JP3081439U - 魚調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の欠点を除去するために考案されたもの
であり、簡単に、鮮魚を調理できる魚調理器を開発・提
供するものである。 【解決手段】 一端部に、握持部（１）を設け、該握持
部（１）に、保持部（２）を一体に設け、これら保持部
（２）の先端付近に、帯状の刃部（３）を設けるにあた
り、該刃部（３）と保持部（２）との角度を、直角、あ
るいは傾斜して固着するか、または、回動自在に装着
し、さらに、保持部（２）に刃部（３）を着脱自在に設
けたことを特徴とする魚調理器。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、魚を調理するための魚調理器に関し、魚体を、簡単に三枚におろ す器具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、鮮魚は日本人にとって、絶対に欠かせない食材であり、種々調理されて 食卓にのぼっているが、近年、生魚を調理（所謂，おろす）できる家庭の主婦は 少なくなっている。

【０００３】 魚の調理は、先ず、背骨に沿って両側の身を切り、三枚におろすことから始ま るが、包丁を持っても、折角の新鮮な食材も包丁の入れ方がわからず、折角の魚 も、見るも哀れな形にきり刻まれている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

そこでこの考案は、従来の欠点を除去するために考案されたものであり、簡単 に、鮮魚を調理できる魚調理器を開発・提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この考案は、簡単な器具により、魚体を三枚におろせる魚調理器を開発・提供 するものである。

【０００６】

【考案の実施の形態】

そこで、この考案の一実施例を図１に従って説明すると、一端部に、握持部（ １）を設け、該握持部（１）に、先端部で拡がる適宜な幅を有する保持部（２） （２）を一体に設け、これら保持部の先端付近に、帯状の刃部（３）を跨座して 設け、該刃部（３）と保持部（２）との角度を、直角、あるいは傾斜にして固着 、あるいは着脱可能に設けたことを特徴とする魚調理器から構成されるものであ り、刃部（３）は、保持部（２）に着脱自在に設けてもよい。

【０００７】 次に、この考案の他の実施例を図４に従って説明すると、一端部に、握持部（ １）を設け、該握持部（１）に、連続する保持部（２）を一体に設け、これら保 持部の先端付近に、帯状の刃部（３）を跨座して設け、該刃部（３）と保持部（ ２）との角度を、直角、あるいは傾斜して固着、あるいは回動自在に装着したこ とを特徴とする魚調理器から構成されるものであり、刃部（３）は、保持部（２ ）に着脱自在に設けてもよい。

【０００８】 尚、この考案の使用方法を説明すると、魚体（Ｘ）をまな板に載せ、刃部（３ ）を鰓部分に、握持部（１）を握って切り込み、次に、魚体の背骨（Ｙ）に沿っ て、尻尾側に向けて切り込むものである。そして、魚体（Ｘ）裏返しにして、同 様に残り片身を切るものである。

【０００９】

【考案の効果】

この考案によると、魚体（Ｘ）に刃部（３）を立てて、そのまま背骨にそって 引っ張れば、簡単に片身がはがれ、刃部が固定されているものは、握持部（１） を傾斜してその角度を背骨（Ｙ）に沿わせて移動すれば、簡単に片身を取り出す ことができ、また、魚体を裏返して同様に行えば、簡単に魚体を三枚におろすこ とができる等極めて有効なる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例を示す平面図である。

【図２】この考案の一実施例を示す一部欠截側面図であ
る。

【図３】この考案の使用方法を示す説明図である。

【図４】この考案の他の実施例を示す平面図である。

【符号の説明】

１ 握持部 ２ 保持部 ３ 帯状の刃部 Ｘ 魚体 Ｙ 背骨

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一端部に、握持部（１）を設け、該握持
   部（１）に、保持部（２）を一体に設け、これら保持部
   の先端付近に、帯状の刃部（３）を設けるにあたり、該
   刃部（３）と保持部との角度を、直角、あるいは傾斜し
   て固着するか、または、回動自在に装着し、さらに、保
   持部（２）に刃部（３）を着脱自在に設けたことを特徴
   とする魚調理器。