JP3082978B2 - 偏向走査装置 - Google Patents

偏向走査装置

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JP3082978B2 JP03297186A JP29718691A JP3082978B2 JP 3082978 B2 JP3082978 B2 JP 3082978B2 JP 03297186 A JP03297186 A JP 03297186A JP 29718691 A JP29718691 A JP 29718691A JP 3082978 B2 JP3082978 B2 JP 3082978B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールベアリング等の
軸受により支持されたポリゴンミラーなどの回転装置を
用いた偏向走査装置に関し、例えばレーザビームプリン
タ等においてレーザビーム偏向用に使用される偏向走査
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8にレーザビームプリンタの偏向走査
装置の従来例を示す。なお、ここでは偏向器部分の拡大
断面図を示す。
【0003】図において、回転多面鏡(以下、ポリゴン
ミラーと称す)101は、ロータ102にカシメ等によ
り固定された座金103上に固定されている。同座金1
03にはモータ軸106が圧入されている。また、前記
ロータ102の内面には駆動用マグネット104が接着
剤等で固定されていて、その下方に設けられたステータ
コイル105により、モータ軸106に固定されたポリ
ゴンミラー101等が回転駆動される。
【0004】前記モータ軸106は、モータ部ハウジン
グ108内に圧入されたボールベアリング107の内輪
に嵌入されている。そして、同ハウジング108は、ビ
ス110により、光学箱109に固定されている。
【0005】ここで、光学箱109には、ポリゴンミラ
ー101により偏向走査された光ビームを被走査面上に
集光する光学手段(不図示)も収容されている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、ハンジング108を光学箱109に固定
するのにビス110を使用しており、ロータ102の回
転のさまたげとならない様同ロータ102の外側にビス
110が配置されている。このため、ハウジング108
が大型化し、かつ重量増、コスト増になってしまう。ま
た、ビス110を通常4〜5本使用するので部品点数
増、工程数増、コスト増となってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ポリゴ
ンミラーを駆動モータによって回転させることによりレ
ーザビームを偏向走査する偏向走査装置において、ボー
ルベアリングを内包するハウジングを光学箱に固定する
手段として、ビスの代りに光学箱下方より取りつけられ
た弾力性を有する部材をハウンジングに設けられた溝に
ひっかけ、かつ同弾力部材を光学箱で支持することによ
り、ハウジングを小型化でき、かつ、ハウジングを光学
箱に固定するためのビスを廃止できるので、重量軽減、
部品点数減少、工程数減少が実現でき、偏向走査装置の
コストダウンが可能となる。
【0008】
【実施例】図1には、レーザビームプリンタにおいて用
いられ、感光体を光束によって走査するための本発明の
偏向走査装置の第1実施例の構成を説明する平面図であ
る。図1は、偏向面(偏向器の偏向反射面で変更された
光束が経時的に形成する光線束面)に平行な断面内での
機能を説明するための図である。
【0009】偏向走査装置はスキャナ本体(光学箱)9
内に収納され、図1にはその蓋体を取り除いた平面図が
示されている。偏向走査装置は、半導体レーザ装置4
1、前記半導体レーザ装置41から発生する光束を平行
光束にするコリメータレンズ42、前記コリメータレン
ズ42からの平行光束を線状に集光するシリンドリカル
レンズ43、前記シリンドリカルレンズ43によって集
光されてできる光束の線像の近傍に偏向反射面44aを
有する回転多面鏡であるポリゴンミラー1、fθレンズ
50等を含んで構成されている。偏向反射面44aにお
いて偏向反射された光束は、fθレンズ50を介して反
射鏡47に入射し、該反射鏡47において反射されて、
不図示の感光体を照射する。
【0010】fθレンズ50は、偏向反射面44aにお
いて反射される光束が感光体上においてスポットを形成
するように集光され、また前記スポットの走査速度が等
速に保たれるように設計されている。このようなfθレ
ンズ50の特性を得るために、該fθレンズ50は球面
レンズ45とトーリックレンズ46の2つのレンズで構
成されている。
【0011】回転多面鏡1の回転によって、感光体にお
いては光束による主走査が行なわれ、また感光体がその
円筒の軸線まわりに回転駆動することによって副走査が
行なわれる。このようにして感光体の表面には静電潜像
が形成される。
【0012】感光体の周辺には、感光体の表面を一様に
帯電するためのコロナ放電器、感光体の表面に形成され
る静電潜像をトナー像に顕像化するための顕像化装置、
前記トナー像を記録紙に転写する転写用コロナ放電器
(いずれも不図示)等が配置されており、これらの働き
によって半導体レーザ装置41が発生する光束に対応す
る記録情報が記録紙にプリントされる。
【0013】図1に示すように、スキャナ本体9の照射
位置調整は、スキャナ本体9の外側に設けた、位置決め
ピン51、52によって行なわれている。53は位置決
めピン51のガイド孔、54は位置決めピン52のガイ
ド孔である。スキャナ本体9のx方向の照射位置調整
は、位置決めピン51及び52を共にxの同方向に移動
させることによって行なわれている。また、図1におけ
るスキャナ本体9のθ方向の調整は、位置決めピン51
と位置決めピン52を、それぞれxの反対方向に移動さ
せることによって、θ方向の回転移動を行なう。
【0014】図2には、図1に示したポリゴンミラー部
分の拡大断面図を示す。
【0015】図中1はポリゴンミラーであり、同ミラー
1はロータ2にカシメ等により固定された座金3上に固
定されている。同座金3にはモータ軸6が圧入されてい
る。また前記ロータ2の内面には駆動用マグネット4が
接着剤等で固定されていてその下方に設けられたステー
タコイル5によりロータ2が回転駆動される。前記モー
タ軸6はモータ部ハウジング8内に圧入されたボールベ
アリング7の内輪に嵌入されている。同ハウジング8
は、通常真ちゅうなどの金属にて形成されておりフラン
ジ10およびミゾ11が一体的に形成されている。フラ
ンジ10の下面を光学箱9に突き当てることにより、ハ
ウジング8の位置決めがなされる。ハウジング8に設け
られた前記ミゾ11に、図3に示すような線材にて成形
された線ばね12を、ハウジング8を光学箱9に取付け
た後で下方より装着しかつ同ばね12の両端を光学箱9
に一体的に形成された突起13に図示のごとく支持させ
ることにより、ハウジング8は図中A方向に押圧され光
学箱9に固定される。フランジ10の直径はハウジング
8の胴部直径Bよりやや大きい程度でよい。
【0016】なお本実施例の説明において、軸受として
ボールベアリングを例にとったが、他の公知の各種軸受
にも本実施例を適用することが可能であることは言うま
でもない。
【0017】以上説明したように本実施例によれば、モ
ータ部ハウジングを光学箱に固定する方法として、ハウ
ジングを光学箱に取付けた後、下方から線ばねを装着す
ることにより、ハウジングを光学箱にビス止めする必要
がなくなり、ハウジングの小型化、軽量化、組立て工程
の簡略化、部品点数減少を達成でき、偏向走査装置のコ
ストダウンが可能となる。
【0018】[他の実施例]図4に本発明の偏向走査装
置の第2実施例を示す。図中前記第1実施例と同機能を
有する部材には同番号を付し、再度の説明を省略する。
また、ここでは、ポリゴンミラー部分の拡大断面図を示
す。
【0019】前記第1実施例においては、光学箱9にハ
ウジング8を固定するのに線ばね12を用いたが本実施
例においては、図5に示すような板ばね20を用いてい
る。同ばね20には穴21およびツメ22が一体的に形
成されている。
【0020】穴21の直径はハウジング8の外径Bより
若干大きくかつツメ22の内径は、外径Bより小さくミ
ゾ11の径より若干大きい。
【0021】ハウジング8を光学箱9へ取り付けた後、
下方から板ばね20を装着するとツメ22がハウジング
8の進入により下方へたわみ、ミゾ11のところで元の
形に復すことになり、ばね20の抜け止めとして作用す
る。ばね20は突起13により両端を支持されハウジン
グ8を図中A方向へ押圧することにより光学箱9に固定
させる。
【0022】本実施例における効果は前記第1実施例で
述べたものと同じであるが線ばねを板ばねに代えること
により、さらに大量生産に向くという効果もある。
【0023】図6に本発明の偏向走査装置の第3実施例
を示す。
【0024】図中前記実施例と同機能を有する部材には
同番号を付し再度の説明を省略する。また、ここでも、
ポリゴンミラー部分の部分拡大図を示す。
【0025】前記第2実施例では板ばねの両端を突起で
支持したが本実施例では図7に示すように、板ばね30
に足31を一体的に形成しこの足がたわむことにより荷
重をかけられるようにしてある。同ばね30には穴32
およびツメ33が一体的に形成されている。ハウジング
8の外径Bに対する穴32の直径およびツメ33の内径
の大きさの関係は前記第2実施例におけるものと同じで
ある。同ばね30の組付け方及び効果も前記第2実施例
と同じであり再度の説明を省略する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ポ
リゴンミラーを駆動モータによって回転させることによ
りレーザビームを偏向走査する偏向走査装置において、
ボールベアリングを内包するハウジングを光学箱を固定
する手段として、ビスの代りに光学箱下方より取り付け
られた弾力部材をハウジングの溝にひっかけ、かつ同弾
力部材を光学箱にて支持することにより、ハウジングを
小型化でき、かつハウジング固定用ビスを廃止できるの
で、重量軽減、部品点数減少、工程数減少が実現できコ
ストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏向走査装置の第1実施例の構成を説
明する平面図である。
【図2】図1のポリゴンミラー部を説明する断面図あ
る。
【図3】線ばねの構成を説明する斜視図である。
【図4】本発明の偏向走査装置の第2実施例のポリゴン
ミラー部を説明する断面図である。
【図5】板ばねの構成を説明する斜視図である。
【図6】本発明の偏向走査装置の第3実施例のポリゴン
ミラー部を説明する断面図である。
【図7】板ばねの構成を説明する斜視図である。
【図8】従来のポリゴンミラー部を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ポリゴンミラー 2 ロータ 6 モータ軸 7 ボールベアリング 8 ハウジング 9 光学箱 12 線ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10 B41J 2/44 H04N 1/113

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からのビームを偏向する偏向器を軸
    受により支持された駆動モータによって回転させること
    によりビームを偏向走査し、前記偏向器、駆動モータ及
    びビームを被走査体上に集光する光学手段を収容する収
    容容器を有する偏向走査装置であり、軸受支持部材を弾
    力部材にて収容容器に固定するものにおいて、前記軸受
    を支持する部材の外周に溝を形成し、前記収容容器の外
    部から装着される弾力部材を前記溝にひっかけ、かつ、
    同弾力部材を収容容器にて支持することによって、前記
    軸受を支持する部材を収容容器に固定することを特徴と
    する偏向走査装置。
  2. 【請求項2】 前記弾力部材として線ばねを用いたこと
    を特徴とする請求項1に記載の偏向走査装置。
  3. 【請求項3】 前記弾力部材として板ばねを用いたこと
    を特徴とする請求項1に記載の偏向走査装置。
  4. 【請求項4】 前記弾力部材を前記収容容器に設けられ
    た突起部によって支持することを特徴とする請求項1に
    記載の偏向走査装置。
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