JP3081494U - シャツ - Google Patents
シャツInfo
- Publication number
- JP3081494U JP3081494U JP2001002665U JP2001002665U JP3081494U JP 3081494 U JP3081494 U JP 3081494U JP 2001002665 U JP2001002665 U JP 2001002665U JP 2001002665 U JP2001002665 U JP 2001002665U JP 3081494 U JP3081494 U JP 3081494U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elbow
- garment
- fabric
- shirt
- vicinity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Garments (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 肘を曲げた時の突っ張り感を解消し得るよう
にしたシャツを提供する。 【解決手段】 腋の下付近から肘を経由して手首に到る
部位を被包する第一の衣料生地10と、該第一の衣料生
地10により被包される部位を除いた残りの部位を被包
する第二の衣料生地11とにより袖部分2を分割構成
し、少なくとも第一の衣料生地10の一側10aと第二
の衣料生地11の一側11aとの接ぎ合わせ部分を、展
開時に肘付近で最も近接し且つ該肘付近から腋及び手首
に向かうにつれ徐々に離間するようなカーブを描くもの
として形成する。このようにすれば、第一の衣料生地1
0の一側10aと第二の衣料生地11の一側11aとを
接ぎ合わせた際に、相互のカーブ形状により肘付近に立
体的な膨らみが形成され、肘付近にゆとりのある袖部分
2となる。
にしたシャツを提供する。 【解決手段】 腋の下付近から肘を経由して手首に到る
部位を被包する第一の衣料生地10と、該第一の衣料生
地10により被包される部位を除いた残りの部位を被包
する第二の衣料生地11とにより袖部分2を分割構成
し、少なくとも第一の衣料生地10の一側10aと第二
の衣料生地11の一側11aとの接ぎ合わせ部分を、展
開時に肘付近で最も近接し且つ該肘付近から腋及び手首
に向かうにつれ徐々に離間するようなカーブを描くもの
として形成する。このようにすれば、第一の衣料生地1
0の一側10aと第二の衣料生地11の一側11aとを
接ぎ合わせた際に、相互のカーブ形状により肘付近に立
体的な膨らみが形成され、肘付近にゆとりのある袖部分
2となる。
Description
【0001】
本考案は、シャツに関するものである。
【0002】
図5は従来のワイシャツやカジュアルシャツなどといったシャツを左斜め後方 から見た斜視図であり、図6は図5の袖部分を上方へ持ち上げた状態を示す斜視 図であるが、これら図5及び図6に示されている通り、この種のシャツ1におい ては、着用者の腕が通される袖部分2が一枚の衣料生地3により構成されている 。
【0003】 この袖部分2を構成している衣料生地3は、図7に示す如き展開形状を有する ものとなっており、これを筒状に丸めて両側3a,3bを縫合することにより、 腋から手首にかけて徐々に縮径するような袖部分2が形成されるようになってい る(図7中における上側が腋側で下側が手首側)。
【0004】 また、袖部分2の手首側の袖口には、手首周囲を覆うカフス4(袖口布)が縫 い付けられており、その縫い付けに際して、袖部分2の袖口の周方向複数箇所に タック5(折り込み)を入れて袖口を絞り込むようにしている。
【0005】 尚、図中6は衿、7は肩部分を覆うヨーク、8は後身頃、9は前身頃を夫々示 している。
【0006】
しかしながら、斯かる従来のシャツ1においては、図8に示す如く、着用者が 肘を曲げた際に突っ張り感が生じ、肘を曲げてデスクワークなどに従事する場合 に窮屈な感じがして疲れ易いという問題があった。
【0007】 本考案は、上述の実情に鑑みてなしたもので、肘を曲げた時の突っ張り感を解 消し得るようにしたシャツを提供することを目的としている。
【0008】
本考案は、袖部分を形成する衣料生地が、腋の下付近から肘を経由して手首に 到る部位を被包する第一の衣料生地と、該第一の衣料生地により被包される部位 を除いた残りの部位を被包する第二の衣料生地とにより分割構成され、少なくと も第一の衣料生地の一側と第二の衣料生地の一側との接ぎ合わせ部分が、展開時 に肘付近で最も近接し且つ該肘付近から腋及び手首に向かうにつれ徐々に離間す るようなカーブを描いて形成されていることを特徴とするシャツに係るものであ る。
【0009】 従って、本考案では、第一の衣料生地の一側と第二の衣料生地の一側とを接ぎ 合わせた際に、相互のカーブ形状により肘付近に立体的な膨らみが形成されるこ とになるので、残りの第一の衣料生地の他側と第二の衣料生地の他側とを接ぎ合 わせて筒状の袖部分として完成させた際に、肘付近にゆとりのある袖部分が完成 し、シャツの着用時に肘を曲げても突っ張り感が生じなくなる。
【0010】
以下本考案の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0011】 図1〜図4は本考案の実施の形態の一例を示すもので、図中図5〜図8と同一 の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0012】 図1に本考案のシャツを左斜め後方から見た斜視図を、図2には図1の袖部分 を上方へ持ち上げた状態を示す斜視図を夫々示しているように、本形態例におい ては、袖部分2を形成する衣料生地が、腋の下付近から肘を経由して手首に到る 部位を被包する第一の衣料生地10と、該第一の衣料生地10により被包される 部位を除いた残りの部位を被包する第二の衣料生地11とにより分割構成されて いる。
【0013】 図3は前述した第一の衣料生地10と第二の衣料生地11についての展開図を 示しており、第一の衣料生地10の一側10aと第二の衣料生地11の一側11 aとの接ぎ合わせ部分が、肘付近で最も近接し且つ該肘付近から腋及び手首に向 かうにつれ徐々に離間するようなカーブを描いて形成されている(図3中におけ る上側が腋側で下側が手首側)。
【0014】 尚、本形態例における第一の衣料生地10の他側10bと第二の衣料生地11 の他側11bとの接ぎ合わせ部分は、図3に示す如く、略直線状に形成されるよ うになっているが、この接ぎ合わせ部分に前述と同様のカーブを付すことも可能 である。
【0015】 而して、このようにすれば、第一の衣料生地10の一側10aと第二の衣料生 地11の一側11aとを接ぎ合わせた際に、相互のカーブ形状により肘付近に立 体的な膨らみが形成されることになるので、残りの第一の衣料生地10の他側1 0bと第二の衣料生地11の他側11bとを接ぎ合わせて筒状の袖部分2として 完成させた際に、肘付近にゆとりのある袖部分2が完成することになり、図4に 示す如く、シャツ1の着用時に肘を曲げても突っ張り感が生じなくなる。
【0016】 従って、上記形態例によれば、着用者が肘を曲げた時の突っ張り感を解消する ことができるので、ゆとりのあるシャツ1の着心地を得ることができ、例えば、 肘を曲げてデスクワークなどに従事する場合に窮屈な感じがして疲れ易くなるこ とがなくなり、リラックスした状態で能率良くデスクワークなどの作業に従事す ることができる。
【0017】 尚、本考案のシャツは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本考案 の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0018】
上記した本考案のシャツによれば、着用者が肘を曲げた時の突っ張り感を解消 することができるので、ゆとりのあるシャツの着心地を得ることができ、例えば 、肘を曲げてデスクワークなどに従事する場合に窮屈な感じがして疲れ易くなる ことがなくなり、リラックスした状態で能率良くデスクワークなどの作業に従事 することができるという優れた効果を奏し得る。
【図1】本考案を実施する形態の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の袖部分を上方へ持ち上げた状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】図1の袖部分に関する展開図である。
【図4】本考案のシャツを着用して肘を曲げた状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【図6】図5の袖部分を上方へ持ち上げた状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図7】図5の袖部分に関する展開図である。
【図8】図5のシャツを着用して肘を曲げた状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 シャツ 2 袖部分 10 第一の衣料生地 10a 一側 10b 他側 11 第二の衣料生地 11a 一側 11b 他側
Claims (1)
- 【請求項1】 袖部分を形成する衣料生地が、腋の下付
近から肘を経由して手首に到る部位を被包する第一の衣
料生地と、該第一の衣料生地により被包される部位を除
いた残りの部位を被包する第二の衣料生地とにより分割
構成され、少なくとも第一の衣料生地の一側と第二の衣
料生地の一側との接ぎ合わせ部分が、展開時に肘付近で
最も近接し且つ該肘付近から腋及び手首に向かうにつれ
徐々に離間するようなカーブを描いて形成されているこ
とを特徴とするシャツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001002665U JP3081494U (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | シャツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001002665U JP3081494U (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | シャツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3081494U true JP3081494U (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=43214257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001002665U Expired - Lifetime JP3081494U (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | シャツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3081494U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0552494U (ja) * | 1991-12-25 | 1993-07-13 | 大阪瓦斯株式会社 | 管端閉塞具 |
CN1879515B (zh) * | 2005-06-13 | 2010-09-01 | 株式会社岛野 | 自行车骑行用上衣 |
-
2001
- 2001-05-01 JP JP2001002665U patent/JP3081494U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0552494U (ja) * | 1991-12-25 | 1993-07-13 | 大阪瓦斯株式会社 | 管端閉塞具 |
CN1879515B (zh) * | 2005-06-13 | 2010-09-01 | 株式会社岛野 | 自行车骑行用上衣 |
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