JP3082020B2 - 地下たび - Google Patents

地下たび

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JP3082020B2
JP3082020B2 JP08046541A JP4654196A JP3082020B2 JP 3082020 B2 JP3082020 B2 JP 3082020B2 JP 08046541 A JP08046541 A JP 08046541A JP 4654196 A JP4654196 A JP 4654196A JP 3082020 B2 JP3082020 B2 JP 3082020B2
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Japan
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notch step
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Inventor
秀郎 岡安
Original Assignee
株式会社力王
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木、建築の現場や農
作業、その他の用途に使用可能な地下たびに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の地下たびは、布地を縫合して得た
アッパーと、ゴム又は合成樹脂からなる接地底とを、貼
付け式或いは縫付け式によって固着して製造している。
このような地下たびは、その構成上軽快感があり、接地
感覚も優れていて広く用いられているが、爪先部等に器
物を落下させたときの足の防護に問題が残されていた。
【0003】このため、地下たびの爪先部の指の動きを
損なわずに鋼板等からなる防護体をアッパーに取付ける
ことが、実開平6−7501号公報によって既に提案さ
れている。
【0004】ところが、この指部保護付地下たびは、保
護用硬質物を伸縮性のある装着用品によって、アッパー
に取付ける構造になっているため、通常は保護用硬質物
が爪先を覆った状態となっており、パイプ足場材に乗っ
て作業するような場合は、保護用硬質物は指の動きに応
じ伸縮性のある装着用品により上方にずれて、足指の接
地に支障を来さないようになっている。
【0005】ところが上記のような地下たびの場合、確
かに保護用硬質物は指先の動きに応じて上方にずれるよ
うになっているが、このことは通常の歩行等で指が動く
時に保護用硬質物も上下動してしまい、歩行に違和感が
あるばかりでなく安定性に欠け、しかも他の器物との接
触を招く恐れもが大きく、かえって安全性に問題が残さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の状況に
鑑み、アッパーと接地底の両方を防護体の取付けに利用
して爪先部に防護体を強固に固着し、これにより防護体
が履用中にずれたり外れたりすることがなく、安定よく
固着されていて、地下たび本来の履用性と軽快感を損な
うことのない地下たびを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち本発明の要旨とする
ところは、アッパーに接地底を取付けかつ爪先部に防護
体を固着してなる地下たびにおいて、アッパーの爪先部
外形と略等しい形状で底部に取付け座を設けた防護体を
用いると共に、該取付け座相当箇所に切込み段差を設け
た接地底を用い、前記防護体をアッパーの爪先部に被冠
させてアッパーに接着し、かつ取付け座を切込み段差に
収めて固着したことを特徴とする地下たびにある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
の例に基づいて説明する。図1ないし図3は、本発明の
第1の実施例を示すものである。図1は本発明の地下た
びを示しており、1がアッパー、2が接地底、3、4が
爪先部の防護体としての親指防護体及び四指防護体であ
る。このうちのアッパー1は、通常表布、裏布及び中底
とからなっていて、2のゴム或いは合成樹脂からなる接
地底に、吊込み式又は縫付け式によって取付けられ地下
たびが構成されている。そしてこの接地底2の底面に
は、一般に踏面模様と称される凹凸面が形成されてい
る。
【0009】なお上記例の防護体は、夫々が別体で親指
部外形に略等しい形状に賦形された親指防護体3と、同
じく四指部外形に略等しく賦形された四指防護体4とで
構成されている。なお図2及び図3においては、親指防
護体3を代表例として示しているが、四指防護体4も形
状は若干異なるもののこの親指防護体3と実質的に同じ
であり、図示は省略している。
【0010】そして親指防護体3の底部略中央には、舌
片状の取付け座3Aが設けられており、一方接地底2の
相当箇所にはこれに対応する切込み段差2Aが設けられ
ている。
【0011】本発明は、このような地下たびの爪先部
に、親指防護体3及び四指防護体4を被冠させて固着す
るものであるが、この上縁或いはほぼ全面の内側に接着
剤を介してアッパー1に接着させると共に、底部はその
取付け座3Aを、これに対応する接地底2に設けられて
いる切込み段差2Aに収め、嵌合孔3Bに取付けピン6
を嵌挿し頭部をかしめて固着するものである。
【0012】本発明では、上記のようにして親指防護体
3及び四指防護体4を固着するため、上縁と底部とで安
定よく強固に取付けることができ、みだりにずれたり外
れたりすることがなく、履用に際して地下たび本来の軽
快感や履用性を損なうことがない。特に図示したよう
に、防護体を親指部と四指部の別体に構成すると、夫々
の指が別個に動かすことができ、一層軽快感が得られ履
用性が向上する。
【0013】図4は、本発明の第2の実施例に用いる親
指防護体3を示しているが、この場合の親指防護体3
(又は四指防護体4)としては、底部の略全周に亘って
取付け座3Aが設けられている。この防護体3を用いる
ときは、接地底2も対応箇所に対応する切込み段差2A
が設けられたものを用いる。固着に際しては、上記と同
様に取付け座3Aを切込み段差2Aに収め、接着剤を介
して行うことができるが、勿論取付けピンを用いたり、
或いは取付けピンと接着剤を併用して固着することもで
きる。
【0014】図5及び図6は本発明の第3の実施例を示
すので、この例では親指部及び四指部外形を覆う形状の
一体型防護体5を用い、これを上記と同様にアッパー1
に接着すると共に、取付け座5Aを接地底の切込み段差
2Aに収め、嵌合孔5Bに取付けピン6を嵌挿し頭部を
かしめて固着するものである。この例の場合も、接着と
取付け座の固着によって一体型防護体5を強固に固着す
ることができる。
【0015】なお舌片状の取付け座3A,5Aは、防護
体3、4、5の1又は2カ所だけでなく、例えば底部両
側部に設けることもできる。
【0016】本発明に用いる防護体3、4、5は、鋼
板、強化プラスチック、合成樹脂を含浸させた牛革を用
い、形状に合うように賦形して用いる。この際指底部の
取付け座3A)5Aも賦形の際に一体的に形成すること
ができる。又、接地底2の切込み段差2Aは、接地底2
を成形する際に設けることができる。
【0017】防護体3、4、5のアッパーからの高さ
は、固着したとき底面が接地底2の底面と略等しくなる
ようにしておくと、上方から圧力を受けた際に爪先部の
当初の形状を保ったまま保護し得るので都合が良い。
【0018】図示は省略したが、防護体とアッパーとの
間或いは表布と裏布との間に緩衝材を介在させると、一
層指先の防護に役立たせることができる。この緩衝材と
しては、例えば厚手の布地や不織布が使用される。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の如き構成からなっている
ため、爪先部の防護体がアッパーに接着されていると共
に、底部ではその取付け座が接地底の切込み段差に収ま
って固着されているため防護体を強固の固着することが
でき、履用中に器物と接触したり衝突したときにもずれ
たり外れたりすることがなく、爪先部を安定的にかつ確
実に防護することができ、しかも地下たび本来の履用性
や軽快感を損ねることがない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す地下たびの斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A’線の拡大断面図である。
【図3】本発明の実施例に使用する親指防護体の斜視図
である。
【図4】本発明の別の実施例に使用する親指防護体の斜
視図である。
【図5】本発明の更に別の実施例を示す地下たびの斜視
図である。
【図6】図5の実施例に使用する一体型防護体の斜視図
である。1・・・・アッパー 2・・・・接地底 2A・・・切込み段差 3・・・・親指防護体 3A・・・取付け座 4・・・・四指防護体 5・・・・一体型防護体 6・・・・取付けピン

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アッパーに接地底を取付けかつ爪先部に防
    護体を固着してなる地下たびにおいて、アッパーの爪先
    部外形と略等しい形状で底部に取付け座を設けた防護体
    を用いると共に、該取付け座相当箇所に切込み段差を設
    けた接地底を用い、前記防護体をアッパーの爪先部に被
    冠させてアッパーに接着し、かつ取付け座を切込み段差
    に収めて固着したことを特徴とする地下たび。
  2. 【請求項2】底部に舌片状の取付け座を設けた防護体を
    用いると共に、これに相当する箇所に切込み段差を設け
    た接地底を用いることを特徴とする請求項1記載の地下
    たび。
  3. 【請求項3】底部の略全周に亘って取付け座を設けた防
    護体を用いると共に、これに相当する箇所に切込み段差
    を設けた接地底を用いることを特徴とする請求項1記載
    の地下たび。
  4. 【請求項4】防護体の取付け座を接地底の切込み段差に
    収め、ここに取付けピンを介して固着したことを特徴と
    する請求項1、請求項2又は請求項3記載の地下たび。
  5. 【請求項5】防護体の取付け座を接地底の切込み段差に
    収め、ここに接着剤を介して固着したことを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の地下
    たび。
  6. 【請求項6】防護体として、夫々が別体で親指部外形と
    四指部外形と略等しい形状に賦形された親指防護体及び
    四指防護体を用いることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4又は請求項5記載の地下たび。
  7. 【請求項7】防護体の底面が、接地底の底面と略等しく
    なるような高さの防護体を用いることを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請
    求項6記載の地下たび。
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