JP3081324B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3081324B2
JP3081324B2 JP03312599A JP31259991A JP3081324B2 JP 3081324 B2 JP3081324 B2 JP 3081324B2 JP 03312599 A JP03312599 A JP 03312599A JP 31259991 A JP31259991 A JP 31259991A JP 3081324 B2 JP3081324 B2 JP 3081324B2
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JP
Japan
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drain
holder
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air conditioner
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卓郎 西原
時彦 高山
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はドレン検知器とドレン
ポンプとを備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】ドレンパン内のドレンを検知するドレン
検知器と、ドレンを排出するためのドレンポンプとを備
えた空気調和機は種々販売されており、ドレン検知器と
してフロートスイッチや電極を用いたものがある。
【0003】図5にはドレン検知器50として電極を用
いた例を示し、51はドレンパン52に臨む1組の電極
で、両電極間の導通の有無でドレンを検知している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す前記ドレン
検知器は、その電極51を保持具53に載置し易くする
ために、保持具53の引掛片54が小さく形成されてい
る。
【0005】このため、電極51が保持具53からずれ
易く、外れ易かった。
【0006】また、電極51が保持具53からずれた
り、外れたりしても、この電極51をドレンパン52や
他の構成部品に隠れて確認できないため、ドレン検知器
が検知不良となり室内にドレンの漏れることがある。
【0007】この発明は、ドレン検知器の検知不良によ
る室内へのドレン漏れを防止できる空気調和機を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、熱交換器
と、この熱交換器からのドレン水を受けるドレンパン
と、このドレンパン内のドレン水を検知するドレン検知
器と、この検知器が取り付けられる板状の保持具と、ド
レン検知器からの信号に基づいてドレンを排出するドレ
ンポンプとを備えた空気調和機において、ドレン検知器
は保持具を貫通し且つこの保持具を挟持するように取り
付けられている。
【0009】
【作用】この空気調和機では、ドレンパン内のドレン水
を検知するドレン検知器は、板状の保持具を貫通し且つ
この保持具を挟持するように取り付けられている。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
【0011】図4において、1は天井埋込型の空気調和
機2の本体で、この本体は天井空間3内に吊下げられて
設置される。
【0012】そして、この本体1は冷媒により冷房、温
水により暖房、冷媒と温水により除湿運転を行えるもの
である。
【0013】4は本体1に温水配管5と冷媒配管6とで
接続された室外ユニットで、その内部にバーナー、室外
熱交換器、冷媒圧縮器〔何れも図示せず〕を備えてい
る。
【0014】7は温水コンセント、8はこのコンセント
に接続される温水プラグ、9は床暖房用の温水マット、
10はこのマットと温水プラグ8とをつなぐ温水ゴム
管、11は温水マット9の上に敷かれるオーバーカーペ
ットである。
【0015】尚、除湿運転、暖房運転の際に温水流量を
制御するための流量可変弁〔図示せず〕が本体1に設け
られている。
【0016】そして、化粧パネル40を取外すと見える
本体1の位置に、空気調和機1の設置の注水時に前記流
量可変弁を全開させるスイッチ〔図示せず〕が設けられ
ている。
【0017】図2,図3において、12は本体1内に略
ハの字状に配置された熱交換器、13は本体1の上部の
コーナー側に配置された送風機、14はドレン検知器が
載置される保持具、15はドレンパン16内のドレンを
排出するためのドレンポンプで、このドレンポンプや保
持具14は本体1にねじ止めされる。
【0018】図1において、17は2組の電極18,1
9,20,21で構成したドレン検知器で、電極18,
21間が導通する〔ドレンが運転水位Aに達する〕と、
この電極からの信号に基づいて、ドレンポンプ15が運
転を開始しドレンを排出する。
【0019】電極19,20間が導通する〔ドレンが警
報水位Bに達する〕と、この電極からの信号に基づいて
本体1の運転が停止される。
【0020】2組の電極18,19,20,21は合成
樹脂で形成された固定具22と、金属で形成された検知
部23と、端子24を止めるための金属製固定部25と
が設けられている。
【0021】固定具22には溝26が形成されており、
この溝には略E字状の金属製止め具27が嵌込まれる。
【0022】また、この止め具27は電極を保持具14
に止めており、かつ、この止め具14は保持具14の底
面28に接して取付けられている。
【0023】29は端子24のリード線、30は端子2
4の固定用ビス、31は保持具14に一体に設けた引掛
片である。
【0024】ドレンパン16は内側の合成樹脂性のドレ
ン受け32と、外側の発砲スチロール製の断熱材33と
で構成されている。
【0025】このように構成された空気調和機では、ま
ず最初に保持具14にドレン検知器17の電極18,1
9,20,21が載置される。
【0026】このとき、保持具14の引掛片31に固定
具22が引掛かるまで電極18,19,20,21を挿
入してこれら電極は載置される。
【0027】次に、止め具27が電極18,19,2
0,21の溝26に嵌め込まれる。従って、ドレン検知
器17は、板状の保持具14を貫通し且つこの保持具1
4に設けられた引掛片31と止め具27とでこの保持具
14の板状の部分を挟持するように取り付けられてい
る。
【0028】止め具27は保持具14や電極18,1
9,20,21に対して別体のため、これら電極を保持
具14に載置する作業は行いにくくなっていない。
【0029】また、電極18,19,20,21に止め
具27が嵌め込まれると、これらの電極の上下方向の動
きは完全に止められるので、上下方向の精度は±0.0
5mm以内におさまる。
【0030】次に、本体1の組付け作業が行われる。
【0031】その本体1の組付け作業は、本体1を上下
逆にした状態で、送風機13、熱交換機12、ドレンポ
ンプ15、保持具14、ドレンパン16の順で行われ
る。
【0032】このドレンパン16を本体1に取付ける際
に、電極18,19,20,21を押えるような力〔電
極を上向きに押上げるような力〕が加わったとしても、
これら電極は止め具27で保持具14に止められている
ので、これら電極はずれたり外れたりしない。
【0033】本体1の組付け作業が終わると、この本体
は上下逆のままダンボール箱等に梱包され、輸送され
る。
【0034】保持具14に輸送時の振動が加わっても、
止め具27により電極18,19,20,21はずれた
り外れたりしない。
【0035】本体1が設置場所に輸送されると、この本
体は上下が正しい方向に反転され、天井空間3内に吊下
げられる。
【0036】次に、室外ユニット4と本体1とを温水配
管5と冷媒配管6とで接続すると共に、温水コンセント
7を室内壁に設置する。
【0037】最後に、必要に応じて室内に温水マット9
を敷くと共に温水プラグ8を温水コンセント7につな
ぐ。
【0038】保持具14から電極18,19,20,2
1がずれたり外れたりしないので、空気調和機2が冷房
運転されているとき、ドレン検知器17の検知不良が防
止されるから、ドレンポンプ16によりドレンが適切に
排出されドレンの室内へ漏れが防止される。
【0039】また、暖房運転時には、本体1により天井
から温風が吹出され、温水マット9で床から暖められる
ので、垂直方向の温度分布が非常に良く、使用者は非常
に快適さを感じることができる。
【0040】特に、本体1から温風を吹出す暖房では、
床面から5cmまでの温度分布が悪いとされていたが、
この温風による暖房と共に温水マット9による床暖房に
よって、床面から5cmまでの温度分布が良くなる。
【0041】また、冬季等に、本体1を除湿運転させる
と共に、温水マット9による床暖房を行うと、本体1か
らの吹出空気の温度が室温と変わらないため、使用者は
頭寒足熱を充分に体感できる。
【0042】
【発明の効果】この発明は、熱交換器と、この熱交換器
からのドレン水を受けるドレンパンと、このドレンパン
内のドレン水を検知するドレン検知器と、この検知器が
取り付けられる板状の保持具と、ドレン検知器からの信
号に基づいてドレンを排出するドレンポンプとを備えた
空気調和機において、ドレン検知器は保持具を貫通し且
つこの保持具を挟持するように取り付けられている。従
って、仮に空気調和機が上下逆にした状態でドレン検知
器が組付けられたり、上下逆にした状態で輸送されて
も、ドレン検知器は保持具を貫通し且つこの保持具を挟
持するように取り付けられているので、ドレン検知器の
検知不良によるドレンの室内への漏れを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す天井埋込型空気調和
機の要部断面図である。
【図2】同天井埋込型空気調和機の本体の斜視図であ
る。
【図3】同天井埋込型空気調和機の本体の要部分解斜視
図である。
【図4】同天井埋込型空気調和機の使用状態を示す説明
図である。
【図5】従来の天井埋込型空気調和機のドレン検知器を
示す要部断面図である。
【符号の説明】
2 空気調和機 12 熱交換器 14 保持具 15 ドレンポンプ 16 ドレンパン 17 ドレン検知器 27 止め具 28 底面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器と、この熱交換器からのドレン水
    を受けるドレンパンと、このドレンパン内のドレン水を
    検知するドレン検知器と、この検知器が取り付けられる
    板状の保持具と、前記ドレン検知器からの信号に基づい
    てドレンを排出するドレンポンプとを備えた空気調和機
    において、前記ドレン検知器は前記保持具を貫通し且つ
    この保持具を挟持するように取り付けられていることを
    特徴とする空気調和装置。
JP03312599A 1991-11-27 1991-11-27 空気調和機 Expired - Lifetime JP3081324B2 (ja)

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JPH05149577A JPH05149577A (ja) 1993-06-15
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004112238A1 (ja) * 2003-06-13 2004-12-23 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki 低雑音増幅器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004112238A1 (ja) * 2003-06-13 2004-12-23 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki 低雑音増幅器

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