JP2925340B2 - 走査光学装置 - Google Patents

走査光学装置

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JP2925340B2
JP2925340B2 JP1534991A JP1534991A JP2925340B2 JP 2925340 B2 JP2925340 B2 JP 2925340B2 JP 1534991 A JP1534991 A JP 1534991A JP 1534991 A JP1534991 A JP 1534991A JP 2925340 B2 JP2925340 B2 JP 2925340B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリン
タ、レーザファクシミリ等で使用されている走査光学装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタ、レーザファクシ
ミリ等で使用されている走査光学装置においては、感光
体を偏向器により偏向走査された光束で走査し、そして
静電潜像を形成する。この静電潜像は現像装置によって
トナー像に顕像化され、このトナー像が記録紙に転写さ
れ、この後前記トナー像の転写後の記録紙に定着装置に
よってトナーが加熱定着されることによってプリントが
行われる。
【0003】図4には、レーザビームプリンタにおいて
用いられ、感光体を光束によって走査するための従来の
走査光学装置の構成を説明する平面図である。図4は、
偏向面(偏向器の偏向反射面で偏向された光束が経時的
に形成する光線束面)に平行な断面内での機能を説明す
るための図である。
【0004】走査光学装置はスキャナ本体(光学箱)1
0内に収納され、図4にはその蓋体を取り除いた平面図
が示されている。走査光学装置は、半導体レーザ装置
1、前記半導体レーザ装置1から発生する光束を平行光
束にするコリメータレンズ2、前記コリメータレンズ2
からの平行光束を線状に集光するシリンドリカルレンズ
3、前記シリンドリカルレンズ3によって集光されてで
きる光束の線像の近傍に偏向反射面4aを有する回転多
面鏡4、fθレンズ50等を含んで構成されている。偏
向反射面4aにおいて偏向反射された光束は、fθレン
ズ50を介して反射鏡7に入射し、該反射鏡7において
反射されて、感光体を照射する。
【0005】fθレンズ50は、偏向反射面4aにおい
て反射される光束が感光体上においてスポットを形成す
るように集光され、また前記スポットの走査速度が等速
に保たれるように設計されている。このようなfθレン
ズ50の特性を得るために、該fθレンズ50は球面レ
ンズ5とトーリックレンズ6の2つのレンズで構成され
ている。
【0006】回転多面鏡4の回転によって、感光体にお
いては光束による主走査が行われ、また感光体がその円
筒の軸線まわりに回転駆動することによって副走査が行
われる。このようにして感光体の表面には静電潜像が形
成される。
【0007】感光体の周辺には、感光体の表面を一様に
帯電するためのコロナ放電器、感光体の表面に形成され
る静電潜像をトナー像に顕像化するための現像装置、前
記トナー像を記録紙に転写する転写用コロナ放電器(い
ずれも不図示)等が配置されており、これらの働きによ
って半導体レーザ装置1が発生する光束に対応する記録
情報が記録紙にプリントされる。
【0008】図4に示すように、スキャナ本体10の照
射位置調整は、スキャナ本体10の外側に設けた、位置
決めピン51、52によって行われている。53は位置
決めピン51のガイド孔、54は位置決めピン52のガ
イド孔である。スキャナ本体10のx方向の照射位置調
整は、位置決めピン51及び52を共にxの同方向に移
動させることによって行われている。また、図4におけ
るスキャナ本体10のθ方向の調整は、位置決めピン5
1と位置決めピン52を、それぞれxの反対方向に移動
させることによって、θ方向の回転移動を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
4の構成では、x方向の調整、θ方向の調整共に、2本
の位置決めのための調整ピンを移動する必要があるた
め、以下のような欠点がある。 (1)x方向の調整時に、正確にスキャナをx方向(光
軸方向)に移動させることが難しい。 (2)θ方向の調整時に、スキャナ本体の回転中心が架
空点になるため、θ方向の調整によってクロストーク成
分としてのx方向移動が起きる。
【0010】近年、生産性の向上、コストの削減等の理
由で、光学走査装置の組立の自動化への要求が高まって
いるが、以上のような欠点はその障害となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学箱をプリ
ンタの基台に取りつけた際に、光学箱の光軸方向の調整
と偏向面内での回転調整を独立に行うために、光源部
と、該光源部からの光束を偏向する偏向器と、該偏向器
により偏向された光束を所定面上に集光する光学系と、
前記光源部と前記偏向器と前記光学系が取りつけられる
光学箱と、前記光学箱が取りつけられる基台とを有する
走査光学装置において、前記光学箱の前記光学系とは反
対側に、前記光学箱に対して前記光学系の光軸方向に移
動可能で、かつ、前記基台に対して移動しないように保
持された第1のピンと、該第1のピンから前記光学系の
光軸方向に所定距離離れて、前記光学箱に対して前記光
学系の光軸方向と直角方向に移動可能で、かつ、前記基
台に対して前記光学系の光軸方向に移動可能に保持され
た第2のピンが設けられ、前記2つのピンを介して前記
光学箱が前記基台に取りつけられている走査光学装置で
ある。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の走査光学装置の第1実施例
の構成を説明する断面図を示す。図1は、偏向面(偏向
器の偏向反射面で偏向された光束が経時的に形成する光
線束面)に平行な断面内での機能を説明するための図で
ある。また、図2は上記偏向面と垂直な方向のfθレン
ズ50の光軸に沿った断面内の様子を示す図である。
【0013】走査光学装置は光学箱10内に収納されて
いる。走査光学装置は、半導体レーザ装置1、前記半導
体レーザ1装置から発生する光束を平行光束にするコリ
メータレンズ2、前記コリメータレンズ2からの平行光
束を線状に集光するシリンドリカルレンズ3、前記シリ
ンドリカルレンズ3によって集光されてできる光束の線
像の近傍に偏向反射面4aを有する回転多面鏡4、fθ
レンズ50等を含んで構成されている。偏向反射面4a
において偏向反射された光束は、fθレンズ50を介し
て反射鏡7に入射し、該反射鏡7において反射されて、
感光体20を照射する。光学箱10は蓋体10aにより
内側が密封されている。
【0014】fθレンズ50は、偏向反射面4aにおい
て反射される光束が感光体20上においてスポットを形
成するように集光され、また前記スポットの走査速度が
等速に保たれるように設計されている。このようなfθ
レンズ50の特性を得るために、該fθレンズ50は球
面レンズ5とトーリックレンズ6の2つのレンズで構成
されている。回転多面鏡4の回転によって、感光体20
においては光束による主走査が行われ、また感光体20
がその円筒の軸線まわりに回転駆動することによって副
走査が行われる。このようにして感光体20の表面には
静電潜像が形成される。感光体20の周辺には、感光体
20の表面を一様に帯電するためのコロナ放電器、感光
体の表面に形成される静電潜像をトナー像に顕像化する
ための現像装置、前記トナー像を記録紙に転写する転写
用コロナ放電器(いずれも不図示)等が配置されてお
り、これらの働きによって半導体レーザ装置1が発生す
る光束に対応する記録情報が記録紙にプリントされる。
図1に示すように、光学箱10の照射位置調整は、光学
箱10のfθレンズ50とは反対側に設けられた位置決
めピン8、9によって行われている。11は位置決めピ
ン8のガイド孔、12は位置決めピン9のガイド孔であ
る。
【0015】位置決めピン8は、光学箱10上のガイド
孔11によって、fθレンズ50の光軸方向(x方向)
に移動可能にのみ移動可能に保持され、先端部は光学箱
10の取りつけ板30上のガイド孔31に嵌合してい
る。このように、感光体照射位置中心の付近に位置決め
ピン8は位置する。位置決めピン9は、光学箱10上の
ガイド孔12によって、前記位置決めピン8からfθレ
ンズ50の光軸方向に所定距離離れて、fθレンズ50
の光軸方向と直角方向(y方向)に移動可能に保持さ
れ、先端部は光学箱10の取りつけ板30上のガイド孔
32に嵌合している。このように、前記2つのピン8、
9を介して前記光学箱10がプリンタの基台である取り
つけ板30に取りつけられている感光体20である感光
ドラム上でのレーザ光束の照射位置調整を行う時は、位
置決めピン8をx方向に移動すると、感光ドラム上での
レーザ光束の走査線もx方向に移動する。このとき、位
置決めピン9も取りつけ板30に対してx方向に移動す
ることになるが、ガイド孔32はx方向に長孔になって
いるため、移動を妨げることはない。また、ガイド孔3
1は丸孔である。
【0016】次に、位置決めピン9をy方向に移動する
と、感光ドラム上でのレーザ光束の走査線は図のθ方向
に回転移動する。このとき、位置決めピン9も取りつけ
板30に対してx方向に移動することになるが、ガイド
孔32はx方向に長孔になっているため、移動を妨げる
ことはない。
【0017】このように、光学箱10にはfθレンズ5
0の光軸近傍(光軸の延長線の近傍も含む)に2本の位
置決めピンが設けられている。所定面(感光体)から近
い第1のピン(位置決めピン8)は、光学箱10に対し
てfθレンズ50の光軸方向(x方向)に移動可能で、
かつ、取りつけ板30に対して移動しないように保持さ
れている。また、所定面(感光体)から遠い第2のピン
(位置決めピン9)は、前記第1のピンからfθレンズ
50の光軸方向(x方向)に所定距離離れて設けられ、
光学箱10に対してfθレンズ50の光軸方向と直角方
向(y方向)に移動可能で、かつ、取りつけ板30に対
してfθレンズ50の光軸方向(x方向)に移動可能に
保持されている。そして、前記2つのピンを介して光学
箱10が取りつけ板30に取りつけられている。
【0018】また、前記光学箱10をプリンタの基台で
ある取りつけ板30に取りつけた際には、位置決めピン
8は感光体20の真上に位置するようになる。
【0019】以上説明した操作により、感光体20上で
の照射位置調整(光学箱の光軸方向の調整)及び走査線
の傾き調整(光学箱10の偏向面内での回転調整)を行
うことができる。
【0020】図3は、本発明の走査光学装置の第2実施
例の構成を説明する断面図を示す。装置の基本的な構成
は先に図1で説明した装置と同様であるので説明は省略
する。この図3の装置においては、位置決めピン8、9
をfθレンズ50の光軸中心から距離l離した位置とす
ることによって、調整時に光軸位置でのレーザ光束を妨
げない構成としている。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、光源部
と、該光源部からの光束を偏向する偏向器と、該偏向器
により偏向された光束を所定面上に集光する光学系と、
前記光源部と前記偏向器と前記光学系が取りつけられる
光学箱と、前記光学箱が取りつけられる基台とを有する
走査光学装置において、前記光学箱の前記光学系とは反
対側に、前記光学箱に対して前記光学系の光軸方向に移
動可能で、かつ、前記基台に対して移動しないように保
持された第1のピンと、該第1のピンから前記光学系の
光軸方向に所定距離離れて、前記光学箱に対して前記光
学系の光軸方向と直角方向に移動可能で、かつ、前記基
台に対して前記光学系の光軸方向に移動可能に保持され
た第2のピンが設けられ、前記2つのピンを介して前記
光学箱が前記基台に取りつけられている走査光学装置で
ある。このような構成をとることによって、光学箱をプ
リンタの基台に取りつけた際に、光学箱の光軸方向の調
整と偏向面内での回転調整を独立に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走査光学装置の第1実施例の構成を説
明する断面図である。
【図2】本発明の走査光学装置の第1実施例の構成を説
明する断面図である。
【図3】本発明の走査光学装置の第2実施例の構成を説
明する断面図である。
【図4】従来の走査光学装置の構成を説明する断面図で
ある。
【符号の説明】 1 半導体レーザ装置 4 回転多面鏡 8 位置決めピン 9 位置決めピン 10 光学箱 20 感光体 30 取りつけ板 50 fθレンズ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源部と、該光源部からの光束を偏向す
    る偏向器と、該偏向器により偏向された光束を所定面上
    に集光する光学系と、前記光源部と前記偏向器と前記光
    学系が取りつけられる光学箱と、前記光学箱が取りつけ
    られる基台とを有する走査光学装置において、 前記光学箱の前記光学系とは反対側に、前記光学箱に対
    して前記光学系の光軸方向に移動可能で、かつ、前記基
    台に対して移動しないように保持された第1のピンと、
    該第1のピンから前記光学系の光軸方向に所定距離離れ
    て、前記光学箱に対して前記光学系の光軸方向と直角方
    向に移動可能で、かつ、前記基台に対して前記光学系の
    光軸方向に移動可能に保持された第2のピンが設けら
    れ、前記2つのピンを介して前記光学箱が前記基台に取
    りつけられていることを特徴とする走査光学装置。
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