JP3081823B2 - 廃ガラスびんの色判定方法 - Google Patents

廃ガラスびんの色判定方法

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JP3081823B2
JP3081823B2 JP09331104A JP33110497A JP3081823B2 JP 3081823 B2 JP3081823 B2 JP 3081823B2 JP 09331104 A JP09331104 A JP 09331104A JP 33110497 A JP33110497 A JP 33110497A JP 3081823 B2 JP3081823 B2 JP 3081823B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃ガラスびんを再
生資源として利用するため、びんを1本ずつ色によって
選別する前処理とし、廃ガラスびんの色を判定する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃ガラスびんの色判定方
法としては、長手方向が搬送方向となるように水平に搬
送される廃ガラスびんがある地点を通過する間のパルス
数からその大小を判別すると共に、廃ガラスびんの透過
光によるカラー画像を大型の廃ガラスびんの長さに相当
する幅の画面枠に取り込み、廃ガラスびんが大型のもの
の場合、その先端が画面枠の終端部に進行したときのカ
ラー画像から色の判定を行う一方、小型のものの場合、
びんの略中央が画面枠の中央部に進行したときのカラー
画像から色の判定を行う方法が知られている(特開平9
−101202号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の廃ガラ
スびんの色検出方法では、大型の廃ガラスびんの長さに
相当する幅の画面枠を用いているので、小型の廃ガラス
びんのカラー画像を取り込む際に画面枠内に複数のびん
が混在してしまい、間違った色判定が行われる不具合が
ある。そこで、本発明は、色の判定を正確になし得る廃
ガラスびんの色判定方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の廃ガラスびんの色判定方法は、長手方向が
搬送方向となるように水平に搬送される廃ガラスびんの
透過光によるカラー画像を画像処理装置に取り込んでそ
の色を判定するに際し、対象としている長さが異なる複
数種の廃ガラスびんにおいて長さが最小となるものの
さに相当する幅の画面枠を用い、単一の廃ガラスびんの
カラー画像が画面枠幅の一定幅以上の領域に存在してい
る間、びんの色が判定されるまで繰り返してカラー画像
を取り込んでその色を判定することを特徴とする。ここ
で、廃ガラスびんの長さとは、びんの飲み口部から底部
までの距離をいう。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る廃ガラ
スびんの色判定方法の実施に供した装置の概略構成図で
ある。図中1は廃ガラスびんWを長手方向が搬送方向と
なるように搬送する水平なコンベヤで、このコンベヤ1
の従動ローラ(図示せず)には、パルスエンコーダ2が
付設されており、パルスエンコーダ2は、パルス数をカ
ウントするカウント計測手段3と接続されている。コン
ベヤ1の下流側の一側方(図1において右端側の上側
方)には、他側方(図1においては下側方)に対向配置
した照明装置4から照射され、廃ガラスびんWを経た透
過光によるカラー画像を撮像するカラーCCDカメラ5
が配置されており、このカラーCCDカメラ5は、カラ
ー画像を対象としている長さが異なる複数種の廃ガラス
びんにおいて長さが最小となるものの長さに相当する幅
Lの画面枠に取り込み、廃ガラスびんWの色を判定する
画像処理装置6と接続されている。又、コンベヤ1の下
流側の一側方には、受光器7aがカラーCCDカメラ5
より僅か上流に位置して配置されている。受光器7a
は、コンベヤ1の他側方に対向配置した発光器7bと相
俟って廃ガラスびんWを検出するびん検出センサ7を構
成するもので、このびん検出センサ7の受光器7aは、
コントローラ8と接続されている。コントローラ8は、
びん検出センサ7及びカウント計測手段3からの信号を
入力すると共に、画像処理装置6にカラー画像の取り込
み信号を出力し、かつ画像処理装置6からの色判定信号
を入力し、この信号に基づいて下流の所要の払い出し装
置(図示せず)へ払い出し命令を出力するものである。
【0006】上記構成の装置による廃ガラスびんWの色
判定方法について、図2、図3を参照して説明すると、
先ず、コンベヤ1上を搬送される先行の廃ガラスびんW
1 の先端がびん検出位置a(図1参照)に進行してびん
検出センサ7によって検出されることで、検出信号がび
ん検出センサ7からコントローラ8へ出力される。検出
信号を入力されることでコントローラ8は廃ガラスびん
1 の先端がびん検出位置aに進行した時のカウント数
をカウント計測手段3から入力される。その廃ガラスび
んW1 の先頭がびん検出位置aに進行した時のカウント
数と、廃ガラスびんが検出位置aから画像取り込み位置
b(図1参照)に進行するまでの距離に相当するカウン
ト数を足すことで廃ガラスびんW1 の先端が画像取り込
み位置bに進行した時のカウント数すなわち廃ガラスび
んW1 の画像取り込み時のカウント数がコントローラ8
に記憶される。次に、コンベヤ1上を搬送される先行の
廃ガラスびんW1 の後端が、びん検出位置aを通過する
ことで、廃ガラスびんW1 の先端から後端までの検出位
置aを通過する間にカウントされたカウント数、すなわ
ち廃ガラスびんW1 の長さに相当するカウント数がコン
トローラ8に記憶される。又、コントローラ8はカウン
ト計測手段3から逐次入力されるカウント数と先に記憶
した廃ガラスびんW1 の画像取り込み時のカウント数が
等しくなったとき、すなわち先行の廃ガラスびんW1
先端が画像取り込み位置bに進行した時に廃ガラスびん
1 に対して色判定処理(図3参照)が行われる。廃ガ
ラスびんW1 に対する色判定処理は、まず、条件2とし
て、後行の廃ガラスびんW2 のカラー画像が画面枠F
(図4参照)に混入していない場合、すなわち後行の廃
ガラスびんW2 の先端と画面枠Fとの間の距離に相当す
るカウント数Nyが正又は零の場合(Ny≧0)に、コ
ントローラ8から画像処理装置6に対して画像取り込み
命令が出力される。なお、条件2を満たしていない場合
は、廃ガラスびんW1 の色をその他として、画像処理装
置6によるカラー画像の取り込みを行わず、コントロー
ラ8からその他色を払い出す払出装置へ払い出し命令
が出力される。条件2を満たしている場合に、コントロ
ーラ8の画像取り込み命令によって先行の廃ガラスびん
1 のカラー画像がカラーCCDカメラ5から画像処理
装置6に取り込まれ、そしてびんの色識別処理がなさ
れ、特定の色(白、茶、緑、濃青、薄青、黒など)の判
定がなされると、特定の色の信号が画像処理装置6から
コントローラ8へ出力され、コントローラ8からその特
定の色のびんを払い出す払出装置へ払い出し命令が出力
される。
【0007】一方、色識別の結果、ラベル等によりガラ
ス部が少なくて色の判定ができないときは、条件1とし
て、先行の廃ガラスびんW1 のカラー画像が画面枠Fの
幅Lの一定幅以上の領域(x%)に存在する場合、すな
わち先行の廃ガラスびんW1のカラー画像の長さに相当
するカウント数Nxが画面枠Fの幅に相当するカウント
数Nの一定値以上(Nx≧x×N/100)を占める割
合(図5参照)で、かつ前述した条件2を満たす場合
に、廃ガラスびんW1 のカラー画像が再度カラーCCD
カメラ5から画像処理装置6に取り込まれ、再度びんの
色識別処理がなされ、特定の色の判定がなされる。ここ
で、特定の色の判定ができない時でも、再度条件1、か
つ条件2を満たす限り、びんの色が判定されるまで繰り
返し画像取り込み、色識別、色判定が行われる。条件1
を満たしていない場合は、画像処理装置6による再度の
カラー画像の取り込みを行わず、廃ガラスびんW1 の色
をその他色として、コントローラ8からその他色を
払い出す払出装置へ払い出し命令が出力される。
【0008】なお、実際には、繰り返しの画像取り込み
は多くて3回ほどで、ほとんどの廃ガラスびんでは1回
で色を判定している。また、画面枠Fの幅Lに対する一
定幅(x%)は50%ほどが好ましい。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の廃ガラス
びんの色判定方法によれば、対象としている長さが異な
る複数種の廃ガラスびんにおいて長さが最小となるもの
長さを基準としてカラー画像が取り込まれて色の判定
が行われることで複数のびんを混在させて色判定が行わ
れなくなると共に、画面枠幅に収まりきれない長さの大
型のびんのカラー画像の取り込みが、その色の判定がな
されるまで複数回行われることでびんの一部でなく全体
の画像に対して色判定が行われるので、従来に比べて色
の判定を正確にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃ガラスびんの色判定方法の実施
に供した装置の概略構成図である。
【図2】本発明に係る廃ガラスびんの色判定方法の実施
の形態の一例を示す概略フローチャートである。
【図3】図2の色判定方法における色判定処理のフロー
チャートである。
【図4】図3の色判定方法における条件2の説明図であ
る。
【図5】図3の色判定方法における条件1の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 コンベヤ 2 パルスエンコーダ 5 カラーCCDカメラ 6 画像処理装置 7 びん検出センサ 8 コントローラ W 廃ガラスびん F 画面枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−101202(JP,A) 特開 平7−209086(JP,A) 特開 平8−155401(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 3/46 - 3/52 G01N 21/88 - 21/958 B07C 5/342

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向が搬送方向となるように水平に
    搬送される廃ガラスびんの透過光によるカラー画像を画
    像処理装置に取り込んでその色を判定するに際し、対象
    としている長さが異なる複数種の廃ガラスびんにおいて
    長さが最小となるものの長さに相当する幅の画面枠を用
    い、単一の廃ガラスびんのカラー画像が画面枠幅の一定
    幅以上の領域に存在している間、びんの色が判定される
    まで繰り返してカラー画像を取り込んでその色を判定す
    ることを特徴とする廃ガラスびんの色判定方法。
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