出しの際、不用意な取り扱いによりディスクが落
下するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク用ケースの一実施態様を示す
斜視図である。
【図2】本発明の実施態様のうち、係止部分を詳述する
ための断面図である。
【図3】ディスク取り外しの際の様子を示す断面図であ
る。
【図4】ディスクの係止関係が解除された状況を示す断
面図である。
【図5】ディスク受け部(外周)を示す断面図である。
【図6】ディスク受け部(外周)を示す断面図である。
【図7】ディスク受け部(内周)を示す斜視図である。
【図8】ディスク受け部(内周)を示す斜視図である。
【図9】係止部と突起の高さ関係を示す断面図である。
【図10】突起形状の一例を示す斜視図である。
【図11】突起形状の一例を示す斜視図である。
【図12】突起形状の一例を示す斜視図である。
【図13】突起のディスク受けの位置関係を示す概念図
である。
【図14】突起のリップ形状を示す概念図である。
【図15】突起のテーパー形状を示す概念図である。
【図16】ディスク抑えを設けた場合の効果を示す概念
図である。
【図17】エラストマーを用いた場合の構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
100 ケース全体、(ディスク用ケース) 110 カバー側(カバー部) 119 係合部 120 トレイ側(プレート部) 122 係止部 123,123A,123B 突起(突起部) 135 ディスク 136 中央孔(中央穴) 136a 壁面(内壁) 125 プレート(底面) h,H 高さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に収納したディスクを着脱自在
    に保持するための係合部を備えたプレート部と、前記プ
    レート部に対して開閉可能なカバー部とを有するディス
    ク用ケースであって、 前記プレート部の係合部は、前記ディスクの中央穴を位
    置規制する前記プレートから立設された突起部と、前記
    プレート部から延びる腕を有し、前記突起部により位置
    規制された前記ディスクの中央穴の内壁に、付勢力をも
    って係止する係止部とを備え、 前記突起部と前記係止部とは前記ディスク中心に対して
    ほぼ対向する位置に設けられていることを特徴とするデ
    ィスク用ケース。
  2. 【請求項2】 前記プレート部の底面から前記カバー部
    側へ延在する前記係止部が前記プレート部側へ押し下げ
    られて前記ディスクとの係止関係が解除される直前の状
    態における前記プレート部の底面からの前記係止部の最
    大高さと同一あるいは少なくとも上回るように、前記プ
    レート部の底面からの突出する前記突起部の高さを設定
    したことを特徴とする請求項1記載のディスク用ケー
    ス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004022454A1 (ja) * 2002-08-30 2004-03-18 Shinkichi Kobayashi ディスク状記録媒体の収納ケース
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