JP4530305B1 - 魚の骨抜具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、焼き魚,煮魚,揚魚,刺身にして調理する際に面倒な魚の肉間骨の骨抜き作業を、手作業で効果的に効率良く、しかも簡単に素早く肉間骨を抜くことができる操作性の容易な魚の骨抜具を提供すること。
【解決手段】
本発明は、把持部を作動させることにより挟持部を開閉可能に形成した毛抜き式の骨抜具であって、中央部で折り曲げ略V字状に形成した支持部と、該支持部の先端を折り曲げて形成した押圧部と、上記支持部側面中央部の一部を切り出し、該支持部に対し揺動自在に間装した把持部と、該把持部の中央部を膨出すると共に、その先端部分を内方に向かって折り曲げ、該把持部を閉じた際に互いに合致するよう形成した挟持部とから成り、それぞれが対で対称に形成されており、上記押圧部を肉間骨が内在するフィレーに押し付け、把持部を握るように作動して挟持部を閉じることにより、該肉間骨を挟持し引き抜くようにした魚の骨抜具である。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に中型,小型の魚の小骨あるいは指などに刺さったトゲなどを抜く道具に関するもので、鯛,鮭,鰹,鯖,鯵などの魚を三枚におろした半身(以下「フィレー」という)に内在する小骨などの面倒な肉間骨を簡単に素早く確実に除去することができる骨抜具に係るものである。
鯛,鮭,鰹,鯖,鯵などの魚は、DHA,EPAなどの脂肪酸やカルシウム,リン,カリウムなどのミネラルを供給してくれる高タンパク低カロリーの栄養価の高い食材であり、出来るだけ摂取することが望まれる。しかし、魚には、頭部から尾鰭に向かって延びる脊椎骨,内臓を包み込み保護する肋骨、その他神経骨や椎体骨などの肉間骨と称される大小の骨があり、魚を食べる時には非常に厄介な存在となる。この種の肉間骨は、魚の種類により異なるが、殆んどの魚にはフィレーのもっとも肉厚の部分から体高方向、即ち背びれ側にほぼ一列に並んで位置している。肉間に骨が存在していると、嚥下機能が衰えた高齢者や病人にとっては、余り好まれるものではない。また、特に乳幼児にとっては、骨が残っていると非常に嫌がり、その結果魚嫌いになってしまう可能性がある。それに、骨が残っている状態で食べ、骨がのどに刺さるなどすれば、大惨事に至る可能性がある。その為、魚を調理する際には、これらの骨をできるだけ取り除いて調理することが望ましい。しかし、この骨抜きという作業は、大変手間のかかるものである。
そこで、近年では骨抜きという手作業による煩わしい手間のかかる作業をなくすために、機械化が進められ、種々の発明が提案されている。例えば、特開2001−61404号公報には、フィレーをベルトコンベアで運び、回転歯に設けた段状溝により肉間骨を捕らえることにより、該肉間骨を除去する発明が提供されている。同様に、特開2005−110574号公報においても、同趣旨の発明が提供されている。近年、この種の装置で骨を抜いた魚あるいはそのフィレーが、スーパーマーケット等で販売されるようになった。
しかし、ホテル,旅館,民宿,料理店,小売店や一般家庭などにおいては、使用頻度を考慮した場合、魚の肉間骨などの小骨を除去する上記の装置が非常に高価でもあり、この種の装置を購入するわけにはいかず、依然としてピンセットや毛抜きを利用して手作業により除去しているのが通常である。一般的に、魚の肉間骨などの小骨を除去する際には、毛抜きにより除去している。普通の毛抜きで抜けないほど大きな骨の場合には、毛抜きの大きな物やペンチ式の毛抜きにより除去しており、大小の違いはあるが、基本的に毛抜きで肉間骨を除去していることに変わりない。現実に、魚の骨除去用として大きな毛抜きが市販されている。
なお、参考までに眉毛やまつ毛を抜くための毛抜きに関する発明としては、例えば、実開昭64−40302号公報に記載されているもの、あるいは特開2007−82923号公報に記載されている発明が提供されている。
特開2001−61404号公報 特開2005−110574号公報 実開昭64−40302号公報 特開2007−82923号公報
上記の公知技術によれば、機械式で骨を除去する方法は、骨を抜いた魚あるいはそのフィレーを提供する業者とっては、非常に便利で効果的であるが、ホテル,旅館,民宿,料理店,小売店や一般家庭などでは、この種の骨除去装置を備えるということは、使用頻度を考えれば非常に無駄な投資になり適切ではない。また、機械的に除去する場合、魚の種類によっては肉質が異なり、フィレーの肉の硬さが違うので、フィレーに対する力加減が難しく、機械的に強引に引き抜くと骨が途中で折れて肉間に残ったり、ベルトコンベアの流れ方向と骨を抜く方向の関係から骨を抜く際に、肉の組織を壊し易く、形を崩してしまう可能性がある。
また、ホテル,旅館,民宿,料理店,小売店や一般家庭などにおいて、魚の肉間骨をピンセットや毛抜きにより手作業で除去する場合、骨周囲の肉を崩してしまったり、骨と一緒に周囲の肉も切除してしまい、見栄えが悪くなり、視覚的にも食欲をそがれる結果になると共に、調理する料理人や主婦などにとっては単調な作業であるので、多大な労力と時間を費やし苦しみを与えることになる。それに、手作業で骨を除去する場合、人手による体温の影響により魚の鮮度維持が難しく、素早い作業が要求される。
本発明は、上記種々の問題点を解消し、焼き魚,煮魚,揚魚,刺身などにして調理する際に面倒な魚の肉間骨の骨抜き作業を、手作業で効果的に効率良く、しかも簡単に素早く肉間骨を抜くことができる操作性の容易な魚の骨抜具を提供することを目的とするものである。
本発明は、中央部を略V字状に折り曲げて形成し、把持部を作動させることにより挟持部を開閉可能に形成した毛抜き式の骨抜具であって、中央部で折り曲げ略V字状に形成した支持部と、該支持部の先端を折り曲げて形成した押圧部と、上記支持部側面中央部の一部を切り出し、該支持部に対し揺動自在に間装した把持部と、該把持部の中央部を膨出すると共に、その先端部分を内方に向かって折り曲げ、該把持部を閉じた際に互いに合致するよう形成した挟持部とから成り、それぞれが対で対称に形成されており、上記押圧部を肉間骨が内在するフィレーに押し付け、把持部を握るように作動して挟持部を閉じることにより、該肉間骨を挟持し引き抜くようにした魚の骨抜具である。
上記挟持部を把持部に対し着脱自在にし、ストレートな骨には平面状の挟持部5で除去し、カーブした骨などには波状あるいは山形状の凹凸に形成した挟持部5で除去するなど、肉間骨の形状に応じ使い分けることができる魚の骨抜具である。
上記骨抜具を透明な合成樹脂で形成し、目視で肉間骨の有無を確実に確認しながら、誰でも容易に除去することができるようにした魚の骨抜具である。また、上記のように骨抜具の挟持部を把持部に着脱自在とすれば、種々の状況に対応できる多彩な用途に利用できるものである。
請求項1の本発明によれば、骨抜具の押圧部で肉間骨が内在するフィレーを押すことにより、該フィレーに内在する肉間骨をフィレー表面より浮き出させ、把持部を握るようにして作動させることにより挟持部を閉じ、該肉間骨を挟持部にて挟むようにしたので、肉間骨周囲の肉を傷つけることなく肉間骨のみを挟持することができると共に、その挟んだ状態で骨抜具を引き上げることにより、容易に肉間骨を抜き取ることができる。抜き取った肉間骨は、把持部の把持力を緩めることにより肉間骨を外し廃棄することができる。このように簡便に肉間骨を抜き取ることができるので、ホテル,旅館,民宿,料理店,小売店や一般家庭などで、熟練や経験を要することなく、誰でも簡単に手軽に確実に骨なしフィレーを得ることができる。
また、目視による視覚にて肉間骨の位置を確認すると共に、フィレーの表面を手探りによる触感にて肉間骨の有無を確認しながら作業できるので、骨除去作業が誰でも簡単確実に行うことができるようになった。それに、肉間骨の周囲を押圧部により押圧しているので、骨抜具がフィレー上で安定するとともに、常に抜き取るべき肉間骨が該骨抜具の中央部に位置することになり、該肉間骨を確実に挟持することができ、誰もが熟練を要することなく作業できるようになった。
また、把持部を支持部内に間装させ揺動自在に開閉可能とし、押圧部でフィレーを押さえつけるようにしたので、骨抜具が安定した状態で操作でき、誰でも容易に確実に素早く骨を除去することができるようになった。その結果、このような手間のかかる骨抜き作業を手早く済ませることで、魚の鮮度を落とすことなく魚料理を美味しく味合うことができ、しかも調理時間も短縮でき作業効率を著しく向上させることができるという相乗効果が得られる。
それに、調理前の下ごしらえの時に、確実に骨を抜き去ることにより料理をすることができるので、歯の弱い人や老人や子供でも魚の骨を気にすることなく、美味しい焼き魚,煮魚,揚魚,刺身などを何ら抵抗無く食べることができる。それに、小骨を含む肉間骨を除去することで、食べにくいということを解消することができるので、好き嫌いをなくし魚の嗜好性を高めて、魚の消費増進を高める効果を有するものである。
請求項2の本発明によれば、骨抜具の挟持部を把持部に着脱自在にしたことにより、ストレートな骨には平面状の挟持部で除去し、カーブした骨などには波状あるいは山形状の凹凸に形成した挟持部で除去するなど、肉間骨の形状に応じて使い分けることができ、どのような骨に対しても対応が可能である。
請求項3の本発明によれば、骨抜具を透明な合成樹脂で形成し、目視で肉間骨の位置を確認しながら該肉間骨を抜き取り除去することができる。それに、上記した骨抜具の挟持部を把持部に着脱自在にすれば、作業効率をより高めることができると共に、種々の状況に対応した多彩な用途に利用できるものである。
本発明による魚の骨抜具の形態について図面により詳細に説明する。
図1は本発明による魚の骨抜具の形態を示す斜視図である。同図において、1は骨抜具で、該骨抜具1は板状のステンレス鋼を中央部で略V字状に折り曲げて形成した毛抜き状あるいはピンセット状のもので、支持部2,押圧部3,把持部4および挟持部5で構成されており、これらはいずれも一対でそれぞれ対称に形成されている。
支持部2は、板状の錆に強いステンレス鋼を中央部で折り曲げ略V字状に形成され、先端を略直角に湾曲して互いに対向するように折り曲げて押圧部3が形成され、毛抜き状に構成されている。該支持部2の押圧部3でフィレーを押えることにより、骨抜具1およびフィレーを安定させるものである。そして、該支持部2の両側面中央部は、その一部を短冊状に切り出し支持部2に対し遥動自在に切り出した部分に間装して把持部4が形成されている。該把持部4は、互いに対向して中央部を膨出すると共に、その先端部分が内方に向かって弧状に折り曲げられており、該把持部4を閉じた際に互いに合致するよう挟持部5が形成されている。把持部4の中央部を膨出することにより、支持部2の側面より該把持部4の膨出部を張り出させ、該把持部4を把持し易くしている。これら支持部2,押圧部3,把持部4および挟持部5は、それぞれ対で対称に形成されている。
上記把持部4を握るようにして作動させることにより挟持部5が閉ざされ、挟持部5を当接させてフィレー内の肉間骨7(図2参照)を挟持し、これを引き抜くことにより除去することができるように構成されている。挟持部5で肉間骨7を挟持した際、該挟持部5は支持部2に対し揺動自在であるので、支持部2は押圧部3を介してフィレー上で移動することなく固定されており、安定した状態で肉間骨7を挟持することができる。このように挟持した肉間骨7は、把持部4の把持力を緩めると、材料の弾力により挟持部5が開き、挟持した肉間骨7を外すことができる。
上記骨抜具1の材料としては、上記したステンレス鋼や金,銀,銅,洋白(ニッケル・シルバー)などの錆が発生しにくい金属であることが望ましいが、剛性のある合成樹脂であっても良い。
図2は本発明による魚の骨抜具の使用方法について説明する概略図である。同図において、フィレー6の皮側を下にしてまな板(不図示)に置き、骨抜具1を該フィレー6の肉間骨7周囲の上に、同図中矢印で示すように押し当てる。すると、フィレー6は骨抜具1の押圧部3により、同図示のようにフィレー6の肉間骨7周囲が多少凹み、その結果肉間骨7がフィレー6表面より飛び出すように浮き出る。押圧部3でフィレー6を押し付けた状態で、把持部4を同図中矢印の方向に作動させることにより挟持部5を閉じると、肉間骨7のみがフィレー6表面より飛び出しているので、上記したようにフィレー6上で支持部2がグラグラと移動することなく安定した状態で、該肉間骨7のみを挟持することができる。その挟持した状態で骨抜具1を引き上げることにより、周囲の肉を一緒に掻き取ることなく、肉間骨7のみを引き抜くことができる。把持部4の把持力を緩めると、挟持した肉間骨7を外すことができる。同様にして、上記作業を繰り返し、全ての肉間骨7を引き抜き、調理する。また、骨抜具1をフィレー6に押し当てる際、作業者の視覚あるいは触覚により、肉間骨7の有無を確認しながら位置決めできるので、確実に肉間骨7を除去することができる。
なお、図2では、肉間骨7の並び方向に挟持部5が直交するように図示しているが、これは理解し易いように描いたものであり、実作業においては、挟持部5の挟持面を肉間骨7の並び方向と同一方向に位置して作業すれば、複数本の肉間骨7を同時に除去することができ、より効果的であることは言うまでもない。その骨抜き作業については、作業者あるいは料理人の自由である。
本形態の上記骨抜具1は、一枚の鋼板から形成したものであり、支持部2の側面において一辺を残して三辺をプレスにて短冊状に打抜き、その打抜いた部分の中央部を膨出して把持部4を形成したもので、材料を無駄にすることなく効率良く形成できるものである。この場合、把持部4の打抜き開始部分は、同図示のように円形などの弧状に打抜くことにより、応力が集中しないようにすることが望ましい。この他、該支持部2と把持部4を別個に形成し、これら略V字状に曲折した部分で重ね合わせ、両者をカシメや溶接にて一体的に固着するようにしても良いことは言うまでもない。以下の実施例についても同様である。
図3は、本発明による魚の骨抜具の実施例を示す側面図で、挟持面5を上下に大きく形成したものを示すものである。同図中図1および図2に示した符号と同じものは、同一物を示し詳細な説明を省略する。
同図に示すように、本実施例の挟持部5は、その先端を下向きに形成することにより、互いに合致する面積を大きくし、肉間骨7(図2参照)の挟持を確実にしたものである。この場合、挟持部5を単に付き合わせた場合に比べ、合致する面積が大きくなるので、肉間骨7をより挟持し易くなる。
図4は、本発明による魚の骨抜具の他の実施例を示す側面図で、把持部4の中央部を膨大させたものを示すものである。同図中図1および図2に示した符号と同じものは、同一物を示し詳細な説明を省略する。
同図に示すように、把持部4の中央部を膨大させることにより、把持部4を握り易くし、挟持部5の開閉操作を容易にするものである。
図5は、本発明による魚の骨抜具の他の実施例を示す側面図で、図4に示した骨抜具1の押圧部3の設置面積を大きく形成したものを示すものである。同図中図1および図2に示した符号と同じものは、同一物を示し詳細な説明を省略する。
同図に示すように、押圧部3を大きく膨大することにより設置面積を大きくし、フィレー6(図2参照)の押圧に安定感が高まるものである。また、把持部4は、上記図4に示した実施例と同様に中央部を膨大させている。把持部4を図1や図3に示すように形成しても良いことは言うまでもない。
図6は、本発明による魚の骨抜具の他の実施例を示す側面図で、骨抜具1の把持部4の位置を下げたものを示すものである。同図中図1および図2に示した符号と同じものは、同一物を示し詳細な説明を省略する。
同図に示すように、把持部4の位置を下げたことにより、コンパクトにすることができ、全体が手中に収まり操作性が著しく高まると共に、より強固に肉間骨7を挟持することができるものである。
図7〜9は、本発明による魚の骨抜具の挟持部5についての実施例を示す要部拡大断面側面図である。同図中図1および図2に示した符号と同じものは、同一物を示し詳細な説明を省略する。
図7に示す挟持部5の形状は、一般的な毛抜きと同様に平面状のものを示している。図8に示す挟持部5の形状は、互いに合致する波状の凹凸が形成されており、同図示のとおり点接触により肉間骨7を挟持するので、より確実に肉間骨7を挟持できるようにしたものである。図9に示す挟持部5の形状は、互いに合致する山形状の凹凸に形成したもので、上記実施例と同様、より確実に肉間骨7を挟持できるようにしたものである。図8あるいは図9の実施例のように互いに凹凸に形成し、これらの凹凸が係合するようにしたもので、点接触のため単位面積当たりの摩擦抵抗が大きくなり、より強固に肉間骨7を挟持できるものである。
なお、詳細な図は省略するが、上記挟持部5を把持部4に対し、着脱自在にしておけば、ストレートな骨は平面状の挟持部5で除去し、カーブした骨などは波状あるいは山形状の凹凸に形成した挟持部5で除去するというように、肉間骨7の形状に応じ使い分けることにより、より効率的に除去することができる。
また、上記骨抜具1の形状は、フィレーを押圧して浮き出た骨を挟持するという技術的思想を同じくするものであれば、上記した形態や実施例に限定するものではない。また、骨抜具1を透明な合成樹脂で形成すれば、肉間骨7の存在を目視にてもより確実に容易に確認しながら作業することができるので、骨除去の効率をより高めることができることは言うまでもない。
上記の説明では、魚の肉間骨7を抜き取る場合について説明したが、手足の指や身体などに刺さったトゲを抜くとき、あるいは眉毛やまつ毛を抜くときにも同様にして容易に抜き取ることができることは言うまでもない。
本発明による魚の骨抜具の形態を示す斜視図である。 本発明による魚の骨抜具の使用方法を示す概略説明図である。 本発明による魚の骨抜具の実施例1を示す側面図である。 本発明による魚の骨抜具の実施例2を示す側面図である。 本発明による魚の骨抜具の実施例3を示す側面図である。 本発明による魚の骨抜具の実施例4を示す側面図である。 本発明による魚の骨抜具の挟持部の実施例を示す要部拡大断面側面図である。 本発明による魚の骨抜具の挟持部の他の実施例を示す要部拡大断面側面図である。 本発明による魚の骨抜具の挟持部の他の実施例を示す要部拡大断面側面図である。
1 骨抜具
2 支持部
3 押圧部
4 把持部
5 挟持面
6 フィレー
7 肉間骨

Claims (3)

  1. 中央部を略V字状に折り曲げて形成し、把持部を作動させることにより挟持部を開閉可能に形成した毛抜き式の骨抜具であって、中央部で折り曲げ略V字状に形成した支持部と、該支持部の先端を折り曲げて形成した押圧部と、上記支持部側面中央部の一部を切り出し、該支持部に対し揺動自在に間装した把持部と、該把持部の中央部を膨出すると共に、その先端部分を内方に向かって折り曲げ、該把持部を閉じた際に互いに合致するよう形成した挟持部とから成り、それぞれが対で対称に形成されており、上記押圧部を肉間骨が内在するフィレーに押し付け、把持部を作動して挟持部を閉じることにより、該肉間骨を挟持し引き抜くようにしたことを特徴とする魚の骨抜具。
  2. 上記挟持部を把持部に着脱自在にしたことを特徴とする請求項1に記載の魚の骨抜具。
  3. 上記骨抜具を透明な合成樹脂で形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚の骨抜具である。
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