JP3081665B2 - フレームメモリ装置 - Google Patents

フレームメモリ装置

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JP3081665B2 JP03113886A JP11388691A JP3081665B2 JP 3081665 B2 JP3081665 B2 JP 3081665B2 JP 03113886 A JP03113886 A JP 03113886A JP 11388691 A JP11388691 A JP 11388691A JP 3081665 B2 JP3081665 B2 JP 3081665B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、フレームメモリ装置に
関し、特にラスター読み書きおよびブロック読み書きの
ように異なるシーケンスの読み書きに用いて有益なフレ
ームメモリ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、光学像を記録する記録媒体とし
て銀塩フィルムに代えて磁気ディスク、ICカード等の
記録媒体を用い、電気的処理を介して記録、読み出し再
生する電子スチルカメラ等においては、記録時、レンズ
等の光学系を通した被写体像(光学像)をCCD等の光
電変換素子により電気信号に変換して記録媒体に記録
し、また記録媒体から読み出した電気信号に基づいて被
写体像を再生している。この被写体像についての映像信
号をデジタル信号に変換して記録媒体に記録するために
は、膨大なデータ量を記録しなければならず、多数枚の
被写体像を1枚の記録媒体に記録するには画像データを
高効率に圧縮する画像データ圧縮方法が必要である。画
像データ圧縮方法としては、通常、画像データを直交変
換して可変長符号化する処理が用いられる。 【0003】光学系およびCCD等の光電変換部から得
られた入力画像信号は、A/Dコンバータでデジタル信
号に変換され、フレームメモリに蓄積される。フレーム
メモリから読み出されたデジタル画像信号は、離散コサ
イン変換(DCT)回路およびその逆変換(IDCT)
回路等の直交/逆直交変換回路で直交変換される。ここ
で、フレームメモリは、動作速度変換用として用いられ
る。画像データの圧縮は、1画面画像を複数個のブロッ
クに分割して、各分割ブロック毎に直交変換処理を施す
ことにより行われる。すなわち、図7に示すように、A
/Dコンバータから出力される画像信号は、1画面を構
成する各画素信号として、1水平期間分(図の垂直方向
の行番号1に対応)の有効画素信号(例えば768個)
に引き続いて、次の水平期間分(図の垂直方向の行番号
2に対応)の画素信号が、更に垂直方向番号3の水平期
間分の画素信号が、…、以下同様に垂直方向の最終画素
数(例えば480個)の水平期間分の画素信号が出力さ
れる。このような読み書きをラスター読み書きと称す
る。また、1画面の複数ブロックへの分割は、フレーム
メモリから、768×480のマトリクス状の画素信号
から所定数の行と列から成るマトリクスの画素信号を、
図8に示すように、読み出して行われる。本例では、1
ブロックを水平方向画素数8×垂直方向画素数8とし、
図8のようなブロックデータ(水平方向を0〜7、垂直
方向を0〜7で指定)として読み出し、ブロック1に続
いてブロック2のデータを読み出す。このようなシーケ
ンスの読み書きをブロック読み書きと称する。こうして
読み出されたブロックデータが、直交変換回路で直交変
換された後、符号化されて記録される。画像の再生時に
は、記録媒体から読み出した信号を、復号化、逆直交変
換して、フレームメモリに記録する。その後、フレーム
メモリからはラスター読み出しにより1画像分のデータ
が読み出され、D/Aコンバータでアナログ信号に変換
される。このデータ変換が上記フレームメモリから成る
フレームメモリ装置により行われる。 【0005】A/Dコンバータでデジタル化された画像
データは、通常、前述ラスター読み出しにより、図7に
示すように水平期間0〜768分(垂直方向番号0につ
いて)に続いて、次の水平期間分(垂直方向番号1につ
いて)の順でラスター読み出しされる。一方、ブロック
読み書きは、1画面を複数個のブロック領域に分けて読
み出し/書き込みするもので、前述の如く、図8に示す
ように、例えば第1のブロックについて1水平期間8画
素分の読み書き終了後、次の水平期間の8画素分の読み
書きを行う。以後、8垂直画素の読み書きが終了する
と、次の右横の第2のブロックのデータ読み書きも、同
様に、垂直方向番号0から7までの各水平期間について
水平画素番号8〜15までの走査を行い、更に次の第3
のブロックは、垂直画素番号0から7までの各水平期間
について水平画素番号16〜23までのデーやの読み書
きを行い、以後、同様にして、データの読み書きが行わ
れる。以上のように、フレームメモリ装置は、A/Dコ
ンバータ、D/Aコンバータと直交変換/逆直交変換処
理回路とのデータの入出力(読み書き)の順番が異なる
ので、これを調整するものである。 【0006】かかるフレームメモリ装置についての構成
例が図6に示されている。この例は、水平768画素、
垂直480画素の画像データから成り、縦横それぞれ8
画素でブロック化する場合の例を示している。カウンタ
1は、符号化制御回路17からのイネーブル信号ENA
で駆動され、スイッチ5を介して供給される符号化制御
回路17からのリセット信号RESETまたは基準パル
ス発生回路4からの水平リセットパルスHCLRでリセ
ットされる。カウンタ30は、符号化制御回路17から
のイネーブル信号ENAで駆動され、スイッチ6を介し
て供給されるRESET信号または基準パルス発生回路
4からの垂直リセットパルスVCLRでリセットされ
る。カウンタ1のカウント動作は、基準パルス発生回路
4から供給されるクロック信号CLOCKに基づいて行
われ、カウンタ30のカウント動作は、スイッチ6を介
して供給される上記CLOCK信号またはHCLR信号
に基づいて行われる。スイッチ5と6は、符号化制御回
路17から供給される上記ラスター走査とブロック走査
を指定するR/B信号で切り替え制御され、ラスター走
査時には、スイッチ5と6は、それぞれb側に接続さ
れ、ブロック読み書き時には、a側に接続される。カウ
ンタ1と30の出力は、アドレスデータ発生源としての
ROM31とスリーステートバッファ32に接続されて
いる。ROM31の出力は、スリーステートバッファ3
2と、画像データが記録されているまたは画像データを
記録するメモリ16に接続されている。スリーステート
バッファ32は、符号化制御回路17から供給されるR
/B信号で制御される。ROM31から出力アドレス
データ号は、メモリ16に供給される。メモリ16へ
のデータ書き込み時には、A/Dコンバータ13で変換
されたデジタルデータが、符号化制御回路17から供給
される出力イネーブル信号OEにより制御されるステー
トバッファ15を介してメモリ16に書き込まれる。一
方、読み出し時には、ROM31からのアドレスデータ
に基づいて画像データがメモリ16から読み出され、D
/Aコンバータ14でアナログ信号に変換されて出力さ
れる。ここで、メモリ16のアドレスは19ビットと
し、カウンタは、上位9ビット、下位10ビットに分割
し、カウンタ1の出力はスリーステートバッファ32を
介して下位(C)アドレスデータとして、カウンタ30
の出力は同様にして上位(R)アドレスデータとして、
メモリ16に供給される。 【0007】メモリ16から読み出されたデジタルデー
タは、符号化回路18に供給され、DCT/IDCT回
路等による直交変換処理や符号化処理が施される。符号
化回路18の動作は、符号化制御回路17により制御さ
れる。さて、図6において、ラスター走査時には、スイ
ッチ5と6は、それぞれb側に設定されており、カウン
タ1は、HCLRパルスの到来に応答してクリアされ、
水平方向の最初の有効画素データが入力されたときにカ
ウンタ1の出力が0になる。水平768画素のフレーム
メモリを用いた場合のクロック、データ、水平リセット
パルスHCLR、アドレス情報の下位(C)アドレスデ
ータまたは上位(R)アドレスデータのタイミングチャ
ートが図9と図10に示されている。図9において、有
効画素が終了するときに、カウンタ1の出力は767に
なり、HCLRパルスによってB点でクリアされる。そ
して、図10に示すように、カウンタ30は、HCLR
パルスをクロックとして動作し、VCLRパルス到来時
のD点でクリアされる。 【0008】ラスター読み書き時には、R/B信号が入
力されているスリーステートバッファ32の出力は能動
状態になり、カウンタ1と30の出力は、そのままアド
レスデータとしてメモリ16に供給され、符号化制御回
路17からのWE信号に応答して書き込み動作を行う。
また、スリーステートバッファ15は、OE信号により
能動状態になり、A/Dコンバータ13から出力される
デジタル画像データは、図11に示すようなアドレスに
記録されることになる。また、WEパルスが入力されて
いないラスター読み書き時には、OE信号によりスリー
ステートバッファ15の出力がハイインピーダンス状態
となって、メモリ16からデータが読み出され、D/A
コンバータ14を介してアナログ画像信号が出力され
る。 【0009】一方、ブロック読み書き時には、スイッチ
5と6はa側に設定され、カウンタ30は、CLOCK
信号をクロックとして動作し、カウンタ1からキャリー
信号が入力されたときだけカウント動作を行う。つま
り、カウンタ1と30が1つの19ビットカウンタとし
て動作している。また、符号化制御回路17からのR/
B信号によってROM31の出力が能動状態になり、ス
リーステートバッファ32の出力はハイインピーダンス
状態になる。ROM31には、例えば上記19ビットカ
ウンタ出力が120になったときにはメモリアドレスの
上位9ビットが7、下位10ビットが8になり、メモリ
アドレスは19ビットで表現すると7176に、またカ
ウンタ出力が6144になったときには上位は8、下位
は0、つまり、メモリアドレスが8192に変換される
ようなデータが記録されている。以上のようなカウンタ
出力とROMのアドレスとの関係は図11に示されてい
る。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
フレームメモリ装置は、ラスター読み書きおよびブロッ
ク読み書き時のそれぞれに応じて、メモリに供給するア
ドレスデータをROMを用いて変換している。しかしな
がら、かかる従来のフレームメモリ装置は、アドレスデ
ータ変換のために大容量のROMが必要となるという問
題がある。即ち、例えば、水平768画素、垂直480
画素の画像の場合、アドレスデータは19ビットにな
り、ROM16の容量は514,288×19ビット
と、略10Mビットもの容量が必要になってしまう。 【0011】そこで、本発明の目的は、比較的小容量の
ROMで、且つ簡単な回路で構成されるシーケンス順番
の異なる読み書きを可能とするフレームメモリ装置を提
供することにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるフレームメモリ装置は、水平方向およ
び垂直方向にマトリクス状に配置された一連のデータの
記録、読み出し用のフレームメモリに対して、アドレス
データにより、前記各水平方向一列についてのデータを
読み書きするラスター読み書き動作と、前記マトリクス
状の一連のデータを水平方向と垂直方向それぞれ所定数
のデータから成る複数個のブロックに分割し、各ブロッ
クについてのデータを読み書きするブロック読み書き動
作を行うフレームメモリ装置であって、所定周波数のク
ロックをカウントする複数のカウンタ手段と、前記ラス
ター読み書き動作または前記ブロック読み書き動作の何
れを行なうかを選択するための指令を発する選択手段
と、この選択手段より発せられる指令に応じて前記複数
のカウンタ手段のカウント動作の形態とカウント出力の
組み合わせ方を切り換えて適用することによって前記ア
ドレスデータを生成し、該生成されたアドレスデータに
依拠してデータの読み書きを行う手段と、を備えて構成
される。 【0013】 【作用】本発明では、電子スチルカメラのような光学系
を介して得られる水平方向および垂直方向にマトリクス
状に配置された一連の画像データの記録、またこの一連
の画像データの読み出しを、メモリに対して、アドレス
データにより、各水平方向一列についてのデータを読み
書きするラスター読み書き動作と、マトリクス状の一連
のデータを水平方向と垂直方向それぞれ所定数のデータ
から成る複数個のブロックに分割し、各ブロックについ
てのデータを読み書きするブロック読み書き動作を行う
際、ラスター読み書きおよびブロック読み書き動作に応
じて、所定周波数のクロックをカウントしてするカウン
タ手段の出力を並べ替えてアドレスデータとして出力
し、ブロック読み書き動作時にはブロックの境界部のア
ドレスデータを検出し、境界部に至ったときに、次の読
み書き対象となるブロックについてのアドレスデータを
生成することにより、次の読み書き対象となるブロック
のデータの読み書きを連続して行うようにしている。 【0014】 【実施例】次に、本発明について図面を参照しながら説
明する。図1は、本発明によるフレームメモリ装置の一
実施例を示す構成ブロック図である。図1において、図
6と同一符号が付されている構成部は、同様機能を有す
るので、その詳細な説明は省略する。本実施例では、符
号化制御回路17からのRESET信号が、ORゲート
9の一入力に接続され、ORゲート9の出力がスイッチ
5と6の端子aに接続されている。また、カウンタ2と
3が設けられ、カウンタ2は、スイッチ6を介して供給
される基準パルス発生回路4からのVCLRパルス、ま
たはORゲート9の出力でリセットされ、スイッチ6を
介して供給されるCLOCKパルス、またはHCLRパ
ルスをカウントする。カウンタ3は、スイッチ7を介し
て供給される符号化制御回路17からのRESETパル
スまたはVCLRパルスでリセットされ、CLOCKパ
ルスをカウントする。カウンタ3は、スイッチ8を介し
てカウンタ2またはANDゲート10の出力と接続され
ている。スイッチ6、7および8は、R/B信号によっ
て切り替え制御される。カウンタ1と2の13ビット出
力は、デコーダ11でデコードされ、ANDゲート10
の一入力に供給される。ANDゲート10の他入力に
は、符号化制御回路17からのENA信号が供給されて
おり、その出力がスイッチ8とORゲート9の他入力に
供給されている。カウンタ1と2の出力は、またマトリ
クス回路12に入力され、後述するような処理を介し
て、カウンタ3の出力とともにメモリ16にアドレスデ
ータとして供給される。 【0015】本実施例は、ラスター読み書きおよびブロ
ック読み書きの態様に応じて、カウンタから出力される
アドレスデータを適当に並べ替えている。ここで、画素
数が2のべき乗で表せる数値でないと、カウンタの出力
は画像データが記録されていないアドレスも指定してし
まうことになる。そこで、カウンタ出力が、画像データ
が記録されていないアドレス値となったとき、あるいは
その直前のアドレス値を検出し、その時点で画像が記録
されているアドレス値をカウンタにロードし、そこから
またカウンタを動作させて連続した画像データの読み書
きを可能とする。 【0016】例えば、図2に示すアドレスマップのよう
に、水平768画素、垂直480画素のフレームメモリ
では、19ビットのカウンタが必要となる。ブロック読
み書き時において、カウンタ出力がA,B,C,D,…
に至ったことを検出させ、その時点でカウンタへロード
信号を出力し、カウンタ出力からカウンタへロードする
数値を設定し、このロード信号によりカウンタが設定さ
れた数値をロードする。このロードする数値は、図2に
おいては、A,B,C,Dそれぞれの時点で8192,
16384,24576,32768とすれば良い。ま
た、図2において、カウンタ出力の19ビットを上位6
ビット、下位13ビットに分割し、カウンタに新しい数
値をロードする時点での上位、下位ビットの数値が図3
に示されている。図2のA,B,C,D,…それぞれの
時点での下位ビットは6143になっており、次の時点
で下位ビットが0になって上位がカウントアップさせ
る。したがって、カウンタを2つに分割し、下位のカウ
ンタの出力が6143になった時点で上位のカウンタへ
キャリー信号を出力させ、また、その時点で下位のカウ
ンタをクリアさせることによってブロック読み書き動作
においても連続して画像データの読み書きができること
になる。 【0017】一方、ラスター読み書き動作時には、水平
方向(下位)のカウンタ、垂直方向(上位)の2つのカ
ウンタに分割する。前述のとおり、ブロック読み書き時
には上位ビット、下位ビットに分割されている。この例
では、ラスター読み書き時には上位9ビット、下位10
ビット、ブロック読み書き時には上位6ビット、下位1
0ビットに分割される。両者に対応するため、メモリの
アクセスに必要な19ビットのカウンタを上位6ビッ
ト、中間3ビット、下位10ビットの3つのカウンタに
分割する。このとき、ラスター読み書き時には、上位、
中間のカウンタをまとめて垂直カウンタ(9ビット)と
し、下位のカウンタを水平カウンタとして扱う。また、
ブロック読み書き時には、中間、下位のカウンタをまと
めて13ビットのカウンタとして扱う。このように、カ
ウンタを分割した場合、ブロック読み書き時にカウンタ
に新しい数値をロードする時点での各カウンタの数値
は、図4に示すようになり、中間が5、下位が1023
に至った時点を検出し、そのときに上位のカウンタをカ
ウントアップ、中間、下位カウンタをクリアすれば良
い。 【0018】さて、図1において、ラスター読み書き動
作時には、カウンタ1を水平方向のアドレスカウンタと
して、カウンタ2と3を垂直方向のアドレスカウンタと
して動作させる。ラスター読み書き時には、スイッチ5
〜8は、b側に接続され、カウンタ1は、HCLRパル
スでリセットされる。一方、カウンタ2,3は、HCL
Rパルスをクロック動作し、VCLRパルスでリセット
される。カウンタ3は、カウンタ2から出力されるキャ
リー信号によりカウント動作が制御される。つまり、カ
ウンタ2からキャリー信号が入力されると、カウント動
作を行う。このとき、マトリクス回路12は、図1にお
ける実線のように接続されており、カウンタ1と2の出
力がメモリ16に供給されるようになっている。以上の
動作により、画像データが図2に示すようなアドレスに
書き込まれる。ここで、符号化制御回路17からのWE
信号がメモリ16に供給されていなければ、読み出し動
作となり、メモリ16からは画像データが出力される。 【0019】次に、ブロック読み書き時には、スイッチ
5〜8はa側に接続され、カウンタ1〜3はクロック信
号CLOCKをカウントし、ORゲート9を介して供給
されるRESET信号によってリセットされる。また、
マトリクス回路12は、カウンタ出力を図1の点線のよ
うに接続し、アドレスデータを並べ替える。デコーダ1
1は、カウンタ1の出力が1023、カウンタ2の出力
が5になったことを示す信号を出力する。ブロック読み
書き動作状態では、スイッチ8がa側となるので、デコ
ーダ11の出力とENA信号とのAND出力がカウンタ
3のキャリー入力となる。また、スイッチ5,6もa側
に接続されているので、ANDゲートの出力信号とRE
SET信号とのOR出力がカウンタ1,2のリセット入
力となる。したがって、カウンタ1の出力が1023、
カウンタ2の出力が5となったときに、カウンタ3のキ
ャリー入力信号、カウンタ1,2のリセット入力信号が
得られ、次のENA信号とCLOCK信号が入力された
時点で、カウンタ1,2はリセットされ、カウンタ3は
カウントアップ動作を行う。この動作のタイミングチャ
ートが図5に示されており、カウンタ1の出力が102
3、カウンタ2の出力が5に至った時点で、カウンタ
1,2のRESET信号とカウンタ3のキャリー入力が
得られ、次のCLOCKパルスの到来時点でカウンタ
1,2は0に、カウンタ3はnからn+1へとカウント
アップする。したがって、ブロック読み書き動作時に
は、図2のA点の次にはメモリのアドレスは8192、
B点の次には16384、C点の次には24576のよ
うに連続する。 【0020】本実施例におけるマトリクス回路は、2入
力のスイッチやデータセレクタが10個に相当するだけ
なので、従来例のようなアドレスデータ変換のための大
容量ROMが不要となり、比較的簡単な回路でフレーム
メモリが構成できる。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によるフレ
ームメモリ装置は、従来のような大容量ROMを必要と
せずに、ラスター読み書きやブロック読み書き連続動作
が可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるフレームメモリ装置の一実施例を
示す構成ブロック図である。 【図2】図1の実施例における画像データのアドレス配
置を示す図である。 【図3】図1の実施例におけるカウンタ出力例を示す図
である。 【図4】図1の実施例におけるカウンタ出力例を示す図
である。 【図5】図1の実施例における動作タイミングチャート
である。 【図6】従来のフレームメモリ装置の一例を示す構成ブ
ロック図である。 【図7】画像データのラスター読み書きの走査状態を示
す図である。 【図8】画像データのブロック読み書きの走査状態を示
す図である。 【図9】図6の従来例における動作タイミングチャート
である。 【図10】図6の従来例における動作タイミングチャー
トである。 【図11】従来の画像データのアドレス配置図である。 【符号の説明】 1,2,3,30 カウンタ 4 基
準パルス発生回路 5,6,7,8 スイッチ 9 O
Rゲート 10 ANDゲート 11 デ
コーダ 12 マトリクス回路 13 A
/Dコンバータ 14 D/Aコンバータ 15,32 スリーステートバッファ 16 メモリ 17 符
号化制御回路 18 符号化回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 水平方向および垂直方向にマトリクス状に配置された一
    連のデータの記録、読み出し用のフレームメモリに対し
    て、アドレスデータにより、前記各水平方向一列につい
    てのデータを読み書きするラスター読み書き動作と、前
    記マトリクス状の一連のデータを水平方向と垂直方向そ
    れぞれ所定数のデータから成る複数個のブロックに分割
    し、各ブロックについてのデータを読み書きするブロッ
    ク読み書き動作を行うフレームメモリ装置であって、 所定周波数のクロックをカウントする複数のカウンタ手
    段と、 前記ラスター読み書き動作または前記ブロック読み書き
    動作の何れを行なうかを選択するための指令を発する選
    択手段と、 この選択手段より発せられる指令に応じて前記複数のカ
    ウンタ手段のカウント動作の形態とカウント出力の組み
    合わせ方を切り換えて適用することによって前記アドレ
    スデータを生成し、該生成されたアドレスデータに依拠
    してデータの読み書きを行う手段と、 を備えて成ることを特徴とするフレームメモリ装置。
JP03113886A 1991-04-19 1991-04-19 フレームメモリ装置 Expired - Lifetime JP3081665B2 (ja)

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