JP3146058U - 水切り機能を備えた包丁 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便かつ良好に水切りを行える水切り機能を備えた包丁を提供する。
【解決手段】略半円形状の貫通孔5であって、略半円形状の弦が刀身1の長手方向Xに対して傾きを持つ複数の貫通孔5が刀身1の長手方向Xに配設されている。また、弦側が一定の幅を置いて対向した対からなる複数対の貫通孔5として複数の貫通孔5が刀身1の長手方向Xに配設され、弦が略45度の傾き角度で配設され、さらに刀身1の柄4側に複数の微小突起の集合面が配設されている。
【選択図】図1

Description

料理によっては包丁やまな板、鍋、フライパンだけでなく、さらに幾つかの調理器具が必要になってくる。調理器具については、調理作業を都合よく行えるようにするため、種々の提案がなされている。例えば玉ねぎやきゅうり等をスライスし、それをボール内の水によってさらし、水切りをするには、スライサーやボール、水切りが必要になる。このような作業を安定した状態で行うことができるようにするための水切り付調理器(例えば、特許文献1参照)や、切断した食材の剥離性を良くするための刀身の刃先側に付着防止具を備えた包丁(例えば、特許文献2参照)などが提案されている。
特開平11−76641号公報 特開平10−71092号公報
しかし、調理器具の種類が増えれば、それだけ収納スペースが必要になり、キッチンが狭い住宅では、収納スペースが問題になる。そこで、1つの調理器具で複数の機能を併せもたせれば、狭小なキッチンでのスペース問題を改善することができる。本考案は、包丁を使用して簡便かつ良好に水切りを行えるようにし、調理器具を少なくし狭小なキッチンでのスペース問題を改善することができるようにするものである。
そのために本考案は、略半円形状の貫通孔であって、前記略半円形状の弦が刀身の長手方向に対して傾きを持つ複数の貫通孔が刀身の長手方向に配設されていることを特徴とする。また、前記弦側が一定の幅を置いて対向した対象な略半円形状の貫通孔の対により前記複数の貫通孔が刀身の長手方向に配設されていることを特徴とし、前記弦が略45度の傾き角度で配設されていることを特徴とし、さらに刀身の柄側に複数の微小突起の集合面が配設されていることを特徴とする。
本考案によれば、包丁の刀身の長手方向に配設された複数の略半円形状の貫通孔より水切りを行うので、円形状の貫通孔と異なり貫通孔5の略半円形状の弦と弧の角により食材を流れ出にくくすることができる。
また、弦側が一定の幅を置いて対向した対象な略半円形状の貫通孔の対にして配設することにより、さらに、弦が略45度の傾いた角度で配設することにより、食材をより弦部で引っ掛かりやすくして、食材を貫通孔から流れ出にくくすることができる。
したがって、パスタや麺類に対しても貫通孔から流れ出るのを止めることができ、水切り作業を容易に行うことができる。包丁の刀身の長手方向に配設された複数の略半円形状の貫通孔はまた、切断された食材を包丁の刀身から剥離しやしくするという効果も併せ有している。
さらに、刀身の柄側に複数の微小突起面を配設することにより、この微小突起面を使って、例えばパスタ料理をする場合には、ニンニクを押し潰したり、擦りおろしたりすることができる。
このように本考案によれば、包丁を水切りとして、さらには擦りおろしや押し潰し器としても使えるので、調理器具を減らすことができ、狭小なキッチンでのスペース問題を改善することができる。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本考案に係る水切り機能を備えた包丁の実施の形態を説明する図であり、1は刀身、2は刃先、3は背、4は柄、5は貫通孔を示す。
図1に示す本考案に係る水切り機能を備えた包丁の実施形態は、包丁の刀身1の刃先2と平行な方向、つまり刃先2と背3の間で柄4の方に向かう図示長手方向Xに複数の貫通孔5が配設されるものである。それぞれの貫通孔5は、半円形状であって、その半円形状の弦が刀身1の長手方向Xに対して傾きθを持ち弦側が一定の幅を置いて対向した対象な略半円形状の貫通孔5の対により複数の貫通孔5が刀身1の長手方向Xに配設される。
本実施形態は、水切り機能を備えた包丁として、例えば鍋やボールの中の湯や水にさらしたパスタや麺類その他の食材について水切りを行うときに使うことができる。本実施形態の包丁では、刀身1の面を鍋やボールの縁側に当てて鍋やボールを傾けることにより、貫通孔5から水切りを行うことができる。このとき、貫通孔5は、円形状ではなく半円形状であるので、この貫通孔5の弦と弧の角で食材を流れ出にくくしている。
さらに、半円形状の弦側が一定の幅を置いて対向した対からなる複数対の貫通孔5とすることにより、また、半円形状の弦に包丁の刀身1の刃先2と平行な長手方向Xに対して傾きθを持たせることにより、食材が流れ出るのを貫通孔5の半円形状の弦と弧の角で止めやすくしている。貫通孔5を円形状や矩形状にした場合には、半円形状のような弦と弧の角がないため、食材が流れ出るのを止め難くなるが、半円形状の弦を長手方向Xと平行にした場合にもこれと同様になる。したがって、半円形状の弦が長手方向Xと平行にならず傾きを持たせることで、食材が流れ出るのを貫通孔5の半円形状の弦と弧の角で止めやすくすることができる。
図2は本考案に係る水切り機能を備えた包丁の他の実施の形態を説明する図、図3は本考案に係る水切り機能を備えた包丁のさらに他の実施の形態を説明する図であり、6は微小突起の集合面を示し、図1と同一の符号は同一の構成要素を示している。
図2に示す本考案に係る水切り機能を備えた包丁の実施形態は、図1に示す包丁の実施形態において、さらに刀身1の柄4側に複数の微小突起の集合面6を配設したものである。微小突起の集合面6は、鮫肌のような微小突起が密集した面とすることにより、ニンニクなどを例えばまな板に押しつけて潰したり、擦りおろしたりするために使うことができる。本実施形態の包丁は、水切り器、擦りおろしや押し潰し器としても兼用できるようにしたものである。
図1及び図2に示す実施形態では、半円形状の貫通孔5として、弦が略45度の傾き角度θで配設されているが、図3(a)で示すように半円形状の弦が略90度の傾き角度で配設されていてもよい。また、図3(b)、(c)に示すようにそれぞれの貫通孔5の半円形状の弦の傾き角度が同じなり、あるいは半円形状の貫通孔5の向きが同じになるように配設されていてもよい。
なお、本考案は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記実施の形態では、刀身1の長手方向Xに直線状に複数の貫通孔5を配設したが、1列に配設するだけでなく複数列にして配設してもよいし、直線状ではなく千鳥状に
配設してもよい。また、半円形状の貫通孔5は、真円を半分にした形状でなくても、楕円や長円を半分してもよいし、所謂略半円形状であればよい。勿論、先に述べたように弦に傾き角度を持たせる点では、30度や60度など45度、90度以外でも任意の傾き角度で配設されていればよい。さらには、貫通孔5の半円形状の弦の傾き角度や半円形状の貫通孔5の向きがバラバラであってもよい。このことにより、食材が流れ出るのを貫通孔5の半円形状の弦と弧の角で止めやすくすることができる。
本考案に係る水切り機能を備えた包丁の実施の形態を説明する図 本考案に係る水切り機能を備えた包丁の他の実施の形態を説明する図 本考案に係る水切り機能を備えた包丁のさらに他の実施の形態を説明する図
符号の説明
1…刀身、2…刃先、3…背、4…柄、5…貫通孔、6…微小突起の集合面

Claims (4)

  1. 略半円形状の貫通孔であって、前記略半円形状の弦が刀身の長手方向に対して傾きを持つ複数の貫通孔が刀身の長手方向に配設されていることを特徴とする水切り機能を備えた包丁。
  2. 前記弦側が一定の幅を置いて対向した対象な略半円形状の貫通孔の対により前記複数の貫通孔が刀身の長手方向に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の水切り機能を備えた包丁。
  3. 前記弦が略45度の傾き角度で配設されていることを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の水切り機能を備えた包丁。
  4. さらに刀身の柄側に複数の微小突起の集合面が配設されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の水切り機能を備えた包丁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022084556A (ja) * 2020-11-26 2022-06-07 アクトテック株式会社 切断刃および切断装置

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