JP3172843U - おろし器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】おろし金に穴を設けて穴部としたおろし刃を複数設け、おろし刃の穴部の一方を、おろし金の板面から穴の周辺を屋根状に途出させたドーム部を形成し、穴の他方に呼び溝を形成し、食材が穴をスムーズに切断通過させる事でスリおろしが容易で、綺麗な断面形状が得られると共に、大きさ、形状の変えられる両面構造とした。
【選択図】図6
Description
特許文献2には、「本発明は、このような従来のおろし器の問題点に注目し、おろし金面に対する野菜の押し付け角度変更を行わずとも、極めて効率良く野菜をすりおろすことができるおろし器を提供することが技術的課題である。」で「この湾曲おろし面部2Bは前記平坦おろし面部2Aからおろし金面2の他側の端部側へ至る程湾曲度合いが徐々に強くなる湾曲形状に形成したことを特徴とするおろし器に係るものである。」とあるようにおろし金の湾曲度合いを徐々に大きくなる形状としたものであるとともに皿などの上に載せてスリおろすおろし刃が突起状のものである。
また、特許文献3には、「おろし板11の手前側部分11aを上方に凸となるように大きく湾曲させるとともに、おろし板11の向こう側部分11bを略平らとなるようにし、これらの向う側部分11bと手前側部分11aとを滑らかに連続させたこと。」これもまた、おろし刃が突起状のものである。
これらの様に、おろし器の両面で大きさ、機能、形状を変えておろすことが出来、野菜などを水分を出さずに、綺麗な形でブロック断面でおろす、連続した長さでおろす、細かくおろす、更に長持ちするなどの特徴を有したおろし器は無かった。
また、おろし刃のドーム部を形成した下側の穴部を、おろし金板面から下側に凹みを形成し、おろし食材ブロックの断面形状を形成しやすくするための呼び溝を設けた。さらに、おろし刃の穴部の周辺に棘状の突起部を設けた。また、おろし刃の穴を略円形が連なった略ひょうたん型、ハート型、角形とした。さらに、おろし刃を表裏に設け、両面使用を可能とした。また、おろし刃の穴の大きさ、形状を、おろし金の表裏で異なる形状を設けた。その上、おろし金の裏面を略平面に複数の棘状突起の群を形成した。さらには、おろし枠を容器の上に載せる構造、または、おろし枠に柄を設けた構造、または、おろし枠に柄を設けおろし枠に取り付け取り外し可能な収容容器を付けた構造、中央部に凸部を設けた中央凸皿と、中央凸皿の凸部におろし枠を取り付けておろし器としたことを特徴とするおろし器である。
図1(a)は、台の上に置いた容器上におろし部を載せて使用する載置タイプを示す。(b)は、柄を設け柄を握り台の上に置いた容器部(皿など)の上におろし部をかざしたり、容器に載せておろすタイプを示す。(c)は、おろし部の下に取り外し可能に容器部を設けたおろし器で、手に持ちおろし、容器部に食材を溜めるタイプのものを示す。(d)は、容器部の底に凸部を設け、凸部の上におろし部を載置したタイプのものを示す。いずれもおろし部でおろされた食材はおろし器の穴を通過しおろし器の下に移動する。本考案では、これらの各タイプが対象となる。
以降、本考案の実施の形態について、図に基づいて詳しく説明する。先に、おろし器のおろし金の構成を説明する。
また、この時に穴部8は穴の中心までは広がり、中心からは徐々に狭く(図中矢印方向に)なり、斜めにスライスされる動きになり切れを促進する。このような事から穴部の穴の形状を楕円形や、略ひし形とすることによりスライス切り効果が一層高まる、更に円と楕円形を組み合わせることも考えられる。これらは、本考案の応用範囲と考え記載を省略する。
(c)は穴部8の形状を略四角な穴形状としたものを示す。(d)は、おろし刃4の穴部8の周辺に棘状の突起部、棘状突起9を設けたものである。棘状の突起は硬い食材でも先端の尖りが先に食材に刺さり徐々に裂け目を広げる効果があり、よりスムーズに食材をスリおろす結果となる。
ここからは、上記のおろし金4を使用したおろし器の具体的な形状を元に説明する。
具体的は、例えば、おろし金は0.2mm前後のステンレス鋼板を周囲にエンボス加工を施しエンボス部40を形成することで板のゆがみ等を防止し、その中央部に複数の穴を打ち抜き、穴の周辺を屋根状に突起させドーム部とし、突起させた穴の断面をおろし刃の刃にする。穴の打ち抜きはあえて外側に多少のバリ(返り)を持たせる事で切れ味(スリおろし易さ)を良くする。また、穴の断面を斜めに角押し(潰し)加工を加えて刃先端を鋭角とし、切れ味を増しても良い。おろし枠はプラスチック樹脂やエラストマー樹脂でおろし金をインサート成形する。または、ステンレス鋼の角や丸ワイヤーに溶接しても良い。もちろん、おろし金とおろし枠を硬度の高いプラスチック樹脂(例えばポリカボネートやコポリエステル)で成型しても良いものである。
以降、同じ内容は省略する。
おろし枠をエラストマー樹脂で成型する事により、皿の縁をとらえるグリップ力が増す。
おろし金4上でスリおろされた食材は抜け穴2aaを介して、皿上に流れ落ちるものであり、おろし枠はプラスチック樹脂、または、柔軟性の高いエラストマー樹脂やシリコンゴムで形成する事によりぐらつきを防ぐ事が出来る。
Claims (9)
- 野菜やチーズなどをおろすおろし器において、
薄板状のおろし金の周囲におろし枠を設け、
おろし金に穴を設けて穴部としたおろし刃を複数設け、
前記おろし刃の穴部の一方を、おろし金の板面から穴の周辺を屋根状に途出させドーム部を形成したことを
特徴とするおろし器。 - 請求項1に記載のおろし器において、
前記おろし刃のドーム部を形成した下側の穴部を、おろし金板面から下側に凹みを形成し、
おろし食材ブロックの断面形状を形成しやすくするための呼び溝を設けたことを
特徴とするおろし器。 - 請求項1から2の何れか一項に記載のおろし器において、
前記おろし刃の穴部の周辺に棘状の突起部を設けたことを
特徴とするおろし器 - 請求項1から3の何れか一項に記載のおろし器において、
前記おろし刃の穴を略円形が連なった略ひょうたん型、ハート型、角形としたことを
特徴とするおろし器。 - 請求項1から4の何れか一項に記載のおろし器において、
前記おろし刃を表裏に設け、両面使用を可能としたことを
特徴とするおろし器。 - 請求項1から5の何れか一項に記載のおろし器において、
前記おろし刃の穴の大きさ、形状を、おろし金の表裏で異なる形状を設けたことを
特徴とするおろし器。 - 請求項1から4の何れか一項に記載のおろし器において、
前記おろし金の裏面を略平面に複数の棘状突起の群を形成したことを
特徴とするおろし器。 - 請求項1から7の何れか一項に記載のおろし器において、
おろし枠を容器の上に載せる構造、または、おろし枠に柄を設けた構造、または、おろし枠に柄を設けおろし枠に取り付け取り外し可能な収容容器、食材コンテナを設けた構造としたことを
特徴とするおろし器。 - 請求項1から4の何れか一項に記載のおろし器において、
中央部に凸部を設けた中央凸皿と、中央凸皿の凸部におろし枠を取り付けておろし器としたことを
特徴とするおろし器。
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JP2011006257U JP3172843U (ja) | 2011-10-25 | 2011-10-25 | おろし器 |
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