JP3080935U

JP3080935U - スポンジ携帯用パッケージ

Info

Publication number: JP3080935U
Application number: JP2001001989U
Authority: JP
Inventors: 澄子杉本
Original assignee: テクノ・インター株式会社
Priority date: 2001-04-09
Filing date: 2001-04-09
Publication date: 2001-10-19
Anticipated expiration: 2007-04-09

Abstract

(57)【要約】【課題】スポンジを、どこでも任意に使用し易いよう
に、携帯できる、スポンジ携帯用パッケージを提供す
る。【解決手段】透明フィルム２からなる袋にシート状の
合成樹脂製スポンジ１を収納してなるものであり、該袋
が背面中央部にスリット４が設けられており、該スリッ
ト４からスポンジが出し入れ可能となってい。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、洗浄又は清掃用スポンジ携帯用のパッケージに関する。

【０００２】

【従来の技術】

スポンジを洗浄又は清掃用に使用することは広く実施されている。しかし、スポンジは台所や風呂場、洗面場等に裸でおかれるだけであり、座敷や外出先等で、スポンジを使用したいと思っても、即座にそれを使用することはできなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、各種スポンジを、どこでも任意に使用し易いように、携帯できる、スポンジ携帯用パッケージを提供することを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案では、透明フィルムからなる袋にシート状の合成樹脂製スポンジを収納し、該袋の背面中央部に設けたスリットから、スポンジが出し入れ可能となるようにすることによって、上記課題を解決した。

【０００５】合成樹脂製スポンジは、厚さ８〜１５mm程度のシート状であるのが好ましく、該スポンジの材質等は特に限定されないが、そのままの状態で清掃効果に優れる、連続気泡を有する、嵩密度が８〜１１ kg/m³であるメラミン樹脂系スポンジであるのが好ましい。

【０００６】本考案の袋は、表面側が透明無地で、背面側に、前記スポンジについて説明が印刷されており、かつ、袋の表面とスポンジの間に、コマーシャル等を印刷した紙が挿入されているものとすることによって、スポンジの用途が明確となり、しかも宣伝効果に優れたものとなり、利用価値が高まるものとなる。

【０００７】なお、スポンジの形状は特に限定されないが、７０〜１２０mm×１００〜１４０ mm程度の角形とするのが、ポケットに入れて携帯し易く、有用である。

【０００８】袋は、スポンジの大きさに適合するものであればよく、例えば、筒状のフィルムにスポンジを入れ、開口部をシールし、背面中央部にスリットを設けたものであっても、また、帯状のフィルムを三つ折りにして、スポンジを覆い、フィルムの端部が重なり合った面を表面とし、背面中央部にスリットを設け、左右の開口部をシールしたものであってもよい。

【０００９】特に、上記メラミン樹脂系スポンジを使用する場合、スポンジを手で小さく千切って、微細な部分の清掃にも適用できるので、携帯し易い、透明袋への収納は、利用価値あるものとなる。

【００１０】

【実施例】

次に、本考案の一例について、図面に従って説明する。図１の製品は、緻密な連続気泡を有する約９ kg/m³の嵩比重のメラミン樹脂系スポンジ（８ｍｍ×７５ｍｍ×１１０ｍｍ）１を、合成樹脂フィルム２からなる筒体（幅９０ｍｍ、長さ１２０ｍｍ）に入れ、左右の開口部を熱融着シールしたものである。

【００１１】この筒体は背面中央部にミシン目３が入っており、使用時にこのミシン目３を開いて、スポンジ１の取り出し用のスリット４とできるようになっている。

【００１２】なお、スポンジ１と袋の表側のフィルム２の間には、広告用に印刷された紙５が挟まれており、裏側のフィルム２には、スポンジ１の取り扱い説明６が印刷されている。

【００１３】次に、図２の製品は、２３０ｍｍ×１３０ｍｍの合成樹脂フィルム２で図１の製品と同様のメラミン樹脂系スポンジ１を覆い、左右の開口部を熱融着シールしたものである。表面側は、フィルム２が二重に重なり、裏面側には中央部に使用時にスリット４として開口するミシン目３が設けられている。なお、図２の製品も図１のものと同様、スポンジ１と袋の表側のフィルム２の間には、広告用に印刷された紙５が挟まれており、裏側のフィルム２には、スポンジ１の取り扱い説明６が印刷されている。

【００１４】

【考案の効果】

本考案では、清掃用スポンジを、ポケットに入れて携帯し、どのような場所でも、任意に使用し易いものとする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一例を示し、Ａは裏面側からみた斜視
図、Ｂは断面図である。

【図２】本発明の一例を示し、Ａは裏面側からみた斜視
図、Ｂは断面図である。

【符号の説明】

１スポンジ２フィルム３ミシン目４スリット

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】透明フィルムからなる袋にシート状の合
成樹脂製スポンジを収納してなるものであり、該袋が背
面中央部にスリットが設けられており、該スリットから
スポンジが出し入れ可能となっていることを特徴とする
スポンジ携帯用パッケージ。
【請求項２】合成樹脂製スポンジが厚さ８〜１５mmの
シート状である請求項１のスポンジ携帯用パッケージ。
【請求項３】合成樹脂製スポンジが、連続気泡を有す
る、嵩密度が８〜１１ kg/m³であるメラミン樹脂系スポ
ンジである請求項１または２のスポンジ携帯用パッケー
ジ。
【請求項４】前記袋の表面側は透明無地で、背面側
に、前記スポンジについて説明が印刷されており、か
つ、前記袋の表面と前記スポンジの間に、コマーシャル
等を印刷した紙が挿入されている請求項１〜３いずれか
１項のスポンジ携帯用パッケージ。
【請求項５】前記袋が、筒状のフィルムにスポンジを
入れ、開口部をシールし、背面中央部にスリットを設け
たものである請求項１〜４いずれか１項のスポンジ携帯
用パッケージ。
【請求項６】前記袋が、帯状のフィルムを三つ折りに
して、スポンジを覆い、フィルムの端部が重なり合った
面を表面とし、背面中央部にスリットを設け、左右の開
口部をシールしたものである請求項１〜４いずれか１項
のスポンジ。